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【達人に】ここはパイロット養成所【してくれ】

1 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/22(日) 16:36:15 ID:???
果て無き荒野に埋もれていたのは、誰かが見つけた夢の欠片か。
それとも道半ばで倒れた旅人の骸だろうか。
見上げた夜空に瞬く星は、今宵誰かが流す涙の雫だ。
明日を目指す若人にとって、けれどそれは眩い希望にも見えるだろう。

宇宙(そら)の果て、青く輝く地球を仰ぐ、この星は赤きフロンティア。
鋼鉄の巨人(モビルスーツ)が闊歩し、未知なる怪物の徘徊する砂塵の世界。
法と無法、秩序と混沌、相入り乱れる荒れ果てた星では、力こそが唯一のルールとなる。
今まさにこの大地へと降り立つ君よ。
力の為に学び舎の門を叩く君よ。
火星と呼ばれるこの星で、君のその手は一体どんな未来を描き出すのだろうか――

2 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/22(日) 16:37:16 ID:7zudUEyh
3といえば宇宙世紀最強パイロット兼ノア社長三沢さん

3 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/22(日) 16:37:57 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


――スペースコロニーの技術を応用した気象調整システムによって作られた晴天の元、
比較的整備された町並みの大通りを、青年は走っていた。



……編入初日から遅刻してしまったのでは、はるばるこんな星までやって来た意味が無い。
定期シャトルの安い席にトランク一つで押し込まれ、地球を経ったのは既に二週間も前になる。

それ以上前の事など、この新しいフロンティアに居る以上は語るべくも無いだろう。
新しい世界に来る者に、過去など語る必要は無い。
必要なのは今を生き、明日を作る為の力だけ―――
そう信じていたからこそ、身寄りの無い自分はこの紅い星へと降り立った。
あのモビルスーツという巨人を駆るパイロットになって、そんな力を得ようとして。
今から向かうのが、その為の学び舎だ。

……あぁ、やっと正門が見えて来た。
嗚呼、あれこそは我が愛しの学び舎よ、通称『パイロット養成所』。
守衛の男性にIDを掲示して走り過ぎ、校舎へと走り込む。
この様子ならば、ギリギリで初日の講義には間に合うだろうか?
いや、間に合わなければならない。





―――何故なら自分は、『達人にしてくれ』と、ここの門を叩いたのだから。


4 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 17:09:31 ID:???

「さーてとぉ……今日の授業を始めるとするかのう。

 ……おんや、どうやら見慣れない生徒さんが混じっておるかの?
 いやいや、それともワシの思い違いかの?
 どーも年をとると物忘れが酷くて困るわい。」

5 :名無し生徒:2006/10/22(日) 17:18:23 ID:???
「思い違いだから早く授業はじめてくださいー」

6 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 17:21:44 ID:???
「おうおう、そりゃあスマンのう。

 では授業を始める。
 皆も知っての通り、ワシの教えるのはモビルスーツでの格闘戦の技術じゃ。
 今日は皆、まだそう成熟してる訳では無いからの、
 もう一度訓練の手順や流れから説明していくつもりじゃ。

 何かわからない所などあれば、すぐに聞くんじゃぞ?」

7 :名無し生徒:2006/10/22(日) 17:30:27 ID:???
「MSがないので訓練できません!MSください!」

8 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 17:36:17 ID:???
「このワシが現物で支給出来る訳が無いじゃろうがこの小童がァァァ!!!」

(物凄い勢い(=迫力)で一括する白い髭の老教官。
 名無し生徒がビクついてるかを確認もせずに。)

「…ウォッホン。
 まだ養成所から機体を受け取っていない生徒も居るようじゃの。
 格納庫には中古のジムやザクといった量産機が少しは用意してあるから使うとええ。
 幸いな事に、既に発注している生徒の機体との性能差はそう無いからの。


 何と言っても、まだまだ新参者のお主らに高級機の保有許可など下りんしの、ホッホッホ。」

9 :名無し生徒:2006/10/22(日) 17:43:47 ID:???
「高級機って何ですか先生!フリーダムとかですか!わかりません!><
それはそれとしてMSはジムとかザクとかそのへんなんですね!
そこはわかりました!ならば武装だけでもフリーダム!
 レールガン二丁とメガビームキャノン二門でうぉっまぶしっ」


10 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 17:49:49 ID:???
「うむ、フリーダムや…ガンダムといった高性能機体じゃな。
 ノイエ・ジールなどの大型モビルアーマーなんかのコストが高い機体もじゃ。

 何せお主らはまだまだパイロット候補生じゃからの、
 地球の自動車で言えば仮免許を取るか取らないかのヒヨッコじゃわい。
 お主が上の立場として、そんなヒヨッコにスポーツカーを預ける様な馬鹿な真似はせんじゃろ。」


