5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

吸血鬼エヴァンジェリオン

1 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/05(日) 11:45:02 ID:eX9N6IUt
お前が私に乗るんじゃない。私がお前に乗るんだ。
私が上でお前が下だ。

2 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/05(日) 11:46:43 ID:???
バラキュリラドラキュリラ柔肌に
牙を立てたvampire

>>1shineYO

3 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/05(日) 11:47:16 ID:???
茶々丸「触んなや」

4 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/05(日) 12:25:39 ID:???
吸血鬼エヴァンジェリオン

5 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/05(日) 19:15:57 ID:???
ゔぁんぱいや〜

6 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 03:18:13 ID:???
睦月さんのFF思い出した

7 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 17:08:54 ID:???
                         i′ i ヽ | >‐┴-- 、
        「`ヽ                  l   ! //// , ,  `ー- 、_
        ヽ ヽ_,   ァ'⌒ヽ        |.  K.∠ィ、'7/ ク|i ト, i' ̄`フ , -‐'´
  _,. -─¬' ̄! Y i  /    ヘ _     r'´二フ' jャ、ヾ/ト」/ j l_,.ィ´ /
 ̄        l ! | /    i  `トミュ、  L.> ,イ〈ゞ-'‐r'ァ、 y' /! _j/     /
 _, --───┴l jィ!     !  ヽ >弐ヾ!`く /∧ヽ丶 ゝニシ' /iヘ. !    /
´         / ,'/     ノ   ∨ /,.ニ 乂 ヽl‖ノ ー─彡 ∧ ! l l   /
         / // ̄丶、/、    ∨ / r=ミ 丶!ツ-= ラ´/ / l l ヽ〉‐ '
        ,' //    / l     ∨ /l /´と、 `¬'´ ! l !_,ィ!.」/
         f //     /  、      ャ_'"/ ,丶\   ;ケ| !| |
        | !.l   /|    ヽ       !_/   ´ Y //,'| !| !
          . 7   / 、  〈 !      l      ,.イ///∧ Y
         ∨  ,/  ゝ   l       !    , ' フ'′',// ! !|
         }   、`ー─--.六      ,ム-‐'" ,/ ///  l ,リ
           i   ヾ ー∩─-ゝ . ∩ ´   / //,/  / 〃
        j    ノ.  //.     | |    / / / /  f' / '
         l.   /  //Λ_Λ | |  / / / /   ' //
         |   |   | |( ´Д`)// <
        ゝ._ノ    \      |   i  ! .|   |   i !′
                |   /
               /   /
           __  |   |  __
           \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
           ||\            \
           ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||

8 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/07(火) 21:42:48 ID:???
下僕スレからきましたエヴァ様

9 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/07(火) 22:17:16 ID:??? ?2BP(1000)
エヴァ様の人気はワールドワイドです

10 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/07(火) 22:54:10 ID:???
>>7
エヴァ様にさわるんじゃねえ

11 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/08(水) 21:05:23 ID:???
エヴァ板にまでいるちょっとギャグじみたエヴァ様ハァハァ

12 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 06:56:06 ID:???
しかたなくこっちでエヴァ様ハァハァ

13 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 16:17:53 ID:???
しかたなくこっちでエヴァ様とキッス

14 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 19:47:43 ID:??? ?2BP(1000)
>>13
阻止

15 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 19:49:02 ID:???
エヴァ様のためならうんこ食べるぜ

16 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 22:15:34 ID:???
いやいや俺が食べるよ

17 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 23:51:20 ID:???
エヴァたんの素股はたまらん……

18 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/12(日) 18:58:00 ID:???
たまらんぞぉ

19 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/13(月) 17:38:47 ID:ogGJ+nLp
       ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  でてこいエヴァ様ぁあ
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
     | | | |〈    |    |     | |
     / / / / |  /  |    〈|     | |
    / /  / / |    |    ||      | |
   / / / / =-----=--------     | |

20 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 22:03:23 ID:???
>>19 おだぶつ

21 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/18(土) 19:00:37 ID:???
チーン

22 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 01:35:26 ID:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
やら /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !ないか
    ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
   | | /ヽ!        |            |ヽ i !
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
// //ノノ  //゙ ノ'////|.リ/
´彡'゙,∠-‐一彡〃 ト.、,,,,,,,,,,,レ゙
二ニ-‐'''"´      /`二、゙゙7
,,ァ''7;伝 `        {.7ぎ゙`7゙      アッーーー!
  ゞ‐゙''  ,. ,. ,.  l`'''゙" ,'
  〃〃"      !   |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

23 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 01:37:28 ID:???
|  /   '",:;;               ||
|| /    ;:',;'                 ||             
0)||          '",:;           ||             >>1良い覚悟だな。
||;:',;'      ;:',;'   '",:;         ||     ∧_∧    お前の潔い所が俺は好きだったぜ
|| |       ;:',;'             _||_ __(´<_`  )   俺は・・・・・お前の事を、一生忘れない。
((0)      '"  ,:;            C|         |  それで何か言い残す事はないか?
||||                     |つ|____/  |  無ければそろそろさようならの時間だ。
|||                      レ´_/| | |   /
||| ||                  ,     ̄    |_//_/     '",:;
| ||                            |_∞_|
 |||                 ∧_∧       | || | | || ||||' ",:;
| ||                ( ・∀・ )      | | | | | | |||||||
|||               /|| `′ ||\    | | | | | || ||||||
| | |            /ヽ || >>1 || ´\  | | | | | | || ||||||    '",:;
  \          〈  \||=====|| / ) | | | | | | || |||||||
λ  \          \_|ろ===E|_/  |_|_|__|_||∧|_|_||_|||||
  λ  ̄         //// | | ||\\\  Zy」     Lyゝ
.;:'";:'".,:;';:'";:';'.;:'",:;;:';' ( ( ( | | | | | ) ) )).;:'";:'".,:;';:'" ,:;'.;:';'.;:'",:;;:';'.
.;:'",:;'    '.;    : ' ,;'.;:'",: ;'.;:'  .;:'".,:  ;:'  '.;:'"  .; '";'.;:

24 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 01:43:27 ID:???
       i r'    _,,..r--ヽ.   ミ      彡
       r.--ヽ. _..-'''' ̄ヽ=r.._  ¥     i
      .r'' ̄`ヽ=. <(::)>ノ  ~"'-._y    i
      i <(:)丿/ヽ.____,,..r'"    i i~ヽ.-...i
      ヽ__.r'(   '';;        i r'"(~''
      「   ヽ-⌒-'        \i > ) /     エヴァ様っ
        i  _...||.-.._         .r-'"/      
       i ./_.=:==-ヽ       y-.''~ミ
         i ヽ_,,,.. r"~        i i :ミ~
       i         .....::::::::/  i~
        ヽ    ...........::::::::::::'   i
         ヽ-::::::::::::::::::::::::::'    :i            
          丿 ::::::::::::::::'      i  

