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Rozen Maiden ローゼンメイデン SS総合 4

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 11:34:50 ID:/Yi1uiTn
このスレは、タイトル通り
ローゼン関連のSSを取り扱っていきます。

※表現の自由  ※批判の自由  ※投稿の自由
これらの自由を念頭に置き、楽しく愉快に進めていきましょう。


■前スレ Rozen Maiden ローゼンメイデン SSスレ 3
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1130981955/l50

ttp://rozen.s151.xrea.com/index2.html (更新停止
↑ SS作品集・過去の作品
ttp://rozen-thread.org/2ch/test/threadsearch.cgi?t=ss1 (完全版
↑ SS総合・まとめ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127569837/l50
↑ 薔薇乙女(ローゼンメイデン)のエロ小説 第3話 (エロパロ

2 :みけ:2005/12/24(土) 11:36:43 ID:pBE+Up4Q
                      /i
                    / l
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                 /    l
       , -ー ''ヽ.  .i~/、     l
 _    / ,,~-ヽ、 ヽ、/_,,ヽ_    ./
l`'ー-~、フ~`'''ー- , -ー'~ `ヽ, -ー''''~.7ー'
.'、 、./   ,   ,       'n   /
 l,/ '-,- ./ヽ,  l,ヽ,  i _ ,-'. ヽ,_/
. `i  l .lニ,=、-、.l -,ニニ、'、'l  .ri~
 .レi'`i'l l l-;l  `` l-;.l ' lレ,ヽl.l
  '`l/l_''i'` ~''' 、 _,,,`,''' ./-':ノレ
     'ヽ、_`''i''~  ノ_,=-~~
   ., -ー-'、'`'i`''i'''~lノ l l7777二,~'i
 r'7 、`ヽ,ノ、レ''~l~ヽ'-l 'i///   ヽ.
 ヽl、_ー,ノi,,、イ  l_ `、 l 'i,/、_ _, ノー-、
   ./7   .l    `'ー`.l'i 'i  ~ `i   l
  /./ _,-' 、,_    _,, l l '、   ヽ、>-'
  '-'' i ./  ~`''''~ , l,,,,`、 ヽ.、 --l
     `l   .l   l .l,,,、、.l- l,-一.l
      'i--'、,l,,,,,/''ヽ'-l,  ヽ- '   l
     /:ヽ--':/.l  .l  '----一 '''~
     l;_: : :/ l  .l
      `'''~, -'''~`ヽ,
        l    ,ノ
       ./,, -- 、 'i
       .l:-':~:~:ヽl
       l : : : : : /
        `ー- '
2はいただいたみゃ〜


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 13:23:39 ID:/Yi1uiTn
■スーパーリンク
ttp://www.tbs.co.jp/rozen-maiden/
↑ TBS公式
ttp://p-pit.ktplan.ne.jp/
↑ もものたね (原作PEACH-PITのHP)
ttp://www.gentosha-comics.net/birz/index.html
↑ コミックバーズ
ttp://kanaria.ddo.jp/rozen_upload2/
↑ アップローダー (画像関連)
ttp://i.cool.ne.jp/rozen-aa/
↑ ローゼンメイデンAA保管庫
ttp://futaba-info.sakura.ne.jp/cgi/dic/chara/ziten.cgi?action=aiu_i
↑ 虹裏キャラ辞典 (実装・赤提灯など)

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 21:03:33 ID:YVmBhNaH
            | ̄``''、_
            |     `゙-、____
            L -‐ '´  ̄ `ヽ- 、   〉
          /           ヽ\ /
        //  /  /      ヽヽ ヽ〈
        ヽ、レ! {  ム-t ハ li 、 i i  }ト、
         ハN | lヽ八l ヽjハVヽ、i j/ l !
         /ハ. l ヽk== , r= 、ノルl lL」
        ヽN、ハ l   ┌‐┐   ゙l ノl l
           ヽトjヽ、 ヽ_ノ   ノ//レ′
    r777777777tノ` ー r ´フ/′
   j´ニゝ        .l|ヽ  _/`\
   〈 ‐.   こ     lト、 /   〃ゝ、
   〈、ネ..   こ テ  .lF V=="/ イl.
   ト |..   ま ン  とニヽ二/   l
   ヽ.|l.   で プ  〈ー-   ! `ヽ.  |
      |l     レ   lトニ、_ノ    ヾ、|
      |l__________l|   \    ソ

5 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:28:22 ID:iHepkCPP
はじめまして、ケットシーです。
このスレの一発目をいかせてもらいますね。
クリスマスほのぼの物です。

6 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:29:16 ID:iHepkCPP
ジュンのクリスマスプレゼント


 商店街は電飾とこの時期限定の音楽で溢れている。
 今日は世界的なお祭りの日。
 桜田家でもツリーが飾られ、ケーキと料理が並ぶ。
 クリスマスパーティーの真っ最中だ。
「メリークリスマス!」
 のりが高校生とは思えないはしゃぎ様でクラッカーを鳴らす。
 ローゼンメイデンの彼女達を迎えて初のクリスマス。
 去年は弟のジュンと楽しくケーキを食べようとして見事に散った。
 今年は人形達のおかげで、ジュンもパーティーに参加してくれている。
 弟想いののりにとって、これ以上嬉しいことは無い。
「私、神なんて信じてないのだけど」
 そんな中、空気を読まない声が聞こえる。犯人は真紅だ。
 ジュンは気乗りしない態度をしながらも、それとなく注意する。
「僕も姉ちゃんもキリスト教じゃないよ。日本のクリスマスはただのお祭り。宗教なんか関係ないのさ」
「いい加減な国民性ね。ま、おいしいケーキが食べられるからいいのだけど」
「そうですぅ。楽しければなんでもいいのですぅ!」
 浮かれた翠星石がサンタ帽子を被って踊る。実はのりと同じ想いだったりする。

7 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:30:06 ID:iHepkCPP
「翠星石もケーキ作りを手伝ったですよ。ジュンも食べるです」
「食べてるって」
 騒ぐ周りに若干辟易しながらもジュンはケーキを食べる。
 もう一人元気な女の子がいるのだが、今日は保護者が付いているのでジュンも助かっている。
「雛苺、クリームで汚れてるわよ」
「うぃ……トモエ、取ってぇ」
 巴がほっぺに付いた生クリームを指で取ってあげる。彼女もクリスマスパーティーに招待されていた。
 親子のような微笑ましい光景を見ていた時、雛苺が面白いことを言い出した。
「トモエ、サンタクロースさんはまだ来ないの?」
「え?」
 巴は思わず唖然としてしまう。最近では小さな子供でも言わないことだ。
 それを聞いた翠星石は、これ見よがしに笑い転げる。
「キャハハハ、傑作ですぅっ。サンタクロースなんて来るわけねーですぅっ」
「どうして?」
 雛苺は聞き返すが、翠星石は笑いすぎて答えられない。

8 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:31:23 ID:iHepkCPP
 仕方がないので、真紅が代わりに教えてあげる。
「雛苺、サンタクロースなんてものは人間が創った御伽話みたいなものよ。元になった人物はいるけど、それも普通の人間でもう死んでるわ」
 さすが真紅。夢もへったくれも無い。
 そのあまりに無慈悲な言い方に、ジュンまで雛苺を心配して苦笑いする。
「いるの! サンタクロースさんはちゃんと生きてるのッ!」
「聞き分けの無い子ね」
 泣きそうになって反論する雛苺を見ても、真紅は少しも退かない。
 こうなると雛苺がかわいそうになってくる。
 のりが見ていられなくて間に入る。
「サンタさんはいるわよ。もう少ししたら、来てくれるんじゃないかな。ね? 巴ちゃん」
「は、はい。そうかもしれませんね」
 困る話を降られ、巴は苦しい笑顔で同意する。
 ようやく場の空気を読めた真紅は、もう何も言わない。
「サンタクロースさん、早く来ないかな〜」
 機嫌を取り戻した雛苺は、希望で胸を膨らませながらサンタクロースを待つ。
 のりと巴は罪悪感を感じずにはいられない。サンタクロースが実在するわけがない。
 そこで、のりはさりげなくジュンに近寄って小声で話す。
「ジュン君、ちょっと一緒に来てほしいの」
 ジュンは特に考えず、そのままのりと廊下に出た。

9 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:32:23 ID:iHepkCPP


「こんなの着れるかあッ!!」
「お願い、ジュン君。今日だけだからぁ」
「今日以外もあるのかよッ」
 一階の物置から怒声が轟く。幸い、パーティー会場のリビングには聞こえていない。
 怒鳴るジュンの前には赤と白の服や帽子。
 そう、サンタさんの衣装がなぜか用意されていたのだ。長い付け髭、付け眉毛も完備してある。
 のりが盛り上げようと自分で使おうとしていたのだろう。
「雛ちゃんを悲しませたくないの」
「だったら、おまえが着ろよ」
「私が着てもお婆さんにしかなれないわ」
 珍しく必死に食い下がるのりに、ジュンも折れるしかなかった。
「……今回だけだからな」
「うん、ありがと〜」
 ジュンはぶかぶかの赤い服を着込み、メガネを外す。
 髭と眉毛を付け、帽子を被る。
 プレゼント袋を背負ったらサンタクロースの完成だ。

10 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:33:31 ID:iHepkCPP


 先にリビングに戻ったのりは、雛苺ばりに期待しながらサンタを待つ。
 そして、運命の時は訪れる。
「メリークリスマスッ!!」
 できるかぎり野太く作った声がリビングに響き渡る。意外にもジュンはやる気だった。
「わあっ、サンタクロースさん、いらっしゃいなの!」
 雛苺が真っ先に駆け出す。その溢れる笑顔は今にも零れそうだ。
 それに対し、他のみんなの反応は無い。
 どうやら、男性的な声に驚いて固まっているようだ。首謀者ののりまで驚いてどうする。
「本当にサンタクロースさんだぁ」
 ジュンの胸に飛びついた雛苺は、長く蓄えられた髭をしげしげと見る。
 役になりきっているジュンは、そんな可愛げのある雛苺の頭を撫でる。普段は滅多にしない行為だ。
 しかし、その行為が裏目に出る。
「ジュン、そんな格好で何をしているの?」
 場違いな言葉が発せられる。またも犯人は真紅だ。
 彼女は雛苺へのジュンの態度が気に入らなかった。ようするに、嫉妬しているのだ。
「な、何を言っているんだね、お嬢さん。私はサンタクロースだよ」
 ジュンは内心ではらわたが煮えくり返るのを抑え、それでも太い声で演じ続けようとする。
「ジュンなの……?」
 雛苺が髭と眉毛で隠れていない部分を見ようとする。
 ジュンは怪しまれない程度に顔を逸らそうと頑張る。
 しかし、もう一人の嫉妬女が引導を渡す。

11 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:34:25 ID:iHepkCPP
「チビ苺、その真っ白なお髭を引っ張ってみるです。すぐに正体が判るですよ」
 終わった。もうジュンに逃げ場は無い。
 雛苺が髭の端を掴んで引っ張ると、ジュンの情けない顔とご対面になった。
「雛苺……」
 もう演じる必要は無い。ジュンの力ない声は聞き慣れたものに戻っている。
 偽者だと知った雛苺は、一気に表情を沈ませる。
 でも、それは一瞬だけ。雛苺はすぐに笑顔になってみせた。
「ありがとなのっ。ヒナのサンタクロースさんはジュンでいいの。いいえ、ジュンがいいの!」
 嬉しそうにジュンに抱きつくのを見て、巴とのりは胸を撫で下ろす。
 真紅と翠星石の嫉妬二人組は、予想外の展開に呆気に取られる。
 同じく呆気に取られていたジュンだが、事無きを得たのが分かって活気付く。
「よーし、雛苺。いい子だからプレゼントをやろう」
 抱きつく雛苺と背中の荷を降ろし、袋からプレゼントの箱を出す。
「ジュン、ありがとなのーっ」
 受け取った雛苺は、大喜びで箱を高く掲げ上げる。
 ジュンは袋を抱え、巴の所へ行く。
「はい、柏葉さん」
「え……いいの?」
「人数分あるから」
 巴は戸惑いながらも受け取り、その箱を眺める。これは、巴の宝物の一つとなった。

12 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:35:14 ID:iHepkCPP
「ジュンく〜ん、お姉ちゃんにもちょうだ〜い」
「これ自分で買ってきたやつだろッ」
「お姉ちゃんもプレゼントが欲しいのぉ」
 やたらと欲しがる姉にもプレゼントを渡した後、ジュンは腰を下ろして一息つく。
 それを見ていた真紅と翠星石は黙っていられない。
「ジュン、私のは?」
「翠星石のもです!」
 ジュンは言い寄る二人を一瞥し、ここぞとばかりに仕返しをする。
「おまえらはいい子じゃないからなぁ。どうしよっかな〜」
 そう言われた二人は、揃って懸命に弁解しようとする。それほどまでにプレゼントが欲しいのだ。
「わ、私はいい子にしてたのだわ」
「翠星石もいい子ですぅ」
「この前なんて、誰かが閉め忘れた冷蔵庫を閉じてあげたわ」
「私だって、のりの食事の用意を手伝ったりするですっ」
「他にもあるわ。えっと、そう、あれよ!」
「私もそれだけじゃないです!」
 二人は善き行いを無理にでも捻り出す。
 その滑稽な――本人は必死なのだが――様子を十分に堪能したジュンは、袋に手を差し入れる。
「ほら、あげるよ」
 受け取った二人は、雛苺と変わらない顔を見せる。素直に喜ぶ姿は可愛らしい。
 みんなが喜んでくれて、ジュンにはそれが最高のクリスマスプレゼントになった。
 こうして、パーティーは大成功に終わった。


おわり

13 :ケットシー:2005/12/25(日) 20:36:31 ID:iHepkCPP
長文失礼。
このSSがこのスレみんなクリスマスプレゼントになればいいな。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 20:41:54 ID:U5eRAMrI
超GJ!!
温かい気分になれました。(*^^*)

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 21:17:03 ID:/AuQLDoU
GJ!!!

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 22:49:05 ID:GJaPa1kO
まぁ、たまにはこんなSSも悪くない
GJ!


所で、恒例の住人チェックと行きたいんだが
カウントさせては くれんかね?

まずは漏れから



17 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2005/12/25(日) 22:57:03 ID:SK+mMUcR
2

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 22:58:54 ID:WypOt2NG


19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 23:01:11 ID:boo4WU+y
4

20 :修業僧:2005/12/25(日) 23:08:29 ID:TZMDGK/p
少女が二人歩いていた
今日はクリスマス
二人の目的はケーキである
『はじめてのおつかい』


「ジングルデ〜ス♪ジングルデ〜ス♪鈴が〜なる〜♪」
「違うよ翠星石。ジングルベルだよ」
「し、知っているです。
それくらい常識です。 そんなことより、どうして翠星石達がケーキを買いに行かなければならないんですか!?納得いかねーです」
「まぁまぁ、ケーキも買ったことだし早く帰ってパーティーをしようよ」
「帰ったらみてるですよ人間。それと雛苺にはケーキの苺をぬいといてやるです。イーヒッヒッ」
「またそういうことを…」

21 :修業僧:2005/12/25(日) 23:19:06 ID:TZMDGK/p
そんなこんなで家の近くの公園にさしかかったとき
ガサガサ
「ひっ、そっ蒼星石今あそこで何か動いたです」
「え?どこ?全然気付かなかったけど…」
「あそこですぅ」
翠星石は公園の茂を指差した。
「…?何もいないよ。気のせいじゃないかな?」
「本当にいたです。私を信じないですか?」
「そういうわけじゃ《ガサガサ」
「ひーっ」
翠星石はとっさに蒼星石の後ろに隠れた
「ほ、ほら見るです。やっぱり何かいるんです」
「誰かいるの?出ておいで」
「止めるです蒼星石」
「もしかして怖いの?翠星石」

22 :修業僧:2005/12/25(日) 23:32:55 ID:TZMDGK/p
「そ、そんなわけないです。そこにいる奴!とっとと出て来るです」
翠星石は意地をはって前にでる
「デスゥ?」
出てきたのは人間でも犬でも猫でもなく、翠星石にそっくりな生き物。
「な、なんですかこいつは!翠星石と似たような格好してるです」
「デスゥ?」
「くくく来るなです」
「デスデスゥ」
「いやーーーー。こうなったら、スイトリーム。これでもくらいやがれです」
「ちょっと待って!ダメだよ、そんなことしたら」
攻撃しようとした寸前、蒼星石はなんとか止めることに成功した
「はなすです、こいつ生かしちゃおけねぇです」

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 23:37:36 ID:9SbzQMvX
真紅大佐はアホだ

24 :修業僧:2005/12/25(日) 23:47:19 ID:TZMDGK/p
「落ち着いて僕の話を聞いて。僕思うんだけどこのこもしかして7体目のドールじゃないかな?」
「こんなへんなのがローゼンメイデン?」
「ムシャムシャ ス?デスゥ」
二人して薔薇水晶?を見る「まさか道で葉っぱを食べてる奴がローゼンメイデンな訳ないです」
「いや、でも」
「でもも、デーモンも閣下もないです」
「じゃあとりあえず連れて帰ってみようよ」
「しゃあねえですね。ほら着いてくるです」
「デスデス」

25 :修業僧:2005/12/25(日) 23:57:27 ID:TZMDGK/p
「ただいまです」
「ただいま」
「あっ!翠星石と蒼星石が帰ってきたの。お帰りなの」
「翠星石ちゃん、蒼星石ちゃんお帰りなさい。ケーキ買えたかしら?」
雛苺とのりの温かい出向かにあったがやはりあの二人は出てこなかった
「当然ですぅ。翠星石にできないことはないです」
「デス」
合わせるように薔薇水晶?がしゃべる
「あら?お友達?いらっしゃい」
「始めましてなの。雛は雛苺って言うの。あなたは?」
「デッデスデスゥ」
「うぃ?」
「馬鹿なことやってないで来るです。 真紅〜ちょっと来るです」

26 :修業僧:2005/12/26(月) 00:08:37 ID:S59MMKMS
「全く騒がしいわね。何かしら?」
めんどくさそうに出てきた真紅。
「このこを見てほしいです。」
薔薇水晶?を前にだす
「デ〜スゥ〜」
「このこがどうかしたの?」
不思議そうな顔をする真紅「もしかしてこのこローゼンメイデンじゃないかと思って…」
真紅は不機嫌な顔付きになる
「蒼星石、あなた姉妹かどうかも分からないの?全く呆れたものだわ。これじゃ雛苺のほうがまだましだわ」
「ガーン」
「うぃ?蒼星石暗い顔してどうしたの?クリスマスなんだから楽しまなけゃだめの。ほら、笑って」
「え!?あっ、うん」

27 :修業僧:2005/12/26(月) 00:21:00 ID:S59MMKMS
「全く想像しいわね。早くこのこ返してらっしゃい。あ、のり紅茶をいれてきて。1分以内ね」
「えー!?真紅ちゃん1分以内って」
「早くしなさい。全く役立たずね」
「ごめんなさーい」
のりはせこせこと紅茶をいれにいった
「あなたたちもケーキを食べるから早く用事を済ませてきなさい。いいわね」
「だから翠星石は違うって言ったです」
翠星石はぶつぶつ言いながら、蒼星石はトボトボ偽薔薇水晶を連れて行った。

―台所―
「あら?ケーキぐちゃぐちゃ。翠星石ちゃん達こけちゃったのかしら?」
「全くほんとに役立たずだわ」


28 :修業僧:2005/12/26(月) 00:22:13 ID:S59MMKMS
とりあえず投稿したものの、自分でも分かる駄作になってしまったので、無視するなり読み流してもらうと幸いです

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 00:23:34 ID:0uylUT0k
分かりました。無視します

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 00:27:37 ID:EbZ1/p9Z
>>29
ちょっwwwおまっwwww

失礼ながら大爆笑でございます。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 03:19:28 ID:EbZ1/p9Z
なんか、凄く… 長くて…

面白いかもどうか分からない文が、今出来そうなんだが
投稿しても構わないかい?

一応、一区切りついたら投稿するつもりなんだけど
どうなるのやら…

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 04:15:43 ID:VkRhgCoa
どうぞどうぞー

33 :31:2005/12/26(月) 05:42:36 ID:EbZ1/p9Z
なんか、読み返してみると
ありきたりの文 だったんで、
もう少し、纏まるまで、時間を置いてみます。

物語りも全然進んでいないので、また今度 ということに為りますね…

すいません

三度目の挫折……か

34 :ケットシー:2005/12/27(火) 01:27:29 ID:ZDzC1M2v
アンダーウェア


 ベッドで読書に耽っていた真紅が本を閉じる。
「ねえ、ジュン」
「ん?」
「あなた、女性の下着に興味ある?」
「ブアッ――なんだよ、急に!」
 突然出た「下着」という言葉にジュンが盛大にうろたえる。耳まで真っ赤にして、まだまだ純情な少年だ。
 真紅はそんな彼を見て楽しむように、淡々と理由を述べる。
「たまには違う下着も着けてみたいの。ジュンに仕立ててもらおうかと思って」
「そんなの作れるかッ!!」
 廉恥心から怒り出すジュン。それでも真紅は意にも介さない。
「そうかしら。あなたなら素敵な下着を作れるはずよ」
 ジュンの裁縫の腕前は、あの真紅を唸らせるほどだ。
 しかし、ジュンが言う「作れない」とは意味が違う。真紅はわざと意味を取り違えた。
「作れても嫌だ」
 ジュンは頑なに拒否する。中学生が女性下着を作るのは、それは抵抗があるだろう。
 真紅は少し考え、とんでもない提案を出す。

35 :ケットシー:2005/12/27(火) 01:28:37 ID:ZDzC1M2v
「なら報酬を付けましょう。特別に、新しい下着の上から私の体を触ってもいいわ」
 生唾を飲み込むジュン。その音は真紅にも聞こえそうだ。
 こんな話を真紅がするはずがない。遊ばれているに決まっている。
 しかし、思春期のジュンの心が煩悩で揺れる。
「本当に――」
「嘘よ。本気にしないで。汚らわしい」
 本気にしたとたん、真紅が早業で冷たくあしらう。
 少しでも期待してしまったジュンは、またも廉恥で怒り狂う。
「ガアアアアア、人形のくせに人を馬鹿にしやがってえッ!!」
 怒って暴れだしたジュンから軽い身のこなしで逃げる。
 逃げ切る間際、こう付け加える。
「でも、本当に見事な下着を仕立ててくれたら、考えてあげてもいいわよ」
「へ?」
 呆気に取られたジュンは、瞬時におとなしくなる。
 この後、彼は作るか作らまいか、たっぷり一週間は真剣に悩み続けた。

36 :ケットシー:2005/12/27(火) 01:29:22 ID:ZDzC1M2v
今日はここまで
少しエロくなるかも

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/27(火) 09:52:46 ID:k2UK5RXN
う〜む
誰もレスしないので感想

短文で、そこまで書けるのが羨ましい…
っと、それは置いといて
いいと思いますよ。 続き期待します。

38 :カオス・メイデン:2005/12/27(火) 16:22:03 ID:cww78qEK
今まで脳汁出しまくりハイテンションで書いていたせいか、普通の文章が書けなくなってしまった……
とりあえずリハビリとスレの活性化希望を兼ねて、前々スレの鬱翠の続きを投下します。

39 :カオス・メイデン:2005/12/27(火) 16:24:54 ID:cww78qEK

脆弱な彼女の心を例えるなら、それは海岸に作った砂の城だ。
見せかけだけの城壁は押し寄せる波で簡単に崩れ去り、深い海へと引きずり込まれていく。
波がひいた後に残るのは、原型を留めていない城だったもの。
伸ばされた白い手が、そっと海水に濡れた砂をすくう。
再び作り直されていく砂の城は一寸の狂いもなく元の形に戻る。
そしてまた、波によって城は削られ壊されていく。
何度も壊されては直し、壊されては直しを機械のように繰り返す。
その裏で見え隠れするのは、この日常の変化に対する恐怖からでもあり、自分に注がれる歪んだ愛情への不安でもあった。
翠星石は昨夜もついに眠れず、それらを抱いて鞄の中で小さく震えていた。
毎晩頭の中を廻り続ける自問自答と自己嫌悪。
全て出し切ったはずなのに、相変わらず頬を濡らす涙。
彼女は願う。
できることならば、あの輝かしい日々の思い出だけを胸に、朽ちて塵となり―――





――安らかな滅びを。





40 :カオス・メイデン:2005/12/27(火) 16:26:46 ID:cww78qEK
「似合ってるぞ、その格好」
 耳元で優しく囁かれるジュンの言葉。
それは決して自分に語りかけられているわけではないことは分かっている。
故に翠星石は何ともいえない感情に顔を曇らせた。
「最初はうまくできるか不安だったけど、案外簡単に作れるもんなんだな」
 照れくさそうに笑うジュンの顔が鏡越しに見えた。
相変わらず彼の手は翠星石の肩に添えられている。その手から伝わる体温に反して彼女の体は酷く冷たい。
「ほら、せっかく僕がお前のために作ってやったんだから、もっとよく見てみろよ」
 抵抗する間もなく伸ばされたジュンの手は顔を伏せる彼女の顎を持ち上げる。
気弱なオッドアイの瞳に飛び込んできたのは他の誰でもない、鏡に映る自分の姿であった。
身に纏っているものは赤を基調とするドレス。
頭に被ったヘッドドレスは彼女が肩を小さく上下させる度に微かに揺れる。
「なっ? 綺麗に縫えてるだろ」
 確かにこのドレスは一流の職人が仕立てたかのように素晴らしい出来だ。
しかし、それでも翠星石の表情は一向に晴れる気配を見せなかった。
ここで満面の笑みを浮かべて礼を言えるほど彼女は能天気ではないのだ。
彼女は知っていた。この赤いドレスは自分のために縫われたのではないことを。
彼の目に映っているのが、自分ではないことを。
唐突に背中から二本の腕に軽く抱きしめられる。翠星石は別段驚きもせず、流れに身を任せるようにその腕に体を預けた。
まるで海の中を漂うような浮遊感。自分の輪郭を撫でる彼の繊細な指は、言うならば心地よい気泡だろうか。いっそのことこのまま溺死してしまえば、どんなに幸せだろう。
だが彼女の儚い願いを引き裂くように、ジュンの次の一言は翠星石を現実へと無理矢理引き戻す。

「真紅」

41 :カオス・メイデン:2005/12/27(火) 16:29:05 ID:cww78qEK
翠星石の目が大きく見開かれた。
後頭部を鈍器で殴られたような衝撃が全身を駆け抜ける。
「あ……う……」
 翠星石は、その場にへたり込んだ。怪訝な顔をするジュンを視界の隅に捉えても、彼女は立ち上がろうとしなかった。いや、立ち上がることができなかった。
何を今更、こんなにも動揺しているのだ。
これまでだって何度も真紅の名で呼ばれてきたのに。
痛みに鈍感になったはずの心に、まだ感じることのできる部分があることに翠星石は驚きを隠せずにいた。
「わ、わたし…は……」
 かすれた声からたどたどしく紡ぎだされる言葉。
翠星石の頭の中で警鈴が鳴り響く。
それ以上言ってはならない。
それ以上口にしては、この日常が崩れてしまう。
しかし、全ての感情を吐き出したいという欲求の方が理性を上回ってしまった。
「わたしは……!」
 私は真紅じゃない。
ちゃんと私の本当の名前を呼んで。
彼女じゃなく、私を見て。
私を、私を、私を―――
「どうしたんだ、真紅?」
 ジュンが翠星石の言葉を遮った。
翠星石が静かに視線を上げてジュンの顔を見た。心配そうに眉を顰める彼から湧いてくる感情はただ一つ。不安だけだった。
それには一片の作為もなく、ジュンが本気で自分のことを想ってくれていることに、翠星石は言葉を詰まらせた。

42 :カオス・メイデン:2005/12/27(火) 16:31:29 ID:cww78qEK
あれほど暴れていた心が不思議と落ち着きを取り戻し始める。
――そうだ。
よろめきながらも、翠星石はゆっくりと立ち上がった。
負の感情を奥底に押し込める。そうでもしなければ、体の震えは止まらなかった。
――失うわけにはいかないのだ。
すぐに彼女の中から感情は消えうせ、ただ空虚だけが浮かび上がる。
彼女はただの人形になった。彼の欲求を満たすためだけの玩具の人形に。
――せっかく手に入れた、この幸せな日常を。
 作った笑みを貼り付けて、翠星石はジュンに振り返った。
普段と変わらない口調で、彼に何も悟られぬように。
――たとえそれが、自分を偽る結果になろうとも。
 はっきりと、一言。
「なんでもないのだわ、ジュン」
 



そして今日も、自分を誤魔化して翠星石は真紅を演じ続ける。




43 :カオス・メイデン:2005/12/27(火) 16:39:27 ID:cww78qEK
展開的に何の進展もないのはリハビリということでご勘弁を。
一応、鬱翠は続きます。あと未完の作品も書いていこうと思います。
にしてもカオス・メイデンを書いていた頃が懐かしい……
まぁ、計画もなしにどんどん新作を書いていった自分が悪いんですがね……ふふふ…



薔薇水晶は俺の嫁。

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/27(火) 17:33:07 ID:tkR6F8Cd
>>43
俺の嫁だって

45 :ケットシー:2005/12/27(火) 21:32:47 ID:ZDzC1M2v
>>35


 近頃のジュンは寝不足が続いていた。原因は勉強でもなければインターネットでもない。ある物を夜中にこっそりと作っているのだ。
「できたッ!」
 今夜もせっせと物作りに励んでいたジュンが、完成の声を上げる。
「うん、我ながらいい出来だ」
 そう言って顔の高さで広げたのは、ピンクのレースのキャミソール。
 そう、彼は真紅に頼まれた下着を仕立てていたのだ。

 翌日、ジュンは真紅と二人きりになる時を待った。
 そして昼食後、その時は訪れた。
 翠星石と雛苺は一階でお昼寝をしている。ジュンの自室で本を読んでいる真紅と二人きりになった。
 机から折り畳まれた下着を取り出し、ベッドで読書をする真紅に寄る。
「真紅……」
「何?」
 本から顔を上げる真紅。
 いざとなると恥ずかしくなるものだ。ジュンは手渡そうとしても、なかなかできない。
「これ……作ったぞ」
 差し出しながらこれだけ言うのが精一杯だ。
 出された物が何か分からなかった真紅は、とりあえず本をベッドに置いて受け取る。

46 :ケットシー:2005/12/27(火) 21:34:00 ID:ZDzC1M2v
「まあっ、何て素敵なの……!」
 広げて見た真紅の第一声は、素直な賛辞の感嘆だった。彼女は目を輝かせ、その手作りの衣装をうっとりと見つめる。
「これを私に?」
「ああ、真紅が欲しいって言ってたから」
「私が?」
 真紅は首をかしげて「はて」と考える。この人形は己がした悪戯をすっかり忘れていた。
 そして、徐々に思い出す。あれは二週間以上前、下着を作らせようとしてジュンをからかった。そこで何か約束をしたような気がする。
「あ! あの時のっ!」
 真紅の顔が一転して青くなる。
 どうやら全てを思い出したようだ。
 まさか、本当に下着を仕立ててくれるなんて思ってなかった。
 このまま約束をうやむやにするのも、自分がかっこ悪いようで気が引ける。
 真紅はわずかな望みを懸けて聞いてみる。
「ジュン、本当に私の体に触りたいの?」
 触りたくないと言われても傷付くが、今はそんなことを気にしている場合ではない。ジュンのことが嫌いなわけではないが、心の準備という物がある。
「うん……」
 緊張しながら頷くジュン。
 運命は決した。
 腹を括った真紅は、何も言わずに着ている服のボタンに手を伸ばした。

47 :ケットシー:2005/12/27(火) 21:35:45 ID:ZDzC1M2v
次でラストの予定
短くてスマン

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/28(水) 01:43:33 ID:kq+OPmNU
好き勝手に殺ればいいんでないの?他人に聞かずに

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/28(水) 02:06:28 ID:9jRYb9Y7
殺るのかよ!

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/28(水) 02:53:39 ID:nTQuC0C5
>>48
じゃあ遠慮なく、ゴリッ!と逝かせてもらうよw

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/28(水) 03:16:04 ID:LBWljtgt
前スレ>866

いいですね〜
味があって、何か訴え掛けられるものを感じさせられましたよ

>カオス
雰囲気を楽しむSS
そう判断しました。

続き待ってます。
ガンガって完結を迎えてください。

>ケットシー
いいかもしれない…

続きがものっそい気になります



てか、もっと皆で感想出し合おうぜよ!

感想とは逝かなくても、GJや乙といった、
労いの言葉を掛けるのも、スレの活性化に向けての一歩だと思うのだが

それとも、これらの文には興味が無かったりもするのかな?
かつての漏れみたいに、飛ばしてる方が多そうだ…

52 :タイトル無しこと前スレ317:2005/12/28(水) 14:48:28 ID:WdatmaFG
前スレ337さんへ
激し過ぎる亀レスすみません。
ご指摘有難うございます。手直しの参考にさせていただきます。

スレまたぎレス失礼しました。

それにしても、チラリズムの教祖ですか……w

53 :ケットシー:2005/12/28(水) 19:10:21 ID:jXgfA5Hq
>>46

「あっち向いてて」
 下着を脱ぐ前にジュンを後ろに向かせる。体に継ぎ目があるので、人形でも裸は恥ずかしい。
「いいわよ」
 ジュンが声がする方に振り向くと、真紅はベッドで仰向けになっていた。
 着けているのは薄いキャミソール一枚だけ。よく見れば肌が透けて見える。
 ジュンは見ただけで息が荒くなるのを感じた。
「優しく触るのよ。それと、約束通り下着の上からだけにして」
 許しを貰ったジュンは、震える指を恐る恐る近づける。
 人差し指がおへそ付近を押す。
「あん……」
 真紅の甘い声が漏れる。思った以上の快感に襲われ、真紅は戸惑う。
 ジュンの方は興奮を増す。触った感じは柔らかく、人肌と変わらない。
 こうなったら男が手を伸ばす場所は、自ずと限られてくる。

54 :ケットシー:2005/12/28(水) 19:11:18 ID:jXgfA5Hq
「はあっ……!!」
 強い快感が体を突き抜け、真紅は一際大きな声で喘ぐ。
 胸を触られたのだ。
 反応から好感触を得たジュンは、そのまま胸を揉み回す。
 小さな胸を指で何度も揉み、お尻にもベッドの間から手を滑り込ませる。
「ダメっ、変になっちゃうぅっ」
 感じ始めた真紅は涙で瞳を潤ませる。
 体を弄る手は次第に激しくなり、真紅は理性を失くしていく。
「ジュン、ジュンッ、キスして! お願い、キスしてぇっ!」
 無性に唇が恋しくなった真紅は、形振り構わずに懇願する。
 ジュンも勢いで躊躇わずに唇を重ねる。
 しかし、経験不足のジュンのキスは、唇を合わせるだけ。
 物足りない真紅は、短い舌を懸命に伸ばしてその先を促す。
 それに乗ったジュンが舌を真紅にねじ込ませる。
「はむっ!?」
 真紅の狭い口内は、ジュンでいっぱいに満たされる。
 快感と幸福で震え上がった真紅は、そのまま意識を手放してしまう。
 真紅はキスだけで悦びの終着駅まで到達してしまった。

55 :ケットシー:2005/12/28(水) 19:12:30 ID:jXgfA5Hq


 目を覚ました時、真紅は得も言われぬ幸福感で包まれていた。
「真紅。おい、真紅。大丈夫か?」
 ジュンが何やら心配そうに声を掛けているが、真紅は天井を見たまま動かない。
「――私ッ!?」
 しばらく余韻に浸っていた真紅が、急に起き上がる。
 そして、さっきまでの乱れ振りを思い出して青ざめる。
「真紅、本当に大丈夫か?」
 はっとジュンを見た真紅は、今度は恥ずかしくて真っ赤になる。
 ジュンの顔にどうしようもない怒りが込み上げ、平手打ちをお見舞いする。
「イテッ! 何すんだよ!」
「あれほど乱暴にするなって言ったでしょ! やはり人間のオスは野蛮なのだわ」
 立ち上がってまくし立てた真紅はベッドから飛び降り、いそいそと服を着る。
 逃げるようにドアを開けた彼女は、出掛けにこう言う。
「次は優しくするのよ」
 ジュンが聞き返す間も無く、ドアは急いで閉じられる。
「次……?」
 振り回されたジュンは、呆然とドアを眺めていた。

 後日、真紅が新たに下着の注文をしたとかしなかったとか。


おわり

56 :ケットシー:2005/12/28(水) 19:14:00 ID:jXgfA5Hq
次の投下は年明けかな
それでは、よいお年を

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 00:58:23 ID:EtnmlFxB
>ケットシー氏
イイヨイイヨーGJ!
ハアハアしますたw

今更ながら蒋芥石氏の最初のSS読んできますた。
…あまりに可哀相すぎて憂鬱になったよorz

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 05:10:07 ID:0hXJnpe0
あれは鬱すぎて途中から飛ばし飛ばしに読んでた・・・

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 09:44:13 ID:MECclCDv
なんか、物凄く過疎ってるね
もしかして、新スレへの移住に失敗したとか?

と言う事で、確認点呼逝って見よう!


NO.1 デスン♪

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 09:54:23 ID:EtnmlFxB
NO2 モスン

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 11:41:41 ID:cuS1ag5G
NO3 ナノダワー

62 :叩かれそうでビクビクしている梅岡:2005/12/29(木) 16:47:49 ID:g1DMpj8+
僕の名前は桜田ジュン、どこにでもいる平凡な中学一年生だ。
まぁ学校なんて行ってないけどね。
え、どうして行かないのかって?
HAHAHA、そんなの当たり前じゃないか。
愛しの真紅と片時も離れたくないからだよwwwww



ローゼンメイデン外伝〜本当のヒキヲタはこんな感じです〜



「真紅ゥ、真紅ちゃ〜ん」
「き、気持ち悪いのだわ、近づかないで頂戴」

僕の手を必死で払いのける真紅。
ああ、真紅かわいいよ真紅。
一見嫌がっているように見えるが、本心ではドキドキしてるんだ、僕と同じように。
僕とのふれあいの時間を楽しんでいるんだ。
数多くの女性達(アニメキャラ)といくつもの交流を経てる僕にとって、女性の本心くらい簡単にわかってしまう。
そう、彼女は所謂ツンデレなのだ。
口では嫌がっていても、ここぞという場面では僕にZOKKON。
まったく、可愛い奴めwwwww

「そんなに嫌がらなくってもいいじゃな〜い、本当は嬉しい癖に、このぉ〜」
「ち、近寄らないでっ! それに貴方、臭いのよっ! 昨日もお風呂入っていないでしょう!? 服だって、何日取り替えてないと思ってるの!」
「服? そんなモノは飾りですよ。偉い人にはそれが分からんのですよ」
「もうイヤァアアアア!!! どうしてこんなのが私のマスターなの!? ホーリエは何を基準にコイツを選んだのよ!!!」
「HAHAHA、イヤよイヤよも好きの内ってね」

こいつは本当に可愛い奴だ。
ゴスロリ……巻き髪……うはwwwモエスwwwwwテラモエスwwwwwwwwww

63 :叩かれそうでビクビクしている梅岡:2005/12/29(木) 16:49:13 ID:g1DMpj8+
突然コンコンとノックされた。
チッ、またあのブスか。

「じゅ、ジュンくん、入るわよ?」
「入んなブス」
「そんなこと言わないでぇ〜……ホラ、今日は巴ちゃんも来てるのよ〜?」
「こ、こんにちは、桜田君」
「うわ、お前もいるのかよ、もういいから帰れよ」

こいつは姉の桜田のり。
おせっかいな眼鏡ブスだ。
そして隣にいるのが柏葉巴。
幼馴染なんだけれど、しつこく僕にアプローチかけてくる本当にしつこい女だ。
小さい頃はよくお医者さんごっことかしてたけど、三次元に興味がなくなった今となっては、最早無用の長物。
さっさと帰ってほしい。
え? 真紅も三次元じゃないかって?
僕の目には二次元補正かかってるからおkwwwwwwww

「何度来たって学校へなんか行かないからな」
「う、ううん、違うの。あのね、昨日家に真紅ちゃんと同じような人形が届いてね、それで今日は桜d「何っ!? 見せろ、見せろよ!!」う、うぐぅ……」

巴が両手に持っていたトランクケースを無理矢理奪い取ると、僕はすぐさまブス二匹を部屋から追い出した。
心臓が高鳴る。
ケースをゆっくり開けると、そこにはピンク色の服を来た巻き髪の人形が眠っていた。



ロリキタコレwwwwwwwwwwwwwwwwwww

64 :叩かれそうでビクビクしている梅岡:2005/12/29(木) 16:50:37 ID:g1DMpj8+
「雛苺……」
「ハァ、ハァ、ハァ……」
「ローゼンメイデンの第6ドール、私の妹よ」
「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
「さっきの人……巴さん、だったかしら? あの人は巻かなかったのね。まったく、雛苺の人工精r「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」うるさいのだわっ!!!!」


て……………………テラカワユスwwwwwテラモエスwwwwwwwwww
そっかぁ、雛苺ちゃんっていうのかぁ。かぅあぃい〜〜〜wwwwwwwwww
じゃあちょっと起きる前に色々チェックしちゃおうかなぁ〜。
うへへ、まずはパンツの確認ーっと。

「貴方……もしかして私の時もそうやって体を弄繰り回していたのではないでしょうね……?」
「……可愛かったよ、真紅」

「いやあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

もうなんだよこの話自分で書いてて気持ち悪くなってきたよもう。


うん、ごめん、これで終わりなんだ。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 17:13:55 ID:0hXJnpe0
ワロチ

66 :修業僧:2005/12/29(木) 18:39:02 ID:ywpZlgDt
吹いたW

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 20:39:59 ID:cuS1ag5G
キモイヨ-W

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 21:32:06 ID:FH8EK9fr
バカ受けしたwww
他のバージョンもみてぇ…

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 22:25:18 ID:N7Lodg7r
終わらないでくれwww
続編たのむwww

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 23:14:15 ID:Kx/FlJ+0
燃え萌えwwwww
続編キテクレ

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 01:05:41 ID:h8ot9pbj
盛大に吹いた
なかなか面白いし今までに見たこと無いタイプだ

72 :梅岡の人:2005/12/30(金) 01:37:51 ID:dwL0wsga
リクあったので>>61-64の続き。短くてスマン。
>>65-71
レスセンクスコ!



「雛はろーぜんめいでんの第6ドールなの! 真紅は雛のお姉ちゃんなのよ!」
「ふんふん、それで?」
「雛はね、白くて、うにゅーが好きなの! うにゅーがいいの!」
「へ、へぇ、そっかぁ……大胆なんだね、雛ちゃんは」
「うゆ? 何がだいたんなの、ジュン?」
「ハッハッハ、わ・か・っ・て・る・く・せ・に、このぉ〜」
「キャハハハ! ジュン楽しいから好きなの!!」

ふと気が付くと、部屋の隅の方で真紅が膝を抱えて青い顔で一点を見続けている。
そっか、僕が雛苺にばかり構っているから寂しくなってしまったんだね。
仕方ない、ちょっと雛ちゃんを放置プレイにして、真紅の元へと近づく。

「しーんくっ、お前も一緒に喋ろうぜ」
「……めくれるスカート、露出した亀頭……」
「おい、真紅? どうしたんだよ、何をブツブツ言っているんだ?」
「……剥き出しの球体間接、荒い息……」
「まったく、おかしな奴だな。大丈夫だよ、これからも真紅は真紅で可愛がってやるから、サ」

そう言って真紅の肩を掴むと……

「イヤアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
「ちょwwwおまっwwwwwww」
「悪夢なのだわ悪夢なのだわ悪夢なのだわ悪夢なのだわ悪夢なのだわ悪夢なのだわっ!!!」

まったく、コイツの嫉妬ぶりには参るよ実際。
でもまぁ、そこが真紅の可愛い所なんだけどなw

73 :梅岡の人:2005/12/30(金) 01:39:10 ID:dwL0wsga
暇できて気が向いたらまた書くかもしれません。
短い上に落ちもないが、許してやって。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 02:03:26 ID:oQZ/Amfe
>>73
許さんよ

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 04:20:08 ID:mNhCr9ny
実は僕こういうくだらなくてバカバカしくてキモくてオタッキーなネタが大好きです。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 06:20:33 ID:oQZ/Amfe
俺も大好きです。読んでてワロタ
許さないけどww

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 10:02:11 ID:ATfPBml5
やべえ梅岡先生の奴おもしれえ
また続き書いてね

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 10:08:04 ID:fPUSVwgZ
>>51
前スレ>866です、どうもです
あれ書いたあと今月号見たらちょっとorzになったw

>>73
もっとくれ
許さないぞw


79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 14:29:13 ID:yNcCFXsB
梅岡吹いたw
年内にもう一話書かなきゃ許さない。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 16:37:28 ID:n6iFcG4M
こらまた凄いJUM君が登場したな。マジワロタ

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 19:02:35 ID:B7GAEqZp
まさに「素晴らしい才能」だな梅岡の人ww

82 :梅岡の人:2005/12/30(金) 19:27:16 ID:dwL0wsga
なんだ、物凄い勢いで過疎ってると思ったら沢山いるんジャマイカ。
>>74-81dクスコ!
でも許さないて……っうぇwwwwww
このジャム、自分で書いてて恐ろしく気持ち悪くなります。

じゃ、>>72の続きを。

83 :梅岡の人:2005/12/30(金) 19:29:20 ID:dwL0wsga
「おいおい、そんな大声出すなよ、真紅ゥ」
「触らないで頂戴! もう、こんな、こんな……もうイヤなのだわ……お父様……」
「そっか、ホームシックなんだね。なんなら、僕のことをパパと呼んでもいいんだよ?」
「死んでも嫌です」
「そ、そう……」

僕の気を惹きたいのは分かるけど……今のはちょっぴり傷ついちゃったカナ☆


ガシャーン!

突然窓の割れる音がした。
見るとそこにhちょwww僕の部屋の窓wwwww

「これは……!」
「うゆ? あー、可愛いクマさんなの!」

クマのプーさん?
なんか包丁持ってるけど……
ま、興味ないな。
僕が興味を持つのは可愛い女の子ドールだけであって。

(――見ぃつけた……――)

あのー、頭の中で変な声聞こえるんですけど……
マジックマッシュルーム食べたの昨日だぜ?
なんで今頃利いてくるんだよwww

(真紅ぅ、ズタズタに引き裂いてあげるんだからぁ……)

「この声は、水銀燈ね!」
「何だって!? 真紅をズタズタに引き裂くだとぉ……」
「ジュン……」
「見たいじゃないか! 凄く見たいじゃないかそれ!!」
「糞ヒキヲタ……」

あの包丁でゴスロリ衣装を一枚一枚丁寧に剥ぎ取って切り裂いて……
イイじゃなぁ〜いww凄くイイじゃなぁ〜〜〜いwwww

84 :梅岡の人:2005/12/30(金) 19:30:22 ID:dwL0wsga
「真紅に手を出したら、雛が許さないんだからっ!」
「ありがと……私の味方はあなたただけよ、雛苺……」

(下らなぁい、そういう家族ごっこ、反吐が出るのよっ!!)

その瞬間、プーさんが真紅に向かって猛然と突っ込んできた。
手にした包丁を器用にブンブン振り回し、真紅に突き刺そうとする。
……いや、僕が見たいのはそういうのじゃなくってさぁ……。
なんつーの、陵辱系っつーか、モエスwww的なアレでさ。

「チッ!」

真紅の右手から薔薇の花びらが飛び出す。

「やはりミーディアムなしでは、力が出せないっ!?」
「真紅ぅ……頑張るのー!」

…………

「まずい、このままでは、やられる!?」
「雛も手伝うのよ! えーいっ」

……………………

「下がってなさい、雛苺! あなたまで怪我をするわよ」
「でも、でも! 真紅一人じゃ負けちゃうの!」

…………………………ああああああああああああああああああ何やってんだ畜生!!!!!!
僕がAV監督だったらこんな仕事もう投げ出しとるわ!!!!!!

85 :梅岡の人:2005/12/30(金) 19:31:17 ID:dwL0wsga
「どけっ!!」

強引に彼らの間に入り込み、ぷーさんから包丁を力づくで奪う。
腕を少し切られたが、こんなの大したことない!

「ジュン……」
「凄い、やっぱりジュン好きなの!」

包丁を失ったぷーさんは最早ただの動く人形で、僕が両腕で押さえつけるとあっけなく動かなくなった。

「ふぅ……この大根役者が。僕が監督だったらお前なんてもう二度と使わないんだからな」
「……? 何の話なのー?」
「でも……助かったわ、ヒキヲタ……いえ、ジュン。まさかあなたが身を呈してまで私を助けてくれるだなんて」
「ぐふふ、じゃあ真紅ちゃん、そろそろお楽しみタイムに洒落こもうかぁ〜? ぐひょひょひょひょ」
「え……?」
「雛ちゃんはちょっとブスの部屋で待っててね〜」
「真紅と内緒話ね? はいなのー!」
「ちょ、雛苺、行かないで……あ……」
「うへへへへへ、真紅ゥ、真紅ちゃぁん……」
「あ、あ、あ…………悪夢なのだわーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

こうして我が家の楽しい一日は過ぎていく。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 19:39:21 ID:ATfPBml5
モット激しく書いて!

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 20:15:27 ID:yNcCFXsB
キタキタwww
GJ!

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 20:52:43 ID:HyatwoaF
キタ━━(゚∀゚)━━!!!gj!

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 00:18:48 ID:pZBHmGlK
なだれ込みセクースwww
セクース
セクース
GJ

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 01:01:57 ID:joalV+fF
これで終わりと言わずもっと書いてくれ、梅岡の人

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 01:34:33 ID:kU444hda
ちょwww真紅の貞操がwww
GJ!続き書かないと許さんぞwww

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 01:38:35 ID:kU444hda
なんか不吉なIDだ……
うpロダが開かないのもこれが原因か…?
梅岡先生への賞賛と4スレ目突入を記念して自作絵を投下したいというのに…!


93 :梅岡の人:2005/12/31(土) 01:43:05 ID:GE1/uH4I
>>86
激しくって詳しくwww

>>87-90
セックスコ!

>>91
すまん、そろそろ許してw

>>92
眠れない僕のために大至急うpしてください。
ワクテカ

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 01:48:54 ID:A1zCxe8I
梅岡の人がんばれwwww
JUMおもしろいし真紅が超かわいいwwwww
続きよろw
もし最後まで行ったらめぐ銀投下するよ
切ない系だしこんなにインパクトないやつだがww

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 13:01:57 ID:+B9Bt5L8
水銀燈

完全 それはアリス

不完全 それはジャンク

7の乙女は1のアリス

1の乙女はいらない玩具

私は壊れた子?

お父様

わたしはあなたを愛しているのに

お父様

これが運命なら耐えましょう

お父様

これが悪戯なら徒(いたずら)なら

呪いましょう



96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 13:04:42 ID:+B9Bt5L8
すまんageた

97 :梅岡先生:2005/12/31(土) 19:44:45 ID:GE1/uH4I
>>94
とりあえず謝っておく。ごめんw
今年は公私共に物凄く忙しいので、半年くらいここのスレ来れなくなるんですw
半年後、まだこのスレがあったら>>85からの続きを書こうと思います。ちょうどいい具合に切れたしね。

期待して下さっていた皆さん、その期待を裏切るような形になってしまって申し訳ないです。
では、また半年後にお会いしましょう。良いお年を!

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 20:23:26 ID:SGNNmYuS
私をおいていかないで


99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 21:04:21 ID:y+yoVJvW
半年・・・許さん
そんなに待てません

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 21:21:57 ID:CFm1wkFD
半年もワクテカしてたら干からびちゃう><

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 21:25:33 ID:CFm1wkFD
ごめん気が動転してsage忘れたorz

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 22:46:16 ID:FV+QhcQi
ちょ…おま…やはり昨夜の俺のIDのせいか……
仕方がないな…半年後まで待ってやるぜ!だが許さんwww

ってか何故うpロダがいつまでたっても復活しないのかオツムの足りない俺に教えて。
こんなに長期間は初めてだお……(´・ω・)

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 23:04:24 ID:4t9y5Lco
みんな暇なんだろ

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 00:20:25 ID:V0A4lKwp
おめ

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 01:44:45 ID:AHcTDpGc
あけおめ、ことよろ

>>102
あれは個人の鯖らしいよ、だから正月休みかと

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 20:26:28 ID:dyBu2mOW
>>105
トンクス!
そうだったのか……うpれるのは当分先になりそうだな…

107 :僕犯人知ってます。:2006/01/01(日) 23:30:23 ID:VZgL3J+M
蒼星石を虐めるスレ総合2に居たものですが、自分を知ってる人はいるかな?
今まで続きのスレを探していたが見つからずこの間偶然発見しました。
前に書いてたSSの内容は忘れたけど、新しく書いていこうと思います。

108 :僕犯人知ってます。:2006/01/01(日) 23:56:02 ID:VZgL3J+M
「パンッ!!」
桜田家に響き渡った痛快な音。
「・・・・わ、私は別にそんな気じゃ・・・・」
頬をぶたれたのは翠星石で目に涙を浮かべている。
「っえ?・・・あ・・・・」
翠星石の頬をはたいたジュンは自分の行動を把握できていなかった。
翠星石は、一言でも話そうものなら涙が零れ落ちそうになっている。
「・・・・わかったです」
そう言い残し、翠星石は走り去っていった。
事の発端は10分前いつものように言い争っていた2人。
しかし、2人とも徐々に意地になって本気で言い争う形になった。
この時にジュンは怒りが頂点に達し、つい翠星石をぶってしまった。
この時のジュンは頭の中が真っ白になっていて、自分でも何をしたかよく覚えていない。
「っく、馬鹿か僕は女の子に手を挙げるなんて最悪じゃないか・・・・ックソ!!」
ジュンは冷静になり自分のした事を悔やんでいた。
一方翠星石は走り去ったものの鞄を置いてきてしまい、空を飛んで移動することもできずにいた。
当然自分のことを知らない人に見つかったらヤバイのでなるべく人に見つかりにくい道を選んで良く宛もなく歩いていた。


短いかな?まぁ、こんなもんでしょうかね。
まだ時間に少し余裕あるから続き書こうかな。
どうでしょうか?これは。

109 :僕犯人知ってます。:2006/01/01(日) 23:58:03 ID:VZgL3J+M
>>108で訂正がありました。
「良く宛」と有りますが「行く宛」でした。
すみません。

110 :僕犯人知ってます。:2006/01/02(月) 00:12:45 ID:pF7SdJpe
>>108の続き
「ちょっと出かけてくる」
「ジュン、ちょっと待ちなさい。あなた翠星石に何かしたの?」
急いでいるジュンを引きとめ翠星石が飛び出していった理由を問いただそうとする真紅。
「・・・・・・別に・・・・」
「そう、もしあなたが何かしたのなら早く追いかけていったほうが良いわね。あの子泣いていたわ」
「あぁ」
真紅はまるで一部始終を見ていたかのように話した。
そして、ジュンは靴をはき玄関を走って出て行った。
ジュンはまず近所の公園を探し始めた。
当然のことながら翠星石は居るはずがなかった。
「・・・・どこに居るんだあいつ・・・・」
ジュンは翠星石が生きたドールで他人に見つかってはいけないということを忘れていた。
というよりも、ジュンにとってドール達は人間と変わらないような存在にあったのだ。
「私はこれからどうしたら良いのでしょうか?・・・・ジュン・・・私は・・・」
翠星石はジュンの家からあまり遠くにまで行っているわけではなかった。
翠星石の体格で走ったとしても、あまり長い距離は走れないし、人に見つかってはならないという条件付だ。
そんなわけで、翠星石はジュンの家から300m程度しか離れていない民家の塀の間に居たのだ。


今日ここまでにしときます。
連続投稿スマソw

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 00:53:02 ID:tOlNOBmD
>>107
ご無沙汰

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 13:17:35 ID:YO5f+57X
ウホッこれはwktk

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 14:26:48 ID:ZGSfiHd4
GJだ、おまえはGJなんだ。

114 :僕犯人知ってます。:2006/01/02(月) 17:06:27 ID:PVy3i4Vr
>>110の続き
「翠星石ーッ!!」
叫ぶジュン、当然の如く周りの人々は目線をジュンに向ける。
しかし今のジュンは翠星石を探すことで頭がいっぱいで周りに人が居ることなどお構い無しで居た。
「ハァッ!ハァッ!」
走り回ったせいかジュンは息が切れてきた。
止まっている時間が惜しいジュンはそう思いまた走り出した。
一方翠星石は、近所の塀の隙間から別のところに移動しようとしていた。
「う〜・・・人間が多すぎるです。これじゃあ動けないです」
人通りが多くなっており移動できずに固まっていた。
そのまま動けずに夜を迎えた。
「寒いです・・・・普段なら今ごろ皆とご飯を食べてるころでしょうか?」
翠星石はそう言い後ろを振り返って塀の隙間を戻っていった。
そして、翠星石が塀に入ったところに戻って来た。
その時、背後から翠星石の頭に「ポン」と手が乗せられた。
「さっきは悪かったな・・・・その・・・ぶったりして」
手の主はジュンだった。
少し恥しげに謝るジュンの顔はうっすらと赤くなっていた。
「・・・・ジュン・・・・・」
手の主がジュンだとわかった瞬間、翠星石の瞳には涙が浮かび上がってきた。
そして、零れ落ちた。
しかし、翠星石は自分が泣いていることに気づいていなかった。
ジュンに会えたそれだけの事が嬉しくて何も考えられなくなっていた。
「翠星石・・・・帰るぞ」
「はいです」
翠星石は精一杯の笑顔で答えた。


はい、終わりです。
まぁ、かなぁ〜り短編だったねw
何か終わり方微妙だし、急展開ですし・・・・
まぁ、いいか見たいな感じで。
またイメージわいたら書きます。


115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 17:16:21 ID:U3V+i1jG
GJ和んだ
短いのも味だと思えば良し

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 17:32:56 ID:YO5f+57X
GJ
ローゼンメイデンらしい感じでグー

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 17:36:45 ID:6DSduo9G
(゚∀゚)?

(゚Д゚)……

('A`)

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 18:33:09 ID:f+fJEmTO
暇だから書いた反省してる
5分ぐらいで書いたから色々滅茶苦茶w
欝注意。

わたしは……満たされない…

姉妹のローザミスティカを身が刻まれる思いで奪い、
アリスにまでなったのに…

あの日五女は言った…
私のローザミスティカを貴方に託すわ、
だからあの人を…幸せに…お願い…


然して私はアリスになりあの人と幸せの日々を送った…
けど長くは続かなかった…

新婚旅行の最中、帰りの飛行機で事故は起った。


「…す……せき…鞄に乗って……げろ…」

乗客がパニックに陥り機内は混乱状態であの人の声は聞こえにくかった。

私は大声で叫んだ…

「いやですぅ!!!!!私独りで生き残るぐらいなら一緒に死ぬですぅ!!!」

「……」

彼は無言で近付き強引に鞄を閉め言った。

「ずっと……す……せきを……してる」


太平洋に旅客機が墜落し乗客は全員死亡。
私は独り彼の姉が待つ日本まで鞄で飛行して帰りそのニュースを聞いた…


私は三日三晩泣き続けた…

わたしは…満たされない…

119 :僕犯人知ってます。:2006/01/02(月) 20:51:12 ID:OIDFgiRs
さ〜てと・・・・なんかリクエストないっすかねぇ?
というか、カオスさんは何処へ?

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 23:31:30 ID:ihz55mqK
じゃあ、正月なので晴れ着姿になってみた薔薇乙女たちってのはどうですか?



はい、どう考えても作風無視ですね。
本当にありがとうございました

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 01:06:28 ID:Gfdm6rUj
その夜ジュンは目が冴えて寝れなかった。ドール達は全員鞄で眠っている。
はぁと溜め息をつくとジュンは水を飲みに台所へ降りていった。
静かだ。本当に静かだ。
その時────ゴトッゴトッ───物音!?
どうやら鏡の部屋かららしい。
ジュンは扉の前に立った。物音はまだ聞こえる
「おい!誰だ!出てこい!」

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 01:08:31 ID:7RFwsIox
このスレ消してもいいんじゃない?

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 01:12:31 ID:Gfdm6rUj
物音は途絶えた・・・
返事はなかった・・・が扉が少し開き
隙間からスゥーと透き通るような白い手が現れた。
──これはアイツの手だ──────
こんな白い手はアイツしかいない!こんな深夜に訪ねてくるなんて我慢の限界だ!
ジュンは勇気を出して思いきって扉を開いた!





「こんばんは。ボク、ドラえ──
「元のアニメに帰れ!!!」

〜深夜の訪問者は青い狸〜
終劇なのら

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 01:14:35 ID:hUHplCOo
なんてこったw

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 06:45:04 ID:OIfFNNFU
>>122
そうか
なら、削除以来を頼む






新しく、スレを建てるがな!

>>123
ワラタ

126 :あなたの後ろに…:2006/01/03(火) 07:33:49 ID:gknnrH2F
呪いのブードゥー人形

僕はこの桜田家の一室に安置されている、呪いのブードゥー人形だ。
持ち主は引きこもりの中学生で、毎日パソコンに向かっては通信販売を楽しんでいる。
僕もその通信販売で売られていたクチだ。

デザインは誰が見ても閉口するであろう悲惨なものだ。
垂れた耳、額には"呪"の文字、更に胸には打ち込まれた杭…製作者の意図が理解できない。
しかも名前が"呪いのブードゥー人形"である。センスも何もあったもんじゃない。
こんな人形を製作して販売した連中はどうかしてる。
そして購入した今の持ち主の感性もどうかしてる。

疑問に思いつつも、静かに持ち主の生活を見守り続けていたある日、転機が訪れた。
突然この家にやってきて動き出した赤い人形は、僕を抱きかかえると…。

赤い人形「お前、人間にしてはなかなか良いドールを持っているわね!」

…マジか。


この後、僕は人形達の闘いに巻き込まれることになるのだが、それはまた別の話。

おわり

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 17:19:04 ID:FFtloaGf
うふふんあっはん
あんあんあん!

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 17:29:55 ID:ClOHoTgH

( ゚д゚)


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 18:03:00 ID:cbWje2F/
>>127
酸素欠乏症の後遺症で…

130 :僕犯人知ってます。:2006/01/03(火) 18:19:36 ID:69iXWLzp
>>120
じゃあ、まぁリクということでそれかいてみようかな。
つっても、ちょ〜と時間かかりそうだけどまぁ、できるだけ早く書き始めますわ。

131 :僕犯人知ってます。:2006/01/03(火) 20:16:13 ID:69iXWLzp
「ノリ・・・それは何かしら?」
「真紅ちゃんこれはね着物っていうのよ」
真紅はノリの持つ着物を不思議そうにまじまじと見た。
それを聞いた翠星石が真紅に向かって小馬鹿にしたような表情で言った。
「ププ・・・、真紅は着物も知らないですか?まーったく、お笑いですぅ〜」
このことを聞いていたジュンも後ろのほうで静かに笑っていた。
「笑わないで頂戴!!」
声を裏返して真紅は激怒した。
「まぁ、まぁ、真紅ちゃんそう怒らないで。真紅ちゃんに皆、着物を着てみない?」
ノリの言葉に真紅・翠星石はもちろん、静かにしていたがこの会話に耳を傾けていた蒼星石とずっと騒いでいた雛苺も固まった。
ノリは鏡のある部屋の奥深くから着物を数着取り出してきた。
「よっと、ほらこれなんかどう?真紅ちゃんにぴったり」
ノリは嬉しそうに着物と真紅を見比べてみた。
そして、浴衣を人形達が着ることとなりジュンは2階へ追いやられた。
「なんか前にも似たようなことあったなぁ」
そんな事を思い出して紅茶を飲みながらネットのお気に入りを徘徊しているとノック無しに扉が開いた。
「ん?着替え終わったの・・・・・か・・・?」
浴衣を着た真紅にどう反応してよいのかわからないジュン。
「ジュン、どう?着物もなかなか良いものでしょ?」
浴衣を着た真紅に感想を言おうとしたジュンを遮るように翠星石が飛び出してきた。
「早く進むです。何止まってるですか!!」
そんな翠星石に続いて雛苺、蒼星石の順でジュンの部屋に入ってきた。
「ジューン、雛、着物似合ってる?」
「どうかな?ジュン君」
嬉しそうにジュンに近寄り浴衣を着て走り回る雛苺。
いつもの服じゃないからなのか、それともジュンの前なのだからかはわからないが少し顔を赤らめて着物を着た蒼星石も近寄ってきた。
紅一色でその紅に負けないぐらいの朱の薔薇が咲き乱れている着物を着て静かに佇む真紅。
翠色の着物、そして可憐に咲く翠扇その着物に身を包み誇らしげに着物を見せ付ける翠星石。
空のように蒼い着物中に本物のように舞う蝶の花が咲く着物を恥しそうに着る蒼星石。
桃色の中に姫金魚草が泳ぐように描かれている着物を着て周りまで笑顔になりそうな笑顔でいる雛苺。
人形達は皆ジュンに晴れ着姿を見てもらいたくて、急いでジュンの部屋に上がってきたのだ。




今日ここまで、花の種類は調べたけど正直、自分も知らなかったからイメージするの難しいと思いますねw
っていうか、最後あたしは何かいてるか自分わからなかったし・・・・・。
一応続こうと思うけど・・・・続き方わからない、神様HELPー!!

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 23:36:13 ID:EpZTrZwI
otu

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/04(水) 01:21:06 ID:z/LSYAOH
>>「どうかな?ジュン君」

場違い人形吹いたw

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/04(水) 03:03:22 ID:Yw+hMxQ/
勢いよく開いたドアから真紅が入ってきた。
「ねぇ、ジュン!これを見てちょうだい!」
いつも冷静な真紅とは違う。目が血走っていて興奮していた。
「レアなクンクンの人形よ!ゴミ置き場で見つけたのよ!」
「レアってなんだよ・・・」
ジュンは背中を向けたまま聞いた。
「ちょっと!良く見てちょうだい!!このクンクンは色違いなのよ!
レアだわ!レア。この青い───
「真紅」
「何、ジュン?」
「元の場所に捨ててこい」



〜青い狸は夢の島行き〜
終劇なのら

135 :修業僧:2006/01/04(水) 04:03:14 ID:3DApvdy5
>>133
それは蒼星石虐待への……いや何でもないよ

136 :めぐ銀:2006/01/04(水) 18:49:24 ID:9rucjUjm
朝日が見え始めてきた頃
少女と人形が眠る部屋
人形は目を覚ます
「…羽根、もう痛みも消えてきたわねぇ…」
起き上がり、少女を起こさないようにそっと窓を開ける
「水銀燈」
「!……なによぉ、起きてたなら起きてるっていいなさいよぉ」
少女は微笑しながら
「ごめんなさい、水銀燈の寝顔が可愛かったから」
水銀燈が起きるまで起きてたということらしい
「寝てる振り……めぐ、貴女性格悪いわぁ……」
「貴女に似て、ね」
「……呆れたぁ…」
飛び立とうとする水銀燈
「また、どこかに行っちゃうの?」
不安げな表情に一変する少女
「……もどってくるわぁ…」
少女は安堵し
行ってらっしゃい。と送り出した



夕方、もう年の瀬も近く慌ただしい街に佇むは有栖川大学病院
水銀燈が戻ってきたとき愛しい少女は泣いていた
静かに涙を零していた
水銀燈が戻ったとわかると少女は涙をふき、お帰りなさい。と言った

「……」
空気が凍ったように沈黙が張りつく
水銀燈はなにも尋ねなかった

「なにも、聴かないのね」
「……聴いて…欲しいの?」
少女は少しだけ微笑む
黒い天使はまるで人形のように少女の隣に座る
「髪、乱れちゃったわぁ。といてくれないかしら」
少女はもう少しだけ微笑んで静かに
…ありがとうと言った


137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/04(水) 23:32:37 ID:INs5EeNV
ゲロが出そうw

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 00:12:26 ID:PeNxTflG
「ジュン、ダッコしてちょうだい」

「はぁ〜、しょうがないな」



「ギャ―――――」




〜漏電メイデン〜

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 01:06:47 ID:4zOfC2ue
みんな短すぎるぜ……
長文カモン

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 10:18:50 ID:wbdv63yT
「ジュン〜 もっとソーセージ食べたいの〜」

「はぁ〜、しょうがないな」



「ジィーーーーーーー」




〜漏電メイデン〜

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 18:48:51 ID:omDPOjvO
何この超短編w

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 20:42:19 ID:Rxmo9dqo
じゃ、便乗して短いの

 のりが重箱を眺めて溜め息をつく。
「おせち残っちゃったわね〜」
「ヒナ、おせちあまり好きじゃなーい」
「酒でつまむもんだからなぁ。子供には向いてないかもな」
「なら、お酒を持ってくるです」
「未成年の飲酒はダメー!」
「失礼ね。私達は大人なのだわ」
「へ〜、おまえらのどのへんが大人なんだ?」
「チビ人間、いやらしい目で見るなですぅ!」
「どっちがいやらしいんだよ!」
「ジュンはまだまだ子供ね」
「ぐっ……」


酒飲めない俺は、おせち料理が苦手だ。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 21:06:51 ID:4zOfC2ue
オチは…?