「武装もダメじゃな、素直にザクマシンガンやビームスプレーガンで我慢せい。
 改造する分には構わんがの、それももう少し実力が認められてからじゃ。
 …あぁ、お主がガンダムファイターになりたいなら話はまた別じゃがの、やつ等の武器はコブシじゃ。

 それにお主も、軽自動車にスーパーカーのエンジンを積みはせんじゃろ?」

11 :名無し生徒:2006/10/22(日) 17:57:25 ID:???
「いやそれでも無理やり搭載……」

 というわけでMS−06FD「フリーダムザク」爆誕。
武装だけ見ればZAFT軍と地球連合軍ねこそぎ向こうに
まわして勝利できそうな超絶仕様である。
 いうまでもないがまだ実機を受領していないので
プログラムで仮組みしたバッタモンですらないなにかに
すぎない。

「ッて教官機体が動きませんエラーでましたなんでぇぇ」

12 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 18:02:34 ID:???
「100の力しか出せんモノを、500の力で動かそうとすれば壊れるのは道理じゃ、
 このうつけが。」


「そういう改造をしたいのならば、訓練に励んで単位を取得する事じゃ。
 養成所では取得した単位を使って機体を新しくしたり、改造したりできるからのう。
 お主の作ろうとしているその機体も、全く可能性が無い訳じゃあ無いぞい。」

(例えばこの場合、目に見えないフレーム強度や火器を管制する機器を
 強化する事で、幾らか実現の可能性が見えてくる。

 とはいってもそんないわば"一人大量破壊兵器"な機体を作るには…
 普通にやったらそれこそ大変な時間がかかるだろう。
 ある日空から宝物の地図でも落ちて来ない限りは。

13 :名無し生徒:2006/10/22(日) 18:08:57 ID:???
>>12
 ならばそれを目指して精進あるのみですか了解!

 わかりましたザクマシンガンとヒートホーク、王道進路で
がんばりますッ><k

14 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 18:15:23 ID:???
>>13
「うむ、そうするのがええじゃろ。
 何事も最初のステップを大事にせんと成長は出来んとな、ホッホッホ。」


「因みに確認しておくがの、実機での訓練は訓練用装備で行われる。
 実弾兵器や格闘用の装備は勿論じゃが、ビーム兵器も訓練用の、破壊力の無い物じゃ。
 これを使っている限り、訓練中の事故でも起こらん限り人死には出ないから安心せい。

 それと養成所にはひっじょーに高性能なシミュレーターが用意されておるが…
 まぁこれは、おいおい使っていく事になるじゃろうな。」


「…とにかく、この火星という惑星で暮らす以上モビルスーツは掛け替えの無い鎧じゃ。
 皆、しっかりこれからの訓練に励む様に。」

(好々爺然とした微笑を浮かべながら。)

15 :名無し生徒:2006/10/22(日) 18:25:15 ID:???
>>14
 わかりました教官!
 
 ところで格闘戦の基礎について教えてください!

16 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 18:29:05 ID:???
「経験、と言っては叱られてしまうかのう。」


「まずは、モビルスーツを自分の思い通りに操れる様になるのが理想じゃの。
 しかしこれは…まだまだお主らにそれは酷な話という物じゃ。

 ワシから教える最初の基礎は、"敵をよく見る"事じゃ。
 これは格闘戦だけの話じゃないがの。」

17 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 18:40:40 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! 僕の体に合うMSが無いんですけどどうしたらいいですか?
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18 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 18:44:58 ID:???
>>17
「押し込め、と言いたい所じゃがそうもいかんのぅ………
 ガンタンクのコクピットハッチを開けてでも座っておったらええ、
 火星の砂塵が吹き込んで大変じゃろうが…少し我慢すればコクピットの改装くらいは出来るじゃろう。

 或いは、モビルファイターになるのも良いかもしれんの。

19 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 18:48:52 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! モビルファイターは優れた身体能力が無いとなれないって聞きました!
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20 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 18:52:39 ID:???
>>19
「ワシも一応モビルファイターでのぅ。
 ワシみたいな爺ぃが教官を務めるのは無理じゃが、この養成所なら大丈夫じゃ。
 モビルファイターを要請する為のコースもあるからのう。

 他にも多種多様なコースがあるから、やる気があるなら挑戦してみるとええと思うぞい?」

21 :名無し生徒:2006/10/22(日) 18:53:54 ID:???
>>16
(ёдё)じー


こんなかんじですか?