25 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 01:44:58 ID:???
         ____         
       /      \        
      /  ─    ─\     さ〜て
    /    (●)  (●) \               
    |       (__人__)    | ________    
     \      ` ⌒´   ,/ | |          |  
    ノ           \ | |          |  
  /´                 | |          |  
 |    l                | |          |
 ヽ    -一ー_~、⌒)^),-、   | |_________|   
  ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄   | |  |      
         ____
       /::::::::::  u\
      /:::::::::⌒ 三. ⌒\  
    /:::::::::: ( ○)三(○)\    
    |::::::::::::::::⌒(__人__)⌒  | ________
     \::::::::::   ` ⌒´   ,/ .| |          |
    ノ::::::::::u         \ | |          |  
  /:::::::::::::::::      u       | |          |
 |::::::::::::: l  u             | |          |
 ヽ:::::::::::: -一ー_~、⌒)^),-、   | |_________|
  ヽ::::::::___,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄   | |  |

26 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 22:59:59 ID:???
生きている人、いますか?
もしいるのであれば、聞いてください
今、あなたがどんな状況に置かれているのか、俺は知りません
絶望しているかもしれない
苦しい思いをしているかもしれない
あるいは……死の直前であるかも知れない
そんな、全部の人に、俺は言います
……生きてください
ただ、生きてください
居続けてくれませんか
これは単なる、俺のお願いです
もしこの声を聞いていてくれる人がいるのであれば、ひとりぼっちではないってことだから
聞いてる人が存在してくれるその瞬間、たとえ自覚がなくとも、俺と貴方の繋がりとなるはずだから
そう考えています
人は一人で生まれて、一人で死にます
誰と仲良くしても、本質的には一人です
通じ合っても、すべてを共有するわけじゃない
生きることは、寂しいことです
寂しさを、どう誤魔化すかは……大切なことです
そのために……他人がいるんじゃないかと思います
あなたには誰かとの思い出が、ありますか?
それは貴重なものです
決して忘れないようにしてください
孤独と向かい合った人の、唯一の支えだからです
理想は、近くにいてくれる誰か
けど今は、そんな当たり前さえ保証されない
けれど……俺はここにいます
あなたがそこにいるように

27 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/24(金) 17:08:55 ID:???
いいこと書きますね。読んじゃいましたよ。

僕は寂しいのがたまらなく好きです。孤独…甘美な響きじゃないですか。
世界には僕しかいませんし、僕さえいれば充分なのです。
僕以外のものは存在しません。そう思えるものがあるとすれば、それは全て幻。
「あなた」に意思は介在しない。その書き込みは恐らく…何らかのバグが発生したのでしょう。
僕がこうして書き込むのは、この事実を、自分に再確認させるためなのかも知れませんね。

28 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/24(金) 19:23:17 ID:???
>>27 ゲームのなんかの文章のコピペなんだけどね

29 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/07(木) 05:38:25 ID:???
ある病室に重病で寝たきりの患者がふたり入院していた。
一人の女は窓際のベッド、一人の男は通路側のベッドという部屋割りだった。
二人は次第に仲良くなり、いろいろな話をした。女は男にいつも窓の外に見えるものを嬉しそうに話した。
桜が綺麗だった事や子供たちの楽しそうな遊び姿、時にはケンカしているカップルがいた事。男はその話を楽しみにしていた。
しかしその事を話す女の、あまりに楽しそうな笑顔に男はいつしか嫉妬していた。
「なぜあいつだけ、俺だって外が見たい…」男はそう思っていた。

ある日の深夜、男がふと目覚めると女の様子がおかしい事に気がついた、ベッドから落ち苦しんでいたのだ。
男は驚き、ナースコールへと手を伸ばした。しかし、男にはある考えが浮かんでいた。
「あいつがいなくなれば…俺だって窓の外が見られる…俺だって…」
男は欲に負け、ナースコールを押すことをしなかった。
翌朝、慌しい雰囲気が病室を包んでいた。そう、女が息を引き取ったのだ。
そして整理が終わり、男は思い通り窓際のベッドへと移ることになった。

男が窓の外を眺めると、そこにあったのは鉄格子越しに見える隣のビルの壁だった。

30 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/09(土) 22:06:44 ID:Fo82HBpk
>>1がなぜ某第五部の某ありのままに話す人の台詞なのかの件

31 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/09(土) 22:15:52 ID:???
>>29
う〜〜〜〜

32 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/09(土) 22:24:47 ID:???
>>29
「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

…って何このスレw

33 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/09(土) 22:40:34 ID:???
中学生の頃、妹は二重人格だった。
なんでも、火を見ると「影羅(エイラ)」という魔族の人格が現れるそうで、
真っ暗な部屋の中で唐突にマッチを擦っては、
「……ヘヘ、久しぶりに外に出られた。この小娘は意思が強すぎて困るぜ(笑」
などと乱暴な口調で叫んだりしていた。
ある日、夕食の時に「影羅」が出たことがある。
突然おかずの春巻きを手掴みでムシャムシャと食べ始めて、「久々の飯だぜ(笑」と言った。
食べ物関係のジョークを一切許さない母が、
影羅の頭にゲンコツ振り落とすと影羅は涙目になっておとなしくなった。
それ以来、食事時に影羅が出たことは無い。
そして別人格とやらは、妹が高校に入った辺りでパタリと出なくなった。
最近になって、大学生になった妹にその頃のことを尋ねたら、
クッションに顔を埋めて、手足をバタバタさせてのた打ち回っていた。

34 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/10(日) 01:55:37 ID:???
これは恥ずかしい

35 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/14(木) 00:55:39 ID:???
         ____
       /::::::::::::::::\
      /::::::─三三─\   
    /:::::::: ( ○)三(○)\ 
    |::::::::::::::::::::(__人__)::::  | ________
     \:::::::::   |r┬-|   ,/ .| |          |
    ノ::::::::::::  `ー'´   \  | |          |
  /:::::::::::::::::::::.             | |          |

36 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/14(木) 00:56:34 ID:???
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ―)  (―)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  
  |              |  
  \               /    

        ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/    
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

37 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/14(木) 00:57:52 ID:???
http://www.aa-ch.com/LimitedTime/kiri.html

38 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/18(月) 02:42:10 ID:???
                 ___  ____   ___
   /  ̄/   /  /      /      /       /
      /   /  /    /、    \/      /、
    _/     /   /  \     \    /  \
                                      |
                                      l
                              /\___/ヽ
        :☆:                     /       :::::::\
      .::* ◎.。     +             |  ''''''   ''''''   .:::|
+    .::彡彳*‡:*..                 |(●),   、(●)、.::::|
    .:+彡*★:ミ:♪:ミ。:, +              |  ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::::|
   .:彡'゚‡,※゚.◎::▲:ミ,::..               \ `-=ニ=- ' .:::::/
 +.,;彡*;▲彡゚*★::.ミ~:ミ+:..                 `ー`ニニ´-一´ヽ、
 ..*彡゚◎.从♪.:ミ,☆,゚〓:ミ:,,  +           /    _    l
 .:彡★*..☆,彡.:◆.ミ.+:◎,ミ。:..            /  ̄`Y´   ヾ;/  |
.:゚:彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミ::._______,|    |    |´  ハ
     ;■■■■;                  |    |    |-‐'i′l
      ■■■                      |__ |   _|   7'′
      .;■■■;...                 (   (  ̄ノ `ー-'′\
                              ̄   ̄          \

