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おたく板で小説を作ろうぜ!

1 :おたく、名無しさん?:2006/10/10(火) 18:33:07
VIPのようなスレですまない。
皆で小説を作ってみないか?

2 :おたく、名無しさん?:2006/10/10(火) 19:07:06
>>1小説ってシャナとかそんなやつ?

3 :おたく、名無しさん?:2006/10/10(火) 19:11:11
学校に向かうクソ長い坂道を俺はよたよたと歩いている。
こいつさえ無ければ5分は長く寝れるってのに。
じんわりかいた汗で膝上5cmのスカートがまとわりつく。
クソっなんで俺がこんな格好で。
坂道はまだ半分も上れていない。

4 :おたく、名無しさん?:2006/10/10(火) 19:15:07
あ〜俺はいったいなんだってこんなことになっちまったんだ・・・・・
クソ、俺は、俺は・・・・・・

5 :裏ふも:2006/10/10(火) 19:23:38
記憶が確かならこのスレは4度目

6 :おたく、名無しさん?:2006/10/10(火) 19:28:02
>>1とりあえずテーマでも決めたら

7 :ぷーじん ◆NJIrDMV0mA :2006/10/10(火) 19:35:39
「そもオタクなのだから萌え小説でも書くと致そう」
ていうスレがあるんだけど、それじゃ駄目なのか?

8 :おたく、名無しさん?:2006/10/10(火) 19:39:12
もう朝が肌寒い季節だ‥‥このまま、このまま誰にも会わずに学校まで行ければ。
俺は頭の中で必死に制服のズボンがあるロッカーまでの最短、且つ安全なルートをシュミレートしていた。
…全く、あんなことするんじゃなかった!
思った瞬間、否定。上はグレーのブレザー、下は女子用チェックのスカートの男子高校生は頭を振って、坂を駆け上がっていった。癖の無いサラサラした少し長めの髪や日焼けしていない肌、細い身体の所為で後ろ姿は女子高生にも見える。

9 :荒野の1ドル銀貨 ◆dollar/Agg :2006/10/11(水) 02:30:12
>>7
萌えではない様々なジャンルを取り扱うブンガク的なスレっつー事にすればいいじゃない。

10 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 03:10:01
坂道。
そうだ…この住宅地の向こう側へ出て、長い坂道へ出れば下には県立美術館があったっけ!
人目を避けるように小走りに、一人の少女が坂道の途中へ現れた。

遠くからカッコウが鳴り響く。

やっば…‥マジやばい。
スカートの少年は7時を知り、息があがる苦しさに眩暈すら覚えながら坂を急ぐ。
大丈夫、落ち着け。ここまで人目につがずに来れたんだ。後ほんの、もう少し!

11 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 03:50:55
ヒュッと喉の奥で息が…‥誰 か 来 る ! !
突然高鳴り始める心臓や滲み出る冷や汗にやられながら俺は、重い脚に無理を強いて何気無く、でも不自然にならない程度に顔を背けて通り過ぎようとした。

少女は時折胸ポケットに手を遣り、何かを隠し持っているような素振りで坂を駆け降りて来る。
眩しいくらい真っ白なセーラー服、淡いクリームホワイトのゆるく通されたスカーフ、襟の水色ラインと濃紺に銀糸で刺繍された校章に、まだ真新しい革の鞄。その装いは、住宅地を横断する桜並木の通りにある私立校の中等科一年生かと思われる。
華奢な少女だ。蜂蜜のように茶色の大きな瞳を邪魔する柔らかそうな栗色の前髪も構わず、ひたすら走り降りて来る。

12 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 03:59:23

暇潰しに素人が小説書き込みしてるが、誰も居ない?キャラにネーミングって苦手なんだが…とにかく誰か居ないか?

13 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 06:03:28
>>12
さりげなく見てるよ。
変に気張ってない文章がいい感じ。
続けてくれ。

14 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 06:59:21
俺はもう死にそう、つか死ぬ!
前方から来る誰かにぶつからないよう、少し車道側に寄ろうと…する間も無く、誰かは飛び込んできた!!
「‥っ!?」
腕の中に、と云うか横倒しの俺の上に…びっくりして痛みはよくわからないが、動けないし喋れない。
そうだ、喋ったらバレる!…助けて神様、一生のお願いはもう使っちゃったけどな ん と か し てっマジ泣きそうになりながら身体を起こすと、あれ?
泣いてる?泣かした!?
歩道のタイルに座り込んで少女は泣いている。

女の子を泣かしたことに俺の頭は、スカートの件を瞬時に忘れた。

15 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 07:48:50
二人共いいかげん走りつめた体力は限界で、息はあがり、実際口をきくこともできない様子だった。
それでも少女はスッと立ち上がると…
「っ‥ごめんなさい!…あ、あの、この辺に」
云いかけてやめると一礼して行こうとする。

なんと云って、今二人で坂を駆け降りてるのか、もうどうでもいい。
俺は彼女の肩を借りながら、彼女は俺の背に掴まりながら無理して走っている。俺は二人分の鞄、彼女の右手には動かない小鳥。抑えきれない涙は鈍い俺にもわかる。
…もしもこの小鳥が死んだらどうしよう。この鳥、多分コアジサシじゃないかな?よく海岸近くで見掛ける、ちーさいの。

美術館は当然開館前で、彼女を全力疾走させて泣かした小鳥は、とりあえず手の中でナデナデしてみた。

16 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 08:12:56
…ちーさいのは温かい。大丈夫、だよな?ちゃんと温かい。
「気絶、とかじゃない?…ほら、窓ガラスにぶつかったりするのいるじゃん」
「‥‥‥‥」
俺を真剣な目で見てくる彼女に、ちーさいのが生きてるのを見せようとしたら飛び出して、一回落ちたけど飛んでいった。
「もうっ心配させやがって!あの、ちーさいのっ」
「よかっ‥た。ありがとう、おねー‥さん??」

・・・しまっ‥‥た、俺スカート…。

17 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 08:25:07
録画した深夜アニメ見るので、失礼するよ。

誰か話進めてくれたり、ネーミングしてくれないかな?そろそろあの男子高校生とセーラー少女に名前が欲しい、頼む!