22 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 18:54:31 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! 多種多様なコースって具体的にどんなコースがあるんですか?
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23 :名無し生徒:2006/10/22(日) 18:55:39 ID:???
「敵をよく見るんですね!了解です!」


「10分ぐらい黙って見てたらあっさり相手に射殺されました!おかしいです!謝罪と賠償を要求します!」


24 :名無し生徒:2006/10/22(日) 19:01:40 ID:???
>>22
「具体的に、かの?
 そういうのは事務室に聞いて欲しいんじゃが…まぁええわい。

 まずは一番の基本かの、総合戦技コース。
 けったいな名前じゃが、要するに普通のMSパイロットを育てるコースじゃな。
 他にも潜入工作や爆発物の扱いを重視した戦闘工兵コースやモビルファイター科。
 変わった所ではMSでのパフォーマンス
 (※空軍のエアショーとかで公開するアクロバットチ−ムの飛行とか)
 を専門に教えるのもあるのう。

 そうそう、忘れてはいかんがMSの整備なんかも教えておるな。」

>>21>>23
「…何か間違ってる気がするが、まぁ良いじゃろう。」


「何の為に見ているかを考えんからじゃ。
 相手が動いた時に行動する為に見ているんじゃぞ?何もせんかったらお主は只の的じゃわ」

25 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 19:04:04 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! 魅力的な人たちが多すぎておっきしてしまいます!
      /     /    \___________ 気になるあの子とにゃんにゃんしちゃっていいですか!?
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26 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 19:06:59 ID:???
おっと、どうやら若いモンに混ざった所為で昂ぶってしまった様じゃの。
>>24はワシじゃぞい?

>>25
「ぉうぉう……確かにこの養成所には魅力的な人間が多いからのう。
 友人を作るのは結構な事じゃ、恋をするのはもっと結構な事じゃ。

 但し相手も人間じゃ、その辺りの最低限のマナーは守るべきじゃぞ?」

27 :名無し生徒:2006/10/22(日) 19:10:41 ID:???
「何のために見るか、ですね!
 やっぱり弱点を見つけてそこをたたくのがいいんですね!
 
 で、先生!MSの弱点ってどこですか!」

28 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 19:13:07 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! なんか生徒や教官以外の人が養成所の中によくいるみたいなんですが
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29 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 19:15:38 ID:???
>>27
「というよりも、相手に弱点を突かれないように相手の行動を見ておく訳じゃな。」

「さて、質問に答えるが……場合によりけり、じゃ。
 知っての通りこの世界には数え切れないほどの機動兵器が存在しておる、
 一体一体が異なる長所を持っている故に、弱点もそれぞれという訳じゃ。
 一般的には装甲が薄い箇所―――例えば間接部分や、背面への攻撃が有効と言われておる。」

30 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 19:17:45 ID:???
>>28
「養成所に用のある外部の人間じゃろうな。
 例えば食堂に食材を搬入しに来た運送業者や、整備科から注文を受けた飲食店の配達なんかじゃ。
 或いは、養成所に何らかの仕事を頼みにきた人間かも知らん。

 割と入る事自体は簡単じゃからの。
 流石に入れないところはキッチリしとるが。」

31 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 20:24:09 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! 初心者が扱えるMSの上限ってどの辺りなんですか?
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32 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 20:37:17 ID:???
>>31
「そうじゃの、精々連邦なら陸戦型ジム、ジオン系なら筋が良ければグフ程度かの。
 これが他の勢力、例えばザフトやムーンレイスの機体ともなると違ってくるのう。
 その辺りは、それぞれが機体調達の際に事務室に相談してみるとええ。

 ただ幸いにして、ザクやジムでも現代の技術で改修すればジェガンやギラ・ドーガとも対抗出来る。
 最初に乗った機体を延々と使い続け、改造していくのもアリじゃな。」

33 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 20:45:30 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! ぶっちゃけMSの知識とか全くないです。わかんないです。
      /     /    \___________ そんな俺でもちゃんと生徒やってけますか?
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34 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 20:49:47 ID:???
>>33
「そういう時の為にこそ、ワシ等の様な"教官"が居る訳じゃな。
 お主も小さい頃は、学校で先生に質問の一つや二つはした事があるじゃろう?

 人生とは即ち学びの道よ。
 解らんことは聞けば良い、お主らはまだまだ新参者の生徒なんじゃからの。
 ほっほっほ。」

35 :なんかキモい生徒:2006/10/22(日) 20:51:57 ID:???
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      ( ´Д`)//  <  先生! 毎日訓練するのは辛いしつまらないです!
      /     /    \___________ 何か面白い事ないですか?
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36 :白髭の老教官:2006/10/22(日) 21:00:40 ID:???
>>35
「まぁ、そう思うじゃろうな……
 だが安心せい、養成所に居る人間は大概が個性的な面々ばかりじゃ。
 放っておけば数日に一回はちょっとした事件が起こると言われるくらいにの。

 面白いかは別として、退屈するという事は無いと思うぞい?
 訓練以外の余暇は、結構な余裕がある物だからのう。」


「さて、そろそろ質問も出揃った頃かの。
 それではそろそろ訓練に向かうぞ、諸君。この老いぼれについてくるがええ。」

(見事な白髭を弄びつつ、老教官は講堂を出て行く。
 跡に続いていく生徒達、向かう先は格納庫だ。)