39 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/19(火) 23:44:55 ID:???
   / ̄ ̄\     
 /   _ノ  \  
 |   ( ●)(●)
. |     (__人__)____
  |     ` ⌒/ ─' 'ー\
.  |       /( ○)  (○)\
.  ヽ     /  ⌒(n_人__)⌒ \
   ヽ   |、    (  ヨ    |
   /    `ー─−  厂   /
   |   、 _   __,,/     \
  _________∧_________
/                             \

40 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/20(水) 16:40:05 ID:???
http://strange.kir.jp/stored/qwup13596.jpg

41 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/20(水) 17:06:27 ID:???
http://2ch-news.net/up/up32976.jpg
http://2ch-news.net/up/up32979.jpg
http://2ch-news.net/up/up32980.jpg
http://vista.rash.jp/img/vi6653655059.jpg
http://901.gamushara.net/cobra/data/kameda_2.jpg
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader375420.jpg
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader375427.jpg
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader375429.jpg
ttp://a-draw.com/uploader/src/up9118.jpg
ttp://a-draw.com/uploader/src/up9121.jpg
ttp://a-draw.com/uploader/src/up9125.jpg
ttp://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf97334.jpg
ttp://a-draw.com/uploader/src/up9127.jpg
ttp://a-draw.com/uploader/src/up9129.jpg

42 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/20(水) 23:39:14 ID:???
いいか、みんな
        (゚ д゚ )
        (| y |)

信者という言葉が
       信  ( ゚д゚) 者
       \/| y |\/

二つ合わされば儲けるとなる
        ( ゚д゚) 儲
        (\/\/

43 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/21(木) 00:12:09 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=IYJ6YD7MpNQ&mode=related&search=

44 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/21(木) 00:12:54 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=uKSY3nJczEY&NR

45 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/21(木) 00:14:02 ID:TVugbIFG
http://www.youtube.com/watch?v=mOjqnZ_-GKs&mode=related&search=

46 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/21(木) 19:50:17 ID:TVugbIFG
育美ちゃんは小学校に上がる前にお父さんを亡くしてしまい
お母さんはその後再婚もせずに働きまくって育美ちゃんを高校は
もちろん、大学にまで入れてくれました。
でも、無理がたたって倒れてしまいました。
それでも身体が良くなるとまた働きはじめて、そしてまた倒れて・・・。
そんなことを繰り返しているうちについに起き上がれない身体になってしまいました。
そして自分がもう長くないと悟ったお母さんはお守りを1つ育美ちゃんに手渡し、

「ごめんね育美。ひとりでも頑張るんだよ。
でも、どうしても辛かったり耐えられなくなったらこのお守りを開けなさい」と言いました。

しばらくしてお母さんは亡くなってしまいました。
育美ちゃんはお母さんに貰ったお守りをお風呂に入るとき以外は肌身離さず持ち歩いていました。

あるとき友達(Nちゃん達)とプールに行ったとき更衣室で育美ちゃんのお守りの話になり、
中を見てみようということになったそうです。最初は断った育美ちゃんも
お母さんが亡くなってからだいぶ経っていたこともあり
まあいいかと思ってお守りの中をのぞいてみました。
するとそこには1枚の紙が折り畳んで入っていました。
なんだこれだけ?と拍子抜けした育美ちゃんが
その紙を取りだして開いてみると。そこには・・・

震えた文字で「育美、死ね」と書かれていました。

47 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/28(木) 15:10:58 ID:???
ぱにぱにのキャラなのに何故此処にスレが?

48 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/02(火) 08:07:34 ID:nRABOIzA
世の中には食べたくても食べれない人がたくさんいます
そう。あなたが新年のカウントダウンをする時、家族や好きな人と一緒にいて幸せな時
その時に空腹で死にそうになっている人たちがたくさんいます。
その人たちは一生の間で幸せなことがほとんどありません。いつも苦しんでいます。
私達が寝ている時、遊んでいる時、止むことの無い苦しみを受けています。
食べることのできる私達は日常のあたりまえなことを幸せに噛み締めなくてはいけないのです。
あなたがもしウンコ味のカレーとカレー味のウンコ どっち食べる? と聞かれたらはっきり自信を持ってこう言いましょう。
「どっちも食べません」

49 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/07(日) 16:04:42 ID:???
そうだね

50 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/08(月) 09:07:25 ID:Vf+tFx42
http://www.mediafire.com/?emndnkkcwnz

51 :羊のうたのインスパイアものですが、:2007/01/19(金) 21:16:13 ID:???
 ここ、第3新東京市に来て1ヶ月。
 僕はまだ父さんに会っていない。

 先生のところにいたくなかったからというのもあるけど、ただ僕は父さんに会いたかった。
 だから、あの手紙が来た時、僕はすぐに決心した。
 父さんのところへ行こうと。

 でも、僕はまだ会っていない。
 いったい、何のためにここへ来たのだろう。

「進路希望のプリント、持ってきた?」
 朝のSHR前に教室の中から窓の外をぼんやりと見ていた僕に、そう訊いてきたのはクラ
スの委員長だった。たしか、洞木ヒカリさんという名前だったような。
「まだ転校してきたばかりなのに、そんなことわからないだろうけど、ごめんね」
 と言って、彼女はすまなそうな目をしていた。
 でも、すぐに彼女は小さなくちびるをゆるめて、
「碇君、勉強できるから壱高って書いておけばいいじゃないかな」
 と言った。
「壱高?」
「うん。わたしも壱高が第一志望なんだ。まだまだ勉強しないと入れないけどね」
 と、彼女は舌を出して軽く笑った。
「今度、三者面談があるでしょ。わたしのとこ、お父さんが来るからちょっと憂鬱なんだ。家に
帰ってから、また説教されると思うとねえ。それにお姉ちゃんにも言われるのよ。ほーんと、
やんなっちゃう」
 それからも彼女は息を継ぐこともなく、ずっとしゃべり続けていた。
 どうして彼女は僕に話しかけてくるんだろう。委員長だから転校生の世話をしなくちゃならな
いのかな。委員長の仕事も大変だよなあ。
 そう思いながら、ただなんとなく僕は彼女の黒い瞳を見つめていた。
 と、その時、教室の後ろのドアがガタガタと大きな音を立てながら開いた。
 中に入ってきたのは包帯でぐるぐる巻きになっている一人の少女。
 綾波レイだった。