どーゆー展開がいいのかもボンヤリだし。

18 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 15:38:21
なんか、異世界とか戦闘とか萌えがほしい

19 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 19:31:04
>>18 >>9って意見もあるようだし、五月蝿くない程度に混ぜてみるのはいかが?
--------------------------------------------------------]
俺は、なんと答えようか必死に考えるが……
パニクった頭に妙案が浮かぶわけも無い。
彼女はフシギそうな面持ちで、大きな茶色の瞳を俺に向けている。
もし今、鏡をみたなら鼻っ面におおつぶの汗が浮いているコトだろう。
いや、それ以前にこの奇妙な格好に目がいくだろうが。

「ご、ごめん!」
いたたまれなくなった俺は、一言だけ吐き捨てるように言うと
駆け下りてきた坂道を今度は上に向かって走った。全力で。
彼女から早く離れられるように。

20 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 20:26:34
「あ゛ん? ゆかりぃー?」
栗色髪の少女は後ろからかけられた声に、振り向いた。
黒髪、だけど前髪一部が金メッシュの不機嫌そうな顔がそこにあった。

「あ…姉さん。おはよう。」
「ゆかりぃ、なんでまだこんなトコいんの?」
朝のキリっとした空気に馴染まないコトこの上ない顔は、
挨拶なんて構いもせずにあくまでも自分のペースで話をすすめる。

「あの子が倒れてたから病院に連れて行かなきゃって…」
指差す先には電線にとまる白いコアジサシの姿。
「病院って近藤んチの病院のコト?」
「あ、うん。多分。そこだと思う。私も良くわかんないんだけれど…」
歩きながら、栗色髪の少女は先ほどあったコトを髪メッシュに話していった。

あらかた話し終えた時には、彼女の中学の目の前。
「じゃ、私はガッコいくね。ところでアユム姉さん?」
「ん?」
「今日何でガクランなんて着てるの?」

21 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 22:29:23
「来月、学院祭じゃない!ゆ、か、りぃ、朝云ったよ?私」
「そ…だった??何するの?これ。おにーさん、みたいだね」
今更珍しそうに上着の裾を引っ張ってくる…どうやら朝食の席で話題にした時は、まだ半分眠っていたのかもしれない。
「もー、しょーがないなぁ・・・。授業中は寝るんじゃないぞっ」
キョトンとした目で見つめてくる。妹は、暇さえあれば本を読んでいて‥特に今は海外のナントカ云うファンタジー系の連作に夢中のようだ。いいねぇ、まだまだ夢見ていられるんだ12才って!
「帰ったら又、お話聞かせてねー。いってきまーす」早生れで下手をすると1才年の違う子たちの中で、妹はなかなか上手くやっていけてるらしい。あんな感じなので、意外と秀才でも鼻にはつかないようだ。

クラシカルな鐘の音が鳴り始める。予鈴だ!

22 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 23:14:39
良スレだったりする

23 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 23:18:19
曇天が立ちこめている。そして、疲弊した身に容赦無く浴びせられる…‥
「あははははははっ、‥‥ちょっ、笑える〜〜マジにミニスカ登校?ですかぁ」ピィ‥ンと白のルークを指先で倒す。チェス盤を横目に、スカート姿をバッチリ見られた部活の友だちは茶化してくる。
「どうせ俺は負け犬ですよ。笑うがいい」
…そうさ、笑えよ。それも罰ゲームの内さ!勝とうが負けようが、正当性を欠くことだけはしない。ここだけは妥協しない、なけなしのプライドだ。
「席に着いて、ホームルームを始める」
最近流行りのファンタジー小説がキッカケで始めたチェスは、今のところ飽きもせず続いていて…コマの動かし方さえ覚えてしまうと、これがなかなかハマるゲームだった。
きっと今に盤が無くても口頭で(位置はメモりながら)勝負できるようになれそうだ!そしたら物理とか寝そうな時も、いー感じだろうな♪‥そんな楽しい考えの中へ今朝の恥ずかしい記憶が思い出される。

っ、はぁーーーー‥‥
ゴソゴソと片手で机の脇に掛けてある鞄から手探りでノートを探していると、持ち手の金具に黒いサテン地のリボンが巾着袋ごと絡まっている。
リボンを解いて開けてみると‥折り畳まれた手描きの地図が入っていた。

…なんだろ?これ。

24 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 23:48:55
うっ、今書いたの間違えて消してしまった…(; -_-) メモってあるから、食事したら又書き込むよ

25 :おたく、名無しさん?:2006/10/11(水) 23:51:08
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
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(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)
(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)(;^?Д^?)