37 :赤い髪の教官見習い:2006/10/22(日) 23:11:25 ID:???
「さて、と。
 爺さんは格納庫の方に行っちまったみたいだし、この場はアタシが預かろうかね。
 ん?
 アンタ何者だって顔してるね」

黒のキャミにジーンズ、ダウンジャケットを羽織った年若い女性だ。
ダークレッドの髪は肩口より少し短めに切り揃えたボブカット、動くたびに毛先が小さく揺れている。
アングロサクソン系だろうか、スタイルも良く目鼻立ちのスッキリした中々の美女である。

「アタシはスカーレット。
 アンタたちよりほんのちょっとだけ、ココに来るのが早かった人間だよ。
 ただし身分は生徒じゃない。
 そう、名前欄を見りゃ分かるだろうけど、アタシゃこれでも教官(見習い)なのさね」

そう言うと、残った新入生達をぐるりと見回してニッと笑って見せた。

「宜しくなっ」

38 :名無し生徒:2006/10/22(日) 23:21:44 ID:???
「はーい、よろしくおねがいしまーす。

 ところで質問です。
 教官殿はどういった科目を教えておられるのでありますかーッ」

39 :赤い髪の教官見習い:2006/10/22(日) 23:30:39 ID:???
>38
「アタシかい?
 ……参ったね」

少しだけ困ったような素振りを見せてから、改めて口を開く。

「基本はMSでの近接戦闘……なんだけどね。
 ほら、アタシゃ見習いだしさ。
 結構色々と他の教官たちの講義のサポートなんかやらされてるんだ。
 だからアタシが一人で受け持ってる講義・実技ってのは、実はまだ無かったりするんだよねぇ」

もれたのは苦笑。

「アタシも実はここの卒業生でさ。
 色々あってここに務めることになったは良いんだけど、まだ一年も経ってないから見習い扱いなのさね」

とまあこんな風に、
コテキャラにはそれぞれ過去があったりします。
コテで参加しようという人は、空気を読める範囲で考えてみるのも良いでしょう。

40 :名無し生徒:2006/10/22(日) 23:38:16 ID:???
「つまりは研修生って感じなんですねー。
 わかりましたー。つきあえー」

41 :赤い髪の教官見習い:2006/10/22(日) 23:45:23 ID:???
>>40
「喧嘩にかい?」

ニヤリ。

「良いネェ、そーいう活きの良い奴は大歓迎だよ。
 アンタみたいなのがいるって分かってりゃ、釘バットの一つも用意してきたんだけどねえ」

ガコンッ

そんな音が響き渡る。
よく見れば……彼女が手にしているのは、さっきまで持っていたスチールの空き缶じゃないでしょうか。
潰れてます。

縦に。まるで喫茶店のコースターです。

「で、ヤルのかい? ヤラナイのかい?」


コテとして参加する楽しみの一つにこうした「掛け合い」があります。
今回のようなコメディテイストから、時にはシリアスな戦闘まで幅広く繰り広げられていくのです。

42 :名無し生徒:2006/10/22(日) 23:52:12 ID:???
「先生の横暴に断固として抗議したいと言うか
 それは校内暴力の助長をはかるのではないかと
危惧するしだいであり許してくださいーーーー?!」

43 :赤い髪の教官見習い:2006/10/23(月) 00:02:18 ID:???
>>42
「ココは火星だよ?
 >1-3をもっかいよく読んでみな。
 そんな言い訳が通じないってのは分かってると思ったんだけどねえ」

そう。
このスレでは舞台を「火星」としています。
言わずと知れた、太陽系の第四惑星ですね。

「……なーんてね。
 分かれば宜しいって奴さね。
 講義中に教官を口説こうなんつーフザケタ奴には、ちょいとヤキ入れちまうから覚悟しなよ」

潰れた缶をくずかごに放り込む。カンっと音がして金属のマルが落ちていった。


こんな感じで、キャッチボールをするように掛け合いを続けていきます。
基本的には自分のキャラになりきる感じで、ロールプレイしていく事になるでしょう。
TRPGをご存知の方なら、「ルールの緩いTRPG」だとイメージすれば分かり易いでしょうか?

44 :名無し生徒:2006/10/23(月) 00:09:56 ID:???
(((('A`)))))もしかしてここの教官ってこんなひとたちばっかりなんか……

(実家のサイド6に帰ろうかな……ふふ、だがあまりに遠い、運賃高い……)

45 :赤い髪の教官見習い:2006/10/23(月) 00:20:05 ID:???
>44
「ははっ、ワリぃワリぃ、ちょいとオフザケが過ぎちまったかねえ。
 ま、これを機に真面目に勉強するよう心がけなって。
 アタシなんかと違って、他の教官たちゃあ優しい人もいる筈さね♪」


コテを名乗るキャラたちには、当然個性というものがあります。
例えばここまでのやりとりでスカーレットにどんな個性を見出しましたか?

