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キラ VS リナ 壊滅した盗賊団三つ目
- 764 :今年もよろしく・・・:2007/01/04(木) 20:37:36 ID:???
- とある街中の食堂にて。
「やー、新年も三日過ぎると、なんだかもう現実に戻ってきちゃう感じねぇ。」
「俺は結構忙しかったかなぁ。議長の新年の公務につきっきりで。
ガンダムには乗ることなかったけど。」
「MSといえば。」
運ばれてきた紅茶のお代わりに角砂糖を放り込み、リナは思い出したようにつぶやいた。
「あの、オーブの・・・なんだっけ、アケボノ?」
「・・・アカツキ、な。」
「あぁ、それそれ。あの金ぴか。
あんなの、実戦では目立つばっかりだけど、新年なんかだったら、派手でおめでたい感じがするわね。
プラントはやらないの?新年のイベントとか。」
「何か、歌姫のライブをやるとか言ってたけど、もう少し先だなぁ。」
「お正月限定で、デスティニーを金色に塗装したり。」
「しない!!なんで俺のデスティニーに、そんなバカみたいな塗装いないといけないんだ!!」
「バカとは何だ!」
シンの叫びに、割って入った少女の声!
「・・・あれ?」
「な!」
どっかで見たかもしんないパンツスーツの少女は、紛れもなく、カガリ・ユラ・アスハ!
「こんなところで何やってるんだ、アスハのくせに!」
「何って・・・せ・・・狭い王宮を抜け出して、世間を見るのも大事だと思ったから・・・」
「仕事サボったって、素直に言いなさいよ。」
「大丈夫だ!国にはセイランもいるし!・・・多分!
それより、アカツキのカラーリングを侮辱するつもりか、お前!?」
「バカっぽいからバカっぽいって言っただけだろ!?
それとも、お前にはあのド派手な金ぴかが頭よさそうに見えるのか!?」
「あの色はっ・・・!」
叫んで、カガリは何かを思い出したように言葉を飲み、ついっとシンから視線をそらす。
「あ・・・あの色は、私の初恋の人のMSと・・・同じ色なんだ。」
ちょっぴり顔を赤くしつつ、言うカガリ。
リナとシンは一瞬顔を見合わせ・・・
『あ、ビーチャ?』
声まで見事にハモらせる。
「なっ!なんでそうなるんだ、いろんな意味で!!」
この日、この食堂に居合わせた客は、正月早々頭を抱える、オーブ首長国の国主っぽいひとを
見たとか見なかったとか。
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