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 22:52:47 ID:zGZVS4U0
そういう食卓での一時でしょ

オレはこういうの結構好きだよ

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/06(金) 01:57:08 ID:lylpsmQp
真紅「ジュン、紅茶を入れてちょうだい」



GM「・・・・・・」


真紅「・・・・・・」

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/06(金) 08:12:29 ID:nkFziidL
真紅「ジュン、紅茶を淹れて頂戴」
ジュ「うるさいなー、自分で淹れればいいだろ」
真紅「まぁなんて言い草。貴方、まだ自分の立場を理解していないようね」
真紅「わ、悪かったよ、ホラ、これでいいのか?」
真紅「そうよ、それでいいのよ。やればできるじゃないの、ジュン」
真紅「フンッ……お前だからやってやったんだからな(ボソ」
真紅「ジュン?そ、それって……」
真紅「真紅……」





ジュン「で、お前は一体何をやっているんだ?」

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/06(金) 19:09:31 ID:dBndheR+
いやwwww先生前の奴の続編たのむよwwwwwwww

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/06(金) 21:19:23 ID:ivWLZHu5
>>146
ちょっと待ってよ先生
前の前の
あのテンション好きだから頼むよ

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/07(土) 18:24:36 ID:bSgrct56
>>146
兄妹ネタのローゼンバージョン吹いたwww
真紅大佐が本気でこういう妄想してたら笑えるな

150 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/07(土) 20:14:52 ID:hW6O9j6r ?
http://www.imgup.org/file/iup142029.jpg こいつを色んなタイプが揃っていると思われるローゼンキャラで例えてくれ

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/07(土) 21:54:44 ID:UGkZFbOl
>>150
金「今日はどうやって真紅達のローザミスティカを狙おうかしら。策が浮かばないのかしら…」
金「窓から侵入、扉から侵入、石を窓ガラスに投擲、無言電話100件、不幸の手紙100通ポストに投函……思いつかないのかしら」
金「思いつかない、思いつかない、思いつかない、思いつかない、思いつかない……」



金「フィニッシュァアァァー!!」

152 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/07(土) 21:59:01 ID:hW6O9j6r ?
熟考破綻型の金糸雀おk!お見事

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/07(土) 22:28:19 ID:UGkZFbOl
ついでに今更だけど去年うpれなかったモノをうpるよ。
http://kanaria.ddo.jp/rozen_upload2/rozen0704.jpg

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 00:24:37 ID:LdOs50NQ
>>153
削除ハヤスwwwww

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 11:53:12 ID:MqrRMboy
蒼「はぁー!」

蒼「てゃー!」

蒼「はっ!」

蒼「とりゃ!」




ジジイの生命力ガンガン減少中ww

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:46:54 ID:MqrRMboy
俺のIDローゼンメイデンボーイww

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 17:47:14 ID:Z//xY5ox
   ↓↓
俺のID薔薇乙女少年ww

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 12:47:55 ID:g0gWxOLl
諸先生方、のり姉ちゃんのお話を一発頼む。
萌え転がりそうなヤツを!

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 15:10:06 ID:Lb50b/jF
>>153
あんたの大好きww
おもろすぎ



160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 15:50:59 ID:w8AyN3M9
>>153
これは笑ったw
一瞬梅岡のキモジュンかと思ったw

161 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/09(月) 15:51:46 ID:tanegjKq ?
〜午後の桜田家〜

「・・・ふぅ。のりも紅茶を淹れる腕前が上がってきたわね」
テーブルについてティータイムを楽しんでいる真紅とのり。
「ふふっ。真紅ちゃんに相当鍛えられましたから。ジュンくんもね」
そう言うとのりも次いで紅茶を啜る。
家にはいつもの喧騒はなく、時折のどかに小鳥の囀りが聞こえるのみである。
「それにしても。私達だけだと、こうも静かに午後を過ごせるものだったのね・・・」
真紅は満足げな表情で、再びティーカップに唇を寄せる。
「ジュンくんは翠星石ちゃんや雛ちゃんに好かれているものね。あんなにはしゃいでついて行っちゃって」
くすっとのりは微笑んだ。
今はジュンの修学旅行の真っ最中である。そして彼のバッグに潜んでついて行った翠星石と雛苺。
今頃は旅館でバッグを開けたジュンが素っ頓狂な声を上げている頃だろう。

「ジュンも、何だかんだと言ってあの子達に甘いんだから・・・」
少しだけむすっとした顔で、ズ・・・と紅茶を啜る。
「ふふ、結局真紅ちゃんも気になってるのね」
そう言いながら、のりは含みを持った表情で、テーブル越しに顔を寄せて来た。
「ところで・・・ねえ、真紅ちゃん。ジュンくんとはどこまで進んでるのかしら?」
「ブッ!」
唐突な問いに、真紅の鼻から勢いよく亜麻色の液体が噴き出す。
「・・・意外に大胆な質問をするのね、のり・・・」
凄まじい事になっている顔のまま、落ち着いた所作でハンカチを取り出そうとする真紅。
「あらあら、驚かせてごめんなさい!お顔を拭いてあげなくちゃ」
のりは真紅を手で制して、丁寧に真紅の顔を拭いていった。

「ふう・・・」
ようやく一息付く真紅。
「ジュンとはそんな変な事は無いのだわ」
「ごめんねぇ真紅ちゃん。でも、やっぱり思春期の弟を持つ姉としては気になるところなのよ」
洗濯籠の方から戻ってきたのりが、そう言いながら再び椅子につく。
「やっぱりあの年頃の男の子はね、どうしても身近な、大好きな女の子に欲情しちゃうものなのよ」
「ジュンくんにとって、お姉ちゃんである私も例外じゃないものなのよね〜」
メランコリックな表情で、何となく凄い事を口にするのり。
「そ、そういうものなの・・・?」
「ええ。でも、姉として、それはちゃんと受け止めてあげないと。
だから今までもあの手この手でジュンくんを誘惑して・・・」
よよよ、と眼鏡を持ち上げて涙を拭く真似をする。
「・・・日常的に実の姉に誘惑されたら、思春期以前に人間的に屈折すると思うのだわ」
人間の男子の生理になど疎い真紅だが、そこは適切に突っ込んだ。
「でも、その私の役目は真紅ちゃんが来てからは終わったみたいなの!」
手をパチン、と合わせて唐突に喜んでみせるのり。
「・・・そうなの?私が来てから?」
欲情云々で大いに訝しい話題であるのだが、まんざらでも無い顔をする真紅。
「ええ!今までは私のパンツを見せても見向きもしなかったのに、
真紅ちゃんのお着替えのパンツを見せたら食い入るように見つめ・・・いえ、実際食い入って・・・」
「そう、私のパンツを・・・って貴方ッッ!!?」
顔を真っ赤にして、ガタン!と椅子から立ち上がる真紅。
「真紅ちゃん知ってる?ジュンくんたら、毎晩午前3時にトイレで真紅ちゃんのパンツを使って・・・」
「ちょ、ちょ、ちょ・・・ッ!!の、のり、あ、あな、貴方・・・ッッ!!」
真紅は目を渦巻きにして、茹蛸のような顔で卒倒しそうになった。
「これからは真紅ちゃんがジュンくんのたぎる情欲を一滴残らず受け止めてあげるのよ〜〜!真紅ちゃんファイト!」
そう言いながら、両手指でそれぞれ二本の筒を作って上下に怪しく動かしてみせる。
「・・・・って何で二本なのっっ!!」
「女なら目指すは二刀流よぉ〜」

―後の武蔵である。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 16:26:22 ID:vdMamHnC
最後の一行でアホほどにワロタw

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 16:33:35 ID:w8AyN3M9
>>161
ねーよwwwwwwwwwwwwwwwwww
これはバロスwwwwwwwwwwwwwwww
終わり良ければ全て良しとはよく言ったもんだ。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 17:52:02 ID:g6RJbAav
なんだこのオチw

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 22:05:16 ID:MPES9B/3
>>153
タイトル、もろ最後のシ者じゃねーかwww
アンタは本当にアホだなww(いい意味で

>>161
なんだこの展開www
アンタも本当にアホだなww(いい意味で



166 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/09(月) 22:59:37 ID:tanegjKq
http://dat.2chan.net/16/src/1136814247909ea6d.jpg これ気に入ったw

167 :1/2:2006/01/09(月) 23:09:06 ID:MgKZ7Z5y
 衝動的に書いてしまったので書き込みます。
 いろいろ好き勝手やってますがどうかお目汚しに。


 ドアをノックする。もう1時間もこんな調子だ。
「真紅ぅー、真紅ぅ。部屋に引きこもってないで出てくるです。ひきこもりは一人で十分ですぅ。」

 蒼星石だ。こちらに来る。
「・・・?ジュンの部屋の前で、一体どうしたんだい姉さん?」
なぜか真紅が引きこもってるです。体調が悪いとか何とか言って1時間もでてこないですよ。」
 真紅にしては珍しい。珍しすぎる。
「本当に体調が悪いんじゃないかい?そっとしておいてあげようよ。」
「それはありえないです。今日は『くんくん探偵第32話 マドリガーレの逓減率(pt.4)』なんですよ。子供
向けアニメにあるまじき凄惨な殺人事件、そして伏線張りまくりの物語に今週ついに決着が着くんです。真紅が
あれを見逃すなんてありえないです。」
「・・・そう。・・・また面白そうなサブタイトルだね。」
「そうです!前回のラスト、くんくん探偵が『今回の謎は・・・いわば変奏曲といったところだね。第一の殺人
の主題と考え、第二、第三の殺人を変奏と考えるんだよ。さまざまな装飾、拍、変拍子・・・すべてが絡み合っ
てわからなくなっている。壮大な組曲を構成しているのさ。でも主題はたった一つ。単純で、とても簡単な、ね
。』って言ったところなんて感動して涙流してたですよ。真紅。」
 そう。そうなのだ。今回のくんくん探偵は今までで最高傑作と言ってもいい出来なのだ。もっとも、雛苺あた
りはすっかり忘れているかも知れないが。
「真紅ぅ?あと5分くらいで始まるですよー。第二の殺人、クローディアが演奏会場で射殺された事件のトリッ
クを知りたくないですかー?親切でいってるですよー。出てきやがれですー。」
「・・・ちょっと僕も見たくなってきたな。その話。」

 その時。ドアが開く。ちっちゃい真紅が出てきた。
「そ・・・そうね。みないと・・・いけないわ。」
 ・・・かわいい。物凄くかわいい。もともと少女なのに、完全に子供化している。身長は、そう。雛苺よりち
ょっと低いくらいか。それより顔だ。子供っぽい。無邪気っぽい。ああ、あのお姫様がこんなに無邪気でかわい
い顔だったなんて。
「・・・し、真紅?どうしたですか?」
「真紅、君・・・、小さくなってるよね。」
「み・・・みれば・・・わかるでしょ。ちいさく・・・なったの・・・ょ」
「それは、分かるですけど。」
「と、とにかく、くんくんたんていを、みにいくわよ。いきましょう。すいせいせき。」
「ええ、ところで、真紅?」
「かんじが、つかえないの。」
「僕らの知りえないところまで影響を及ぼすとは。凄いね。」

 階段を下りる。服までサイズが小さくなっているようだ。
「うう、このじょうきょうははじめてだわ。なんとかしないと。」てくてくてく。
「ほんとうはひとりでなんとかしたかったの。」てくてくてく。
「まあいいわ。とにかく、いまはそれどころではないわね。」てくてくてく。
 てくてく歩く真紅。ちっちゃい足。たまによろけたり。ちょっと触ってみる。なでなで。
「え、そうせいせき?どうしたの?」
「ちっちゃい真紅。ちっちゃい真紅ぅ。可愛いですー。」なでなでなで。
「ちょっと、やめなさい」
「可愛いです可愛いですぅ。」なでなでなでなで。
顔が真っ赤だ。あの真紅が、あの真紅が顔を真っ赤にしているのだ。ああ!今こそ日ごろの恨みを晴らす時!
恨みは特にないけど。なでなでなで。
「やめなさいってそうせいせき。」
「あうー。可愛いぃー。お帽子取りましょうねー。」
ひょいっ。ちょっと意地悪をしてみる。

168 :2/2:2006/01/09(月) 23:10:08 ID:MgKZ7Z5y

「あ・・・ちょっと、やめ、かえしなさい。そうせいせき。あなた。」
「あうー。そっちの方が可愛いですよ。」なでなでなで。
「こら、う・・・ふざけてないで、かえしなさい。」
「こんなに可愛いからー。もうちょっと返さないですぅ。」なでなでなで。
「姉さん、返してあげなよ。かわいそうだよ。」
 蒼星石の声だ。聞こえなかったことにしよう。
「ちょっと、ほんとうに、かえしなさい!」
 ぴょんぴょんジャンプする真紅。私は手を上に。真紅はジャンプするがとどかない!ああ!素敵!なんて素敵
なの!ローゼンメイデンって飛べるのに。ぴょんぴょん飛ぶちっちゃい真紅。必死。必死で私の手から帽子を取
ろうとしている。顔は真っ赤だ。いじめられた子供のよう。ああ、素敵だ。もうちょっといじめたくなる。ごめ
んなさいね。真紅。ちっちゃい真紅。

「えへへー。これは私がもらったですよぉ。」
「うう、かえして、かえして、かえしなさいよぉ」ぴょんぴょん。
「ちょ、ちょっと姉さん、」蒼星石が止める。聞かなかったことにしよう。
「あははーです。」
「姉さん・・・真紅が、本当に・・・泣きそうだよ・・・返してあげなって・・・。」
へ?真紅が泣きそうですって?

「う・・・かえしてってばあ・・・それ・・・だいじな・・・ぼうしなんだからぁ・・・ぐすっ・・・ふえっ・
・・」
あ、あらあら。
「うう・・・ぐすっ・・・かえしてよぉ・・・どうして、いじわるするのよ・・・ぐすっ・・・う・・・うわぁ
ぁあぁぁあぁぁぁん・・・ああああああああん。」
!!ちょ、ちょっと、あの真紅が!?あの真紅ですよ?
「うわあああああああああああん、・・・ひっ、ひっ、かえして・・・ぼうし・・・おねえちゃん・・・かえし
て・・・ぐすっ・・・ひっく・・・ひっく・・・ああああああああん。」
「あ、えっと」
お姉ちゃんって言った真紅。私はお姉ちゃんじゃないのに。まずい。ちょっとまずいかも。でもちょっとかわ
いい。いや、すごくかわいい。
「ふっ、ひっく、ひっく。ぐすっ、ひっく・・・」
「よしよしです。ごめんなさいね真紅。」なでなで。
「ぐすっ・・・ぼおし・・・」
「いじわるしたお姉ちゃんが悪かったですね。帽子は返すですよ。着けてあげるから前をむくです。」
「うう、ぐすっ、ぐすっ。」べそをかく真紅。私は帽子を着けてあげる。
「うん。とっても綺麗ですよ。」
「ほんとう?」
「うん、お帽子がとってもよく似合ってるです。素敵ですよ。だから泣くのをやめるです。」
「うん・・・やめる。」
「えへへー。いいこですねぇ。よし、お姉ちゃんがだっこしてテレビの前まで連れてってあげるです。」
 真紅をひょいっと持ち上げる。驚くほど軽い。
「姉さん・・・さっき帽子取ったほうが可愛いっていってたのに・・・」
 いまのは本当に聞こえない。ああ、素敵。今日から私がお姉さん。

 リビングのドアを開ける。ジュンがこっちを見る。
「し、真紅?どうしたの?」
 そんなことは問題じゃない。私たちはテレビを見る。そう、二人でなかよくテレビを見るの。

169 :167:2006/01/09(月) 23:32:31 ID:MgKZ7Z5y
168の1行目。
そうせいせき→すいせいせき
思いっきり間違えた。訂正です。なんてこった。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 23:57:27 ID:PfInENaU
で・・・結局ナレーションは誰だったの?後半の感じから翠星石?

171 :167:2006/01/10(火) 00:05:47 ID:DUtVTKUa
ずっと翠星石です。

172 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/10(火) 00:06:15 ID:LeCPw3oQ
久しぶりにエロ絵でも描くか

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 00:30:14 ID:c30RNoGQ
大体真紅の帽子ってなんだw
ヘッドドレスじゃないのかあれは?
しかも翠星石は第3ドール、真紅は第5ドールだから一応翠星石が姉なんだが
でも真紅は萌えた

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 17:24:11 ID:24uvrQb+
少し分かりにくいな……
三人称か一人称なのか混乱しまくりんぐww

で、続くのか?

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 17:42:57 ID:9w6PMeVg
真紅かわいいな
上みたいな細かな間違いは知らなかっただけだろうし
また気が向いたら書いてほしいよ

176 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/10(火) 18:18:44 ID:LeCPw3oQ
思いついたネタがあったらどんどん投下しませう( ゚д゚ )

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 17:35:19 ID:tPVLp99W
うほwいいネタ思いついたw
だがSSを書く才能がないというのが何とも歯がゆい……

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 18:56:50 ID:KhNTk0PS
ネタを文にするのって大変だよな

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 19:31:07 ID:n7l8ecyf
>>177
期待してるよ

180 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/11(水) 22:14:38 ID:wAjkV5I8 ?
書き慣れなくても、読み手のつもりで読み返してみたら色々と直す所とか見つかるものなのだわ

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:01:04 ID:VYjxqKGV
それすると、半永久コンボ確定かしら!

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:17:54 ID:0uRACeoQ
ttp://ex14.2ch.net/test/read.cgi/campus/1135410140/358

なんかいいネタにできそうなきがする

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:39:37 ID:wSo8fU01
>>173
国立医大で調べた結果、どうやら角らしい。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:41:05 ID:oe6mnsGP
書いてみたけど自分ではおもしろいかどうか分からないな……
とりあえず逃げる準備しつつ冒頭の部分だけ投下するお。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:43:39 ID:oe6mnsGP

ジュンは金糸雀と契約を交わした。
この物語は、幾つもの可能性が混雑するnのフィールドの世界の一つ。
ジュンが真紅と出会わなかった世界の話。


「――つまり、アリスゲームを勝ち抜いた一体だけがアリスになれるってことだな?」
「そういうことかしら。 まぁ、カナにかかればアリスなんてお茶の子さいさいだけど、勝ち残るには否応がなしにもミーディアムの力が必要なのよね」
「なるほど。 それで僕と契約したわけだ」
聞けば聞くほど興味が湧いてくる話だ。
ジュンは椅子にもたれかかり、眼鏡を指で持ち上げた。
下らない学校生活に嫌気が差し、引き篭もって以来、やることといえばパソコンか寝ることぐらい。そんな毎日に彼は暇を持て余していた。
そんな矢先に自分の前に現れた生きた人形。さらに契約を交わした後、彼女の口から語られる話は見たことも聞いたこともないような奇想天外な事ばかり。
七体のドール。ミーディアム。nのフィールド。そしてアリスゲーム。
いつのまにか気怠さは吹き飛び、心の中を渦巻いていた無力感は消え去っていた。
代わりに心の表層に浮上してきたのは、抑えることのできない歓喜。
「なぁ、金糸雀。 僕は今、本当にお前に感謝してるよ」
「え?」
突然のことに金糸雀は首を傾ける。
「何のことかしら?」
「僕と契約してくれたことをさ」
 ジュンは笑っていた。
だがその笑顔は決して年相応の可愛らしい笑顔ではなく、口の端を歪め陰鬱で狂気じみた笑顔。彼が肩を震わせるたびに、彼の喉からは空気が断続的に音を成していた。
「おかげでいい暇つぶしになりそうだよ」


186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:49:24 ID:oe6mnsGP
エライJUM君と最弱策士ドールのコンビでアリスゲームを頭脳戦で勝ちぬいていく話が書きたかったわけですよ。
だけど、だけどね……これどう見てもツマランよな……

さぁて自作絵でも描いてくるよwww来世はSSの才能がありますようにww
んじゃ、逃げるお⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン

187 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/12(木) 00:53:43 ID:/Og0lVP/
別のタッグでアリスゲームを考えるってのも面白いねー

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:58:40 ID:Jn30w+4t
このタッグだと以前何処かで貼られてた金糸雀の
「所詮ジャンクはジャンクなのかしら。水銀燈…」の絵が浮かんでくる。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 01:02:42 ID:kRjdud4w
>>185を見て頭に
JUM「計画通り」ニヤリ
の図が浮かんだ。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:23:17 ID:Xih/vveo
のりに与えられたヨーグルトを吐き出した雛苺。
御飯とジュースを一緒に食べるのが夢の雛苺
翠星石が作った料理を滅茶苦茶にした雛苺。
好きな餌の名前を擬態語でしか表現できない雛苺。
流しそうめんにビスケットを流す雛苺。
要するに食べ物を粗末にする雛苺。
話し言葉の語尾を「〜です」と言えない雛苺。
自分の事を「わたし」といえず「ひな」と呼ぶ雛苺。
空からジュースが降ってきたり牛乳が降ってきたりする雛苺。
真紅から力を分けてもらわなければ何も出来ない雛苺。
皆の邪魔をするしか能がないくせに強情さだけは誰にも負けない雛苺。
髪型と衣装だけが可愛くて顔はおそろしく不細工な雛苺。
自分で自分の事を可愛いと思っている雛苺。
猫を虐待した雛苺。
巴を殺そうとした雛苺。
怖ろしい奇形のドール。
……雛苺はいらない子。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:25:55 ID:nMRP9i3a
クソ雛苺が大好きなおまえたちの見ている目の前で
クソ雛苺をキクイムシの幼虫で満たしたドラム缶に
素っ裸後ろ手錠状態で叩き込んでやる。

無数の幼虫にたかられ、生きながら喰われるクソ雛苺のおぞましい姿。
体中数ミリ程度の小さな穴だらけとなり、それでも死ぬ事さえ許されず
「雛、なんにも悪い事してないの〜」と
間違った主張を繰り返すクソ雛苺の強情で醜い腐り果てた性根。

そのクソ雛苺の哀れな姿を他山の石として、己の誤った価値観を矯正するがよい。


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:27:57 ID:fry0QPlG
おまえたち人格障害者の見ている目の前で、
ク ソ 雛 苺 を 極 熱 の 糞 尿 で ゆ で 殺 し て や る 。
存在自体が誤りであるにもかかわらず、
「雛なんにも悪いことしてないの〜」と吠え続けるクソ雛苺。
数日経過して体組織もほとんど糞尿に融解し、もはや原形を留めないクソ雛苺。
その状態でなお許しを請うこともせず、自我を主張し続けるクソ雛苺。
その醜悪な姿と腐り切った自我とを目の当たりにして、
今までクソ雛苺を崇めていた己自身の所業の愚かさを思い知るが良い。



193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:30:08 ID:vjiTZDjm
ジュンと巴の見ている目の前で、
大型の剣山を置いた幼稚園児用の椅子に、泣いてあばれるクソ雛苺を無理やり座らせる。
肩から加重をかけて、剣山の針が尻に充分刺さるよう調節。
被検体のサルに使用する実験用器具でクソ雛苺が微動だにせぬよう固定。
特殊工業用鋼鉄製やすりを用いて、クソ雛苺の頭部を斜め45度から研磨してやる。
1ミリたりとも動けぬ状態のままで、かような痛苦を与えられているにも拘らず、
「いたいの〜」、「たすけてなの〜」、「トゥモエ、雛、くるしいの〜」
と、我侭な自己主張をガラス窓が振動するほどの大声で吠え続けるクソ雛苺。
自らが存在する事の誤りを真摯に謝罪し、赦しを乞う事の必要性に気付こうとさえしない。
ただひたすら己の筋の通らぬ要求のみを繰り返すクソ雛苺の許されざる醜悪な姿。
極めてゆっくりと研磨した為一週間程度を要したが、クソ雛苺の頭部は見事な半月形に。
その間に於いてもクソ雛苺の強情かつ理不尽な要求は一瞬たりとも止む事はなかった。
強制固定器具を外してくれた研磨技師に対しても感謝の言葉さえない。
それどころか、「ばかやろうなの〜」、「雛、おまえをゆるさないの〜」と己の罪業を罰し、
罪を軽減してくれた恩人を面罵する始末。

ジュンと巴に向かってトコトコよろめきながら走り寄る頭部半月形クソ雛苺。
腰を抜かしてガタガタ震える以外為す術のないジュン。
背中に隠した鞄に全神経を集中して待ち構える巴。
クソ雛苺の余りの強情さを目の当たりにして、優しい巴でさえついに決断したのだ。
「これ、いらない」と。



194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:31:49 ID:OZjaGJbW
クソ雛苺を銅製の支柱に有刺鉄線で固定。
頭の先からつま先までくまなくキャンピング用の固形燃料を塗り込んで点火。
固形燃料は火力が弱くて長時間燃焼するように作られている。
2〜3時間に渡ってクソ雛苺は「雛、なんにもわるいことしてないの〜」
と誤った主張を続けることだろう。存在自体が間違いだというのに。
この期に及んでなお「ごめんなさい。許してください」と正しい日本語での
謝罪に思い至る事の出来ないクソ雛苺の強情で腐り果てた性根には憐憫の情を
禁じ得ない。
さて、弱い火力で焼かれたゆえ、体表面から数ミリ程度を炭化させただけ
で身体機能には何ら影響を及ぼさない筈だ。
体表面の炭化したクソ雛苺。
髪の毛は燃え去り、頭は丸坊主。全身は真っ黒。
「熱いの〜」、「苦しいの〜」、「痛いの〜」、「助けてなの〜」
と泣き叫びながら走りよって来るクソ雛苺。
それを見て、悲鳴を上げて腰を抜かしながら逃げ出す自称雛苺大好きっ子
たちの姿。
クソ雛苺信者の醜き姿、ここに極まれり。


195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:33:54 ID:GzsQOi5f
クソ苺が「〜なの〜」と言うごとに一本

クソ苺が自分を「雛」と呼ぶごとに一本

クソ苺が「うにゅ〜」と言うごとに一本

20Gの注射針をクソ苺の爪の間に刺し込んでやる

「いたいの〜」
と吠えるだろうから、そこでもう一本
そうして、あっという間に20箇所の爪が針だらけ
仕方がないから腐った眼球に点滴用留置針をまた一本

自分が罰を受ける理由を悟れない愚か者
あはは、まるで剣山みたいだ
それでも
「いたいの〜」、「やめてなの〜」
ああ、また一本
「死ぬ」ということがないから未来永劫20G

死ねれば楽になれるのに
苦痛と恐怖のみがクソ苺には与えられる

「トゥモエ〜たすけてなの〜」
ああ、またか、しかたないな
今度は18Gを刺してあげよう

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:35:36 ID:S+YB3eEX
雛「ジュン〜。あれが食べたいの〜。」

ジ「また苺大福か?」

雛「違うの〜。黄色いふわふわの中が黒くて甘いの〜」

ジ「黄色くて中が黒くて・・・!それってどら焼──

雛「フフフフフ…」

ジ「貴様!本物の雛苺を何処にやった!」

雛「やだなぁ何言ってるんですか、僕が本物の雛苺ですよ…フフフフフ…」


〜新たなドール雛えもん〜

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:35:54 ID:6GAdAGpU
雛苺は何をやっても許されない。理由は雛苺だから。
雛苺に対しては何をやっても許される。理由は雛苺だから。

あ〜釘バットでクソ苺をぶん殴って首っ玉吹っ飛ばしてやりてえ。
もっとも、首が飛んだ位じゃバカ苺は死なないだろうけどなw
首の取れた体だけでテケテケ歩き回るんじゃないか?
腹がよじれるほど面白い見せ物になること請け合い。

首 な し 呪 い 人 形 雛 苺 様 の テ ケ テ ケ 踊 り(ゲラゲラ



198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 02:38:32 ID:FcVkWqdL
雛、かわいいの〜

雛をいじめるひとはおばかさんなの〜
雛、かわいいの〜

雛をいじめるひとはあたまのよわいひとなの〜
雛、かわいいの〜

雛をいじめるひとはいらないひとなの〜
雛、かわいいの〜

雛をいじめるひとはしんじゃえなの〜
雛、かわいいの〜

雛をいじめるひとはきょうちょうせいがないひとなの〜
雛、かわいいの〜

雛はだあいすきなジュンとけっこんするの〜
雛、かわいいの〜

雛は真紅もだあいすきだから、真紅ともけっこんするの〜
雛、かわいいの〜

雛はろーぜんめいでんのおしばいのなかでいちばんのにんきものなの〜
雛、かわいいの〜

雛をなんばーわんにしてくれてありがとうなの〜
雛、かわいいの〜

雛もみいんなのことがだあいすきなの〜
雛、かわいいの〜

199 :ジュン:2006/01/12(木) 02:52:43 ID:rcWqJ22R
雛苺ってブスだよなあ

200 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/12(木) 03:27:09 ID:/Og0lVP/
雛苺はエロSSに必要不可欠な子だよ

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 03:43:12 ID:kzLM8SJQ
>>185
なんかライトノベルでよく見かけるようなJUM君だな

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 13:59:21 ID:ypCO+Kyw
あはは。汚い。なにこれ。臭いよ。うへぇ。捨てようよ。お母さん。
そうね。ひどい臭いだわ。気色悪い。吐きそうだわ。
下水に流したら詰まるわよ。生ごみかしらね。
いやあねえ。いやだわあ。雛苺だって。


203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 17:03:09 ID:EDtxOIEs
串変えてよく頑張った。感動した。
雛苺ってちょうどいい位置に体があるからローの練習にいいよね?

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 18:13:19 ID:jYVKVMel
>>186
続き希望⊂二二二( ^ω^)二⊃

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 18:17:18 ID:x8zslXEG
今日は一段と反雛苺派が多いなぁ・・・
アニメ見ている限り普通に萌えキャラなのにどこがそんなに気に食わないんだろうか。

206 :レ   プ ◆utWEud8dUs :2006/01/12(木) 18:27:48 ID:/Og0lVP/
なんか、どっかの板の雛苺虐待スレから、N即のローゼンスレやこのスレに移民して来てるみたいよ。
適当にコピペ文でNGするのが得策。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 18:49:37 ID:YAZdzvQu
>>186
>>201の指摘する通り、JUM君が中二病のようですねw
でも文章上手だし普通に面白いんで、是非続きを投下して欲しいのだが。
⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 20:49:22 ID:o+Ai2fZ3
上に同じ

209 :僕犯人知ってます。:2006/01/12(木) 23:45:52 ID:TmPvT+m9
久しぶりに復活。
前書いてた奴続き連想できんし無理っぽいんで続き書きません。
っていうか、まぁ復活して正直このタイミングで出たらウザイなw
ま、何か書くんでそこんとこよろしく。

210 :僕犯人知ってます。:2006/01/13(金) 00:34:48 ID:Tm7G2LAi
「ジュン、あなた最近翠星石と仲がいいわね・・・・」
「ん?・・・そうか?」
真紅は無表情に、そして静かに聞いた。
ジュンはパソコンでネット通販をしながら、適当な返事を返しただけだった。
当然ジュンにはこのとき真紅の表情は見えていない。
真紅がこのようなことを言いたくなるのも当然で、最近ジュンは翠星石と話す回数が圧倒的に多くなっている。
真紅とも話していないわけではないのだが、真紅とは普段話すことといえば限られてくる。
どちらかが何かを悩んでいる時はお互いにそれに気付きそのことについて深く話し合う事が多い。
翠星石とは隙あらばといったように言い合いをしている。
真紅には微笑ましいこの光景が少し疎ましく見えたのだろう。
もちろん真紅はこれが嫉妬であるとは気付いていなく、自覚していたとしてもそれを認めないだろう。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
話す内容がなく沈黙が続く。
この沈黙を破るかのようにドタドタと階段を上る音がしてきた。
「真紅、チビ人間、オヤツですよ。さっさと下に降りて来るです」
「あぁ・・・」
「今いくわ」
真紅は本をたたみ立ち上がり下の階に降りていった。
一方ジュンはまだパソコンをいじっている。
「そんなもん止めて早く来るです。今日は翠星石も手伝って作ったです」
「・・・・・」
ジュンは面白そうなサイトを見つけ少しそのサイト内を見ていた。
「・・・・・・・ジュンは翠星石が嫌いですか?」
「は?」
翠星石の唐突の言葉。
ジュンはいきなり何を言ってるのがわからなく、後ろを振り向いた。
そこには目に涙を溜めジュンを見つめる翠星石の姿があった。
「え・・・わ、わかったよ」
そう言い、ジュンはすぐパソコンを切った。
しかし、翠星石の目にはまだ涙が伺える。
「・・・・・ったく。どうして欲しいんだ?」
「抱っこしてください」
翠星石は小さな声で呟いた。
「わかったよ」
翠星石をヒョイといつも真紅を抱っこするように持ち上げた。
翠星石は涙を払い、頬を薄く朱に染め嬉しそうにしていた。
一階にジュン達が降りて来た時、皆は騒然となった。
もちろん真紅も例外ではなかった。
普段は真紅を抱っこしていてもこれといった事は無いが、今回は勝手が違った。
抱っこされているのは翠星石である。
真紅はこの時胸に痛みが走った。
気のせいではない確実な痛み、今まで味わったことの無いような苦痛、真紅はこの場に居るのが徐々に辛くなってきた。



今日はここまで。
久しぶりに書いたけど会話すくねぇ。
妙におかしい部分会ったような気がする。
復活したけどあれやな、またかくの遅れそうw

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 01:55:00 ID:d5Ya5nsi
wktk

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 02:43:00 ID:2g9fL2OO
蒼星石は銀様に吸収され、雛苺は真紅の力へと変わった。
果たして、アリスになれるのは誰なのか?
そして次に死ぬのは誰なのか?
さぁますます面白くなってきましたぞローゼンメイデン!!

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 07:12:50 ID:pOX6K42f
面白くなったというより
見るだけで疲れ果てるとはどういうことだろうか…?

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 07:31:01 ID:NVXlVjxz
>>213
黙々とキャラの処理をしてる感じがしないでもないし。

どうせ、死なせていくのなら、死に至るまでの過程を
(勿論、殺され方ではない)じっくり描いて欲しかった。
つまらない萌え描写に時間をかけずに...。


215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 20:29:02 ID:3WkOEKwE
>>186マダー?

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 20:55:17 ID:c9AcPLja
>>210
wktk wktk ・・・・書くの遅れそう・・・?
続き気になるぅぅぅぅ 生殺しだお!

217 :僕犯人知ってます。:2006/01/13(金) 23:20:17 ID:Ec8apiET
さてと、続きを書きましょうかね。
といっても1日1回が限界良くても2回w
まぁ、がんばりますわ。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 23:53:21 ID:d5Ya5nsi
ウホッ wktk

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 00:06:00 ID:QvdRsgj4
翠星石抱っこしてえええええええええええええええ

220 :僕犯人知ってます。:2006/01/14(土) 00:35:50 ID:D+Rx85A4
 >>210の続き
真紅はこの胸の痛みの原因が翠星石にあるとすぐに気付いた。
ジュンに抱かれる翠星石を見る度に痛みが激しくなる。
真紅は今飲んでいる紅茶の味が判らなくなるほどに動揺しあからさまに様子がおかしくなっていた。
翠星石はジュンから降り椅子に座って自分で作ったお菓子を美味しそうに食べている。
ジュンは真紅の様子のおかしさに気付いた。
「なぁ、どうかしたのか?真紅」
「・・・・別になにもないのだわ」
真紅はジュンの言葉に素直に答えることが出来なかった。
自分が本当に思っている事を言ってしまうと、心の中から自分が崩れそうに思ったから。
一方真紅の悩みの種の翠星石は真紅がどう思っているかなど露知らず、お菓子を食べていた。
翠星石の口の周りにはお菓子のクズが少しついていた。
「口の周り、ついてるぞ」
そう言い、ジュンは机に置いてあったティッシュで翠星石の口の周りを拭いた。
「あ、ありがとです」
翠星石は顔を俯けにし赤らめてお礼の言葉を言った。
真紅はこの瞬間、自分の中の何かが壊れた。
そして、真紅は無言で席を立った。
「おい、どこへいくんだ?」
「・・・・・・」
真紅にはジュンの言葉すら耳に届かなかった。
真紅はこの時自問自答を繰り返していた。
何故ジュンは自分の方に振り向いてくれないのか?自分は素直じゃないから?そんなことは無い翠星石は自分よりも素直じゃないはず。
このような考えや思いが真紅の頭に何度も何度も繰り返しによぎった。
「・・・・最近、あいつ様子がおかしいよな・・・・」
ジュンは誰に問い掛けたわけでもなく、思ったことが口に出ただけといった感じだった。
「そうですねぇ。あの子は悩み事なんかをよく内に溜め込むんです」
「ふぅん」
この2人は、自分達が真紅を悩ませている事は全く気付かなかった。
その時、真紅はジュンの部屋で自分の鞄に入っていた。
しかし、寝ることはせずにひたすら泣いた。
多分涙の後ができている。
泣き声が鞄の外に聞こえるかもしれない、しかし今はどうでも良かった。



はい、今日はここまでと。
1回3分の2ぐらい出来たのに謝って消してしまった。
半分はコピーしてたから無事だったけど、後はだめになっていたw
やはりおかしいな、何か皆妙にキャラが違うなw
まぁ、こんな調子でだらだらとやっていくけどよろしくお願いします。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 01:09:54 ID:QvdRsgj4
>>220
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
GJ!

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 13:52:37 ID:QvdRsgj4
また書いてね作家さん

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 17:34:01 ID:0SY9Z+PW
ただいま帰還しました。
そして>>185の続きを投下。
んじゃ、逃げるお⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 17:35:00 ID:0SY9Z+PW
金糸雀は、自分の人工聖霊の選択に疑問を持ち始めていた。
今までピチカートが選ぶミーディアムといえば全て、人形好きな優しい人間ばかりであった。そんな前回までと比べ、今回のミーディアムはあまりに逸脱している。
桜田ジュン。自分と快く契約を交わし、アリスゲームにも全面的に協力すると答えた少年。
ピチカートはどうして彼を選んだのだろうか?不満はなかったが、胸の中で引っかかる疑問はいまだ消えることなく居座り続けていた。



「………」
 テーブルを挟んで向かい合わせに座る一人と一体。
互いの前には湯気を立てるティーカップが置かれ、注がれた紅茶の芳しい香りが鼻腔をくすぐる。
「はやく飲まないと冷めるぞ。 せっかく姉さんが淹れてくれたのに」
 そう言ってジュンは一口、紅茶を啜った。そしてカップから口を離すと、不満げに鼻を鳴らした。
「……わざわざ僕なんかのためにね」
 数秒間、沈黙が広いリビングを支配する。
「え、えっと……い、いただくのかしら〜」
 気まずい空気に耐えられず、金糸雀は逃げるようにカップに手を伸ばした。
紅茶を飲むのは久しぶりだが、もちろん一気に飲み干すなどという下品なマネはしない。気品高い薔薇乙女の一体なのだから、それぐらいの作法は心得ている。
昔、第五ドールがしていた流暢な紅茶の飲み方を思い出しながら、見様見真似でゆっくりと啜った。
口内に満ちる独特の香り。すんなりと喉を通っていった紅茶は、心地よい温かさを胸に宿らせる。
美味しい。素直にそう思った。
そうして平日の午後の一時は静かに流れていく―――


225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 17:36:18 ID:0SY9Z+PW
「ってノンキに茶なんかしばいている場合じゃないのかしらー!」
 突然、金糸雀がテーブルを叩きつけて立ち上がった。そんな彼女に蔑んだ視線を向けてから、ジュンは倒れしまったカップを見る。
「零すなよ」
「そんな問題じゃないのかしら! 食うか食われるかのアリスゲームはすでに始まっているのよ、ジュン!」
「僕も分かってるさ、そんなこと」
 ジュンは半分残っていた紅茶を一気に飲み干すと、空のカップをテーブルに置く。
「慌てたって仕損じるだけ。 なら、ゆっくりとこれからのことを考えてった方がいいだろ?」
「だ、だけど……」
 まだ納得できないのか、しばらくの間、金糸雀は紅茶が零れた自分のカップを見続けていた。
「まぁ、安心しろよ。 このアリスゲーム、勝ち残るのは意外と簡単みたいだし」
「え!?」
 金糸雀の表情が一転して明るくなる。
「本当かしら!?」
「ああ、本当。 このゲームに特にルールはない。 ってことはわざわざ正面きって闘う必要はないんだろ?」
「うん……そういうことになるかしら……」
 アリスゲームはただ、相手のローザミスティカを奪えばいいだけで、そうするための手段に決まりはない。
実際、金糸雀も楽してズルしてを信条に、これまで他の姉妹のローザミスティカを手に入れようとした。成功したことは一度もないが。
「だったら話は早い。 このゲームに勝つ方法は、とても簡単かつ単純だよ」
 ジュンの声は楽しそうだった。
まるで新しい玩具を買い与えられた子供のように、心底楽しそうだった。


226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 17:39:14 ID:0SY9Z+PW
「さっきのお前の話しを聞くかぎり、アリスゲームにおいてミーディアムが勝敗を決める重要な存在なのは確かだ。 つまり、僕が何を言いたいか分かるか?」
 回りくどい言い方だ。金糸雀は彼の意図を理解できず、眉をしかめて顎に手をやった。
「……どういうことかしら?」
「ミーディアムからの力の供給がなければ、アリスゲームには勝てないってことさ」
「へ?」
 彼の言葉は事実であった。しかし、アリスゲームに関係する誰もが知っていて当たり前のことである。
真剣に耳を傾けていたのが馬鹿らしくなってしまった。
金糸雀は溜息をつきながら、自分が倒してしまったカップを起こした。
「そんなことは周知の事実かしら……」
「だけどさ、ドールにとって媒介は重要なのも事実だろ?」
「それはそうだけど……」
 一言だけ言って黙り込んだ金糸雀に、ジュンは話し続ける。
「だったらさ――」
 彼は眼鏡の位置を戻し、目を細めて微笑んだ。
「ミーディアムを殺せばいい」




「ただいま」
 玄関の扉を開けた少女が、ぽつりと呟く。
彼女の両親は共に職を持っており、この時間帯に家にいることは滅多のない。故に返答はなく、彼女の言葉は中空へと消えていった。
いつものことなので、さほど気にすることなく少女は廊下を抜けてリビングへと入った。
「ふぅ……」
 少女が鞄を床に置いてソファーへと座り込もうとした時、電話が鳴った。一体、誰であろう。父か母、もしくはセールスの電話だろうか。彼女は数秒間ためらった後、受話器を取った。
「はい、もしもし」
『もしもし、桑田さまのお宅ですか?』
 聞き覚えのない男の声。不審に思いつつ、少女は言葉を返す。
「はい、そうですが……どちら様ですか?」
『いやいや、御気にせず。 ただ一つ、質問に答えてもらいたいだけので』
「え?」
 少し間を置いて、男はゆっくりとした口調で訊ねてきた。
『巻きますか? 巻きませんか?』


227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 17:41:19 ID:0SY9Z+PW
  終  了

ここまでしか書けてないおwww

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 18:17:07 ID:hyIGPx9E
>>226由奈かwwwてかJUMがダークwww

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 18:21:02 ID:qWIzVv8K
うはっJUMマジ極悪ww

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 19:13:44 ID:0H/lzwM9
キタキタキタキタコレwww
さあ早く続きを!
今すぐにでも続きを!!
桑田由奈が出てきたの初だな。
GJ!

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 19:39:15 ID:31pYK54d
JUM君学校の連中に復讐するのかw
これ面白いな、なんかりすかを思い出した

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 23:44:22 ID:0SY9Z+PW
感想トンクス!
桑田さんが出たのは……聞くだけ野暮ってもんだぜw
にしても職人ってのは仕事が早いなwテラスゴスww
俺も希望に答えれるようにできるだけ迅速に続きを書くお!


233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 04:25:50 ID:d03G9ZF5
素晴らしい才能です!

カナリー、最っ高!
エッグ、スウィート、みっちゃん、赤ダメ
一読者としてはナンセンス

234 :僕犯人知ってます。:2006/01/15(日) 18:45:38 ID:N2vw3aL4
>>220の続き
「・・・・真紅・・・・真紅!!」
ジュンの声が聞こえる。
真紅は何時の間にか寝てしまったようだ。
あの胸の痛みはもう消えていた。
「・・・・何か用かしら?」
鞄が開き少し寝ぼけたような顔をした真紅が姿を見せた。
「何か用ってお前どうしたんだ。最近少しおかしいぞ」
「別に何も無いのだわ。それより紅茶を淹れて頂戴」
ジュンは真紅が本調子に戻ったように思えた。
しかし、やはり何かを隠している感じもした。
「わかったよ」
少し嬉しそうにジュンは返事をした。
ジュンが一階に紅茶を淹れに部屋を出て行った。
全て夢であればいいのに。
そんなことを真紅が思っていた。
すると、その思いを打ち砕くかのようにドアが開き翠星石が現れた。
夢ではない。
真紅はすぐにそのことを思い知った。
「真紅・・・・大丈夫ですか?」
翠星石は心配そうに真紅に尋ねた。
翠星石の顔を見た時、真紅はまたあの胸の痛みに襲われた。
「えぇ、大丈夫よ。何か用かしら?」
「っえ。よ、用って・・・別に何も無いですけど。唯・・・・真紅が心配だったんです」
翠星石にはどこか真紅の対応が冷たいような気がした。
真紅は、無意識のうちに翠星石に嫉妬をしていた。
「用が無いなら出て行ってもらえるかしら?」
「わ・・・わかったです」
開きっ放しになっていたドアを通って部屋から外へ出て行った。
階段を下りるとき紅茶を持ったジュンとすれ違った。
だが、翠星石はジュンには気づかなかった。
そして、自分の部屋に戻ったジュンは真紅に紅茶を渡しひとつ尋ねてみた。
「なぁ、翠星石の奴どうしたんだ。なんか泣いてたみたいだぞ」
「さぁ?どうしたのかしらね?・・・ッフフ」
真紅は理由はわかっていた。
だが、心は痛まなかった。
むしろスッキリしたような感覚がした。



今日はまだ時間有るからまだ書くかも・・・(自信薄)
なんか、真紅自分のイメージと違ってきてる。
優しい真紅カムバーック。
といっても真紅のキャラこのままになるかも知れんけどw。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 19:02:05 ID:ywuLIFjl
>>234
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
GJ
翠も紅も好きなんでどうか続きをお願いします

236 :僕犯人知ってます。:2006/01/15(日) 19:59:45 ID:N2vw3aL4
>>234の続き
「おい、性悪人形・・・・翠星石、何があったんだ?」
ジュンはさっきの真紅の答え方に対し疑問を抱き、翠星石に何があったか聞きにきたのだ。
「別に・・・別に何も無いです」
泣きじゃくる翠星石はジュンにこんな自分の顔を見せまいとジュンに背を向けたまま話した。
「こんなに泣いてるのに何も無いわけないだろ!!一体どうしたんだ!?」
ジュンは自分を背にする翠星石の肩を掴み無理やりジュンの方へ体を向けさせた。
翠星石はジュンの顔が自分の顔のものすごく近くにあるようになったことに驚き目を丸く開き、零れる涙を見せまいと必死に涙を払ったが瞳からとめどなく雫が頬に流れた。
「何も知らないんです。本当に私は何も知らないんです。唯・・・・・・」
「唯?」
翠星石の言葉は途中で止まった。
ジュンはその続きを聞きたくて聞き返した。
翠星石は真紅との事をいってもいいのか、唯の自分の勘違いだとしたら。
という事を考えていた。
「唯・・・・一体何なんだ?」
「唯少し真紅が私への態度が少し今までとは違う・・・・何というか冷たかったような気がするんです」
ジュンに聞かれたことにより反射的に答えてしまった翠星石。
これを聞いたジュンはさらに真紅の様子のおかしさが伺えた。



あぁ〜、だめだ今日はここ限界。
思いつかないw
まぁ、ちょっとひとついいたいんですけどね。
翠星石、真紅、ジュン以外のキャラが出てこない理由は、苦手だからw
まぁ、また機会あれば出していきます。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 20:07:56 ID:wKAXK/lj
うはっ面白い!GJ

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 20:08:42 ID:zUpBdUrR
>>236
期待しています。
GJGJ

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 22:37:49 ID:VGIYa4TJ
お、面白い・・・・

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:41:02 ID:a8KKGT/d
唯って感じ使うとチャイニーな空気が漂う

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:41:05 ID:I1MRLD7t
期待

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 00:55:32 ID:XUPef1+a
>>189こうですか?よくわかりません。
http://wan0425.ath.cx:150/index.html(ここのup0168)

SS書くのって体力使うお……(;^ω^)


243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 02:44:17 ID:qReXLHCr
>>242
JUMはともかく金には果てしなく似合わないと思ったのは俺だけか

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 08:22:04 ID:qkA94dRB
>>242
バロスった

245 :僕犯人知ってます。:2006/01/16(月) 23:30:39 ID:P3YdEmuO
今日のSSか明日のSSもしかしたら、スゴイ翠いやなキャラになってるかもしれない。(自信薄)
あと、原作ではまず有り得ないことが有るので、ご了承ください。
っつても今までで十分原作とかけ離れていたと思うがw

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 23:36:29 ID:+FTEpKKO
wktk

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 23:55:23 ID:ZwuAkhtv
「ちょ、ちょっとどういうことです?どうして雛苺だけ!」
「どうしてって、またおまえが雛苺にちょっかい出したんだろ? 大体おまえ普段から痛!痛いって!」
「そうやって這いつくばってるのがチビ人間にはお似合いです!」
「翠星石!待って!」

「てて……、なんだよあいつ。」
「雛と翠星石でJUMのためにお昼ご飯を作ろうと思ったの!」
「性悪人形もか?」
「うん!翠星石がやろうって!」
「JUM、予想が外れたようね。これからどうするの?」
「どうするって言われても……」
「忘れたの?あなたは翠星石のミーディアムである上にこの真紅の家来でもあるのよ。
  姉妹に対して無礼な振る舞いをした家来を見逃すわけにはいかないわ。」
「はいはい、謝ってくればいいんだろ」

「おい性悪人形、さっきは悪かったな……、翠星石!?」

248 :僕犯人知ってます。:2006/01/17(火) 00:18:59 ID:zAHYt6kx
>>236の続き
ジュンは真紅に何故翠星石に冷たい態度をとったのかを聞くために早足で二階に上がっていった。
ジュンの部屋のドアが開き真紅は突然現れたジュンの方向を向いたまま固まってしまった。
理由は実に単純である。
ジュンの顔はどんなに鈍感な人でも一瞬で怒っていることに気付くような顔をしていた。
「どうかしたの?ジュン」
「・・・・真紅。お前どうして翠星石にあんな酷いことを言ったんだ」
翠星石から一通りの事情を聞いたジュンはどうしても理由を知りたかった。
その一言一言はとても静かで落ち着いていた。
真紅はそれに気付きジュンは本気で怒っていることを確信した。
「酷いこととはどのようか事かしら?」
真紅はジュンの言っていることが何かをわかっていながらあえてわからないふりをした。
ジュンには何故か真紅が嘘をついていることが分かった。
「真紅ッ!!お前どういうつもりだ!!翠星石はお前を心配して・・・・」
「どうして!!どうしてあなたは翠星石ばかりを庇うの!?どうして私のことを見てくれないの!?私は・・・・私はあなたが・・・・」
ジュンの言葉を遮り、真紅は今まで胸の奥に押さえ込んでいた感情が一気にあふれてきた。
ジュンは突然の告白に目を丸くし顔を赤くした。


今日はここまでと。
もう少し書いときたかったけど、時間が無いッすね。


249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 01:24:17 ID:hLh+AXaf
オラもびっくらこいた

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 03:05:01 ID:FiMRLMf6
ナンか生温い

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 06:07:38 ID:QtcEFaq9
だがそれがいい

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 16:57:02 ID:yR+ml6Ur
ちょwww何この流れwwwww

253 :僕犯人知ってます。:2006/01/17(火) 23:20:04 ID:M0IcQjjW
>>250
生温いか・・・w
まぁ、こっから泥沼に入るかもしれないけど、自由奔放自分の書きたいように書いていきます。
話は変わるけど学校疲れたw
風邪移されたっぽいし・・・・
ま、SS書き始めますわ。

254 :僕犯人知ってます。:2006/01/17(火) 23:27:04 ID:M0IcQjjW
>>248の続き・・・・の前に>>253でいい忘れたことが。
これから書くSSは半分自分の妄想(希望)が混ざってきて、前にも言ったように原作ではありえない展開です。
それと、今までのSSを読み直してみておかしな点を発見しました。
>>234でジュンが真紅に紅茶を淹れに下に降りたのに紅茶を持たずに二階に上がってきちゃった。
そんなわけで、ジュンの部屋には紅茶があるという設定でお願いします。
そういうことをふまえて、SSをご覧ください。
それでは今度こそSSを書き始めます。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 23:36:44 ID:RjzPGxQf
ガンガレ作家さん

256 :僕犯人知ってます。:2006/01/18(水) 00:00:44 ID:M0IcQjjW
>>248の続き
「・・・・・・」
静寂の時が流れた。
真紅は自分の言いたい事を言って俯いて黙ったまま、ジュンはこの様な事は初めてなので何も言えずに居た。
「ぼ、僕は・・・・・真紅よりも翠星石のことが・・・・」
赤面し今度はジュンが俯いてしまった。
ジュンの本当の気持ちを聞いた真紅はジュンの本当の気持ちを知っていたかのように澄ました顔で言った。
「そう・・・・これでスッキリしたわ。あの子の所へ行ってあげて」
「真紅・・・・・・・ゴメン」
ジュンは自分がまるで悪い事をしたかのような心情になっていた。
翠星石に事の事情を話すために、ジュンは一階に降りていった。
しかし、翠星石は一階には居なかった。
翠星石はジュンのドアの前に居て、ジュンがドアを開けた時にはジュンの死角つまりドアの影に隠れていたのだ。
それに気付かずにジュンは一階に降りて翠星石を探していた。
ジュンが出て行ってすぐに翠星石は真紅が居るジュンの部屋に入っていった。
「真紅」
「翠星石どうしてここに!?」
真紅の心はもう痛まなかった。
ジュンの本当の気持ちを知ったから、自分の気持ちを伝えることが出来たから。
「ジュンに、真紅のことを怒らないように言いにきたです。でも入れるような雰囲気じゃなくて・・・・」
翠星石は辛そうに言っていた。
しかし態度が急変した。
「今までは真紅に良い所を取られたりして、ジュンは自分のことを嫌いなのかもしれないと思っていたのです。でもジュンは本当はこの翠星石を愛していたです。真紅・・・・いい気味です」
翠星石は本当に嬉しそうに話していた。
「パシャッ!」
水のかかる音がした。
真紅がティーカップに入っていた紅茶を翠星石の顔めがけて飛ばしたのである。
「翠星石・・・・今の言葉そのまま返してあげるわ。いい気味ね」



今日こんぐらいで勘弁してくださいw
くたびれた。
なんかイメージと違うような。
自分のSSが終わるたびに違和感がある。
まぁ、いっか。
さっさと風邪なおそ。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 00:40:16 ID:dW1aSBGX
修羅場に過大な期待をして待ってるぞ

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 02:53:44 ID:KnI6Ldh5
こういうのも面白い!

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 17:03:03 ID:Nb5S4cub
オラもわくわくしてきた

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 20:20:19 ID:gdQlsF7C
>>227
今更だが面白い。
続きを希望する。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 22:37:22 ID:ZoCoPNU+
修羅場と聞いて飛んできましたよ

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 00:49:50 ID:cIe5+Nvd
流れが途絶えたな…

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 01:23:09 ID:DpL6vZEW
みんな今日の展開が気になって気が気じゃないのだろうか

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 02:30:07 ID:DpL6vZEW
マジかよorz

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 02:31:54 ID:Ujxuxx9k
だがとうとう来てしまった現実

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 07:55:28 ID:1ABj/t81
今書いているSSで、冗長になるから思い切りカットした
翠星石絡みのシーンを復活させる。
数日待ってくれい。必ずアップする。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 09:48:05 ID:Apf9vUoT
うはwww
ネ申   展    開    キ  タ  コ  レ

268 :僕犯人知ってます。:2006/01/20(金) 10:45:47 ID:zCoQ/ulU
お久しぶりです。
風邪ひき、ネタ切れ、スミマセンって感じで。
すこ〜しの間待ってもらえますかね?


269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 11:48:40 ID:dhFqHZoP
そのage 徳と受け取った

だから、水分取って もう寝なさ〜い

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 12:57:40 ID:7SNfBoux
ローゼンのSS読めるサイト知りませんか?

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 15:19:34 ID:aZSIx4Cm
知 っ て る が 喪 前 の 態 度 が
   気 に 入 ら な い











「ふたば」『虹ぽ』【実装】
>>1リンク

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 22:45:38 ID:aNQfR7oV
>>227
俺はアンタのSSが見たくてここに来てるんだ!
早く続きを書いてくれないとヤダヤダ!

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 04:34:43 ID:V37b7JLy
>>272
同意。
今週の見てからカナの活躍が読みたくて仕方のない俺ガイル。

274 :暇人:2006/01/21(土) 16:12:57 ID:zJVG7Jct
5月某日 晴れ
賑やかなというより騒がしい夕食も終わり人形たちはTVに向かっていた。真紅がリモコンのスイッチを押しチャンネルを回す。
「これでいいわね、これを見ましょう」
「まーたですかぁ、たまには違うものも見やがれですぅ」
翠星石がまたかという表情であきれて言った。
「うるさいわね、わたしが見るのだからそれでいいのよ!」
真紅のその声に半ばあきれながらも人形たちはソファーに座り一緒に見始めるのだった。
「得点は2対1、千葉ロッテが1点のリードのまま9回表を迎えます」
TVからはアナウンサーがいつも通りの口調でしゃべっていた。
そう、今真紅たちがみているもの―それは野球だった。
そのとき自分の部屋からリビングにジュンが入ってきた。
「お前ら、何みてんだよ、って野球?、真紅お前野球なんかに興味あったのか」
「あら、野球は紳士の国が起源のスポーツよ。当たり前じゃない。愚かね」
「な、なにい〜、この呪い人形め〜」
「うるさいわよジュン、TVの音が聞こえないわ」
そう言われて渋々ジュンも黙ってTVの画面を見つめている。
今行われているのはプロ野球の交流戦、千葉ロッテVSヤクルトの試合で9回表
のヤクルトの最後の攻撃という状況だった。
「千葉ロッテマリーンズ、ピッチャー交代、ピッチャー小林雅英!」
1点リードの千葉ロッテが守護神の小林を送り出した。
「わーい、コバマサなの!コバマサがんばってなのー」
雛苺がコールと同時にはしゃぎだす。
「またですぅ、ワンパターンこの上ないですぅ、もう少しヒネリやがれですぅ」
お約束の出来事に苛立ちながら翠星石が言った。
「翠星石、あれがロッテの勝利の方程式なんだよ」
蒼星石が翠星石をなだめながらそう言った。


275 :暇人:2006/01/21(土) 16:14:42 ID:zJVG7Jct
試合の方はコバマサが先頭バッターをいきなり四球で塁に出してしまい、続くバッターにもヒットを浴び、早くもノーアウトランナー1塁、2塁というピンチを迎えていた。
「あ〜もう何をやってるですぅ!みてらんねえですぅ!」
「落ち着いて翠星石、まだ1点もとられていないよ」
「コバマサがんばるのー!あいとー!あいとー!!」
「大丈夫よ雛苺、いつも通りの劇場だわ」
真紅は冷静にお茶を飲んでいる。
「?、何これは、nのフィールド」
そのnのフィールドから水銀燈が現れた。
「あぁら、お馬鹿さんの真紅ぅ、何を見ているのかしらぁ」
「貴女には縁のないものよ水銀燈」
真紅の言葉に苛立ちながらも水銀燈はTVの画面を覗き込んだ。
「あらぁ野球じゃない、な!ヤクルトが負けてる!そんな!」
急に取り乱す水銀燈。
「うぃー、水銀燈ヤクルトファンなの?」
「う、うるさいわね!でもノーアウト1塁、2塁チャンスだわ」
そうこうしているうちに次のバッターがヒットを放ちついに満塁となった。
「ウフフフ、やったわもうこれで勝負は決まりね!」
あきれるくらい浮かれてはしゃぐ水銀燈だった。
「今日の水銀燈、何か変だ・・・」
蒼星石は冷たい視線を水銀燈に送りながら呟いた。
次バッターは何とか三振に打ち取りとりあえずワンアウト、だが満塁の状況は変わらない。
ここで3塁側のダッグアウトから古田監督が出てきた。
「代打、俺」
画面からも伝わったその声とピンチヒッター古田のコールに水銀燈が高笑いしながら勝利を確信する。
「貰ったわ、貰っちゃったわこの試合、古田よ、古田が出てきたわ、真紅のお馬鹿さぁん、残念だったわねぇ」
どこから出したのか傘を持ち東京音頭まで歌っている。
「勝負の橋は渡ってみなければ分からないのよ!」
水銀燈とは対照的にヒステリックな声で真紅が叫んだ。
古田が右バッターボックスに立ち試合が再開される。
「がんばるですぅコバマサ、殺られる前に殺れ!ですぅ」
「ぶつけたら同点になっちゃうよ翠星石」
第1球は変化球でストライク、第2球はストレートが外れて1エンド1となった。
「コバマサ!がんばるのー!」
「余裕がないわねぇ、このピッチャー、ホントお馬鹿さぁん」
画面に食い入る3人に対し(蒼星石除く)ヤクルトを飲みながら悠々と観戦する水銀燈。
「古田はストレートを狙っている。シュートで勝負するんだ」
蒼星石が冷静に分析していた。
そして第3球、コバマサの投じたシュートに古田が手を出した。打球はサード今江への平凡なゴロ、今江が軽く捌きセカンドへ送球しツーアウト、セカンドの堀がファーストへ送り古田もアウト、あっさりとダブルプレーでゲームセットとなった。
「わーい、やったの!コバマサすごいのー!」


276 :暇人:2006/01/21(土) 16:15:54 ID:zJVG7Jct
「あいかわらず、ヒヤヒヤさせやがるですぅ。もっとキッチリ終わらせろですぅ」
歓喜と安堵に包まれたリビングで怒りと悲哀を爆発させているのが1人いた。
「そ、そんな!ありえないわ!・・っく、真紅覚えてなさい!!」
戦う気力も奪われてしまうほどの落胆だったのだろう。水銀燈は帰っていった。
傘を真紅たちに投げつけながら・・・
「この傘、どこかで見たような・・・」
蒼星石が傘を手にとって見つめていた。
「あー、それ金糸雀の傘なのー」
「傘を買う金もない貧乏女ですぅ。どうせパクったにちげーねーですぅ」
「どうしようこの傘」
「どーせまた策士ヅラしてここに来るですぅ、そんときくれてやればいいですぅ」
話もまとまり4人はまた鞄の中へと入っていく。すでに9時を8分も回ってしまっていた。
「今日もいい劇場だったわ。やっぱりコバマサは名優ね」
そう呟き真紅も眠りについたのだった。



「うぅ、わたしの傘どこにいっちゃったのかしらー。どうしてヤクルトが10本もあるのかしらー」
傘を探す金糸雀の部屋には何故かヤクルトが10本置いてあった。傘借りるわよぉと書かれた置手紙といっしょに・・・

END




277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 17:19:50 ID:qk2CE+WX
時間あるから感想

野球が好きなんだね^^

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 17:26:47 ID:J1HnCYbE
>傘借りるわよぉと書かれた置手紙といっしょに・・・
まで読んだ

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 17:34:27 ID:gSJ263nk
ホンワカした

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 17:41:09 ID:Z7k3qo0j
銀ちゃんが可愛すぎる

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 17:58:53 ID:xl+PLEO7
トロイメントの二次創作をしようと思ってるんだけど
読みたい人いますか?
アニメの納得のいかないところを俺だったらこう作るっていうのが
あったのでそこんところを書いていこうと思うのですが

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 18:39:11 ID:GLIlkdZC
どの話をどう変えるのかが気になる

例)4話の所で、気に入らない所があったから
  この話から最後まで、俺ストーリー(派生)を展開させていく


てか、自分で面白いと思えるのなら投稿してくだされ
そうでなかったら…

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 18:58:22 ID:uZLAoBVP
>>281誰が見ずとも俺は読みたい。ガンガレ下さい!!ところでvipの方のSSスレで
198: 2006/01/21 01:28:15 0/Z7+3EQ0 [sage]
「痛いです、はなすです」
翠星石の髪の毛が掴まれている。

「人形のくせにこんなに長い・・・人間なめてんの?」
グイ!
「やっ、やめるです。ハゲ人間のくせに生意気です!」(以下略)
ってコピペ?があったけど誰か詳細わかるなら教えて下さい。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 20:11:25 ID:GLIlkdZC
>>283
ググれ

つ「http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1135788876/

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 20:34:03 ID:uZLAoBVP
>>284ごめんなさい、あざす…

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 21:33:08 ID:P0iCzCi0
っつーかVIPのスレの方が勢いあるな。
これがVIPクオリティって奴か……

287 :266:2006/01/21(土) 22:47:17 ID:Kaw8vNT+
ローゼンSSにオリキャラ(らしきもの)を出して悦に入っている
タイトル無しです。

前スレ317の続きを書いたのですが、またもスレまたぎになるので
晒すべきか晒さぬべきか思案中。
こっちで晒すのがアレなら、ろだにうpします。
皆さんの御意見拝聴致したく。

288 :駄目人間:2006/01/21(土) 22:49:54 ID:uquvvogT
初めてまして。
実験的な物ですがよろしいでしょうか?
率直な感想ダメ出しお願いします。

289 :駄目人間:2006/01/21(土) 22:51:09 ID:uquvvogT
〜薔薇乙女ましまろ〜

キャスト:
真紅…伊藤千佳
翠星石…松岡美羽
蒼星石…伊藤伸恵
雛苺…桜木茉莉

真紅「へっきしッ!」
蒼星石「真紅、どうしたんだい、風邪かい?」
真紅「…なんだか熱っぽいわ。頭の…き、球体関節も…い、痛い…へきしッ!」
蒼星石「……ッ!ひどいな」
翠星石「ムズムズ……へっ…へっ……
しゃーっくりっ!
…うぅ翠星石も熱あるかもですぅ」
蒼星石「………翠星石、君は大丈夫だから」

《お医者さんごっこ》


290 :駄目人間:2006/01/21(土) 22:53:08 ID:uquvvogT
蒼星石「真紅、ちょっとおでこ出してご覧…。どれどれ…。」
コツンッ
蒼星石「こ、これは…」
真紅「へぶっしゅっ…。」
蒼星石「……。」
翠星石「蒼星石、蒼星石っ、翠星石も熱あるですから、ちょっくら見やがれですぅ」
蒼星石「…そ、そう対抗心燃やさなくても」
翠星石「いいから、姉の言う事聞いて見やがれですぅ。ほれっ、です」
コツンッ
蒼星石「翠星石、君のおでこからは全然熱は感じないけど…」
翠星石「……ほ、ほっぺたの方が、熱いかもですっ。だ、だから翠星石のほっぺとそ、蒼星石のほっぺをお、おでこみたく合わせてみるですぅ」
蒼星石「……。」

291 :駄目人間:2006/01/21(土) 22:59:11 ID:uquvvogT
ペタッ
翠星石「キ、キャーッ蒼星石っ他の姉妹の目の前で本当にするなですぅ〜!」
蒼星石「雛苺、君にも見てあげようか?」
雛苺「ひ、雛はだ大丈夫なのー」
 〜〜〜〜〜
蒼星石「氷枕かなにかあれば良いのだが…、」
翠星石「へ、へっくっ…ヴィヴィアンッ!」
蒼星石「ジュンやのりも物忘れがちだし…」
翠星石「へ、へっくっ…シヴィラッ!」
翠星石「へ、へっくっ…ベティーズ・ブルー!」
蒼星石「……翠星石、静かにしてくれないか?」真紅「……べ、ベティーズ・ブ、ブルー…クスクス…」
蒼星石「…真紅、君も笑わないでくれないか」


まずはこのへんで…。
駄文スマソ

292 :駄目人間:2006/01/21(土) 23:08:43 ID:uquvvogT
>>287
稚拙な駄文の口直しに
是非ともうpきぼーぬです
よろしくお願いします

293 :僕犯人知ってます。:2006/01/21(土) 23:10:22 ID:AxrwP3nY
風邪は81%回復
後れながらに>>256の続きを書いていこうと思います。
つっても、相変わらずのネタ切れ?というよりの続きが思いつかないまま書くので、行き当たりばったりの意味不な文脈が完成しそうです。
まぁ、大目に見てやってください。
それじゃあ、書き始めますか。

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 23:16:54 ID:gSJ263nk
>>289
これはましまろのキャラがローゼンを演じてるって感じなのかな?