26 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 00:11:49
今後のために今までのことをちょっと整理してみる。
------------------------------
登場人物:
 男子高校生
  名前未定。癖のないサラ毛で白い肌。>>8の格好でスカートで登校。
 中学生少女
  ○○ゆかり。>>11みたいな容姿。12歳早生まれ。
  海外ファンタジー系連作に夢中。この街のことをあんまり知らない?
 あゆむ姉
  ○○あゆむ。ゆかり姉。黒髪、前髪に金メッシュ。高校生。
  ゆかりを ゆかりぃ と呼ぶようだ。
舞台設定:
 長い坂道のある高校(○○学院?)。坂道の下には近藤動物病院、現代美術館。
 坂道を市街地方面に横切ると桜並木の通り。私立中等科がある学校有。
 カッコウが鳴き、コアジサシがいる環境。
-----------------------------------------------------

27 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 00:15:38
チョキチョキチョキ‥‥
鋏で切り抜かれた紙片。
《今月のオススメ1冊 絶対今書い度☆☆☆ この1冊によって把握できる世界描写満載!あのB.W.T.(ブックワード・ワールド・トラベラー)ファンにもビギナーにも最適。…》見入る少女。さて、しまっておこうと鞄に手を遣るが‥無い。え!‥‥ゴソゴソゴソ。えっ?

???

28 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 00:15:39
   /⌒⌒⌒⌒\
      /          ' ヽ
      /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ  |
      |  \, ,/  ,.┴-|、
     [|  ヽ、  ,ノ    [l |
      { ~゙ ''(・・(⌒    -r′
      ヽ )三(    ノ ^ー 、
     ,ィ iヽ、___(⌒)ヽ_  ' 、
   /   ヽノYヽ/ ノ ~.レ-r┐ヽ、 ヽ
  /|      。|   ノ__ .| | ト、 .|  |
 / /      。|( ̄  `-Lλ_レ' /  |
/ /       。|   ̄`ト---‐' /  /


29 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 00:44:49
地図のようなモノは何度も開閉したのだろう、折り目が深い。

「地図・・・だよなぁ。」
俺はありきたりなリアクションを心の中でつぶやきながら、
で折りたたまれた地図を開けていった。

罫線のひかれたA6サイズのメモ用紙に、黒のサインペンで書かれた地図。
羊皮紙っぽい柄の印刷なのが俺のファンタジー好きの心をガシリとつかんだ。
ただ、惜しむらくは…書かれている地図が、宝の場所でも異世界の町並みでもないことだ。
多分、いや、絶対、これは・・・この街の地図。

地図は家のマークを中心に放射状に描かれており、あちらこちらに丸文字のメモ書きがあった。
メモと言っても美術館だとか、学校だとかのランドマークが書かれているだけだが。
あまり遠いところまでは書かれておらず、空白になっている。

「なんだこりゃ・・・?」

30 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 00:50:12
午前中の体育よりキツイ。今日は水曜なので午後の授業は無い。もー、俺帰ろう!眠いんだ‥午前中はよくもったよ、うん。しかし一応コソッと鞄を手に昼休みの教室を出る。
「あっれーー?羽矢見、どこ行くの!」
…う。か、帰るぞ俺は。
「又クラブ活動サボリかよっ!そんっ‥なにオモシロイ訳?あの白黒の!」
「あ、ああ。うん、そう!それそれ」
「じゃ羽矢見、図書室?後でさー連絡事項、今日出るから持ってくよ」
や、もう直に帰りたいんだよな‥えー‥と、そだ!
「ほら、あれだよ!ゴメン今日は他校行ってちょっと…」
ヒラヒラと、さも何かあり気に薄手のファイルを振って足早にさよならする。

ふう。…で、何がある訳?《謎の地図》。まあ、届けてあげるか!課題かなんかだろ多分。

31 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 00:51:47
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32 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 01:07:00
大変だ…‥逃げ出した!
鳥籠はからっぽ。可憐な海鳥、コアジサシの姿は忽然と消失している。
《リトルターン》はどこへ?

…うそ。コアジサシ?
図書室の少女は読んでいた本を閉じた。
今朝のあの子は確か、そんな名前じゃなかった?おねー‥おにーさんが云っていた鳥の名前!同じだ!

33 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 01:11:58
いつもなら図書室に行き、今週入った小説を探して、チェスの定石本でも眺めるとこだけれど…

いつも朝の5分が貴重な睡眠時間の俺としては、
今日のように登校時間を大幅に繰り上げることは相当体力を消耗することだった。
いや、この肌寒い日にミニスカートなんか履いてたから風邪ひいたのかもしれん。
そもそも人目を気にしなければ、ゲームに負けなければ、この世にミニスカなんて無ければ……

とりあえず、色々限界だった。
水曜が半ドンであることに、人生で一番喜べた日かもしれない。

ところで、届けるとしてもドコに届けよう・・・
持ち主は大方朝の栗毛の少女だろう。多分、この真ん中の家が彼女の。
・・・彼女の家に行けってか。朝、あんな格好で会ってなければ行ってやるよ!