52 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 21:51:33 ID:???
 左腕はギブスをしていて、彼女の左目は眼帯で覆われている。
 彼女に会ったのは今日で二度目。
 だけど、僕はそのケガの理由を知っていた。
「綾波さん。今日は学校に来たんだ」
 少し驚きが混ざる声を委員長は漏らした。
「碇君、綾波さんとはまだ会ったこと無いよね?」
「あ、うん」
 僕はどうしてか肯定の返事をした。
「あのコ、綾波レイさんて言うの? 休むことが多くて、いつもケガしているようだけど、
大丈夫なのかな」
 と言った委員長の声は本当に心配そうで、
「大丈夫だよ。……たぶん」
 僕はそう答えるように声を出していた。
 それから退屈な数学の授業が始まり、教室はけだるげな空気で包まれた。
 眼鏡をかけた白髪の先生がなぜかセカンドインパクトがどうのこうのと根府川がどうこ
うと話していたが、そんな声は左の耳から右の耳へまっすぐに通り抜けていく。
 僕の意識は左側へ3列、後ろへ2つの場所にある席へ向かっていた。
 ときどき、たぶん5分に1回くらい僕はそこを見る。
 その席にいるのは綾波で、彼女はギブスをしていない右手で頬杖を付きながら窓の外を
ただずっと眺めているようだった。
 いったい何を彼女は見ているのだろう。
 僕もつられるように外へ視線を向けたが、そこには夏の青い空があるだけだった。
 白い入道雲がゆったりと東の方へ流れている。
 ただそれだけだったけど、なんとなく既視感があるような気がする。
 それは僕が初めて第3に来た時の空と同じ色なのかもしれない。
 あの日、僕は使徒と呼ばれる怪獣と、エヴァと呼ばれるロボットを見た。
 そして、エヴァに乗り込む綾波の姿も。
 おそらく、綾波のケガはその時の戦闘で負ったものだと思う。
 僕はネルフ本部のスクリーンでその戦いをただ見ているだけだった。
 父さんの声はスピーカー越しにただ『出撃』だけ聞いた。
 いったい、父さんはどうして僕をこの街に呼んだのだろう。
 僕と一緒に住むこともない。僕に会おうともしない。声をかけることさえもない。

53 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 22:12:34 ID:???
 ふっと、僕は小さく溜め息をついた。
 そして、また綾波を横目で見る。
 彼女は父さんと仲がいいんだろうか。一応、父さんはネルフという組織の司令で、
綾波はそこのパイロット。
 たぶん、僕なんかよりずっと父さんと話したことがあると思う。
 僕は綾波の透き通るように白い頬を見つめながら、
「今度、聞いてみようかな」
 と口の中で呟いていた。

 放課後になり、僕はまっすぐにミサトさんのマンションへ帰った。
 ミサトさんはネルフの作戦部長で、29歳独身だ。
 本当はこの街で一人暮らしをするはずだった僕を、ミサトさんは見るに見かねて一緒に
住もうと言ってくれた。
 僕は他人の家で暮らすつらさを先生のところで嫌になるくらい知ってしまっていたから、
それは丁重にお断りしたんだけど、ほとんど強引にミサトさんに同居を決められてしまった。
「ただいま、」
 と、僕は声を出して家の中に入った。
 ミサトさんはまだ仕事から戻ってきていないから、誰もいないのはわかっている。
 でも、僕はそう言って声を出すことが何となく心地よくなってきていた。
 ミサトさんと一緒に暮らし始めた1ヶ月という時間は思いの外、僕に影響を及ぼしていたの
かもしれない。
 同居して三日ぐらい過ぎた頃だったか。僕はミサトさんに、
「どうして一緒に住もうと言ったんですか?」
 と訊いたことがあった。
 他人に親切にされたことなんてなかったし、そんなことを受ける理由もない。
「僕が父さん……、司令の息子だからですか? 監視ならしなくても大丈夫です。勝手に
どこかへ行ったりしませんから」
 と、こんなことも僕は口に出していた。
 それに対してミサトさんは慌てて、
「ち、違うわよ。そんなじゃない、ない。私はシンちゃんみたいな可愛い男の子と一緒に住みた
かっただけなのよ。ホント、それだけ」
 と弁解するように答えた。

54 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 22:21:32 ID:???
エヴァはロボットではない

55 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 22:38:06 ID:???
 僕はそんなミサトさんを醒めるような目で見ていたと思う。
 しばらく、嫌な空気が僕とミサトさんの間に漂っていて、その後、ミサトさんは缶ビールを
一気にゴクゴクッと飲み干した。そして、微かに赤くなった頬と目で、
「そうね。監視かもしれないわ。リツコからもそう言われていることは確かよ。でも、シンジ君」
 と言って、ミサトさんは僕の手をとって、その大きな左胸に当てた。
 僕はその柔らかな感覚に恥ずかしくなってしまい手を解こうとしたけど、ミサトさんの力は
とても強くてビクともしなかった。
「ねえ、シンジ君。わかる?」
 と、ミサトさんは訊いてきた。
「な、何をですか?」
「私の胸、ドキドキ脈打っているのがわかる?」
 ミサトさんの目はとても真剣で、僕は恥ずかしかったけど掌に意識を集中させた。
 確かにミサトさんの胸の鼓動が伝わってきて、それはとても強くとても速かった。
 僕は黙って小さく頷いた。
「私、命令とか監視とかそんなことで他人と一緒に住むことなんてできない。そんな器用な
人間じゃないのよ。シンジ君といると、楽しいの。だから、ほら、こんなに胸がドキドキしてい
るんだから」
 そう言って笑ったミサトさんはとても魅力的で、なんだかうまく言いくるめられているような
気がしないでもなかったけど、それでもいいような感じがして僕は、
「ミサトさん、あ、あの、わかりましたから、その手を離してください」
 と、顔を真っ赤にしながら声を出していた。
 それから後は、もうミサトさんにからかわれっぱなしで、でも、それが嫌ではなかった。
 そんなこともあって僕とミサトさんの同居生活はまだ続いている。
 ちょっと前まで知らない人同士が暮らすからギクシャクすることが多いのは当たり前だけ
ど、それでも先生のところよりはずっと楽しいような気がする。
 僕はキッチンに足を踏み入れると、クエッと鳴き声が足下の方から聞こえてきた。
 背中にランドセルみたいな機械を背負ったペンギン、ペンペンが僕を見上げていた。
「ただいま、ペンペン」
 と僕が言うと、ペンペンはまたクエ、クエッと鳴いた。
 世界中に一羽しかいない温泉ペンギン、それがペンペンだった。
 僕はペンペンへ向かって、
「ご飯はミサトさんが帰ってきてからだよ」

56 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 23:00:04 ID:???
 と言ってから、自分の部屋へと向かった。
 その後、ミサトさんが戻ってきてから夕食が始まった。
 ミサトさんはテーブルのイスであぐらをしながら、ビールを飲んでいる。テーブルには
飲み干した缶が3つほど転がっていて、その数はまだまだ増えそうな気配だった。
「ミサトさん、ご飯は食べなくていいんですか?」
 と少しトゲを含ませた物言いで僕は告げたけど、 ミサトさんは赤い顔を緩ませて、
「当然、食べるわよ。まあ、その前にちょっと晩酌はいいじゃない」
「ちょっと、ですか?」
「そう。ちょっとよ」
 ミサトさんはそう言って、肉じゃがを口に入れた。
「あら、美味しいじゃない。この肉じゃが。シンちゃん、料理が上手いわねぇ」
「スーパーの総菜です。498円でした」
「あ、そうなの。でも、でも、本当に美味しいわよ。この肉じゃが」
 ミサトさんはアハハと幾分酔いが醒めたような笑い声を出した。
 僕は黙ってご飯を食べるだけで何の反応もしないのが、ミサトさんは気まずかったのだ
ろう。話題を変えるかのようにミサトさんは、
「ねえ、シンジ君。明日の放課後はヒマ?」
 と訊いてきた。
「いつも暇です。特にクラブ活動もしてませんから」
「なにか部活に入らないの?」
「……入ってもいいんですか?」
「いいわよ。だいたい、入るも入らないもシンジ君の自由でしょ」
「じゃあ、入りません。別にやりたいこともありませんから」
「そう、」
 少しがっかりしたような声をミサトさんは出したが、すぐにまたはしゃいだような感じで、
「まあ、それはともかく、明日、ネルフ本部に来てみない?」
「ネルフ本部ですか?」
「そう。世界一のジオフロントよ。また、見たいでしょ? 一般人は立ち入り禁止なんだけど、
特別にシンちゃんをご招待しちゃうわよ」
 僕の経験上、うまい話に裏があるのは常だった。だから、僕は平らな声で、
「別にいいです。興味ありませんから」