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 23:24:32 ID:pY7Hbkgn
クロスネタうざい

296 :駄目人間:2006/01/21(土) 23:28:50 ID:uquvvogT
>>294
キャストの書き順が逆になってました。
ローゼンのキャラがましまろを演じる、って感じです。
ましまろがローゼン演じてたらスレ違いになるっていうか、創作じゃないって点ですでにスレ違いのような…
ましまろ単行本お持ちの方は、キャラにあわせて多少アレンジした台詞回しを楽しんでください。
もし不快でなければ、「もし〇〇のキャラが全員薔薇乙女ならば…」って感じで書いて行きます

297 :281:2006/01/21(土) 23:40:48 ID:xl+PLEO7
見たいという嬉しいお声があったので投稿しようと思います。

>282のそうでなかったら…の一言が怖いけどガクガクブルブル

298 :もうひとつのトロイメント:2006/01/21(土) 23:42:47 ID:xl+PLEO7
 水銀燈との戦いから数ヶ月。真紅はまた水銀燈の夢を見ていた。
 「またあの夢……。」
 真紅は鞄から起き上がるとその振るえる体を抱きしめた。人形に冷や汗をかく
ということはない。しかし真紅はぞっとする感触を覚えていた。水銀燈が赤い禍
禍しい炎で焼かれていく。その様子をただ見守るしかない真紅と、そしてともに
いたジュン。焼かれていくなかで水銀燈の胴体は未完成だったその胴体から崩れ
落ち、そして果てていった。
 薔薇乙女の第一ドール。順番からいえば自分の姉である姉妹の崩れ行く姿。し
かしあの時、真紅はジュンを守ったということしか考えていなかった。しかし今
は……。
 「…はぁ……。」
 ため息が漏れる。私はあんなことをしたいわけじゃなかった。私はただ、ジュ
ンと他の姉妹達を守りたかったのだ。水銀燈だってジャンクにしたいわけじゃ無
かった……。あの子を止めたかった、ただそれだけだったのに。
 「どうしたんだ?真紅。」
 ジュンが声をかけた。まだ起きていたらしい。デスクライトをつけて夜遅くま
で学校の勉強をしていたらしい。本人ははっきりとは言わないが、学校に戻るた
めジュンは学校の勉強をしているのだった。
  ――動揺していたとはいえ、ジュンに気づかなかったのは迂闊ねー―
 真紅は自分を戒めて、いつもの毅然とした態度を取ろうとする。
 「なんでもないわ、ジュン。」
 ジュンが椅子をずらし、こっちを見ているが、目をあわせていられなくて顔を
そらす。
 二人の間に流れる沈黙。しかしジュンは真紅の様子がおかしいことに気がつい
ているようだった。
 「真紅…、お茶飲むか?」
気遣わしげにジュンが聞いてくる。
  ――ジュンにまで、心配をかけるなんて。お笑いね、真紅――
少し自嘲気味にそう思う。
 「ええ……、いただくわ。」
 「わかった。ちょっと待ってろよ。」
そういってジュンは扉を開けて階下へと降りていった。

299 :僕犯人知ってます。:2006/01/22(日) 00:55:50 ID:xz2H/Agg
>>256の続き
「し、真紅ぅ〜〜・・・・・」
翠星石は紅茶を顔面に喰らい、さっきまでの笑顔が一転し怒りの形相へと変わった。
しかし、すぐあからさまに何かをたくらんでいるような笑顔になった。
そして何も言わずに一階に降りていった。
「ジュン〜。真紅に紅茶をかけられたですぅ」
「・・・・お前、また何かくだらないことしたんじゃないのか?」
翠星石の思惑、それは真紅に紅茶をかけられたことを理由にジュンに甘える事だった。
当然のことながら翠星石の奇妙な行動を気にした真紅は様子を見に一階まで降りてきていた。
翠星石はそのことを計算した上でこの行動をした。
「翠星石は何もしてないですぅ。真紅がいきなり翠星石の顔に紅茶をかけたのです」
そう言い、翠星石はソファーに座っているジュンの隣に座り体重をジュンの方にかけた。
「・・・・・そうか。やっぱりさっきのこと怒ってんのかな?」
ジュンは独り言のように言った。
「さっきのことって何ですか?」
翠星石は全て何のことかも分かっているのに、ジュンに聞いた。
その後、ソファーからヒョコっと顔を出し開きっ放しのドアに佇む真紅に不適な笑みを送った。
「いや・・・・なんでもない」
ジュンは先ほどの自分の発言を思い出し、顔を真っ赤にしていた。


今日はここまでです。
時間かかった割りに量がめちゃくちゃすくねぇ。
なぁ〜んかなぁ、最初イメージしてた話とかなり変わってきてるなぁ。
まぁ、無理やりイメージに戻すけどw
久しぶりに書いて見ましたがどうでしょうかねぇ?

300 :僕続き読みたいです。:2006/01/22(日) 01:23:48 ID:3p/fGxpR
GJ!!

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 02:02:54 ID:HSP43Qgm
途切れたと思ったらまた盛り返してきたな

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 02:04:48 ID:l/e0OlRX
>>299
続き読みたいですー

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 02:28:11 ID:1TBORw/q
>>298
まださわりの部分だけど、続きが期待できそう。ワクテカ

>>299
翠星石ヒドス
そして萌え

304 :レ   プ ◆w3N06KXqwE :2006/01/22(日) 05:11:45 ID:sfkEkDUF
JUM「ぎゃー!クーリングオフ期限忘れてたーー!!」
雛苺「雛の花丸ハンバーグが無くなったのぅーー!!」
翠星石「蒼星石と喧嘩しちゃったですぅーー・・!」
真紅「きゃーーッ!!くんくんの最終回の録画がーーーッ!!」
蒼星石「間違ってJUM君の木を切り倒しちゃったよぅ!!」
水銀燈「メグと喧嘩別れしちゃったわぁ・・・」
金糸雀「みっちゃんから貰ったカナのお弁当が無くなったかしらーーー!!」


       /イ   l   / |      、      l  | l   l: . .|
        | :. .:|   /  l       、      :l  l: :|\ハ: ハ
         レ|:  | /  ̄ |       !:.     l: : : ト| ー } |
          |: . l | ' ̄ヒぅ|   l    :.:..   l:  .:| /レ j: / {
         VヽN ` ー jハノ \|:  :.:.|:. l:.:.ハ:.:./レ ノ ノ /. :ト
              |     l     ヽ/ソトハレ  ン   ´ ノ〃 |
            l    l               fl : ..  |        
             l   ヽ  _            l |ハ/|ノ_    蟲の仕業ですな
             、                     | 7 |      
              ヽ         _      /     /  l
          ,.. -─‐`‐-、ヽ二二二ノ    /    /
       __L´-、 ノ     `丶、    , '´     /

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 08:32:08 ID:6zknlIhC
     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人
   <´ 天狗じゃ、天狗の仕業じゃ! >
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// ///
////|::::    +   U | |||| !! !!||| :U   ;;; ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: :   | `ー----−' |__////

306 :もうひとつのトロイメント:2006/01/22(日) 18:20:30 ID:c/ACAk12
 「ふう……。」
 また、ため息が出てしまう。生きることは戦う事。そういったのは自分自身だ
。けれども戦う事イコール相手をジャンクにしてしまうことではない。そのはず
だった。
 「うわ…っ、なんだ!?」
 階下からジュンの驚嘆の声がした。何事だろう。真紅は開きっぱなしの扉から
飛び出すと、人形サイズにはやや段差が大きすぎる階段を駆け下りていった。
 階段の最下段に到達した時、目の前を紫色の輝きがふわふわと通り過ぎていっ
た。
 「メイメイッ!?」
 間違いなかった。今のは水銀燈の人工精霊、メイメイだ。
 「真紅!」
 ジュンが廊下に顔を出して叫んだ。メイメイは階段にいる真紅の顔をかすめ、
階段の上を上がっていった。もしかしたら、水銀燈のことでメイメイが何か伝え
たい事があるのかもしれない。そんな予感がよぎり、真紅はメイメイを追いかけ
ていった。ジュンもその真紅を追いかけていく。ただならぬ真紅の様子に、ジュ
ンが声をかける。
 「どうしたんだよっ!真紅。」
 真紅は何も言わずに階段を上りメイメイを追いかけていく。メイメイはジュン
の部屋に入っていった。なだれ込むように部屋に入る真紅とジュン。
 メイメイは翠星石の鞄の上にいた。何かを訴えかけるようにくるくると鞄の上
を回っている。
 「翠星石にようがあるの?メイメイ?」
 肯定するようにチカチカと光るメイメイ。真紅は翠星石の鞄に飛びついた。
 「翠星石!翠星石!起きて!」
 翠星石の鞄をこじ開ける真紅。ぱかっと鞄が開き、眠っている体を縮こめてす
やすやと眠っている翠星石が現れた。
 「翠星石、起きなさい!」
 真紅が翠星石の体を揺さぶる。
 「うーん……、なんですかぁ。こんな時間にぃ……。」
 まだ眠い眼を擦りながら翠星石が鞄から起き上がった。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 18:40:34 ID:l/e0OlRX
>>306
wktk

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 19:02:25 ID:VFKQ+amc
激鬱だけど燃えものの過去話とかは駄目?

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 19:17:55 ID:dkcJygbH
好き勝手にやればいいじゃん、他人の許可がなくては投下も出来ないの?

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 19:31:50 ID:3p/fGxpR
関西組はまだ六話だからできたらネタバレものは勘弁して

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 20:08:13 ID:hmBF1tWE
               ,、、-‐.:.:.:;;;:;:. 、、、
              ィ彳.:.:.:.:.::;:;;;jリ;:;;;:;:;:.ヾ
             ィイ.:::;;、;:;:;:;:;;',;1j;:;:;:ノ;:;;:;:;;ト、
             ィ:;:;;;,r'"`ヾ;:j;llk''''`ヾミミ、;::;ミ     
               ヾ;j!         `、.;:;:;ミ      
              リ , --    ─-  ト;:;シ     
               ハ ,rェェ、  rェュ  Y        こんちわ
                 ヽ! , , , , l  , , , , り        
                ゙、    `    ノソ       
                  `、 ー ‐  ,.イリ
                    ,ト、 _ /  l|
               , イノ      ,介、
             , ィ´i   \   _/ /| \
         , ィ"´  i l    ,ヘ ∠  / 1   `ヽ、
     ,,、-‐''´ iii|   | ト、  |1:;;;;;ハ /  !     `ヽ、
    / i  1   |     | ヽl 〉;;l V  !  i      \
   ,/  .:l  |   |        l:;;;;|    !  |:       \
  /  .:.::|  |lllii !  i  !.    |;;;;:|   l   |:.        ハ
  i  .:.::::| 「 ̄¨`i  l  |   /;;;:;l   l   |::.   .:   /  !
  |  .:.::::| |──!| |   リ  l:;:;;;;;l   ,!   |::   .:::.:  /.:::  !
  /  .:.:::::| 「 ̄`リ. |   !  |;:;;;;;|  ,′   !:   .:::: /.::::::  |
. /  .:.:.:.::::! | iiiilll|  \  !.  |;:;;;;:|  /  /    .:::::/;:;:;::::.  |
/ .::/l:::::.:.:  | llll|||    \ |  |;:;;;;| ,′/     .:::::/;;;:;:;::::.  |

312 :287:2006/01/23(月) 00:07:23 ID:SZY3rGvl
こちらに投下します。読むも読まぬもご随意に。
前スレ317に関しては過去ログサイトでお確かめ願います。

313 :タイトル無し:2006/01/23(月) 00:10:10 ID:SZY3rGvl
 どれくらい時間が経っただろうか。私はリビングのソファーに身を横たえていた。キッ
チンで倒れたはずだが、と思いつつ私は身体を起こした。まだ頭が朦朧とする。目の前に
心配そうな表情の翠星石がいた。私が起きたのに気付くと、翠星石は慌てて顔を背けた。
「まったく、水の入った桶で殴られたくらいで気絶するなですぅ」
「無茶を言わないで欲しいな、生身の人間に対して」
「鍛え方が足りないです」
 私の反論に、翠星石は素っ気無く言い放った。鍛え方とかそういう問題だろうか。相手
が人形だったから助かったようなもので、これが人間だったら最悪の場合命を落としてい
るところだ――あ、だから鍛え方が足りないのか。
「ところでデカ人間、ちょっと聞きたい事があるですけど」
 翠星石が問い掛けてきた。貼りついたような笑顔なのが大いに気になる。
「何かな?」
「その……」
 翠星石はゴニョゴニョと口篭もった。声が聞き取りづらいので顔を近づけたのが、私の
大きな間違いだった。
 翠星石が笑いながら、素早く私の胸元を掴んだ。その笑顔は『貼りついたような』では
なく『貼りついた』ものだった。ついでに言うと、こめかみには笑顔を突き破るかのよう
な勢いで怒筋が浮き上がっていた。
 ギリギリと首が絞められるのを感じる。同時に、翠星石は私の首を激しく揺さぶった。
「いつどこで水銀燈と会ったですっ! 一体水銀燈に何をしたですかっ! さあっ、キリ
キリ白状しやがれですっ!」
「あの……苦しいんだけど」
「うるさいうるさいうるさいっ、ですっ! 首を絞めてるし脳みそを揺さぶってるですか
ら、そんなの当たり前ですっ! お前はとっとと白状すればいいですっ!」
 言ってることもやってることもめちゃくちゃだ。この光景をロボット三原則の生みの親
アシモフが見たら卒倒するだろうか。それとも「アンティーク人形はロボットじゃないか
ら問題ない」と言うだろうか。それ以前になんで私の首を絞める? 理不尽だ。
 お花畑が見えかけてきたその時、どこからか救いの声が聞こえた。
「そのへんになさい、翠星石」
 真紅だった。ジュン君や蒼星石、雛苺もいる。真紅はいかにも切羽詰ったような物言い
だったが、どことなく様子が変だ。笑いを堪えるのに精一杯といった感じで、肩がぴくぴ
くしている。顔も紅潮している。他の皆も似たり寄ったりだ。
 まさか一部始終を見られていたのか? 翠星石が慌てて私から手を離した。
「し、真紅っ? ま、まさか覗いていたですかっ?」
「ごめん翠星石。丁度ケンカが始まっちゃったから部屋に入りづらくて……」
 オッドアイを白黒させる翠星石に、蒼星石が謝った。ジュン君が意地悪く笑った。
「水銀燈に嫉妬してるのか、性悪人形」
「なっ! 何を言うですかチビ人間! 翠星石は、ちっともこれっぽっちも欠片も微塵も
少しも毛ほども嫉妬なんかしてないですっ! デカ人間がもしも水銀燈に不埒な事をした
のなら、同じ薔薇乙女として許しちゃおけないだけですっ!」
「はいはい。そういうことにしておくわ」
 真紅がクスクス笑った。翠星石はそれを見て膨れっ面になった。
「デカ人間、お腹が空いたです。晩ご飯を作れです」
 もうそんな時間なのか? と腕時計を見てから、私は、翠星石から何の脈絡も無い理解
不能な命令をされたのに気付いた。


314 :タイトル無し:2006/01/23(月) 00:11:37 ID:SZY3rGvl
「――はい?」
「今日はのりが『がっしゅく』とかいう行事に参加するから、帰ってこないです」
「はあ。で、なんで僕が作る事になるわけ?」
「チビ人間が料理を作れると思っているですか?」
「客に料理を作らせてなんとも思わないのか?」
 そう。元々私は客のはずだ。紅茶を淹れるくらいの労なら厭いはしないが、料理を作れ
とはどういう料簡か。
 そんな私のまっとうな疑問に、翠星石は私の向こう脛に蹴りをいれる事で答えた。
 余りの痛さにしゃがみこんだ私に、翠星石が言った。
「客だからと偉そうにしていていい道理はないです! つべこべ言わずに作れですっ!」
「……はい」
 突っ張りきれなかった自分が悲しい。そんな私に「耳を貸して頂戴」と、真紅が声を掛
けてきた。私が頭を近づけると、真紅が私の耳元でささやいた。
「よかったわね、翠星石に気に入ってもらえて。あの子は素直じゃないから」
 気に入られている? 面食らった私に悪戯っぽく笑いかけ、真紅は私から離れた。そん
な様子を見ていた翠星石が、何故か面白くなさそうに大声を張り上げた。
「何やってるですっ? デカ人間、ちゃっちゃとキッチンに行けです!」
「はいはい」
 腰を上げた。誰かにジーパンの裾を引っ張られた。私の足に取り付いた雛苺が、上目遣
いにおずおずと『花丸ハンバーグ』なるものが食べたいと言ってきた。聞き返そうとした
私に、ハンバーグに花の形をした目玉焼きを載せたもので、のりが良く作ってくれるメニ
ューだと、蒼星石が教えてくれた。上手く作れるかは分からないけどやってみよう。私が
そう伝えると、雛苺は嬉しそうに笑った。
「それと紅茶もお願い。今度はテーブルに飲ませてはダメよ」
 真紅の穏やかな口調が、逆に失敗したときの怖さを実感させられた。
「ああああっもう! そんなところでグダグダ話している暇があったら、さっさと挽き肉
をこねろですぅ!」
 いつの間にキッチンに行ったのやら、翠星石が姿を出した。ドレスの上から可愛いエプ
ロンをつけている。
「……材料はあるの?」
「なかったらデカ人間をキッチンに呼びやしないですっ!」
 プッと膨れる翠星石だったが、まぁ、その通りだろう。材料がなければ「とっとと材料
を買ってくるです、デカ人間!」と怒鳴るはずだ。
「しょ、しょうがないから、翠星石も手伝ってやるです! ほら、さっさと来るです!」
 照れたような、拗ねたような口調の翠星石を見て、私は真紅の言ったことを反芻した。
「気に言ってもらえた、のかな?」
 キッチンからおたまが飛んできて、私の足元に落ちた。
「鈍感で優柔不断で気が多いデカ人間なんかちっとも気に入らないですっ! ほらっ、今
すぐキッチンに来やがれですっ!」
 翠星石がこちらに背中をむけて怒鳴った。やっぱり独り言は自分独りのときに言うべき
だな、と思う。苦笑しながら、私は足を向けた。
 イマイチ素直さに欠ける、緑色のドレスを着たアンティーク人形の待つキッチンへ。


315 :タイトル無し:2006/01/23(月) 00:15:40 ID:SZY3rGvl
おわりです。長々と失礼しました。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/23(月) 01:30:52 ID:/Wte7rEr
>のりが良く作ってくれるメニ ューだと、蒼星石が教えてくれた
手伝わずに傍観吹いたw


何て言うか、続き期待してます
ガンガって下さい


…エネルギーを奪われるだけの存在
JUMカワイソス

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/23(月) 01:45:08 ID:4fNJVQ9o
むう、俺が変わりに桜田家にお邪魔したい。

318 :レ   プ ◆w3N06KXqwE :2006/01/23(月) 19:27:38 ID:jtIxLgYJ
翠星石「馬鹿な事はやめるですぅ!皆で仲良く暮らすですぅ!!」

           ______
           丶::::::::::::::::::::::::::::/
            |::::::::::::::::::::::::::::|
          _| 二二二二二|_
          \:::::::::::::::::::::::::::::::/
           イ´ ̄ ̄ ̄ ̄::::ヽ
          /:::::::::::::::人::::ヽ::::::|
          |:::::::::::::/,,丶\|ヽノ
          |:::::::::::/( 。);( 。)|
          ヽ::::::ハ. :::__)..:: }.|
        ,____/リヽハ|ー== ; リ  ほほう それでそれで?
     r'"ヽ  イ、   \___ !
   / 、、i ヽ  ヽ__,,/
  /  ヽノ  >  <><>j |ヽ 
  丶 |⌒`'、_>  // |  r |
    {     ̄''ー-、,,_,ヘ^ 丶
    ゝ-,,,_____)--、j ┘
    /  \__       /  

319 :もうひとつのトロイメント:2006/01/23(月) 22:03:00 ID:AJ6b9U2b
 「なんなんですかぁ?真紅ぅ。」
 「一体なんなんだ?真紅。」
 翠星石とジュンが二人して真紅に疑問を投げかける。
 「メイメイがっ、何か言いたいことがあるみたいなの。」
 「メイメイ?」
 翠星石がそういうとメイメイがきらっと翠星石の前に現れた。真紅と翠星石、
二人が向かい合わせに座っている間にメイメイがチカチカッと何かを物語るよう
に瞬く。横にいる人間であるジュンにはメイメイがなんと言っているのかは解ら
ない。
 「おい、なんて言ってるんだ?」
 ジュンが割って入る。
 「メイメイは夢の扉を開けと言ってるですぅ。」
 「夢の扉…?誰の?」
 「ジュン、あなたの扉だわ。」
 「俺の!?なんで!?」
 「わからないわ。メイメイがそういってるんですもの。」
 真紅は立ち上がると翠星石に懇願した。
 「ねえ、翠星石。ジュンの夢の扉を開いてくれないかしら。」
 「ちょっと待て、僕は嫌だぞ。大体夢の中じゃいつもロクな目に会わない――。」
 ジュンの抗議を遮って翠星石が悲鳴をあげた。
 「えええーーーーっ、何故ですぅ?水銀燈の人工精霊の言う事なんて聞くですか
 ぁ!?」
 「どうしてもお願いしたいの、翠星石。」
 真紅の真摯な口調に怯む翠星石。
 「仕方ないですねぇ、真紅がどうしてもっていうならやってやるですぅ。」
 「僕の意見を……!」
 しかしジュンの意見は誰も聞いていない。
 「スィドリーム……!!」

320 :僕犯人知ってます。:2006/01/23(月) 23:59:50 ID:4bogFi9D
さてと、SSを書こうかな〜・・・・・といいたいところだけど。
また、時間が無いって感じで、まぁ下手したら来週までかけないかもしれません。
楽しみにしている方がいたらスミマセン。
入試が今週にあるので・・・・・
まぁ、時間があったらすぐにでも書きます。
なぁ〜んか最近ペース悪いな自分。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 00:05:06 ID:VKJusrAK
そりゃもういつまでも待ちつづけますとも

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 04:29:31 ID:AStpWsSb
733 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2006/01/19(木) 02:04:21 ID:GxsiUGeq
翠星石「蒼星石。何の冗談ですか?早くこの縄を解くですよ!」
蒼星石「・・・・・・・」
翠星石「・・そ、蒼星石?ちょ!やめるです、痛いッ!」
蒼星石「ふふっ、いい格好だね翠星石。縄に縛られて身動きが取れない君を見下ろすのがこんなにも楽しいなんて・・・」
翠星石「お願いですぅ、ね蒼星石」
蒼星石「・・・・・・・」
すっ
翠星石「え、足?これはどういう意味ですか?」
蒼星石「察しが悪いね。僕が足を差し出したら舐めろってことだよ。」
翠星石「・・・でも、いっ痛い!蹴らないでぇ蒼星石ぃ!!や、分かったから、分かったからぁ」

蒼星石「分かりました、蒼星石様・・だよね?」
翠星石「・・・・・・・わ、分かりました、蒼星石様」
ぴちゃ、ぬちゃ
蒼星石「ふふ、いい子だね翠星石」
翠星石「うぅ」


(´・ω・)そろそろ寝よ



誰か、この続きを(;´Д`)・・・・・。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 16:09:53 ID:VKJusrAK
その続き投稿されてなかった?まぁ結局途切れてたと思うけど

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 23:19:29 ID:ASpu5MOl
「ジュン、だっこー─!」

そう言うと、雛苺はソファーでテレビを見ていたジュンにいきなり飛びついた。
「おい!見えないじゃないか!」
「だっこー、だっこしてなのー」
ジュンの頭に張り付いて離れない雛苺に観念した、というかあきれ果てたジュンは、
しぶしぶ雛苺を抱きかかえながらテレビを見る事にした。
「ったく、お前は本当にお子ちゃまだな!」
「ジュンがだっこしてくれるなら、お子ちゃまでいいのー」
雛苺の笑顔は、天真爛漫そのものだった。


しかし、この微笑ましい日常の風景を、こころよく思わないものもいた。


「ジュン」
透き通った、少し大人びた声が少年を呼んだ。
「なんだよ」
ジュンは、テレビの方を向いたまま返事をした。

「紅茶を淹れなさい」
「……真紅、見て分からないのか?僕はテレビを見てるんだ」
「雛苺と遊んでるようにしか見えないわ」
真紅の返事は、いささか冷ややかだった。
「こ、これは別に遊んでるわけじゃ……」
ジュンは、自分のひざに女の子(と言っても人形だが)が乗ってる現状に、多少の気恥ずかしさを感じた。
そう言ってる間も雛苺はジュンのひざの上でジュンの指をひっぱったりしながら遊んでいるのだが。


325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 23:21:36 ID:ASpu5MOl
しかし、テレビを見てる自分に対して紅茶を淹れろなど随分乱暴な注文だ。
ジュンは抗議しようと、振り返って、ソファーの後ろで本を読む真紅を見た。
真紅は、不機嫌さを一切隠そうとせずにジュンを見据えていた。
ときどき、ジュンに甘えたがる雛苺をチラチラ見ている。

ジュンはふと、真紅が『雛苺が自分のひざの上にいること』が気に食わないんじゃないかと思った。
よくよく考えれば、真紅も実は甘えたがりの節がある。
「さては、お前…」
「ちがうわ」
間髪あけずに真紅は否定した。
「雛苺に嫉妬などしてないのだわ」
「まだ何も言ってないだろ」

真紅の頬に、少しピンクがさした。
「してたのか?」
「してないわ」

「してたんだろ?」
「してないわ」
真紅の顔はどんどん赤くなっていった。
「正直に言ったら許してやるぞ?」
ジュンがニヤニヤ笑いながら真紅に質問する。こうなれば形勢逆転である。

「…!!してないったらしてないのだわ!!もうジュンなんて知らないのだわ!!」
怒鳴って二階に上がっていった真紅の顔は真っ赤で、目には涙がたまっていたように見えた。



326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 23:23:40 ID:ASpu5MOl
「真紅どうしちゃったなのー??」
指いじりに集中していた雛苺が、ジュンに尋ねた。
「さぁ……ちょっといじめすぎたかな??」
「ジュン、真紅をいじめたらだめなのー!!」
雛苺が、頬を膨らませて言った。
「そうだな、ちょっと謝ってくるよ」
ジュンは、雛苺をひざから下ろして二階に上がっていった。





とりあえずこんなカンジ。
気分がのったら続き書きます。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 23:36:31 ID://m8m5Ce
ソファーの後ろで本を読む?

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 23:47:35 ID:VKJusrAK
ソファーの後ろのイスに座って読んでたんだろ?
wktk

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 23:49:51 ID:QlBPxnak
>>326
GJ
なんか新しく生まれた妹に両親の愛情を奪われた姉みたいで微笑ましいな

>>327
桜田家のリビングは

食卓―ソファー―テレビ

って位置に家具が置かれてるから、真紅が食卓の椅子ででも本読んでたんじゃないのか?
で、ジュンはテレビの方向いてたわけだから「ソファーの後ろ」=「食卓の椅子」、と。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 00:34:32 ID:CmA5t272
GJ!
雛苺がかわいすぎるぜ

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 00:51:10 ID:cRy3xNDE
なんだかこのスレの「乙」「GJ」は「もうくんな」って読み替えたほうが言いと思った。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 00:54:07 ID:qwWzHYSt
なぜ?俺はそんなつもりはないが

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 00:55:08 ID:08PcrqkY
真紅も充分かわいいよ

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 01:05:05 ID:lGrw+pYt
>>323
刀工は有ったのですが、出来れば>322のシーンをもっと続けて欲し(ry

エロ板行きの内容かとも思いましたが、そこまでどぎっつい内容ではないので。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 03:12:45 ID:qj/b9ACk
>>331にデジャヴを感じるのは俺だけでいい

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 04:31:20 ID:OqwerUV9
いや、俺も見た記憶がある。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 08:33:28 ID:ZI85MUP+
というよりデジャヴを感じない者は前スレすら読んでないのだろうか。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 08:47:57 ID:60WKEW7T
新参増えたもん
そうじゃなきゃ、このスレで虐待エロ禁止とかいう馬鹿なんて出て来ない

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 11:34:06 ID:IYK+k4wj
3スレ目で変わったよな、だいぶ

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 17:30:23 ID:brYrRm6P
住人の質が悪いからVIPの方のローゼンスレに移った俺みたいな奴は少数派?

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 18:09:04 ID:qj/b9ACk
ひっそりと虐待SSを待ち続ける俺は恐らく少数派・・・

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 20:26:40 ID:TvCFLvzd
>>340
くわしく

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 22:05:07 ID:CH82F4Nr
今エロパロ板と、何よりVIPの方が勢いあるしな…

344 :もうひとつのトロイメント:2006/01/25(水) 22:23:26 ID:dxOycLX0
 何度も見た一面に広がる壊れたパソコン。今までとは違う雲の間から刺す木漏
れ日。パソコンの間からも少しながら草花が顔を出していた。ジュンの夢の中で
ある。
 真紅達は壊れたパソコンの頂上付近に出てきた。華麗に着地する真紅とスカー
トをふわりとなびかせて着地する翠星石。そして相変わらず顔面から着地するジ
ュン。
 「っつ!いった〜たた……。」
 顔をさすりながらうめくジュン。
 「いつも思うんだけどさ〜、もうちょっと着地しやすくならないのか。」
 「あ、メイメイがいっちゃうですぅ。」
 ジュンのぼやきを無視して翠星石がメイメイに向かって駆け出した。真紅もそ
れに続いていく。
 段々とパソコンの残骸が少なくなっていき、代わりに草花が多くなっていく。
やがては木々が生い茂りだし、メイメイを見失わないように細心の注意をして
進んでいく。
 しばらく進んでいくと、真紅と水銀燈が戦ったあの場所に出た。
 「ここは……。」
 真紅が言葉に詰まる。思い出される戦い。そして……水銀燈の最後。
 メイメイはふよふよと漂っていく。その先にはドレスを失い、胴体の分かれた
無残な姿になった水銀燈の姿がそこにあった。メイメイはその水銀燈の亡骸の上
で留まった。
 「まだ残ってたんだ……。」
 ジュンがつぶやいた。水銀燈の亡骸の周りに集まる一同。
 「………………水銀燈っ……。」
 真紅が水銀燈の亡骸の前に崩れ落ちた。その目からは涙が流れている。
 「わ、私は……こんな…………あなたを……。」
 溢れ出る想い。姉妹をこの手にかけてしまった悲しみが真紅を包んだ。
 「真紅……泣いちゃだめですよぅ。」
 翠星石が慰めるが真紅は泣き止まない。
 「真紅………。」
 ジュンが真紅の肩に手をかけた。そのときメイメイがまた何かを伝えるかのよ
うに瞬いた。
 その煌きを見たとき真紅と翠星石がハッとした表情をした。そしていっせいに
ジュンの方を見やる。
 「な、なんだよ……。」
 二人の視線にたじろぐジュン。
 「その……人工精霊ってやつはなんて言ってるんだよ。」
 「メイメイは……、ジュンなら水銀燈を直す事ができる、と言っているわ。」

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 22:43:06 ID:tctnYEMt
GJ
続きにwktk

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 22:55:06 ID:rHg9H4J9
おれはひっそり過疎スレの方が好きだ。


347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 23:37:11 ID:OLCbnNee
俺VIPスレ在住だけど、
こっちのほうが全然質が高い

348 :僕犯人知ってます。:2006/01/25(水) 23:55:28 ID:BOH5rtLL
>>299の続き
「・・・・・・」
真紅は無言のままその場を後にした。
翠星石がジュンと一緒に居る間、ジュンも翠星石もおそらく真紅がどう動こうが気付かないだろう。
そういう考えのもとで真紅は大きな鏡がある部屋に向かった。
真紅は鏡からnのフィールドへ入っていった。
「ホーリエ。水銀燈を捜して来て頂戴」
なんとなく真紅は水銀燈がnのフィールドに居ることが分かった。
数分後、ホーリエは水銀燈を連れて真紅の前に現れた。
「なによぉ。用があるなら早く言いなさいよぉ」
「・・・・・水銀燈・・・取引をしましょう」
真紅は真剣な表情で水銀燈に話を持ちかけた。
「取引ぃ?」
「ええ、そうよ。・・・・翠星石を殺して欲しいの」
真紅は、はっきりと迷い無く行った。
その言葉にさすがの水銀燈も驚きを隠せなかった。
「・・・・真紅。本気で言ってるの?」
「えぇ、そうよ」
「今までの真紅からは考えられない話ね。何があったのかしら?」
水銀燈は自分なりのやり方でアリスゲームを終わらすと豪語していた真紅が言った言葉の意味を追及していった。
「・・・・少しあってね」
真紅は水銀燈の質問をはぐらかした。
自分の恋敵だから、そんなことは真紅には口が裂けても言えるわけがなかった。
「そう、わかったわ。でも私がその取引を受けたとして何のメリットがあるのかしら」
「そうね。これだけだとあなたには何のメリットも無いわ。こういうのはどうかしら?翠星石をあなたが倒す間、私達はあなたに手を出さない。翠星石のローザミスティカはあなたにあげるわ」
真紅は水銀燈に当たり前といったら当たり前のような条件を言った。
「それでいいわ。で、翠星石が一人になるのって何時頃かしら?」
真紅の取引に水銀燈は承諾した。
「やってくれるのね。そうね、翠星石は・・・・・・・・」
真紅はこの後翠星石が家に帰るルートと時刻を水銀燈に詳しく説明した。
そして、nのフィールドから戻ってきた時、丁度翠星石は家に帰るところだった。
「ジュン、また来るですよ」
「あぁ、気をつけてな。つっても空を飛んでるから大丈夫か・・・・」
そう言ってジュンは翠星石を見送り、翠星石は鞄に乗って家に向かって飛んでいった。
「ジュン、翠星石は今帰ったの?」
背後からいきなり真紅に話し掛けられたジュンは本気で驚いていた。
「っっなんだよいきなり。いたのか・・・・あぁ、翠星石は今帰ったよ」
「そう」
真紅は一言そう言って二階に上がって行った。
その時、真紅の顔は少しだけ微笑んでいた。


久しぶりの投稿。
このSSはアニメ版っつーことでよろしくお願いします。
水銀燈の話し方、真面目な時や怒った時普通の話し方になります。
まぁ、皆知ってるかw・・・・
真紅の復讐劇w

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/25(水) 23:57:32 ID:m5J2N4TI
http://blog.goo.ne.jp/huton_gakuburu/
ローゼンまんせー

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 00:05:30 ID:BRx0+Fk5
>>348
暗殺キタコレww
でも鬱エンドはアニメで十分だぜ?

351 :http:// 218-251-36-191.eonet.ne.jp.2ch.net/:2006/01/26(木) 00:12:44 ID:cR5jCkGP
summer kitchen 2004

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 00:17:46 ID:g3H8qKlg
ダーク真紅ktkr

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 00:52:18 ID:SxhCbaG9
殺して ×
壊して ○

人形に死と言う概念は無いわ
ただ、遠くに逝ってしまうだけ


354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 01:05:00 ID:glPg2+yd
アニメのフヌケタ展開よりもダークな展開の方が最高。

355 :ケットシー:2006/01/26(木) 02:45:01 ID:Uh8EVZ30
SMな関係


 双子の姉妹には秘密があった。それは、決して誰にも知られてはいけない秘密。
 皆が寝静まった頃、その宴は始まる。姉妹の夢の中で狂宴は始まる。
「翠星石、君はイケナイ子だ」
「アウゥッ……い、言わないでぇ」
 鞭を振るった蒼星石が、姉を見下すように吐き捨てる。眼前には手足を鎖で縛られた翠星石の姿。彼女の服は所々裂け、肌が露出しているのが見える。
 しかし、これは虐待ではない。彼女は喜んでこの仕打ちを受けているのだ。その証拠に、彼女の左右色違いの美しい瞳は快感と期待で潤んでいる。彼女はマゾヒストなのだ。
 そして、鞭を持つ妹も普通ではなかった。姉が苦痛に喘ぐたび、彼女の背中がゾクゾクし、例えようの無い高揚感に満たされる。彼女はサディストだった。
「僕は君が大嫌いなんだ」
「嫌いなら、もっとぶつですぅ」
「そうするよッ」
「イィッウ……!!」
 鞭に打たれる乾いた音が、この閉鎖された空間に響き渡る。この異常な光景は、毎夜のように繰り広げられていた。


 今日も蒼星石は桜田家へと遊びに来ていた。薔薇乙女が三体も揃っているこの家は、彼女達の憩いの場となっている。蒼星石の他に、金糸雀もここの常連だ。
 朝からおじゃまする蒼星石が、リビングの姉妹達に声を掛ける。
「みんな、おはよう」
「おはようですぅ」
 翠星石が自然な笑顔で挨拶を返す。蒼星石もそれを自然に受け取る。彼女達に昨夜の卑猥な面影は少しも見られない。夢の中の出来事なので、服の破れや体の傷も自由に消せる。
 これは昔から繰り返されている事であり、双子にはこれが当然なのだ。昼と夜の区別はつける。それが暗黙のルールだった。

「ジュン君、おはよう」
「ああ、おはよー」
 皆に遅れてジュンが起きて来た。眠たげに適当な挨拶を返す。彼は勉強やインターネットで夜が遅い。それで、起きるのが昼過ぎになることもたまにある。今日はぎりぎり午前中といったところだ。
「ちぃとも早くないですぅっ。太陽はとっくに出てたですよ!」
 彼が起きてくるなり、翠星石が不機嫌になって叱り付けた。彼女も真紅や雛苺に合わせて午後九時には寝る。もう正午近くだから、あと九時間で寝ないといけない。
 そうなると、ジュンと九時間しか顔を合わせていられない。彼女の不機嫌の理由はこうだった。彼女はジュンが好きなのだ。
「勉強してたんだからいいだろぉ」
「勉強もへったくれもないです! だらけてたら身につく物もつかないですよ。少しは私達を見習えですぅ」
「お前達は早すぎだっての」
「キィ――ッ、つべこべ言うなです!」
 今日もジュンと翠星石の夫婦喧嘩が始まった。いつものことだから、周りは気にもしない。
 いや、一人だけ優れない顔で喧嘩を見ている者がいた。それは蒼星石だ。嬉しそうに怒っている姉を見るたび、胸がズキリと痛む。この痛みの原因に、彼女は気付いていた。

356 :ケットシー:2006/01/26(木) 02:46:06 ID:Uh8EVZ30


 深夜、勉強に区切りをつけたジュンはデスクスタンドの灯りを消した。疲れた目と頭を休めるため、そのままベッドへと身を投げ出す。すぐに寝息を立てる彼に、これから起こる事を知る由も無かった。

 ここはジュンの夢の中。彼は机に向かってノートと教科書を広げている。彼は夢の世界でも勉強に追われていた。学校の遅れを取り戻そうと、それだけ必死なのだろう。
「ジュン君、こんばんわ」
 勉強中、不意に後ろから声を掛けられた。振り向くと、蒼星石がちょこんと立っていた。にんまりとした顔は、何やら楽しそうだ。ジュンはまず尋ねる。
「蒼星石か……。お前は僕の中の蒼星石か? それとも、本物の蒼星石か?」
 双子の姉妹は夢の扉を自由に開けられる。ジュンはそれを知っている。自分の夢の中で出てきたといっても、彼女が妄想の産物だとは限らない。
「僕は僕だよ。だから、君の自由にはならない」
「で、なんの用なんだ」
 異物と判ったジュンは、素っ気ない態度で用件を聞く。眠りの時間まで人形達に邪魔をされては堪らない。
「ジュン君にいい物を見せてあげようと思って」
「いい物? 何だ、それは」
「それは見てのお楽しみ。いいから、僕について来てよ」
 珍しくはしゃぐ所を見せる彼女に、ジュンは邪険にするのも悪く思えた。椅子から立った彼は、言われるままに彼女の後を追う。先を行く蒼星石は「してやった」という顔で笑った。

357 :ケットシー:2006/01/26(木) 02:47:06 ID:Uh8EVZ30
>>322をインスパイア
322の続きは読んでないから、話が被ってたらスマソ

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 02:51:17 ID:/O4XbH6x
寧ろ僕の被っているものが解放されるみたいでつ

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 03:09:03 ID:g3H8qKlg
これは素晴らしいですぞ

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 05:19:47 ID:CtqPprW8
>>355
ktkr!

どうもです

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 16:58:40 ID:HyZ3OjD9
このスレが楽しみでもう2ヶ月眠れてません。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 20:47:46 ID:gaQlbxeN
>ケットC
いいね

>>361
寝ろ

363 :もうひとつのトロイメント:2006/01/26(木) 21:11:14 ID:r6C56UOk
めっちゃスランプやけになって連投します。
駄文スマソ

364 :もうひとつのトロイメント:2006/01/26(木) 21:19:08 ID:r6C56UOk
 場に流れる重苦しい沈黙。それを打ち破るようにジュンは言った。
 「お、俺が!?出来るわけ無いだろ!?」
 「いいえ、出来るわ。」
かぶりを振って答える真紅。その瞳には希望の、贖罪への希望の光が見えていた。
 「あなたなら出来るはずなの。だってジュン。あなたは一度私の壊れた片腕を
 直してくれたでしょう?」
 「あ、あれは……、夢の中だったから出来たんだ……あっ。」
 「そう、ここはジュンの夢の中。ここならきっと水銀燈を……。」
 「け、けどそいつって悪い奴だったんだろっ。もし直ったとしたらまた襲って
 来るかもしれないだろ!」
 「水銀燈も大切な姉妹なの。それをこのままにはしておけないわ。お願い、ジ
 ュン……。」
 真紅は両手を胸の前で合わせ真摯な表情でジュンに哀願した。そんな真紅の様
子に観念したようにジュンはいった。
 「わかったよ、真紅。やってみるよ。」
 ジュンは水銀燈の亡骸のそばに近寄るとはたと気づいたように立ち止まった。
 「どうやればいいんだ?これ。」
 「そーんなことも解らないですか、このチビ人間。真紅の腕を直したときを思
 い出すんですぅ。ここはチビ人間の夢の世界なんだから、チビ人間が強く願え
 ばきっと水銀燈を元に戻す事が出来るはずですぅ。」
 翠星石がジュンに向かって怒鳴りつける。ジュンは反射的に反論しかけたがそ
れどころではないのでやめた。
 「………やってみる。」
 瞳を閉じて想いを集中させる。水銀燈が直るように…、元の姿に…。
 しかし何も起こらない。何度やっても結果は同じだった。虚しく時間だけが過
ぎていく。
 「真紅…、そろそろぜんまいが切れてしまいますよぅ。」
 翠星石は気遣わしげに真紅の方を見やった。真紅は涙の痕を拭うとなごり惜し
そうな表情でいった。
 「仕方ないわ。戻りましょう、ジュン。」
 「ああ……。」
 夢の中で真紅達のぜんまいが切れてしまえばジュン達は二度と元の世界に戻れ
なくなる。水銀燈を直せなかったがジュン達は戻る事にした。


365 :もうひとつのトロイメント:2006/01/26(木) 21:26:38 ID:r6C56UOk
 ジュンは図書館で迷っていた。真紅は夢から帰ってからずっと思いつめた表情
をしている。翠星石もどこか落ち着きが無かった。特に真紅は深刻であれだけ大
切にしていた夜の眠りさえもちゃんと取らずにいた。
  ―――このままじゃ、まずいよなー――
 そう思いながら図書館の本棚の前をうろついている。いつか真紅が動かなくな
った時、巴と一緒に調べた本が収められている棚の前で足が止まった。この本な
ら水銀燈を直す方法がなにか載ってるかも。そう思って手を伸ばした、その時。
 「桜田君?」
 巴だった。慌てて伸ばしかけていた手を引っ込めるジュン。今は夏休みで巴も
図書館に勉強に来ていたのだった。

366 :もうひとつのトロイメント:2006/01/26(木) 21:36:03 ID:r6C56UOk
図書館からの帰り道――。
 「………………………。」
 「………………………。」
 微妙な沈黙が二人の間に流れる。その沈黙を破るように巴がジュンに声をかけ
た。
 「見せたいお店があるの。」
 「―――?」
 二人はしばらく歩いていくと目的の場所についた。
 「アンティークドールショップ…、槐……。」
 洋風の年代を感じさせる門構え、それがまた良い雰囲気をかもし出していた。
  カラン、カラン
 扉を開けると呼び鈴がなった。奥から店員が出てくる。
 「やあ、お客さんかい?」
 その人物はまるで兎のような印象のする顔をしていた。
 「………………。」
 困惑したように、返す言葉の見つからない二人。そんな二人を見て店員は少し
困ったように微笑を浮かべた。
 「巴…ちゃんはここに来るのは初めてじゃないよね。そっちの彼は始めてだよ
 ね。もしかして彼氏かな?」
 店員の空気を読めない発言にさらに戸惑うジュンと巴。
 「いえ、そんなんじゃ……。」
 「あはは、そうか。ごめんね。気を悪くしないでくれよ。」
 店員は苦笑いをすると話題を変えるようにしていった。
 「ここに男の子が来てくれるのは歓迎なんだ。男のはあんまり人形には興味を
 もってくれる人が少ないからね。」
 「はぁ……。」
 生返事を返すジュン。元から人付き合いの上手とは言えないジュンはフレンド
リーに接してくる店員に戸惑い気味だった。
 話題を変えるように店員は話を切り出した。
 「この店にね。人形を売りに来た人がいたんだ。その人はなんといったと思う?」
 「………………。」
 「私は人形を愛してきた。それはもう我が子のように。しかし人形は私に何も
 見返りを返してはくれない。私はもうそんな関係には疲れたんだ……とね。」
 「……………。」
 「しかし私はこう思うんだ。人形は返さないんじゃない。返せないんだけなんだ
 ……とね。」
 「……………。」
 ジュンと巴の無反応振りに店員はちょっと慌てたようだった。
 「ははっ。ちょっとマニアックすぎたかな?」
 ジュンと巴にしたら、実際に目の前で動く人形を目にしているのだから、コメ
ントのしようがない。
 「あの……。」
 そのとき、今まで沈黙していたジュンが口を開いた。
 「そのオルゴール買いたいんですけど。」
 「オルゴールかい?名前を入れてあげられるけど、どうするかい?ちょっと時間
 がかかるけどね。」
 「いつ頃取りにくればいいですか?」
 「ああ、いいよ。名前と住所を書いてくれればこちらで届けるから。」
 「それじゃそれでお願いします。」

367 :もうひとつのトロイメント:2006/01/26(木) 21:40:46 ID:r6C56UOk
もうちょっと情景描写を詳しく書き込みたかったんだけど
スランプで全然駄目orz

こんな自分ですが見捨てないでください

368 :僕犯人知ってます。:2006/01/26(木) 22:46:31 ID:H9DqEFxP
>>353
アドヴァイスアリガトゥ
どう表現したらいいかマジでわからんかったw
今日も、時間があったら続き書こうと思います。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 22:51:39 ID:YfIfECZu
子供の先生とハメまくってるバカ母親の日記。サイテー
ttp://ameblo.jp/mar-chan

370 :僕犯人知ってます。:2006/01/26(木) 23:52:38 ID:H9DqEFxP
>>348の続き
「ボスッ」
何かにぶつかる音がした。
そう硬くは無いような感触の音。
鞄に入って空を飛んでいる翠星石は自宅に着くまではまず障害物にぶつかることは無いと思っていた。
鞄が開き、翠星石が顔を出す。
「一体何なんですかぁ?」
鞄からヒョコっと顔を出した翠星石の目の前には、うっすらと笑みを浮かべた水銀燈が居た。
翠星石の乗っている鞄は水銀燈の羽により止められていた。
「す・・・水銀燈」
「何よぉ。私がそんなに珍しいわけぇ?」
水銀燈は、翠星石の反応を見てさらに楽しそうな笑顔になった。
一方の翠星石は水銀燈が居ることで、自分の身が危ないということを直感的に感じ取った。
「翠星石ぃ、あなたには悪いけどジャンクになってもらうわよぉ」
水銀燈はそう言って羽を翠星石の首に巻きつけた。


今日ここまでです。
また、感想please
↑のスペルあってるかな?

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 00:04:11 ID:+Icq0177
短ッ!
早ッ!
細ッ!

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 09:49:51 ID:SVhFDd8v
>>340 >>347
大差ねーよw

VIPはマジレスは恥だという傾向があるため煽り、叩きが少ない。
だがその分どう見てもリア厨が授業中に書き殴ったような糞ss、そしてそれに群がる真性厨のストッパーがいない。
デメリットとしては、VIPなだけにスレの加速が止まらない。
そうすると投下された全作品を把握できない訳で、隠れた名作なんかが読めない。
まぁ対策としてまとめサイトが充実してはいるんだがな。

それに対しこっちのスレは、2chの本質とも言える下らない煽り叩きが多い。
酷い出来栄えの糞ssの抑止力になっているメリットはあるが、スレが殺伐としやすいため住民の民度が問われる。
ssの投下量が少ない。
エロ虐待が元々の趣旨であったため

こんな感じ?
要はどっちもどっちってこった。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 09:55:22 ID:EnVi/lfD
>エロ虐待が元々の趣旨であったため
私の中では趣旨は今でもエロ虐待のままです、本当にありがとうございました。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 11:12:56 ID:AOELuzqb
エロssうぜぇ^^

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 12:08:22 ID:YlQb0d+M
もともとはエロは含まれていなかったんじゃないか?
そりゃあたまにエロっちぃのもあったけど。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 14:26:07 ID:sF9aSl3k
元々虐待ネタにもエロがあったし。
今更虐待・エロをスレから追い出そうとしてる新参ってなんなの?

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 14:31:05 ID:pwRFiK00
読みたくないSSは読まない
これ、基本

ハハハ… ネタはあるのに
推敲の坩堝に嵌って、抜け出せないや…

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 15:55:30 ID:2CDvY0Kl
スレタイにも総合って入ってるのにね
まぁスルーしときましょう

379 :僕犯人知ってます。:2006/01/28(土) 00:03:25 ID:+iCyIdQZ
さぁてと・・・・前は少し時間が無くて、かんなぁ〜り短くなってたけど、今日は多分結構かけるかな?
って感じです。
つっても、多くかけるという保障も無いから、また短くなるかもしれないけどw
それじゃぁ、書き始めますか。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 00:05:45 ID:2CDvY0Kl
wktk

381 :僕犯人知ってます。:2006/01/28(土) 00:34:07 ID:4tMq18PW
>>370の続き
首に羽を巻きつけられ翠星石がこの状態で出来ることは、羽を振り払って逃げること、唯それだけだった。
例え、翠星石が如雨露で水を撒く素振りを見た瞬間おそらく水銀燈はすかさず羽で翠星石の首をはねるだろう。
「水銀燈、どうして突然私を襲ってきたですか?」
翠星石は意表を突くため、水銀燈に話し掛けた。
「そうねぇ。あなたのローザミスティカを奪いに来たって言うのもあるんだけど・・・・・・まぁ、いいわ冥土の土産に教えてあげるわぁ。私はね真紅に頼まれたの」
「!!」
翠星石は水銀燈の言葉に声が出ないぐらいに驚いた。
心当たりはあったが、あの真紅が本当にそんな事を水銀燈に頼むとは到底思えなかった。
「嘘です!!真紅が・・・・真紅がそんな事言うわけ無いです」
「本当よぉ。理由はどうしてか知らないけど、私はあなたを壊すように言われただけだもの」
水銀燈の言葉を聞いて翠星石は目に涙を溜めた。
「スイドリーム」
翠星石は小声で人口精霊を呼び出し発光させた。
突然のことで対処し切れなかった水銀燈は翠星石が元来た所を飛んでいくのが見えなかった。
水銀燈が気づいた時には翠星石はもうその場には居なかった。
「翠星石、どこへ!?」
水銀燈がそんな事を言っている時、翠星石はもうジュンの家の前まで来ていた。
ジュンの部屋の窓ガラスを割って翠星石はジュンの部屋に突っ込んだ。
しかし、翠星石はこの時鞄を閉めていなかった。
「おい!!性悪人形、お前何回窓ガラス割ったら気がすむんだ!!それに、もう帰ったんじゃなかったのか!?」
「・・・・・・・:
ジュンの怒声に翠星石の反応は無かった。
「・・・・おい、翠星石大丈夫か!?・・・・・おい!!」
ジュンは必死に翠星石を起こそうとした。
しかし、翠星石は目覚める様子が無くグッタリしていた。
「どうしたの?ジュン・・・・・ッ翠星石!!」
真紅が騒いでるジュンの声に目を覚まし外の様子を見てみると、水銀燈に始末を頼んでおいたはずの翠星石が居た。



今日はここまでです。
はぁ〜、何か微妙な展開。
こっからの展開また微妙なんだよねぇ〜。
まぁ、書くの2日後になりそうだけどw

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 01:36:03 ID:hoxprjfn
すげえwktkする展開
なんか新鮮

383 :ケットシー:2006/01/28(土) 02:20:07 ID:PmpetsXD
>>356


 人の夢は世界樹という大木によって繋がっている。ジュンはその枝をよじ登って蒼星石を追う。枝が次第に細くなり、無重力感に襲われたら、もう誰かの夢の中に入っている。
 周囲はのどかな山村の風景。レンガ造りの建物ばかりなので、外国のどこかが元になった世界だろう。ジュンは見慣れない誰かの景色の中を飛んでいた。夢の中なので空も飛べる。
「おい、まだなのか」
「もうすぐだよ」
 蒼星石が向かったのは、緑色の屋根の邸宅。その敷地の庭には薔薇をはじめ、色とりどりの花が咲き誇っていた。庭園と言っても差し支えないほど見事な庭だ。
 地上に降りた二人は門を抜け、緑のトンネルを歩く。玄関に到着した蒼星石は、呼び鈴を鳴らさずに白いドアを開けた。屋敷内をしばらく歩き、一つのドアの前で蒼星石が立ち止まる。
「ここだよ。大声を出すと逃げちゃうかもしれないから、中に入る時は静かにね」
 そう注意をしてからドアノブに手を掛ける。ゆっくりと扉が開き、ジュンは中の様子を興味津々に覗き込む。そして、その信じられない光景に絶句した。
「ただいま、翠星石」
「遅いですぅ〜。放置プレイは私の趣味じゃないと言ったはずですよっ」
 部屋の真ん中には、縄で奇妙な縛られ方をされて身悶える翠星石。身動きが一切取れない上に、ご丁寧に目隠しまでされている。故に、彼女にジュンの姿は見えていない。
 蒼星石はジュンを見る。驚いて呆然としているのを楽しんでから、床に転がる姉に歩み寄る。
「好き嫌いはいけないよ。そういう悪い子にはお仕置きが必要だな」
「そうですぅ。翠星石は悪い子ですぅ。お仕置きが必要ですぅ」
「何をして欲しい? 鞭、ロウソク、それとも踏んで欲しい?」 
「鞭でいいですぅ」
「翠星石は鞭が大好きなんだね」
 壁には何種類もの鞭が掛けて飾ってある。その中から長くて太い、いかにも痛そうなのを選んだ蒼星石は、楽しそうに唇を歪める。
「今日はとっておきの道具を用意したんだ。翠星石も喜んでくれると思うよ」
「な、何ですぅ?」
 目隠しをされている彼女は何も見えない。新しい道具に興味はあるが、不安がそれを上回る。そして、その不安は的中する。蒼星石は鞭を持って部屋の入り口へと向かう。
「はい、ジュン君。今日は君が可愛がってあげてよ」

384 :ケットシー:2006/01/28(土) 02:21:16 ID:PmpetsXD
 笑顔で鞭を差し出す蒼星石。未だに驚きで固まっているジュンは、指の一本も動かない。
「ジュンが居るですかッ!?」
 蒼星石の背後から、叫びに近い声が上がった。好意を寄せる人に、この醜態は晒せない。一瞬、翠星石はパニックに陥りかけた。
 しかし、彼女はどうにか我を忘れずに済んだ。ジュンが一言も声を出せなかったのだ。彼女の中では、ジュンの存在が確定されなかった。
「冗談はやめるです。いくら蒼星石でも、やっていい事と悪い事があるですよ」
 恥辱プレイにしては度が過ぎている。想い人でありマスターでもあるジュンに、こんなはしたない姿は見せられない。従順だった翠星石もさすがに怒りを覚えた。
「僕は冗談があまり好きじゃないんだ。だから、ちゃんとジュン君は居るよ」
 蒼星石はそう言い、ジュンの顔を見上げ「ほら、何か言ってあげてよ」と言葉を促す。そうしてやっと初めて声が出せた。
「翠星石……」
 名前を呼ぶ戸惑う小さな声。翠星石の全身の血が引き、体が凍て付く。この声を聞き間違えるはずが無い。大好きな人の声なのだから。
「本当に翠星石なのか……?」
「ここは翠星石の夢の中だよ。彼女以外にありえない」
 信じ難い彼女の姿に疑問を抱くジュンに、蒼星石が得意顔で本人の証明をしてあげる。ここは翠星石の夢の中だったのだ。蒼星石でも他人の夢は操れない。
 翠星石は絶望の淵に追いやられていた。最も見られたくない姿を、最も見られたくない人物に見られてしまった。ここが断崖絶壁の上なら、すぐにでも飛び降りたい気分だった。追い詰められた者が取る行動は少ない。そして、今は幸いにも目を塞がれている。
「わ、悪い冗談はやめるですぅ。本当はチビ人間なんて居ないですよね? ねえ、蒼星石」
 この期に及んで現実逃避に走る翠星石。そこまでしても受け入れられない事実だった。蒼星石は「やれやれ」と肩を竦め、芋虫状態の彼女に近寄る。
「冗談は嫌いだって言ってるのに……。そんなに信じられないなら、自分で見てみる?」
 皮製の目隠しに手をやり、ベルトを外して一気に取り除く。急に開けた視界が眩しくて真っ白になる。徐々に明るさに慣れ、ぼやけていた人影がはっきりしてくる。眩しさで細めていた目が、はっと見開かれた。
 目の前には大切な人が立っていた。こちらに怯えたような目を向けて立っていた。翠星石は猛烈な感情の渦に呑まれ、悲鳴を上げるのも一呼吸置いてからだった。
「……い、嫌ぁあああッ。見ないでっ。ジュン、見ないでぇええ……!!」
 動かせない体で必死にあがき、ジュンの視界から逃げようとする。縄が体に食い込み、痛みと廉恥と後悔から涙が溢れる。蒼星石はそれに構わず、再び鞭を渡そうとする。
「ジュン君、翠星石を苛めてあげてよ。喜ぶから」
 受け取ろうとしないジュンにしつこく渡そうとする蒼星石。しかし、本当は彼に受け取って欲しくなかった。このまま怖がって逃げてくれれば、確実に翠星石を独占できる。彼女の狙いはこれだった。彼女は姉をジュンに取られるのが嫌だったのだ。
 泣き叫んでいた翠星石はある事に気付いた。このままジュンを帰してはいけない。このまま帰したら、二人の間に修復できない溝を残したままになってしまう。
「ジュン、私をそれでぶつですぅっ」
 開き直った翠星石が涙の残った瞳で懇願する。その瞳は妙に力強かった。
「翠星石もああ言ってるし、やってあげてよ」
 そう言って蒼星石も後押しする。表面上は余裕を見せているが、かなり焦っていた。ジュンがその気になったら困るのだ。
「ジュンになら鞭で打たれてもいいですぅ。翠星石をメチャクチャにするつもりでぶつですぅッ!」
 双子の期待する視線がジュンを追い詰める。いきなりの状況で、更にハードSMプレイを強要されて困惑を隠せない。
「そ……そんなのできるわけないだろっ」
 とうとうジュンは逃げ出した。背を向けて一目散に部屋を出る。残された蒼星石は会心の笑みを浮かべ、翠星石は主人に捨てられたショックで放心した。

385 :ケットシー:2006/01/28(土) 02:23:12 ID:PmpetsXD
今日はここまで.
まだ続く予定

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 02:58:58 ID:O4OZ9oDf
盛り上がってまいりました!

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 04:32:08 ID:hoxprjfn
wktk

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 16:46:18 ID:Bka428b+
>>ケットシー氏
 超 G J !
とてもとてもワクテカしてまいりました(・∀・)

389 :24っぽいカナ?:2006/01/28(土) 17:25:43 ID:bED1MOf7
僕の名前は桜田ジュン。訳あって今は自宅に引き込もっている。
Oh very funky!
アリスゲームはリアルタイムで進行している。

17時25分
僕は今リビングで翠星石とCATV「バイオハザードU」を見ている。
「ジュン!どうしてコイツら全然死にやがらないんですか?」
「コイツらは生きてないんだよ。生きてない、つまり犬の糞と大して変わらない。
あ、生きてないのは、お前らと一緒か!ハハハハハハ!」
「…………………」




暇な奴らリアルタイムに続き書いてくれ!

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 18:05:44 ID:hoxprjfn
なんだこの嫌味なJUMはw

391 :389っぽいカナ?:2006/01/28(土) 18:09:01 ID:FtbSV26U
18時30分
物語は、クライマックスを迎えた
「ついに此処まで来たな…」
「ですぅ…」
 パチッ
『やぁ、くんくん探偵の時間だよ』
「「え?」」
 二人して振り向く、そこには赤色の物体が
「くんくんは最高なのだわ」
 翠星石と顔を見合わせた。
二人の瞳を染めた憤りは、さながらゾンビを前にした主人公と同じ色
分る、分りますぅ。
貴方の考えが手に取るように…

 そして、僕らの静かな復讐劇が始まった。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 22:04:16 ID:8yvWYNTg
22時00分
真紅の集めたくんくんグッズを燃やしたりしていたら動かなくなった。
翠星石がスーパー真紅くん人形と名前を付ける。
翠星石が野々村真並みの回答をしたのでボッシュート。

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 22:12:00 ID:5o+g9osb
17時00分 
怒りを胸に滾らせて、僕と翠星石は物置でいかに真紅に復讐をするか話し合っていた。
「さて、まずはあの外道真紅をどうやって始末するかだな」
「そうですね。 問題は誰にも気づかれないようにすることです」
「洗濯のりや雛苺にも気づかれないように……難しいな」
 僕は眼鏡を持ち上げ、いい策がないか思考する。
「あっ」
「何かいい考えが浮かんだんですか?」
「お前の力を使って僕の夢の中に閉じ込めればいいんじゃね?」
「うはwwおkwww」


そして、僕らの静かな復讐劇が始まった。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 22:13:53 ID:5o+g9osb
うぇww時間のゼンマイが戻ってるwww
19時00分に脳内変換www

395 :392かしら〜:2006/01/28(土) 22:23:40 ID:BrF4sd0B
同時刻

買い置きのヤクルト狙いで桜田家の冷蔵庫を漁る水銀燈がいた。
突然聴こえたお馴染みの効果音に驚く。

ジュン「テ〜レッテレッテ〜〜」
翠星石「これで集中して観られるです。」
銀「(ビクッ!!)」

ジュンがゴミ箱に何か大きな物を捨てたところだった。
銀「…あの人間、そろそろ頭がヤバイわぁ。」
ジュンが去ったのを確認してゴミ箱を覗き込む。するとそこには…。
銀「し、真紅! ちょっと貴女どうしたのよ! ねえ、しっかりしなさいよ!」
揺さぶっても何の反応も示さない真紅。
彼女はござに包まれ、ゼンマイ穴には新聞紙が詰め込まれていた。
銀「契約を結んだドールを捨てるなんて前代未聞だわ!」

水銀燈は怒りに震えた。

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 22:25:17 ID:BrF4sd0B
392の続きって意味で392とは別の人です。
紛らわしくてごめそ

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 23:12:53 ID:hoxprjfn
話が分岐してるw でもそれもいいw

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 23:56:30 ID:ooMwRXy0
まとめ

>>389

>>391
  ┣>>392>>395
  ┗>>393

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 02:27:34 ID:mSAsDXyN
>>393っぽいカナ?
2時27分
僕は映画の続きが気になって寝つけなかった
真紅のせいだ!アイツのくんくん好きは異常だ。
僕の預金を勝手に使いくんくんグッズを買いあさっている。
僕の誕生日をひつように聞いてきた時に気付くべきだった
暗証番号を誕生日にしていた僕も僕だが…
だがもう限界だ!人間様の怒りを喰らうがいい!
僕は真紅のくんくん人形を手に取ると油性マジックで落書きをし
最後に大きく書いた…


『ひなの』

フフフ明日が楽しみだ…
僕は気が済み眠りについた


繋がってないカモ

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 02:34:35 ID:mSAsDXyN
>>399
『ひつように』じゃなく『執拗に』でした…

401 :レ   プ ◆w3N06KXqwE :2006/01/29(日) 03:12:29 ID:LqGESWmm
『(吉川)ひなの』

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 03:59:34 ID:mSAsDXyN
>>401
それ言われると思ったww
っていうか読み直してみると全然繋がってないなww無かった事にしてけろ

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 12:23:57 ID:MQtBClJ/
>>399かしらー!?