そうした個性的なたくさんのキャラたちと、時に笑い合い時に殴り合い時に甘い時間を過ごす。
想像力とちょっとした勇気、あとは時間の都合さえつけば、
貴方もすぐにこの養成所での学園生活をスタートできますよ。


ここまでで分からない事はありましたか?
コテで実際に参加してみて、分からない事が出てきた場合には遠慮せず質問してみましょう。
スレにいる誰かがきっと教えてくれます。
その時には、

【ちょっとお聞きしたいのですが……】

といった具合に【】を使ってみたりして、キャラの行動描写と分けてみると見易くて良いかもしれませんね。

46 :名無し生徒:2006/10/23(月) 00:27:32 ID:???
「わかりましたー。





 つきあえー」

47 :赤い髪の教官見習い:2006/10/23(月) 00:36:02 ID:???
>46
「……」

不敵な笑みを浮かべたまま、無言でスカーレットは彼へと歩み寄る。
男物のジャケットの上からでも分かる、メリハリの利いたボディラインと
端正な容貌とが否応無しに目を引くが……

ガシッ

つきあえと言った名無し生徒の髪を、透き通るように白い肌の手の平が撫でてくれます。
すごく力強いです。
そのまま指に力が込められて……

「じゃ、アタシゃコイツとちょっと付き合ってくるから、アンタらはさっきの爺さんトコ行ってきな。
 なあに、大して時間は掛からない、すぐに追い着くからさ」

名無し生徒の足が床から浮いているように見えるのは気のせいでしょうか。
多分気のせいです。
何処からかドナドナが流れてきました。これも気のせいです。
スカーレット先生の指が名無し生徒のこめかみに食い込んでいるように見えるのも気のせいですよ。


スカーレット先生と名無し生徒のイケナイ個人授業は、この五分後に終わりを迎えたのでした。

48 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/23(月) 11:16:30 ID:???
新しいノーマルスーツが完成したらしいぞ
ttp://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1161555910/1-100

49 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/23(月) 11:22:46 ID:???
どっちかって言うとパワードスーツだな

50 :名無し生徒:2006/10/23(月) 11:31:42 ID:???
>>47
アッー!

51 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/23(月) 20:11:34 ID:???
>>48
 で、これが進化形になると中の人の首が飛んでも勝手に動く
素敵仕様になるんですね。


52 :金髪のお嬢様:2006/10/26(木) 00:07:58 ID:???
「誰もいないの?
 ……まあ良いわ、留守番ぐらい引き受けてあげる」

お嬢様的に保守。

53 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/10/26(木) 22:13:48 ID:???
てst

54 :通常の名無しさんの3倍:2006/10/28(土) 17:08:55 ID:???
何この糞スレ

55 :新入生@食堂:2006/10/28(土) 23:26:57 ID:???
「こんにちは先輩!
 今日は宜しくお願いしますね!」

(養成所の食堂、元気の良い声が聞こえている。
 大分若いが、歳は大体18より少ししたという所だろう。
 目の前にいる"先輩"に律儀なまでな一礼をしている。)

56 :なんかキモい生徒:2006/10/28(土) 23:31:36 ID:???
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      ( ´Д`)//  < 新入生! よく来たな、歓迎するぞ!!
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(なんかキモいのが机に座ったままそう返す。
 シュールだ)

57 :新入生@食堂:2006/10/28(土) 23:33:56 ID:???
「有難う御座います!
 しかし養成所は凄いですね、失礼ですが先輩みたいな人でも入れるなんて!
 私は全然何も言われませんでしたけど、
 この養成所って入学する時に年齢とか人種の制限って無かったんですか?」

(全然悪気とか無しに、物凄い快活に。)

58 :なんかキモい生徒:2006/10/28(土) 23:38:45 ID:???
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      ( ´Д`)//  < 新入生! それは失礼過ぎるぜ!!
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(苦笑しながらそう返し、更に言葉を続ける)

「養成所は誰でもウェルカム。
 人種年齢性別性癖性格チャックが開いてる開いてない、一切関係無しに誰でも入れる。

 勿論、度が過ぎてればストップはかかるはずだけどな!」

59 :新入生@食堂:2006/10/28(土) 23:44:05 ID:???
「あぁっ!本当にゴメンなさい、先輩!

 なるほど、確かにわざわざ火星に来てまでそんな事を気にする必要はありませんね!
 モビルスーツを必要な人が来る訳ですし、分かりました、先輩!」


「所で先輩、実は私、三日前に地球から着いたばっかりなんです!
 この養成所がある町って周囲を防壁で囲まれてて…
 確かその周りはひたすらにだだっ広い荒野なんですよね?