ええい。中学校に行くべきか・・・。
課題だろうし、事務にでも預ければ見つけてくれるだろ。

34 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 01:34:18
ドキドキしてきた。

最初の勇気が必要。
「あのー‥?あ、誰も居ないのか」
そーだよなー、まだフツー昼休み中だし。よし、後輩でも探しちゃうか。でもってコレ(地図)、ことづけたら帰ろっと♪
事務室の窓口で来訪記入を済ませて、人のあまりいないこちら側から3年の教室へ向かう途中に《図書室》。通り過ぎようとしたが、ちょっとだけ。
…さすがに読破まではできなかったけど。羽矢見は在校時にお気に入りだったファンタジーの本が並ぶ棚へ向かった。西側の重厚な造りの天井まで届く縦長の窓ガラスは、キレイに拭かれている。キレイ過ぎ。ガラスがあるか無いかわかんない。
くすっと笑って、ガラスを弾く。こーゆうとこに今朝みたいのが飛び込んで来ちゃうんだよ。

羽ばたく音。

35 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 01:40:19
前のページ:>>32
---------------
昼休みの図書室の中はらしくなく、騒然とした空気が漂っていた。

中高一貫教育のこの私立校は、
図書室や学食などの一部学内設備も中高一貫であった。
ゆえに、高等科生徒会の会鳥(カイチョー)であるリトルターンが消えた事が、
中等科高等科の垣根を越え、図書館のこの騒々しさのモトになっていた。

中等科1年である紫(ゆかり)もリトルターンのことは知っていた。
"図書室海外ファンタジー棚"の常連には、高等科のセンパイも居る。
一部でカリスマ的人気のある白い小鳥・・・センパイからはそう聞かされていた。
でも、話題に上がるのはその程度。品種まで知っているワケがない。
ましてや見たこともないし・・・
登校途中に出あった気絶した小鳥さんが、カリスマ小鳥なんて気づくすべは無かった。

「わたしが・・・見つけなきゃ!」
栗色の髪の女の子は、妙な使命感にかられた。
なぜそのように思ったかは知らないが、とにかく、運命を感じたのだ。

36 :荒野の1ドル銀貨 ◆dollar/Agg :2006/10/12(木) 01:55:39
うーん、文体の視点が定まらずに、情景描写を端折り過ぎて分かりづらいかも。

37 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 02:07:45
前のページ:>>34
---------------
音に一瞬、今朝のちっこいのが飛んだ時のことが脳裏をよぎった。
冷えた空に舞う白いコアジサジ。
フシギそうな少女の茶色の瞳。
ミニスカ。 

ミニスカは いらねぇ!

あー・・・もう忘れろ。このままではトラウマになりかねん。
心を落ち着けるべく・・・
中房の頃の定位置、図書館奥のファンタジー棚に向かう。
ココを卒業するとき、もう来ることもないだろうと感傷にくれたものだが
意外に早く戻ってきたものだ。
・・・・・・理由は、さておき。

「あれぇ?羽矢見せんぱい?羽矢見せんぱいじゃないですかぁ!」
棚までもう少しと言う所で、後ろから甘ったるい舌足らずな声に名前を呼ばれた。
うわ・・・後輩は後輩でもこの子はダメだろう・・・

「あぁ!やっぱセンパイだ!相変わらずお美しいですぅ!」
俺はその声が作ったものだって事を知っていた。

38 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 02:12:45
やっと自由。でもここって、どこ?
コアジサシの《リトルターン》は、夜明け前に抜け出した鳥籠から真っ先に海へ向かった。

39 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 02:18:38
海上から天上へ吹き上げる風に乗って《リトルターン》は、緑溢れる孤島を目指していた‥が、いたずらにかまってくるカモメたちに翻弄され失速し、危うく墜落の危機に見舞われるところであった。
迷いに迷って、風の軌跡を辿るが如くあやふやに飛び込んだ先は…そこはまるで《地下書庫》のように本が立ち並ぶ場所だった。

…図書室、かな?
少女はページをめくる。

40 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 02:22:34
なんだかカオスってきたぞ・・・
とりあえずもう寝るヨ。明日までにどこまでカオスってるか楽しみだ。

41 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 02:29:57
華麗にスルーして逃げ切った。俺を探して、外行ったみたい。ほっ。
!!!!!!!!!!!?なんか軽く踏んづけた感触に、心臓がもーーやめてくれよって。なんだって今日はこう‥うっ、わ・・・
何この男の子。ササッと踏んだ足を退いてみたが、寝てますよ。
これっ、と軽めのデコピンをしてみるが、起きません。

42 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 02:47:47
スヤスヤ、てかグッタリな感じの男の子は額にぶつけたような跡がある。
…鈍くさいのは流行りなの?て、俺もか‥いやいやいや!俺は巻き込まれただけ。
この少年、何故作業服?白地に黒のラインが入ったツナギを着ている。よく見ると半袖の左肩口に縫いつけられた‥えっと、リ ト ル‥トゥ、ツァ?……uか!《リトルターン》!!

当たり♪?

43 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 03:04:34
あれかな、勤労学生。よしよし、踏んだりしてゴメンな。これは俺のおやつだが君にあげよう!
カゼひくなよ、おやつ進呈!とメモを残し、《リトルターン》のおなかにベーグルの包みを乗せた。
あまり人のことは云えないが‥黒髪の少年はなかなか可愛いらしい顔立ちで、俺は今朝の少女のことを思い出していた。

44 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 03:20:57
人がいっぱい来た時に、少女は読みかけの《ブックワード・ワールド・トラベラー》を手に司書室へ移動していた。静かになったようなので戻ってみると…遂にみつけてしまった!