22:50

真紅「こ、これは……!」

寝る直前になってようやく気づき、愕然とする真紅。

ジャム「うはwwww何この達w成w感wwwww(コソコソ」
翠「やってやったですぅwwwジュンが全然寝やがらないですから計画は断念せざるを得ないと思っていたですけれど……ジュンにしてはいいアイディアですw(コソコソ」
真紅「……まぁいいわ、新しく買い換えましょう」
翠「ちょwwwまっwwwwwwww」
真紅「さあ、通販通販。えーっとくんくん探偵SPDX人形2万円……買いね。受取人桜田ジュン、住所は……」

その瞬間、僕の中で何かが音を立てて切れた。

コレで>>392に続けばいいかしらー!?

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 15:16:29 ID:DQtDcDOm
まとめ

>>389:17時25分 バイオ観賞

>>391:18時30分 辛苦登場

>>393:19時00分 J&翠、密談開始

ーーーー日付変更ーーーー
>>399:02時27分 吉川ひなの

>>403;22時50分 通販開始

ーーーー日付変更ーーーー
>>392:22時00分 辛苦活動停止
>>395;同時刻  水銀、辛苦と邂逅

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 18:43:41 ID:wdYKK230
なんつう話だwww

はまったwww

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 18:46:23 ID:1J+QK2n6
>>392の意味がよくわからないんだが・・

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 18:56:52 ID:IUFT3Ebu
つまりローゼンメイデンは世界不思議発見ってことなんだよ。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 19:40:14 ID:mSAsDXyN
じゃあ>>395の続きっぽく

22時15分
「まずは状況を理解しないとぉ。真紅起きなさぁい」
水銀燈は真紅を揺らす。だが真紅は動かないままだ。
「ほらぁ、起きなさい真紅」
バシッ
水銀燈は真紅の頬をぶった。だが真紅は動かないままだ。
「ほらぁ」
バシッ
「ちょっとぉ〜」
バシッ
「早くぅ」
バシッ
「フフフフ…楽しいわぁ」
バシッバシッバシッバシッ…
「っ!す、水銀燈!何故貴方が此処に
バシッ
「痛いわ!ちょっ
バシッ
「早く起きてぇ真紅」
「ま、待ちなさい!もう私は起きて
バシッ
「フフフフフ…アハハハハハハハハハ…」
バシッバシッバシッ
彼女は当初の目的も忘れ一心不乱に真紅の頬を張り続けた…

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 20:15:16 ID:IUFT3Ebu
真紅「や、やめなさい、、、っ やめ、、、て、、、や、、、 、、、、も、もっとぉ〜」

410 :僕犯人知ってます。:2006/01/29(日) 21:15:28 ID:aA/1YgRC
あぁ〜。
やっと入試終わったw
まぁ、そんなわけで続き書きます。


411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 21:51:38 ID:6MNQ2ipr
ローゼンSSは初めてですが、勝手に続き書きます。

>>408
22時16分
水銀燈は馬乗りになって真紅の頬を張り続けていた。
永遠のライバルとも言うべき真紅が自分の手によって頬を赤くし、
「もうやめて」と哀願している。
「これが、これが、真紅の肌……!」
叩きながら、水銀燈の唇は不倶戴天の妹の名を連呼していた。
真紅の頬は、その名を具現化したように真っ赤である。
対する水銀燈の手の平も真っ赤であった。ヒリヒリとした痛みと熱が
水銀燈の精神に直接流れ込んでくる。それが無視できない強さになった時
流石の水銀燈も(しまった)と後悔した。何の為に真紅を叩いているのか。
真紅がゴミ箱に捨てられていた原因を聞く為である。断じて
真紅を叩き続けることではない。悪戯が過ぎた。もうやめようか、と思う。

だが、真紅の頬を伝わる涙を見た時、水銀燈の自制心は一気に吹き飛んだ。
手の平だけでなく、体全体が灼熱化する。腹の底から…人間でいえば
子宮にあたる位置から『真紅の』熱を持った塊が背筋を伝わり、水銀燈の
精神を炊きつける。燃え上がる炎の中で、僅かに凍りついた部分が
この状況を分析し、論理的結論を出す。

水銀燈が置かれた現実。
それは単純明快であった。
真紅が己の手によって息も絶え絶えであり、自分の意志一つで
ローザミスティカを奪われジャンクになることも、或いはこの場を
見逃して真紅を助けることも出来る。
(真紅の命は私の手の中!)
もう真紅がジャンクになりかけていたことなどどうでも良かった。
ローザミスティカを奪うことも、アリスになることも、今は二の次だ。

真紅を私の絶対的支配下に置く。
これほど心踊る時間があっただろうか!

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 21:54:18 ID:6MNQ2ipr
>>411続き
真紅は静かに涙を流していた。水銀燈が頬を叩く手を休めたことに
不審を抱いたのか、震える瞳が水銀燈を見上げた。
「……水銀燈?」
水銀燈の唇は動かなかったが、答が無いわけではなかった。
水銀燈の瞳が、悪巧みを思いついた翠星石のオッドアイそのままに
妖しい光に包まれている。
「ねぇ、真紅ぅ〜」
水銀燈は猫撫で声を出して、真紅の肩を抱きあげた。
そして、母親が赤ん坊をあやすように真紅の涙をすくう。
「フフフ、かわいわぁ真紅」
目を丸くする真紅。
自分を敵視する人形から出た意外な言葉に真紅の活動が止まる。
かまわず水銀燈は真紅の頬を両手で挟んだ。
「ひゃぁ」熱を持った頬に冷たい水銀燈の手の感触が重なり、
真紅がらしくない悲鳴をあげる。水銀燈の瞳が獲物に飛びかかる虎のように
細められ、次の瞬間、真紅の唇の上に水銀燈のそれが重なっていた。

廊下に動くものは何もなかった。
存在するのは、2体のローゼンメイデンだけであった。
それすらも『人形』のように動かなかった。だだ真紅の指先が
思い出したようにビクリ、ビクリと反応していた。

真紅がもがきはじめたのは、水銀燈に唇を奪われてから
たっぷり1分が経過してからだった。

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 21:56:04 ID:6MNQ2ipr
「……!! ……!!」
真紅が何事かを喚くが、言葉になるわけがない。
水銀燈の舌が真紅を蹂躙しているからだ。逃げようとする真紅の舌先を追い廻し、
絡めあい、口胞内の粘膜という粘膜と触れ合うことを欲している。
真紅は水銀燈の体を引き剥がそうとするが、無駄だった。頬叩きで体力を奪われた上、
水銀燈の力と体勢による有利が、真紅の抵抗力を完全に上回っている。
(い、いやぁぁ……じゅ、ジュン……!!た、助けて……!!)

真紅はジュンに助けを求めた。
真紅は2つの点で幸運であった。
まず、ジュンの現状を知らずに済んだこと。
もし真紅に透視能力があれば、彼女は、翠星石がジュンの膝の上に乗り、
髪を手で梳いて貰いながら幸せそのものの笑顔で目をつぶる光景を
見たことだろうから。
第ニに、実際に真紅に援軍が現われたからである。
援軍というにはあまりにつつましく、そもそも人ではなかったが、
彼女の強さは人間を遥かに上回る。

「真紅に何をしている、水銀燈!!」
苛烈な声が水銀燈の耳朶を打った。
翠星石に良く似た顔立ち、しかし雰囲気は到底似つかぬ少年の格好をした
『ローゼンの人形』が立ちはだかっていた。既に手には巨大な鋏を具現化させ、
決闘の場に臨んだ戦士のように全身を臨戦体勢に突入させている。
『蒼星石……!!』
はからずも真紅と水銀燈は、翠星石の妹の名を同時に呼んだ。




拙い展開でスマソ。
続きドゾ〜。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 22:09:17 ID:DQtDcDOm
まとめ

※第一日、始まりは何時も
>>389:17時25分 バイオ観賞
>>391:18時30分 辛苦登場
>>393:19時00分 J&翠、密談開始


※第二日、その名は吉川
>>399:02時27分 吉川ひなの
>>403:22時50分 通販開始


※第三日、新たなる戦慄
>>392:22時00分 辛苦活動停止
>>395:22時00分 水銀、辛苦と邂逅
>>408:22時15分 ガチサド

>>411-413:22時16分 クリスタルボゥイ(少年)

415 :僕犯人知ってます。:2006/01/29(日) 23:06:59 ID:aA/1YgRC
>>381の続き
「ジュン・・・・翠星石は私に任せて今日はもう寝なさい」
「っえ!?いや・・・・でも、翠星石が大丈夫かどうか・・・・・」
真紅は翠星石を始末できなかった水銀燈の代わりに自分でカタをつけようとしていた。
そのためには、ジュンがこの場に居るのが邪魔だった。
しかし、ジュンは名前を呼んでも頬を叩いてもピクリとも動かない翠星石が心配だった。
「きっと大丈夫よ。私達ローゼンメイデンはそう簡単には壊れないわ。さぁ、もう寝て。ジュン」
「・・・・・・そうか。じゃあ、頼んどくけど・・・・」
そう言ってジュンは、布団に入った。
真紅は一階へ翠星石を何とか下ろしリビングへ連れて行った。
「ふぅ・・・・全く、水銀燈は何をしていたのかしら・・・・」
真紅は独り言を言いながら水を汲み翠星石の顔にかけた。
「起きなさい。翠星石」
「・・・・・ん。・・・・し、真紅!!」
目を覚ました翠星石は真紅をみて驚きを隠せないで居た。
翠星石の体は震え逃げ出したいという翠星石の気持ちと反して全く動けなくなってしまった。
その様子を見て真紅はもう一つ溜息をついた。
「その様子だと、水銀燈が色々と話してしまったようね。翠星石悪いけど、二度とジュンに近寄らないで頂戴。さもないと、私があなたを壊すことになるわ」
翠星石は真紅の言葉にとてつもない恐怖を覚えた。
だが、それでも翠星石はジュンの元を離れようとは思わなかった。
「・・・・い、いやです!真紅・・・・・あなたはどうしてそんなことをするのです?今までのあなたはそんな風じゃなかったです!」
「そうね。確かに今までの私では考えられないことね。でも、私をそうさせたのは、あなたよ。翠星石」
その言葉を聞いた瞬間、翠星石も腹をくくった。
「わかったです。真紅が私を倒すというならば、私もただではやられないですよ!!」
翠星石はそう言って、如雨露を構えた。
真紅は、その姿を見てッフと鼻で笑った。
「何が可笑しいです。そんな余裕で居られるのも今のうちです」
如雨露を振り回した。
辺りから蔓が延びてきて真紅を貫く勢いで突っ込んできた。
しかし翠星石の果敢な攻撃も真紅は軽々と避けた。
「翠星石。その程度の攻撃で私を倒せると思ったのかしら?だったらとんだ誤算ね」
真紅は翠星石の背後に回り込み掌から無数の薔薇の花弁を飛ばした。
花弁は先程の蔓にも劣らない速さで翠星石の腕に飛んで行き全て間接部分に突き刺さった。
「っあぁ!!」
翠星石の腕は外れ、床に落ちた。
「無様ね。以前私の腕が取れた時もあなたにはこう見えたのかしら?フフ・・・」
翠星石は床に落ちている自分の腕を見つめ、残った方の腕で取れた腕を拾った。
この時、翠星石にもう戦意は無く悲しみと絶望だけが残っていた。
その時の翠星石の表情を見て真紅は微笑した。



今日はここまでです。
なぁ〜んか終わらせにくい展開。
やっぱり、ショートストーリーの方が良かったかな。
まぁ、まだ続きますんで、どうかよろしく。

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:07:11 ID:jRv+UCcB
まとめの人のタイトルが素敵w

ところで>>409はスルー?

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:12:08 ID:mSAsDXyN
>>414
まとめ乙です

>>415
真紅こえぇよ

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:32:20 ID:DQtDcDOm
>>415
ナイスです
真紅の黒さがいい感じw


入試といえば、理系ですか文系ですか?
差し支えなければ、お教え頂きたい

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:33:26 ID:T1AbGSN7
僕犯さんのSSの終焉はいつまでも見たくない・・・

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:37:15 ID:1J+QK2n6
ダーク真紅テラモエス

421 :僕犯人知ってます。:2006/01/29(日) 23:37:56 ID:aA/1YgRC
>>418
高校入試ですw

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:42:13 ID:MQtBClJ/
>>421
正直、僕犯氏の作品はつまらなくはないが面白くもないという感想だったのだが……
中学生でこのクオリティはすげぇwwwwwwww
素直に感心したw

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:44:32 ID:1J+QK2n6
マジかw この時期は推薦で発表待ちかな。
俺なんか高校も卒業間近だと言うのに卒業文集の作文も満足に書けないぞw

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:46:16 ID:jRv+UCcB
>>422
だな。
氏が大学生くらいになった時、どんな作品を書いてくれるのか楽しみだ。

しかし今更だが学生率高いんだなこのスレ。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:49:12 ID:T1AbGSN7
>>421まさか198(ry

426 :僕犯人知ってます。:2006/01/29(日) 23:53:18 ID:aA/1YgRC
>>425
198(ryってなんだい?

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/29(日) 23:59:43 ID:T1AbGSN7
>>426あ、違うのか。vipの人かと勘違いorz

428 :梅岡の人:2006/01/30(月) 00:09:08 ID:fkcURGOa
早く大学受験終わらないかな(´・ω・`)

リレー小説のカオス化ワロスw

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 00:16:55 ID:msHhy8tb
さぁ、盛 り 上 が っ て ま い り ま し た

よもや中学生だったとは…
才能ってのを始めて実感できましたよ




97 :梅岡先生 :2005/12/31(土) 19:44:45 ID:GE1/uH4I
>>94
とりあえず謝っておく。ごめんw
今年は公私共に物凄く忙しいので、半年くらいここのスレ来れなくなるんですw
半年後、まだこのスレがあったら>>85からの続きを書こうと思います。ちょうどいい具合に切れたしね。

期待して下さっていた皆さん、その期待を裏切るような形になってしまって申し訳ないです。
では、また半年後にお会いしましょう。良いお年を!


(´ω`)<森へお帰りw

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 00:22:49 ID:Zgskw4am
              rェュノヒノ (ノ(`>、
            (`ヾ、: :ヽ \ ヽ.\(_>、
           ,ヘ{、: : : : : : : : : : : : :':ヽ(_,.ヘ r-,_ __
           ry\`: : : : :,. -‐'´ ̄ ̄`゙ヾf' ヘ、 ' _ノ_ ,. _,,..、
          ニヘ、: : : :/          ヾ) !\ '´,〉-‐"ヘ\
          (ヘ、`: :./            ゝハ. l ''´)二ニ='|::|
         ∠!_:ヽ /     /    l 、  、  (__ | | コ;:ト、-:''ソl
        /::r‐lニ_/  /  ! l i   l | ! l ! l,ゝ | |  ィ'l、ヽフ::/
        |::::! /l   ! ! | | !   !iハ |i ハ !, |`) ! | _)l ヾー',.`ー-┐
           ト=-イ:| ! ,  | ハ !_lノ  lノリ__,,..|i l !〈ノ,/__ノ \ \`ー-┘
         | /ハ | ! l|ー-rt'ァヽ/   ヾソ レソヲ)_f |    ト、 〉
.        / ノ / |,ト、'!.、 l ///  ,  / // ハlノ_}   |    ! |
      r'´ ,イ /::::! ト \!,.ヽ、,、._ <フ   ノrー-‐'ヽ、!   |l |
       `´ | /::::/ |   / }_(_´´、)__  ,ィ-'ハ  l l l |──────‐┐
         |  ̄  | // |! ー'ヽ-/〉ヒ|  'ヽノ,ノノ'´              |
           ! l   ノ /ノ/      ,〉{〉,|                 |
         l !   /,イ/´       | ノY ト|                 |
         / ノ  /ノ/        ノ ! |,|                 |
         /〃  |l,ィ        / /  l,|     婚 姻 届.       |

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 00:41:27 ID:sOZk2KEz
SS仕上げたらここへ出そうと思ってたが、いつの間にかリレーが始まってるな・・・
しかもやたら若い住人ばかりの集まりだったとは知らなかった。

さて、どうするか・・・

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 00:49:11 ID:JFFcT5aa
>431
気にせずうpきぼん

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 01:05:52 ID:Gc2QH1aw
>>431
その為のまとめです

まとめた労力を無駄にしないためにも、
意義のある投稿をお願いすます

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 01:26:25 ID:sOZk2KEz
>>432-433
どうも。
流れを立たないように、書き上げ次第ZIPで上げようと思いますが、
ttp://kanaria.ddo.jp/rozen_upload2/
その場合、ここに上げてもいいんですかね?


435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 01:37:46 ID:SI+Cn6Qd
>>434
それはつまり、感想が要らないと?

勿論、そこに上げても読む人は居るでしょう
ですが、殆どの者はそうでは無い筈

波を立て無いのも、良いと思われますが
このスレの沽券や、後続の書き手達の為にも
是非、此処に投下願いたい


まぁ、私はどちらに投下されても
一通り目は通しますがね…
感想も、多分書くでしょう

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 01:46:02 ID:C2hhx3nk
そーそ、そんなの気にしてたらこのスレの意味が無い。
気にせず投下すべし

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 01:56:25 ID:0PbAYcHz
言い出しっぺの俺に一番責任あるな
SS職人さん達のを待ってる間暇してる奴らで…って事だったんだけど
相談無しに始めて悪かったよ…

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 01:57:27 ID:sOZk2KEz
ご丁寧なレスどうも。
自分は独特の文体と行間の取り方で文章表現をするタイプなので
どうしても使用するレスが多くなるんですよ。
完成したら多分20レスぐらいは使用させて頂くと思うので・・・
それでも良いと仰るのなら、明日以降少しづつ上げさせてもらいますが・・・


439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 02:09:03 ID:Z4QobGpX
>>438私が許可する、存分にやりたまえ。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 02:10:15 ID:vRWag7eG
面白ければ問題ナス
長くても、読み易ければ、手は付ける
感想もまた同じ

って事で、じゃんじゃん投下しちゃって下さい
なんなら、次スレに行くまで埋めちゃっても……

441 :413の続きじゃ:2006/01/30(月) 02:22:50 ID:7PHZjX/U
鋏を構える蒼星石、真紅を押さえつけたままの水銀燈。
両者の距離はドールズの歩幅で数歩である。

水「(ローゼンメイデンで最も素早い蒼星石を相手にこの距離は…動けない、迂闊だったわ!)」
水銀燈が少しでも動こうとすれば、庭師の鋏が確実に彼女を破壊するだろう。
周りを見ずに真紅に夢中になった結果であった。

蒼星石は圧倒的有利な立場にあり、いつでも切り掛かれる体勢だが、頭の中はパニック寸前であった。
無理も無い。1階に降りてきてまず目に入ったのが、嫌がる真紅の唇を無理矢理奪う水銀燈だったのだ。
そういう方面に耐性が無いであろう彼女がこれを見て驚かないわけがない。
蒼「(この二人は何をやってるんだああっ!)」

真紅は蒼星石に目撃されてしまったことがショックのようで、声を発する事ができない。

数分に渡る膠着状態を破ったのは水銀燈だった。
水「ねぇ蒼星石、真紅の様子がおかしくて…。」
蒼「だからってどうして廊下でこんなことを!」
水「じ、人工呼吸よ! そんなことも知らないのぉ?」
苦しい言い訳である。意識が明瞭で自立呼吸をしている場合には人工呼吸の必要が無い…。

水「とにかく真紅を休ませなきゃならないわ。あなたこの子の鞄が何処にあるか知らない?」
蒼「真紅の鞄はジュン君の部屋だ。わかった、僕が持ってくるからここに居て。」
庭師の鋏を収めて警戒を解いた蒼星石は、逃げるように2階へ向かった。

とりあえずこの気まずい空気から逃げたい3人であった。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 02:23:05 ID:sOZk2KEz
>>439-440
ありがとうございます。
ではお言葉に甘え、明日(今日)の夜に最初の分をUPさせて頂きますので。
仕事に備え、これで就寝します。それでは<(_ _)>

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 03:02:06 ID:h5F3g8kR
>>413の続きが投下されてるうううっ
書いちゃったので、分岐投下しちゃうお


22時30分
「あらぁ、見て解らないのぉ? 真紅と愛し合っていたのよぉ」
「貴女、何を言って」
「もう隠さなくてもいいのよ。蒼星石に見られちゃったしぃ」
 真紅が困惑し、蒼星石が目を丸くする。
 トドメとばかりに、再びディープな口付けを蒼星石に披露する。
「あん、真紅のお口、おいしいぃ」
「やめ……水銀、とぉ……」
 蒼星石の顔がみるみる真っ赤になる。
「ふ、不潔だよっ。お父様がお怒りになっても知らないからッ」
 そう言って彼女はそそくさと退散した。それを見てから水銀燈が真紅を突き放す。
「遊びは終わりよ」
「遊びだったのっ?!」
「当然よ。それとも、本気にしたぁ?」
「馬鹿言わないで。それより、誤解されちゃったじゃないの。どうしてくれるのよ」
「知らなぁい。自分でなんとかすればぁ。あッ、ヤクルト発見!」
 冷蔵庫でヤクルトを見つけた水銀燈は、そっちに夢中になってしまった。
「これも全部、ジュンのせいなのだわ。ブチ殺す!」
 復讐を胸に、ジュンの元へ向かう真紅だった。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 04:42:22 ID:UD+qS5MO
http://info.from.jp/mu/robom.cgi?nono=3453
見つけたww

445 :梅岡の人:2006/01/30(月) 07:49:46 ID:fkcURGOa
>>429
混ぜてよw
名無しでリレー小説参加したいw

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 12:11:35 ID:wiauRo1L
若い人が多かったとはな・・・。
まぁ歴代のSS作家達にも若い人とかいたらしいし、まぁそんなもんなのかな。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 13:02:02 ID:iUqbdxag
三十路も後半のくせしてローゼンSSを書いている私はどうなる_| ̄|〇

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 13:07:07 ID:viCNZ9Xw
リレーとかなんか趣旨ちがくね?

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 13:12:19 ID:Z4QobGpX
>>447どうにもならない、が、反対する理由もない...
存分にやりたまえ――

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 13:51:01 ID:0qkdcfDY
三十路にしか書けない作品が書けると思うよ

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 15:55:24 ID:PHM5wo41
>>441続き

「水銀燈、あなた何をしたのかわかっているの!?」
 真紅の声が静寂を切り裂いた。水銀燈は、ふらつきながら階段を上っていく
蒼星石を呆けたように見つめていたが、真紅の言葉をきっかけにようやく我に帰った。
「え……。な、何よ」と真紅の方に顔を戻す。
真紅が責めるような視線をぶつけてくることにたじろぐ。

蒼星石に真紅との情事(?)を見られたことは、
水銀燈にとってかなりの衝撃を与えていた。
その為に、流石の水銀燈といえども理性回路が混乱していたのである。
真紅の声は水銀燈の顔に冷水を浴びせたのと同じ効果をもたらした。
とりあえず表情だけでも笑みを浮かべ、何もかもさけずむようないつもの態度を取り戻す。

「何って……あなたとキスしていただけじゃない。
 それともあなたの唇を味わったと言い換えた方が良いかしら」
「私が問いたいのは行為の定義付けではないのだわ!
 貴女が如何なる意志をもって私に狼藉を働いたかを尋ねているのだわ!」
「そんなこと云われてもぉ」

水銀燈は本当に困ってしまった。
答えようがない。真紅を起そうとして彼女の頬を叩いているうちに情動に襲われ、
それが高じて突発的行動に出ただけの話。
『そこに山があるから登るんだ』以上の解答を出しようがなかった。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 15:57:06 ID:PHM5wo41
水銀燈が答えあぐねていると、真紅の唇が震えだした。
ひそめられた細い眉。目の前に水銀燈がいるのに、目には水銀燈が映っているのに、
真紅の瞳は水銀燈を捕らえていない。ただ己の内側に向いている。
真っ赤になっていた頬から血の気が引いていく。
破滅の予感に襲われた真紅は、自らの肩を抱いて嗚咽をあげはじめた。

「ああ、もう私は終わりなのだわ!
 強制的とはいえ、水銀燈と破廉恥な行為をして、更に他人に見られてしまうなんて。
 私は汚れてしまった。アリスとしての資格を失うどころか、
 ローゼンメイデン第5ドールの名はこれで地に落ちてしまうのだわ!」

よよ、と泣き崩れる真紅。
すると、水銀燈の漆黒の翼がザワザワと総毛立ちはじめた。
真紅を見下ろす水銀燈の目に、次第に剣呑なものが混じりはじめる。
水銀燈が本気で戦う時の、容赦無く突き刺す剣の色が瞳を覆う。

「そんなに私とキスしたことが嫌なの?」

水銀燈の口から漏れた声は極寒の冷気よりも凍てついていた。
既に翼は大きく広げられ、無数の羽が水銀燈の意志一つで
いつでも発射できる態勢に入っている。真紅、絶対絶命! 仮にこの状態で攻撃を受ければ、
真紅のローザミスティカは赤子の手を捻るように水銀燈に奪われる。
そうなれば、ローザミスティカを2つ持つ水銀燈に適う相手はいない。
蒼星石、翠星石、雛苺、ことによったらジュンまで、今夜この家で、
物言わぬ骸に変わることになるだろう。
アリスゲームの勝者は水銀燈で決まる。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 15:58:22 ID:PHM5wo41
真紅の舌先にドール達の、ジュンの命運が乗っている。
この重大問題に対し、真紅は小さく首を振ってNOと答えた。
「あなたとキスをしたことより、その場面を蒼星石に見られたことの方が
 ずっと大きな問題なのだわ。あの小娘が秘密を隠しておくなんて出来ない。
 性悪翠星石が感づいて問えば簡単に口を割ってしまうのだわ。
 そうなれば私は身の破滅なのよ!」
「ああ、なるほどね」

水銀燈は肩透かしをくった気持ちだった。
翼が張りをうしなってしなだれる。
溜息を一つつくと、水銀燈は真紅の傍にかがみこんだ。

「あなた、もうちょっと蒼星石を信用してあげたらぁ?
 口止めをしておけば問題ないわよ。墓場まで秘密を持っていってくれるわ。
 本人は悩むかもしれないけど」

水銀燈の慰めに、蒼ざめた真紅の頬が僅かに薔薇色を取り戻す。

「そうかしら」
「そうよ」
「本当に?」
「あの子は誰? 生真面目蒼星石でしょぉ。
 翠星石や金糸雀だったら話は別だけどぉ。
 壊れない限り秘密は守ると思うわぁ」

水銀燈と真紅はお互いの息がかかるほどの距離で見詰め合っていた。
どちらともなく「ふふっ」と笑いをふくんだ息が漏れてお互いの鼻先にかかる。
強張っていた真紅の顔が本来の柔らかみを取り戻す。

「これで一件らくちゃ」


「全て見させてもらったのかしらぁ!!」

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 15:59:41 ID:PHM5wo41
無意味に元気が良い通る声が桜田家の廊下を駆け抜ける。
2体の人形は文字通り飛び上がった。
水銀燈は弾かれたように顔を上げ、真紅は身体全体で振り向く。
彼女達の視界は廊下の中心に固定された。そこにいた者は……

両足を肩幅45度に開き、左手は腰に当て、胸をはって仁王立ちになる人形。
原色の黄色をつかったやたら目にまぶしい服をつけた、
雛苺とままごと遊びするのが似合いそうな幼い顔立ち。
水銀燈のすぐ下の妹とは到底信じられぬローゼンメイデン第2ドール。

『金糸雀!!』

「これは一大スキャンダルなのかしら!
 宿命のライバル、水銀燈と真紅のディープキス。
 これにはカナも驚いたのかしら。思わず写真を撮ってしまったのかしら」
「ああ、なんてこと!!」

真紅が絹を裂くような悲鳴を上げた。金糸雀の右手には、
恐らく契約主のものであろうデジタルカメラが収められていた。
真紅は、無機質なデジタルカメラのレンズが、
まるで何処かの緑色動力パイプ剥き出し量産機モノアイの如く不気味に輝いたのを確かに見た。

「あなた、いつから…」
「水銀燈が狂ったように真紅の頬と叩いていた時かしら。
 戦いの気配に何事かと思ってきてみたら、凄いネタに出会えたのかしら。
 たまには自分の脚で動いてみるのも良いのかしらぁ」

金糸雀は嬉しくてたまらないといった様子でカメラを撫でた。
金糸雀の視線が一瞬下を向く。その瞬間を逃す真紅ではない。
ローゼンメイデンの力が真紅の指先に凝縮し、
薔薇のレーザーがデジタルカメラを撃ち抜こうとして……


455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 16:01:11 ID:PHM5wo41
「動くな!!」

金糸雀、裂帛の気合が真紅の動きを止めた。
水銀燈と何度も対決して一歩も引かなかった真紅がたじろいだ。
指先に集めた力が大気中に溶け出していく。「か、金糸雀」と力無く呟いた真紅、
真紅の様子に満足気な金糸雀を、水銀燈が「へぇ」と交互に視線を向ける。

「まずはカナの話をききやがれなのかしら」
翠星石かと間違えるような台詞で前置きして、金糸雀は真紅に語る。

「真紅と水銀燈の写真データは、もうみっちゃんのパソコンに送ったのかしら」
「なっ、なんですってぇぇぇぇ」
「だからこのカメラを壊しても無駄なのかしら」

金糸雀は勝ち誇った。
そして、ムンクの叫び状態になった真紅に追い討ちをかける。

「あと私を倒そうとしても、もっと無駄なのかしら。
 私が倒れたら、みっちゃんが写真を全世界のマスコミに送りつけてやることになってるのかしら。
 明日の朝刊は凄いことになるのかしら。○ゥが取材に来ることも確実なのかしら!
 マスコミに野次馬の大群がこの家に押し寄せる。
 それに真紅のミーディアムの精神が耐えられるとは思えないのかしら。
 だから私は真紅と同時にあなたのミーディアムの命を握ったのと同じなのかしら!」
「お、終わったなのだわ……」

真紅はへなへなと床に崩れ落ちた。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 16:02:17 ID:PHM5wo41
彼女の名前は『真紅』なのに、いまや彼女の色は『真っ白』であった。
脱力しきった真紅、もとい真白は、焦点を失った瞳で床の木目を数えている。
さらに床に「の」の字を描きながら
「ごめんなさい、おとうさま、お父様、お父様、おとうさま、ジュン、お父様」と呟き続けていた。

実は、金糸雀の言葉は真っ赤な嘘である。
キスシーンをフォーカスしたことは事実だが、メールで転送したわけではない。
その余裕はなかった。ましてマスコミ云々はその場の出捲かせだ。
精神的な攻撃に弱い真紅の性格を見抜いていた金糸雀の作戦勝ちである。
もっとも、正面から真紅に戦いを挑んでも絶対に勝てないと云う金糸雀の事情もあったが……。

「あははは、ともかくこれでカナの勝ちなのかしら」
「へぇ、真紅をここまで追い込むなんて、さすがは私のすぐ下の妹ね」

水銀燈が真紅の脇を通りぬけ、一歩前へ出た。
くるくると小躍りしていた金糸雀がピタリと構える。

「搦め手から真紅を揺さぶるなんて、見事ねぇ。
 でも私には通用しないわぁ。
 私は別にローゼンメイデンの存在が人間どもに知られようが、
 私と真紅のキスが新聞を飾ろうがどうでも良いんだからぁ。
 私を倒すというのならば…」

水銀燈の翼が廊下一杯に広げられる。

「実力で倒すしかないわぁ」

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 16:03:49 ID:PHM5wo41
金糸雀は沈黙していた。
俯き、何かを考えているようである。
水銀燈の戦闘力は真紅に匹敵する。
金糸雀の力では到底かなわぬことがわからぬ「ローゼンメイデン一の頭脳派」ではあるまい。
罠か……と水銀燈は思った。だが、金糸雀の罠などたかがしれている、とも思った。
翠星石や蒼星石が金糸雀とコンビを組んでいるならともかく、
金糸雀単体で出来ることなどたかがしれている。

ならば、正面から挑む!
 
水銀燈は脚を前に進めた。
一歩ずつ、金糸雀との距離を縮める。

「待つのかしら」
「なあに?」

水銀燈は立ち止まった。
金糸雀の攻撃を警戒したからではない。
死刑執行人が囚人の最期の言葉を聞き残す、その習慣を実行しただけのこと。

「遺言を考えついたのぉ? それなら聞いてあげるわぁ。
 命ごいなら締め切りはすぎちゃったけどぉ」
「水銀燈は勘違いしているのかしら」
「?」
「水銀燈のミーディアムは誰なのかしら?」
「!!?」

水銀燈の青白くと云って良い肌にさっと赤みがさした。
「戦いにミーディアムなんて関係ないじゃない」
と云いかけた水銀燈を金糸雀は制し、己の言葉を最後まで聞けと諭す。

「この間、カナは散歩に出掛けたのかしら。
 たまたま病院の上を通りかかったのかしら。
 そうしたら、水銀燈、あなたとミーディアムの姿をベッドの上で見かけたのかしらぁ」
「か、金糸雀!」

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 16:05:21 ID:PHM5wo41
水銀燈は悲鳴に近い声で妹ドールの名を叫んだ。
それをBGMとして、金糸雀は会心の笑みを浮かべる。

「病弱なミーディアム。若くして断ち切られる人生。なんて儚いのかしら。
 でも水銀燈、あなたが身体をはってミーディアムを慰めるなんて、カナ、
 思わず目を疑ってしまったのかしら。自分の目が信じられないのなら、
 カメラなら事実を確かめられると思ってシャッターを押したのかしら」
「し、真紅……。
 わ、私も終わったわぁ」

黒い翼を純白にかえて、水銀燈は後にひっくりかえった。
ちょうど真紅の膝の上に頭を預ける格好になる。
放心した水銀燈の髪を、真紅は無言で梳いた。

「あーーーははははははっ!!
 薔薇乙女No1の知謀は伊達じゃないのかしらぁ!!」

のけぞりかえらんばかりに高らかに勝利宣言を詠う金糸雀。
これだけ騒いでいるのにリビングから出てこないジュンと翠星石も
ただならぬことになっていそうだが、それはそれとして、
桜田家の廊下は金糸雀の手中に落ちた。

「水銀燈! 真紅!
 あなたたちは今からカナの下僕になるのかしら!」
「……下僕?」
生気ない仕草で真紅が顔を上げる。
「聞き間違え無いのかしら。あなたたちは下僕。カナの言うことには絶対服従なのかしら。
 では最初の命令。あなたたちのローザミスティカを私に差し出すのかしら!」
『は?』

真紅と水銀燈が身を起す。
戸惑いをこめた視線が金糸雀に送られる。

「2度は云わせないのかしら。 2人はカナの下僕なのかしら。
 写真がばらまけれてミーディアムが廃人になったり命を落す姿を見たくなければ
 さっさと私にローザミスティ」

100%勝利の美酒に酔っていた金糸雀の言葉が止まった。


459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 16:07:40 ID:PHM5wo41
金糸雀の背後に出現した水銀燈が、金糸雀の首を掴んでいた。
「ぜ、ゼロシフトなのかしら」

金糸雀の首筋をだらだらと冷や汗が伝う。
水銀燈の長い舌が一滴をそっとすくい、金糸雀は「ひゃああ」と悲鳴を上げた。

「ねぇ金糸雀」
ゆらり、と真紅が立ち上がった。金糸雀は思わず息を飲み込む。
そこにいたのは、抜け殻になった人形ではない。
超高温の蒼い火を瞳に燃やした、誇り高き第5薔薇乙女、真紅。

「あなた、土曜ワイドショーを見たことがある?」
「と、時々みっちゃんと一緒に見るかしら」
「2時間ドラマの犯人って、脅迫されて、逆ギレしちゃった人が多いのだわ」
「な、なんとなくわかるのかしら」
「なら、今の自分が置かれた状況がわかるでしょぉ?」

やけに甘ったるい水銀燈の息が金糸雀の耳元に吹きかけられる。
その瞬間、金糸雀は己の失策を悟った。

「先走りすぎたのかしらああああ!!!」
「ねぇ真紅、どうやって金糸雀をジャンクにしようかしらぁ」
「ダメよ水銀燈。ジャンクにする前に、私達を撮った写真のデータが
 何処にあるかを白状させないと。それにこの精神的ダメージのお礼は、
 単純にジャンクにするだけじゃ釣り合いが取れ無いわ」
「それもそうねぇ」
「真紅、水銀燈、あ、謝るから。
 だから、た、助けてなのかしら」

水銀燈は金糸雀の命ごいを鼻先で笑い飛ばすと、翼で金糸雀をぐるぐる捲きした。
そして真紅と一緒に2階へ上っていった。
「あれ、金糸雀じゃないか。どうしたの?」と蒼星石が真紅に尋ねると、真紅は笑って答える。
金糸雀がどうしても私達に打ち明けたいことがあるのだ、と。

「玉子焼きあげるから許してなのかしらぁぁぁ」


続きドゾ〜

460 :459の続き:2006/01/30(月) 16:44:23 ID:MSmf4rn8
一方、ジュンと翠星石は一足先に寝てしまっていた。
蒼星石は部屋の照明が消えているのを確認すると、静かに真紅の鞄を持ち出した。

蒼「(敵同士のはずの真紅と水銀燈が何故…これはアリスゲームとかそういうのに関係無く深刻だ。)」

1階へ戻ろうとすると、金糸雀を羽でぐるぐる巻きにした水銀燈と、立ち直ったらしい真紅が上がってきた。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 20:01:24 ID:gc7nC1jC
何か本格的だなぁ・・・面白いよw

462 :梅岡の人:2006/01/30(月) 20:38:54 ID:fkcURGOa
浪人覚悟しちゃったから>>85の続きでも。

クマのプーさん襲撃事件より一週間が経った。
あれ以来真紅は姉ちゃんの部屋に引き篭もっている。
僕自身も引き篭もりであるため、彼女にかけてあげられる言葉は多いと思ったのだが、彼女は僕の顔を見るなり発狂したように涎を垂れ流し、部屋にある物を投げつけてくるので、慰めてあげるどころかマトモに姿を見ることすら叶わない。鬱病かな?
あの日、真紅たちローゼンメイデンシリーズには肝心のANAがついていないことが発覚したため、僕のヤる気は色んな意味で萎えてしまった。

そ   れ   で   も   乳   首   は   桃   色   だ   っ   た

これは歴史的発見ですよ。
アインシュタインもニュートンも、この僕の歴史的快挙の達成には霞んでしまいます。
しっかし、何で真紅の奴急に引き篭もっちゃったんだろう……皆目見当もつきませんな。

463 :梅岡の人:2006/01/30(月) 20:40:10 ID:fkcURGOa
「ジュン! 今日も泡で遊んでくれるのー?」
「……ああ、勿論だよ雛苺!」

真紅がいない間に溜まったフラストレーションとかストレスとかその他諸々(どう見ても精子です)は、雛苺によって昇華されている。
彼女たちは完全防水であることが発覚したため(!)、最近では毎晩雛苺とお風呂に入っているのだ。

「ほぉら、雛苺ちゃぁん……脱ぎ脱ぎしようねぇ〜〜? フヒヒヒッ!」
「ジュン優しいの! 巴ものりも、ちゃんと自分で脱ぎなさいっていうのよ」
「それも味があるなwwwwwww」

どれどれ、湯加減は……ウゲ、高すぎじゃないか。
あのブス……気分悪いから僕たちが上がったら栓を抜いておいてやろう。

「さぁて、雛ちゃん、いつものように洗いっこしよっかぁ〜?」
「はいなの! ……キャハハハ! ジュンくすぐったいのぉ〜」

こ    れ    が    宇    宙    か

これこそが素晴らしき新世界における至上の喜び、紳士の営みであるというのか。
母よ、地球は青かった。そしておっぱいはピンクだった。
なんていうか……嗚呼、これはもう……びっくりするほどユートピア!!!

「今度はジュンの番なの〜」
「いや……今日から僕は自分で洗うよ」
「うゆ?」

雛ちゃんの云う白くてうにゅ〜は例のアレではなく、なんと苺大福のことだった。
「ココから苺大福の材料が出てくるんだよ〜」と何度も説明したのだが、「雛知ってるの〜、そこから出てくる白くてうにゅーはふわふわしないでかぴかぴになるの!」と返答された。
何故知っているのかと問い詰めると、先日僕の夜の営みをこっそり見ていたとのこと。
見られていたのか………………だがそれがいいwwwwwwwwwwww
それに加えて姉ちゃんが風呂の前でこっそり聞き耳を立てていたらしく、僕の野望(高いスポーツカーの頭半分)は阻止されたのだった。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 20:52:00 ID:Z4QobGpX
梅岡、悪い事は言わないから最後まであがけ、SSスレは逃げないから。

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 20:57:02 ID:C2hhx3nk
うむ、そのとーり。かぴかぴとか言ってる場合じゃないぞw

466 :梅岡の人:2006/01/30(月) 21:05:25 ID:fkcURGOa
>>464
まさかツーチャンネルで俺の将来心配してくれる人がいるとは思わなんだw
一応勉強もしてるから、安心して下さいw

>>465
書いてて結構、というか相当恥ずかしいんだから、そういう突っ込みはやめてくれよマジでw
今も痛い続き書き殴っておりますわw

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 21:10:07 ID:7z2jJQOJ
先生ついに復帰したか。
勉強の合間にでもいいからたまにはこうして続き書いてくれなw

468 :梅岡の人:2006/01/30(月) 21:16:35 ID:fkcURGOa
>>467
ギャグ系のssって頭使わないで書けるから好きだよw

>>463より
「ふぅ、今日もいい湯だったなぁ」
「なのー!」

洗濯機に入れずにおいた服をもう一度着ると、なんだか妙にイカ臭かったからもう一度脱いだ。

「ん?」

ふと気がつくと、いつもは使っていない物置の扉が半開きになっていた。
おかしいな、と思いながらも、僕と雛苺は全裸のまま物置に入る。
そこには長年放置されていた全身鏡が怪しく光っていた。

「これは……?」
「……nのフィールドが開いているの……誰かが、呼んでる……」
「はい? 雛ちゃーん? それなんて電波?」
「呼ぶ声には応える、それが雛達ローゼンメイデンの使命なのよ」
「んーっと、ちょっとお兄さんにはよく分からないかなぁ」
「とにかく行くのよ!」

雛に突き飛ばされるように、鏡の中へと入っていく。
一瞬浮遊感に包まれたかと思うと、僕達はどこかの町の廃墟に落ちた。

469 :梅岡の人:2006/01/30(月) 21:18:14 ID:fkcURGOa

「こ、ここは……? っつーか久しぶりに外出たな」
「お久しぶりねぇ、雛苺ぉ……ごぉ!!???」
「あー、水銀燈なの!」

ゴスロリキタコレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
突如出現したゴスロリのおにゃのこは最初のクールさをかなぐり捨てて、僕たちを見て唖然としている。一体どうしたというのだ?

「あ、あ、貴方たち……」
「うゆ?」
「  な  ん  で  全  裸  な  の  !  ?  」
「坊やだからさ」
「雛たちを呼んだのは水銀燈だったのねー」
「なに、僕を呼んだのは君だったのか?」
「呼んでないわよアンタみたいな変態なんか!!」
「ハッハッハ、これがホントのお呼びじゃないってね」
「ジュン……寒い上にギャグになってないの……」


「と、とにかく! 今から貴方にアリスゲームを申し込むわ」
「……分かったの、受けて立つのよ!」
「アリスゲームって、前に真紅が言っていた姉妹喧嘩のことか?」
「喧嘩じゃないわぁ、戦争よ! 行くわよぉ、雛苺ッ」

ゴスロリッ子がそう叫ぶなり、彼女の黒い翼から幾千もの羽が、まるでマシンガンのように放射される。
咄嗟に右に避ける雛苺だったが、そうすると当然彼女の後ろにいる僕がマシンガンをまともに浴びる訳で。

「すごく……痛いです……」

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 21:23:59 ID:lCx8rd/G
>梅
漏れは此処で、SSを見ることしか出来ない
しかし、君には、今しか出来ない、今ならできる事がある筈だ

誰も君に助言はしない
それもまた、人生だからな

だが、自分が今、何をすべきなのか
それを考え、夢のある学生になりたまえ

by 現役大学生




追申:半年間帰ってくるなよwwいやwwマジでwww


471 :梅岡の人:2006/01/30(月) 21:32:31 ID:fkcURGOa
>>470
それなんて加持さん?
あい、了解致しましたw
とりあえず今書きかけの奴やっつけ仕事になるけど書いちゃって、宣言通り半年後また来ます。


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 21:34:53 ID:vg2xe5d4
梅岡の人を待ってた俺としては話を読めるのはうれしいが
今はまだ受験をあきらめない方がいいぞ・・。



473 :梅岡の人:2006/01/30(月) 21:36:14 ID:fkcURGOa
「あらあらぁ、雛苺がこんなに動けるなんてね」
「雛だっていつまでも子供じゃないの! 雛にはジュンものりも真紅もいるんだから、負けられないのよ!」
「おバカさぁん……そういう家族ごっこ……虫唾が走るわっ!!」

わーなんだか凄いことになってますー。
マシンガンっていうよりバルカンを彷彿するほど黒い羽の勢いが凄い凄い。
逃げ回る雛ちゃんが圧倒的に不利ですねー。さっきから何発か食らってるし。大丈夫かなー。
……ハハ、うん、なんか知らないけどやたら僕に命中するんだよね。
何この痛さ、これはないっしょ、全身痣だらけ。
……アレ? でも……なんだこの感覚。
知らない何かが湧き水のように、僕の心の奥深くから溢れ出てくる。
痛い、痛いけれど、コレは……この気持ちは……。

「あああああああああああっ!!!!!! もっと、もっと下さい!!! もっと痛めつけて下さいぃいいいい!!!!!!!!!1111」

これが進化という物なのですね。人とは常に進化し続ける動物なのです。

「うるさいわねぇ、あの変態……キャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!! なんか肥大化してるぅぅぅう!!??」
「今なのっ!」

僕のおっきっきしたアレを見てゴスロリッ子が一瞬見せた隙を、雛苺は見逃さなかった。

「こ、これは!?」
「雛だってただ逃げてただけじゃないの!」

いつの間にか雛ちゃんが作った棘がゴスロリッ子の周りを幾重にも囲んでいた。
その内の四本が、ゴスロリッ子の四肢を拘束する。

474 :梅岡の人:2006/01/30(月) 21:41:21 ID:fkcURGOa
>>472
ありがとう。でも受験諦めた訳じゃあないよw


「クッ……」
「形成逆転なのよ!」
「雛ちゃん、僕に棘の鞭を一本作ってくれないか?」
「うゆ……? 分かったの、でもあんまり水銀燈をいじめちゃ駄目なのよ?」
「分かってるさ」

そう言って彼女は一本の棘を僕に差し出した。
フフ、一度やってみたかったんだ。

「ローズ・ウィップ!!」
「あー、ゆうゆうはくしょなのーw」

「フフフフ、さぁーて」
「な、何をするつもり?」
「新たな快楽を、貴方に、そぉれ」
「痛いっ、痛いわっ!」
「ジュン、もうやめてあげて!」

雛苺が僕を抑止しようとするが、僕はまだまだやめるつもりはない。

「まだまだ行くよぉー♪」
「痛ッ、クッ……こんな仕打ち…………あら? でも何かしらこの感覚……知らない何かが湧き水のように、私の心の奥深くから溢れ出てくるわぁ……。痛い、痛いけれど、コレは……この気持ちは……」
「キタコレwww」
「誰かはそれを憎悪を呼ぶのよっ! さっさと離しなさいこのド変態ッ!!」
「何ソレ(´・ω・`)」
「もう、やめるのー!」

彼女がそう叫ぶと、僕の持っていた棘の鞭は跡形もなく消え去った。
同時に彼女を拘束していた四本の棘、周りを幾重にも囲んでいた棘は全て消え去っていた。

「お、覚えてなさい、雛苺に変態人間! 絶対に復讐してやるんだからぁ!!」

彼女はそう言って、深い闇の中へ消えていった。

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 21:44:25 ID:7z2jJQOJ
相変わらずのクオリティだなw
受験終わったらまた書いてくれw
ワクテカしながら待ってるよ。

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 21:58:05 ID:h5F3g8kR
いやほんと、梅岡先生サイコー
それに、おまいら優しいな。やっぱ、受験は人生に関わるからな。がんばれよ

477 :梅岡人:2006/01/30(月) 22:34:26 ID:fkcURGOa
>>475
>>476
ありがとう。
頑張ります。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:31:54 ID:U5XX1Xw1
>梅岡さん
色々と心に溜め込んでいる物もあるでしょうが
出せる限りの御自分の力で受験に挑めるよう、頑張って下さい。

で、流れを読まずに昨日許可をもらったSSの一部を、今から投下します。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:32:47 ID:U5XX1Xw1



・・・廻る




       廻る





           運命の糸車が・・・






                      廻る――――――――――















                求めるのは.....ただ幸福(しあわせ)な....結論(こたえ).......





480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:34:51 ID:U5XX1Xw1
【 Alice 1 】



僕の名前は・・・桜田ジュン。

とある事情で、学校を休学中の中学生。
一応....復学に向けて頑張っては…いる…つもりだ。
両親は…僕達の事を放って置いて仕事で海外を飛び回ってる。
どんな仕事かなんて詳しくは知らない、特に知りたいとも…思わない。

今は、母親みたいにおせっかいで変にへりくだってくる、うっとうしい....けど…優しい姉ちゃんと…


・・・
・・・・


「ちびちびぃ〜〜〜!!其処へ なおれですぅーーーー!!」
「いーやーなーのぉ〜〜ぅーーーー!!」
「ちょっと!静かになさい! くんくんの台詞が聞こえないじゃないの!!」


・・・・・


「真紅聞いてくださいですぅ!このおバカいちごめが、くんくんを見えない様に私に目隠しするですー!!」
「ちがうもんッ!翠星石が先にヒナの目をかくしてきたのぉ!ヒナは悪くないもんっ!(フンッ!)」
「そんな事よりジュン、紅茶はまだなの!くんくん探偵を見ながらお茶をたしなむ、乙女の慣わしを欠かす訳にはいかないのよ」


・・・・・・


「何を言うですかこのヘチャむくれの泣き虫いちごめが!これでもくらいやがれです!(かる〜くデコピンっ!)」
「やうっ!・・・うぅ〜〜・・・う〜〜〜  ジューーー〜〜ぅン!翠星石がいじめるのぉー!(首根っこにだきっ!)」
「ああっ! ここ、このちびちびはぁ! チビいちご、チビ人間から今すぐ離れるですっ!!」
「まったく・・・うるさくて聞こえないのだわ・・・この真紅がこんな事でテレビのボリュームを上げなければいけないなんて」


「…い、いい加減にしろーーー! お前らは、いつも いつも いつも いつもっ!」


生霊の取り憑いた西洋人形・・・
もとい、ローゼンメイデンと呼ばれるらしい、生きているアンティークドール数体とで暮らしている。


481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:36:06 ID:U5XX1Xw1


「口を動かさずに手を動かす!(ピシッ!)」
「あうっ! こ、この…やってるだろ!お前らが騒ぐから気が散って」
「下僕は主に口答えをしない!((ビシビシッ!!)」
「ぶっ!?」
「やんっ! 真紅、ジュンいぢめちゃダメなのよぅ!」
「そうです!元はといえばこのちびちびがいけないのですぅ!」
「しっ!静かに!・・・今くんくんが犯人のアジトに潜入した所だわ・・・」


自分のローザミスティカを守れと、最初に…
半ば強制的に契約を結ばされたのが、僕の頬を金髪のロングテールで叩いてきた、
赤いヘッドドレスだかボンネットだかを被り、赤い西洋服を纏った高貴な少女人形、真紅。

今僕の首根っこにしがみついて、警戒心の無い子猫のような表情と無邪気な瞳でじゃれ付いてくるのが、
薄桃色の服と、同じ薄桃色の大きな愛らしいリボンを、濃い味がかった金色の髪に付けたやや幼い少女人形、雛苺。

よく雛苺にちょっかいをかけてからかい、とんでもない毒舌で僕の家中を闊歩し、
丈の長い、ややルーズな緑色のドレスのような西洋服を着て、
レースの被り物みたいな物を栗毛色の二つ分けの長髪に羽織った、外見だけは従順そうなオッドアイの少女人形、翠星石。


そう、有り得ない怪奇現象『 あなたの知らない世界 』で僕は暮らしている。


いまや女系家族然と様変わりさせられた上、人形の癖に飲み食いしたりテレビを見たり騒いだりと、
気が狂いそうな光景や異常な空間にも僕はもはや慣れてしまい、しぶしぶと紅茶を入れている最中。


「ほら、持って行くからそこ空けてくれよ・・・」


雛苺を首の後ろにしがみ付かせたまま、僕はトレーサーから
ティーポットとティーカップ、お茶菓子をテーブルに並べて行く。


482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:37:40 ID:U5XX1Xw1

ふぅ〜〜っ・・・

ぞくぞくっ!

「な! なにすんだよっ!お前っ!?」
「やはっ、くすぐったい?」
「な、なにジュンの首に息吹きかけてやがるですかぁーーー!!
 い、いい加減にジュンから離れやがれですっ!この野っ原イチゴ!」
「いーやーなーのー!♪ それにヒナは のっぱら じゃないもんっ!」
「まったく、そんな事をどこで覚えてきたのかしら、雛苺は…
 …いい加減ベッドの下の物を片付けておきなさい、ジュン」

「なっ!?(赤ーーー)」

ローゼンメイデン・・・薔薇乙女・・・
このドール達は『アリスゲーム』と言う、姉妹同士の戦いを勝ち抜き・・・
たった一人だけが、どんな花よりも気高く、どんな宝石よりも無垢で、一点の汚れすら無き『アリス』に孵化し・・・
自分達を生み出した存在・・・『お父様』に会う為・・・
永い時間の狭間を存在してきたと言う・・・


それが今、僕の存在する空間に・・・
何故・・・三体も居て・・・






なんで、なんで僕の人権を蹂躙しているんだぁーーーーーーーーーー!!!!!



「かかか かってに(真っ赤)
「あのねー、女の人がぁー、男の人にぃー『わーわーわーわぁーーーーー!!!!』 ←(ジュン)
「ふぅ〜〜〜〜・・・そういうのばっかり見てるから、人間のオスは野蛮で下品でお下劣な下種野郎が多いのですぅ!」
「あら、遅かれ早かれ、思春期の少年なら持って当然の興味だわ。
 私はただ、レディに対しての気遣いをもう少し持ちなさいと、言っているだけなのよ」




ワイワイ ガヤガヤ キャーキャー ヤイのヤイの




学校と言う、社会に出る為のシミュレーションゲームから一時離脱している僕は・・・
似非女系家族と言う、新たなシミュレーションゲームに組み込まれ・・・
毎日を過ごすようになってしまったのが・・・
どう足掻いても逃げ出すことの出来ない現実だった・・・




483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:39:02 ID:U5XX1Xw1
【 Alice 2 】



「はぁ…」


大体、この人形達が押しかけて来てから・・・僕のプライベートは薄い障子の紙の様に扱われている・・・
水で濡らせば透けそうで、指で突付けばたやすく破けてその先が見えるように・・・
姉ちゃんにすら・・・滅多な事で部屋に入らせなかったのに・・・


ズズッ…  なんか...頭痛い…


「紅茶は下品な音を立てて飲むものではないわ、ジュン。それに、まだ温度が二度低いわよ」
「あ〜〜はいはいそうですか…鼻すすっただけじゃないか…」
「どっちにしろ、作法は守ってもらいたい物だわ」
「日本茶は音を立てて飲むのも許されるですから、チビの様なガサツな野郎は
 紅茶より梅昆布茶でもシバいていやがれですぅ!(プッ)」
「なんだとこのぉ!お爺さんのいれてくれた昆布茶が、中々イケるとか言ってるの知ってんだからな!」
「キッ!そそ、それは蒼星石が勝手に言ってることで ってなに言わせやがるですかー!」
「うゅう〜〜! ヒナもウメこぶ茶のみたいのぉ〜ー!」


「やっぱり一人で紅茶をたしなむのが...一番いいのだわ....」


なに言ってんだ…
最近は自分からみんなを誘ってお茶してるくせに…

そんなこんなで字の如く、姦しいお茶の時間は終わり....僕は後片付けをさせられようとしている。
お前らいつかぐるぐる巻きにして、トランクに詰め込んで鍵してやるからな・・・


「ジュ〜ン!ヒナも手つだったげるぅ♪」

・・・雛苺は別だ。


484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:40:20 ID:U5XX1Xw1

「(ズズッ)ああ、ちょっと重いから(グズッ...)気をつけろよ?」
「はーいなのぅ♪」

真紅が家来だとか言って、幼なじみの女の子...巴の所から連れてきたのが…この雛苺だった。
泣き虫で子供そのものの態度や仕草が、最初はいやだったけど....何て言うか...
歳の離れた妹が居ると、こんな気持ちになるのかなって、最近は思えるようになった自分が可笑しく思える時がある。

姉ちゃんに迷惑ばっかりかけてきてる僕が....こんな事よく言うよな・・・

「やれやれですぅ、チビがチビチビに面倒見てもらってりゃ世話ねぇですねー」
「その割には穏やかな顔ではないわね、翠星石」
「なっ!?べべべ別に翠星石は手伝いたいとかチビいちごあんまりくっつきやがるなとか思ってねぇですぅぅーー!(赤〜)」

あ〜うるさい・・・キンキンした声が頭に響くっての・・・
大体なんだよそれ、やきもちなのか?やきもち?・・・まさかな....
しかし頭痛い...しかもなんかゾクゾクする・・・背中の視線が気になるからか?

「?・・・ジュン〜....どうしたのぉ? お顔の色、変だよ?....」
「あ ああ...なんでもな.....

あ、あれれ.....なんだ?急にリビングやテーブルが斜めに....
吐き気が....目の前が....暗...く.....


ガシャン! ドッ! ガンッ!

「キャーーーーー!!!ジューン!!」
「ジュン!? ジュン!!!」
「ど!どうしたですかジュン!?しっかりするです!!」











あ....たま....痛い....ガンガン...する.....
リビングの床が....僕の横から何で....僕を...たたきつけてき...たんだ......


....  ......うぷ......








「「「 ジューーーーーーーーーーーーーーン!!! 」」」




485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:42:07 ID:U5XX1Xw1
【 Alice 3 】



....あ...れ....?

どう....なったん..だ...僕.....

ここ...は.....どこ....?


・・・・



・・・



・・




…… ……  … ……






......声が...きこえる..... だ れ....?



・・・・



・・・



・・




486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:43:57 ID:U5XX1Xw1


「.....n...ん...んん… …ん…  …あ...あれ?」
「! ジュン君! よかったぁ…」



「ジュン! 気がついたですか! 心配したです…」
「ジューーぅン! よかったのぉ〜〜〜…(ぐすん)」

「・・・ジュン・・・」



ここ...って、僕の部屋の....ベッド....だよ な。
あれ? ....姉ちゃん....翠星石....雛苺....真紅… なんでそんな、泣きそうな顔...してんだよ…
何で僕...ここに居るんだ....何でベッドなんかで....確か....真紅達と、お茶してて....



グラッ・・・

「ジュ!ジュン君!だめよ、熱があるんだから寝てなくちゃ!」

「...お...姉ちゃん....なんで僕....ここ..に...痛っ?!...」


・・・痛っ...てぇ....殴られたみたいに...頭痛い....
・・・頭....たんこぶできてる....


「ジュン…覚えてないのぉ?…ヒナとお片づけしてて....急にたおれたのよ…?」
「真っ青な顔で...気を失ってたです.....」
「…最近の、夜遅くまでの勉強と....精神的な疲れから....貴方は熱を出して倒れてしまったの…」

「…お姉ちゃん帰ってきた時、ジュン君…ソファーの上に寝かされていてね……
 ヒナちゃんと翠星石ちゃんが、ジュン君が倒れて目を覚まさないって看病しながら....泣きながら教えてくれて....
 真紅ちゃんがジュン君の熱と...床に倒れた時に出来た...頭のこぶの腫れが少しでも引くようにって...
 何回も濡れタオルをジュン君の頭に当ててくれてたのよ…
 ヒナちゃんと翠星石ちゃんも、ジュン君の手をずっと握っていてくれてたし…」


「え....」

身体にかかったシーツの上には、僕の頭に乗せられていた濡れタオルが落ちている。
僕は、思わず真紅達の方に目をやった。
雛苺と翠星石は、まだ心配そうに僕を見返してきて、真紅は少し...微笑んでくれている。
いつもの態度を考えても信じられない気がしたが、このドール達が小さな身体で、僕の身体をソファーに上げて...
タオルを当てて看病しててくれてたのは事実らしいし
雛苺と翠星石の赤くなった目を見れば、本当に心配してくれたんだと実感させられる。

雛苺は懐いてくれてるから判るとしても、翠星石が僕の手を取って看病してくれてたなんて・・・
おまけにあの真紅が、僕の熱やこぶの腫れを取る為に・・・


487 :僕犯人知ってます。:2006/01/30(月) 23:44:48 ID:+d4EV4jU
今日はネタ思いつかないので、明日書きます。
まぁ、それだけ言いにきました。


488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:46:06 ID:U5XX1Xw1

「…お姉ちゃんがジュン君おんぶして....着替えさせてあげて....それからずっと...みんなで看病してたの…」
「そ....そうだったんだ......ありがと(赤)....げほ!...ごほ...」
「ああ!ほらほら!病人なんだからジュン君は横になって。
 後でお食事取れるようだったら、そのあともう一回お薬飲んでおこうね?」

「う...うん... ? ......ちょっとマテ....僕は(ごほ)薬なんか飲んだ覚えは無いぞ?!」

「あ、あははーー! あ、あの場合しょうがなかったのよ?!
 と、とにかく熱さましをジュン君に飲ませなくちゃって思って、お姉ちゃんオブラートでお薬包んで
 お水と一緒にジュン君のお口に持っていってもジュン君ちゃんとした意識が無いから、
 だからお姉ちゃん…… こういうの初めてだけど...ジュン君上手く飲んでくれて…
 ああ、あのねジュン君……(赤〜)その...ごめんね?(赤〜)」


・・・なんだ、なに言ってんだ姉ちゃん?


いぶかしがる僕に、妙な視線が注がれてるのに気が付いた。
雛苺は指をくわえて僕の口と、姉ちゃんの唇とを交互に見てるし、
翠星石は翠星石で妙に口惜しそうと言うか、泣いていいのか、怒っていいのか、ふて腐れていいのか、批難していいのか、
とにかくそんな微妙な表情で僕と姉ちゃんを見てくるし、真紅に至っては諦めと言うか、そんな顔で僕だけを見てくる。


・・・ ・・・・まさか ・・・・まさかっ!


「ちょ!ちょとまてっ!(赤)じゃ、じゃああの、その....ぼ、僕のくく、口にそ、その(赤〜)」
「だから....ごめんなさいって.....ジュン君...言ってるのに...(赤〜)」


のり姉の形のいい薄赤色のくちびるを指差した僕の指先は、プルプル震え・・・
のり姉はのり姉で顔を赤くしてうつむく始末。

ああああああああああ、僕達は姉弟なんだぞ! 姉弟!  僕 の 純 潔 を 返 せ !  バ カ 海 苔 姉 !



489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:48:21 ID:U5XX1Xw1

(何ですか!いくら仕方ないとは言え、姉弟どうしでこのラブラブモードはっ!何かムカムカするですぅぅー!)
(怒っちゃダメなのよ翠星石〜 のりはジュンのお熱を下げてくれたんだから、しょうがないのぅー)
(心配しなくても理性のある姉弟なのだから、間違いは起きないわ)


身体もだるく、まだ寒気も収まった訳じゃない僕の身体を労るように、のり姉が僕にシーツをかけてくれる。
「言っとくけ(ごほ)...けど...」
「もうその話はおしまいにしましょ、ね? だから....もう少し寝ておこう、ジュン君」


にっこりしながら、僕のくちびるに人差し指を添えてくる のり姉。
こんな時は何故か逆らえない・・・


カーテンの隙間から入る
夕闇の景色に何かを感じた気がしたけど、僕はもう一度寝ることにした。




490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 23:50:44 ID:U5XX1Xw1
ストック使い切る訳に行かないので、今日はここまでで。
書き溜め出来たら、又投下に参ります。では。


491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 00:09:01 ID:rOBKQAFx
オナニーですね〜

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 00:23:38 ID:PLmVtyyu
乙可憐
近親な展開でないと願いつつ、続きを期待してまっす

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 00:26:11 ID:htRBPM0S
なんか今日はすごいな、いっぱい投下されてる

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 00:30:34 ID:iwd5NNw4
>>490
いやはや、読みやすいですね
長くても、そこまで苦にならない位に...

できれば、トリップ(名前)を付けてもらうと
便宜上あり難いかな?


感想:良いと思いますよ
   そこら辺にある、ボノボノSSと違って、
   描写がハッキリしてますし...

   之からの展開次第で、面白くなりそうな感じがします
   続き頑張ってください



ついでに一つ、

>いまや女系家族然と様変わりさせられた上

>いまや女系家族【同】然と様変わりさせられた上

かな?
細かい所スマソ

何て言うか、「指摘」では無く
「読んだ」って言う証明として
受け取ってください

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 01:56:48 ID:o+J1s7MM
>>490
出だしでシリアスかと思ったら、ほのぼのにやられた。
どっちも好きだから全然おk

>>494
「同」が無くても通じると思うよ。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 02:59:00 ID:w/3/+439
神様仏様デュード様が降臨だぜ〜

今日も虐待だ!
まずはおまえだ翠星石!
カマで足を切断!シュビ〜ン!
「ぎゃああああ!痛いですぅ、助けてですう!」
まだまだ足りねえぜ!小便食らえ!
「ちょ・・・汚い・・・うげええええ」
お次はハンマー、両手両足叩き割ってやるぜ〜
オラ!
「もう・・・やめて・・・」
さ〜て次は首切断といこうか!シュビーン!サムライだましぃ〜!
宙に浮いた首をキーック!
仕上げはガソリンぶっかけてマッチでシュボ!
今日は殺すにはいい日だぜ〜

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 03:24:31 ID:8tYcPamP
>>460の続きではないっすが…
同刻
「世界は間も無く闇へ堕ちる。今更貴様がどうあがこうが無駄なのだ…さぁ死ねロッテンマイアー!!」
はっと気がつくと見慣れた自分の部屋。どうやら夢を見ていたらしい。
「自分の寝言で目が覚めるとは僕もまだまだだな」
夢の内容は覚えていない。ただ何処か懐かしい夢だった。目には涙の跡がついていた。
「僕は泣いてたのか…」
とその時誰かが階段を上がる足音。
まずい。さっきの寝言を聞かれたか?!恥ずかしくなった僕は寝た振りをした。
部屋に入ってきたのは蒼星石だった。
蒼星石は物音を立てないようにして真紅の鞄を手にとるとそのまま部屋を出ていった。



そんなに金に困っていたとは…

498 :460の続きっス:2006/01/31(火) 06:46:54 ID:5czp1bNM
0時00分

1階のリビングに4体の薔薇乙女が集まった。
時計は既に日付変更を告げており、ジュン、のり、翠星石と雛苺は既に眠りについている。

蒼「とりあえず、何がどうなってるのか全然わからない。説明してもらおうか」
銀「私もサッパリわかんないわぁ」
金「だから、これはスキャンダルなのかしら〜〜うぐぇう!」
水銀灯が飛ばした羽、真紅が放った薔薇の花びらを同時に喉元に受けた金糸雀は悶絶した。
紅「金糸雀、まだ分かってないようね」
銀「お望みなら、今すぐにでもジャンクにしてあげるわぁ。わかったら大人しくしてなさい」
金「ひぃぃぃぃぃ!!」
金糸雀、完全敗北の瞬間であった。
蒼「…」

真紅は気絶する直前の状況を思い出していた。
意識が途切れる直前に見たもの、それは庭で次々とくんくんグッズを燃やすジュンと翠星石だった。
目の前で灰になるくんくん人形、それを見たショックで少しの間9秒前の白に逝ってしまったのだ。

紅「そう、思い出したわ。ジュンと翠星石が私の大切なくんくんグッズを1つ残らず焼却したのよ!!」
銀&金「くんくんグッズ?」
紅「そう、貴方達はテレビを観てないものね。くんくんは私の希望よ! 唯一の楽しみよ!」
銀「ちょっと落ち着きなさい真紅、あなたそのくんくんを燃やされたショックで気絶していたとか、そういうオチじゃないでしょうねぇ?」
紅「そうよ、私はショックで意識を失ったわ。悪い?!」
蒼「それで、気を失った真紅に君は人工呼吸を施した、と…」
銀「ぐっ、何よぉ貴方達、その視線は」

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 07:06:05 ID:5czp1bNM
蒼「けど、どうしてジュン君と翠星石はくんくんグッズを処分したんだろう?」
紅「わからないわ、あの2人はとうとう狂ってしまったのだわ。気絶した私をゴミ箱に捨てたのよ!!」

原因は真紅の日頃の振舞いにあるのだが、本人にその自覚は無かった。
ジュンと翠星石が反撃のつもりでした今回の事も、真紅にとっては理不尽極まりない暴挙でしかない。

銀「とにかくどんな理由があろうと、薔薇乙女を廃棄するなんて許せないわぁ。」
蒼「へ?」
銀「契約した人間がドールを捨てるなんて、これは薔薇乙女全体に対する挑戦と考えられる…そうでしょう蒼星石?」
蒼「そ、それは…確かに真紅を捨てるなんて常軌を逸脱した行動だけどさ」

このとき水銀燈の頭の中には、全てをジュンと翠星石に押し付けて有耶無耶にする算段ができあがっていた。
真紅はもう共犯(?)なので問題なし、金糸雀は力技で抑え込んだ。
あとは蒼星石さえこちらに引きずり込んでしまえば、この一件は闇に葬れる。
立ち上がった水銀燈は宣言した。
銀「あの人間を懲らしめてやりましょう。」

紅「…そうね、もう一度、今度こそ主人と下僕の立場をはっきりさせてやるのだわ。」

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 13:18:27 ID:Hwphfs65
mixi情報によれば、ローゼン3期製作中だそうで。
糞化するのは目に見えているので、逆にSS創作意欲が湧いてきた。
一丁やったる!