57 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 23:20:54 ID:???
「えっ、どうして? 興味ないの?」
「はい、全く」
「だって、中学生くらいの男の子は秘密基地とか、ロボットとかに興味があるんじゃ」
「クラスメートにそういうのが好きそうな人はいるけど、僕は全然」
「でも、でも、本当は見たくてしかたないとか」
 やっぱりミサトさんは僕にネルフ本部へ来させたい何かがあるような感じで、
「ミサトさん、本当のことを言ってください。理由は何なんですか?」
「本当のことって、……言わなきゃ駄目?」
 困ったような感じでミサトさんはそう言ったけど、
「はい、」
 と、僕は冷たく答えた。
「じゃあ、言うけど、気を悪くしないで聞いてね」
「……」
「シンジ君、転校してきて1ヶ月でしょ。でも、まだ友達がいないみたいじゃない。学校で
のこともほとんど話してくれないし。だから、その、シンジ君の保護者としてはちょっち心
配なのよ」
「……」
「だからね、シンジ君に紹介したい女の子がいるのよ。ほら、前に一度、会ったことがある」
「……綾波さんですか?」
「そう。レイよ。シンジ君にとってもいい話だと思うのよ。あーんな可愛いコと友達になるチャ
ンスなんて滅多にないわ。もしかすると、ここから恋愛関係に発展するかもしれないし」
 ミサトさんの雰囲気がいつものからかいモードに切り替わりそうで、それだけは避けたいと
僕は慌てて、
「綾波さんには今日、学校で会いましたから別にいいです」
 と言った。
「あっ、今日、レイは学校に行ったんだ」
ねえ、シンちゃん」
 と言って、ミサトさんは缶ビールを右手に持ったまま僕の方へ少し身を乗り出した。
「レイと仲良くなった?」
「なんですか? それ。そんな急に仲良くなんてなるわけないじゃないですか」
「シンジ君って、奥手ねえ」
「だから、そんな奥手も何も、綾波さんとは一言も話してません」

58 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/19(金) 23:51:36 ID:???
 ミサトさんはにやけながらビールを一口飲んでから、
「じゃあ、決まりね。明日、学校が終わる頃、シンジ君とレイを迎えに行くから」
「なっ!、行きませんよ。僕は、」
「だーめ。もう決定したから。あー、明日が待ち遠しいわねえ」
 と言うと、ミサトさんはビールをまたごくごく飲み始めた。
 僕はもう何を言っても無駄だと悟り、はーっと溜め息をつくしかなかった。

 その翌日、僕は朝から不幸だった。
 転校してきてから初めてあったクラスメートに校舎裏へ連れて行かれると、いきなり
グーで殴られた。黒いジャージを着た短髪の彼、鈴原トウジはさらにもう一発、僕を殴
りつけると、
「すまんなあ、転校生。ワシはおまえを殴らないかん。殴っとかな気がすまへんのや」
 と手をぼきぼき鳴らしながら言った。
 隣にいた茶髪のメガネ、相田ケンスケが、
「ごめんな。この間の騒ぎで、あいつの妹さん怪我しちゃってさ。俺は止めたんだけど、
あいつ、頭に血が上ると、どうにも止められなくてさ」
 とすまなそうに言った。
 僕はどうしても理由がわからず、
「それと僕がどう関係あるの?」
 と言っていた。
 鈴原はすぐに僕にまた近づいて、
「なんやて! おまえがあのロボットを運転していたんやろが? もう一発、ドついたろか!」
「あ、あれは、」
 とまで言いかけて、僕は口を閉ざした。
 エヴァに乗っていたのは僕じゃない。綾波だった。そのことを話せば誤解は解けるし、彼らに
謝らせることはできるだろう。
 でも、僕はそれを言うことができなかった。
 別にカッコつけるとか、変なプライドとかじゃないと思う。
 ただ何となく言わないでいるだけのような感じがする。
「なんじゃい? 転校生、言いたいことはあるなら、はっきり言わんかい」
「別に。ただ、そんなにカッカして疲れないかと思っただけだよ」
 と、全く違うことを僕は口にしていた。

59 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 00:15:13 ID:???
 そんなことを言えば当然のように、彼は怒り出して、
「おんどりゃあ。人なめんのもたいがいにせえよ。コラ」
「ばか、止めろって」
 メガネ君は懸命にジャージを背中から羽交い締めにして抑えているが、僕へ殴りか
かるのも時間の問題だった。
 そんな時、僕の背後から声が掛かった。
「なにやってんのよ! アンタたちっ」
「あっ、委員長」
 メガネ君はホッとしたように声を出し、ジャージはぐっと握り拳を作ると、
「ちっ、邪魔が入りよった」
 と言って、どこかへ消えていった。
 僕はまだ地面に座り込んだままで、彼らの後ろ姿を見ていた。
 そんな僕のところへ委員長は小走りでやって来ると、
「碇君、大丈夫?」
 と訊いてきた。
「あ、うん。大丈夫」
「碇君、口から血が出てる」
 と委員長がびっくりしたように言った。
 僕は右手の甲で口元を拭うと、手に鮮血がびっしりとついていた。
 すっかり忘れていたけど、口の中が錆びた鉄の味で充満している。
 たぶん、殴られた時に口の中を切ったのだろう。
 委員長は心配そうな表情でポケットから真っ白なハンカチを取りだして、僕の口に
それを当てようとした。僕は急いで声を出し、
「いいよ。大丈夫だから。それにハンカチも汚れちゃうし」
「いいから、黙ってて!」
 委員長はそう大声を出し、僕の口元をハンカチできれいに拭いた。
 僕は彼女に気圧されてしまい、ただじっと為すがままになっていた。
「碇君、保健室に行きましょ」
 そう言って、彼女はハンカチを僕の口から離して、手を引いた。
 僕はただそんな彼女の細い指を見つめていて、……
 ……それは突然だった。
 僕の頭の中が真っ黒になるように重く、鈍い、意識で充満する