《リトルターン》!!
…でも変。会長さんって高校生じゃないの?この人‥この男の子、私と同じか年下くらいにしか見えない。

外からざわめき。
「会長!!良かった、探しましたよ会長っ」

45 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 03:42:40
高等科生徒会の小鳥《リトルターン》の行方に気が気でなかった会長までもが、お忍びで探しに出ていたものだから、それは大変な騒ぎになっていた。
「居なくなったのは会鳥だろう!?」
「会長も居ませんっ!!」「何ぃー〜‥!!??」

そんなやりとりを中等科は知るよしも無く、紫も探すべき対象は手の平サイズだと思っていた。…まぁ、時間の問題で、会長まで行方不明と知り面識の無い中等科の生徒は捜索に向かず、高等科生徒会からは昼休みには解放されていた。

46 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 04:12:57
清宮(せいみや)会長は、白いツナギの男の子に礼を述べた。
「本当にありがとう。でもどうして私がわかったの?君にこの子が懐いたのも不思議」
「僕と同じ名前みたい。帰りたいのに迷ってるのも同じだったから」
「えっ?」

冗談にしては屈託の無い、可愛いらしい笑顔で黒髪の少年は行ってしまった。

47 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 05:09:44
《リトルターン》は‥人間の男の子のように歩き走り動くことができても、もとは小さな海鳥なのです。遊んだらその分眠りにおちないと又動くことはできません。

48 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 05:16:40
《リトルターン》は‥その背に翼がある時、生まれ故郷の《グリーンアイランド》を探しに海へ飛んで行ってしまいます。

49 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 05:18:41
でも、緑溢れる孤島はもうどこにも無いのです。《リトルターン》、どれだけ探しても失われたものはみつけることができないのに。彼は決して忘れられないのです。

50 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 05:38:48
紫が昼休みに読んだのは、ここまでだった。
黒髪の少年に飲み物でもと外へ出たが階下は高等科の生徒が沢山居て、紫は図書室へは戻れなかった。
教室へ行くと机の上には失くした袋と地図があり、ハイドラの飾りマークが凝っているメモに少し大人びた字で、忘れものを届けに来ました。ケガはしなかった?とある。

51 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 05:46:06

収拾つけてみようと、なるべくもう1人の方と馴染むように書き足してみた。
《リトルターン》が1人と1羽になってしまったのは、ご愛嬌。会長さんに眼鏡の描写を希望です!

52 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 06:25:53
日没。
暗闇が翼を拡げて天辺を覆う頃、リデル教授はからっぽの鳥籠を横目に苛々と不機嫌な様子だった。

「リデル教授、新しい小鳥手配しましょうか?」
見かねて周りの者が云ってみたりするが、彼は鳥籠に新しいものを招こうとは考えもしていなかった。

53 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 06:35:42
…《リトルターン》でなければ、意味が無い。
B.W.T.の作者であるリデル教授は、《グリーンアイランド》のコアジサシを飼っていたのだ。そう、今日の未明までの話である。


54 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 06:46:09
紫は夜に又、ブックワード・ワールド・トラベラーを読み進めている。

《リトルターン》には飼い主がいた。海上で力尽きて波間に浮かんでいても、小さな子供に捕まって玩具にされても、飼い主は必ず探して鳥籠へ帰してくれた。

55 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 06:59:47
いったいどうすればあんな小さなものを探しだすことができるのだろう?
紫は今日1日のことを思い出して、とても不思議だった。
しかもこの飼い主は大変な人嫌いで、それでいて普段は大衆に紛れ込んでいるというタチの悪い魔法使いだった。

飼い主は《リトルターン》に緑溢れる孤島はきっといつの日か、みつけるのはおまえだよ《リトルターン》とささやく。

なんて悪い飼い主だろう!紫は、本を閉じた。

56 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 07:09:02

女性も読んでくれるかなーと思って、歪んだ感じの人を出してみました。後で教授に、なんか美形描写をしてみるので…なんかこう対になるよなアリスっぽい美少女登場希望です!

57 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 10:20:55
起きたらカオス度が予想以上だったゼ・・・
私は>>37あたりから分岐させて物語を作っていこうかねぇ。
数本同時進行になるから、文章の頭に何かしるしをつけるよ。

58 :B.W.T.:2006/10/12(木) 10:30:48
>>57
分岐、期待してます。

なんか割りと暇潰しにしてはハマってきました。
楽しいかも。

59 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 17:52:45
複数でやってるなら捨てハンでいいからなんかコテつけてくれ。
あと続き書く場合はアンカつけてくれるとわかりやすくて助かる。
>>1の続き
みたいな感じで。

60 :超特殊魔玉構成好局機構:2006/10/12(木) 19:19:24
良スレage

61 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 19:43:28
複数進行でもいいと思うけど
みんなで話し合いながら1つの
小説を作るのもおもしろいと思う。



62 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 19:44:23
ごめん上げた

63 :おたく、名無しさん?:2006/10/12(木) 20:48:17
>>61
そうしたいのは山々なのよ。
けど、続けてくれた設定が突飛すぎて私はどうしても繋げられなくて。
だから堪忍してちょー。
みんながいいと思った方に続きをレスしてけばいいと思うのよ。

64 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/12(木) 23:56:25
この小説の流れ(今回のみ):
>>3-4>>8>>10-11>>14-16>>19-21>>23>>29-30>>32-35>>37
前のページ:>>37
------------------------------------------------------
ここまで呼ばれてシラは切れない……