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 14:39:49 ID:lRAIpcV/
mixi情報なんぞ当てにならん

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 15:52:46 ID:X2e4UZ/N
mixi情報は製作者サイドに近い人のばらしもあれば、2chで拾ったネタがソースなんてのもあるからあんまり…。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 21:16:24 ID:o+J1s7MM
うおおお!三期ありそうなのか。。
なら、早めに二期のSSは書かないとな。
もう製作中だとしたら、三期始まるのまた十月なのかな。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 21:22:39 ID:7NemNwJA
>>503
バーズ一月号によると
真紅の中の人「ひとまずアニメはこれで完結」
この先どうなるかわからんけどな

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 22:26:53 ID:lRAIpcV/
「第二期はこれで終わり」とも受け取れるしな

あれ?

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 22:32:02 ID:htRBPM0S
まーあるとしてもあと一年はかかるだろ。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 23:13:48 ID:0IGPnVpZ
>>504
アニメがダメならゲームで続けりゃいいじゃなーい

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 23:19:32 ID:7NemNwJA
中ボスがラプラスで
最後の敵お父様を倒すまでのRPGかいな

509 :僕犯人知ってます。:2006/01/31(火) 23:23:37 ID:oOTbgtAf
>>415の続き
「それじゃあ。そろそろお別れね。翠星石」
真紅は手から薔薇の花弁を散らせ翠星石に取り巻かせた。
翠星石にもう反応は無かった。
真紅は少し不服そうな顔をして花弁で翠星石を締め付けていった。
「・・・っあ、あぐ・・・・・・・ジュン」
翠星石は最期にジュンの名を呼び朽ちた。
その頬には涙が流れていた。
翠星石のローザミスティカを真紅は手に入れ吸収した。
「・・・・やはり後味のいいものではないわね」
真紅は一言そう言い翠星石の亡骸を鞄に入れnのフィールドに持っていった。
「さようなら・・・・・・・翠星石」
nのフィールドに放置した翠星石に真紅は別れを言った。
翌朝、ジュンは目を覚ました。
ジュンは翠星石が大丈夫か心配だった。
しかし、その場には翠星石の鞄は無かった。
そして真紅の鞄は開いていた。
「・・・・真紅」
「あら、おはよう。ジュン」
一階に降りて真紅の名を呼ぶジュン。
やはりその場には翠星石の姿は無かった。
「あぁ、おはよう。翠星石はどうしたんだ?」
「あの子なら家へ帰ったわ」
「そうか」
ジュンの返事はそっけなかった。
当然の事だが、翠星石は家へなどは帰っていない、もう動くことすら出来ないのだから。
「Trr・・・・」
突然、めったになることの無い電話がかかってきた。
「もしもし。桜田です」
「もしもし。ジュン君?蒼星石だけど、翠星石昨日そっちへ泊まってない?」
電話の主は翠星石の双子の妹蒼星石だった。
電話の内容にジュンは驚いた。
「っえ!?翠星石帰ってないのか?真紅は昨日帰ったって言ってたけど・・・・」
「言ってたって、ジュン君は翠星石の帰るところ見てないの?」
「いや、実は・・・・・」
ジュンは昨日あったことを全て話した。
といっても、ジュンは昨日起こったことをほとんど知らなかった。
「ジュン君。今からそっちへ行ってもいいかな?」
「ああ」
数分後、蒼星石はすぐに桜田家を訪れた。
ジュンと真紅と蒼星石はリビングに集まった。
「それじゃあ、真紅は翠星石が家へ帰るの所まで見たんだね」
「ええ。そうよ」
真紅には蒼星石が自分を疑っているようにしか思えなかった。
真紅の読みは正しかった。
蒼星石は真紅が何か知っていると確信していた。
自ずと真紅の口数は少なくなっていく。
「真紅。・・・・ちょっと来て」
蒼星石は真紅を鏡のある部屋に呼び出した。



今日はここまで。
明日入試の結果発表だ。
マジ緊張する。
おかげで今回のSSの文体おかしかったような気がするw

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 23:49:53 ID:o+J1s7MM
翠星石があっさりお亡くなりとは、トロイメント並の衝撃<どんな例えなんだかw
受験で緊張してるのか。言われてみると、確かに文がいつもより硬いような気も
明日の幸運を祈っとります

>>504
そうか……まだ三期を期待するには早すぎたか
焦らず二期のSSでも書くか

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:00:01 ID:7NemNwJA
>>510
ただ、感謝祭でどんな重大発表が出るかは見ものではある
しばらく俺は雛と蒼の二人とキャッキャウフフしてるさ…

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:04:53 ID:diLBU+gP
>>509
今回は出来が悪い。
このレベルだったら、以前のSSに比べて読む価値がない。
翠星石の死はこのSSの一番盛り上がる所なんだから、
気合を入れて書くべきだった。推敲して再投稿をお薦めする。

513 :僕犯人知ってます。:2006/02/01(水) 00:07:39 ID:OI0dbMFP
>>512
やっぱそうかなぁ。
まぁ、もう一回書く事はしないと思うけど。
次はもう少し気合入れてがんばんべ。
まぁ、それは明日どうなってるかだよなぁ。
最近マジネタ切れっすw

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:14:27 ID:rPjqvYjH
確かにトロイメント的なあっさりさを感じたw
でもトロイメント見た後のせいか「まぁこんなもんか」って思えた。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:15:35 ID:T1DQprqD
今SS書いているんだが、あることで行き詰まっている。
ここの住人なら知っている人もいるかもしれないから聞いてみるよ。



み っ ち ゃ ん の 本 名 何 ?

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:17:27 ID:vaCSj0zd
みつこ

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:22:34 ID:T1DQprqD
>>516みつこ……みつこだな!よし、アンタを信じるぜ!
間違ってたら三日三晩アンタの枕下に立つからな!

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:26:33 ID:8P8qcvXP
じゃあ三千代

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:54:56 ID:A2mvVuIJ
つ「相馬光子」

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 01:38:56 ID:pdclUIIB
みっちゃんはね、ヨシオって言うんだホントはね。
だけど腐女子だから自分のことみっちゃんて呼ぶんだよ。
おかしいね、みっちゃん。

521 :ケットシー:2006/02/01(水) 02:14:31 ID:K4Eyxwzr
>>384


「ジュン君、行っちゃったね」
 見送った蒼星石が、後ろで項垂れている翠星石に言い聞かせるように呟く。その軽快な声は、晴れ晴れしたように聞こえた。
「蒼星石……」
 愛する姉が呼ぶ声が聞こえる。その声は低くくぐもり、まるで地の底から聞こえてくるようだった。
 振り向いた蒼星石は、はっと息を呑んだ。姉が睨んでいる。憎悪すら感じる目で睨んでいる。初めて向けられる敵意の視線に胸が痛むのを感じた。
 だが、もう後戻りはできない。手に持つ鞭を握り締め、高圧的な態度を貫く。
「僕にそんな目を向けていいのかな」
 空気を切る音が鳴り、次に破裂する音が響く。
「キヒィィイッ」
 鞭で打たれた翠星石が甘い声で鳴く。憤慨していたばかりなのにこれだ。彼女のMの部分は、すでに調教され切っていた。
 翠星石はこんな時でも快楽を感じてしまう身体が情けなくて仕方がなかった。頭は怒りでどうにかなりそうなのに、体は確実に快楽を探り当てる。自分は正真正銘の変態なのだと思い知らされる。それでも、彼女は必死に怒りの表情を作って見せる。
「どうしてですか。どうして、こんな事を……!!」
「君が悪いんだよ」
「翠星石が何をしたと言うですかっ!?」
 まだ反抗する姉に妹は鞭を振るう。姉を制するのに躍起になっていた蒼星石は、力の加減を忘れていた。今、彼女が握っている鞭は、相手を痛めつけるための武器と等しい代物だった。人間の肌なら容易く張り裂ける勢いで、幾度となく打ち据える。
「翠星石がっ、ジュン君に惹かれるからッ!!」
「ウギィッッ!!」
「君を満足させることができるのはッ」
「アガ……ァ……」
「僕だけだッ!」
 打ちつけても反応が無くなった。知らずに頭に血が上っていた蒼星石は、室内が静かになって正気に戻る。そして、姉の惨状に青ざめた。翠星石は涎をたらし、白目を剥いて気絶していた。生きているようだったが、これではまるで拷問だ。
 恐ろしくなった蒼星石は鞭を投げ捨てた。制御できなかった己の感情が恐ろしかった。翠星石が死にそうな声で呻くのが気持ちよくて堪らなかった。今も、醜い姿で眠る姉に興奮を覚える自分が居る。蒼星石のSの部分は極限まで成長しようとしていた。

 蒼星石は縄を解き、姉が目覚めるのを待った。しばらくして、床で寝ていた翠星石が瞼を開けた。その視界には、心配そうに上から覗き込む妹の顔があった。
「翠星石、ごめんよ……」
 最初に出たのは謝罪の言葉だった。これには蒼星石もやりすぎたと反省していた。相手を労わらなければSMプレイは成立しない。
 それでも、翠星石は不思議と怒りの感情が湧かなかった。意識を手放すまでの苛烈な虐待の中、彼女は妹の気持ちを知ることができたからだ。翠星石は優しく微笑んで見せる。
「翠星石はどこにも行かないですよ。だから、安心するです」
 思いもよらない言葉に、蒼星石の涙腺が緩む。わっと泣き出した彼女は「ごめんなさい」と繰り返す。翠星石は腕を伸ばし、泣き止まない妹の顔を胸に埋めた。翠星石には敵わない、と心の底から思う蒼星石だった。

522 :ケットシー:2006/02/01(水) 02:16:03 ID:K4Eyxwzr


 悪夢から明けて翌日。ジュンの様子は普段と大して変わらないようだった。翠星石が声を掛ければ、それなりに相手をしてくれた。
 やや違和感があるには違いないのだが、彼女に比べれば些細なものだ。翠星石は妙にジュンを意識し、いつもの覇気がない。恐る恐るといった感じでジュンに話しかけていた。昨晩の事があったら、それが当然だが。

 人形達が寝静まった夜。この時間の部屋にはジュンしかいない。天井の灯りも消され、勉強机のスタンドだけが彼の手元を照らしている。
 その時、頃合を見計らって、寝ていた鞄から一体の人形が起きた。翠星石だ。彼女には言わなければならない事があった。彼女は机に向かい、ノートを睨んでいるジュンの隣にびくびくしながら立った。
「ジュン、そのぉ……」
 小さな声だったが、ジュンは気付いていた。だが、彼は机の上を見たまま考え込んでいた。考えているのは勉強の事ではない。今、隣で小さくなっている彼女の事だ。
 夢の中の彼女は随分と変態チックだった。体を縄で縛り、鞭で叩いてくれと頼んできた。いわゆる、SMプレイというやつだ。あの衝撃的な映像は、今でも鮮明に思い浮かぶ。
 それでも、あれは全部、自分の妄想だとジュンは思っていた。夢の中の出来事だったので、現実味が乏しかったのだ。しかも、あんなとんでもない展開だったので、そう思えてしまう。
 しかし、今日の翠星石は明らかにおかしかった。ジュンを見る時は、必ず機嫌を伺うような目をし、普段の口の悪さも鳴りを潜めていた。ジュンは朝から一度も「チビ」と言われてない。こんな日は初めてだ。
 そして現在、彼の横にはしおらしくしている翠星石の姿。こう言うのも変だが、ジュンは夢の中の出来事が現実だったのだと思い始めていた。

523 :ケットシー:2006/02/01(水) 02:17:07 ID:K4Eyxwzr

 無視されたと思った翠星石は、次の言葉を出せずにまごまごとしていた。考えが纏まったジュンは、おもむろに彼女を見下ろす。あれが現実なら、面白い事になるかもしれない。そう思いながら。
「どうした、翠星石」
 声を掛けられた翠星石は、素早く顔を上げる。安堵したのか、その顔はやや明るい。そして、もじもじと指を絡めながら、伏目がちになる。
「えっと……ジュンにお願いがあるですぅ」
「何だよ」
 ジュンが珍しく聞く態度を見せる。普段なら、人形のお願いなんかまともに聞こうとしない。乗せられているとも知らず、翠星石はその態度に感謝して先を話す。
「昨日の夜の事、見なかった事にして欲しいですぅ」
 来た! とジュンは胸の内でほくそえんだ。あれが夢ではない確証が持てた。夢の中で情けない思いをさせてくれた仕返しができるというものだ。蒼星石に利用されたジュンの心は、穏やかという訳にはいかなかった。
「嫌だね」
 即座に拒否するジュン。瞬く間に翠星石の顔色が変わる。ジュンは怒っている。嫌われてしまった。最悪な考えが頭をぐるぐる回る。それでも、彼女は青くなった顔で重ねてお願いする。
「お願いですぅ。翠星石を嫌わないで欲しいですぅ」
 彼女の瞳に涙が浮かび始める。その捨てられた子犬のような姿が、ジュンの邪な感情を昂ぶらせる。彼は彼女を脇の下を持って抱き上げ、鼻先が触れそうな距離で目と目を合わせる。
 突然のことに驚いていた翠星石だが、今の立場では反抗できない。彼女はおとなしくジュンの黒い瞳を見る。
「僕に忘れて欲しいか?」
「はい、です……」
 翠星石が素直に返事をするのを見て、ジュンの唇が歪む。そして、とんでもない事を要求しだす。
「だったら、条件がある」
「何です?」
「僕の下僕になれ。僕の言うことは何でも聞いて、僕の身の回りの世話をするんだ」
「そ、そんなのッ!!」
 到底、聞き入れられるような条件ではなかった。これでは、奴隷になれと言っているのと同じだ。いや、それ以下だ。
 しかし、翠星石の心は全てを拒否してはいなかった。心のどこかに、ジュンの下僕になりたい自分が居た。彼女のMの部分が疼く。何より、この条件を呑めば下僕とはいえ、ジュンとの関係が断たれずに済む。そして、ジュンの甘い囁きは続く。
「みんなにも黙っといてやるからさ。蒼星石も困るんじゃないかなぁ。双子であんな遊びをしていたなんて知れたら」
 翠星石が負けを認めて目を逸らす。大事な妹を引き合いに出されたら、彼女は白旗を揚げるしかない。
「ジュンの下僕になるですぅ……」
「いい子だ」
 ジュンの唇が一層大きく歪む。翠星石を胸に抱き、子供をあやすように頭を撫でる。彼がこんなに優しくするのは雛苺だけだ。翠星石は後悔しながらも、暖かい手に幸せを感じずにはいられなかった。

524 :ケットシー:2006/02/01(水) 02:18:41 ID:K4Eyxwzr
みっちゃんの本名、マジでみつこなの?
本気にしちゃうよ?

525 :翠星石親衛隊:2006/02/01(水) 02:52:00 ID:lCIAZlSg
え〜…アニメ板からSS板があるとのご指摘を受けて飛んできました
初投下なので大して面白くありませんが御目汚し程度に見てください
後…内容は全てパクりです
元ネタ【メタルギアソリッド3〜スネークイーター〜】
題名【アリスゲームソリッド〜ローザミスティカイーター〜】主役・翠星石
今晩から投下していきます

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 03:02:57 ID:rTnhINuD
金糸雀とジュンきぼんぬ

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 03:03:09 ID:hWtBTbMC
>521->523
ケットシーさん激乙です。面白い。

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 03:03:50 ID:rPjqvYjH
>>524
マジレスすると本名なんて出てないが、必要ならみつこでいいんじゃないか?

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 03:19:13 ID:AK24NJ+4
>>518
まほらば?

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 03:51:03 ID:A2mvVuIJ
>ケットシー
堪能させてもらいましたわ

GJ!(SS的な意味で)
この言葉を送りたい

531 :もうひとつのトロイメント:2006/02/01(水) 10:36:11 ID:Q1X1FuGe
>>366の続き

532 :もうひとつのトロイメント:2006/02/01(水) 10:38:21 ID:Q1X1FuGe
 それから数日後、ジュンの家にオルゴールが届けに来た。
 「こんにちは。注文された商品を届に着ました。」
 「あ、どちら様ですか?」
 出迎えたジュンは戸惑いならがいった。届けに来たのはショップの店員ではなく
金髪の髪をした若い男性だからだった。
 「ああ、アンティークショップの槐と言います。このたびは白崎がこれなかった
 ので僕が来たんですよ。」
 「それで……。」
 「はい、どうぞ。」
 槐がオルゴールの入った包みをジュンに渡した。そのときジュンの額に痛みが
走った。
 (いて……なんだ?)
 「それじゃあ、僕はこれで。」
 「はい、どうも。」
 さっきの痛みはなんだったんだろう。そう思いながらもジュンは槐を見送った。


533 :もうひとつのトロイメント:2006/02/01(水) 10:41:33 ID:Q1X1FuGe
 リビングに戻ると雛苺が目ざとくジュンの荷物に気づいた。
 「あっ。ジュンが何か持ってるの〜。もしかしてうにゅ〜?」
 反射的に慌てて包みを隠すジュン。それから別に隠す必要なんて無い事に気づ
いた。
 「おまえらに……これやるよ。」
 ジュンは包みを開けた。
 「わあ〜。これなあに?この箱綺麗〜。」
 雛苺がはしゃぐ。それに気づいた真紅や翠星石と蒼星石がこちらにやってきた。
 「これは……オルゴール?」
 蒼星石がオルゴールを手にとって言った。
 「名前が彫ってあるわね。もしかしてジュン。これを私たちのために?」
 真紅が包みの中のオルゴールを見ながら感嘆したように言った。オルゴールには
赤い装丁のドイツ語で名前が彫りこまれていた。
 「別に、お前達のためなんかじゃ…。ただちょっとデザインが気に入ったから買
 って来ただけだよ。」
 ジュンは照れ隠しをしながらプイっと横を向いた。
 「ちび人間にしてはなかなか気の利くことをするですぅ。」
 「僕はちび人間じゃない!何度言ったらわかるんだ。この性悪人形が!」
 「ふんっ。今日はこのオルゴールに免じてこれくらいで勘弁してやるですぅ。」
 そうはいっても翠星石もまんざらではないようだった。
 「ありがと〜なの。ジューン。」
 「わっ。」
 雛苺がジュンに飛びついて抱きついた。その時ジュンの視界が揺れた。
 「……………!」
 ジュンが床に倒れこむ。
 「え、え?雛のせいなの?ジュンしっかりして〜。」
 雛苺があわててジュンの顔を覗き込む。
 「ジュン…!どうしたの!?」
 真紅が問い掛けるが、ジュンは返事を返すことは無かった。


534 :もうひとつのトロイメント:2006/02/01(水) 10:47:28 ID:Q1X1FuGe
 ジュンの部屋。ジュンのベッドの上でジュンは寝込んだまま目を覚まさなかっ
た。
 「ジュン……一体どうしたのかしら?」
 雛苺が心配そうにジュンの寝顔を覗き込んだ。真紅も不安げにしている。その時
蒼星石が口を開いた。
 「どうやらジュン君が昏睡状態になっているのはジュン君の夢の中に原因がある
 らしい。」
 「翠星石もそんな感じがするですよぉ。」
 「ジュンの夢の中に?」
 真紅の頭の中に嫌な予感が走る。まさか水銀燈が!?
 「行きましょう!ジュンの夢の中へ。」
 「うん、わかったよ。レンピカ!夢の扉を!」

535 :もうひとつのトロイメント:2006/02/01(水) 10:50:04 ID:Q1X1FuGe
 ジュンの夢の中はこの前と打って変わって色が無かった。前の日の光が差すよう
な明るさはなく、ただ白と黒の世界が広がっていた。
 「どういうことですかぁ?」
 「やっぱりジュン君の異常は夢の中にあるみたいだね。」
 「とにかく、ジュンを探しましょう。」
 真紅が提案して、ジュンを探し始めた。壊れたパソコンの瓦礫の中を捜すがジュ
ンの姿は見当たらない。
  ―――もしかして、やっぱり水銀燈のところに―――
 真紅の脳裏に予感が走る。
 「ついてきて!」
 真紅が走り出す。行き先は水銀燈の亡骸があった場所だ。以前は緑が生い茂って
いた森も枯葉が目立ち茶色になっていた。そんな森の中を真紅達は目的地目指して
駆けて行く。
 「ジュン!!」
 川のほとり、水銀燈の亡骸があった場所にジュンは倒れていた。しかしそのそば
にあるはずの水銀燈の亡骸が無い。
 「ジュン…!しっかりして。目を覚ましなさいっ。」
 真紅がジュンを揺り起こす。するとジュンに反応があった。
 「…う、うーん……。」
 ジュンは起きあがると人形達を見回した。
 「あれ?僕は一体……。」
 「心配かけやがってこのチビ人間!」
 そういいながらも翠星石の目も涙目だ。ジュンが目を覚ましたとたんにジュンの
夢の世界に色が戻った。木々の緑は蘇り、雲の合間からは木漏れ日が指した。
 そんななか蒼星石が深刻な顔をして言った。
 「真紅……、この羽は…。」
 蒼星石が指を指すその先。そう、水銀燈の亡骸があった場所には水銀燈の黒い羽
が散らばっていた。
 「水銀燈……。まさか復活したというの?一体何故…?」
 散らばった黒い羽を見ながら真紅は沈痛な面持ちで見つめていた。

536 :もうひとつのトロイメント:2006/02/01(水) 10:56:39 ID:Q1X1FuGe
以上で終わりです。

楽しんでいただけたでしょうか?
またなんかネタが出来たら投稿したいと思います。それまでさようなさら

537 :レ   プ ◆w3N06KXqwE :2006/02/01(水) 11:15:05 ID:elsHUuZh
活気が出て来たネー(´ー`)

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 12:46:53 ID:7j6EEdZD

蒼「やあ、僕は翆星石の妹の蒼星石。全然やる気の無い水銀燈を見つけたので遊びにきてみたよ。」
翠「やぁ、私は蒼星石の姉の翆星石。全然やる気の無い水銀燈を見つけたので遊びにきてみたです。」
水銀燈・めぐ「・・・は?」
蒼「水銀燈はめぐの病気が治らない事をどう思ってるんだい。」
翆「水銀燈はめぐの病気が治ったりしない事をどう思ってるのですか。」
蒼「今はめぐの病気見舞に来てるんだよ、治ったりしないなんていっちゃだめだろ?」
翆「めぐの病気を見舞ったところで、治らないものは治らネーです!」
蒼「治らなくても、めぐを勇気づけてあげればいいじゃないか!」
翆「治らないんだから、めぐを勇気づけても意味ねーです」
水「・・・・お前等なんなのぉ?」
蒼「めぐは少しでもいいから、生きることに希望を持ってよ」
翆「めぐは治らなくてもいいですから、生きることに希望を持つですよ」
めぐ「お前らー!治らない治らない言うなーーー!!」
蒼「ところで、めぐって何か趣味とかとりえとかあるのかな?」
翆「めぐには趣味とかとりえが無いのがとりえなんですよ、きっと」
蒼「馬鹿だな、とりえが無いんだからとりえになる訳ないだろ?」
翆「馬鹿はめぐです、無いものをとりえにするしかとりえが無ぇーんですから!」
蒼「とりえが無いからってめぐを馬鹿にすることないだろ?病人なんだからさ」
翆「とりえが有ったってめぐはきっと馬鹿なのですよ!しかも病人です」
水「だー!お前ら喧嘩売りにきたのぉ?何だかちょームカツクわぁ!」
翆・蒼「ハズレー。僕たちは単に冷やかしにきたんだよ。です。」
めぐ・水銀「お前らー!カエレーーーーーーーーー!!」


539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 12:49:07 ID:7j6EEdZD
409 :メロン名無しさん :2006/01/30(月) 20:26:56 ID:???0
カナリヤは、めぐの病院庭先の木の上で、双眼鏡を片手に水銀燈とめぐの会話を覗いている。
「ふっふっふ…457回目の失敗を乗り越えて、ついにアジトを見つけちゃったのかしら〜」
するすると木からすべり下りながら自信満々につぶやくカナリヤの脇で、ピチカートはカナリヤの暴挙を止めようとしている。
 「このローゼンメイデンいちの頭脳派カナリヤが、根性曲がりの水銀燈を足元にひれ伏させる日がついに…
 え?どうやって水銀燈に勝つかですって?それはね…」
 カナリヤは懐からヨレヨレの手紙を取り出した。
「まずはピチカート、この決闘状を水銀燈に渡してくるのよ!」
こんなんでうまくいくのかと心配しながらも、言われるままに手紙を渡しに行くピチカート。手紙を読んで猛烈な勢いでその場から飛び去る水銀燈。
それを見計らって病院に潜入を試みるカナリヤ。
「フッフッフ…偽の手紙とも知らないで急いで飛んで行くかしら〜。その間に水銀燈のミーディアムがしている指輪をこのトンカチで叩き壊すわよ。
 なんて知的で素敵な作戦かしら〜『将を射ようと思えばまずは馬を射よ』って…え?大丈夫よピチカート、決闘状の差出人は真紅の名にしてあるから、
 二人が戦ってボロボロになった時を見計らって指輪を壊せば、水銀燈はその場で撃破、返す刀で疲れ果てた真紅をキュッと締め上げれば、楽してズルして一人勝ちかしら〜ほっほっほ〜」



410 :メロン名無しさん :2006/01/30(月) 20:27:51 ID:???0
「ふーん、それは素敵なアイデアねぇ…」
「でしょう?・…って、え?」
いつの間にかカナリヤの背後に付いている水銀燈。
「ひいいいい、なんでばれたのかしら〜!!」
「手紙を持ってきたのがホーリエじゃなかったからよぉ…さて、この場であなたをジャンクにしてあげても良いのだけど、そうね…その計画の通りにあなたのミーディアムの指輪を破壊しに行きましょうかねぇ…」
「キャ―――――!策士策に溺れたかしら―――!!!!」
その時めぐの病室から、ガラスの割れる音と共に悲鳴が洩れた。
「きゃ、なに、なにこれ?」
「めぐ!!」
急ぎめぐの元に戻る水銀燈、入れ替えに病院の窓から脱出するピチカート。
「ピチカート!ナイスかしら!!」
気を利かせた陽動作戦の隙を衝いて水銀燈から逃がれるカナリヤ。
「今日はこのくらいで勘弁してあげるけど、次はこうはいかないわよ――!覚えておくかしら―――!!」
半泣き状態で夕日に向かって全力疾走しながら、
『怖かったかしら怖かったかしら怖かったかしら』
と心の中でつぶやくのだった。


540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 12:49:59 ID:7j6EEdZD
414 :メロン名無しさん :2006/01/31(火) 21:22:49 ID:???0
しかし、結局逃げられずに捕まってしまったカナリヤは、水銀燈をミーデイアムの家まで案内する。
携帯電話で仕事の打ち合わせ中に、半泣きで帰ってきたカナリヤ。
「みぃぃっちゃぁぁぁ―――ん」
カナリヤの後から付いてきた水銀燈を見てフリーズするみっちゃん。電話そっちのけ。
「ふーん、あれがカナリヤのミーディアム?リアクション薄いわねぇ…」
みっちゃんの恍惚にゆるんだ口元と、つーっと垂れてきた鼻血に気付かない水銀燈一生の不覚。
「まぁいいわ、あなたには悪いけど…フォ!?」
言い終わらない内に羽交い絞めに抱きつかれる水銀燈。その速さはマッハを超えた(多分)
「キャぁぁー――この子可愛い!!カナの友達ぃぃ?!うわぁぁぁ素敵だわぁー!!」
そのまま床をゴロゴロのたうち回りながら容赦無く頬すりすり攻撃。
「ギャ―――!止せ―――、放せ―――!!鼻血をつけるなぁぁぁ!!!!」
初めて喰らった怒涛のスキンシップ攻撃に、気が動転した水銀燈はもはや本来の目的どころではない。
ようやくみっちゃんの魔の手から逃げ出し、肩で息をしながら態勢を立て直そうとする水銀燈。
振り向いた瞬間に待っていたのは2回戦目。
フリフリのドレスや花模様のワンピースなど、ゴーモンに近いアイテムの握られたみっちゃんの姿。その目はもはや野獣の目。
水銀燈の本能が身の危険を感じて後ずさりする。それを追い詰めるみっちゃん。
「さぁー可愛くしましょうねーふふふふふふふ」
「いやぁぁ」
逃げ場なし。


暫くして、やっと魔の巣窟から脱出した水銀燈。なぜか純白のウェディングドレスを着せられている。
「待って―――もっとお着替えしましょー――!写真とらせてぇ――――!!」
その言葉に我に返った水銀燈、持っていたブーケをみっちゃんにぶっつけて叫ぶ。
「こんのバカ人間!二度とこんな所に来るもんか―――!!」
飛び去る水銀燈の激怒の言葉は満月の夜にこだまするのだった。

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 13:10:23 ID:pdclUIIB
>>539-540
それ勝手に転載したの?それとも作者さん本人?
まぁ俺は好きな話だが、もし勝手に転載したんならやめた方が良いかと。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 13:15:27 ID:nf2+GX7t
VIP見てないから分からないけど、こことエロパロ以外でローゼンなスレがあるところを考えると、VIPに投下されたもの?
むしろスレを紹介してくれハアハア

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 13:27:34 ID:A8VwxjZb
VIPってID出なかった?

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 13:29:24 ID:A8VwxjZb
と、思ったらすぐに判明

ローゼンメイデン雑談スレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1129929527/l50
ここからでした

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 13:33:32 ID:nf2+GX7t
>>544
トンクス
どうやらあっちから誘導されたみたいね

546 :僕犯人知ってます。:2006/02/01(水) 16:31:07 ID:i58ADIhV
入試結果やっとでたや。
ぎりぎり合格でした。
まぁ、一安心と。
さて、SS書くの今夜になると思うけど・・・・まぁ、昨日ほど悪くはならないと思いますw
昨日のも書き直す気は無いので続きからかな。
まぁ、書くのは今夜って事で、はい。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 16:39:33 ID:rPjqvYjH
おっ受かったか
おめでとう
SS期待してるよ

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 18:01:39 ID:7LQ7amkP
>>546
    r@" ̄~@ヽ
    /ノリliliハiliハ
   ノ从リ@-゚ノ从    オメデトウ!
   ノ从とi,,ξ,,,iつハ  
  ノリ从く,,,,ξ,,,,>リ从
       UU


549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 18:19:44 ID:SpNQWQGL
>>546
            __
             ||ヽ    |
           ||ス 口 .|
             || | ノ|_l .|
           ||  ・  |
            || /\  |
          ||/─  |
            || 口  |
          ||┼ ク |
   /@" ̄~@ .||小 ハ .|
  ∩ハliliハilililili.||| □|
  ミ从゚- 从||'、 ̄ ̄
  ハミ⊃ξ,,,i⊃从
  从リく,,,,ξ,,,, ||リ.从
      .U U ||

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 19:00:09 ID:K4Eyxwzr
僕犯の人、合格おめ

>>536
長編大作の予感

551 :タイトル無し:2006/02/01(水) 23:02:18 ID:p2xAzr9T
>>314の続き……というか、一連のSSの締め括りです(途中までですが)。
もともとが、1期の最終回でジュンの部屋に翠星石と蒼星石が飛び込んで
くる場面から、ほんの少しだけ発想を得て書き始めたもの。
トロイメントも終わった以上、それなりの形で終わらせてあげないと。
今しばらくお付き合いの程をお願いします。


 夕陽色に染まった交番の中で、私、泉田準一郎は黙々と書類作成に追われていた。
 交番にいるのは私1人。相勤の警察官は、私に書類整理を押し付けどこかに行ってしま
ったようだ。私の机の上には、未整理の書類が私の身の丈ほどに積まれている。書類をこ
んなに溜め込むなんてどうかしている。腹立たしい限りだ。
 それにしても、いつの間に出て行ったのだろうか? 気付かなかった。
 仕事の手を休め、ふと出入り口に目を転じると、2つの影が交番内に伸びていた。誰か
来たらしい。慌てて机上から書類を除け、私は声を掛けた。
「どなたですか? 何がありましたか?」
 私の声を待っていたかのように、人が1人、また1人と入ってきた。合計2人。
 いや、人ではなく人形だった。どちらにも見覚えがあった。
「ジュンイチロウ、こんばんはなの〜」
「一別以来ね、泉田」
 雛苺と真紅だった。
 雛苺が満面の笑みで元気に言葉を発したのと対照的に、真紅は微笑を浮かべながら静か
に言葉を発した。
「あ、えっと……どうしてここに?」
「随分と小さな仕事場ね。お父様の工房と同じくらいかしら」
 私の問いかけに答えず、真紅は交番の中を珍しそうに見回している。雛苺が私の足元に
駆け寄ってきた。
「エヘヘッ、ヒナたち遊びに来ちゃった♪」
「――遊びに……って、あのねぇ……」
「泉田、お茶を淹れて頂戴。出涸らしは許さなくてよ」
「ねぇねぇジュンイチロウ、抱っこして〜♪」
 道行く人たちに怪しまれなかったのだろうかと、一応心配している私の思いを知ってか
知らずか、どこまでもマイペースな真紅と雛苺だった。


とりあえず今日はここまで。近日中に続きを投下できたらいいな、と。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 23:04:33 ID:gfrVAZ9x
>>551
乙です。
おそらく三月中までには完成するでしょうが
それまで頑張ってください

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 00:24:57 ID:Get+IYxR
>>537
読むの大変だけどな

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 00:47:44 ID:EaiEG0cC
翠星石はジュンにもっとかまって貰いたかった。
勉強の時間も読書の時間も、ジュンと真紅はいつも一緒の時間を過ごしていたので、
翠星石は割り込もうにも割り込めず、じっとドアの隙間から覗いているだけだのだった。
「きぃ―――、チビ人間ときたら翠星石のマスターでもあるですのに、
いっつも真紅とばっかりベタベタしやがってですぅ、ムカムカするですぅ―――!」
一人キッチンで紅茶を飲みながら、何とかジュンと一緒に過ごせる時間を作れないかと熟慮する翠星石。そして閃いた。変な方向に。
「そうですよ、真紅が寝ている夜の時間帯を翠星石とジュンの甘い時間にすればいいのです。昼間の時間は真紅にくれてやるです。
これからは大人の時間にジュンと翠星石の楽しい時間が始まるですぅ。ひひひひひ。」


555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 00:49:47 ID:EaiEG0cC
そして夜、真紅が寝ているであろう時間帯を見計らって、翠星石はジュンの部屋にニコニコしながら入ってくる。
「チビ人間―、真紅が寝てしまって退屈してるんじゃないかと思って、
翠星石が来てやったですぅー。いっしょにお話でもするですぅー。」
そこまで言って、翠星石は重大な事実に気がついた。
そう、夜はジュンだって寝ている。
だけど、そんなことでは諦めきれない翠星石、ジュンをゆすって当初の目的を果そうとする。
「チビ人間、起きるです、はやく起きるです」
「んー何だよ、何かあったのか?」
「えへへへ、すこし翠星石とおしゃべりするです」
「えー、今何時だと思ってるんだよ、明日にしてくれよ」
「だって、明日になったらまた真紅とばっかりべったりで翠星石はつまらねぇです」
「勘弁してくれよ、あしたはちゃんと付き合うから、な?」
生返事しながら眠りこけるジュン。
「あーもう、起きやがれーですぅチビ人間!翠星石と一緒におしゃべりしたり、
紅茶を飲んだり、焼きリンゴを作ったりするですー!」
「わかったわかった、遊ぶから、遊びますから、遊んでください。で、何するの?」
観念したかのように上半身を起こして、翠星石に向き合うジュン。翠星石も嬉しそうにジュンのパジャマの袖を掴む。
「わっかればいいのですよ、えーと、えーと、とりあえず…ちょっと待つです!」
うきうきしながら階下に降りていく翠星石、しかし、トランプやらチェスやらボードゲームやら、
抱えきれない遊具を持って再びジュンの部屋に戻ると、ジュンは既に爆睡状態。
「ジューンー!!ほら、しっかりしやがるです!寝るんじゃねーです!もっと翠星石をかまうです―――!!」
何をしても反応無し。翠星石になされるがままにぐーぐー寝息を立てている。
翠星石もはや涙目。
「ううぅぅぅ…こうなったら実力で真紅から引き離してやるです。翠星石の恐ろしさを見せてやるです。覚悟しやがれです!」
そう言って翠星石はジョーロを取り出す。こうして翠星石の夜のおしゃべり計画は失敗した。


556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 00:51:28 ID:EaiEG0cC
次の日の朝は、ジュンの叫びから始まった。
「何じゃこれぇぇぇぇ――――!」
「…うるさいわね…ジュン、一体何だって言う…」
その叫びに目覚めた真紅が見たものは、ジュンのベッドに描かれた見事なまでの世界地図。
しかもかなり洪水状態。
「ジュン…あなた、まさか?その年で…」
「わー――違う、断じて違う!」
タイミングを見計らってやってきた翠星石がここぞとばかりに駄目押しの一言。
「あぁーあ、チビ人間ってば、オネショしてやがりますです、これはかなり恥ずかしいです、けけけ」
「違うんだー絶対何かの間違いだぁー!」
ジュンから離れて距離をおく真紅、でも心の距離だと東京―ロサンゼルス位。
その仕草をみて、思わずガッツポーズをする翠星石。
それから一週間、真紅は生活の場をのりの部屋に、紅茶ものりに淹れて貰っている。
ジュンは魂が抜けたように「ちがう…僕じゃない…」とぶつぶつ言いながら放心状態。
そんなジュンの傍で楽しそうにおしゃべりする翠星石。
大切な何かをなくしたかの様なジュンではあったが、一緒にいられる時間が増えて幸せな翠星石にとって、
それはどうでも良いことだったのでした。


なんか誘導されたので、こっちに書いてみますた。

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 01:18:05 ID:cdSq+A8t
ワロス

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 01:42:26 ID:ojSlM38w
翠星石ヒドスw

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 04:32:21 ID:JMt7vDXG
翠虐待スレマジうけるw

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 12:47:07 ID:TfRwc0y8
でもかわいい

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 21:28:23 ID:J3pWwI6S
>>554-556
イイ!翠星石カワイスギスw

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 21:44:54 ID:SAzXxKEb
>>538
マイキーの双子か?
なんにせよワロタww雰囲気出てる。

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 21:59:07 ID:1HjpzWBh
>>562
意識して読むと例の双子にしか見えなくなるwwwww

564 :僕犯人知ってます。:2006/02/02(木) 22:24:30 ID:1HaKn0BA
>>509の続き
「何?蒼星石」
「・・・・・・真紅。君は翠星石について何か隠してるんじゃないの?」
蒼星石の直感は鋭かった。
真紅はこれ以上隠し通すのは無理と判断し、翠星石同様蒼星石を倒すことを決意した。
「蒼星石・・・・本当、あなたには敵わないわ。ついて来て」
「・・・・・」
真紅はそう言いnのフィールドへ入っていった。
蒼星石は無言で真紅について行った。
nのフィールドに入った真紅は先導をきって翠星石の鞄がある場所まで行った。
「蒼星石・・・・翠星石は・・・・ここよ」
蒼星石は真紅が指差した翠星石の鞄に近寄り静かに開けてみた。
鞄の中には唯の人形となった翠星石の姿があった。
これを見た蒼星石は、鞄を閉じ真紅の方へ振り返った。
「真紅。これは君がやったのかい?」
蒼星石は悲しそうな顔をして真紅に聞いた。
「ええ。そうよ」
それに対し真紅は眉一つ動かさず普段と変わりない口調で答えた。
このことを聞いた蒼星石は怒りと悲しみが混ざったような感情になった。
しかし蒼星石は冷静に真紅を問いただした。
「どうして・・・・・どうしてこんな事をしたんだい?」
「・・・・邪魔だったの。私とジュンの間に翠星石は邪魔な存在だったの」
真紅は今までの経緯を全て蒼星石に話した。
蒼星石の表情は哀れんだような表情になっていた。
「蒼星石・・・・あなた、この事を他の誰かに言うつもりなの?」
真紅の言葉の半分は脅迫の意味が入っていた。
「もし、言うとしたら?」
蒼星石ほどなら、もし言ったらどうなるかなど聞かなくてもわかっただろう。
だが、蒼星石はあえて真紅にそれを聞いた。
「あなたが他言しようとしたら、言われる前にあなたを倒すわ。先に言っておくけど、私は翠星石のローザミスティカを手に入れているわ。あなたに勝ち目は無くってよ」
「・・・・・わかった。この事は誰にも言わない。確かに今すぐ君を切り捨てたい。でも、僕はアリスになるのを諦めた訳じゃない。必ず君より強くなって、真紅・・・・君を倒すよ」
蒼星石は翠星石の事を他言しないと言った。
しかし、真紅はこれだけでは納得しなかった。
「蒼星石。それじゃあ、その誓いの覚悟を見せてもらおうかしら?絶対に他言しないと言うならば、この翠星石の入った鞄を切って頂戴」
真紅は蒼星石の双子の姉翠星石を切れと命令した。
翠星石はもう動かないとはいえ、蒼星石にとってこの事は苦痛以外の何者でもなかった。
「・・・・・・・」
「どうしたの?切れないのかしら?」
真紅は蒼星石を囃したてた。
「・・・・・翠星石・・・・・ゴメン」
蒼星石は翠星石の入った鞄を半分に切り捨てた。
この時、蒼星石は誓った。
必ず真紅を翠星石以上の苦しみを与えて壊す事を・・・・・。




昨日の夜書くとかほざいといて今日になってしまったorz
まぁ、ゴメンね。
さぁて、今回どうだろ?
微妙っちゃー微妙やなw
まぁ、前よりは悪くないと自分は思う。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 22:32:38 ID:46AcXACM
ふむ、今日はここまで?

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 22:34:13 ID:vNmCd0YH
>>564
展開が早いって雪華綺晶が言ってたよ

567 :僕犯人知ってます。:2006/02/02(木) 22:44:26 ID:1HaKn0BA
>>562の続き
真紅と蒼星石はnのフィールドから鏡の部屋へ戻ってきた。
nのフィールドから出た真紅達の目の前にはジュンが居た。
「真紅。翠星石はnのフィールドに居たか?」
ジュンは心配そうに真紅に尋ねた。
しかし、真紅は無言で首を横に振った。
蒼星石はジュンから見てとても悲しそうな顔をしていた。
ジュンは姉の翠星石が見つからないのだから当たり前だと思っていた。
しかし、実際は違った。
蒼星石は自分の姉を切り捨てたこと、あの場で真紅を倒すだけの力量が自分に無かった事を嘆いていた。
「ジュン君。ゴメンね。僕今日はもう帰るよ。翠星石を捜してくれてありがとう」
「っえ!?・・・・あぁ」
ジュンには蒼星石がまるで翠星石はもう居ないと言ってるように聞こえた。
「後、これから当分これなくなると思うから・・・・・」
「・・・・わかった。じゃあな」
鞄に乗って帰る蒼星石を、ジュンは見送り自分の部屋に戻った。
何故かこの時、ジュンはとても悲しくなった。
「・・・・なぁ、真紅。翠星石大丈夫かなぁ?」
「わからないわ。nのフィールドを出来る限り捜したけれど居なかったわ」
真紅は翠星石の事ばかりを言うジュンに苛立ちを覚え始めた。
今はもう翠星石は居ないのに目の前の自分を見てくれないジュンに真紅はいっそ翠星石の事を言ってしまおうかと思った。
しかし、それではジュンに嫌われてしまうのは目に見えている。
このどうしようもないもどかしさに真紅は苦悩した。


あぁ〜。ダメダ。
続きを書こうとしたけど、ここまでしか思いつかない。
まぁ、明日にでも思いつくかな?
一応、終わり方の型は決まってきたけど・・・・・ソコまでの流れが・・・・・。
まぁ、また明日かな?

568 :僕犯人知ってます。:2006/02/02(木) 22:47:48 ID:1HaKn0BA
>>566
誰それ?
展開が速いかぁ〜。
まぁ、こんなもんちゃうかな?
自分の好きなようにやりたいしさ。
でも、あまりにもひど過ぎるときはさすがになぁ・・・・・
まぁ、展開のペースは変えるつもりはありません。
そこんとこはご了承ください。だな。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 22:54:07 ID:46AcXACM
>>568バース編の新人だって。

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 22:59:10 ID:K3V6pjg0
バース高?

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 23:24:24 ID:EPEOK869
読みは『せっかきしょう』でいいのかな?

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 23:25:37 ID:JMt7vDXG
きらきしょう

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 23:55:53 ID:EPEOK869
サンクス!・・・ってほんと?w

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 00:07:32 ID:BinkcC/A
きらきしょう でいいはずだ。確かに読みにくいだろうな。

575 :ケットシー:2006/02/03(金) 01:47:34 ID:F7cqW6kc
>>523

 下僕を手に入れたジュンは、早速使ってみたくなってきた。抱いていた翠星石を床に下ろし、白々しく呟く。
「喉が渇いたなぁ〜」
 翠星石の耳がピクンと動く。役目を悟った彼女は、駆け足で部屋を出て行く。うんうんと頷くジュンは、それを満足して見送った。

「ジュン、水を持って来たですよ」
 一分も経過しないうちに翠星石が戻ってきた。出されたトレーの上のコップには透明の液体が満たされている。ジュンはそれを指して尋ねる。
「何だ、これは」
「だから、水です」
 中身は先ほど彼女が言ったとおりの水だった。ジュンはコップを手に取り、翠星石の頭の上でひっくり返す。
「きゃっ、何するですかっ!」
 頭に落ちた水が滝を作って床を濡らす。彼女の濡れた前髪が頬に張り付く。ジュンは空になったコップをその濡れた頭に置いた。
「馬鹿か、お前は。僕はミネラルウォーター愛好家でもないっての。水なんか持ってくるなよ」
「でも、急いだ方がいいと思ったです……」
「運動後でもないのに、急ぐ必要ないだろ。少しは考えろ」
「はいです。ごめんなさいですぅ……」
「コーヒーでいいよ。あと、ちゃんと絨毯は拭いとけよ」
「わかったですぅ」
 翠星石は頭のコップを持つと、文句一つ言わないでタオルを取りに行った。
 一人になったジュンは大きく息を吐いた。彼も緊張していたのだ。人を使うことに慣れてない彼は、水をかける前からかなり心臓の音を早めていた。無論、罪悪感もあったが、今は言い知れない達成感に満たされていた。

 翠星石は絨毯の水気を取ってからコーヒーを淹れに向かった。その間、ジュンは勉強の続きでもして待つ。
 経過すること三十分。やっと翠星石がコーヒーを持って戻ってきた。しかも、何故か満面の笑みで。
「お待たせですぅ」
「本当に待たされました。いくらなんでも遅すぎだろ」
 嫌味たっぷりの返事を返すジュン。これには翠星石の顔も曇る。
「コーヒーの粉の場所が分からなかったです……」
 この家では紅茶ばかりでコーヒーはあまり飲まれない。それで、翠星石はインスタントコーヒーを淹れるのにも時間が掛かってしまったのだ。
 香ばしい香りに鼻を刺激され、ジュンはカップに手を伸ばす。一口啜るとブラックだった。ジュンはブラックが好きではない。また絨毯に飲ませようかという考えが頭を過ぎる。
「どうですぅ……?」
 不安げな彼女の瞳がジュンを見上げる。不覚にも、ジュンはその瞳に吸い込まれそうになってしまった。彼は慌てて視線を外す。
「悪くないかも」
「よかったですぅ」
 翠星石の表情が花が咲いたように明るくなる。お手伝いさんよりも酷い扱いを受けて、どうして笑っていられるのか。見ていられなくなったジュンは、机に向き直って鉛筆を握る。
 ジュンの勉強が終わる夜中まで、翠星石は机の隣で彼の横顔を眺めていた。

576 :ケットシー:2006/02/03(金) 01:48:37 ID:F7cqW6kc
今日はここまでっす

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 01:49:09 ID:pnsPxnni
>>570
ちょwwwwwおまっwwwwwそれ魁クロマティ高校wwwww

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 02:01:45 ID:b5PfWItM
>ケットC
いいね
続き期待しているよ


つ「ttp://kanaria.ddo.jp/rozen_upload2/rozen0968.jpg」
アニメで出た、白いドール、名前

注)ネタばれ含む(?)・バーズ版です

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 12:06:52 ID:zZxeOY9n
SになりきれないJUMモエスw

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:15:44 ID:sx+e9+jv
偽水晶のほうがかわいいね

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:18:14 ID:Phvho6Em
どうも、レス本当に有難うございます。

>>491
ですよ〜
>>492
ありがとうございます。近親では有りませんのでご安心をw
>>494
ありがとうございます、ホッとしました。
どんな名前がいいか未だ思いつきませんので、どなたか名付け親になって頂ければ有りがたく思います。
マッタリ展開になると思うのでご期待に沿えるかどうか分かりませんが・・・

>>いまや女系家族【同】然と様変わりさせられた上

そう取って頂ければ有り難いです。
自分が最初から「女系家族同然に様変わりさせられた」と書けば良かったかも知れません。ごめんなさい。
読んで頂けてこういった言葉を頂けるのは、物書きの端くれとして非常に嬉しい限りです。

>>495
ありがとうございます。
ほのぼの真面目、色々取り混ぜながら伝えたいシーンを書いてゆきますので。


では>>489の続きを投下していきます。

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:20:21 ID:Phvho6Em
【 Alice 4 】



あれから二時間ぐらい立ったんだろうか・・・
僕は喉の渇きと寝汗で目がさめた。
カーテンの隙間から僅かに差し込む月の明かりが入るだけで、部屋は薄暗い。
時計は夜の八時半過ぎを指していた。真紅達は一階に居るようだ。

のり姉が用意してくれた氷枕と、真紅がのせてくれたタオルのおかげで、頭の痛みも随分引いていた。
だけど...身体のだるさと気分の悪さはまだ引いてはいない。
でもこれなら少しの食事くらいは取れそうだし、丁度お腹も減ってる。


カチャッ・・・


そう思ってベッドから出ようとした時に、
静かな音を立ててドアが少し開き、後ろ向きに小さな姿が部屋に入ってきた。
翠星石か。何かを持ってきたみたいだけど、それが何かはよく判らない。

(ポットのような物を引きずっているみたいだけど…何する気だこいつは…)

「何やってんだ、お前・・・」
「ヒッ!?」

飛び上がるくらいにビクッと肩を上げた翠星石は、僕の方にゆっくりと振り向いてきた。
いつもの調子で

『起きてるんなら起きてるって言いやがれです!このチビ人間!!』

ぐらい言ってまくし立ててくると思ったんだが、そんなそぶりも無く妙にそわそわしている。



583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:21:58 ID:Phvho6Em

「なんだ?」
そう言って僕は眼鏡をかけながらベッドから下りようとした。
「ね、寝てるです!」
翠星石は、そんな僕を少し強めの口調で止めながら話しかけてきた。
「…の、のりに言われて急須と...身体を拭くお湯とタオルを持って来たです....」

何を引きずってきてるかと思ったら、その為のポットか。
背中にリュックみたいな物も背負っているし、まるで登山装備みたいな格好だ。

「・・・そうか....ありがと...重かったろ?」
「へ…平気ですこのくらい....」

僕の半分くらいしかない身体で、よくここまで持ってこれたもんだな・・・
姉ちゃんもムチャな物持たせて階段上がらせるな・・・自分で持ってきてくれればいいのに・・・
のほほんとしてるクセに、時々スパルタンな事考えるもんな・・・本気で怒るとおっかないし・・・

僕はベッドから下りて翠星石のそばに行こうとした。
その途端立ちくらみがして、その場にしゃがみ込んでしまう始末。

「ジュ、ジュン?!」
心配そうな翠星石の声。
僕は大丈夫と手を振って、部屋の明かりをつけた。
「ぷっ! なんだよお前その格好」
明かりの中、改めて見た重装備の翠星石に僕は思わず吹き出してしまった。
「わ、笑うなですっ!(赤)」
「はは、悪かったよ(げほ)...重かったろ」
「あ・・・」
リュックをそっと外してやり、ポットを受け取って…僕はその場にへたり込む。
やっぱり熱は下がりきっていないらしく、頭がぐらぐらする。
早く身体を拭いて着替えなおして、もう少し寝ていよう・・・


584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:24:45 ID:Phvho6Em

「わ、私が.....す、翠星石が、か、身体拭いてやるです…(赤)」
「え・・・」

耳を疑った。
真っ赤な顔でおずおずしながら、心配そうに、それでいながら僕の眼をしっかり見つめてくる翠星石。
何故か顔がほてってくる。

「い、いいよ! そ(げほごほ)....そんな事....」
「良くないですぅ!(赤)そんな身体でまともに拭けやしねえですよ!(赤)」

いつもと違った雰囲気で突っかかってくる翠星石。
確かに翠星石の言葉通り、今の状態では体を拭くのも正直疲れると思う。
今は無下に断わる理由もそれほど無いし、それに…どうせこいつら人形だもんな…

「・・・判ったよ....」

僕はそう言ってポットと小ぶりのリュックを持って立ち上がり、ベッドに座った。



585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:26:41 ID:Phvho6Em
今日はここまでで。

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 17:32:11 ID:LgOt4HeP
エェェェェ(´Д`)ェェェェエ
生殺し...

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 19:07:22 ID:0p7iNSVs
うはw
盛り上がってきたとこで・・・

588 :タイトル無し:2006/02/03(金) 22:53:31 ID:wqeyzqaf
>>551の続きです。


「どうしたの泉田?」
「……よくご近所さんに怪しまれなかったなぁと、感心していたんだ」
 ある意味で、だが。私の言葉を聞き、真紅は事も無げに言った。
「何を言っているの? ここはあなたの夢の中。私が道を歩こうと、雛苺があなたによじ
登ろうと、他の人間の関知するところではないわ」
 ……夢? 夢だって? この不思議な人形は、人間の夢の中に入り込めるのか。
 にわかには信じ難いが、立って歩いてお茶を飲む人形達のする事だ。もはや何でもあり
である。そう思った私の脳裏を、何気なく聞き流した雛苺の挨拶が過ぎった。
「……そういえば、さっき雛苺は『こんばんは』と言ってたっけ」」
「気付くのが遅いわよ? それにしても泉田、あなたは夢の中でも仕事をしているのね」
「ヒナね〜、ヒナそういうのをなんて言うか知ってるの〜。ジュンイチロウは『おしごと
ちゅうどく』なの〜♪」
「そうなの? 可哀そうに、泉田……」
 雛苺、どこでそんな言葉を覚えたんだ。せめて『ワーカーホリック』と言って欲しい。
 同じ内容の言葉でも、横文字で言われたほうがナンボか気が楽だ。というか真紅、頼む
から、「衷心からお悔やみ申し上げます」とでも言いたげな、憐憫の情をたたえた目で私
を見ないでくれ。頭を抱えた私をいぶかって、真紅が声を掛けてきた。
「泉田、どうかしたの?」
「……いえ、なんでもないです。それで、仕事中毒にかかっている警察官の夢の中を覗い
た感想は?」
「――なんだか険のある言い方ね」
 半ば自虐的な私の言葉に真紅は眉を顰めたが、人の夢の中に勝手に入ってきて好き放題
言われて、気分の良い人間がいたらお目にかかりたいものだ。せめてこれくらいは言わな
いと気が治まらない。ふと、真紅の瞳に陰が落ちた……ように見えた。
「泉田、実はあなたに見せたいものがあって、今日はここに来たの」
「見せたいもの?」
「来れば分かるわ、いらっしゃい」
 真紅が、そしてやや遅れて雛苺が、夢の中の交番を出て行く。追いかけようと、腰を浮
かせた私だったが、視界の隅に積み残した書類の山が入った。
 どうしようかと思ったその時、外から真紅の笑いを含んだ声が聞こえてきた。
「泉田、夢の中の仕事は、いつまで経っても終わらなくてよ? 気分転換だと思って早く
いらっしゃい」
 真紅の笑いは「しょうがないわね」と呆れてのそれ――いわゆる苦笑というもので、決
して私を馬鹿にしているわけではない。そう解釈した私は真紅達の後を追うことにした。


今日はここまで。

>>552さん
三月はオンリーイベントがありますから、そこに間に合うように仕上げたいところ。
頑張ります!

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 22:54:40 ID:BFLpUZET
>>588
ええ、では。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 00:15:32 ID:YuQH9qr2
>>588
買いにいくからよろしく。多分近くのスペースにいるよう。

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 05:37:17 ID:aCBx+qQm
グロきぼんぬ

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 10:34:46 ID:nYe/6LIa
かつて、そこは戦場だった。
ツィタデレ作戦の破綻が濃厚なブタベストでの夜、私は戦場の空を駆る赤い少女を見た。
雪の降る誰もが寝静まった深夜、その少女は私を夢の世界へと誘ったのだ。
時さえ止まったかのような静寂の中、戦車の砲身に佇む少女を見たとき、
私にもようやく迎えが現れたのかと覚悟を決め、胸のクロスに最期の祈りを捧げた。
少女は私に問うた。
人間、一体何をしているのか…と。
答えなど私は知らない。知ったところでどうなる訳でもない。
明朝には私はこの世界のくびきから解き放たれているのだろうから。
自分が何をしているか解からない私達の戦いが、少女には不思議でならなかったらしい。
彼女は私に語った。
少女は完全なものを求めて、自分の姉妹と戦っている事。
永遠に生きる彼女達には、時というもの自体に意味が無い事。
完全な少女になったとき、初めて時は意味を持つという事。
私は少女に懐中時計を託した。
対フランス戦勝記念として買った物だが、もう私にはいらないものだ。
少女が過ごす永遠の時間の中では、
世界とは、些細な出来事でうつろい行くだけの存在なのかも知れないが、
そんな彼女だからこそ、本当に時が必要なのだと私は感じたのだ。
翌日は嘘のように晴れた青空が広がっていた。
白い市街地にピンと張った空気が流れている。
私は生きている。再び私の時間は流れ始めたのだ。
そして今、私は大戦を生き延びて幸運にも天寿を全うしようとしている。
そして思う。
あの少女はもうアリスになれたのだろうか。
私の時計は、彼女に必要とさているのだろうか。
そしてアリスとなった少女の元で、今も時を刻んでいるだろうか。
『戦場の小夜話集〜赤いアリスと麗しき金時計〜』

「真紅…何読んでんだ?よくそんなドイツ語の本なんか見つけて来るよな」
「昔話よ、ジュン」
そう言って真紅はパタンと本を閉じた。
「何だ、なにかあったのか?」
「いいえ、それより紅茶を淹れてくれるかしら、喉が渇いたわ」
そう言って真紅は金時計を取り出すと、
懐かしそうに蓋を開き、今という時を確認する。
「あの兵隊さん、生き延びたのね…」
少女の金時計は、今も未来を刻んでいる。


593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 10:59:22 ID:W9Fcqp7U
読了感ある作品だと思います。
感服そして眼福。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 11:45:27 ID:IzY0WjGY
そして今、兵隊の時計はゲームメーカーに量産され、初回限定特典となる

……台無しだな orz

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 12:35:45 ID:KIodFbdq
>592
素晴らしいです。

薔薇乙女の実態が公に!