60 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 00:32:23 ID:???
 立ちくらみのような感じだが、それとは全くの別物。
 次に、視界が赤に染まっていった。
 委員長が心配そうに、
「どうしたの?」
 と訊いて、右手を伸ばしてきた。
 その彼女の親指と人差し指は僕の血で深紅に塗れていて、そこで僕は気を失った。
 次に気づいた時、僕は保健室のベッドの上だった。
 そばにはさっきのメガネ君がイスに腰掛けていて、
「碇、大丈夫か?」
 と訊いてきた。
 僕は2,3度、頭を軽く振ってから、
「相田君だっけ。……たぶん、大丈夫だと思う」
「そうか。よかったよ。トウジ、……あ、碇を殴ったやつな。あいつも心配していたんだ。
まあ、そんなに心配だったら殴らなきゃいいのにな」
 相田君はそう言って軽く笑った。
「でもさ、あいつの気持ちもわかるんだよな。あいつの妹さん、怪我しちゃってまだ入院中
なんだ」
「……どこを怪我したの?」
「背中に瓦礫が落っこちて来ちゃって、神経をちょっとね。もしかすると歩けなくなるかも
しれないみたいでさ。だから、あいつも八つ当たりだとわかっているけど、どうしようもなく
我慢できなかったみたいなんだ」
「……」
「ごめんな。こんなこと、碇のせいじゃないのにな」
 僕はそのことについて何も言えなくて、代わりに
「相田君は、鈴原君のことをよくわかっているんだね」
 と言った。
「まあ、長い付き合いだからな。それと、碇。俺のことはケンスケでいいよ。君付けで呼ば
れると、どうもね」
 僕はしばし無言で自分の両手を見つめてから、
「わかった」
 と小さく答えた。

61 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 00:56:11 ID:???
 それから少しの間、ケンスケと話をしてから僕たちは教室へ戻ろうと足を向けた。
 まだ昼休み前、廊下には僕たちの足音が鳴り響くだけだった。
 けれど、それはサイレンの音にかき消されることとなった。
 非常事態宣言のアナウンスが大きく聞こえる。
 あの使徒と呼ばれる怪獣が来たのだろう。
「シェルターへ避難しないと。……碇、頑張れよ」
 と言って、ケンスケは僕へ手を振って立ち去ろうとしたが、
「僕も避難しなきゃ」
「えっ、どうして?」
「……僕は、違うんだ。エヴァのパイロットじゃないんだ」
「ええっ!!」
 ケンスケはただ驚いて、僕を見つめるだけだった。
 その後、シェルターの中に一人で座っていた僕のところへケンスケは鈴原君を引っぱ
るようにつれてきた。
「ほら、トウジ」
「わ、わかっとる」
 鈴原君は思いっきり頭を下げると、
「すまん。転校生、ワイが悪かった。間違って、おまえを殴るなんて、ホンマ、ワイはアホや」
「……いいよ。別にそんなこと」
「いや、よくない。転校生、ワシを殴れ。そうやないとワシの気がすまん」
「いいよ。本当にもう気にしてないから」
「けどやなあ」
「いいんだ。本当に。でも、どうしてもと言うなら、いつか返してもらうから。今回のことを」
「いいんか? それで?」
「うん、その方がおもしろいから」
「おのれはー、根性、ババ色や」
 そう言ったトウジの顔は笑っていて、僕の頬もいつしか緩んでいた。
 それから僕たちはずっと他愛のない雑談をしていたが、僕の意識は常に地上へ置いてき
たままでもあった。綾波はあのエヴァに乗って戦っているんだろうかと。
 体中ケガをしているのに、戦わなくてはならいなんて。
 死ぬかもしれないのに。
 それは本当に現実で、現にトウジの妹さんなんて大怪我をしている。

62 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 01:16:18 ID:???
「大丈夫かな」
 と、僕は小さく呟いていた。
 ケンスケは僕を見て、
「ん? なんか言ったか?」
「ううん。何も」
「ところで、碇。おまえ、本当にエヴァのパイロットでなかったんだな」
「どうしてそんなこと訊くの?」
「いやな、パパのPCをのぞき見たら、碇の名前があったんだよ」
「そういや、オマエの親父、ネルフの職員やったな」
「ああ、」
 と言って、ケンスケは胸を張った。
「でな、そこに碇の名前がサードチルドレンとして書いてあったんだ。チルドレンって、
エヴァのパイロットのことだろ?」
「……僕は本当に何も知らないんだ。この街に来たのだって、父さんに呼ばれたから
だし、エヴァは見たことあるけど、乗ったことなんて一度もない」
「そうなんだ」
「なんや、シンジのおとんもネルフ関係者なんか?」
「あ、うん」
「ワイのおとんもネルフの研究所勤めやし、なんやネルフ関係者ばかりやな」
「まあ、仕方ないよ。この街はネルフのために作られたようなものだし」
「ふーん、」
 トウジは腕組みをして考え込むようにしながら肯いた。
 と、その時、ケンスケが低い声で、
「なあ、トウジ。内緒で外に出ようぜ」
 と言った。
「アホか! 外でたら死ぬやないか」
「バカ、声がでかい。……外に出てもわかりゃしないさ。それにトウジだって知りたいだろ?
エヴァに誰が乗っているのか。どんな戦いをしているのか? シンジもそうだろ?」
「僕は、……」
「なあ、行こうぜ」
 僕は反対することができなかった。むしろ外に出たかった。
 綾波が今、どうしているのか知りたかった。

63 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 01:53:53 ID:???
 使徒、人類の敵。今、私の乗る初号機が対峙している相手。
 私のシンクロ率で初号機を動かすことだけ。
 とても戦闘をする状態ではない。
 けれど、私にはこれしかない。
『レイ、間合いを十分にとって』
 モニターから葛城一尉の指示が出される。
『使徒のATフィールドを中和して、ライフルで応戦して』
「了解」
 でも、私の力では使徒のATフィールドを中和しきれない。
 すぐに間合いを詰められて、使徒は光る鞭で攻撃を仕掛けてきた。
 私は使徒の攻撃をかわせることができなく、山麓まで投げ飛ばされていた。
 軽い脳震とうを起こし、視界が歪む。
 数秒後、私はモニター越しに初号機の周囲を確認した。
「なぜ?」
 私は思わず声を上げる。
 初号機の右手のそばに碇シンジがいた。
 碇司令の息子。彼がどうしてここに?
 けれど、私に考える時間が与えられることはなく、使徒が攻撃をしてきた。
 彼が無事なことを確認しつつ、使徒二本の腕を地面に横たわったままの初号機の両手で掴む。
 掌が灼けるように熱い。
 でも、今はここから動けない。
『レイ、起きて! 早く!』
「駄目。今、動いたら碇君の危ない」
『なんですって! シンジ君がそこにいるの?』
「はい、」
『くっ、どうすればいいのよ』
 葛城一尉の指示を待つ余裕は無く、私は決断した。
 エントリープラグを初号機から排出して、
「碇君。乗って、早く」
 と呼びかけた。
 モニターの葛城一尉が何か言っているが、それは無視。