俺はいやいやながら振り返ると、そこには
やや痛んだ黒髪のツインテール少女が満面の笑みを浮かべ、たっていた。
中等科制服の肩からドクロのポーチを下げ、靴下は白黒のニーソックス。
相変わらず、人差し指に殴られたら痛そうなアーマーリングをつけている。

「よ、よう。新山……。」
「よう、じゃないですよぉ!たまには遊びに来るって言ったのにぃ!」
痛みツインテール少女は、あからさまに頬をふくらませ不満を訴えてきた。

こういうポーズを可愛い女の子がとればサマになるのだろうが……
俺的顔評価は並か……それ以下だった。
(いや、俺の評価が辛口すぎるのかもしれないが。
 すまん、読者の方々は実物を見て判断してくれ。)

「センパイ!女装はいつやってくれるんですかぁ!?」
俺がこの子に苦手意識をもっているのは、この話題のタメでもあった。
顔を合わすたびにこの話題を振ってくるものだから、
中学の卒業近くでは、意識的に顔をあわせないようにしたものだ……

65 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 00:03:38
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66 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/13(金) 00:06:58
前のページ:>>64
---------------
「ん、あ、うん……ま、またな。」
俺はテキトーな相槌をうって話題をそうそう切り上げようとした。

「えー!またっていつですかぁ!?約束してくださいよぉ!」
しかし、久しぶりに会う新山は以前よりしつこかった。

「あ、えーと! 今日はそうそう!用事があってさ!
 そう、ほら!これ届けに来たんだ!
 これさ、多分どっかのクラスの課題だから先生にでも渡しといて!
 じゃ、俺、用事あるから帰るわ!またな!」

俺は図書室で出せる限界の声で早口にまくしたてると、
新山の手にあの地図の入った巾着をポンと置き
一目散に図書室から飛び出した。
帰り際に何か言っていたようだが、聞き取れなかったし、
聞き取ろうとする気もなかった。

「あれ?コレ、確かゆかりの……ねぇ!ゆかりー?」

67 :B.W.T.:2006/10/13(金) 05:02:33
>>63
繋げ辛い展開にして済まない。再度見返してみたら、どうもファンタジーというより電波な感じになってるので、アレはもうやめておきます。

又、名無しに戻る。

68 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 05:41:07
8、10、11、14〜16、21、23、27、30、32、34、38、39、41〜50、52〜55。
読んでくれたヤシ、居たらd。

69 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 07:49:50
会社逝く前にあげてみる

70 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 15:18:31
目が覚めると、自分の部屋のベッドの上だった。

カーテンはしまっているけど真っ暗ではない。
…何時?
携帯電話を取ろうと左手を伸ばすと、手の甲に走り書きがしてある。
…なんだ?これ。いつ‥こんなの‥
不思議そうに彼は左手をひねりながら、不自然な向きで見る。
…僕はこれ、書けないよなぁ‥‥

少年は、左利きだった。

71 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 17:07:08
前のページ:>>70
---------------
…何…?何て書いてあるの?

少年は上体を起こし、
手の甲のソレをなんとか解読しようと試みるが…できなかった。

ソレは文字のような、絵のような不思議なものであった。
そして。暗い部屋でぼぅと光るわけでも無いのに、
ソレは奇妙な存在感を誇っていた。

…寝ぼけて目が霞んでるのかな?とりあえず今何時?

少年はとりあえず手の甲から目をそらし、机の上の携帯電話をゴソゴソとつかむ。
2世代も前の折りたたみの古い機種だ。
今は新しい携帯を購入したので、この携帯を電話やメールに使うことはない。
ただ、少年はこの旧式携帯のチープな4和音が好きであった。
それゆえ、捨てることも無く、目覚ましとしてずっと使っている。

パカリと開き、モノクロ液晶に写る時計を見て驚愕した。
…午前3時。
なら…カーテンから漏れる光は・・・?

72 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/13(金) 18:00:30
前のページ>>71
-------------
遮光カーテンからもれる光は、昼間のようであった。
少年はベッドから落り、恐る恐る窓にむかい、カーテンを少しだけ開けた。

外は、昼間のように明るい。
遠くのほうに光の柱が見えた。
それは見る間に大きくなっていく。

…原爆だ…

少年はなぜか、そう感じた。
感じる間に光の柱はすべてを飲み込みながら、もう間近にまで迫っていた。
ガレキが天に舞い上げられ、燃え尽き、水蒸気のように消えた。

目の前が真っ白になる。
少年は自らの血液が沸騰する、音を聞いた。

少年は生きたいと願った。
同時に、手の甲の走り書きは"ドラゴン"だ…そう思った。

73 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 20:41:57
前のページ>>72

左手のドラゴンを認識した瞬間、僕は早口で何かを唱え‥何処かへと瞬時に飛び去った。
…なっ‥に?今のは何!?見たことも無い恐ろしい光景、そして回避。
どうやら原爆のようなものは間一髪、浴びずに済んだが…

…左手のドラゴン。僕を護って‥くれた?

74 :おたく、名無しさん?:2006/10/13(金) 21:17:44
前のページ>>73

少し落ち着いて‥左手の甲を見てみると今は、走り書きではなくドラゴンだとハッキリわかる。
およそ人体に天然では見掛けない鮮やかなブルーで精緻に描かれた幻想の生きもの。優美なラインで表わされているドラゴンは‥
…まるで生きてるみたい?どうしてそう思うのかなと左手のドラゴンを指先でなぞると、

75 :おたく、名無しさん?:2006/10/14(土) 14:05:06
続きはー?