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 14:56:24 ID:nYe/6LIa
お?以外とウケが良かった?
ちなみに、その時の真紅は水銀燈とのゲームの小休止中だったと
脳内補完ヨロスクです。w

597 :僕犯人知ってます。:2006/02/04(土) 17:59:52 ID:tYh26UMX
最近ネタマジナシ
とかいいつつ書いてみる自分。
なぁんかまたつまらなくなるかもw
最近落ち目だなw
まぁ、>>567の続きどうぞ

598 :僕犯人知ってます。:2006/02/04(土) 19:06:50 ID:tYh26UMX
>>567の続き
あれから数日たいした変化も無い日々が続いた。
真紅は翠星石はもう居ないのに、毎日の様に翠星石の心配ばかりをしているジュンをどうにかして自分の方を振り向かせたかった。
翠星石という存在自体が許せなく真紅はなっていた。
「・・・・どうにかしなければ・・・・」
真紅は少し焦りを感じていた。
いくら蒼星石が翠星石のことを黙っているとはいえ自分を倒しに来ない保証も無い。
「蒼星石・・・・そうね。あの子の力があれば」
真紅は時計をチラッと見てジュンに一言言った。
「ジュン、少し出かけて来るわ。9時には戻れると思うから。」
「っえ!?おい!真紅!!」
ジュンは真紅の名を呼んだが反応を見せず、さっさと何処かへ行ってしまった。
真紅は鏡の部屋でnのフィールドへ入った。
nのフィールドから蒼星石の居る所へ出た。
「何のようだい・・・・・真紅」
「少しお願いがあってね」
蒼星石は真紅のお願いというものが何となく分かっていた。
「ジュン君から翠星石の記憶の枝を刈れというんだね?」
「えぇ。そうよ」
真紅の掌では薔薇の花弁が舞っていた。
いつでも蒼星石を倒せる状態にあった。


599 :僕犯人知ってます。:2006/02/04(土) 19:07:44 ID:tYh26UMX
>>598の続き
「僕に拒否権はなさそうだね?」
蒼星石は少しだけ微笑し振り返った。
「そんな事は無くてよ。別にあなたが拒否しようともあなたを倒して鋏を奪えばそれでお終いですもの」
真紅は花弁を蒼星石の周りに放った。
蒼星石は諦めたような顔をし肩の力を抜いた。
「わかった・・・・君に従おう」
そう言った時真紅はクスッと笑い蒼星石に背を向けた。
「ついて来て頂戴」
真紅はそう言い歩き始めた。
その瞬間蒼星石は地面を蹴って跳び真紅に蹴りを加えた。
「蒼星石!!何を!?」
いきなりの事で真紅は蒼星石が何故このような行動を取ったのか理解できなかった。
真紅は蹴り飛ばされて地面に転がり仰向けに倒れた。
すかさず蒼星石が真紅の上に飛び乗った。
「真紅・・・・僕は君を絶対に許さないよ。君は僕の大切なものを奪ったんだ。それ相応のことはさせてもらうつもりだよ」
蒼星石はそう言い拳を握り締め力いっぱい真紅の顔を殴った。
右・左・右と蒼星石は交互に何度も何度も真紅の顔を殴り続けた。
「や、やめて蒼星石」
「・・・・・・」
真紅は哀願した。
しかし、蒼星石は何も言わずに渾身の力で真紅を殴った。
「・・・・レンピカ」
人口精霊の名を呼び蒼星石は鋏を手に取った。
そして、鋏を立て真紅の腕に突き刺した。
「ッキャアアアアアア」
真紅の悲痛な叫びがnのフィールドに響き渡った。
蒼星石はその声を聞いても攻撃を止める気配を見せなかった。
そして、地面から刺さった鋏を抜き再び鋏を立ててもう片腕に突き刺した。
「あ・・・あぁ・・・」
真紅の呻き声が蒼星石の耳に纏わりついた。
蒼星石の目からは涙が流れていた。
「君は・・・・君は翠星石にこんなことをした時何も感じなかったのか!?姉妹を苦しめて壊していくなんて・・・・とてもじゃないけど僕は耐えれそうに無い。真紅・・・・すぐに楽にしてあげるから」
蒼星石は悲しそうな目で微笑んだ。
鋏を真紅の首元に持っていき蒼星石一気に振り上げた。




これぐらいかな?
今日まだ時間あるから書くかもしれない。
バトルシーン苦手、っつても今回のこれじゃあ唯の虐待だっけ?何かそんな感じのだなw
まぁ、また感想お願いします。

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 19:27:17 ID:2tZnplIH
>>599真紅をボコるシーンはもっと生生しく書いても良かったと思う、そんな事より続きが…

601 :僕犯人知ってます。:2006/02/04(土) 19:31:28 ID:tYh26UMX
今更だが、人形という設定はやりやすいっちゃーやりやすいけど、使いにくい設定の時もあるなぁ。
なんか、殺すという表現などを使えなかったり、血が出ない等等・・・・・。
まぁ、いいんだけどね。
続きは、まだ一行分くらいしか思いついてない・・・・・。
はい・・・はい。
まぁ、また適当にやっていきます。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 20:18:39 ID:HzE4Rf4F
小説なんだから表現は自由でいいと思うよ
「死ぬ」でも「ケガする」でも問題ないって

真紅ピンチで一気にクライマックスか? 続き待ってます

>>592
いい話ですた

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/04(土) 21:34:44 ID:cUpCctsb
うーん、エロとかほのぼのとは違う面白さがいいな。

604 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:05:03 ID:WR1f9zKm
今から投稿します。エロ小説のほうには2、3度投稿したことがあります。

注1)ローゼンメイデンの薔薇乙女たちのイメージが崩れるのが嫌な方は
  あまり読むのをお勧めしません。

注2)作者は水銀燈信者です。こういった文章を書くからといって、
   水銀燈が嫌いなわけではありませんのでご了承下さい

605 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:06:29 ID:E9PM2VwS
ガシャアアアンン!!!
桜田家に何かが割れる音がした。皿を落としたのだ。
皿を落としたのは水銀燈。一緒に皿洗いや食事の片付けをしていた真紅たちは
一斉に水銀燈を見た。「あ・・・あの・・・御免なさい。私の不注意で」
水銀燈は顔を暗くして謝った。だが、返ってきた言葉は優しいものではなかった。
「全く、これだから“ジャンク”は嫌なのだわ。やることなすこと全てがとろくて」
「しょうがないですよ真紅。何たって水銀燈は“ジャンク”なんですから」
「どうしてこんなとろいのが僕たちの姉妹なのか理解できない。お父様の唯一のミスだね」
「ごめんなさい・・・」普段の水銀燈なら強気で反論していたのだが、何せこの家で自分の置かれている
状況を思うと無理だった。そこにノリが帰ってきた。「まぁまぁ、何てことなの?誰がお皿を割ったの?
真紅ちゃん?翠星石ちゃん?蒼星石ちゃん?」ノリが訊くと、一斉に3人は水銀燈を指差した。
「あ・・あぅ。ご、ごめんなさいノリ様・・・」 ノリはしばらく間を置いて、笑顔で水銀燈に声をかけた。
「そう。水銀燈ちゃんだったの。仕方がないわよね。誰でも不注意はあるもの」
水銀燈はガクガク震えながらノリの顔を見た。
「気にしなくていいのよ。あなたは“ジャンク”だったんでしょ?欠陥品って
いうのはどこかネジが足りないのよ。でもね、やっちゃったことを謝るだけで
済まそうと思うのはむしがよすぎると思わない?どう?」
ノリは笑顔で水銀燈の肩に手をかけたが、水銀燈は下を向いて震えていた。
「そ・・・その通りですノリ様」
「本当に反省しているか分からないですぅ!やっぱり罰は必要ですぅ」
翠星石が横から口を挟み、真紅も口を挟んだ。
「そうね。“ジャンク”ごときが、私たちの家で飼わせてもらって、エサも
与えてやってるっていうのに、皿を一つも割るとは。それで罰がない
ほうがおかしいのだわ」
「真紅ちゃんもそう“ジャンク”なんて言ったら駄目でしょ?本当のこと
言われて嬉しくないでしょ?」
「そうなのだわ。悪かったわね水銀燈。本当のことを言って」  「い・・・いえ」
「でも皆も言うように罰は受けないとね。じゃあ罰は、みんなの残りの
皿洗いをしておくこと。部屋を掃除しておくこと。みんなのお洋服の
洗濯をしておくこと。それからお買い物に行って、みんなのお夕食を
作ること。これぐらいなら水銀燈ちゃんでもできるでしょ?」
水銀燈は小さな声で「はい・・・できますノリ様」と答えた。
「聞こえないのだわ!『ちゃんとしておきます、真紅様』と大きな声で
言いなさい!」真紅が水銀燈に怒鳴ったので、水銀燈はびくついて答えた。
「ちゃ、ちゃんとしておきます、真紅様」
翠星石と蒼星石も便乗した。「私にも聞こえるように言うですぅ!『ちゃんと
しておきます、翠星石様』と!」
「僕にも言ってくれ」
水銀燈は聞こえるように言った。「ちゃんとしておきます・・・翠星石様、蒼星石様・・・」
「分かればいいですぅ」そう言うと翠星石と蒼星石とノリは台所を出て行った。

606 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:07:41 ID:E9PM2VwS

真紅だけは残っていた。真紅はさらに水銀燈に近づいて、下を向いている水銀燈
の顔のあごをしゃくった。「いいこと?この家ではお前は犬、いや犬以下同然
なのだわ。犬以下は主に言われた通りにしておけばいいのよ?」
「は、はい真紅様・・・」
「それからあまりジュンに近付かないでくれる?ジュンは私の大切なミーディアム。
ジュンを色気でそそのかそうとしてもそうはいかなくてよ?胸がでかいからって
調子に乗ってるんじゃないわよ?」
「そ、そんなことしておりません・・・」
「あら?そう? とにかく分かったわね水銀燈?返事は?」真紅は顎を掴んでいる右手
に力を込めた。
「あ…あう…はい真紅様」 それを聞くと真紅は右手を離し、部屋を出て行った。
ポツンと一人残された水銀燈。水銀燈は静かに、床に散開した皿の破片を拾い出した。
顔は相変わらず下を向いていた。自分の置かれている状況と、何もできない自分の
ことを考えると、目に涙がたまってきた。
「う・・・う・・ひぐ。めぐ・・・早く帰ってきてぇ・・・。もう私、我慢できないわぁ・・・ひぐっ」
「ただいまー」外から声がした。ジュンの声だ。水銀燈の顔は明るくなり、ジュンを迎えに
行こうとした。だが、部屋の外から真紅の声が聞こえてきた。
「あらおかえりジュン。勉強ははかどってる?」
「あ、うんまあね。ところで水銀燈はどこにいる?」
「あの子に何か用事でも?」
「前にね、水銀燈がケーキが欲しいって言うから買ってきてやったんだ」
その言葉を聞いて水銀燈は嬉しくなった。確かに、以前めぐと一緒に食べたケーキ
が欲しいとジュンに言っていたのだ。
「水銀燈がそんなこと言ったの?」
「うん」
「おかしいわね。あの子はケーキは大の苦手なのよ?もう見ただけでアレルギー
が出るほどなのに。何かの間違いなんじゃないの?」
水銀燈は、急いで部屋の外に飛び出そうとしたが、出ていく気がなくなった。
「そうなんだ。残念だなあ。じゃあもったいないし、一緒に食うか?」
「そうね。みんなで食べましょう」
階段を上がっていく音がした。みんな上に行ってしまった。水銀燈は部屋の隅に行き、
落ちていたくんくんのぬいぐるみを抱いて体育すわりをした。
「もう・・・いや…。早く、早くめぐに会いたい…ふっ、ひぐっ」
自分が何故こんな状況に陥ってしまったのか、水銀燈は数ヶ月前のことを思い出した。


607 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:09:04 ID:E9PM2VwS


−数ヶ月前−
「ドイツに行っちゃうの?めぐ?」水銀燈は声をあげた。個室の病室とはいえ、誰かが
駆け寄ってきそうな大声だった。
「そうよ。今更って感じだけど、ドイツで診療したらもしかしたら私の病気が治るかも
しれないって訳で、数ヶ月ドイツに行くことになったの。私はそんなことしなくても水銀燈と
いたかったんだけど。やっぱり水銀燈は私がいないとさびしい?」
笑顔で語りかけためぐ。正直、突然な話だったので水銀燈はどうすればいいか心の中で
あたふたしていた。
「はん、馬鹿じゃない?何で私がめぐがいないからってさびしがらないといけないわけ?」
「ふふふ。水銀燈らしいわね。でも一緒に来てもいいのよ?」
「馬鹿ね。私にはアリスゲームがあるのよぉ。わざわざドイツまでついていくわけないでしょう?」
「そのことだけどね水銀燈」 めぐはかしこまって言った。水銀燈はキョトンとした。
「私がいない間だけ、あなたのライバルの子たちとは仲良くしててくれない?」 唐突だった。本当に
めぐはイカれたのかと水銀燈は思ってしまった。
「はぁ?どうして私が真紅たちと仲良くしてないといけないわけぇ?ありえなぁい」
「だって私がいない間に水銀燈がアリスゲームして、その間に私が死んじゃったら意味ない
でしょう?私は水銀燈に死に顔を見てほしいのよ?」
まったくこの子はどうして、いっつも唐突に訳の分からないことを言うのか。だがそれも
既に慣れていた。
「やっぱりあなたイカれてるわぁ。分かったわ。あなたがいない間だけよ」 水銀燈はわざと
ため息をついてみせた。めぐはそれを見て微笑み、さらに信じられないことを言った。
「それと、せっかくだから私がいない間、そのライバルの子たちの家にいといてくれない?」
「はぁぁ?めぐ?本当に大丈夫?どうして私が真紅たちと居候しなきゃいけないのよ?」
「だって、一度ぐらいは仲良くしておいてもいいと思わない? 私との約束よ」 めぐは小指を差し出した。
「分かったわぁ。その代わり、早く帰ってきなさいよぉ」
「うん。約束」 水銀燈はめぐと小指を絡め、約束をした。


608 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:10:32 ID:E9PM2VwS


最初、水銀燈がジュンの家に来たとき、みんな驚いていた。当然だった。あの水銀燈がことも
あろうに居候させてくれと言うのだ。水銀燈は「嫌ならいい」とは言ったのだが、真紅たちは快く
迎え入れてくれた。ノリの作った豪華な夕食で、パーティもしてくれた。
だが、そのうち真紅たちは本性を見せ始めた。あの普段、攻撃的な水銀燈が何をやっても特に
怒らないのだ。ドールたちの中に、黒い思いができ始めていた。最初は、嫌がらせ程度だったが、
どんどんエスカレートしていった。例えば、寝てる間に靴がなくなっていたのだが、数日後に
ゴミ箱の中から汚れてでてきたり、寝ようと思って鞄を開けてみると画鋲がばら撒かれていたこと
もあった。御飯も、一食分忘れられたこともあった。そしてそういう時に限って、真紅たちはコソコソと
集まって水銀燈を見てクスクス笑っていたのだ。水銀燈はさすがに怒ろうと思ったが、めぐの言葉を
思い出し、怒ることもできなかった。
あるとき、洗濯したはずの水銀燈の服が破れていたことがあった。水銀燈はこれが誰がやったか
分かっていた。水銀燈は代わりの服を着て、ジュンに服を直してもらうことにした。

「お前たちってボクが着てるのよりいい服着てるんだもんな」 ジュンは水銀燈の服を縫いながら
水銀燈に話しかけた。「でも何で破っちゃうんだ?こんなにいいの」 「私じゃない・・・」 
いつものような元気がない。ジュンは水銀燈に訊いてみた。
「最近お前元気ないよな?何かあったのか?」 水銀燈は首を横に振った。絶対何かある。
「言えよ。お前何か隠してるだろ?」 水銀燈は少しだけ話してみることにした。

「そうか、真紅たちが」 「たぶん、私がいるのが嫌なんだと思うわ。私、出て行くわ」 その異様な落ち込みに
ジュンはさすがに見て見ぬフリはできないと思った。
「わかったよ、ボクが真紅たちに言ってみる。水銀燈、何か困ったことがあったらボクに言えよな」
「ジュン」 初めて水銀燈は、ジュンが頼りになる人間だと思った。 だが・・・

「な、何をするのよ!真紅」 「文句でもあるの?」 就寝時、真紅たちが水銀燈の鞄をジュンのベッドの下に入れたのだ。
「だって、私たちはその鞄で寝るのよ?」 必死に訴えたが、真紅と翠星石と蒼星石に囲まれた。
「あんまり大きな声を出すなですぅ。ちび苺が起きるですぅ」 「何よ?あんたたち。私にどうしろって言うの?」
「簡単なことだよ。下の台所で寝てくれ。それが嫌なら家の外で寝てもらってもいい。僕たちは
君と同じ部屋で寝たくないんだよ」 その冷静に喋る蒼星石の口調がとても黒く感じた。
「なにを・・・」  「貴方、ジュンに告げ口したわね? 居候のくせにもっと自分をわきまえなさい。それから
あなたはジャンクなのよ。ジャンクはジャンクらしく私たちに従っていればいいのだわ」
さすがにこの言葉に切れた水銀燈は羽を広げようとした。
「ジャンクだなんて言わせないわよ・・・!」 真紅たちは少し距離を置いた。だが、攻撃しようと
した水銀燈の脳裏に、めぐの言葉がよぎった。『仲良くしてね』    水銀燈は羽をしまい、無言で
部屋を出て行った。そのとき、ジュンとすれ違った。「おい、どこに行くんだよ?」 「下で寝るの・・・」
その夜は、水銀燈は一階のソファでくんくんのぬいぐるみを抱いて寝た。「めぐ・・・早く帰ってきて」


609 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:11:44 ID:E9PM2VwS


そんなことを水銀燈はいろいろ思い出している内に、水銀燈はいつの間にか眠っていた。起きると、
既に一時間が経過していた。 「いけない…一時間も寝ちゃったわ。真紅様たちに怒られちゃう」
しかし、タイミング悪く上の階でケーキを食べていた真紅たちが戻ってきてしまった。
「何をやってるの?全然片付いてないじゃないの? こんな簡単なこともできないの?」
「あ・・・違う」 「言い訳はなしですぅ!こんなこともできないなんてやっぱりジャンクですぅ!」
「君が同じ薔薇乙女だなんて、恥かしいよ僕は」 3人は言いたい放題だ。水銀燈にはもはや
言い返す気力はなかった。そこにノリのトドメがきいた。 「こんなこともできないなんて、水銀燈ちゃんは
ふざけてるの? 水銀燈ちゃん、罰として今すぐに夕御飯を作りなさい。ただし、水銀燈ちゃんは
今日は夕御飯抜きよ。わかった?お返事は?」 ノリの口調は強かった。水銀燈は「はい・・・」と
元気なく答えた。

夕飯時。水銀燈は台所の隅で体育座りをしていた。テーブルではみんながおいしそうに水銀燈が作った
御飯を食べている。雛苺が水銀燈に気づいた。水銀燈は目をそらした。
「ねえー真紅ー、どうして水銀燈は御飯を一緒に食べないのー?」 無邪気な質問だった。だが非情にも
真紅は「彼女はお腹がすかないらしいのよ。だからいらないらしいわ」と答えた。 
夕飯後も水銀燈は後片付けをやらされ、リビングで寝ることになった。 寝ようとしたとき、誰かの気配が
した。雛苺だった。 「何よ雛苺? 私を笑いに来たの?あんたは真紅たちの真の恐ろしさを知らないから
いいわね・・・」。 そう言ったとき、雛苺がケーキの乗った皿を差し出した。ジュンが買ってきたケーキだった。
「え?」 「水銀燈、やせ我慢しちゃ駄目なのー。雛が後で食べようと思ってたけど、水銀燈にあげるのー」
「雛いち・・」 雛苺はそれだけ言うと、二階に戻っていった。水銀燈はケーキを見た。 「馬鹿みたい」
そう言うと、水銀燈はケーキにささってるフォークでケーキを食べようとした。 
 また誰かの気配がした。真紅が来たのかとビクついたが、そこにいたのはジュンだった。
「雛苺がくれたのかそれ?」 「ええ・・・。何しに来たの?」ジュンは水銀燈の横に座った。 
「お前、本当は夕飯食べたかったんだろ?」 「・・・・・・・・・・」「ボク言っただろ?困ったときは言えって」 
「うん」 水銀燈は、ジュンを見直していた。自分にここまで優しくしてくれるとは思わなかったからだ。
「もしこれから真紅たちがお前をいじめようとしたらボクが助けてあげるからさ。な?」 「ええ」
「だけどさ、その代わりボクのこと『お兄ちゃん』って呼んでくれない?」 「え?」 突然何を言い出すのかと
思い、ジュンのほうを見ると、ジュンの顔が近くにあった。「ちょっと、なに?」
「これからはいつでも助けてあげるからボクのこと『お兄ちゃん』って呼んでくれよ」 水銀燈は(?)な顔を
したが助けてくれるならと思い「分かったわよ、お兄ちゃん。これでいいんでしょぉ?くだらないけどぉ」と
言った。するとジュンは覚醒したような顔で嬉しそうに言った。「ボク、ずっと妹がほしかったんだ。真紅
たちに『お兄ちゃんって呼んで』って言っても相手してくれなかったからな。ありがとう、ボクの妹。お兄ちゃんは
君を守るよ」 ジュンの息が荒くなってきた。水銀燈は本能的に嫌な予感がした。
 ガバッ!ジュンがいきなり水銀燈を押し倒した! 「ちょっ!何するのよ!人間!放しなさい!」
「駄目だろ! ボクは『お兄ちゃん』だ!!」 顔が間近だった。ジュンは水銀燈の服に手をかけ、脱がそう
とした。「いやあああああ!」 水銀燈はそばにあったケーキをジュンの顔に投げつけ、羽を広げ窓から出て行った。


610 :いーじすかんミライ:2006/02/05(日) 00:13:48 ID:E9PM2VwS


「もう嫌ぁ・・・めぐ・・・ひぐっ、うえっ・・・もうあんな家行きたくなぁい・・・ひぐっ」
水銀燈は病院に戻ってきて、めぐの病室を覗いた。誰もいない。水銀燈はまたどこかに飛んで行こうとした。
そのとき、めぐの病室の電気がついた。「え?」 振り向くと、病室にめぐがいた。
「め、めぐ・・・・・・めぐぅ!」 水銀燈は病室に入っていき、ベッドに横たわろうとしためぐに抱きついた。
「す、水銀燈?どうしたの?こんな夜中に?」 「帰ってるなら、帰ってるって言いなさいよぉ!」
「泣いてるの?ごめんね。今日帰ってきてたんだ」 めぐは泣いている水銀燈を抱きしめた。
「もう私いやよぉ、あんな家と関わりたくなぁい!真紅も翠星石も蒼星石も人間とも関わりたくなぁい!」
わあああと大声で泣く水銀燈。それをめぐは頭を撫でて落ち着かせる。「何があったか知らないけど、
とりあえず泣き止みなさい。誰か来ちゃうでしょ?もう、水銀燈って本当は甘えんぼさんだったのね」
「もうどこにも行かないでめぐ」 水銀燈の必死の涙の訴えに、めぐは優しく答えた。
「うん。行かないわもう。私だって水銀燈と離れたくないもの」

その夜、水銀燈はめぐと一緒に寝た。「もうどこにも行かないで」という水銀燈の寝言を聞いた
めぐは優しく微笑んだのだった。





終わりです。あまり面白くなかったかな?文章詰めすぎたし。イメージが違うし。
でもここまで読んでくれた方々、ありがとうございました。機会があればまた
投稿したいと思いますので、その時は宜しく御願いします。

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 00:22:33 ID:cS9FE14+
実はめぐは手術失敗で死んでしまっていて>>610のめぐは水銀燈の夢なんだよね……


612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 00:41:36 ID:7NUhX/+F
真紅に「いつまで寝てるつもりなのだわ!」って頭から水かけられて叩き起こされて恐怖の毎日の無限ループってオチだろ

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 00:59:22 ID:UuPQGa9G
>>586-587
どうも、ありがとうございます。
微妙な所でぶった切ってしまったので、ストック分UPに来ました。
>>584の続きからです。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 01:01:00 ID:UuPQGa9G
【 Alice 5 】



「う うし、後ろ向いててやるから、さっさと脱g.....す....(赤〜)」
赤い顔をしてうつむきながら、そうつぶやく翠星石。
最後の言葉は脱げと言っているんだろうけど、小さくて聞き取れない。

呪い人形とは言え....やっぱり女の子だもんな....改めて考えると、何か気恥ずかしい。
取り合えず、のり姉に着せられていた寝巻きの上を脱ぎ、
ベッドの上で翠星石に背を向けて
「・・・もういいよ、こっち向いても」と声をかけてやった。

「...手早く拭いてやるから....安心しろです....(赤)」

赤い顔のまま、翠星石は僕に言葉を返しながら、リュックに入れていた小さめのボウルにポットのお湯を入れている。

「す...少し熱いかもしれないですけど....ガマンするです(赤)」
ベッドに上がった翠星石は、お湯を絞った熱いタオルで僕の背中を丁寧に拭いてくれる。

なんだか信じられない気持ちで一杯だ・・・あの翠星石がこんなことをしてくれるなんて・・・
だけど体調が元に戻ったら、何かしらに付けて今日の事を恩着せがましく言ってくるんだろうなぁ・・・

思わずため息が出そうになる。


615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 01:02:48 ID:UuPQGa9G

「・・・気持ちいいですか....ジュン・・・」
「え?!」

唐突に翠星石が声をかけてきた。静かで小さな....やさしい声で。

「あ...あぁ....気持ちいいよ…」
「… …ほんとは....翠星石が...のりに頼んだです…」
「? ……なにを?」
「ジュンの所に、これを持って行くのを・・・ジュンが起きたら...拭いてやる つ つもりだったです…(赤〜)」
「そ……そうなんだ(赤〜)」

何か凄く照れくさい・・・

「ジュンの背中....大きいです....(赤)」
「そんな事....ないよ....」
「…私達姉妹を...生み出してくれたお父様も....ジュンみたいに...暖かだったです…」
「覚えているのか? ・・・その、お父様の事」
「・・・覚えていないです。ですけど....知ってるです....大きくて...暖かな手で...
 翠星石達姉妹を作り出してくれて....ローザミスティカを.....命を与えて...くれたです」

「…ローザ ミスティカ....」

本来一つだったそのローザミスティカは、それぞれに分けられ....
翠星石達ローゼンメイデンの命として....彼女達の身体の中に存在している物だ。
このドール達は分かれたそれを、本来の一つの容(かたち)にして、
アリスへと生まれ変わる為に...自分達の創造主に逢う為に....いずれ争おうとしているんだ・・・

「……翠星石は....お父様に逢いたいです....ですけど....」
「・・・・ですけど、…なんだよ?」
「蒼星石や、真紅、雛苺達と....いつまでも一緒に居たいのです....」

「……翠星石・・・」

「の、のりや・・・・・・ジュ....ジュンとも(赤〜〜)・・・居たいのです.....」
「・・・・・」

「長い時間の中....出会ってきた人間の中で....のりや蒼星石やみんなが...ジュンが居る今が......
 翠星石は....今が一番....楽しく思えるです....」

「……だけど....誰かが、アリスにならなきゃ...アリスゲームは.....終わらないんだろ…?」
「・・・翠星石は....アリスになんか....真紅達や・・・蒼星石とは....戦いたく.....ないです・・・」



616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 01:05:02 ID:UuPQGa9G


それ以上僕は.....何も言えなくなった。
真紅が戦って....倒してしまった....あの黒い服のローゼンメイデン....
僕の夢の中で青い炎に包まれて....お父様と言いながら涙を流し...倒れていった...あの水銀燈と言うドールを思い出して・・・

「つ....次は…前をふ、拭いてやるです...(真っ赤)」
「・・・・へ?! い、いいよ!そんなの!そこまでしなくても!」

「きゃ!?」

そんな僕の思いを、ツタでぶった切るように、翠星石はもの凄く大胆なことを言ってくる。
いくら何でもそこまでしてもらう訳にはいかないし、大体色んな意味で僕の身が持たない!
そう思ってあわてて振り返った為、バランスを崩した翠星石が僕の胸の中に倒れこんできた。

結果....僕は翠星石を胸の中に抱きしめる容(かたち)を取ってしまった・・・


こここ、こんなの想定外だ! 事故だ! 有り得ないっ!
だだだ! 大体ここ、こいつは人形だ! そ、そうだよ口の悪い性悪人形だ!!


そ れ な の に な ん で !  身 体 が !  顔 が 火 照 っ て く る ん だ !


「あ....ああ....(真っ赤〜〜〜〜)」
「そ その....あ、あの....(赤〜〜ーー)す、翠星せk...」
「・・・や! やっぱり(真っ赤)自分で拭きやがれですぅぅーーーーーー!!!!(真っ赤)」

  ベチッ!!!

「ぶっ!! ぶわ゛熱っち゛ぃぃーーーーーーー!!!!」

熱いタオルを僕の顔に思いっきり押し付けた翠星石は、
もんどりうってる僕を押しのけベッドから飛び降りた。
くっそぉ・・・なんてヤツだ・・・僕だって抱きたくてお前を抱いた訳じゃないんだぞ!

「!お、お湯とふき取り用のタオルと着替えはここにおいといてやるですからとっとと着替えて寝てヤがれですー!(真っ赤)」


617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 01:06:50 ID:UuPQGa9G

真っ赤な顔でまくし立てながら、ドアまで トトトトト と小走りで進んで行く翠星石。
僕は眼鏡をかけなおしながら文句を言う。
「おま!お前な(げほ げほん!) ....じ、ごほ 自分の方から言ってきたんじゃないか・・・」
「とにかくっ!(赤) お前はまだ熱も下がっていないし咳だって出てるです!
 …お前一人の身体じゃないのですから… …早く拭いて、じっと寝てるです…(赤)」

やさしい声で穏やかに言ってきた最後の言葉に、それ以上文句を言う気が起きなくなった。
翠星石はそのまま出て行こうとする。

「す、翠星石」
「・・・分かったら....返事するです....返事は…?(赤)」
振り向いた翠星石は、ほんの時々だけ見せる....穏やかな....優しい素振りで....そう問いかけてきた。
「あ....ああ....(赤)わかったよ....」
上目遣いな翠星石の静かなその言葉に、僕は素直に返事をした。
「(赤) よろしい♪」
僕の言葉を聞き、翠星石は嬉しそうに答える。


「・・・食事持ってくるまで....ちゃんと寝てるですよ....(赤)」



そう言って翠星石は、静かに僕の部屋のドアを閉めた。



滅多に見せない....彼女のはにかんだ笑顔が....素直に...愛おしく思えた。



618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 01:14:30 ID:UuPQGa9G
今回はここまでです。
若い方々みたいな勢いのある内容や、良い文章は書けませんが
まだ割と続くので、ストックが出来次第UPに来ます。
トロイメントMBS組なんで本日はこれにて。


619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 01:31:17 ID:pVCyrF4O
>604->610
いーじすかんミライさん乙です。私も水銀燈信者なので感情移入出来て楽しめました。
水銀燈可哀相スギ

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 02:01:49 ID:NeS2IuDm
>>618
君は漏れの血液を翠星石萌えの一点に加熱・沸騰させて殺すつもりですか?

ええと、ちと言いたい。
(赤)を使いすぎ。「頬を染める」など言葉で表現して。
「ポイントに絞って使いやがれですぅ。
 お前のSSなんて全然楽しみじゃないのですぅ」

621 :僕犯人知ってます。:2006/02/05(日) 03:38:14 ID:zavaOfDj
ミライさんの作品読ませていただきました。
自分的に好きな作品でした。
後自分のSSの事何ですけど、分岐点みたいなところで2択あってまぁたいしたことでも無いかな?
こっからは少し自分のSSのネタバレになるんだけど真紅を生かすかどうか?
少しシラケる事になりそうなんだよね。
真紅生かしたらねぇ。
でも殺したら、また色々と変わってくる。
皆さんどう思います?
携帯から失礼しました。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 04:00:35 ID:rEkrKDdh
>>618
非常にGJなんだが、出来れば・・・を使うか、…を使うか統一して欲しい。
いや、それぞれに意味を持たせてるんなら良いんだけど、ちょっと(個人的に)見辛い。

623 :僕犯人知ってます。:2006/02/05(日) 17:29:45 ID:P21ebgtm
>>599の続きの前に>>599の最後の行「蒼星石一気に」ってなってるとこ「蒼星石は一気に」でした・
まぁ、どうでもいいかな?
真紅生かしておくことにしようと思うが先にこんなこといったらシラケルナ。
ま、いっか。
じゃぁ、続きどうぞ〜。

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 17:35:35 ID:6hQYIkBV
>>621
いや、ここは意表を衝いて
「あなたなんかに私を殺せはしないわ!!」
とか言って自決、若しくは行方不明…てのもアリかも。


625 :僕犯人知ってます。:2006/02/05(日) 18:24:47 ID:P21ebgtm
>>599の続き
蒼星石が真紅の首を切り落とそうとしている時、それを見守る者が一人だけいた。
水銀燈である。
水銀燈は不敵な笑みを浮かべ真紅の首がはねられるのを待っていた。
そんな水銀燈の存在に気付かず蒼星石は振り上げた鋏を真紅の首に振り下ろした。
その瞬間真紅の首は地面に落ちた。
「し、真紅?」
蒼星石は真紅に呼びかけてみたが反応は無かった。
「真紅・・・・うわあああああああああ!!!」
蒼星石は涙を流し、頭を抱え込んだ。
叫び声はnのフィールド中に響き渡った。
「本当に馬鹿ねぇ・・・・・・・蒼星石ぃ」
水銀燈はより一層と楽しそうな顔をした。
蒼星石は泣き崩れ目を瞑っていた。
その時に朽ちた真紅の体が薔薇の花弁となった。
その花弁は蒼星石の周りを取り囲んだ。
「蒼星石。あなたの考える事など私はお見通しよ」
蒼星石の背後に真紅が現れた。
蒼星石は泣くのを止め、嬉しそうに真紅の方を見た。
「真紅・・・・本当に真紅なのかい?」
真紅はッフと微笑み手を蒼星石に向けた。
「ええ。蒼星石・・・・それじゃあ、さようなら」
蒼星石の周りの薔薇の花弁を蒼星石の首に巻きつけた。
そして、徐々に花弁の力を強め蒼星石の首を絞めていった。
「っあ・・・・ぐ・・・。レ・・ンピ・・・カ」
蒼星石は人口精霊の名を呼び発光させた。
その瞬間足元に刺さってる鋏を手に取り真紅目掛けて力の限り投げつけた。
「何をしようと無駄よ!!」
真紅は花弁の力を緩めず更に強くした。
だが光に目がくらみ前が見えなかったせいで、蒼星石の投げた鋏に気付かなかった。
「ぐああああああ!!」
蒼星石の悲痛な叫び声が再びnのフィールドに響き渡った。
蒼星石は力尽きた。
だが、蒼星石は真紅に一矢報いたのだ。
蒼星石の投げつけた鋏は真紅の右足の球体間接を捕らえていた。
しかし真紅の足は切断されたわけではなく、鋏が刺さっている状態だった。
「っく。これくらい、蒼星石のローザミスティカさえ手に入れれば・・・・・」
真紅は少し離れた蒼星石に右足を引きずりながら歩み寄って行った。
歩み寄る真紅の目の前に水銀燈が舞い降りた。
「水銀燈!!何しにきたの?」
「別にぃ。唯あなた達の戦闘を見てただけよぉ。でもねぇ・・・・思いもよらないチャンスが巡って来たみたい」
水銀燈は羽を大きく広げ真紅の周りを取り囲んだ。



今日はここまで。
微妙、すっげぇ微妙。
この先ぜんぜん思いつかねぇ。
これ、もう真紅死んだだろ!?
わかんねぇ。
わかんねぇ。
妙なテンションだな自分。
まぁ、また感想お願いします。

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 20:16:39 ID:AejOS23N
よくわかんねぇ

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 21:39:05 ID:eOb90MnS
あのさ、作者自ら「微妙」と言ってしまうものに、どういう感想を述べればいいの?
納得いかないものを納得いかないまま投下しなさんな。

628 ::2006/02/05(日) 21:44:50 ID:7NUhX/+F
ガキはとっとと寝ろ

629 :僕犯人知ってます。:2006/02/05(日) 22:03:03 ID:zavaOfDj
まぁ、自分なりの感想?
最近納得のいくもん出来ないし。
自分じゃいいのか分からないってことかな?
好きなように解釈してくれたらいいと思うけど。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 22:28:23 ID:/dTEpiEu
>>626-627の言うことは尤もだが、>>628みたいなレスはやめろよ。
スレが荒れる原因になるし、何より見苦しい。

>僕犯氏
作品投下の際に自分の作品を卑下するようなレスすると叩かれるよ。
他のssスレでも同じようなことあったし。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 22:40:13 ID:tyztF9lA
よ〜し、叔父さんも叩いちゃうぞぉ!


自分の文で気に入らない所があるなら
気に入るまで、修正し続けるんだ

さぁ、一緒に歩もう
推敲という、複雑多義な迷宮を

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 23:34:16 ID:vMxqaO4L
しかしある程度SSを書ける様になると、
脚本家の苦悩みたいなのが分かる様な気がしてくるから不思議。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 23:39:20 ID:ALITsztA
それは勘違いですぅ

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 23:42:00 ID:/dTEpiEu
まったくだw
このスレに投下されている作品のレベル程度じゃ、脚本家の苦悩なんかわかんねーと思うよw

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 23:42:02 ID:tyztF9lA
暇だから、何か書いてみようかと思うんだけど

何がいい?

一応、国語は頑張りましょうレベルだから
期待はして欲しくないね

636 :僕犯人知ってます。:2006/02/05(日) 23:43:06 ID:zavaOfDj
皆さん色々といけんがあるようで、納得いくまではまぁ無理でしょうね。
少し変えると全体を変える事になってしまう。
流れ的なのはその場で思いついたままかいているだけだから自分でも分からないってことかな?

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 23:43:15 ID:p+w10BR4
>>635
カナが大活躍する話

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/05(日) 23:49:58 ID:vMxqaO4L
>>634
確かに脚本家に失礼だよなw
ごめん。

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 00:07:47 ID:k3E0GPij
>>635
後日談

640 :635:2006/02/06(月) 00:23:27 ID:wP3dDnTQ
うほっ!

すまん、もう作りに取り掛かっているんだ

と言う事で、
一期の後日談、トロイメント初期の場面で勘弁してください…

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 00:38:11 ID:EstPgnFK
うほじゃねーよ聞いた意味ねーwww

642 :635:2006/02/06(月) 00:56:08 ID:wP3dDnTQ
いや、違うんだって

>>637 に取り掛かってたから、
>>639 を考慮する暇が無かったんだよ!

で、一応少しだけど書いたんで、投下したます

推敲は適当、文も分からん
だが、続きはまだ、鋭意製作中です

643 :ケットシー:2006/02/06(月) 00:56:34 ID:r80VQI7p
>>575


「あれ、翠星石は?」
 遊びに来た蒼星石が姉の姿を探す。リビングに真紅と雛苺と金糸雀は居るのに、翠星石の姿だけ無い。ソファーでテレビを見ていた真紅が、やや不機嫌そうに答える。
「まだ寝ているわ」
「今日もなの?」
「まったく、ジュンの病気がうつってしまったのかしら……」
 現在の時刻は午前十時を回った所。もう朝とは言い難い時間だ。規則正しい生活を重んじる真紅にしたら寝坊もいい所だ。蒼星石が言ったように、この朝寝坊は今日だけではない。もうかれこれ一週間は連日で続いていた。
 しかし、彼女が怒っているのは、このためだけではない。丁度、その原因がリビングに現れる。
「蒼星石、来てたですかぁ。おはよーですぅ……」
 眩しさに目を細めて翠星石が起きて来た。彼女だけなら、真紅も別に気にはしない。問題は、彼女が一人で起きて来たのではない事だ。雛苺がそれを見つけて元気よく挨拶をする。
「ジュン、おはようなのっ」
「ん、おはよー」
 ジュンと翠星石が揃って起きて来た。眠そうな顔もお揃いで。しかも、こんな日が連続で一週間は続いていた。真紅の心中は察して余りある。
 ジュンの下僕になった翠星石は、主人と同じ生活リズムになるしかなかった。主人よりも早く寝る召使いなんて聞いたことがない。彼女は主人が眠ってから寝床に入り、主人を起こすために先に起きる。そんな毎日を過ごしていた。
 だから、ジュンと翠星石が一緒に起きてくるのは必然であるのだが、二人の新たな関係を知らない真紅は気が気でない。
 もっとも、真紅の懸念が現実になりつつあるのも確かだった。上下関係がはっきりしたおかげで、翠星石はジュンに無用な反発を起こさなくなった。それに、人前でも自然体でジュンと話せるようになった。
 二人の距離は確実に縮まっていた。たとえ、その方法が間違っているとしても……。

 翠星石はジュンをキッチンのテーブルに着かせ、冷蔵庫を開ける。
「牛乳でいいです?」
「ああ」
 小さな体でリッタ−入りの牛乳をテーブルまで運び、ジュンの前でコップに注いで出す。ジュンが牛乳を飲んでいる間に食パンをトースターにセットし、ジャムとマーガリンを用意する。彼女の下僕生活は板に付きつつある。
 それを見ていた真紅の眉が不快感でピクリと動く。あれではまるで主人と使用人の間柄ではないか。同じ薔薇乙女として見過ごす訳にはいかない。真紅は嫉妬の感情を押し込めるように胸の内で文句を並べる。
 そして、仲が良く見える二人に心を痛めていたのは真紅だけではなかった。
「うゅ、蒼星石、どうしたの?」
「いや、なんでもないよ」
 複雑な顔でキッチンを見つめていた蒼星石は、周りが見えなくたっていた事に気付いて取り繕った笑みを見せる。
 平気な顔で姉を顎で使うジュンが憎い。姉の弱味を握って、あんなにさせていると想像するに難くない。だが、新妻のように幸せいっぱいでいる姉を見ては敗北感を拭えない。彼女は不本意ながらも姉の想いを認めつつあった。

644 :ケットシー:2006/02/06(月) 00:57:40 ID:r80VQI7p


 ついに真紅は我慢の限界を超えた。翠星石は朝起きてから夜寝るまで、ジュンの傍に付きっ切り。ジュンの使ったちり紙まで喜んで捨てる始末だ。彼女を鏡の部屋に呼び出し、並ならぬ剣幕で睨みつける。
「最近の貴女は少し――いえ、かなり変よ。ジュンにいいように使われて。一体、どうしたっていうの?」
「別に使われてるわけじゃないですぅ……」
 翠星石は困って尻窄まりな声になる。彼女はジュンとの秘密の契約で困っている訳ではない。それよりも、今は余計な詮索をする真紅の方が迷惑だった。
 下僕になったと言っても、主人は割と良心的な中学生。翠星石が従順な事もあり、酷い待遇ではなかった。彼女はその辺の召使いと同様の毎日を送っているだけだ。
 むしろ、その生活に彼女はどっぷり嵌まっていた。理由がなくても堂々と好きな人の傍に居られるのだ。それも、四六時中。ジュンの世話なら苦にもならない。
「では、貴女が望んでしているとでも?」
「そうです。それのどこが悪いですか」
「貴女は誇り高いローゼンメイデンなのよッ。人に媚び諂うような真似はおよしなさい」
「私はローゼンメイデンの前に一体の人形ですぅ。人形は持ち主のためにその身を尽くすものですよッ」
 翠星石が開き直ったのをきっかけに、二人は大論争を繰り広げ始めた。真紅は薔薇乙女の在り方を説き、翠星石は人形の在り方を説く。どちらも一歩も譲る気配はない。

「真紅ぅ、翠星石ぃ、のりがごはんができたって〜」
「あら、もうそんな時間?」
「つづきはまた今度ですぅ」
「そうね」
 二人の論争が終わったのは、夕飯が出来上がった時だった。のりに頼まれて呼びに来た雛苺は、二人の争いを決死の思いで止めたのだ。散々言い争って少しは気が晴れたのか、真紅に笑顔も見えていた。


 ジュンには翠星石の考えが解らなかった。弱味を握られて使いっ走りをさせられているのに、いつもニコニコと彼の隣に陣取っているのだ。拍子抜けするのと同時に、何か負けたような気がしてならない。
 彼は思いついたようにマウスを動かし、通販のページを開く。
「これでも買ってやるか」
 薄気味悪い笑みを浮かべ「買い物かごに入れる」のボタンをクリックした。

645 :ケットシー:2006/02/06(月) 00:58:52 ID:r80VQI7p


 今夜もジュンは机に向かって勉強に精を出していた。ベッドでは翠星石が仕事を待って座っている。
 真紅と雛苺が鞄に入って一時間は過ぎた頃、ジュンが机の上にそれほど大きくない段ボール箱を置いた。それを見ていた翠星石が気になって尋ねる。
「何ですぅ?」
「何だろうなぁ。翠星石、ちょっとこっちに来い」
 鼻歌交じりで箱の中に手を突っ込むジュン。翠星石も少しは訝しがりながらもベッドからピョンと飛び降り、言われるままに傍に行く。
「お前にピッタリの服をプレゼントしてやろう」
 ジュンはニンマリと趣味の悪い笑みを見せて、箱からソレを取り出した。翠星石の眼前でソレをひらひらと両手で掲げる。
 ソレはフリルの付いたエプロンに似て非なる物。そう、一部のマニアに絶大な人気を誇るあの服――メイド服だ!
 翠星石は唖然として固まっている。それはそうだろう。下僕にされた上に、その制服まで着ろと言うのだ。屈辱的な事この上ない。彼女の驚く様子に満足したジュンは、次は屈辱に歪む顔を期待した。だが、そうは事は運ばない。
「大事にするですぅ……」
 翠星石は自ら服を受け取り、胸元でぎゅっと抱き締める。彼女は嬉しさのあまり驚いていたのだ。ジュンからプレゼントされたのは、全員に配ったオルゴールを除けば、これが初めてだった。メイド服でも服は服。女の子には嬉しいプレゼントだった。
 嫌がらせのつもりが感謝され、今度は逆にジュンが唖然とする番だった。次第に罪悪感を自覚し始め、それと共に、うまくいかなかった事で気分が悪くなってくる。
「やっぱ、お前馬鹿だろ」
「え?」
 ジュンは感情に任せて思わず口走ってしまった。翠星石は信じられないという顔で見上げる。だが、もう止まらない。止められない。
「その服が何か知ってるか」
「メイドさんの服です。それくらい知ってるですぅ」
「恥ずかしくないのか? そんなの貰って嬉しいのか?」
「ジュンがくれた物ですぅ。嬉しいに決まってるですぅ」
 普通なら誰もが聞いて喜ぶ彼女の言葉なのだが、今はジュンを追い詰める言葉にしかならない。暴走したジュンは、段ボール箱に手を突っ込んで新たな道具を出そうとする。コレは直前まで使おうか迷っていた、メイド服以上に危ない代物だ。
 だが、今のジュンは躊躇わない。その代物をがっちり掴んだ彼は、翠星石の鼻っ面に当たりそうな勢いで突き出す。
「じゃあ、コレも喜んで受け取れるよな」
 最初、翠星石は何が出されたのか分からなかった。だから、よく見てみる。それは棒状で、太さが微妙なラインで変化している。そして、こけしに似ている。
 もう説明するまでもないだろう。出されたのは、男の象徴を模した物だ。しかも、電池で動くヤツ。いわゆる、バイブだ。
 翠星石はこの物体を知っていた。電動とまでは知らないが、男の性器の形くらいは知っている。彼女は物が判明したとたん、耳まで真っ赤にして立ち尽くす。
「どうした、欲しくないのか」
 ジュンは駄目押しとばかりに、親指をスライドさせて電源スイッチをオンにする。モーター音と怪しい動きに「ヒッ」と小さな悲鳴を上げる翠星石。その怖がる様子を見て、ジュンはやや余裕を取り戻した。下衆な笑みを作って言葉で嬲る。
「こんなのは欲しくないよな。ああ、要らないのか。人形のお前じゃ使えないもんな」
 ジュンは自分でも酷い事を言ったと思った。彼女は人形でも、人間と変わらない苦しみを持って生きているのを彼は知っている。姉妹と戦うために作られた悲しい人形なのだ。
 しかし、翠星石は今の言葉をそれほど深刻に受け止めなかった。自分が人形で人間でないのは解りきっている事であり、お父様に頂いた体に誇りこそあれ、不満は無かった。だから、彼女はジュンの言葉にこう答える。
「夢の中なら、使えるですよ……」

646 :ケットシー:2006/02/06(月) 01:00:17 ID:r80VQI7p
 瞬間、ジュンの中で何かが切れた。どうして、この人形は拒まないのか。絶対服従の約束を交わしておいて随分と勝手な物言いだが、ジュンは翠星石に拒否して欲しかった。善人の彼では悪を演じ続けられなかったのだ。
「そんなにコレが欲しいのか。なんなら、僕の自前のでもくれてやろうか」
「ジュンがしたいなら、それでも――」
 言い終わらないうちに、ジュンが力任せに手の玩具を投げつける。それは硬い音を立てて翠星石の額に当たり、ゴトリと絨毯に落ちた。額を押さえた彼女が、痛みで顰めた顔で見上げる。
「い、痛いですぅ……!! 何するですかっ」
「もうやめだッ!! お前を今から自由にしてやる。もう僕の言うことなんか聞かなくてもいいぞ」
 突然の下僕解雇通告だった。ジュンは怒りで声を震わせてそれだけ言うと、机の段ボール箱を片付けてノートと教科書を開く。
 驚いて呆然としていた翠星石だが、その意味を理解して必死に抗議する。これでは、ジュンとの距離が離れてしまう。
「ちょ、ちょっと待つですっ。そんなの駄目ですよっ」
「安心しろ。あの事は忘れるから」
「そんなんじゃねーですぅ。翠星石が悪いですか? 何かジュンの気に障ることをしたですか?」
「もういいって」
 恋人の別れ話の時のように食い下がる翠星石。おかしな話だが、彼女は今の主従関係をかなり気に入っていた。だが、ジュンは机の上を見たまま相手にしようとしない。彼女のそんな姿は見ても辛くなるだけだ。
 諦められずに喚いていた翠星石だが、彼女はすっかり忘れていた。今は夜中なのだ。この部屋には他の住人も居る。
「……静かになさい。眠れないじゃないの」
 鞄が開き、紅いドレスの少女が目を覚ます。ピタリと翠星石の声が止み、代わりに低い振動音が聞こえ始める。放り投げられたバイブが、まだ床の上でくねっていたのだ。真紅が気になって音のする方を見た瞬間、翠星石が目にも留まらないスピードでそれを回収する。
「おほほほ、ごめんなさいですぅ。静かにするですから、さっさと寝るですぅ」
 いかにもという作り笑いをする翠星石の後ろから、まだ振動音は聞こえてくる。彼女はスイッチの切り方を知らなかった。真紅は何かを隠しているのを気付いていたが、隠そうとする物を無闇に追求するのも無粋だと思い、そのまま寝てあげることにした。
「そう……では、おやすみなさい」
 気持ち悪いほどの笑顔で「おやすみですぅ」と返す翠星石。そして、鞄が閉じたのを確認してすぐ、今も唸りを上げているバイブを止めようと悪戦苦闘する。
「このっ……どうやって止めるですか……っ!」
 ブルブルと動く部分を両手で握り締めて押さえようとする翠星石。見かねたジュンが上からひょいと取り、スイッチを切って彼女の手に戻す。
「ありがとですぅ」
 自然に礼を言う翠星石は、真紅が起きる前の出来事をすっかり忘れていた。この後すぐにそれを思い出すのだが、また真紅を起こしてしまいそうで何も言えなかった。

647 :ケットシー:2006/02/06(月) 01:01:49 ID:r80VQI7p


「ジュンぅ、あっさでっすよぉ〜」
 ベッドによじ登った翠星石が、寝ているジュンの顔を覗き込んで起こす。これが彼女の一日の仕事の始まりだ。だが、仕事だったのは昨日まで。彼女はクビにされたのだ。
 甘い声で覚醒を迎えたジュンは、シーツを頭まで被って抵抗する。昨日までの彼なら素直に起きていたのだが、今日は様子が違った。
「もう十時過ぎですよぉ」
 それでも、翠星石は彼の肩を揺すって起こそうと頑張る。無視していたジュンだが、いつまでも肩は揺すられた。仕方なく、シーツの下から不機嫌な声を上げる。
「もう起こさなくてもいいって。秘密は誰にも言わないから」
 揺する手が止まる。昨晩と同じことを言われ、翠星石の胸は淋しさでいっぱいになる。どんな形であれ、ジュンに必要とされた日々は楽しかった。まだ終わらせたくない。考えた彼女は、とんでもない屁理屈をこねる。
「そんなの信じられねーです」
 ジュンは耳を疑った。信じられないのは彼女の言葉の方だ。本人が許すと言ってるのに、自ら束縛されようとしている。彼女の詭弁に頭に来た彼も詭弁で返す。
「信じてくれないなら、みんなにばらすぞ」
「そ、それは困るです」
 そう返されるとは思ってなかった翠星石は、焦って尻込みする。そこをジュンがすかさず畳み掛ける。
「だから、もういいんだって」
「よかねーですっ。なにがなんでもジュンに起きてもらうですよっ」
 言い負かされた翠星石は、開き直ってシーツを掴み、引っぺがそうとする。もう言ってる事も滅茶苦茶だ。負けじとジュンもシーツを掴み、寝起きからやりたくない綱引きをさせられる。
「ほっとけよ……!!」
「ほっとかねーですっ」
「なんでそんなに僕に構うんだよッ」
「そ、それはですね……」
 言い合いするうちに、ジュンのある言葉が翠星石を直撃した。彼女はシーツを手放して口篭る。
 その隙にジュンはシーツに包まってがっちり確保し、彼女に背中を向けた。勝ちを確信した彼は目を閉じたが、すぐに開ける羽目になる。彼女のこの言葉で。
「ジュンと離れたくないからですよ。よーするに「好き」ってことですぅ。ええい、女に言わせるなですぅっ……!」

648 :ケットシー:2006/02/06(月) 01:03:15 ID:r80VQI7p
 廉恥心と恐怖心を振り払おうと最後は捲くし立てる翠星石。
 ジュンには思いもよらない言葉だった。強請って下僕扱いした彼女が、好意を寄せてくれているなど。
 思い返せば、そんな節が随所に見られた。最初からその可能性を否定していたジュンは、彼女の気持ちに気付けなかった。真面目な彼は、そんな都合のいい展開は端から投げ捨てていた。
 だが、ジュンは彼女の気持ちを知ってしまった。その想いを踏みにじるような行為もした。彼は申し訳ない思いに駆られる。
「ジュン……?」
 黙って寝ているジュンに、おずおずと声を掛ける。本心を伝えてしまった彼女は、不安で胸が潰れそうだった。この場合は言うしかなかった。それでも、後悔の念が燻る。
 しばらくして、ジュンが上半身を起こした。
「起きるよ」
 返事はこの一言だけだった。だが、彼女にはそれで充分だった。ありったけの笑顔を見せてから、ベッドを飛び降りる。
「さっさと起きるですぅ。朝食はパンでいいですぅ?」
「ああ」
 今日も翠星石の下僕な生活が始まった。朝食を確認してから、二人は揃って一階に下りる。そこで真紅や蒼星石に睨まれ、キッチンでジュンの食事の世話をする。
 もっとも、ジュンはもう彼女を下僕だなんて思ってはいない。何しろ彼女は、彼の大切な人――いや、お人形なのだから。


おわり

649 :ケットシー:2006/02/06(月) 01:05:04 ID:r80VQI7p
書き上がったので一気に投下
思いつきで始めたけど、どうにかまとめられて一安心
これ書いて痛感したこと

ケットシーに虐待は無理でした

そっちを期待した方はごめんね
感想くれた方、読んでくれた方、ありがとー
では、またネタが浮かんだらカキコするっす

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 01:11:03 ID:0oOqRQ64
>>649
おつかれさん
最近は虐待物少ないし別に無理に虐待しなくても良いと思う

651 :635:2006/02/06(月) 01:11:48 ID:wP3dDnTQ
よーし>>637
これで、どうだ? (>>643-648)

約束は守ったからな、ハハハ

誉めてくれて構わんよ

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 01:23:57 ID:r80VQI7p
>>651
それカナ一言もセリフねーし、635のブツじゃねーしw

653 :635:2006/02/06(月) 01:35:41 ID:wP3dDnTQ
>カナが大活躍


全ては、みっちゃんの一言から始まった

「ねぇカナ もう一度彼女達を連れて来てくれないかな?
 一生のお願い! もう一度、お洋服を着させたり、写真を取ったりしたいの」

 無論、それを金糸雀が断る理由も無く、
みっちゃんの一生の願いを、聞き入れる事になった。


try.1

「たのもー!」
 午後を伝えるニュースが流れる桜田邸のリビング。
そこに、一人の少女、人形の叫び声が轟いだ。

そして、開く邸宅の扉
「何だお前か… 何しに来たんだ?」
 無愛想に出迎える桜田家長男、JUMである。
「ちょっ、ちょっと用事があってきたのかしら」
 少し物怖じしながらも、的確な答えを返す金糸雀。
「なんだよ一体… まぁ、上がれよ 此処に居ると僕が寒い」

そして二人は、桜田邸リビング
クンクン探偵を熱い眼差しで視聴する、乙女の集団に加わった。

654 :635:2006/02/06(月) 01:37:15 ID:wP3dDnTQ
try.2

「ちょっと聞いて欲しいか……」
「「黙ってなさい! ですぅ!!」」
 金糸雀の第一声は、二体のドールの叫びに近い声により掻き消された。

しばらく待つこと数分

クンクンが終り、ソファーから赤いドールが、煩わしそうに金糸雀に近付いた。
「で、何かしら金糸雀?」
「ずばり、もう一度みっちゃん家に来て欲しいのかしら!!」
「嫌よ、それだけはお断りだわ」
 即答、赤い人形の返答スピードはは常軌を逸している。
それが、一般的な人形の思考速度なのか、
それとも、頭ごなしに断るつもりで、用意された言葉なのかは、彼女しか分からない。

「うう… まぁいいのかしら、一人くらい居なくても、どうってこと無いのかしら!」
 そして金糸雀は、手当たり次第に声を掛け続けた。

vs翠星石
「嫌です、絶対にお断りですぅ」
「かっ…かしら…?」

vs蒼星石
「そう… 君のRMをくれるなら考えてもいいけど?」    注)RM=ローザミスティカ
「ほっ本当かしら!?  ……って騙されないかしら!」

vs雛苺
「うゆ? カナが何を言ってるのか理解不能なのよぉ」
「…くっ、どうしてかしら」

vsJUM
「そうだなぁ、考えてもいいけど…」
「助かるかしら、之で一安心かしら」

――バタン

JUMの部屋から、廊下に出た金糸雀は、ぎょっとしていた。
(な…何か違うのかしら……)


金糸雀は一度、みっちゃん家に帰宅した。

655 :635:2006/02/06(月) 01:43:31 ID:wP3dDnTQ
言えない…
投稿しようとしたら、割り込まれたなんて言えっこない…


一応、こんな感じで続けていくつもりです

何か、付け加えて欲しい条件があれば、一応付け足すつもりです
ですので、適当に注文どうぞ

(あらすじは、決まっているので
 それに問題が無ければ、付け足していきます)


今の所、条件は
>カナが大活躍 ○
>後日談 ×

となっており、「カナ大活躍」の物語は、決定事項となって居ります

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 02:00:23 ID:r80VQI7p
うはwカナ物書いてたんじゃねーか。割り込んでスマソ

でも、お前が悪いんだぞw上で書いてないよーなこと言うから

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 02:15:51 ID:2Xcld6S5
>>649
俺はこっちの方が好きだよ!すごく良かった。GJ

>>655
wktk

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 02:24:45 ID:B16lYizQ
二期終了後の後日譚書こうとしたら全人形が一人づつ消えていく話しか想像できん事に気づいた

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 02:25:47 ID:r80VQI7p
>>655
てか、今642の書き込みに気付いた
30秒も違わずに投下が重なっちゃったのか
マジで割り込みスマンかった
次からは投下直前にも確認するようにするよ

660 :ストッパー投手:2006/02/06(月) 05:49:08 ID:2gqd0JQs
梅岡のSSを見て、俺はジュンが株トレードで儲けていてなおかつ優しく冷静な男バージョンを思いついたんだが
今日の夕方から明日の深夜の間にはかけると思うが楽しみにしてくれ。

661 :635:2006/02/06(月) 08:24:20 ID:bQxc/0u0
try.3

「……という事なのかしら」
 金糸雀は、今までの経緯をみっちゃんに話していた。
「ええ〜、じゃあ彼女達は来て…くれない……のね……?」(グスッ)
「み、みっちゃん泣かないで欲しいかしら!
 絶対にカナが連れて来てあげるから、泣き止んで欲しいのかしら…」
「ホントに? カナありがとーー!!」(ガバッ)
 唐突に、金糸雀に飛び掛るみっちゃん
「キャー!! マサチューーセッチューー!!!」

その夜、金糸雀の決心と 頬っぺたは
火を灯したように、赤々と燃えていた。

662 :635:2006/02/06(月) 08:25:13 ID:bQxc/0u0
try.4

――桜田邸

「お願いかしらぁ… 一度でいいからみっちゃん家に来て欲しいかしら」
「五月蝿いのだわ」
「顔を洗って出直せですぅ」
「だからRMを(ry」
「うゆ?」
「で、いつ行けばいいんだ?」

 金糸雀は、再度当たるも尽く玉砕していた。
その大半が、取り入る所か相手にすらされていない。
なら、いっその事 実力で… と、考えるも、
彼らとの実力は伯仲
一度目の衝突で学んだ事は、しっかりと策士たる彼女の頭脳に刻まれていた。
それに、向こう側には4体のドールが居る。
之は、どう見ても勝ち目が無い。
「ピチカート、何か良い案は無いかしら…」
 気が滅入るなか、彼女は光の玉に相談を持ちかけた。
彼女に使役する金色の玉、それが明滅し答える。
「…やっぱり頼み込むしか無いのかしら」
 もう一度 頼み込むと、金糸雀は覚悟を決めた。

「何か用? いい加減しつこいんだけど…」
 JUMの部屋で本を読む真紅に、金糸雀は両手を重ね 言い寄っている。
「お願いかしら! どうしても、みっちゃんに会って上げて欲しいのかしら!」
 その頼みを、冷めた視線で返す。
面倒事には関りたくない、何の利点も無しにクンクン探偵を見逃す事は出来そうに無い。
それが、面倒ごとを嫌う彼女の理由である。
「そう… なら他の子に頼みなさい 別に、私で無くとも役割は果たせるのだわ」
「でも… みっちゃんが…」
「つべこべ言ってないで、さっさと出てって頂戴! 本に集中できないのだわ」
 そう言い放ち、彼女は本に視線を下ろした。
本に挟まった、一枚のプロマイド写真。
それには、彼女の愛するクンクンが写っている。
それを見て、彼女は一息付くのだった。
(グッズをくれるなら、考えてあげてもいいのに…)
 もちろん、そんな媚びるような事を彼女は言わない。
何故なら、彼女は誇り高きロー(ry


「もう! あそこまで邪険に扱わなくても、いいじゃないかしら!
 そんなに集中できないなら、本を逆さにしなければいいかしら!」
 金糸雀は気付いていた(?)
真紅が読んでいた本が、逆さである事に。
そして何故、彼女が集中できないと言ったのか、
その理由は、変った読み方をしている性、 そう金糸雀は曲解していた。

663 :635:2006/02/06(月) 08:26:13 ID:bQxc/0u0

――ところ変って、桜田家の庭

「翠星石ぃ、 たまにはカナを助けて欲しいのかしらぁ」
 翠星石は、花に水を上げている。
「ねぇったらぁ」
 服を引っ張った途端、するどく彼女が金糸雀を睨みつけた。
「うるせぇです! ちったぁ静かにしろです!」
「だったら、カナに協力して……」
 言葉を途中で区切った。
彼女の後ろには、めらめらと燃える陽炎が発生している。
よく見ると、こめかみの辺りに血管(?)のような物が。
「……鬼婆かしら」(ボソッ)
 その一言が切欠となり、ジャックと豆の木ならぬ
その童話に出てくるような、巨大な蔓が桜田家庭に生えた。
その間、耳を劈くような奇声が響いていたと言う。 by 通行人



――桜田家の一室、大鏡のある部屋 (便宜上、「倉庫」とする)

 そこに、青い服を来た少年…
少女は佇んでいた。
鏡に手を当て、哀愁を噛み締めるかのようにして、うな垂れている。
「や…やっと見付けたのかし…ら」
 杖を片手に、ぼろぼろに成った金糸雀は、遂に彼女を発見した。
蒼星石は呟いている、ぶつぶつと何かを繰り返し。
「蒼星石、頼みがあるのか…しら?」
 呼びかけた途端、彼女の手にレンピカが精製した、剪定挟みが握られ
それをこちらに向けて、振りかざした。
「ひっ!」
 恐怖の余り、悲鳴を上げる。
彼女の挟みが落ちれば、金糸雀は造作も無く破壊されてしまうだろう。

…と、大丈夫だったようだ。
身の安全を確認して、彼女を見やった。

凍りつくような瞳に、蒼白な顔色。
彼女の唇は、きゅっと噛み締められている。
「あの……」
「悪かったね… ごめん」
 言葉は遮られ、彼女は鏡の中へと消えていった。

664 :635:2006/02/06(月) 08:27:11 ID:bQxc/0u0

――JUM部屋

「もう、雛一人で良いから来て欲しいかしら」
 周囲を見渡し、人の気配が無い事を調べ
それから雛苺は答えた。
「うゆ〜 絶対にNon! なの〜」
 雛苺は、にこやかに返す。
ある条件が満たされた時のみに見せる、もう一人の彼女。
今の彼女は、体と頭脳は子供、では無く
体は子供 頭脳は大人 のレベルにまで変っている。
 無論、彼女は元から こうだった訳ではない。
コリンヌに見捨てられた時、もう二度と自分が傷付く事が無い様、
彼女はもう一人の人格、賢いサブを作り上げたのだ。
傷付かずに生きる処世術、それは大人と子供を要所要所で使い分ける事。
之が、彼女の生み出した発想、トラウマと成り得た悲しい過去である。
「雛の癖に生意気かしら!」
「生意気って何なの? 雛には難しすぎて理解不能なのよー」
 明らかに目は笑っている、なのに金糸雀にはそれを解き明かす術は無い。
金糸雀はあくまで、依頼人。
了承するかどうかは、全て相手の意向に掛っている。
無理矢理、力ずくにやるようものなら、
それが失敗した時、二人の関係が崩れて、二度とみっちゃんの元へ連れて行くことは出来なくなるだろう。
「……わ、悪かったかしら、だからみっちゃん家に来て欲しいかしら」
「生意気なのー 雛に頼むのなら、まず誠意を見せて欲しいの〜」
「くっ… 言わせておけば」
 二人の雰囲気が変わり始めたその時、
JUMが扉を開け、部屋に入ってきた。
「何だ… こんな所で遊んでいたのか」
 ぶつくさ呟くようにして言う彼に、雛苺は飛びついた。
もう、サブは隠れてしまっているようだ。
「ジューン! 相変わらず来るのが遅いの〜」
「ってなんだよ! 来るのが遅いって… と、首に纏わり付くなぁ!!」
 その様子を見て、きゅっと泣きそうになるも、
和やかなその風景を尻目に、金糸雀は部屋を後にした。

665 :635:2006/02/06(月) 08:30:46 ID:bQxc/0u0
すみません…
ここらで、駄文を区切ります

推敲とか、適当なんで
誤りがあれば、脳内変換お願いします


一応、カナを大活躍させるんで、
次に投稿する時には、物語を進展させる予定です
ですので、何かリクエストがある方はお早めに…


現在の条件
1、カナを大活躍

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 09:01:31 ID:bQxc/0u0
>ケットC
良かった

個人的には、虐待分が足りないような気もしたけど
こう言うのもありかな

お疲れ様です

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 09:03:43 ID:9LD4mghs
>>665
これは面白い。
リクエスト【敵役ではない水銀出演】

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 09:57:56 ID:QPklNwIH
水銀燈はnのフィールド内で薔薇水晶と相まみえた。
突然の攻撃を受ける水銀燈
「誰!?」
「ダレ…」

「姿を見せなさい!」
「スガタヲ ミセナサイ…」

まるで楽しんでいるかのように、言葉を返す薔薇水晶
「ふざけないで!」
「フザケナイデ…」

「・・・」
「…。」

「・・・・・・」
「……。」

「・・・・・・あめんぼあかいなあいうえお」
「アメンボアカイニャアイウエオ…」

「ばすがすばくはつばすがすばくはつばすがすばくはつ」
「…バスバスバクバツバクバツバクバクバクバツバクバク………ウウ」

「ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた」
「ボウズガボウズニボウウ…………ウワーン!」

こうして水銀燈は薔薇水晶との戦いに勝利した。をわり。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 12:47:04 ID:/RiDCPEW
>>668
優雅に紅茶を飲んでたのに吹いてしまったジャマイカ!
漏れのティータイムを返せ!!








滑舌良すぎな銀様萌え

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 15:23:38 ID:QPklNwIH
「はぁ?早口言葉が言えるようになりたいって?」
おうちに帰った薔薇水晶はエンジュにお願いしてみたけれど
その願いはかなえられず、毎日早口言葉の練習にこっそり励む薔薇水晶でしたとさ。
「アカマキマキアオマキマキキマキマキ…」

ところで、元冶の公式設定について、誰か教えて貰えませんかね?
以下の様な話を作っていたんですけど、
トロイメントしか見てないので合っているのかどうか解からないもので。



671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 15:25:38 ID:QPklNwIH
翠星石は元冶の時計屋に来ていた。
アリスゲームに至った今までの経緯と、蒼星石が眠りについてしまった事、すべてを語って老夫婦に謝ろうと思っていた。
部屋には誰もいなかった。かつて蒼星石が暮らした空間だけが広がって、思ったよりも部屋が大きく感じられるのだった。
翠星石は一冊のノートを見つけた。それは元冶が返らぬ蒼星石を想い、心を綴ったものだった。
悪いとは知りつつも、翠星石はそれを手にとると、静かに読みはじめる。

×月○日
蒼星石は戻らない、こんな老人にまで心配をかけるなんて、
また息子を無くしたような虚しさを味わおうとは思いもよらなかった。ばあさんもめっきり年をとった。
せめて、元気でいるのかでも知らせて欲しいものだ。

「おじいさん…ごめんなさいです。翠星石がもっとしっかりしていれば、こんな事にはならなかったです」
翠星石は身につまされる想いで読み続ける。

(中略)

×月☆日
蒼星石の夢を見た。悪人に捕まって泣いている夢だった。
本当に心配でたまらない。こんな事ならもっと強い体にでも改造しておくんじゃった。
強いといえば、やっぱり顔にリベット接合を施したロボット顔じゃろうか。
腕に銃を仕込むなんてアイデアも良いかもしれん。
幸い、銃についての知識は、わしがマンシューにいた頃に頭に叩きこんじょるので、改造など訳ないじゃろう。

「…はい?」
いつの間にか日記は妙な方向に思考が行っちゃっていた。

×月×日
帰って来たらうんと叱ってやろう。そうじゃ、シンバルを叩くチンパンジーの玩具に頭だけ付け替えて1日中反省させよう。
シンバルを叩きながら「ごめんなさいごめんなさい」とあやまる蒼星石も案外カワイイかも知れん。
さすればもう2度と危ないまねもせんじゃろう。

×月△日
また蒼星石の夢を見た。三輪車に頭だけくっつけた蒼星石が、わしらのさんぽに付いて来て
「オジイサマ、オジイサマ」といいながら周りをくるくる回っている夢じゃった。

「…おじいさんって一体…」錯乱の度合いが激しくなってゆくのをひしひしと感じる翠星石。

×月□日
毎日の生活がすごく辛い。
こんな事なら蒼星石をもっと鍛えておくんじゃった。
敵に体当たりして砕け散る位の精神力を鍛え上げておいたなら、きっとこんな事にはならなかったじゃろう。
昔、ヤミ市から流れた軍用品が沢山あるで、手榴弾の1発や2発、蒼星石の体にしこんどくんじゃったと悔やまれてならん。

「……さて、ジュンの所に帰るですか。」
延々と続くヤバげな日記をポンと机に放り投げ、何も告げずに立ち去ろうと決めた翠星石だった。


672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 18:32:12 ID:dXA9BOz5
ジジイGJ!!(違う、何かが決定的に違う)

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 19:18:03 ID:S0/l9iY7
夕飯のカレー吹きそうになったじゃねえか
GJ!