 この星は大体が荒野だって聞いてますけど、他にも色んな形の町やコミュニティーがあるんですか!?」

60 :なんかキモい生徒:2006/10/28(土) 23:50:25 ID:???
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      ( ´Д`)//  < 新入生! ここはデンジャーだぜ!!
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「まぁ、色んな街もあれば色んな人も色んなモノもあるさ。多分な。
 地球にしろコロニーにしろ、似たようなもんだろう?
 都会もありゃ田舎もある。治安のいいところもあれば悪いところもある。
 色々なものが待っている火星で、何を見つけていくかは君次第だ!!

 って死んだおばあちゃんが言ってた!」

61 :新入生@食堂:2006/10/28(土) 23:57:53 ID:???
「何だかんだで無法地帯ですからね、この星は!

 実を言うと、地球では考えられない様な文化が発達してるとか
 変な風俗が流行ってるとか…そういう噂を聞きまして!
 なるほど、それは楽しみです!
 養成所の訓練や普段のお仕事で、そういう所に出かけて行くこともある訳ですね!」


「そういえば先輩、先輩はどんな学科で学んでるんですか!?」

62 :なんかキモい生徒:2006/10/29(日) 00:03:05 ID:???
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      ( ´Д`)//  < 新入生! 俺は見ての通り普通だから普通の学科だ!
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     .||              ||

(と、明らかに普通っぽくない人が言うております)

「以前じじいの教官が言っていたが、この養成所にはやたらめったら学科の数が多い。
 その中でもっともポピュラーな総合戦技コースに俺は所属しているぞ!
 俺のツレには整備科にいる者やMF科にいるヤツもいるけどな!

 とりあえずもっぱらの課題は俺の身体に合うMSを見つける事だ!
 コクピットに入れねぇ!!」

63 :新入生@食堂:2006/10/29(日) 00:09:34 ID:???
「分かりました!という事は私と同じなんですね!
 良かった、一緒の所というのは心強いです!


 それは大変ですね!やっぱり整備の人に頼んで改造して貰うんですね!?
 けど、ガンタンクの頭とか空けて座ってみるのはどうでしょう!?」

64 :なんかキモい生徒:2006/10/29(日) 00:16:09 ID:???
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      ( ´Д`)//  < 新入生! それは暗に俺に死ねと言ってるのか!?
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「開けっ放しのガンタンクなんて操縦出来る訳ないだろう。
 砂が目に入って痛いわ、MSの破片が飛んできて頭にぶつかって血ダクダクになるかもしれんわ、
 そりゃもう大惨事になっちまうぜ!!」

65 :橙髪の女整備兵:2006/10/29(日) 00:16:51 ID:???
「呼びましたか!?」
 デニムのツナギを着た、いかにも整備兵、と言う感じの眼鏡少女がやってきた。
「コクピットが狭いといっても、猛将ドズル・ザビ閣下のように改造して乗り込んでた人は多いから、
頑張れば何とか……でも、開けっ放しはお勧めしませんから!」

「後、学科の種類と言うのなら、MS土木工事科、オペレータ養成科、諜報科、参謀科なんてのもあるよ!
 それとこれはあくまで噂だけど……古参の教官ですら知らない幻のゼミがあるとか無いとか……」

66 :白衣の教官:2006/10/29(日) 00:19:29 ID:???
ふふふ・・・若者よ、ガンタンクはいいぞ。
あのノーマルでも十分高い火力、分厚い装甲・・・
何よりも陸の王者の末裔であるの証のキャタピラ!

ふふふ・・・オブイェークト!
(新入生の後ろの席で椅子に正座して湯飲みでお茶を飲んでいた30台中頃らしい眼鏡をかけた白衣の男がガンタンクについてなにやら語っている)

67 :新入生@食堂:2006/10/29(日) 00:20:41 ID:???
>64
「あぁ、そういえば火星の荒野は砂塵が凄いんでしたね。
 ゴメンナサイ!そこまで考えてませんでした!」


「そういえば先輩、この養成所にも結構な数のモビルスーツがありますよね。
 さっき格納庫を見てきたんですけど、殆どが中古の機体でしたよね?
 アレは地球から安い機体を買ったりしたのが殆どらしいですけど、
 私もそういう機体から受領するんですね!

 先輩は乗ってみたい機体とかはあるんですか?コクピットに座れたとしてですけど。」

68 :新入生@食堂:2006/10/29(日) 00:22:02 ID:???
>>65
「こんにちは、先輩!
 あなたは整備科の人ですね、宜しくお願いします!」

>>66
「って何時の間に!?

っていうか貴方は一体何者ですカー!」

69 :なんかキモい生徒:2006/10/29(日) 00:25:40 ID:???
>>65
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      ( ´Д`)//  < 整備兵! すまんが適当なMS見繕ってコクピットの改修頼む!!
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>>66
「先生!めちゃめちゃ怪しいです!!」

(改行多すぎとか容量とかの問題でAA略!)