64 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 02:15:37 ID:???
 そして、碇君はエントリープラグの中に入ってきた。
 彼は何か慌てふためいているけど、それも無視。
「どこかに掴まっていて」
 と私は言うと、初号機を地面から立たせた。
 肩からプログナイフを取り出し応戦をするが、攻撃を防ぎきれない。
 初号機の身体が重い。
 使徒の高速で動く鞭を私はよけきることはできなく、腹部に貫通させてしまった。
 激痛が私の身体を襲う。
 無意識の呻き声が漏れる。
 刹那、ふっと痛みが和らいだ。
 そして、左手に重なる感触。
 私がそこへ視線を向けると、碇君が私の左手の上から一緒に操縦桿を握っていた。
 碇君の顔が苦痛で歪んでいる。
「手を離して」
「い、嫌だ」
 と苦悶に満ちる声で碇君は言った。
「ぼ、僕も何か手伝いたいんだ。……だ、だから、早く綾波はアイツをやっつけて」
 司令部の驚くような様子が見えるが、私には既に視界から外れていた。
 エヴァとのシンクロが私から彼に移っているのがわかる。
 やはり初号機は彼の機体。
 でも、今は私がやるしかない。
「わかったわ」
 と、私は碇君に言った。
 まだ初号機の制御が私にあるうちに決着をつけなくてはならない。
 プログナイフを両手に持ち使徒へ駆けていく。
 そして、使徒のコアへナイフを突き刺した。
 30秒後、使徒は沈黙し、初号機のシンクロを私は切断した。
 私の左手は碇君にきつく握りしめられていて、それは痛いほどだった。
 彼の指は硬直しているようで私から離れない。
 私はそんな彼の指を右手でゆっくりと一本一本引き離していった。
 そして、俯いたまま荒い息を吐いている彼へ私は声をかけた。

65 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 02:34:27 ID:???
「あなた、大丈夫なの?」 
 彼は答えることができないようで、しばし呼吸を繰り返していたが、
「綾波は?」
「私は平気」
「そう、よかった」
 彼は私へ顔を向けると小さく笑みを作った。
 が、突然、その表情は歪み、彼の呻き声が上がった。
 たぶん、これは時が来たのだと思う。
 私はエントリープラグを初号機から出し、彼を地面の上に横たえた。
 そして、彼のくちびるに人差し指を当てた。
 だが、彼は乱暴に私の手を払いのけると、
「僕、僕から離れて、早く」
 と言った。
「なにか感じるんだ。ヤバイんだ。だから、早く」
「……いいえ。私はあなたのそばにいるわ」
「早く離れてよ。冗談じゃないんだ。」
──私はこの時を待っていたのかもしれない
 そう口の中で呟いてから、私は右手の人差し指の爪を左手首に重ねた。
 数瞬後、すっと爪を横に引く。
 すると手首から赤い血が溢れて地面へこぼれ落ちていった。
 私はその手首を彼のくちびるへ当てた。
 彼の喉元が脈動し、私の血が彼の中へ注ぎ込まれていくのがわかる。
 どれくらい過ぎたのだろう。
 いつしか空はオレンジ色に染まり、彼は私の膝に頭を載せて目を閉じていた。
「落ち着いた?」
 と、私は訊いた。
 彼はまぶたを開いて、
「うん、」
 と小さく頷いた。
「そう。よかったわね」
 彼は再び目を閉じて、しばらく黙っていたが、

66 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 02:57:19 ID:???
「エヴァの中、血の匂いがしたんだ」
「……」
「そうしたら、急に目眩がして、なんだかわかんなくなって、自分が自分でないような
感覚がして、そして、……僕は、……」
 彼は上半身を起こして、私をまっすぐに見た。
「どうして、どうして、あんなことしたのさ? あんな、僕に、血を」
「……それが私の存在理由だから」
 私は碇君へ静かに告げた。
「ヒトの血を欲するのは、あなたの血筋。飢えを感じたのでしょ? 血が欲しいと」
 碇君は何も答えずに俯き続けていた。
「あなたの血筋には希にヒトの血を欲することがある。それはある種の精神的な遺伝病と
言ってもいいわ。ヒトの血を吸わないと生きていけなくなるの。肉体的にではなく、精神的に」
「……そんな。……そんなの人間じゃないじゃないか。まるで、……吸血鬼みたいな」
 碇君の声は暗く沈みきっている。
 けれど、私は碇君へもう一つのことを告げなくてはならない。
「碇君、あなたはひとりじゃないわ。私がいる」
「……綾波が?」
「私は碇君、あなたのために存在する。あなたが私の存在理由」
「どういうこと」
 と言って、碇君は私を見た。
 私はただ静かに告げた。
「私はあなたのために作られた。あなたの渇きをいやすため。碇君へ全て捧げるため」
「な、なんだよ。作るとか、捧げるとか。綾波の言っていることがわかんないよ」
「……わかるわ。私はあなたのために作られた。あなたのお母さんの遺伝子から作られた
のよ。碇君、あなた、ただひとりのために」
 私はそう告げると、自分のくちびるを深く噛み切った。
 そして、深紅に濡れたくちびるを碇君のそれにただずっと重ね続けた。

つづく

67 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/21(日) 13:20:03 ID:???
 先日の使徒戦後からシンジ君が変わったように見える。
 当然、初めてエヴァの中に乗って、レイと一緒に使徒と戦って、その恐怖は
普通の中学生にはとても衝撃的なことだと思う。
 シンジ君に少なからず影響を与えていることは当然だけど、それだけではな
いような感じもする。
 今だって、夕ご飯を一緒に食べていてもほとんど会話がないし。
「ねえ、シンジ君。今日は学校で何か変わったことあった?」
「……特に、」
「そう」
 私は話を続ける術がなく、唐揚げを一つ摘んで、ビールを飲むしかなかった。
 前から口数が多い子ではなかったけど、もう少し明るさみたいなものはあった。
 やはり、この前の戦闘が原因なのだろう。
 それからしばらくして、シンジ君はご飯が半分ほど残った茶碗をテーブルに置き、
「ごちそうさまでした」
 と言った。
「シンジ君、ご飯が残っているじゃない?」
「あまり食欲が無くて」
「シンジ君は今、成長期なんだから、ちゃんと食べなくては駄目よ」
「……はい。じゃあ、明日から」
「ねえ、どこか体の具合が悪いの?」
 と、私は少し心配になって訊きいた。
「特に悪いところはどこも」
「そう、」
 と、この時、私は思い出したことがあった。
 バックから一枚のカードを取り出して、
「シンジ君。ちょっち頼まれてくれない?」
「何ですか? ミサトさん」
「ネルフ本部のセキュリティーカード。レイのなんだけど、更新されたのよ。これでな
いと、本部に入れないから、ね? 明日、学校でレイに渡しておいてくれない?」
 シンジ君は私からカードを右手で受け取り、
「僕が、ですか?」
 と、そのカードを見ながら言った。