次ドゾー

76 :おたく、名無しさん?:2006/10/14(土) 15:47:42
話の内容がわからなくなってきた・・・・・・・・・・・・・・・OTL

77 :おたく、名無しさん?:2006/10/14(土) 17:08:09
>>76
別の話しなんじゃね?
てか、作者さん>>66の続きキボン

78 :おたく、名無しさん?:2006/10/14(土) 22:57:22
  /⌒⌒⌒⌒\
      /          ' ヽ
      /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ  |
      |  \, ,/  ,.┴-|、
     [|  ヽ、  ,ノ    [l |
      { ~゙ ''(・・(⌒    -r′
      ヽ )三(    ノ ^ー 、
     ,ィ iヽ、___(⌒)ヽ_  ' 、
   /   ヽノYヽ/ ノ ~.レ-r┐ヽ、 ヽ
  /|      。|   ノ__ .| | ト、 .|  |
 / /      。|( ̄  `-Lλ_レ' /  |
/ /       。|   ̄`ト---‐' /  /


79 :おたく、名無しさん?:2006/10/14(土) 23:40:22
今当たり前の事が当たり前でなくなると面白い。

80 :おたく、名無しさん?:2006/10/15(日) 08:40:00
穏やかにそう告げると、>>79はカウンターを去った。

81 :おたく、名無しさん?:2006/10/15(日) 12:52:49
前のページ>>80
「なんだ?>>79。またツケか?」
マスターらしき髭面の禿頭は、>>79の空いたグラスを片付けながら困った顔を見せた。
「マスター?お前んとこの店は滅んだ世界のツケもとるのかい?」
>>79はマスターには顔もやらず、後ろ手に左手を振る。
左手には、少年と同じ薄い紫のドラゴンがあった。

左手を気にしていた少年は、そのやりとりで自分が別の場所にいることに気付く。
「そんなことより、マスター。旧世界からの可愛いお客様だぜ。」
>>79はそう告げると、酒場の重い扉をあけ、去っていった。
コツコツと階段を上がっていく音が薄暗い酒場に響く。

少年は左手のことも忘れ、茫然と立ち尽くしていた。

82 :おたく、名無しさん?:2006/10/15(日) 13:42:10
>>81GJ

83 :おたく、名無しさん?:2006/10/15(日) 15:07:42
「‥‥>>81
ごきげんよう。君の良い仕事ぶりは拝見させて頂いた。この調子で、そう‥次の働きにも期待している」
抑揚の無い声は、ささやかに>>81へ賛辞を伝えると電話を切った。

84 :おたく、名無しさん?:2006/10/15(日) 15:39:47
前のページ>>83

「‥失礼」
電話をしていたコートの男は、立ち尽くす少年の横を通り去って行った。
…電話、使えるんだ。
左手でポケットを探ると、携帯電話がある。小銭と回数券、新しくできたショッピングモールの案内図。
…これからどうしよう。

85 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/15(日) 16:14:55
前のページ>>84

見渡してみると、電話の男やマスターの他に数人の人がいる。

大抵は黙って一人で酒を飲んでいるが、二、三人のグループもいた。
グループの連中は、互いの事を番号で呼び合い、会話をしていた。

皆、少年に気づいているのか、いないのかわからない。が。
皆、左手のドラゴンをぼんやりと光らせている事を少年は気付く。

キョロキョロしていると、禿頭のマスターと呼ばれた人と目があった。

86 :おたく、名無しさん?:2006/10/15(日) 20:17:54
前のページ>>85

「ご注文は?」
店内の数名は少年の方へ目をくれたが、それきりのことだった。
「っ‥ジンジャーエール」仮にも制服だ。ジーマと云いそうになったが、とりあえずアルコールはマズかろう。

87 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/15(日) 21:24:14
前のページ>>86

「はっはっは!なんてな!」
少年の呆気にとられた顔を横に、マスターはいかにも楽しそうに笑った。
少年は一瞬何が起きたのか、なぜ笑われたのかさっぱりわからず、
さらに間抜けな顔をしてしまう。
「はっはっは。すまんすまん。
あんまり間抜けた面だったもんだから。つい、な。」
マスターはトン、と淡い麦色の炭酸水を前のテーブルに置くと
笑い声のまま、話を続ける。
「光の柱、綺麗だったろ?
おっと、ここが何処かが先かな?
それともキミの左手のドラゴンが先かい?

「あぁ。ついでに、さっき電話してた奴、Hyunaは女だぞ?
間違えると怒られる。」
そういうと、マスターはまた笑った。
カウンターに座っていた電話の人物がマスターを睨む。

やさしい笑い方だ。
少年はそう感じた。
「で、何から聞きたい?」

88 :超特殊魔玉構成好局機構:2006/10/15(日) 23:34:21
GJ!