>>67
「新入生!まずは自分の適性を判断してからだ!!
 勿論、どんなのに乗りたいかは重要だが、自分の得意分野にあったMSに乗るのが一番だな!

 因みに俺が乗りたいMSはゴッゾーラだ!」

70 :橙髪の女整備兵:2006/10/29(日) 00:29:36 ID:???
>66
「あ、キャタピラー教官だ!Объект!」ノリだけで話を合わせる。
>67-68
「うん、ヨロシクね!
 そうだね、ここのMSはたいがい地球圏から持って来た中古品だね。
 時々そういったMSを持ち込む商人の人たちが来るから、話しかけてみるのもいいよ。
 最初はGMとかザクとかジンから始めて、座学や実習で単位を貯め、より上位の機体に乗り換えたりカスタマイズするといいよ」
>69
「あ、えーとね、注文される側としては『適当な』ってのが一番面倒臭いんですが……!」

71 :白衣の教官:2006/10/29(日) 00:31:59 ID:???
>>68
私かね?
姓は三船、名は弥勒・・・本業は科学者だが故あってパートタイムながら教官をしている。
総合戦技コースを主に扱っているが他のコースの授業を手伝う事があるから宜しく。

>>69
怪しい? 私のどこが怪しいのかね?
(一見、医者に見えるかもしれないし椅子に正座しているのはおかしいし怪しいところを上げればきりがないが眼鏡の丸いレンズ越しになんかキモイ生徒を見る目は「アブナイ」の確かだ)

72 :新入生@食堂:2006/10/29(日) 00:36:20 ID:???
>>69 キモい生徒
「そうですね、分かりました!

 ゴッゾーラですか、私はギャプランに乗ってみたいです!
 まだまだ新人ですけど、早く一人前になって見せますよ!」
>>70 女整備兵
「へぇ……やっぱり中古品なんですか、それを満足に動かすのが整備の人の仕事なんですね!?
 私のも、よろしくお願いします!」

>>71
「宜しくお願いします、教官。」
(といりあえず、反射的に普通に挨拶。
 相手が見た目どんな変人で、それでいて本業が科学者などという胡散臭い経歴でも、
 それが教官とあらば挨拶はしっかり、このあたりは真面目な生徒の様だ。)

「けどそれは怪しいですよ、教官!」

73 :なんかキモい生徒:2006/10/29(日) 00:40:06 ID:???
>70
「整備兵! そうは言うが俺もいい感じのが思い浮かばない。
 とりあえず何かいいっぽいの見つけたら声かけると思うからその時にでも頼む!」

>71
「先生! 地下の秘密基地とかで怪しい科学実験とかしてそうです!
 フラスコの中身がピンク色でゴポゴポ泡だっていそうです!!

 もし惚れ薬とか出来たら俺に下さい!」

>72
「新入生! ギャプランは結構な高級機だからな!
 自分の機体にするには相応の努力が必要だぞ!
 まぁ、頑張れ!」

74 :白衣の教官:2006/10/29(日) 00:43:36 ID:???
>>70
ははは・・・キャタピラ大好きだし車両コースの授業を手伝っているがキャタピラ教官という訳ではないよ。

>>72
うむ、どんな時でも挨拶は大切だ。
って、怪しいかね? 
うむぅ・・・この白衣を着ないとどうも落ち着かないのだよ。
白衣を着ないと・・・どうなるか分からないので風呂以外は常につける様にしているのだ。


生徒諸君、目指すのは高性能機なのは分かるがまずはMS−05にのることをお勧めしよう。
知らないものはいないと思うがMS−05・・・ザク1はUC世界で最初に正式採用されたMSだ。
それ故、パワーは最弱と言っていいがそれが諸君ら初心者である生徒諸君にはいいのだよ。
最初からパワーのあるMSに乗るよりは操縦しやすいパワーの低い機体から慣れると操縦技術の上達は早いと私は考えているし安全性も高いと思っている。

75 :白衣の教官:2006/10/29(日) 00:50:08 ID:???
>>73
地下の秘密基地は持ってはいないがこの養成所の地下には大いに興味がある。
まあ、これに関しては長くなるのでまた今度話すとしよう。

因みに私の選考はエネルギー物理学だが薬品類にも精通している。
養成所の敷地の外れに実験小屋を作らせて貰っているから惚れ薬の類も何とか作ってやろう。
(不敵な笑みを浮かべながら惚れ薬を作ることを約束する白衣の狂人・・・じゃなくて教官。マジで作るつもりのようだ)

76 :新入生@食堂:2006/10/29(日) 00:53:21 ID:???
>>73 キモい生徒
「分かりました、これから地道に頑張ります!」

>>74 白衣の教官
「確かに服装は自由ですが、せめて教官と分かる格好をして下さい!立て看板とか!」

(何故に立て看板)