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 20:06:27 ID:QPklNwIH
いやぁ〜本当は、落ち込むおじいさんたちを元気付けようと
蒼星石のフリをする健気な翠星石のお話だったんだけど
何をどう間違ったのやら…。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 20:22:54 ID:2/7sUWzQ
>>674
ジジイを元気付けさせるのは
蒼星石しかいないだろうな

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 20:40:25 ID:r80VQI7p
壊れジジイワロタ

じいさんの設定は
・苗字が柴崎
・小さな時計屋の店主
・ドールとは未契約
・妻の名がマツ
・息子の一樹を幼くして亡くす(死因は忘れた。不明だったか?)
・そのショックでアニメ一期の後半までマツが意識不明だった

一期で分かるのは、こんな所だと思う
追加、修正あったらよろ

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 20:49:39 ID:2Xcld6S5
死因は交通事故って言ってるよ

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 21:26:38 ID:QPklNwIH
>>676 >>677
レスどうもです。息子交通事故ってことは、結構若いのか?
マンシューは無理があったか。
ちなみに言葉的には
じーさん「翠星石、蒼星石」
ばーさん「翠ちゃん、蒼ちゃん」
翠星石「おじいさん、おばあさん」
蒼星石「おじいさま、おばあさま」
で良いんですか?こう言うのが解らないと、さすがにシリアスな展開は書けないもので。



679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 21:32:46 ID:+ufXwD3s
>>678
ヒント1:おじじ おばば

ヒント2:カズキ 翠星石

ヒント3:お爺さん お婆さん (不確定)

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 21:38:35 ID:QPklNwIH
ダメだ…これじゃ漏れには>>674 の話は書ケン…_|⌒|○


681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 22:09:10 ID:+ufXwD3s
既存の二次が出来ぬなら
己の善がりナ道を突き進めばよろし

多少の誤字脱字は、許容の範囲
つまらぬ文も、SSとしてならよし


それに、スラムダンクにある名言があるでは無いか
安西先生曰く
「諦めが肝心だぜ」 CV:強力若本
―と

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 23:30:02 ID:KNeIHJv6
質問→アニメで翠星石か真紅が契約を解いたら指輪はどうなるの?


683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/06(月) 23:35:37 ID:2/7sUWzQ
>>682
どちらか残っているなら変らんじゃね?

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 00:01:19 ID:Gv75/zRq
ttp://www.youtube.com/w/rozen-maiden-mad-anime?v=1R5WcHZk5Mc&search=Rozen%20maiden

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 01:05:22 ID:wiSBSiqR
ど〜も!HG(ハードジュン)こと桜田ジュンで〜す!フォ〜〜ッ!
青春真っ盛りののいたいけな中学生ですよ〜!ポルノ規制フォ〜〜ッ!
こんな僕ですが、なんと学校に行かないで引き篭もり中なんですよ。
桑田さんに『私、ゲイは嫌いなの』とカミングアウトされましてね〜、あの時ばかりは心が折れました……
そして今や学校へも行かず、一日中部屋で腰を振る日々。
お〜っと、腰を振るのが遅いですって? 違いますよ〜これは速過ぎて遅く見えるんですよ〜!
「ね、ねぇジュンくん……なんか知らないところからお手紙がきてるんだけど……」
「きっとハードゲイ協会からの手紙に違いありませんよ、お姉さ〜〜〜〜ん!」
「う、うん……そ、それじゃあここに手紙置いてくね……」
「ちょっとちょっとお姉さ〜〜〜ん! なんで僕と目をあわさないんですか?」
 結局お姉さん、一度も僕と目を合わせずに部屋を出ていってしまいましたよ〜
「心が折れましたよ〜! ハードゲイはいつも孤独フォ〜〜〜ッ!」
 それにしてもこの手紙、ハードゲイ協会からの手紙にしては地味すぎますね〜
良く見たら何か書いてありますよ〜?
「やりますか?やらないか?……もちろん、やるに決まってますよ〜! 即答フォ〜〜〜ッ!」

こうして彼は第五ドールと衝撃的な出会いを果たしたのであった。



686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 02:17:38 ID:mquEVkkD
何とテンション高めな引きこもりだw

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 04:35:49 ID:k61HnYaA
Gじゃどう頑張ってもジュンとは読めんぞ

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 07:00:45 ID:NmFGieSx
もうギュンでいいよ。
桜だギュン。

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 11:37:03 ID:RG6rJ6Km
ギュンよりギョンのほうがしっくり来るぞ

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:03:54 ID:lVGh58si
>>689
ギョンだとなんか韓国人のように見えるのだがw

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:23:58 ID:rXXwq3sk
真紅
「名前など便宜上の些細なもの
 ものの本質を表すには要らないわ」
下僕
「だからって僕の名前を『下僕』で表記するな。
 あと空気読め」

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:49:58 ID:RG6rJ6Km
  /⌒ ̄ ̄ ̄\ ρ 「う〜〜トイレトイレ」
  /川‖‖| ‖|  ゝ  今トイレを求めて全力疾走している僕は
 〈巛《〈〈 \巛 |    中学校不登校な一般的な男の子
  │个 个 ヘ |    強いて違うところをあげるとすれば
  │┌−   )/     人形に興味があるってことカナー
   ヽヽ 丿//      名前は桜田JUM
    ┼┬┼
 /┴┴┴┴┴ ̄\
 | │       ┤ \
 | │       │\ \
 | │       │ \ \
 | │      /│  │ │
 | │     / │  │ │
┌─ヽ       」   │ │
│ ├┴┴┴┴┤   田田
│ │  ‖   ヽ   / │
├-┤   /   /   LllLノ

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:50:46 ID:RG6rJ6Km
ある日 手紙が届いた
          _____
         / ヽ____//
         /   /   /
        /   /   /
        /   /   /
       /   /   /
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      /   /   /
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
       | まきますか       |
       |          ..  ..  |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____
       /  ・・・・・・・・・・・・・ . ./ヽ__//
     /  ・・・・・・・・・・・・・  .../  /   /
     /  ・・・・・・・・・・・・   ./  /   /
    /   ____     /  /   /
   /             /  /   /
 /             /    /   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /   /

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:52:51 ID:RG6rJ6Km
                         鎮  ゆ ふ
            ,ハ爪、,::゙ヽ.          座  か  と
            `l 'i 'i'`ln:}           し  に  見
             l ゙ァ 人{        て 一  る
           `コfェエlユュ         い  つ  と
            /;.;.ヽ   ヽ,    た の
           l;.;.;.;.;.|    i'、      古
           '!;.;.;.;.;|     !;'!_       い
             '!;.;.;.;.|    「 |||       カ
             ノ;.;.;.;..j     |,,|||      バ
  /;.;.;.;/ __三」 |||      ン
       __/;.;.;/lニl-'┴┴厂     が
 /  >'′ | | l`'Y'))i
   `ー' :;:;: ,|-' 'ー'ニノノ
'-= :,,_ /| l: : :"''|'
       / :| l: : : :.|
  ___   /_:::| l: : : :|
    /       
  /                  /  .|
 /                  /  ./|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . ./ /
├─────[ i ]────---|/ ./
|      [[二二二]]       |. /
└─────────────′

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:54:40 ID:RG6rJ6Km
  ______________ 
    /                  /.l
  /                  /  .|
 /                  /  ./|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . ./ /          うほ・・・いいカバン・・・
├─────[ i ]────---|/ ./
|      [[二二二]]       |. /
└─────────────′

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:55:57 ID:RG6rJ6Km
ハッ

そう思ってると
突然そのバックは僕の見ている目の前で
蓋を
あけはじめたのだ・・・!

  ,-----------------------------、
 /______[__ i __]_______| ヽ、
 ヽ、::::::::::::::::::::::::::::.ィ/~~~' 、:::::::::::::::::::::::::::ヽ、ヽ、
   ヽ、:::::::::::::::::::、_/ /  ̄`ヽ} :::パカ ::::::::::::::ヽ、ヽ
    ヽ、____,》@ i(从_从)) ______ヽ/   
     /::::::::::::::: ||ヽ|| ゚ -゚ノ| ||:::::::::::::::::::::::::::::/|  
   /:::::::::::::::::::: || 〈iミ'介'ミi〉|| ::::::::::::::::::::::/ .ノ 
  ┌────────∪────.||´ ./ 
  │      [[二二二]]       .| / 
  └─────────────´

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 12:58:37 ID:RG6rJ6Km
    〃                 i,        ,. -‐
   r'   ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈    /
    !  :l      ,リ|}    |. }   /   .ま
.   {.   |          ′    | }    l
    レ-、{∠ニ'==ァ   、==ニゞ<    |    か
    !∩|.}. '"旬゙`   ./''旬 ` f^|    |
   l(( ゙′` ̄'"   f::` ̄  |l.|   |     な
.    ヽ.ヽ        {:.    lリ     |
.    }.iーi       ^ r'    ,'    ノ    い
     !| ヽ.   ー===-   /    ⌒ヽ
.   /}   \    ー‐   ,イ       l    か
 __/ ‖  .  ヽ、_!__/:::|\


 、        ヽ
 |ヽ ト、  ト、 ト、 、.`、
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j
 ̄   ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ
::   ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
    l'  """  l ) /
  h、,.ヘ.      レ'/
          レ′
 r.二二.)     /  
  ≡≡    ,イ
.       / !
\   /  ├、
::::::` ̄´   /  !ハ

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 18:11:31 ID:yPkRMIfT
何だこの流れ…

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 18:29:33 ID:lLryu/nZ
AAウゼエ

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 19:14:58 ID:ijQp/3yj
しかもズレてる

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 00:51:01 ID:ZsbS0+DE
もうすぐバレンタインだな…
JUMはきっと薔薇乙女sからチョコもらえるんだろうな。

…ウラヤマシス

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 01:16:39 ID:0N4x6DBl
おーっと!それは禁句だぜ!?

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 01:31:26 ID:zn5pS5Il
レスありがとうございます。
>>620
そう言って頂けて本当に嬉しい限りですw
「これからは要所を絞って(赤)くなるですぅ〜♪」
>>622
>それぞれに意味を持たせてるんなら良いんだけど
そこまで汲み取って頂けて、嬉しい限りです。
狙いとしてはまさにその通りなんですが、読み辛さをなくす為統一しますね。

そして流れを読まずに>>617の続きからUPします。

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 01:34:55 ID:zn5pS5Il
【 Alice 6 】



翠星石の意外な一面と、優しさを知った僕の心は何故か温かく....
こうしてお湯を絞ったタオルで身体を拭いていても、
冷める気配なんか全く感じない程だった。

だけど、身体を拭き終わって着替えを終えただけで、案外疲れてしまった。
また気分が悪くなって熱が上がったら、何の為にみんなが僕を介抱してくれたのか分からなくなる。
取り合えずベッドに横になり、シーツを羽織って翠星石が持ってきてくれた急須に口をつけた。
飲むと、割と水っぽい柑橘系の味が口の中に広がる…スポーツドリンクだった。

水やお茶でも良かったのに....のり姉ちゃん....ありがと。

スポーツドリンクを飲み終えた所で、僕のお腹が『 ぐぅ〜っ 』と栄養の催促をしてきた。

あれから10分ぐらいは経ったよな…
食事持って来るまで寝て待ってろなんて、翠星石のヤツ言ってたけど…

いっその事このまま寝てしまえば、熱も引いて気分の悪さや身体のだるさも無くなるだろうな。
もう食べずに寝てしまおうか… そう思っていると『 コンコン 』とドアをノックする音が聞こえた。
翠星石か。僕は返事を返す。

「拭き終わってるから、入ってきてもいいぞ」

「うゅ〜〜い♪」

あれ? この声…
カチャリと扉が開き ひょこっ と顔を出したのは、やっぱり雛苺だった。

「ジュ〜〜ン、お待ちどうさまなのぉ♪ 頭痛いの どぉ? 痛いのなくなった?」
「あ うん.....雛苺が持ってきてくれたのか?」
「そぅなのぉー、ちゃんとこぼさずに持ってこれたのよー♪ ジュンの所まで持っていくから、まっててなの」
「いや、取りに行くよ」
「ダメなの、ジュンは寝ててなのぅ!」

翠星石と同じ様に、ベッドに居ろと言う雛苺。
雛苺は開いた扉に挟まるようにして うんしょうんしょ と、お盆に乗せた小さな土鍋をゆっくり引っ張り込んでいる。

(大丈夫かな…)

よちよちしながら小さな身体を一生懸命使って、僕のベッドまでお盆を運ぼうとしている雛苺。
某テレビの『はぢめてのおつかい』に出てくる小さな子供を見ているみたいで、こっちがハラハラする。
よっぽど手伝おうかと思ったけど「う〜 う〜 よいしょ よいしょ!」 と言いながら持ってきてくれている
雛苺の頑張りを否定するみたいで....止めておいた。

一生懸命か....僕は…


705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 01:36:31 ID:zn5pS5Il

「ういっしょ んしょー。はい、ジュン〜♪」
ベッドに腰掛けて待っていた僕の前に、小さな宅配屋は満面の笑みで食事を持ってきてくれた。
「ありがと..雛苺」
「えへへぇ〜」
あまりに人懐っこくて無防備な笑顔に、僕のほうが苦笑してしまう。
受け取ったお盆の土鍋は普通に無事だった。翠星石といい雛苺といい、その小さな身体でよく持ってこれるもんだな…
ふたを開けると、いい匂いと共に顔を出したのは熱々の雑炊だった。

「ぅわぁ〜 すごぉーい!」雛苺の目がきらきらしている、そういや こいつら、飯食ったのかな…
「なぁ、お前達はもう飯食ったのか?」
「うんっ!とぉ〜ってもおいしかったのーー! ぷりぷりハートのオムライスだったのよ〜♥」」
「そ、そう」(なんだそれ…)
「ジュンのも きっとすっごくおいしぃのー、食べて食べて〜♪」

確かに…雛苺が覗き込んで欲しそうにするくらいのおいしそうな雑炊だ。
食べようと思って鍋についてきたレンゲを取ったものの、急にめまいがしてくる。
「ジュ ジュンー!?」
「あ ああ....なんでもない....って、おい!?」
そんな僕を見た雛苺が、僕のひざの上からお盆をどけて這い上がってきたと思ったら…
僕の顔をその小さな両の手のひらで包んできて、自分のおでこと僕のおでこをくっつけてきた。
「じっとしてるの! ジュン まだお熱がある....う〜……」
「………(赤)」
やや幼い綺麗な顔立ちに収まるキラキラした瞳が、僕の目を覗き込んでくる。
息がかかる位の、雛苺のくちびるが...僕のくちびるに触れそうになるくらいの、そんな距離で。
頬には小さな、小さな柔らかい手のひらの感触……心の奥がむずがゆくなるくらいの妙な気持ちになる…

なんだよこれ… 何だよこの気持ち… …… 大体こいつら....に、人形なんだぞ......

「ジュン……」
「雛....苺....」

何の警戒心も見せないつぶらな瞳。カールのかかった金色の綺麗な髪。そしてどこか甘い香り。
吸い寄せられてしまいそうな、そんな感覚すら覚え、妙に鼓動が高鳴ってしまう…


「♪ ヒナが 食べさせてあげるのぉ〜〜〜〜♥」

「   は い ?  」


そんな僕の、どこか間違ってるんだろう考えを打ち消すように、
天使のような笑顔で、小首をかしげるように にっこりと微笑んで、僕の頬を小さな手のひらで挟んだまま、そう雛苺は言ってきた。




706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 01:39:09 ID:zn5pS5Il
今日はここまで。

707 :タイトル無し:2006/02/08(水) 01:56:55 ID:5cGS69Dr
>>588の続きです。


 交番の外に出ると、そこにはだだっぴろい空き地があった。現実世界だと、ちょうど同
じ場所に公園があるのだが。辺りはうっすらと靄がかかっているが、視界は比較的良好。
 真紅たちは空き地に足を踏み入れていく。私も後に続く。
 ほんの数メートル歩いたところで、急に真紅が歩みを止めた。真紅の後を差なくトレー
スしていた雛苺が、避ける間もなく真紅にぶつかった。
「きゃっ! ちょっと雛苺、痛いじゃないの。ちゃんと前を見なさい」
「そんなこと言われても〜。真紅〜、急に止まらないでなの〜」
 真紅の理不尽発言に、鼻の頭を押さえながら、雛苺が筋の通った不満を漏らした。
 真紅はそれを黙殺すると、私を見た。
「……泉田」
「はい?」
「抱っこして頂戴」
「――は?」
「『は?』じゃないわ。抱っこして頂戴。雛苺も抱っこしなさい」
 真紅は両手を差し出してきた。雛苺は無邪気に「わ〜いわ〜い、だっこ、だっこ〜♪」
と喜んでいる。いささか唐突過ぎる要望の真意を測りかね、私の頭上をクエスチョンマー
クがくるくる回っている。真紅が何事か呟いた。
「……あなたの歩幅では、私たちにあわせて歩くのが辛いでしょう?」
「えっと、聞こえなかったんだけど……」
 本当に聞こえなかった。良く聞き取れるようにと、しゃがんだ私の左頬を微かな衝撃が
走った。どうやら真紅がおさげで引っぱたいてくれたらしい。
 真紅は腰に両手を当てながら口を開いた――両頬を紅潮させながら。
「つべこべ言わずに抱っこしなさいっ!」

 右腕に雛苺を、左腕に真紅を抱きかかえて、どれくらい歩いただろう。私の目の前に、
1本の樹が現れた。
「ここでいいわ、下ろして頂戴」
 真紅の言葉に従い、私は真紅と雛苺を地面に下ろした。
 真紅は目の前の樹を黙って見つめている。優しく真摯なその眼差しは、しかしどこか寂
しさを感じさせる。雛苺も同様の眼差しだ。
「この樹は……一体?」
「これはね、泉田、あなたの心の樹よ」
 真紅の声は静かで優しかった。

今宵はここまでにいたしとうございます。

708 :オリジナルのジュン:2006/02/08(水) 05:16:27 ID:IbJL5+as
僕は桜田ジュン。最近姉ののりはクラブの長期合宿で三ヶ月は家に帰らないらしい。
まあ自炊も覚えたし何とかなるだろう。

僕はネットで通販を楽しむ。まあ最近少し飽きてきたかな。
それで適当に画面をクリックしてるとひとつのメッセージが出てきた。
『あなたはとてもラッキーな方です。このアンケートの答え次第で運命が変わります』
何だか胡散臭いと思いつつ読み進める。
『巻きますか?。巻きませんか?』
いろいろ読んだが最後に出たのはこの文だ。
「何だこれは。まあ大したことじゃないだろ」
そうつぶやき巻きますの方をクリックした。だが何も起きなかった。
電源を落とすと夕飯の買い物に向かった。

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 05:21:53 ID:UY1uU6zT
>>708
3ヶ月もお家に帰れない合宿テラコワスwww

710 :オリジナルのジュン:2006/02/08(水) 05:30:50 ID:IbJL5+as
買い物では結局焼いたら終わりのステーキを買った。一人なのに二枚で半額に釣られて
二枚も買ってしまった。少しアホだったな。
家に帰ると荷物を台所に置くと一度部屋に戻る。服を普段着に着替えるためだ。

部屋に戻るとなぜか黒いかばんがあった。
何だこれは?
そう思いながらもかばんを開けてみた。するとピンクの服を着た可愛い人形が入っていた。
金色の髪も綺麗に巻かれていてとても綺麗だった。
「可愛いな」
思わずそうつぶやいた。そして気づいた。ゼンマイがあることに。
「ゼンマイか。意外と古いのかな?…そうかこれはさっきのアンケートの?
でもどうして?まあとりあえず巻くかな」
迷ったが好奇心に負け結局巻いてみた。
すると人形は目を開けた。
「うわっ」
さすがに驚いた。いきなり目を開くとは・・・」
「うーん、あなた誰?」
「えっ!?」
「誰なのぉ?」
「えっと・・・僕は・・・桜田ジュンだけど」
「ジュン?ヒナはね。雛苺って言うの?」
「雛苺?」
「ジュンはヒナのお友達になってくれるの?」
「えっと・・・」
さすがに困惑を隠せない。だっていきなり人形がしゃべるんだ。
普通は混乱でもう何をして良いか分からない。名前を自己紹介したことも奇跡だ。
でも相手はどうやら危害を加えるようなホラー映画のモンスターじゃないらしい。
僕は冷静に返した。
「まあ友達なら・・・良い・・・かな」
「ほんとう。やったー。ヒナのおともだち」

これが僕と雛苺の奇妙な生活の始まりだったんだ。



これでまず序章を終えます。
このssはジュンの元に来たのが雛苺だったら?という物語の前提を変える事からはじめました。
もちろんアリスゲームも描くつもりなので期待してください。

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 07:22:21 ID:336xfHE4
これは期待大。
だがやはり合宿三ヶ月はねーよwww

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 15:04:50 ID:i87gCyc5
ここは部活でケガして3ヶ月入院しかない!

713 :僕犯人知ってます。:2006/02/08(水) 17:36:26 ID:L9BbM6NG
さて、久しぶりにSS書こうかな・・・・・
まぁ、今回のSSを書いてて分かったことは、自分はバトルシーンを書かないほうがいい。
これは前々から思っていたことだが、純愛ものは自分には似合わない。
やはり、ドロドロしたような雰囲気の方が向いてる気がする。
たまに、純愛も書くが・・・・・まぁ、そんな感じですかな。
まぁ、そんな感じで今日で今書いてるSSを終わらせようと思う。
終わりぐらい文体はマトモな感じに戻って欲しいな。
じゃあ

714 :僕犯人知ってます。:2006/02/08(水) 19:07:37 ID:L9BbM6NG
>>625の続き
真紅がnのフィールドに入って少し経ったころに、ジュンは真紅を捜し始めた。
家中を捜し回ったが、真紅はどこにも居なかった。
「やっぱりここかなぁ・・・・・」
ジュンは鏡のある部屋のドアを開けた。
そして、鏡に近づき鏡に手を添えた。
「入れない・・・・・か」
今まではnのフィールドへ入る時は必ず人形の内誰かが一緒だった。
だから、入れないかもしれないとジュンは思っていた。
その時、鏡が光り始めた。
ジュンは驚いて鏡から手を離し鏡との距離をおいた。
鏡から赤いヘッドドレスと金色の髪が見え始めた。
「真紅!!」
ジュンは嬉しそうな声で真紅の名前を呼んだ。
しかし、ジュンは真紅の異変に直ぐ気付いた。
真紅は頭を誰かの手に掴まれていて首から下が無かった。
「お前・・・・・水銀燈!!」
真紅の頭を掴む手の主は水銀燈だった。
そして、水銀燈はジュンの目の前に舞い降りた。
「なによぉ。その反応」
「お前!!真紅をどうしたんだ!?」
ジュンは水銀燈を睨み付け怒声を上げた。
「どうしたって、見てわからないのぉ?」
水銀燈はジュンが怒っていくのを見て背筋がゾクゾクとした。
「お前・・・・・真紅を!!」
「何怒ってるのよぉ?私達はアリスになる為だけに作られたのよぉ」
その言葉を聞いてジュンは間髪入れずに一言言った。
「真紅は・・・・真紅はなぁ!!お前を倒した後、その事を悔やんで戦う事を拒み続けてきたんだぞ!!」
「フフ・・・・。戦いを拒み続けてきたぁ?笑わしてくれるわね。真紅は翠星石と蒼星石を倒したのよ!」
ジュンは水銀燈の言葉を聞いて驚いた。
「まぁ、いいわ。もうあなたにも真紅にも用はないし・・・・。ばいばぁい」
水銀燈は鏡の中に消えていった。
水銀燈が帰った後ジュンは蒼星石が住んでいた時計屋に電話をかけた。
蒼星石は家には帰っていなかった。
ジュンはこの一件で心を閉ざした。
初めは人形達が来る前に戻るだけだと思っていたが実際はそうではなかった。
心の支えを無くしたジュンは姉のノリと顔を合わさなくなり、食事も一日一食となっていた。
この時ジュンの心の樹はおそらく枯れていただろう。
だがその事を確認できる者はジュンの周りにはもう居なかった。


end

はい終了です。
1時間かけて作ったやつ間違えて消しちゃって、流れは大体覚えてたけど・・・・。
やっぱりセリフとか完璧に覚えてるわけ無いし、面倒という気持ちあるからかなり省略してしまった。
そのせいで、初めより悪くなった。
まぁ、いいや。
この話はもう終了、明日からまた、別の話を書いていこうと思います。
今回書いてた話の様にならないようにします。
バトルナシでね。

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 19:44:29 ID:MgDh8MZF
>>714
gj! 俺バッドエンド大好きwww

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 20:00:53 ID:BZvCbMUn
ここってグロ・欝隔離スレって聞いてきたけどマジ?

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 20:16:41 ID:MCK208Ip
>>716
違います。蒼星石虐待スレです。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 21:44:42 ID:3ZYzc1z8
元は虐待スレ、今は虐待もほのぼのもありの何でもありスレ
虐待は消えつつあるけどね…

>>714
鬱エンドもいいね。

>>710
超期待してます

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 22:57:21 ID:HBYzr+L2
投げやり感が否めないな。
でもまあ、大作お疲れ様

720 :1/3:2006/02/08(水) 23:05:01 ID:Tth1iYd3
何時の間にか僕の引き出しに入っていた謎の封筒...

――巻きますか、巻きませんか

その文面を訝しく思いながらも暇つぶしに丸で囲みごみ箱に捨ててから寝た。
翌朝いつものように食事の準備をしてから姉を起こしに二階へと上がる(と言ってもまだ始めてから二週間程度だが)
―コンコン、
「姉ちゃん、朝御飯できたよ..ってかそろそろ起きないと遅刻するぞ?」
その言葉に呼応する様に寝ぼけ眼を擦りながら姉が部屋から出てきた。
「ん〜‥おはようジュン君、、」
「ほら、早く顔洗って来いよ。ご飯が冷めちゃうだろ」
「…は〜ぃ」
僕の肩を支え代わりに使い階段の方へと向かった姉に『ドキリ』とさせられる。ひんやりとした朝方の廊下だからこそ感じられる仄かな体温と優しく包みこんでくれるような香り‥
いやらしい意味ではなく純粋に癒される。

さて、僕の重度の引き篭りと言う病は柔らかな春の訪れと共にその症状も改善されたわけで…
それはいよいよ僕が学校に復帰する時期が近づきつつある事を告げていた。

721 :2/3:2006/02/08(水) 23:07:09 ID:Tth1iYd3
>>720の続き
朝食を終えてから僕の煎れたコーヒーで一服しつつ姉が嬉しそうに呟く。
「来週からジュン君と登校‥お姉ちゃん待ちきれないわ〜♪」
「僕は正直まだ不安の方が大きいよ」
「大丈夫。巴ちゃんもついてるしそんなに心配しないの」
「そ、そうだよな。(よし今がチャンスかもっ!)まぁ、なんだ、その、今更なんだけどさ‥あ、あ」
「ん〜!?どうしたのモジモジしちゃって。いつものえばりんぼジュン君らしくないわねw」
「う、うるさいな!ほら弁当。とっとと学校行けよお茶漬け海苔!!(ああぁぁぁ..)」
「あらあらwそれじゃ、行ってきま〜す」とニコニコしながら姉は登校してしまった。。。
これで何度目の失敗だろうか..
荒れていた僕を見捨てずに立ち直らせてくれたお礼を、たった一言の『ありがとう』を伝えるのが照れ臭くて。
「はぁーーっ」
溜め息をつきつつ自分を情けなく思う。こうして家事を進んでやる様になったのも、その一言のきっかけ作りのためだったりする…
ぽわわ〜んとした優しい性格(怒ると鬼のように恐いが‥)の姉にとってはさほど重要な事ではないだろうが、それは僕なりのケジメというか小さなプライドというかとにかく言わなければならない一言な訳だ。
(復学まで残り七日間か‥それまでには)

722 :3/3:2006/02/08(水) 23:10:22 ID:Tth1iYd3
>>721の続き
なんて事を考えつつも朝食の後片付けを済ませ二階の自室へと続く階段を昇る。面倒だが今日の分の課題をすませないといけないのだ。
因みに課題とは、提出すれば学校を欠席した分を補って進級させてくれると言うとてもとて〜も有り難〜い物だ。
(早く済ませてネットでもやるか)
やる気なく部屋のドアを開ける、と同時に何か違和感を覚えた。
「ん?」
しかし原因はすぐに見つかった。それは僕の机の脇にある見慣れない鞄のせいだった。
(何だコレ?年代ものっぽいが)
見慣れない鞄が突如として存在した、そんな不思議さよりも中身は一体何なのかを知りたい好奇心の方が膨らんでしまう。
―カチャ!ギィ..
(ゴクッ!)
思わず喉がなる。トランクの中身は人形、しかし普通では有り得ない程リアルに造り込まれた人形。
僕はその妖しい魅力に度肝を抜かれ一瞬凍りついてしまう。
が、恐る恐る手に取って全体をゆっくり調べてみる。リアルな質感と凝った衣装がますます僕を虜にする。
ふと背中の、丁度腰の中心部辺りに穴があいているのを見つけた。再びトランクに目を落とすと奥に螺子巻きを見つける。
(ゼンマイ仕掛けか?)
僕は螺子巻きを手に取りゆっくりと穴に差し込み、回す..
―キリキリッキリキリッキリ‥

そして歯車は音を立てて回り始めた――

《続く》

723 :オリジナルのジュン:2006/02/08(水) 23:35:38 ID:IbJL5+as
「えっと雛苺。僕は今から夕食を作らないと駄目なんだけど雛苺はどうする?」
「ジュン何か作るの?ヒナは甘いものがいいの」
「甘いものって・・・?」
「甘いものは甘いものなのぉ」
「分かったよ。じゃあとりあえず冷蔵庫で何か作れるものがあるか探してみる」
僕は雛苺のために何かお菓子を作ることにした。
冷蔵庫を開けると牛乳とか小麦粉とかのほかになぜか苺があった。
恐らく姉が買っておいて出すのを忘れたのだろう。賞味期限を見ると・・・今日だった。
「とりあえず生クリームケーキでも作るか」
僕はパン生地をすばやく作りオーブンで焼いた。そしてその間に生クリームも作って
途中で雛苺が
「ジュン。ヒナ退屈なの」
といったのでとりあえずテレビでもつけてみると人形劇をやっていたのでそれを見せてみた。
するとすっかりそれに見入っているのでわずか二時間でケーキは完成してしまった。
「雛苺。ケーキが出来たよ」
「えっ。ケーキ。うれしいの」
雛苺はケーキを聞くとすぐにテーブルのいすに座る。
「じゃあ切るよ」
僕は一号のミニホールのケーキを半分に切ると雛苺のお皿に乗せた。
「わーい。いただきますなのー」
雛苺はおいしそうにケーキを食べ始める。

724 :オリジナルのジュン:2006/02/08(水) 23:55:01 ID:IbJL5+as
「ジュン。おいしいの」
雛苺はすぐに半分のケーキを食べてしまった。
「早いな。じゃあもう半分食べるか?」
「えっ。本当なの」
「ああ。じゃあ僕はステーキでも焼いて食べるよ」
雛苺がもう半分のケーキを食べてる間に僕はステーキを焼く。
そして雛苺がケーキを食べ終えるのと同時に僕の夕食も出来上がった。
「ヒナ幸せなの。ケーキ大好きなの」
「そう。じゃあ僕は食事をするけどついでにいろいろ聞いても良い?」
「?なんなの」
「雛苺は人形だけど食事も出来るししゃべれるし。どういう人形なの?」
「ヒナはローゼンメイデンの第六ドールの雛苺なの」
「ローゼンメイデン?第六って他にもいるのか」
「うん。全部で7人居るの。それでね。アリスになるために他のドールと戦わないといけないの」
「戦う?」
僕は食事をしながら聞いていたが思わずナイフとフォークが止まる。
「戦うってどういう風に?」
「えっとね。ローザミスティカを7つ集めるとアリスになれるの。それでアリスになるために他の
ローザミスティカを奪わないと駄目なの」
「ローザミスティカ?何それ?」
「えっとね。マスターと契約する・・・。あっ!?忘れてたの」
「何が」
雛苺の表情が急に焦ったような顔になる。本当に人形とは思えないぐらい表情が豊だ。
「これなの。ネジを巻いてくれた人と契約しないと駄目なの」
「契約?」
おいおい。何だか急展開だな。
「この指輪にキスしてくれたら良いの。そうしないとヒナ困るの」
「・・・キスは恥ずかしいな。契約しないと駄目かな」
さすがにキスは恥ずかしい。
「ヒナ契約してくれないと困るの。ジュンと一緒に居られなくなるの。ジュンは約束してくれたのに
 またヒナから去っていくの?」
また?思わず聞こうとしたが止めた。恐らく雛苺にも悲しい過去があったのだろう。
この悲しそうな顔を見たら分かる。そして僕はもう迷わずに雛苺の指輪にキスをした。
「ジュン?」
「約束は守るよ。ずっとヒナのそばに居るよ。・・・わっ」
驚いたいつの間にか僕の指にも指輪がはまっていた。
「契約するとジュンの指にも指輪がはまるの。これでヒナとジュンは絶対の友達っ」
雛苺は僕に抱きついてきた。
でも雛苺は可愛いな。こんな可愛い子なら甘えられても良いかもな。

次回に続く。


どうですか今回は雛苺とジュンの契約まで描きました。
次か次の次には別のドールとアリスゲームが始まると思います。
初戦の相手は一応候補を三体まで絞ってますがこれから最終チェックに入ります。
感想レスはドンドンください。

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 00:20:14 ID:8I4EWWUj
>724
巴の時もこんな風だったのか、とか想像しながら読みました。

今後も期待大。
まあ気負いせず気楽に書いてくださいな。

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 00:40:57 ID:ax2P3RKX
ttps://www.animate-shop.jp/webshop70/image/cmdty/0/4039353_1.jpg
ttps://www.animate-shop.jp/webshop70/image/cmdty/0/4039352_1.jpg

(;´Д`)=3
SSネタの足しにでもしてちょうだいw

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 02:50:11 ID:WrrJ4L0R
>>726
どう足せっていうんだお前は

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 15:44:24 ID:c3seQSgr
>>727の冷静な突っ込みに今日一番笑ったw


>>722
おお、ジュンがマトモw
文体が凄く読みやすいですな!
次の展開に超wktk

>>723
早急に続きを希望するのであります。

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 18:46:42 ID:IAfapfQo
>>722>>724
どっちも先が楽しみ

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 19:02:07 ID:J+twvdkP
他は>>664>>705>>705かな?続きに期待。

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 19:03:24 ID:J+twvdkP
ゴメソ>>664>>705>>707の間違いorz

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 19:52:19 ID:c3seQSgr
カナリア物と梅岡のも楽しみにしてるんだけど、前者は続きが投下される気配なくて、後者は受験終了後か…

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 22:17:25 ID:hrbdD1xn
「咲いたですよ…コスモス、綺麗に咲いたですよ…」
アリスゲームが終わって1ヶ月が過ぎようとしている。
翠星石はただ独り、庭に咲き乱れるコスモスを見ていた。
夏の終わりを告げるような風にゆらめくコスモスの花、
それは蒼星石と一緒に育てた最期の花。
「チビチビ苺の花壇なんかより、ずっと立派に咲いたです…」


あの日、雛苺が持つ百均の象のジョーロに対抗意識を燃やした翠星石は
雛苺に内緒でジョーロを庭の植え込みに隠しながら、
「あんなチビチビ苺なんかより、ずっときれいな花壇を作るです!」
と言って庭にコスモスを植えようと言い出した。
蒼星石は苦笑いをしながら、翠星石の園芸の手伝いをする。
やがて芽を出し、花を咲かせる日を心待ちにする翠星石に対して
自分がこの花を見る事はないだろうと思いながら、蒼星石はそれを見守っていた。
ずっとこんな幸せの毎日が続くと信じて疑わない翠星石とは裏腹に
この時既に幸福な時からの別離を決心していた蒼星石。
『ごめんよ翠星石、僕はやっぱりアリスを目指すよ。
これが二人でする最期の庭作業かも知れないけど、君の笑顔は絶対忘れない』
アリスを目指した蒼星石、目指さなかった翠星石。
双子の姉妹を分け隔てたものが何だったのか、それは当の姉妹にさえも解からない。


「翠星石は…蒼星石や雛苺なんかいなくったって、寂しくなんかねーです。
これっぽっちも寂しくなんか…」
彼女からそれ以上の言葉が紡がれる事はなかった。
小さな声は空をかけめぐり、想いは風に消えてゆく。
返しそびれて主を失った象のジョーロは、薄汚れて植え込みに半ば埋もれ、
時と共にいずれはコスモスさえも力尽きて枯れて行くだろう。
だけど人の想いは花となり、心に永遠に咲き誇る。
翠星石の胸に咲き乱れる思い出の花々、枯れる事のない遠いなつかしい日々。
翠星石は涙を我慢するように空を見上げると、
ただ静寂の青い空だけが、あの日と変わらずに翠星石を包み込んで、
透き通ったやわらかな光の旋律を降り注いでいる。


鎖された時の狭間に 迷い込んだ小さな光の雫
夢のおわり ただ君だけを願う


734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 22:19:18 ID:hrbdD1xn
えー偉大なる安西先生のお言葉に従って
別の話を作ってみますたよ。w
やっぱり、諦めって肝心だったですね。

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 22:32:40 ID:J+twvdkP
>>733最初の二行しか読んでないけど、もしかして二期アニメのネタバレしちゃったりしてる?

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 23:10:49 ID:hrbdD1xn
あ、やべ!ゴメ!
バレバレじゃん。

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 23:29:59 ID:J+twvdkP
あ、やっぱりw

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 23:50:52 ID:jaTg1Dlo
最後ってEDテーマ?

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 01:34:31 ID:afTuqYHd
733−734
歳食うとこういう話に弱くなってしょーが無い・゚・(´Д⊂ヽ・゚・

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 04:12:23 ID:GGy1J1HR
>733
上手いな。
やっぱり諦めは大事w

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 08:30:03 ID:o3FfEHMl
>>705
【 Alice 7 】



鏡の部屋。

背面から照らす廊下の明かりが、薄いシルエットを床に落としていた。
全身を映し出す大きな鏡面に、手のひらをかざす真紅。
水面(みなも)に広がる波紋の様に、光を帯びながら鏡面が揺れる。


「こんな事をしても.....聞こえていないかも知れないわね....」

静かな声。


「貴女を憎んでいた訳じゃない....姉妹の誰もがお父様に逢う事を願い...
 ただそれだけの為に、アリスゲームがあるのも理解していたわ.....」

「私は生きることを示す為に...貴女を.........
 失ったのは、それまでの培った時間と.....戦うことの意味と.....貴女の存在.....」

「罪を無かったものにしてもらいたいなんて....言うつもりは無いけれど...
 苦しんだわ....夜が....眠りの時間が....抗い(あらがい)を許さない....罪と後悔の世界だったから....」


誰に向かうでもない言葉だけが、時間の螺旋を巡る。
美しき旋律を伴うように言葉は続く。


「戦うことで...自分の存在を...生きてゆく事を示すのなら....
 失いたく無い物を守ってゆく事が....生きてゆく事でもあるのなら....それが戦うことでもあるのなら...」

「私は……私には...貴女ほどの想いは無いのかもしれない....
 お父様に逢うために、その為に生きてゆく事より....もう失いたくないものの為に....生きてゆこうと思うの」


艶やかな少女の顔立ちに、悲しそうな自嘲の笑みが浮かぶ。


「都合のいい、言い訳...かしらね.... でも、本当に嬉しかった…貴女にまた....会えて
 だから...見つけて頂戴...貴女と引き合う....貴女のミーディアムを...
 きっと貴女にも....解ってもらえるものが...ある筈だわ」

「だけど貴女は再び...アリスを目指すのね....それが貴女の想いの強さなら.....
 戦わない事も、戦う事なら....私は……」



742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 08:32:28 ID:o3FfEHMl


その思いを語ることなく、背後から声がかけられた。

「ここにいたですか、真紅。 何してるですか?」
「何でもないわ...」
鏡面の波紋が消え、光も消える。
不思議そうな翠星石の顔を気に留めず、問い返す真紅。

「それより、ジュンの食事はどうしたの? あなたが持って行くのではなくて?」
「ちびちびに譲ってやったですよ。甘えてばっかですから、たまにはちゃんと働かせないといけねーです」
「…そう、雛苺に...妹思いなのね」
「な、なんですかその含みは?!」
「別に...何でもないわ。それより...嬉しそうね。 何かあったの、翠星石?」
「べべっ! 別に何も無いですぅー!」
何気ない真紅の言葉に頬をうっすらと染め、
「ち チビ人間の身体拭いてやったり 話したり 振り向いた時にたまたま抱きしめられたりなんて
 そんな なんでもねぇですぅーー〜〜〜!♥」
自分の頬を両手で挟み、くねくねキャーキャー惚気る(のろける)翠星石を、
「…あったんじゃないの....全く何をやっているのかしら」
真紅は半ば呆れ顔の様な微笑みを見せ、言葉を返す。

そして二体のドールはジュンの話題をしながら、鏡の部屋を出てゆく。




聞こえたかもしれない、いや…
聞こえることは無い二つの違う声が、映す姿をなくした鏡の中から流れた。

決して交わることなく、互いに伝わることの無い二つの声が。







       (   ……真 紅……   )





( あなたが拒んでも もうアリスゲームは避けられない )







鏡は...廊下から入る明かりを反射しているだけだった。




743 :僕犯人知ってます。:2006/02/10(金) 21:11:37 ID:ErVawYq0
新しいSSを書き始めようと思います。
多分ショートストーリーになると思う。
今日中には書き始めると思うけど、少し遅くなると思います。


744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 23:19:33 ID:nvOOmfQL
741がSSをうPしてから流れが止まった件について

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 23:30:51 ID:dM83GPfa
しーなのしーなの

746 :僕犯人知ってます。:2006/02/10(金) 23:45:30 ID:ErVawYq0
いつもの様に人形達がリビングで遊んでいた。
ふと翠星石はあることを疑問に思った。
「今日人間はどうしたですか?」
翠星石は今日桜田家に来てからジュンを見ていなかった。
「ジュンは今日風邪を引いて、部屋で寝ているわ」
真紅は普段通りの口調で言った。
「そうですか・・・・」
しばらく翠星石は考え込んだ。
翠星石はいきなり立ち上がり桶に水を入れタオルを持ち出した。
そして、水を入れた桶を持ってジュンの部屋へたどたどしい足つきで上がって行った。
ジュンの部屋のドアを翠星石はノックした。
返事が無かったので翠星石はドアを開け部屋に入っていった。
「ん?何だ性悪人形か・・・・」
ジュンは一言そう言ってパソコンの方を向きなおした。
「何だとは何ですか!?そんな事より風邪を引いてるんじゃないんですか!?」
「これくらい平気だよ」
翠星石の心配をよそにジュンはパソコンに熱中している。
翠星石は持っていた桶とタオルを置いてジュンに詰め寄った。
「平気じゃないです。ベッドに入って寝てろです!」
翠星石はジュンの座っている椅子を揺らした。
「っわ!!危ない、止めろ!!」
しかし、翠星石はジュンの椅子を揺する事を止めようとせず、更に激しく揺らした。
その時にバランスを崩したジュンが椅子から翠星石の方へ倒れてきた。
「っえ?キャアアアアア!!」
翠星石の悲鳴が桜田家に響き渡った。
リビングに居た人形達やノリが慌ててジュンの部屋に駆けつけた。
「どうしたの!?翠星石」
真紅がドアを開けてジュンの部屋に入って来た。
「ジュンが・・・・・ジュンが」
翠星石が泣きそうな顔で真紅の方を見た。
真紅は翠星石の隣で倒れているジュンを見つけた。
「ジュンが私の方に倒れてきて、その時私を潰さないようにと庇ってそれで、桶に頭をぶつけて・・・・」
ジュンは翠星石の言った様に桶に頭をぶつけて気絶し、さらに桶に入っていた水を頭から浴びてしまっていた。
元より軽い風邪を引いていたジュンはこれが原因で本格的に風邪を引いてしまった。
数時間後。
ジュンが目を覚ました時、ジュンの隣には心配そうな顔をして必死に看病をする翠星石が居た。
翠星石はジュンが目を覚ました事に気付いた。
「大丈夫ですか?さっきはごめんなさいですぅ」
「・・・・別にいいよ。それより僕と一緒に居ると風邪がうつるぞ」
「私は人形だから、風邪など引かないのです」
翠星石はジュンの額に乗せてある濡れたタオルを取った。
そして、翠星石は顔をジュンに近づけ額同士をくっつけた。
「まだ、熱があるです」
この時、ジュンには翠星石の息がかかるところまで近づいていた。
ジュンは顔を真っ赤にした。
翠星石が額を離した時、ジュンは照れ臭そうに一言言った。
「翠星石・・・・ありがとう」
この言葉を聞いた時翠星石も顔を真っ赤にした。
「か、勘違いするなです。これは唯の慈悲なのです。お前みたいな奴の面倒など私以外に見れるものなど居ないから仕方なくこうしてやってるのです」
翠星石はいつもの憎まれ口をジュンに吐いた。
「言ってろ。この性悪人形」
ジュンは優しくそう言い再び瞼を閉じた。



はい終了。
超ショートストーリー。
1日で終わりかよって突っ込みたくなるなw
もうちょっと続くもん考えやんとなw

747 :オリジナルのジュン:2006/02/10(金) 23:54:13 ID:EQFPE0Q6
雛苺が家に来てから三日がたった。
僕と雛苺は毎日を楽しく過ごしていた。だがひとつだけ問題があった。
それは雛苺が僕の作るケーキやクッキーといったお菓子は食べるがちゃんとした料理はまだ食べてないのだ。
いくら人形でも栄養が偏るのは悪いと僕は思い今日の夕食は雛苺にご飯を食べさせようと思う。

夜になる。雛苺と僕はゲームをしたりお絵かきをしたりして遊んだが晩御飯の準備をしなければならない。
「雛苺。今から夜のご飯を作るからテレビでも見てて」
「分かったなのー」
雛苺はテレビをつけるとくんくん探偵のテレビを見始める。雛苺はこの番組が大好きらしい。

僕はさっそく料理を始める。子供だし最初はハンバーグで良いだろう。
上に目玉焼きを乗せて、添え物はフライドポテトで良いかな。
野菜は人参をバター焼きにしておけば美味しく食べれるだろう。
僕は結構子供受けするように味付けも少し工夫してみた。もちろん目玉焼きは花丸に型を取る。
これだけでも印象が大きく変わるからだ。

「雛苺。出来たよ」
「ねえジュン。これ何なの?」
「雛苺のご飯だよ。いつも甘いものだけじゃ健康に悪いし」
「・・・美味しいの?」
雛苺ははじめてみるものに少し戸惑っている。
「大丈夫だよ。それにそれを全部食べたらいつもより奮発したデザートもあるよ」
「本当なの」
「もちろんだよ。だから食べてみてよ」
「分かったの。食べてみるの」
雛苺はハンバーグをナイフで切るとフォークで口に運ぶ。
意外とナイフとフォークの使い方はしっかりしていた。

748 :オリジナルのジュン:2006/02/11(土) 00:06:13 ID:CjGBlxtP
「美味しいの。ジュンの美味しいの」
雛苺は美味しいと言ってくれた。
僕はとてもうれしかった。頑張って作っただけあった。
雛苺は他にフライドポテトや人参のバター焼きもしっかり食べてくれて本当に良かった。
まずいとか言われるかもという不安はあっさりと解消された。
「じゃあデザートでも食べるかい?」
「やったーなの。ジュンのケーキは本当に楽しみなの」
今日のケーキはフルーツタルトにしてみた。雛苺はとても喜んでくれた。

そして夜。
「お休みなの」
雛苺はかばんに入って眠りに付く。
僕は締め切り前の仕事があったのでまだ起きている。
「えっとー。これからどう話を動かしていこう」
そう。雑誌に載せる小説の連載の締め切りが明日の朝なのだ。
雛苺と甘い生活を送っていたらすぐに締め切りが近づいていた。
「今日は徹夜か」
そうつぶやくと両頬をたたいて気合を居れ、小説を書いていく。

「見つけたよ雛苺。君のローザミスティカ・・・奪わせてもらうよ」
ジュンの家の向かい側の家の屋根から見下ろす一人のドールはただ、ジュンの家を見下ろしていた。



やっと続きを書けました。
次はいよいよアリスゲームが開幕します。
雛苺の初対戦の相手は・・・いろいろ迷いましたがもうドールもマスターも決めました。

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 00:15:56 ID:otgHDiTA
>>748
よりにもよって水銀ではなくあの子ですかw


750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 09:07:15 ID:YaMFtYQ9
クレヨンを使ったいたずらが二度と出来ないよう、罰として、

ガタガタ震えて泣きながら赦しを乞うクソ雛苺を無理やり押さえつけて、

その小さな小さな両手首を大根おろしですりおろしてやる。

「ごめんなさいなの〜」、「もうしませんなの〜」、「ゆるしてなの〜」

すっかり怯えきった表情でそう言っていたクソ雛苺。

体罰中は「いいいたいのおおおお〜」、「うぎゃあああ〜」と泣き叫んでいたクソ雛苺。

しかし、いざ体罰が終了して両手首がなくなってしまえば

「このやろうなの〜」、「おまえ、ゆるさないの〜」、「しねなの〜」

と半狂乱になってわめき出す始末。まさに強情なる事この上なし。

クソ雛苺には「真摯な謝罪と反省」という事が絶対にないのだ。

だから体罰がやむ事も決してあり得ない。無限に続く体罰の日々。

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 09:09:55 ID:YaMFtYQ9
雑草を刈る回転式芝刈り機で、クソ雛苺を腰の部分から半分に切断してやる。

尻から上と下が別々に動くクソ雛苺。足と尻だけでトコトコ走り回る下半身。

余りの激痛に髪を掻き毟りながら、「いいいたいの〜」とわめきちらして転げまわる上半身。

存在自体の罪を悟れぬ愚か者の姿。

嘲笑する通行人。指を指して笑う子供たち。

射殺を試みて失敗した警官によって清掃車が呼ばれ、焼却炉の待つ処理施設へ。

生ゴミと共に燃やされ、灰になっても死ぬことの出来ぬクソ雛苺。

クソ雛苺にとって、一切は苦しみ以外の何ものでもないのだ。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 09:11:30 ID:YaMFtYQ9
「お帰りのっ、ジュン登り〜」などと言ってふざけているクソ雛苺の片足を掴んで

全力で地面に叩き付けてやりたい。

首も手足も胴体もバ〜ラバラ。転がった首がオギャーオギャー泣き叫ぶ。

やかましいから髪の毛わしづかみにして、もう一度コンクリートの地面へ。

今度は頭も粉砕され、目玉がコロコロ転がっていく。血の涙を流しながら( ^∀^)ゲラゲラ


753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 09:13:01 ID:YaMFtYQ9
泣き叫んで激しく抵抗するクソ雛苺に無理やり鉛の靴を履かせて大き目の空の水槽に入れてやる。

足を固定されて動けぬまま手をバタバタさせて暴れるクソ雛苺の憎々しい姿。

全能の神に祈りを捧げてから、水槽に希硫酸をゆっくり、ゆっくり、ゆ〜っくりと注ぎ込む。

ちなみに、首から上まで注いではいけない。また、決して濃硫酸を用いてはならない。

可能な限り長い時間踊らせて、罪を償わせなければならないからだ。己の存在自体の罪を。


754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 14:01:07 ID:AAyAYQRN
「お帰りのっ、ジュン登り〜」などと言ってふざけている雛苺の脇腹を抱えて

全力でたかいたかーい、ぐーるぐーるをしてやりたい。

目が回って首も手足も胴体もバ〜ラバラの感覚になった雛苺がグスン泣き。

カワイイのでゴメンゴメンと誤りながら髪の毛なでなで。

かすかに香る、クレヨンとお菓子と苺の香り。そのまま抱きしめ。


755 :タイトル無し:2006/02/11(土) 19:53:31 ID:64v2JUST
>>707の続きです。


「心の樹?」
「そう。今のあなたの心を写し出す、いわばあなたそのものの樹」
 真紅の声が私の心に染み入ってくる。穏やかに語るその表情は、なんとも言えない気品
に満ちていて、気付けば私は思わず横顔に見入っていた。真紅に呼ばれなければ、間違い
なくいつまでも見つめていただろう。
「い・ず・み・だ、何を見ているの?」
「――え……あっ!」
 真紅が悪戯っぽく笑っていた。なぜかばつが悪くなり、私は目の前の樹に目線を逸らし
た。真紅もそれに倣い、話を再開した。
「幹が真っ直ぐで、しかもしっかりと根を大地に下ろしているわ。泉田、あなたの心の樹
はとても立派よ」
「……なんだか、恥ずかしいな」
「どうして? あなたの心でしょう?」
 真紅が問いかけてきたが、私は聞こえないふりをした。自分の心の奥底を覗くなんて気
恥ずかしい。いや、恥ずかしさよりも恐ろしさが先に来てしまう。見たくない、あるいは
見てはいけないものがそこに渦巻いているような気がするから。そんなものは他人には絶
対に覗かれたくない。
「恥ずかしがる事は無いわ。心の樹がこうまで真っ直ぐに伸びているという事は、それだ
けあなた自身が真っ直ぐに生きてきたという事。曲がったり、雑草が絡みつく隙が無いく
らいに」
「雑草?」
「樹の根元を御覧なさい」
 真紅に言われたとおり樹の根元を見ると、そこには雑草が数本生えていた。この雑草に
も、何か意味があるのだろうか。
「この雑草は、あなたの心の奥底にあるあなたの嫌な思い出。あなたの心の成長を妨げる
要因となるものよ」
「へぇ……」
「まぁ、雑草の形態をとるものもあれば、つる草のような形態をとるものもあるわ」
「……よかったよ、つる草に纏わり付かれなくて」
「そうね。私もそう思うわ」
 知らず知らず私の口から安堵の溜息が漏れた。現実のつる草だと、種類によっては巻き
ついた樹木に根を生やし、養分を横取りした挙句、樹木を枯らしてしまう事もある。これ
が心の問題だったらどうだろう。嫌な思い出が常に心に纏わり付き、それを払拭する事も
適わず、気が付けば身も心も蝕まれ、最終的には……想像しただけでゾッとする。
「きっと、泉田の育ち方が良かったのね」
「正直、こんなに真っ直ぐな生き方をしてきたとは思えないけどね」
 生きていれば1つや2つの曲がった事に関わるものだ。親の財布から金をくすねたり、
高校生あたりになると煙草を吸ったり。私もその口だ。そう言うと真紅は「まぁ……」と
呆れたように笑った。
「でも、その都度その都度親や周りの人から怒られて……」
「だから曲がらずに済んだのだわ、あなたも、あなたの心の樹も」
「……そうだね」
 ふと、私の心に1つの疑問が沸き起こった。


756 :タイトル無し:2006/02/11(土) 19:54:45 ID:64v2JUST
一発投下しようとしたら長文規制に引っ掛かってしもたorz


「真紅、どうして僕にこの樹を見せようと思ったんだ?」
 一瞬真紅の表情が強張った。少しの沈黙の後、真紅は口を開いた。
「……私が見たかったからよ。ついでであなたを連れて来た、ただそれだけなのだわ」
 真紅は口をつぐんだ。嘘ではないだろうが、何かを隠しているように私は感じた。ふと
見ると、雛苺が何か言いたそうに佇んでいる。私の職業的勘で言えば、こういう時は質問
の矛先を雛苺に向ければ、十中八九雛苺は落ちる――あくまでも真紅から顰蹙を買うのを
厭わなければの話だが。
「……そっか」
 結局、こう返すしかなかった。真紅は力なく微笑み、「ごめんなさい」と呟いた。
「……真紅ぅ、そろそろ帰らなきゃなの……」
 雛苺が悲しそうに真紅を促した。いつもの機敏さを微塵も感じさせない、やけに重たい
仕草で、胸元から取り出した懐中時計で時間を確かめると、真紅は私を仰ぎ見た。
「泉田。どうか、いつまでも……真っ直ぐでいて頂戴。それから……」
「え……何?」
 真紅の声のトーンが急に落ちた。もぞもぞと動く口から、何事か言葉が紡ぎ出されてい
るようだが、良く聞こえない。私はしゃがんで口元に耳を近づけた。一瞬、おさげで引っ
叩かれるのではないかと危惧したが、それは全くの杞憂に終わった。
「!」
 真紅の唇が私の頬に触れ、すぐに離れた。呆然とする私に追い討ちをかけるように、雛
苺の唇が反対側の頬に触れた。
「泉田、今までありがとう」
「ジュンイチロウと遊べて、ヒナ楽しかったの」
 今生の別れを思わせる言葉とは到底結びつかない、真紅と雛苺の笑顔を見ると同時に、
私の意識は混濁の闇に落ちていった。

 どこかで鋏が操られる音が聞こえた。
 それは、軽やかで悲しげな響きだった。


今日はここまでです。

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:01:43 ID:BoY6R8Uy
741 742のSSがキタ辺りから流れが明らかにおかしくなってる

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:12:48 ID:Q6waiBZu
>>757
お前>>741の嫌いなのかw
この間も同じようなこと言ってたのお前だろ。

まぁ俺も読んでないけどな。

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:18:17 ID:dyDd7kE8
お前ら流れがどうだの読んでないだの失礼だと思わないのか?
誰にだって好き嫌いがあるとは思うが、それをいちいち書き込むのはどうかと思うぞ。

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:28:18 ID:Q6waiBZu
そうだね。ごめんごめん。


761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:32:21 ID:ZMSjEUH0
ID変えて「>757は失礼だが確かにこのSSは・・・」みたいな曖昧同意カキコが定石




762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:33:53 ID:T+jUvrwV
そうか?

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:34:10 ID:9W47NFR5
>>1
>※表現の自由  ※批判の自由  ※投稿の自由
これらの自由を念頭に置き、楽しく愉快に進めていきましょう。

批判するならせめて批判らしく
個人の好き嫌なんかどうでもいい
嫌ならスルー

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:42:51 ID:zOLJ7d/r
〜職員室〜
「受験駄目でした」
「やっぱりか」
「やっぱりってなんですか!」
「先生が桜田の内申書に精神に異常ありって書いたから」
「なんでそんなこと!」
「先生は今の教育現場に疑問を持ってる。今回のは先生の教育現場に対する細やかな抵抗だよ」
「最低だあんた」
「先生に対して最低とはなんだ!」
「最低じゃないか!」
「桜田にいい事教えてやる。最近いじめにあってるだろ。
靴隠されたり、弁当に画鋲入れられたり」
「まさかそれも先生が!!」
「いくら先生でもそんな事はしないよw生徒を指揮してやらせてるけど」
「最悪だあんた!」
「そういえば昨日もAが『もう桜田をいじめたくない』って泣きついてきたっけwww
無視したけど」
「。・゚・(ノД`)・゚・。」

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 22:57:16 ID:Mp6Cld+c
>>764
ももたね先生の絵を思い浮かべて読んでみた。
余りのギャップに鬱入った。

「とりみき向きかも」と気を取り直して再度読んでみた。
しっくり来すぎて鬱入った。

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 23:39:30 ID:voQZaGNc
>>732
遅レスですまないがカナリア物って>>226のこと?

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/11(土) 23:53:08 ID:9W47NFR5
やべー、それ続き見たい

768 :732:2006/02/12(日) 00:55:37 ID:A2+6I4bf
>>766
うん、そうだよ。
もし>>226が続き書かないなら俺が書きたいくらいだよ、カナ好きだからさ。

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 10:35:32 ID:mTOC/VjJ
では226が帰ってくるまで732が代理執筆と言うことで。

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 10:41:17 ID:j2AolRbu
まとめって更新されてる?

771 :732:2006/02/12(日) 11:27:34 ID:A2+6I4bf
>>769
いや、今俺が手出しちゃったら>>226が帰ってきてくれなくなる気がするからやめておくよ。

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 19:39:54 ID:AgEGZGMX
>>742
【 Alice 8 】



灰色がかった雲が漂う、薄蒼く広がった夜空。
月は雲に隠され、僅かな暉(ひかり)を覗かせているに過ぎなかった。

「....どうしたの?...水銀燈」
開いた病院の窓枠に腰を下ろし、硝子(ガラス)に片手を添えた黒い服のドールは、
背中から聞こえたその声には応えず、僅かに顔を後ろに振り向かせただけだった。
病室の可動式ベッドに上体を預けた少女、めぐは目を細め、
僅かに微笑みを浮かべた口元から次の言葉を発した。

「月の暉の無い夜なんて、何の価値も無いわよね...」
ドールはめぐの方に顔を向けたまま眉をひそめた。

「何故そう思うの...」
「あなたの居ない時の、この私みたいだもの」
そう言って屈託無い笑顔を見せた少女を、見つめるドール。

「くだらない…… めぐ...寝てなくていいの?」
「名前で読んでくれるんだ… でも寝てしまえば、あなたはまた居なくなるんでしょ?」

「……どこに行こうと私の勝手、あなたにどうこう言われる覚えは無いわ」
「だったら私も連れて行ってよ。いいでしょ?」

「…何言ってるの? あなた...ほんとに頭がどうかしてるんじゃない...」

外を出歩くことすらおぼつかない病身で何を言っているのかと、
怪訝な顔をするドールを見つめ返した少女は、細く、静かな声で言葉を返す。

「アリスゲーム....もう始まっているんでしょ。
 私の命をあなたが使い切ってくれれば、あなたがアリスになれば、私はあなたと一緒にどこへでも行けるわ」

ドールの怪訝な顔に、僅かな曇りが入る。
「どういう意味...?」その身を窓枠に立たせたドールは、少女の方に向きながら問い返す。
「天使だから」何の疑問も持たない瞳で返答する少女。

「また...そんなふざけた事を言う。私のどこが天使だって言うの?!大体...あなた達人間の描く天使は白でしょ。
 この黒い服と、この黒い翼を持った私の一体どこが天使だって言うの?…馬鹿も休み休み言えばぁ?」

やや嘲笑気味の表情を見せ、ドールは少女の瞳をきつく見つめ返す。
少女はにこやかに...少しだけ悲しみを込めた瞳でその言葉に答えた。



773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 19:42:11 ID:AgEGZGMX

「何故黒だと天使じゃないの? 誰が天使は白いなんて決めたの? 白い羽に透き通るような肌だから? 何故それが天使なの?
 白は純粋無垢を表すから? そんなもの....滑稽もいい所だと思わない?」

こんな答えが返ってくるとは思わなかったドールは、その答えに返す言葉を持たなかった。
ドールの表情が...嘲笑から沈黙に変わる。
何も答えないドールを静かに見つめ、少女の言葉は続く。

「神様や天使の姿なんて、本当はエゴイズムもいい所....悲しみや、辛さや、絶望を味あわず、
 疎まれ、避けられる事すら知らない、そんなフリをしただけの....白を纏(まと)った黒い存在が天使なのよ。
 でも....そんな存在でも、私は祈り続けたわ...“本物の天使に逢わせて下さい”...ってね」
「………」

「水銀燈....あなたは、辛さや悲しさ....どうしようもない焦燥感や、望まれない自分の存在を知っているんでしょ。
 知っているからこそ、あなたは優しいの。その優しさを表す事が出来ないだけ....優しいから....何もかも背負おうとしている。
 背負おうとしているからこそ、本当の自分を塞いで、あなたはアリスを目指し....戦い抜こうとしてるのよね....あなたの姉妹達と」
「……知った風な事を....あなたに何が解ると言うの...」

「…そうね....でもあなたは導いてくれる。私の命を糧にして、私の魂を抱いて、あなたのお父様の下へ連れて行ってくれるわ。
 だって、あなたは私の天使だもの。本当の....天使だから」
「……本気で....言っているの?」

「ええ…当然よ」
「ほんと....あきれたおばかさんね....あなたって子は...」

少女の言葉にそう言って、黒服のドールは再び背を向けた。
思い詰めた...悲しみを含むような静かな顔で夜空を見上げる。
少女...めぐの方からはそのドールの表情は伺えない。
めぐはそのままドールから....水銀燈からそっと視線を外した。



774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 19:44:12 ID:AgEGZGMX



夜空を見つめる水銀燈の背中から聞こえる...静かな歌声


     (  揺れる 夢の記憶は いつも  )


その歌声は静かで...透き通り


     (       孤独な夜       )


水銀燈の心にある気持ちを和らげてくれると共に...


    (     暗い 闇に 怯えて     )


今抱いている....水銀燈の心を映し出す...


 (    泣いている 迷い子の祈りは 届くの    )


そして...雲を払うように輝きを取り戻した月が...水銀燈自身を照らし...その心を照らし出す....


水銀燈の背に生える黒い翼が、月の暉を受け止める様に広がりを見せた。


めぐの歌声が小さくなる。
声の変化に水銀燈は小さく振り向き、こう答えた。

「...どこにも行かないわ。一緒にいてあげるから....だから」




(    だからどうか   歌を   やめないで    )




めぐは...嬉しそうに目を細め....再び...
その透き通る...儚さをほころばせるような...声の旋律を奏で出した。



775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 19:51:06 ID:AgEGZGMX
自分のSSでややこしくなった感があるようで、すいませんでした。
お目汚しですが、もう少し続きますのでお許しを。

776 :僕犯人知ってます。:2006/02/12(日) 20:07:09 ID:x07byipp
無性に寝苦しい夜。
ジュンは勉強を終えて寝床に入ったがなかなか寝付けずに居た。
そこでジュンは少し水でも飲もうと一階に降りていった。
水を飲んで部屋に戻ろうと廊下に出た時、鏡の部屋から薄い光が漏れていた。
ジュンは様子を見に行きたくは無かった。
行った所でろくな事が無いからだ。
出来るだけ静かにドアを開け部屋の中の様子を見てみる。
鏡からはもう光は放たれていなくて何か居るという気配も無かった。
ジュンは誰も居ないのを確認して部屋のドアを閉めた。
自室に戻ろうと振り返り歩き始めた時ジュンは背後に気配を感じた。
そして、振り返ってみると閉めたはずのドアが開いていた。




プロローグみたいなもんです。
まぁ、今日は時間が無いのでこんぐらいですけど、明日から本格的に書き始めようと思います。
それで、書く奴は何か今まで見てきた、SSや小説をあわせたような感じになってると思う。
今は閉鎖してしまったサイトのDOLLSってとこのやつがかなり影響してると思うから、もしこのサイト知ってる人居たら、似てるなぁ〜と思うんじゃないかな?
まぁ、基本はオリジナルだからねぇ〜。
そんなわけで今日はここで。

777 :1/3:2006/02/12(日) 21:08:32 ID:aIlK4esX
>>722の続き
{{ ガタガタガシーャンッ }}
「ひょあ!(ビクッ)」
絶妙なタイミングで発生した大きな物音に思わず錯乱してしまう。
(えっ何!?落ち着け僕、落ち着け、下?、一階?、棚から物が、きっと、いやしかし、戸締まりは‥)
色々な思考がぐるぐる巡るがラチがあかない..悔しいけれど原因が不明なままなのは余計に不安を覚える。どうやら僕はあまり持っていない勇気を振り絞る決意を迫られてしまっているようだ。
ひとまず人形はベッドに置いて、クローゼットから少年野球時代の頃のバットを取り出す。ついでに通販でゲットした魔避けのお守りなるものを首に架けておそるおそる一階へと降りる。
(フゥー、自分の家でこんなに緊張するのは姉ちゃんの着替えを覗こうとした時以来かな‥アハー‥ハ)
ほろ苦い想い出を反芻しながら音の発生源と思われる場所、物置部屋の前に到着した。
ゆっくりと深呼吸を一つして高鳴る鼓動を抑えつつ扉を開ける

―ガラガラッ

だが僕の目に映った光景は崩れ落ちたダンボールとその中身、昔使っていた玩具の類が散らばっている床だった。
「ふぅーっ、驚かせやがって‥アンタも人が悪いぜ!」
とりあえず嫌な予感が外れた事への安堵、及びビクビクしていた自分への自潮からくる一人ツッコミを済ませてから持って来たバットをその辺りの壁に立掛けてる。
そしてしぶしぶ散乱物の処理を始めるのだった。

778 :2/3:2006/02/12(日) 21:11:40 ID:aIlK4esX
>>777の続き
(…‥ )
だが、散乱物の片付けも残り僅かになった所で嫌な汗が背筋を伝った。何か得体の知れない視線のようなものを感じて胸が騒ぎだす…
それを示唆するように重い空気が僕を押し潰すそうとプレッシャーをかけて来る。
(…‥)
僕はできるだけ自然に、その気配に気づかないふりをして片付けもそのままに物置を出ようしたのだが

―バンッ

突然物置の戸が勢いよく閉じられ後ろから囁き声がした。
((待ちなさぁい人間))
既に自分の意思は恐怖で吹き飛び、まるで操られる様に振り向かされると部屋の一番奥に置いてある大きな鏡が青白く光っているのが見えた。よく目を凝らすとその鏡の中から銀髪の悪魔が僕を見つめていた。
「なっ…」
言葉が出ない‥ただ銀髪の、妖艶と言う表現がぴったりの女悪魔が鏡から抜け出して不敵に笑うのを見続ける事しかできなかった。
「うわあああああぁぁぁぁ!!!!」

―バタッ

「あらぁ気絶したの?肝の小さな人間ねぇ」
もちろん芝居だ。僕の知る限りの知識をフル稼働して出したベストの結論がコレだった。こんなのをまともに相手にしたら大抵ろくな事にならない…
(頼む、早く帰ってくれ!)