89 :おたく、名無しさん?:2006/10/16(月) 05:40:58
前のページ>>87

そりゃあ光の柱に決まってる。‥左手のコレもだけど。あ、その前に
「ここは、‥この世界はいったいどういうところなんですか?」
訝しげにマスターへ問う。「名前は?少年」
「はぁ‥僕は、各務(かがみ)ですが」
マスターは左手を示して
「名付けていないのかね?たいそうキレイなドラゴンだ」

90 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/16(月) 12:09:04
前のページ>>89
「えっと、まだ・・・」
「ま、名前を付けていたならまた笑った所だがな。

また笑い顔を作る。頬にえくぼが浮かぶ。
「この世界では名前なんて何の意味ももたない。
ましてや、キミのような新参モノならなおさらだ。
名前なんて名乗っていたら、白い目で見られるだろうな。」
マスターは続ける。
「だから、私はキミの名前を呼ぶことはしない。
せっかく聞いたのだがね。
多分これからも、キミとか少年とか呼ぶだろう。
これに気を悪くしないで欲しい。いいかい?」
少年は はい、と短く答える。
それ以外の返事を返す余裕など少年の中にはなかった。
「OK。では少年、本筋に入ろうか。
いきなり、ショッキングな話になるが。」

91 : ◆HyunaU5D1. :2006/10/16(月) 12:38:04
前のページ>>90
禿頭のマスターは、はじめて真剣な顔を見せた。
少年は本能的に体をこわばらせる。
マスターが意外に強面だったから、理由はそれだけではない。
「キミのいた世界、西暦2006年は10月10日ごろにもう、無くなっている。
破滅と言った方がいいかな?」
少年はマスターが何を言っているのか理解ができなかった。
あまりに、あまりにショッキングすぎた。
少年を後目に、マスターは話を続ける。
「キミがここにくる前にみた光の柱。
あれが地球上の全てを破壊した。
街も人も動物も。大陸でさえもね。」
「ここは、それを逃れたもの達、
いや、逃されたもの達が生きている、
新世界、いや別世界か、とでも言うところだ。」
マスターの話は所々途切れ始めた。
すでに少年に話をしているというより、
自問自答を大きな声で呟いているようだ。
「では、この世界が何処にあるか。
それは正直言ってわからない。
滅びた世界、キミのいた世界だが、が何処に行ったのか。
それもわからない。
が、ここは生活必需品を手に入れる手段も、
食料や酒を手に入れる手段もある。
旧世界と同じような、ね。
だから、俺達はとりあえず生きてはいける。」
少年の理解の範疇をこえる話だ。
それでも、マスターのわかったかね?の言葉に はい。と答えてしまった。

92 :おたく、名無しさん?:2006/10/17(火) 18:47:01
前のページ>>91

マスターの話はその後も続いた。
話を聞いている間、少年は自分の体と精神が離れているような気持ちでいた。

「・・・だから、語り手がこの世界を作り出している。」

自分の背中が見える。
カウンター席に座り、背筋を伸ばして話を聞いている。

「・・・と、言うことだ。名前の代わりの番号は世界を作り出した順・・・」

マスターに目を合わせ話をしている体は、所々ではい、とかうん、と頷いている。
精神の少年はそれがおかしくて少し笑った。
自分はここにいるのに、体は勝手に話をしているんだ。

「・・・全てが、誰かの想像をバトンしているんだ。」

笑うと、少し心地が良かった。
大声で笑い出したかった。きっと気分がいいだろう。

「わかったかね?」
マスターは困った顔で少年をのぞき込んだ。
少年の仮想幽体離脱はそこで終わった。

93 :おたく、名無しさん?:2006/10/17(火) 21:26:43
前ページ>>92

疲れた。

「・・・じゃあ。そろそろ、帰ります。」

少年は立ち上がると、トボトボと扉に向かった。

94 :おたく、名無しさん?:2006/10/20(金) 14:02:43
おちてゆく前に、何か云い残したことは?

背中越しに掛けられる遠い声が頭に響く。

95 :Hyuna ◆HyunaU5D1. :2006/10/20(金) 16:51:50
>>94

落ちていく・・・?何のことだろう。
僕は今から家に帰って、ご飯を食べて、お風呂に入って、眠る。
ただそれだけ、それだけするだけなのに。

誰かの静止も聞かず、少年は扉に向かい歩く。
押し扉に手を伸ばしたとき、割り込む姿があった。

「まて…外に出るには、落ちるにはまだ早い。」

回り込んできた>>94は、そう言って少年の頬をはたく。
小さいが、小気味の良い音が鳴った。

少年は、この信じられない現実に向かい合わなければならなくなった。

96 :おたく、名無しさん?:2006/12/20(水) 04:02:30
前ページ>>95

「話を聞いてなかったのか?この世界は語り手によって作られている」
「誰かが物語の続きを語らなければ、そのドアの向こうは・・・・白紙だ」
ドアの前に立ち塞がるように立つ>>94が言い放ったその言葉は僕にとって理解するしない以前も問題であった。
語り手?白紙?

昔、機械音痴の母親にパソコンの使い方を教えた事があったが、それはもう至難の業であった。
説明する為に用いた用語自体が母に馴染みの無いものであり
その用語を説明するのに使用した別の用語も同様で、教える僕が八方塞になってしまったのを思い出した。
今まさに僕は、PCの扱いを教わる母の状態にあるのだ。

「あ〜・・・全く理解できてないって顔だな」
「よし、1から説明しようか」

>>94の話はあまりに現実離れしていて、おとぎ話か何かを聞いているような気分だった。
僕がこの世界に来る前に見たあの光の柱。
あの瞬間にこの世界は生まれたのだという。
厳密には、それ以前に存在はしていたのだけど
僕が認知できるようになった原因があの光の柱にあるらしい。
>>94はそれを「スレッド」と呼んだ。

そしてこの世界を作る人々。
いや、人かどうかすらすら分からない何かが、語ることによってこの世界は構築され
>>94はそれを「レス」と呼んだ。

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