68 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/21(日) 14:25:48 ID:???
 ここでちょっといつものようにからかってみようと思い、
「どうしちゃったの? レイの写真なんてジーッと見ちゃって」
「あ、いや、」
「あら、やだっ。ひょっとしてシンちゃん、レイのこと? そうなんだ、ふーん」
「違います。僕はそんなんじゃ」
 いつもなら顔を赤くして慌てるはずなのに、シンジ君は静かに、
「ただ、綾波のこと何も知らないから」
 と言うだけだった。
 それから数秒くらいシンジ君はレイの写真を見つめていたが、
「あの、ミサトさん」
「ん?」
「ミサトさんは、……綾波のこと、……」
「レイが何?」
 シンジ君は少し口ごもって考え込んでいるみたいだったが、
「僕、綾波の家がどこにあるか知らないんですが。明日、学校に来ないかもしれないし」
 と言った。
「あ、シンジ君。レイの家、知らないんだっけ?」
「はい。学校でも会ったこと、一、二度くらいしかありませんし
「じゃあ、ちょっち待ってて。地図を書いてあげるから」
 アタシは手帳を取り出すと、そこへ簡単に道順を書き始めた。
 まあ、女の子のところへ行って、気分転換になってくれたらいいかなと思う。中学生の
男の子なんて、頭の中の半分以上は女の子のことなんだしね。
 その相手がレイというのもちょっち……かな。あのコ、もう少し愛想がよければ可愛く
見えるのにね。いずれにせよ、近い将来、同じパイロット仲間になるかもしれないコと仲良
くするのはいいことよね。
 私は地図を書き終えると、手帳からその紙を破ってシンジ君へ渡した。
「はい。これで迷うことはないと思うけど」
「ありがとうございます」
「じゃあ、よろしく頼むわね」
 シンジ君は小さくハイと返事をすると、自分の使った食器を片づけて部屋へ戻っていった。
「……家族になるのって、難しいわね。ペンペン」
 私は小声でそう呟いていたのだった。

69 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/21(日) 15:20:53 ID:???
 その日、綾波が学校へ来ることはなかった。
 掃除とHRが終わり、机の中から教科書とノートを鞄にしまっていると、
「碇君、また明日ね」
 と、委員長が僕の横を通り抜けながら言った。
 僕は彼女の方へ顔を上げて、
「また、明日」
 と答えた。
 彼女が友達とおしゃべりしながら教室を出て行くのを見てから、僕は席を立った。
「おー、シンジ。一緒に帰らへんか?」
「碇、ゲーセンへ行こうぜ」
 と、トウジとケンスケが僕へ言ってきた。
 僕は二人へ向かって、
「ごめん。ちょっと、帰りによって行かなきゃならないところがあるんだ」
「んー、どこへ行くんや?」
「……ちょっとね」
 僕が口ごもると、ケンスケが右肘でトウジの腕をつつき、
「じゃあ、仕方ないよな。明日は、ゲーセンへ行こうぜ」
「うん、たぶん明日は大丈夫だと思う」
じゃあ、碇。またな。……ほら、トウジ。帰るぞ」
「おう。またな、シンジ」
 そう言って、ケンスケはトウジを引っぱるようにして帰っていった。
 僕に気をつかってくれたのかな。
 そう思うと、僕はの口もとが軽く緩んだ。
 トウジとケンスケは転校してきて初めてできた友達かもしれない。あと、クラスの委
員長もよく僕へ話しかけてきてくれるし。
 前のところよりずっと居心地がいい。本当にそう思う。
 けれど、これかもそれが続くかどうかはわからないし、そうならないような気がする。
 僕は鞄の中から綾波のセキュリティーカードを取り出して、その写真を見つめた。
 感情の消えたような顔。それがその写真の印象。
 僕はまたカードを鞄へしまい、そして教室を出て行った。

70 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/24(水) 00:39:44 ID:???
 市街地から少し離れた場所。10年くらい前、ここ第3新東京市を造成されたばか
りの頃に作られた団地に、綾波の住むアパートがあった。
 そんなことを聞いたのはミサトさんからで、絶対にびっくりすると言われたけど、
本当にそうだった。まるで廃墟という感じで、こんなところに女の子が一人で住んで
いるとは信じられない。
 僕は地図を見ながら綾波の住む部屋へと向かう途中、この前のことを考えていた。
 あの時、僕は確かに綾波の血を吸った。
 血を飲みたくなった。
 あの抑えきれないほどの衝動。
 綾波が僕に血を与えてくれなかったら、たぶん襲ってでも口にしていたと思う。
 いったい、僕は……。
 それに、綾波の言ったこともすごく気になる。
 僕が吸血鬼の血筋とか、綾波が僕の母さんの遺伝子から生まれたとか。
 綾波が僕に血を口移しでのませた後──キスという感覚はなぜか全くなかった──、
意識を失ってしまい、それから一度も会っていない。
 だから、僕は綾波にもっと詳しく話を聞きたかった。
 しばらくして、綾波の部屋にたどり着くと、僕はインターホンのボタンを押した。
 けれど、壊れているのか、中から何の音も聞こえてこなかった。
 次に、僕はドアをガンガンと隣3軒くらい響くほど強く叩いた、やはり何の返事もなかった。
「いないのかな」
 と呟いてから、僕は鞄から綾波のカードを取り出した。
「どうしよう、これ?」
 うーん、と数秒ほど考え込み、綾波がいないから仕方ないよなと結論を出して踵を返
そうとした時、ドアがすーっとほんの少しだけ開いた。
「誰?」
 と短い問いかけが、ドアの向こう側、暗闇の中から聞こえた。
 僕はカードを手に持ったまま、
「碇だけど」
 と答えた。
 すると、ドアは大きく開き、斜めになった陽の光が部屋の中に射し込んでいった。
「あ、綾波、……ちょっ、ちょっと」
 と、僕は顔を真っ赤にしてしまった。

71 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/24(水) 01:16:18 ID:???
 下着を身につけているだけの綾波は全く無表情に、
「中に入って、」
 と言った。
 僕は思いっきり顔を横に向け、綾波の方を見ないようにしながら、
「ご、ごめん。だけど、綾波も服くらい着てよ」
「シャワーを浴び終わったところ」
 そう言い残して、綾波は室内に消えていった。
 全く恥ずかしがっていない綾波に、すごく焦りまくっている僕。なんだか、どっ
と疲れが出てきて、ふーっと溜め息を一つ吐いてしまった。
「おじゃまします」
 たぶん綾波は聞いてないだろうけど、僕はそう告げてから玄関を上がった。
 そして、おそるおそる居間の方へ入っていくと、既に綾波は制服に着替え終え
ていて、僕はホッと息をついた。
 綾波は僕の目をまっすぐに見つめながら、
「何?」
 と短く訊いてきた。
 僕は綾波へセキュリティーカードを差し出して、
「カードを。新しくなったから届けてくれって、ミサトさんに頼まれて」
「……そう、」
 綾波は僕からカードを受け取ると、
「ありがとう」
 と小さく言った。
 なんだか、綾波がそんなことを言うなんてとても意外なような気がして、僕は少し
呆けたように彼女の横顔を見つめてしまった。
 綾波はそんな僕を気にとめることもなく、無造作にカードをポケットへ入れた。
 そして、僕の方へ歩み寄り、
「碇君。あれから、身体の方は大丈夫?」
 と訊いた。
 綾波が発した言葉の意味がわかり、僕は表情を硬いものに一変させて、
「特に、何も……」
 と答えた。

72 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/24(水) 14:30:13 ID:???
URYYYYY!!

56 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)