―その頃二階では
(パチッ!…キョロ、キョロ‥ワタシ、メザメテル‥ココワ?)
{{ うわあああああぁぁぁぁ!!!! }}
(ヒメイ?…ソシテコレハ‥ドールズノケハイ!)

779 :3/3:2006/02/12(日) 21:15:49 ID:aIlK4esX
>>778の続き
―再び物置部屋

奴は僕に歩み寄って来てまじまじと左手を調べているようだ。何をしているかなんて当然分からないが、未知との接近遭遇に心拍数が跳ね上がる。
「まだ未契約なのはいいとして、私を見て失神するのはおかしいわ。でも気配が勘違いなはずも‥、コイツを起こして確認する必要があるみたいねぇ」
その言葉に僕が焦る暇も与えず奴は股間をえぐるように踏みつけてきた。
「起きなさぁい♪」

―グリグリグリョリ…

(ぶっ!!..耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ・・・魔避けは何してんのォ‥)
額からは脂汗が流れ、我慢の為に噛んでいた下唇から血が滴る。そんな苦労に追い討ちをかけるように、なかなか起きない僕に業を煮やして奴は更にボルテージを上げた。
「起きろぉガキィィィィ!!」
(ふおおおぉぉぉぉォォ…‥)



「ハアッ、ハアッ‥おかしいわね?人間のオスはここが一番敏感なはずなのにぃ・・・あっ!私ったらおばかさぁん♪反応させるのを忘れてたわぁw」
危険な台詞を前にしても、もう僕に抵抗する体力も気力も残されていなかった。。。
「しかたないわねぇ、ジュルリ‥」
舌舐めずりをしながら奴は文字通り僕の命運を握ろうとしていた。
(ねぇ‥ちゃ・ん…)

―バンッ

「そこまでかしらー!!」
叫び声と共に戸が開かれ薄暗かった部屋に光が差し込む、そしてその光は僕にとってはまさに希望の灯だった。

《続く》

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 22:42:03 ID:XA6QqTQb
誰か、のり主役のSS書いてくださいな。

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 22:48:59 ID:TXtXribC
>>780
まかせろう。リハビリ交じりでがんばるぜ。

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 23:12:38 ID:A2+6I4bf
>>781
のりがミーディアムになったりしたら面白いな。

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 23:32:08 ID:TXtXribC
>>782
ちょwwwww
すでに書き始めてたけど、そのネタでがんばります。

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 00:38:53 ID:Zi1g0s85
ごめんねw
超wktkしてるから頑張って。

785 :もっさり ◆x3BPXU4g5U :2006/02/13(月) 00:44:41 ID:ZgQTvdP9
>>784
ごめん。期待通りの展開じゃなかったら許して。

『花丸ハンバーグとのり』

りは空前絶後のスランプに陥っていました!
今まで花丸ハンバーグさえ作っていれば大喜びだった
あの子たちが、まるで反旗をひるがえしたようにひとっくちも食べなくなってしまったのです。
原因も分からず、毎日毎日試行錯誤を繰り返すばかり。
卵を比内地鶏の高級なものに変えてみたり、ハンバーグのつなぎに
やまいもを入れてみたり、でも全く効果というものがありません。
雛苺ちゃんなんて、なんだかだんだんほほがこけてきたような気さえします。
どうせ気のせいでしょうけど。

「決めた、お料理教室に通うことにするわ」

まさに一大決心。
のりは初月分の月謝を握り締め、出会いと直感で決めたあのお料理教室の扉を叩いたのです。


平屋だてのなんとも汚らしい一軒家。ここがのりの選んだお料理教室なのです。
『マズイ料理教室』
ぼろぼろの看板にはそう書かれています。いえ、良く見れば「゙」は汚れです。
正解は「増井さんのお料理教室」でしょう。
なんだか逃げ出したい気分にもなりますが、月謝500円の魔力には勝てません。

「こんにちは、先ほどお電話した桜田ですが…」

一歩踏み込んだだけで分かります。独特のすえた匂い。
どうみたって、ここはスナックかなんかです。
そしてその奥には、きっとお料理の先生なんでしょうけど、
決してはそうは見えない、真っ赤な衣装に身を包んだおばさんが一人。

「あー・・・・まきますか?まきませんか?」

のりの頭は混乱でぐっちゃぐっちゃです。よくみるとおばさんの着ている服は
真紅ちゃんの着ている服にそっくり。おばさんの間でもゴシック調の洋服が
流行っているのでしょうか。いろいろな考えが頭を巡って、おばさんの
声を脳みそで処理しきれません。

「巻くか巻かないかって聞いてるのだわ。どっちにすんの?まく?まかない?」

のりは気迫に負けて首を縦に振ることしかできませんでした。
すると、おばさんはにっこりと笑い置くから薔薇の指輪を持ってきました。
薔薇といっても、どう見たって紙粘土で即席で作ったものです。

「じゃあ、今日からあんたがあたしのミーディアム。
 ミーディアムは生徒であって下僕ね。オオケイ?」

おばさんは、のりから500円玉をふんだくると、
「まきますか・まきませんか」と書かれた紙に大きく丸をつけました。

もう変を通り越して、のりはこの人が偉大なお料理の先生に見えてきました。
ほら、良く言うじゃないですか、真の料理人には変な人が多いって。
のりの中から、やる気がふつふつと沸いてきます。
おばさんが「お茶をいれなさい」とか「だめな下僕ね」とか、
みょうちきりんな棒読みセリフを繰り返していますが。そんなのは全然気になりません。


786 :もっさり ◆x3BPXU4g5U :2006/02/13(月) 00:45:33 ID:ZgQTvdP9
それから3時間、みっちりとお料理のお勉強・・・・のはずもありません。
おばさんは、タバコを吸いながら、コミックバーズを読んで大笑いしていました。
まったくやる気なし、のりのやる気とは裏腹に何一つだって教えてくれはしません。

「先生!いい加減にしてください!少しは私に何か教えてください!」

さすがののりも、頭にかーっと血がのぼっちゃいました。たった500円ですけど、
月謝というものを払っているんです、それなのにこの扱いはあんまりというものです。

「下僕!そんな気持ちが料理を不味くしていることに 気付くべきだわ!」

突然の言葉のボディーブローにのりは思わずのけぞりました。
確かにそうかもしれない、小さなくよくよが少しづつ花丸ハンバーグにふりかかって、
きっと不味さのふりかけをかけたようになっていたのです。
雛ちゃんも真紅ちゃんも翠星石ちゃんも、それに少しずつ気付いていたはずです。

「先生・・・私が間違っていました。」

のりの目から自然に涙がこぼれていきます。いま大事なものを掴んだような気がするのです。
お料理教室とは思えない設備、先生とは思えないへんちくりんなおばさん、そして看板が「マズイ」。
何一ついいところのないこの料理教室でしたが、他の料理教室では何百万円支払ったって
得られないものを、のりは得たのです。

「いい子ね、下僕。そして私はあなたのかわいいお人形。」

おばさんも貰い泣きをして、のりを抱きしめます。セリフはまたしても棒読みですけど。




「ありがとうございました。私、なんだかいろいろと吹っ切れたように思います」

のりの目は希望の光で満ち溢れています。もう何も怖くありません。

「これをもっていくのだわ、これはマスイ料理教室に伝わる魔法のソース。
 気持ちを美味しさに変える調味料なのだわ」

のりは、何度もお礼を入ってお料理教室を出ました。
きっと返ってたら、皆が喜ぶような最高の花丸ハンバーグを作れることでしょう。
今ののにりにはそれを作る自身があるのです。
それに、今はこの魔法のソースもあるのですから。









その瓶にはうっすらと消えかかった文字で、こう書かれていたのです。
「After Death」

ttp://www.hot-sauce.jp/seihin/f02.html

787 :もっさり ◆x3BPXU4g5U :2006/02/13(月) 00:52:30 ID:ZgQTvdP9
>>784
もし、期待通りの展開だったら結婚してください。

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 00:58:54 ID:pDcwgF2p
>>786
そのリンクは何なんだ?

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 01:27:22 ID:Zi1g0s85
>>787
裏切ったな、僕の気持ちを裏切ったんだ!!いい意味で!!!!
そういう訳で、メル友から始めましょう。
もうね、もっさり氏が久しぶりに執筆してくれたってだけでも嬉しいのに、展開に笑、妙な文体に笑。
ローゼスメイデンを思い出した。知ってる?ローゼス。
ググったら一番上に笑えるレビューがあるから、もし知らなかったら是非見てくりゃんせ。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 01:27:37 ID:lngNvXvy
ちょwwwwwソースてwwwwww

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 02:20:33 ID:HCo64U+z
>775
ややこしくしたのは757。

これからも気にせず投下してくださいね。

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 02:27:57 ID:3rhcO2Kn
マズイの料理教室でチンコの修行場を思い出しましたwww

793 :すごいよ真紅さん:2006/02/13(月) 02:58:16 ID:3rhcO2Kn
銀「ミーディアムの力を手に入れた私は無敵よぉ」
真「やるわね水銀燈!でもまだまだなのだわ!コレが私の切札よ!」
ジュンの指輪が光輝く・・・
クルクルルルルルギュ――――――――ン
ジ「えぇー!真紅の首が凄いスピードで回転してる!!」
ガビ――――ン
銀「ヒィ!!気持悪ぅい!!!」
真「今よ!薔薇・ノ・乙女!!」
グシャ――――!!
銀「(わかってたわ・・主人公には勝てないって)ワ、ワイがアホやってん・・」
ジ「凄いよ真紅!今のパンチ凄いよ!僕の力を使ったパンチ!」
真「何言ってるの?貴方の力は全て首の回転に使わせてもらったわ」
ジ「エェ――――!」

794 :すごいよ真紅さん2:2006/02/13(月) 03:29:10 ID:3rhcO2Kn
銀「今日こそ、そこの紅いのをジャンクにしてあげるわぁ!」
ジ・翠「ホントだ!こりゃ紅い!!」
銀「紅さはどうでもいいわぁ!!」
真「懲りずにまた来たのね。でも!」
バシッ
銀「なっ!そのヤクルト私のよぉ!ちょっ返しッて何振ってんのよぉ!」
真「うるさいわね!黙って見てるのだわ!」
ジィ―――!
ジョロ――――――!
銀「乙女なのに立ちションなんてハズカシー!!」
ガビ―――――ン!!
真「今よ!ヤクル・トノ・イヌ!!」
ズバシ――――!!
真「さぁ一緒に仲良くするのだわ」
銀「誰がアンタ達なんかと!この変態!」

一同「・・・・・・」

真「やっぱりヤクルトを大便に見立てた方がよかったかしら?」
翠「それですぅ♪」
ジ「違う!!!」

これまさるさん知らないとなんのこっちゃだな。
こんな時間に俺何してんだろ…

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 05:59:30 ID:qsuHp6tl
そんな夜もあるのだわ

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 09:58:40 ID:o87R2rVb

水銀灯「今日こそ、あなたのローザミスティカを頂くわぁ」
真紅 「わたしはもう戦わない、水銀灯・・・あなたはなぜ姉妹であるドールを・・・」
水銀灯「ムカツク・・・・・のよ・・・・・」
翠星石「何ですって!」

水銀灯「あなたたちの・・・ブロッコリー組の馴れ合いに虫唾が走るのよぉ!」

ジュン「オイ水銀灯!それは言い過ぎだぞ!」
蒼星石「水銀灯、ヤケを起こしてはいけない、プリキュア3期弾かれたからって」
水銀灯「ハイハイ、今日のところはこれ位で勘弁してあげるわ、せいぜい仲良ししてて頂戴」
真紅 「待ちなさい!水銀灯!」
水銀灯「そーそー、それから、翠星石・・・なぁんであなたがそこに居るのかしらねぇ・・・」
翠星石「な、何を言ってるですか?わたしは真紅ともジュンとも、薔薇水晶とだって仲良しで・・・」
水銀灯「あたしは、新谷か田村のほうが・・・・よかったとおもうわぁ・・・・」
翠星石「き、きぃぃ!きぃーーーー!真紅!ジュン!離すです!ブっとばすです!」
ジュン「す、翠星石、落ち着いて、可愛い後輩には寛容にしなきゃ、潰しなんて大人気ない」
蒼星石「そ、そうそう、相手はお偉い「派閥」ともアレだし、ヘタな事言うと何があるか・・・」
翠星石「覚えてろですぅ!翠が!このアニラジ界の毒蛇が!奴の番組をメチャクチャにしてやるですぅ!」

真紅 「水銀灯って・・・・ラジオやってたかしら?」
蒼星石「地上波では、まだ」
ジュン「ボクらのも終わったにょ」
真紅、翠、蒼、ジュン・・・・・・・・・・・・・・ジロリ・・・・・・・・・
薔薇水晶「ゴメンナサイマジ勘弁してくださいスンマセンホンット結構ですから!」

翠星石「ふふふ、翠星石は・・・・木曜の夜はヒマですぅ・・・・」

真紅 「そんなに、ヒドいの?」
ジュン「男性ゲストが怒って途中で帰ったとか・・・」

水銀灯「くわばら、くわばら」

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 15:45:47 ID:3vLiZTcc
>>793>>794
テラワロスwwww

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 19:27:26 ID:aH/TxXa0
>>793>>794
糞ワロタ

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 19:28:37 ID:+m8ZsDVx
>>781
お疲れ&GJ
他の先生方ものり主役SSを気が向いたら書いてくださいね

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 19:53:30 ID:C3VImAV/
翠星石で悶え転がれるようなもの書いてくれる神様希望


801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 23:28:59 ID:S8oHhyL+
それまで>>614-617で萌えておくか

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 23:46:38 ID:Zi1g0s85
じゃあちょっと暇だから書いてみようかな。

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/13(月) 23:57:26 ID:GoMuCL8T
昔、翠星石とJUMのSSを書いた気がする(原作ベースだけど)。
興味のある方はろだを漁ってみるヨロシ。
ここに投下するのは気が引ける。

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 00:07:12 ID:ujRa8uGw
>>800
ごめん、翠星石属性のない俺には無理だった。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 01:06:27 ID:Mm+i3wj0
久々に虐待物が読みたいと言うのはワガママかな?

806 :オリジナルのジュン:2006/02/14(火) 01:31:44 ID:KFov072H
すいません。少し不調で・・・。
今日の夜中か明日の夜中には更新出来ると思いますが。
雛苺の初戦ですがどうも内容が煮詰まっていて。


807 :ローゼンソリッド:2006/02/14(火) 01:40:20 ID:QPBMr1fj



かつて世界は一つであった…
だが第二期終了後世界は東西に二分された…冷戦と呼ばれる時代である
水銀党を中心とした薔薇主義水銀連邦を頂点とした東側
ツンデレを主義を中心とした紅合衆国を頂点とした西側である……


両者の戦いは互いを互いに牽制するだけでアリスゲームの終焉にまでは至らなかった…





続く



アニメの欝展開に対して憤怒を覚えてやった今は('A`)になってる

808 :ローゼンソリッド:2006/02/14(火) 01:41:40 ID:QPBMr1fj
×ツンデレを主義を
○ツンデレ主義を

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 13:51:59 ID:ujRa8uGw
ちょっとみんなに相談。
バレンタイン企画のss書いてたら止まらなくなって、長編になっちゃったんだけどここに投下してもいいのかな?
スレ投下するssにしてはサイズ大きすぎるかなぁと少し心配になってきたんだけど……。
皆様のご意見をお聞かせ下さい。

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 14:13:34 ID:MWsoOfli
長編オッケーどんとこーい
このスレはSSで埋まってなんぼだぜ

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 14:26:56 ID:ktSkgoJ4
最初

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 14:28:24 ID:ktSkgoJ4
ごめん誤爆。
まずは冒頭だけ投下してみたら?
反応良かったら気にせずかけばいいんじゃない

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 15:02:57 ID:ujRa8uGw
メモ帳なのに25KBになってしまいました。
長いから読むの辛いかもしれません……ごめんなちゃい。

あ、ネタバレは殆どないと思うので、その点はご安心を。
では、>>812氏の仰る通り、まずは冒頭部分だけ投下してみたいと思います。

814 :梅岡先生:2006/02/14(火) 15:06:10 ID:ujRa8uGw
     バレンタイン争奪戦!!〜例えばこんなアリスゲーム〜


「バレンタイン?」
いつもと変わらぬ夕食時は、真紅のそんな一言から始まった。
「そう、真紅ちゃんたちは知らないかしら?女の子が好きな男の子にチョコレートを渡す日なのよ」
エプロンを片付けながら、のりが微笑みながらそう答える。
その言葉に、既に夕食を食べ終え、居間でくつろいでいた翠星石がピクリと反応する。
「そのためにこれからチョコレートを作るのよ。毎年ジュン君にあげているの」
「雛もジュンに渡すの! 雛はジュン大好きなのよ」
「あら、じゃあ一緒に作りましょうか?真紅と翠星石ちゃんどうする?」
「ふ、ふんっ!翠星石には関係ないですッ。べっ、別にジュンなんてなんとも思ってないですから!」
「……そうね、下僕にあげるチョコレートなんてない、わ」
翠星石はどもりながら、真紅はキョロキョロと目を泳がせながらそう答えた。
「なら、義理チョコをあげたらどうかしら?義理チョコっていうのは、自分の身近な人や、日ごろお世話になっている人に送るチョコレートのことなのよ。逆に、本当に好きな人にあげるチョコレートを本命と言うの」
「雛はほんめいなの!」
「そ、それなら……しゃあねぇです、居候の身としては、それくらいなら作ってやってもいいです」
「……わ、私は……」
なんとか輪に加わりたいと思っていた翠星石は、このチャンスを逃すまいと「嫌々ながらに作ってやる」というスタンスを崩さないまま、ジュンにチョコレートを渡すことを決意した。
一方プライドの高い真紅は、それでも躊躇っていた。
「……なら、こうしたらどうかしら。誰が最初にジュンにチョコレートを受け取ってもらうか競うの。アリスとなるべく乙女なら、それくらいの魅力は必要なのだわ」
苦し紛れに飛び出した、真紅のこの一言が、後に「バレンタイン争奪戦」と呼ばれるこの戦いの始まりだった――。

815 :梅岡先生:2006/02/14(火) 15:08:44 ID:ujRa8uGw
「聞いてしまったのかしらー!!」
いつの間にか部屋に上がりこんでいたカナリアが元気良く登場する。
「そういうことなら、カナも参加するかしら!お父様は仰ったかしら、戦うことだけがアリスゲームではないと!」
「「「……誰?」」」
「お、お約束なのかしらー!?」
「アリスゲームと聞いたら、僕も参加するしかないな」
どこからともなく蒼星石が現れる。
「僕はまだアリスになることを諦めた訳ではない。それに、ジュン君には日ごろお世話になっているしね」
壁に寄りかかり、目を閉じながら蒼星石は淡々とした口調でそう言った。
「そ、蒼星石!?翠星石は蒼星石とは戦えないです!」
「……ごめんよ、翠星石。でも僕には、戦わなきゃならない理由があるんだ」
「邪魔よ。大体、影の薄い貴方たち二人が介入してきた所で、何の障害にもならないのだわ」
「それは酷すぎるかしらー!?」
「くっ……僕の気にしていることを……。真紅、どうやら君は僕を本気にさせたようだね」
「あらあら、ジュン君モテモテねぇ」

カナリア、蒼星石参戦!!

816 :梅岡先生:2006/02/14(火) 15:10:51 ID:ujRa8uGw
「うふふ……楽しそうなことしてるわねぇ」
とある病院の一室で、水銀燈はめぐの膝の上で割れた鏡の破片を眺めていた。
そこには桜田邸の様子が映し出されている。
「こうなったら私も参加するしかなさそうね……」
「あら珍しい、どうしたの?紛いなりにも、アリスゲームの名を冠しているから?それとも別の理由があるのかしら」
めぐがどこか嬉しそうに問いかける。
「うふふ……こんなことでアリスが決まってたまるもんですか。でもね、もし私が一番にあの人間にチョコを渡したら?私の前で無様に喜び尻尾を振るあの人間を見たら、真紅たち、一体どんな顔をするのかしらぁ……うふふふふふ……」

水銀燈参戦決定!!

817 :梅岡先生:2006/02/14(火) 15:12:50 ID:ujRa8uGw
バレンタイン前夜。

――桜田邸――
「翠星石ちゃんそれ焦げてるわよ!雛ちゃんは上げる前から全部食べちゃってどうするの!真紅ちゃんは……えーっと、どこから突っ込めばいいのかしら……」
「チョコレート作り、侮れんですぅ……」
「あまーい、あまいのー♪」
「………これが、アリスゲームなのだわ………」
「……なんだか下の階が騒がしいな。ま、いつものことか。さて、通販通販っと」

――みっちゃん宅――
「ふっふーん♪受け取ってもらうには包装が命!チョコレートの味や見た目は関係ないかしら。だってだって、受け取って貰えれば勝ちなんだから!やっぱりカナは、ローゼンメイデン一の頭脳派かしら♪」
「お菓子を作るカナ……なんて、なんて可愛いのッ!!?……あ、フィルム替えなきゃ」

――某病院――
「水銀燈、いいの?既製品で」
「だって作る場所なんてないじゃなぁい。それに、あの人間のためにわざわざそんな労力かけてられないわぁ……」

――某時計店――
「マスター……僕が頼んだのはチョコレートなんだけど……どうしてマヨネーズなの?」


そして戦いの日が訪れた……!

818 :梅岡先生:2006/02/14(火) 15:15:04 ID:ujRa8uGw
とりあえずここまで投下してみます。
完成してはいるんですけど、一気に投下するのもどうかと思うので、続きは夜にでも。

ウザかったらホントすまんです。
受験終わって浮かれてるもんで、つい書きまくってしまいました。

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 15:43:06 ID:ktSkgoJ4
梅岡だったのかwww
これは期待しとくwww

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 15:59:34 ID:yFnisyuB
ねぇ・・・?薔薇すぃーは?

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 16:17:24 ID:iSzvDXST
つ「チョコレートの素麺」

「美味しんぼ」に出てきた、海原絶賛の究極のチョコレート
冷たいバラのシロップの中で、ガナシェ・チョコの麺が泳ぐ
薔薇水晶に似合うチョコってコトで、小道具にでもなれば

822 :梅岡先生:2006/02/14(火) 16:22:33 ID:ujRa8uGw
>>820
このssを読めば どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば 道はなし
読み出せば その一行が 道となり
その一作品が 道となる
迷わず読めよ 読めば分かるさ 


823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 16:26:00 ID:DYPZRlr4
お、面白い・・・

>>820はまだつっこんじゃダメなんじゃない?オチとか…

824 :梅岡先生:2006/02/14(火) 16:26:01 ID:ujRa8uGw
>>821
すまない、実はもう書き終えてるんだ。
だけどせっかくだから、そのネタを使って手直しさせて頂きます。

825 :梅岡先生:2006/02/14(火) 16:37:36 ID:ujRa8uGw
>>821
それを付け加えたいんだけれど、麺?麺って何?チョコレートって麺類なの?w
ググってもよく分からなかったので、もう少し詳しく教えて貰えますか?

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 17:30:50 ID:iSzvDXST
ぐぐる未検出とは申し訳ない、
美味しんぼの「チョコレート対決」で、究極側の出したメニューです
モロッコのバラから作ったバラのシロップ(厳選砂糖のシロップにバラのエキスを添加)に
麺状のチョコレートを沈めた品、ちゅるっと啜ると、バラとチョコが薫る

チョコが溶けて、麺のような舌触りを得られないって問題に突き当たった山岡栗田wが
チョコレート業者の協力を得て、米、菜種油等を添加したガナシェ・チョコレートを
食べる直前、つめたく冷やしたバラのシロップの中に直接搾り出す事で解決www

雄山は冷たいガラスの器の「チョコレートの素麺」を一口啜り、「素晴らしい・・・」
記憶で書いたので細部の誤謬はご勘弁、今作、次作への参考にでもなれば・・・


827 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 17:43:14 ID:IfpzG1Op
>>776の続き
ジュンは誰かが居ると察知した。
しかし、こんな下らない事をするのはジュンが知る中では一体しか居ない。
「ハァ・・・・水銀燈・・・・居るんだろ?」
ジュンは暗闇の中姿の見えない水銀燈を呼んだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
しかし、返事は無くジュンは何となく寂しくなった。
ジュンが部屋に戻ろうと歩み始めた時に背後からスゥっと白い手がジュンの首に回された。
「っうわ!!」
ジュンは咄嗟に声を出し白い手を振り払った。
直ぐに後ろに振り返り水銀燈の姿を確認した。
「何よぉ。そんなに驚かなくてもいいじゃない」
「お前が驚かしたんだろ。っていうか何しに来たんだよ」
ジュンは水銀燈に素気なく返事をした。
水銀燈は愉しそうに微笑み、さも当たり前の様に答えた。
「何ってアリスゲームに決まってるじゃない。何時来ようと私の勝手よ」
水銀燈の意見はもっともだった。
「・・・・・・なぁ。お前は真紅達の様に仲良くする事は出来ないのか?」
「無理よ。私達はお互いを壊し合って残り一体になるまで戦わなければいけないもの。何よりお父様に会うためにはそれしかないのよ」
水銀燈からは何時の間にか笑顔が消えていた。
「・・・・・私だって出来ればこんな事・・・・・・」
水銀燈は笑顔が消えたどころか少し目に涙を溜めてる様にも見えた。
ジュンはそんな水銀燈を見て、とても悲しい気持ちになった。
「真紅達にお前の事を頼んでみる。お前は本当はアリスゲームなんてしたくないんだろ?」
水銀燈はキョトンとしていて言葉が出なかった。
「お前今日は僕の家に泊まれ。明日皆に説明する。僕のベッドを使ってもいいから。僕は一階のソファーにでも寝るから。な!?」
ジュンの必死な説得に水銀燈は思わず笑ってしまった。
「フフ・・・。馬鹿じゃないのぉ。私なんかのために・・・・そんな事したら・・・真紅たちに・・何て・・・言われ・・るか・・・・」
水銀燈はジュンの優しさに泣き出してしまった。
ジュンは水銀燈のこの言葉を聞いて、もう水銀燈は真紅たちを襲わないだろうと確信した。




今日終了。
どうでしょうか?
水銀燈を主としたのは初めてだなぁ。
あしたは、多分時間内からかけないと思う。
マイペースマイペース。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 17:51:25 ID:DgsID0EH
>>827
続きを書き終えるまで椅子に縛りつけておきたい。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 18:13:24 ID:4r50Q1rL
>>828
同意w

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 18:17:38 ID:ktSkgoJ4
梅岡マダー?

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 18:30:09 ID:XMZ00WOF
>>827
いいかげんsageを覚えろ。

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 18:39:24 ID:r+u4SY/y
梅岡のSS、とってもあったかいナリ……
ってことで梅岡マダー?

833 :梅岡先生:2006/02/14(火) 18:56:25 ID:ujRa8uGw
>>826
実際そのネタ使ってみたら結構、いやかなり不自然な描写になっちゃいましたw
せっかく詳しく説明してくれたのに、その好意に応えられなくてホントすまんです。

>>832
ホントお願いします続き書いてくだしあ><
じゃあそろそろ再投下してみます。

834 :梅岡先生:2006/02/14(火) 18:57:13 ID:ujRa8uGw
「いい?ルールは今説明した通り、不公平をなくすため、スタートは一旦全員が正午にこの家に居間に集ま

ってからよ。それまでは各自、自宅で待機していること。いいわね?」
「はーい、なのー!」
「分かったですぅ」
「了解だよ」
「ズルは許さないかしらー!」

居間でルールの説明をする真紅、それを承知する面々。
紅茶でくつろいで一見穏やかそうな雰囲気のように思われるが、各人皆心の中では闘志がメラメラと燃え上

がっていた。

「あら……?あれは何かしら……?」

ふと真紅が窓の外を見ると、何か小さな物体が空を飛んでいる。
片手には包装された小さな箱が。

「鳥なのー?」
「飛行機かしらー?」
「いいえあれは……ヘロゥキテーのぬいぐるみですぅ!まさか、水銀燈ッ!?」

835 :梅岡先生:2006/02/14(火) 18:58:13 ID:ujRa8uGw
全員がドタバタと階段を上がっていき、ジュンの部屋の扉を開けた。

「うわぁ!なんだよお前ら!!」
「ジュン、下がってなさい」
「え……?」

その直後、部屋の窓が音を立てて割れた。
そこにはリボンの似合う可愛らしいキテー人形が、片手に包丁、片手に小箱を持って立っている。
主人の言いつけを厳守すべく、ジュンの姿をキョロキョロと探すキテーだったが……。
そこには鬼の形相をした薔薇乙女たちの姿があった。
無表情ながらに、冷や汗を垂らすキテー。

「邪魔を……」
「するな……」
「ですぅ!」
「なのー!」
「かっ、かしらー!?」

全員の(乗り遅れたカナを除く)攻撃をマトモに受けて、四肢が千切れながら吹っ飛ぶキテー。

836 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 18:58:42 ID:PvRgiFEN
>>831
あー、ゴメン。
何か前にもそのsageとかここらのスレで言ってたけど、結局ようわからん。
やり方ようわからんしw
まぁ、良かったらたら教えてください。

837 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:00:04 ID:ujRa8uGw



〜〜梅岡先生からのお願い〜〜

人形を乱暴に扱っちゃ駄目だよ☆
人形には心があります、大切に可愛がってあげよう!






※真紅たちはその後、きちんとキテー人形を直してあげました※

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 19:00:30 ID:SLKeWkEj
梅岡さんのSS、テンポが小気味良くて面白いw
続き、物凄い勢いでキボン!
>>827
ガムバレ!

839 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:01:19 ID:ujRa8uGw
「いいわね?約束を破った者は……」
「今のようになる。みんな覚えておくことだね」
「がってんしょうちですぅ!」
「なのー」
「かっ、かしらー!!」

何故か冷や汗を垂らしっぱなしなカナであった。


「ちぃ!やっぱり私が直々に行くしかなさそうね……」
「あら?でももうチョコレートはないわよ?」
「そんなの、代用品で済ませるわぁ」
「そう。頑張ってね、水銀燈♪」


そして約束の時が訪れる――。

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 19:04:49 ID:XMZ00WOF
>>836
メル欄にsageと入力。

841 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:06:43 ID:ujRa8uGw
>僕犯氏
それで合ってますよ。
続き楽しみにしとるです!

842 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:09:15 ID:ujRa8uGw
正午まで残り15分――。

「遅いのだわ!」
「だ、誰も来ないですぅ……」

居間に集まったのは真紅と翠星石の二人だけであった。
二人はどこか苛立たしげな表情を作りながらも、じっとそのまま耐えていた。



「ふっふっふー、アリスにさえなってしまえばこっちのものかしら? カナが楽してズルしていただきかし

らっ♪」

屋根伝いにジュンの部屋への侵入を試みるカナリア。
幸いなことに、先ほどの水銀燈の暴挙により窓ガラスが割られていたため、侵入は非常に容易かった。

「こんにちは!かしらー!」
「ん?なんだお前か。なんだってまたこんな所から……。真紅たちなら下にいるぞ」
「今日はあなたに用があるのかしら!」
「僕に?なんだ、また変なことじゃないだろうな」
「うふふ、今日は何の日だか知ってるかしら?」
「今日?なんかあったかな。……うう、引き篭もってると曜日の感覚がなくなってくるな……」
「鈍感な人間かしら……とりあえず!これを受け取ればいいかしら!」
「ん?随分派手な包装だな……なんだよ、これ」

そう言ってカナが差し出した小箱を受け取るジュン。
中身を知りたそうに、臭いを嗅いだり、箱を振ったりしている。

「勝った!やっぱりカナが一番かしらッ!?」

勝利を確信するカナリア。だが……。

「……おい、何の真似だ?中身からっぽじゃないか、これ」
「かしらーーーーーーー!!!!!???」
「新手の嫌がらせか……もういいから、下で真紅たちと遊んでろよ」
「みっちゃああああああああああぁぁぁぁぁああああああんっ!!!!!!!!!」

叫びながら窓から逃げていくカナリア。

「なんだったんだ……」

カナリア、一時(自称戦略的)撤退!!

843 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:12:27 ID:ujRa8uGw
それから二分後――。

「ジュン〜?」
「ん?どうした?」

ドアから体半分だけ出してジュンを見る雛苺。
ちなみに雛苺は別にズルをしようとした訳ではない。
ただ単に、真紅の説明したルールをよく聞いていなかったのだ。

「えへへ……」
「なんだよ、何か用か?」

はにかみながら近づいていく雛苺。
ジュンは相変わらずパソコンの画面と睨めっこしている。

「んっと、雛ね、一生懸命作ったの!ジュン、食べてくれる?」

上目遣いに、少し心配そうな顔をする雛苺。
が、こんな萌えるシチュエーションでも、ジュンはやはりディスプレイしか見ていなかった。
ようやく顔を雛苺に向けると、雛苺の両手の中にはどろどろの何か黒い物体があった。

「こ、コレは……?」
「えへへ、ジュン、あーんして?」
「いやいやちょっと待て。泥団子は本当に食べるものじゃないんだぞ?」
「ど、どろだんご……」

酷くショックを受ける雛苺。

「違うのか?えっと……何か書かれいるな……。『はんめい』?何が判明したんだ???」
「字を間違えたのーーーーー!!!!!!!!ちょっと、ちょっと待っててジュン!すぐに戻るから!!」

そう言い残し、雛苺はドタバタと階段を降りていった。

844 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:14:09 ID:ujRa8uGw
「あら、雛苺?遅かったわね」
「30分前行動は基本ですぅ!」

だがそんな二人の言葉は耳にも入らず、一心不乱に「はんめい」の「は」を「ほ」にしようとする雛苺、だが……。

「じ、字が分からないの……」

愕然とする雛苺。
どうせならそのまま渡せば良かったのだろうが、雛苺はもはやアリスに執着などないため、心の篭ったチョ

コレートを渡すことが目的だったのだ。

「急いで動いたらお腹が空いたの……うゆ?こんな所に甘そうなちょこれーとが……だ、駄目なのっ!これ

はジュンに……ああ、でも……ごめんなさいなの、ジュン……」

嬉しそうに自らが作ったチョコレートを頬張る雛苺。
お腹が膨れたのか、そのまま眠ってしまった。
それを見た真紅と翠星石は、互いに見つめあい、ニヤリと、それはそれは恐ろしい笑顔を作った。

「これで強敵が一人……」
「消えたですね……」

お互いに顔を見合わせ、クックックと笑い合う二人だった。

「雛苺はジュン君に最も近い存在だったからね。僕もホッとしている所だよ」
「蒼星石っ!?」

二人が後ろを振り向くと、いつの間にか到着していた蒼星石が真っ直ぐ真剣な表情で二人を見ていた。
何故か片手にマヨネーズを持って……。

雛苺リタイア。

845 :梅岡先生:2006/02/14(火) 19:15:07 ID:ujRa8uGw
さて、飯食って参ります。
20時頃再開させていただくかしらー?

846 :826:2006/02/14(火) 19:18:10 ID:iSzvDXST
>>833
レスに反応して頂いただけでも感謝です
いつの日にか書く未来の作品の礎にでもして頂ければ幸いです

黒い薔薇乙女達は、これぞSSの真髄って感じでイイ!
多摩地区民として、多摩市の怪猫をゲストに出してもらって感動であります

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 19:34:09 ID:ktSkgoJ4
マヨネーズワロスwwwwww
マスター想いのええ子やwwww

848 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:03:26 ID:ujRa8uGw
「戻ってきたら感想増えてるかな?ワクテカwww」
とか調子こいてた自分にすみません。
では、再開させていただこうかしらー。

849 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:04:20 ID:ujRa8uGw
「元々不公平なのさ、このゲームは。どうやってもジュン君と同じ家に住んでいる君達に分がある。……そ

こで僕は考えたんだ。ならば、先に潰してしまえと」
「やめるです、蒼星石っ!」

一歩、また一歩と近づいてくる蒼星石。
片手には鋏、片手には何故かマヨネーズ。

「真紅、翠星石……僕は君達とは戦いたくはなかったけれど……これが運命ならッ!!」

鋏を構え、翠星石の方へ走り出す蒼星石。
だが……彼女の目に映ったのは、目に涙を浮かべ、両手を広げる翠星石の姿だった。

「君は……」
「やめるです、蒼星石……翠星石は……蒼星石とは戦えないです……」
「そんな甘えがっ!アリスゲームに許されるもんかっ!」
「許されなくったっていいですッ!翠星石は、蒼星石と戦うくらいなら死んだ方がマシです!!!」
「す、翠星石……」

自分はこんなにも愛されていたのかと驚く。
己の器の小ささを知り、膝をついて愕然とする蒼星石。

「君の泣き顔hぶふぉおッ!!!???」

突然四肢に絡まる蔦。
完全に不意を突かれた蒼星石は、為す術もなく翠星石の作り出した巨大な蔦に張り付けられてしまった。

「ヒーッヒッヒッヒ、引っかかりましたね蒼星石!そんな甘えはアリスゲームには許されないですぅ!!」
「よくやったわ、翠星石。どうやら、私と貴方の戦いになりそうね」
「負けないですよ、真紅!」
「……すい、せいせき……」

彼女は今、涙を流しながら優しかった頃の姉の姿を思い出していた。

850 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:06:49 ID:ujRa8uGw
ドタバタドタバタッ!
ジュンは誰かが階段を物凄い勢いで上ってくる音が聞いた。

「はぁ……またか」

やれやれといった様子で、壊されたら困る物をベッドの下に隠す。
バタンッ!バタンッ!
扉が開き、だがそのすぐ後に閉められた。

「開けるですっ!卑怯ですよ真紅!!」
「はぁ、はぁ、はぁ……じゅ、ジュン!お茶を淹れて……はぁ、頂戴」
「なぁにをやってるんだお前達は……」

開けるですー開けるですーと、扉の外からは甲高い叫び声が聞こえてくる。

「いいから、すぐに紅茶を淹れなさいっ!!」
「はいはい……」

そう言って扉の方へ歩きだすジュン。

「ちょ……どこへ行くつもり!?」
「どこって……紅茶を淹れるんだろ?台所へ行かなきゃできないよ」
「いいから、そこに座りなさいっ!まったく、使えない下僕だわ……」
「なんなんだよ一体……」

よっこらセックスと言いながら腰を下ろすジュン。

「さて……んっ……そうね、紅茶と言えば、お菓子は何が合うかしらね?」
「はぁ?そんなん、クッキーとか、スコーンとか……」
「なんて頭が悪いのかしらッ!紅茶と言えばチョコレートに決まっているでしょう!!?」
「そ、そうなのか?」
「そうよ。……あら?あららら?どうしてかしら、こんなところにチョコレートがあるのだわ。でも……困

ったわ、こんなに沢山、一人じゃ食べられないみたい。ジュン、レディにこんなに食べさせるのは酷という

ものよ。食べなさい」
「……今日はいつにもましておかしいぞ、お前。大体、こんなに沢山とか言っておいて、一口チョコじゃな

いか」
「い、いいから、早く食べるのだわ!さぁほら、すぐ「ちょーっと待つですぅ!!!」

851 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:09:56 ID:ujRa8uGw
なんとか鍵をこじ開けた翠星石が乱入する。

「す、翠星石っ!」
「今日は騒がしいな……少しは静かにしてろよ」
「……ジュン、これから翠星石が言うことをよーーーく肝に銘じておくです!まず最初に、翠星石は……ジュンのことなんて、な、何とも思ってないです!」
「はぁ?」

ますます困惑するジュン。

「だからこれから渡す物には……別にこれといって、とっ、特別な意味がある訳ではなく……あああ!だからだからっ!ジュンみたいなチビで引き篭もりで通販オタクみたいな奴のことを翠星石が好きになる訳なんてなくて……」
「喧嘩売ってるんだな?そうなんだな?」
「フフン、無様ね、翠星石」
「な、なぁんですってぇ!?ちょっと表に出るです真紅!どうせもう翠星石たちしか残ってないです。こうなったらガチバトルです!」
「望むところなのだわ!!」

そう言って、壊れた窓から外へ飛び出す二人。
暫くすると、うおおおおやらおりゃああああやらと、凡そ乙女には似つかわしくない怒声が聞こえてきた。

「……ホント、一体何なんだ……」

度し難いといった表情で、ジュンはまたパソコンに向かった。
階段から不吉な影が忍び寄っているとも知らずに……。

852 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:11:09 ID:ujRa8uGw
一方、階段では――。

「ふ……ふふふ……まさかマスターから貰ったマヨネーズがこんなところで役に立つなんて……」

体中マヨネーズでぐちゃぐちゃの蒼星石だった。
そう、彼女はマヨネーズを全身に塗りたくることによって、摩擦を弱め、翠星石の蔦地獄から開放されたのだった。
階段には彼女の歩いた軌跡がてんてんと、零れたマヨネーズによって表されている。

「ジュン君!」
「うわぁ、また来たぁ!!……って、蒼星石か」

ジュンは安堵した。
何故なら蒼星石は、ローゼンメイデンシリーズの中で唯一マトモな人形だったからだ。
だが――何かおかしい。
違和感を感じる。
……臭い?そうだ、何か臭うぞ。これは……。

「ふふふ、ジュン君、さぁマヨネーズを食べるんだ。コレステロールを摂ろうじゃないか」
「蒼星石ぃーーー!!!??」

油まみれの体で方にマヨネーズを構えている蒼星石。
そう、彼女は最愛の姉に裏切られて少し気が触れてしまったようだ。

「さぁ……さぁ、ほら……」
「お、落ち着くんだ蒼星石!何があったのかは知らないけれど、そう人生捨てたもんじゃないから……」
「さぁ……さぁ!!!!」

そう言って、ジュンの口に直接マヨネーズを差し込むと、マヨネーズのパックを思い切り(注:余りにも過激な内容のため、一部省略します)

「うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
「ふふふ、まだ残っているよ。全部食べなきゃ、駄目だよ……」
「くっ、口の中がぐちゃぐちゃする!!うッ……!気持ち悪い……」
「駄目だよ、駄目だよジュン君。僕はこうするしかないんだ。さぁ、『日頃のお礼』も兼ねて、グイっと……」
「ちょ、僕そんな恨まれてたのー!?……誰か……誰か助けてよっ!!」

(助けてあげるわよ?)

どこからともなく、官能的な声がジュンの頭に響いた――。

853 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:12:03 ID:ujRa8uGw
ここいらで一旦止めるべきか迷ったけど、面倒くさいので一気に投下しちゃいますね。

854 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:12:58 ID:ujRa8uGw
(助けてあげるわよ?)

「この声は?誰でもいい、助けてくれぇ!」

(うふふふふふ………)

パソコンのディスプレイから、唇を三日月状に歪ませた水銀燈の姿が現れた。

「はぁい♪」
「水銀燈っ!?僕の邪魔をしにきたか!」
「女神様……どうか僕をお助け下さい……」
「ちょ、この人間白目剥いてるんだけど……」
「ジュン君は……僕の愛に耐えられなかったんだ」
「貴方、マヨネーズ貰って喜ぶお馬鹿さぁんがどこにいるのよ」
「何ッ!?ジュン君、そんなことないよね?おいしかったよねぇ!?」
「……もう……マヨネーズなんて……見たくもない……」
「!!!!!!!!?????????」
「無様ねぇ……」
「……分かってた、分かってたさ、本当は……何かちょっと違うよなって」
「ちょっとどころじゃなかったけどね」
「ッ!?……マスターが、マヨネーズさえ買ってこなければ……ぐふっ!!」

どういう原理か、蒼星石は力尽きてその場に倒れた。

「マスター……大好きだけど……誰より……大嫌い、だよ……」

蒼星石リタイア。

855 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:14:50 ID:ujRa8uGw
「助かりました、女神様」
「いつまでテンパってるのよ……」
「……ハッ!水銀燈!?」
「これって天然、なのかしらぁ?反応に困るわぁ……」
「それで……一体どういう用件だ?」

突然マトモに戻ったジュンが、ずれたメガネを直しながら真剣な表情で尋ねる。
それもそのはず、この水銀燈に彼は何度も酷い目に遭わされているのだ。

「そんなにつんけんしなくてもいいじゃなぁい。今日が何の日か知らないのぉ?」
「今日?そういえば、カナリアも同じようなこと言ってたな……誰かの誕生日か何かか?」
「ハンッ、誕生日ですってぇ?どうしようもなくお馬鹿さんな人間ね」
「なんだとっ!?」
「(ハッ……いけないいけない、ここは優しくいかなきゃ)ご、ごめんなさぁい、ちょっと緊張しちゃって……今日はバレンタインデー、女の子が好きな男性にチョコレートを送る日よ」
「……ああ、そうか、そういうことだったのか。ってことはさっきの奴ら……うーん、少し悪いことしたな」
「他の女のことなんて、どうでもいいじゃなぁい……」

ジュンに怪しくすり寄る水銀燈。

「ちょ、おま……」
「私が何のために来たか、もう分かってるでしょう……?」

いつの間にか彼女は、ジュンの膝元に座っていた。
思わず首をのけぞるジュン。

「えっと、もしかして……僕に?」

照れて顔を赤くするジュン。

「せいかぁい。受け取って、貰えるわよね……?」

水銀燈が妖艶な笑みを浮かべる。

「あ、ああ……」
「ふふ、嬉しい……。(勝った!「バレンタイン争奪戦」完!)」

856 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:16:06 ID:ujRa8uGw
「ふふ、嬉しい……」

そう言って水銀燈が取り出した物は……。

「……何コレ」
「何って、ヤクルトよぉ。知らないのぉ?」
「いや……あの……」
「体にいいんだからぁ。乳酸菌摂ってるぅ?」
「いや……僕、ヤクルト嫌いなんだよ、ね……」


――沈黙――


※よろしければ、この状態のまま数分間お待ち下さい


硬直する水銀燈に、申し訳なさそうなジュン。

(どうして?私の作戦は完璧だったはず……何故なの?やはり私じゃ……アリスになれない、の……?)

乳酸菌と言えば水銀燈。
つまり乳酸菌を否定されるということは、水銀燈を否定するも同意なのである!
段々と目に涙が浮かんでくる水銀燈。
頭の中では「ジャンク」という言葉がぐるぐる回っている。
コンプレックスの強い彼女は、自分の存在を否定されたと認識したのだった。

「めぐううううううううううううううぅぅうぅううううぅぅう!!!!!!!!!!!!!!!」

なにがなんだかよく分からないというジュンを残して、水銀燈は泣きながらめぐの元へと帰っていった。

水銀燈リタイア。

857 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:17:45 ID:ujRa8uGw
やっぱり一旦切りますね。
延々と独り言繰り返してるみたいで鬱になってきましたw
もし良かったら、感想とかくれると本当に嬉しいです。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 20:30:19 ID:XMZ00WOF
マヨネーズテラワロスwww
続きに期待してるよ!

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 20:39:43 ID:TTsRJ7CR
蒼……別に全身に塗らんでも腕だけ自由にしてから鋏で切ればよかったんじゃ……

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 20:46:39 ID:ktSkgoJ4
水銀に萌え始めた俺ガイルのだが。

861 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:55:31 ID:ujRa8uGw
コメントホントありがたいです……。
チキンなもんで、一人でスレ独占してるような気になって軽くビビってました。
残り3分の1程度。
二回くらいに分けて投下させていただきますです。

>>859
それは盲点だた。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 20:56:12 ID:Ha8i5KjM
久しぶりに面白い小説が読めましたわ。続き期待。

863 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:56:32 ID:ujRa8uGw

「ハァ、ハァ……やるですね、真紅」
「貴方もね、翠星石……くっ!」

外ではまだ二人のガチバトルが続いていた。
両者共に綺麗なドレスは泥にまみれ、自慢の美しい髪の毛はあっちこっちに飛び跳ねていた。
ちなみに……ローゼンメイデンの中でも穏健派の二人は、殺し合うような真似はしない。
各々の片手に持ったチョコレートの小包。
これを破壊されたら負け、破壊したら勝ちということだ。
さっきガチバトルと言わんかったかコラとかそいういう突っ込みは勘弁してほしい。

「翠星石……一つ提案があるのだわ」
「その手には乗らないですよ、真紅」
「いいから聞きなさい。……いっそのこと、どちらのチョコレートを貰うのかは、ジュンに選んでもらえば

いいんじゃないかしら?」
「そ、それは……!」
「あら、自信がないの?」
「あ、あるに決まってるです!いいですよ。その勝負、受けて立つです!!」

真紅には自信があった。
ジュンは甘いものはあまり好きではない――。
それは、より長く一緒に暮らしていた真紅だけが知っている情報だった。
そのため、真紅のチョコレートはとても小さく、控え目に作られていたのだ。
対して翠星石のチョコレートは、大きさこそが愛情と勘違いしたのか、どのチョコレートより大きい。
何故真紅が最初からこの手段を取らなかったのかと言うと、何だかんだ言ってジュンが優しいからである。
優しいが故に、精神年齢の低い雛苺やカナリアのチョコレートから貰う可能性が高いと判断したのだ。
だが今や、自分と翠星石以外は全員リタイアした。

(勝敗は決したのだわ……!)

真紅はそう確信していた。
だが……。

864 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:57:43 ID:ujRa8uGw
「ぐえっ!?」

真紅の後頭部に何か硬い物がぶつかる。
振り返ると、そこには古ぼけた、だけど見慣れた鞄が宙に浮いていた。

「貴方は……」
「薔薇水晶ですねっ!」

ひょっこり顔を出したのは、何と薔薇水晶だった。

「……何?」

きょとんとした表情の薔薇水晶。

「『何』、じゃないのだわ!いきなり現れたのは貴方じゃない!」
「薔薇水晶……どうしてこんな所にいるですか?」
「……チョコレートを渡しに行く、途中」

気だるそうにそう答える。

「ちょ、チョコレートですってぇ!?」
「フンッ……嘘おっしゃい。チョコなんて、どこにもないじゃないの」
「……ここにあるわ」

薔薇水晶がそう言うや否や、眼帯の薔薇がニュルっと伸びて、中からキモグロい麺状のチョコレートが出て

きた。

「キモッ!?」
「……何を言うのよ。海原雄山氏も認めた味だわ」
「そ、そんなことはどうでもいいのだわ。一つ尋ねるわ、薔薇水晶。それは、誰に渡す物なの?」

真紅はとても忌々しそうに薔薇水晶を睨んでいた。
対して薔薇水晶は、物凄く鬱陶しそうに答える。

「……ラプラスの魔」
「「……は?」」

思ってもみなかった答えに唖然とする二人。

「お父様が、乙女たるもの、バレンタインという日本最大の乙女チックな行事に参加すべきだと……」
「だからって……」
「よりにもよって、ラプラスの魔、ですか……」
「いけない?」

何が悪いのか分からないと言った風に首をかしげる薔薇水晶。
一方で、翠星石は酷く安堵した。
これ以上ライバルが増えてたまるものか、と思ってのことだ。
だがしかし……

865 :梅岡先生:2006/02/14(火) 20:59:04 ID:ujRa8uGw
「チョコレートを入れて戻ってきたのかしらー!」

元気一杯にカナリアが茂みから登場する。

「余ったチョコで作り直したのー!」

いつの間にか目覚めていた雛苺が新たなチョコレートを引っさげ台所から顔を出した。

「コンビニで安売りしてたわぁ……お小遣いありがとう、めぐ」

さらには空から水銀燈が現れ出でる!

「そうか、そうだったんだ。健康を考えたハーフマヨネーズ、これならジュン君もきっと……」

他一名。

「……ところで貴方達は、何をしているの?」

薔薇水晶が珍しく自分から声をかける。

「それは――」
「ジュンにチョコレートをあげて、最初にカレの愛をゲットしたドールがアリスになれるのかしらー!!」
「ちょっ……それ違っ……」
「殺し合うことがアリスゲームじゃない、確かにそうお父様は仰ったのかしらー!!」
「いや、それは確かに言ったけど……」
「そう……そうなのね……それならば私も、参戦するわ」
「でもまぁカナも所々盗み聞きしただけだから、半分以上はカナの推測なのだけれどねー!!」

カナリアの最後の言に、薔薇水晶は気付かなかった。

「どうやら……」
「ええ……」
「僕たちは戦う運命にあるようだね……」
「蒼星石は黙ってるです」
「すみません……」
「なのー」
「かしらー?」

今ここに、薔薇乙女が集結した。
ジュンの愛は誰の手に……?

「……そんな趣旨だったっけ?」

ポツリと誰かが呟いた。

866 :梅岡先生:2006/02/14(火) 21:00:52 ID:ujRa8uGw
ぴんぽーん。
一触即発。
そんな雰囲気が漂う中、平和なチャイムの音が鳴り響いた。

「はーい。あら、巴ちゃん」
「こんにちは、桜田君いますか?」
「ちょっと待っててね……ジュンくーん、巴ちゃんよー」
「呼んだか?あ……」
「こんにちは」
「お、おう」
「あの……今日、バレンタインデーでしょ?だから、ハイ、これ」
「あ、ありがとう……」
「あの……えっと、私もう行くねっ」

頬を染めて駆け出す巴。
その様子を、同じように頬を染めて見送るジュン。呆けて見やる薔薇乙女たち。



「な、何てこと……」
「……思わぬ伏兵がいたのね……」
「まだ終わらんですっ!オリンピックには銀メダルというものがあるです!」
「そ、そうかしらー!二番はカナがいただきかしらっ!」
「……どきなさい。アリスになるのは、私……」
「何を寝ぼけたことを。アリスになるのは私だわぁ」

867 :梅岡先生:2006/02/14(火) 21:02:49 ID:ujRa8uGw
ぴんぽーん。

「はいはい……あの、どちら様でしょうか?」
「あのー、あたし、カナのマスターやってる者なんですけど……君が噂のジュン君ね?」
「は、はぁ……」
「いつもカナがお世話になってます。あ、それでコレ。つまらないものだけど……」
「あ、チョコレートですね。ありがとうございます」
「菓子折り持ってこようとも思ったんだけれど、せっかくのバレンタインだしね」
「ははは」
「ふふふ、それじゃあ、またね」



「カナリア……」
「そ、想定の範囲外かしらー……。ちょ、ちょっと、みんなどうしてカナを睨むかしらッ!!!??」
「許さなぁい……ミーディアムの不始末はドールの責任よ。ローザミスティカで償って」
「水銀燈目がマジかしらーー!!!??」
「落ち着くのよー、日本はまだ銅メダルなら狙えるわー(?)」
「……今度こそ、私が頂くわ……」

868 :梅岡先生:2006/02/14(火) 21:03:58 ID:ujRa8uGw
ぴんぽーん。

「はい?えっと……」
「こんにちは。私、めぐって言います」
「え?あ、どうも」
「いつもうちの水銀燈がご迷惑をお掛けしているようで……それでお詫びと言っては何ですが、にチョコレ

ートを……」
「あ、ありがとうございます。あの、パジャマで寒くないんですか?」
「病院抜け出してきちゃったんです。うふふ。じゃあ、タクシー待たせているんで、失礼します」



「で?水銀燈」
「ミーディアムの不始末は、何だったですっけ?」
「ドールの責任、だったよね」
「……導き出される最良の謝罪方法、ローザミスティカの謙譲」
「そうかしらー!かしらかしらかしらー!!!」
「違うの!違うの!めぐったら……絶対わざとだわぁ……」
「これだからジャンクは嫌なのー。壊れた人形は焼却炉にポイなのー」
「今ジャンクって言った!今ジャンクって言ったぁ!!うわあああああんめぐううううぅうぅう!!!!」
「ひ、雛苺って、結構毒があるのね……」



ぴんぽーん。
「またですのっ!?」
「今日は来客が多いな……はいはーい」
「あの、ジュン君、コレ……ハーフマヨネー「帰れ」

そして扉は固く閉ざされた。

「……そっか、ハーフじゃなくて、カロリーゼロマヨネーズにすれば……」

869 :梅岡先生:2006/02/14(火) 21:07:02 ID:ujRa8uGw
――その夜――

結局、取っ組み合いの喧嘩になった薔薇乙女たち。
ジュンは大泣きしている水銀燈を見かねて、あと冷ややかな目で彼女を睨む雛苺が恐ろしくなって、喧嘩の仲裁に入った。
そして事情を聞くと……。

「まったく……限度ってもんがあるだろう!」
「ひぐっ、ひぐっ……」

水銀燈の頭を撫でながら、主に雛苺に説教するジュン。
だが雛苺は下を向いてチッと舌打ちしていた。

「大体そんなことでアリスなんて決まる訳ないだろうが……そこっ!その物騒な物しまえっ!」

説教に飽きた薔薇水晶が、後ろの方で水晶の剣を素振りしていたので注意するジュン。

「この飽くなき努力こそが勝利へと結びつくの……」
「さいですか……」

何を言っても動じない薔薇水晶が、ジュンは苦手なようだ。

「だって……せっかくジュンのために作ったチョコレートを無駄にするなんて……」

顔を伏せて呟く翠星石。

870 :梅岡先生:2006/02/14(火) 21:09:58 ID:ujRa8uGw
「ったく……最初から普通に言えば、全部ありがたく貰ってたよ。ほら、くれるんだろ?きょ、今日は、その……あ、ありがとよ。フンッ!」
「やっぱりジュンは優しいのー♪」
「ちょ、お前……二重人格さんですか?」
「甘いのが嫌いなジュンのために、七味唐辛子を隠し味にしてみたわ。この真紅の気遣いに感謝しなさい」
「それはどうかと思うが……ま、ありがとよ」
「翠星石が一生懸命作ってやったですぅ……残したら承知しないです!」
「でかっ!……こんなの作るの大変だっただろう。……ありがとな」
「……ラプラスとどっちにあげようかしら……」
「僕はラプラスと同レベルか……だからその剣をしまえって!!」
「ひぐっ……うぐ……うわあああああん!!!!」
「水銀燈……そ、そろそろ泣き止めよ、な?」
「カナのみっちゃんへの愛情がたっぷり篭ってるかしらー!」
「なんか間違ってるような気もするが……ありがとう」
「ジュン君、カロリーゼロのマヨネーズだよ」
「お前は帰れ」

こうして、バレンタイン争奪戦は平和の内に治まったのだった。
いつものように大迷惑を被ったジュンだったが、彼の表情はどこか幸せそうだった。

バレンタイン企画「例えばこんなアリスゲーム」

            ―完―

871 :梅岡先生:2006/02/14(火) 21:12:45 ID:ujRa8uGw
なんだかスレを私有化しているようで、物凄い罪悪感を感じまくりながらの投稿でした。
でもやっぱり、せっかくだからバレンタインの本日中に投下したいって気持ちがあって。
俺のssが嫌いな人にはホント申し訳なく思ってます。

872 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 21:19:51 ID:3RiBfLIg
>>871
まぁ、別にいいんでねぇの。
嫌いな人か居るかは知らんけど、楽しみにしている人も居るわけだしさ。

自分も暇だし、続き投下しようかな?

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:23:40 ID:f8hdjzmG
何このハーレム 何この黒薔薇乙女達w
>眼帯の薔薇がニュ(ry

キモ杉w

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:32:09 ID:r5vvLYML
薔薇水晶キメェwwww

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:38:12 ID:ktSkgoJ4
久しぶりに長い文章読んだ。
すげーおもしろかったぞ、次回作も楽しみにしてるよ。

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:38:38 ID:iSzvDXST
細部にまで彫りこまれたギャグにワロス!カンベンシテクレー
グッジョブ!グッドマヨネーズ!


877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:42:27 ID:r5vvLYML
ujRa8uGwは罪深いな
こんなに敷居上げちゃって…後の人が辛いじゃないかw

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 21:55:59 ID:ktSkgoJ4
ここでカオスとかの巨匠の出番じゃねぇ?w
もしくは俺が、一気にスレのクオリティを下げるssうp。

879 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 22:03:50 ID:3RiBfLIg
>>827の続き
ジュンは水銀燈を自室のベッドに寝るように言って自分はリビングのソファーで寝ていた。
一方の水銀燈は中々眠れずに居た。
真紅達が自分のすぐ近くで寝ている。
そう思うと水銀燈はもし真紅達が目覚めたらそんな事を考える度何度か逃げ出そうかと思ったが、アレほど自分のためにと言ってくれた人を裏切るようで申し訳なかった。
水銀燈は結局朝まで眠れずに居た。
「人間。ねぇ、人間起きてよぉ」
水銀燈はまだ朝の5時だというのにジュンを起こした。
目覚めたジュンの瞳には不安げな表情をした水銀燈が写った。
「ん・・・・どうした?」
「べ、別に何も無いわよぉ・・・・」
水銀燈の顔から不安の色が消え、少し頬を赤らめジュンから目線をそらした。
ジュンと水銀燈は特にする事も無く、唯時間だけが過ぎていった。
真紅達の起床時間が段々と近付いてくると水銀燈からはまた不安の表情が伺えた。
「・・・・・不安なのか?」
「別に・・・・・」
「大丈夫だよ。真紅達ならきっと判ってくれる」
ジュンは妙に自信有り気だった。
真紅達の起床時間がきた。
階段を下りる音がして、少しずつ足音が近付いてくる。
水銀燈はまるで翠星石の様にジュンの陰に隠れてジュンの衣服をギュッっと握り締めていた。
リビングのドアが開いた。
「あら、ジュン今日は早いのね」
「おはようなのー」
真紅と寝ぼけ眼の雛苺がリビングに入ってきた。
まだ、真紅達は水銀燈の存在に気付いていない。
「真紅・・・・・・少し話があるんだ」
ジュンが真剣な面持ちで真紅に話し掛けた。
「何かしら・・・!!・・・ジュン。どうしてその子が居るの?」
真紅が水銀燈に気付き咄嗟に身構える。
ジュンが真紅の前に立ちはだかり必死に説得をした。
「待て!真紅!!こいつはもう敵じゃないんだ」
「どきなさい。ジュン!!あなたは水銀燈に操られているのよ」
真紅はジュンの言葉ですら信じようとはしなかった。
水銀燈は唇を噛み締めて必死に涙をこらえている。
それを見たジュンはさらに必死に真紅の説得を試みた。
「真紅。こいつを信じてくれ、本当にこいつは・・・・もう敵じゃないんだ」
ジュンは真紅の肩を掴み、声さえ力は無かったものの真紅にはジュンが言っている事は真実だと感じとれた。
「ジュン・・・・わかったわ。そして、ごめんなさいね。水銀燈」
真紅は微笑んで水銀燈に謝った。
水銀燈は真紅のこの言葉を聞いた瞬間、噛み殺していた涙が溢れ泣き崩れてしまった。



ちょっと、あれ基本的な質問していいですかね?
翠星石ってアニメで、時計屋に住んでたよね?
まぁ、いいかなぁ・・・・・・・。
また、あれ感想おねがいしますわ。

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 22:10:12 ID:YlIZbev7
なんか今日はすげーな。スレ伸びまくり・・・皆さんGJです
そろそろ次スレの時期だね。

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 22:12:22 ID:YlIZbev7
>>879
水銀燈萌えるw
翠星石は二期の途中まで時計屋で、4話からJUM家かな。

882 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 22:13:34 ID:3RiBfLIg
次スレ誰が建ててくれるんだろか?
また、自分迷子にならないようにしなければいかんなw
もうなることは無いと思うが。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 22:24:41 ID:ujRa8uGw
わー、沢山のレスありがとうございます。普通に嬉しい。
三時間の労力が報われましたw

>>877
最高の褒め言葉なのですが、そこまでクオリティの高いもんでもないですよw

>>878
俺も、そろそろカオス氏のssが読みたい頃だわw
是非ssうp!

884 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 22:27:18 ID:3RiBfLIg
>>883
梅岡先生ですよね?

885 :梅岡先生:2006/02/14(火) 22:28:02 ID:ujRa8uGw
あ、名前入れ損ねた。
梅岡です、すまんです。

>>882
あ、じゃあ立てとこうか?

886 :梅岡先生:2006/02/14(火) 22:35:48 ID:ujRa8uGw
すみません、用事が出来たので少々席を外しますので、スレ建ての件は他の方お願いします。

887 :僕犯人知ってます。:2006/02/14(火) 22:36:01 ID:3RiBfLIg
>>885
あぁー、じゃあお願いします。


888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 22:52:05 ID:f8hdjzmG
今、投下してる連載?SSの中でどれが一番WKTK物なんだろうか?

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 23:13:55 ID:iOa+WHp0
ま、そう言う比較はしないが吉

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 23:52:40 ID:HiruCR3S
>>888
場外アリスゲームをはじめるんじゃない。
各々がそれぞれのSSにwktkすればいいだけだ。

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 23:56:14 ID:DYPZRlr4
「はい、ジュン君」
のりは毎年のように紙の包みを渡した
「あっ!今年も義理チョコありがと姉ちゃん」
ジュンは気の抜けた感謝の言葉でそれを受け取り
部屋に戻ろうとしたが、それをのりは止めた
「あ、あの…ねジュン君…今年のは義理チョコじゃないの……////」
そう言うとのりは顔を赤面させうつ向いた…
「えっ…………(姉ちゃん…)////」


ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ



「今年のは義理はなまるハンバーグよ」
「義理バーグってなにさ――――!!!???」

ギリバーグ
バージニア州出身。22年前に『俺はUFOに拉致られた』を出版し世間を騒がせた。
その後数多くのワイドショーに出演したが
その後は郊外で牧場を経営し生活していた…

後のさだまさしである…

今ならスベっても敷居をsageたと言い訳できると思いました

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/15(水) 00:13:29 ID:b+YWEeAh
めぐは相変わらず水銀燈と諦念じみた会話をしていた。
「私の病気はもう治らないわ。だって私はジャンクだもの…。だから私の魂を…」
その時、病室のドアが開いて、見慣れない黒いマントのモグリ医者が現われた。
「話は聞かせてもらった。手術料は5000万円だ。」

一年後、めぐは逞しくなった。

ああ、すんませんすんません、思いついただけです!

893 :オリジナルのジュン:2006/02/15(水) 00:40:07 ID:aXigVDtp
雛苺と出会って五日が経った。
昨日は徹夜で仕事をしたからさすがに疲れて一日中寝てしまった。
だからその分も今日は雛苺と楽しく過ごそうと思う。
「雛苺。今日は何をしようか」
「じゃあジュンも一緒にヒナのフィールドで遊ぶの」
「ヒナのフィールド?」
「そうなの。とっても楽しいのよ」
「へえ。じゃあ行ってみようか」
そして僕は雛苺と一緒にヒナのフィールドに向かう。
押入れの大きな鏡が入り口らしい。でも人形とこうして生活してる時点で今までの常識など通用しないのは分かる。
だからあっさりと僕は信じて中に入る。
中はメルヘンチックな空間だった。
「ここがヒナのフィールドなのか」
「そうなの。確かNのフィールドとも言うの」
「へえ」
「やけに楽しそうだね」
後ろから声がする。僕と雛苺が振り向くとそこには短い髪の人形が立っていた。

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