「そして残念ですが教官!私はもうジムを申請しています!
 そして更に残念ながら、それを今から受領しないといけないみたいです!」


「そういう訳で先輩、ゴメンナサイ!
 案内はまた後でお願いしますね、格納庫まで行って来ます!」

(そう言いつつ、一礼して去って行く。
 とにかく元気な新入生だ。)

77 :橙髪の女整備兵:2006/10/29(日) 00:54:31 ID:???
>72
「ただ中古品ならいいけど、時々埋まっていた物を掘り出して売りつけようと言う業者がいるらしいからねぇ……」
 遠い目をする。多分、実話で、しかも相当困った事態だったのだろう……
>73
「じゃあ、その時に!」
>74
「キャタピラじゃないのなら……クロウラー?」
 ちなみに、キャタピラは登録商標だ。

78 :なんかキモい生徒:2006/10/29(日) 01:00:26 ID:???
>75
「先生! いえ、大先生!!」

(両手を上げたかと思うと机から離れ、地面にへたりつく。
 いわゆる、土下座という体勢だが、体が大きい為やたらと威圧感がある)

「よろしくお願いします!!
 俺に春を!春の風を吹き込んでください!」

>76
「新入生! また何かあれば話を聞くぞ!!
 またな〜!」

(土下座したままひらひらと手を振る。
 無駄に腕が長いのでキモい)

>77
「整備兵! ああ、頼む!」

(顔は下げたままそう大声で頼む。
 もうなんかほんとにキモい)


「それじゃあ、俺もこの後授業があるから失礼する」

(そういうとにょろっと大きな体を上げて頭をボリボリかきながら廊下の方へと歩いていく。
 やたらに大きいので歩幅がありえないくらい長い。

 途中、振り向き)

「男のロマン、惚れ薬の件、くれぐれもヨロシク!!」

(とだけ言うとそのまま去っていった)

79 :橙髪の女整備兵:2006/10/29(日) 01:00:37 ID:???
>75
「養成所の地下、と言うと……

(かなり遠い目をして、熱に浮かされるように)

……かつて火星の開墾にその全精力を注いだ、『火星の大元帥』の隠し財産を守る為に設立された施設がこの養成所の前身という噂……
……養成所の地下施設で開発中の三機のTMAは合体して巨大MSになると言う……
……ここの地下奥深くにあるという『火星の内なるエジプト』でとある人物の脳味噌が缶詰に……

……アレ?」自分のうわ言を覚えていないらしい。
>76
「頑張れー!」声援を送りつつ見送る。

80 :白衣の教官:2006/10/29(日) 01:13:52 ID:???
>>76
立て看板か・・・ふむ、今度から立て看板を背負ってみるか。

ジムかね?
RGM−79、ジム・・・あの悲壮感が漂いお経を唱えたくなるお地蔵さんみたいな顔・・・
ジムはいいものだぞ〜 初心者にも扱いやすいからな。

っと、行ってしまったか。
元気な若者がいるというのはいいことだ。うむ。


>>77>>79
確かにキャタピラは登録商標だったな。
クロウラー・・・無限軌道か、いい響きだ・・・
まあ、私の事は三船教官と呼びたまえ。

ここの地下の興味があるものとはそんなものではない。
UC世界で最大の発見とされるミノフスキー粒子の発見を凌ぐほどのものがここの地下にあると私は確信している。
その発見をするために私は日夜、教官をしながらつるはしとスコップで穴を掘り続けるのだよ

>>78
若者よ、必ずと言う約束は私にはできない。
私の選考はエネルギー物理学であり、そのほかの部門は趣味程度で博士号を取った程度でしかないのだよ。
だから、最大限努力はするが全てはカオスによって決まるのであり、不確実なのだよ。

男のロマンか・・・分かった、若者よ。
君のその熱意に答え、私は最大限努力して惚れ薬を完成するようにしよう!
(走り去っていく生徒を手を振って見送ってる)

81 :橙髪の女整備兵:2006/10/29(日) 01:21:26 ID:???
>78
「頼まれた!」サムズアップで見送る。ほれ薬を自分に使われる可能性なんて欠片も考えていない。
>80
「分かりました、三船教官!

……ミノフスキー粒子より凄いもの……って、ツルハシとスコップですか……(汗)

 じゃあ、あたしはもう行きますね〜〜!」言いつつ去っていく。やる事は沢山あるのだ。

82 :白衣の教官:2006/10/29(日) 01:30:07 ID:???
>>81
うむ、穴を掘るのはつるはしとスコップに限るのだ。
もう行くのかね? 色々語りたかったが仕方がない。
(女整備兵を見送るとぐいっと湯飲みのお茶を飲み干して)
さて、若者の熱意に答えるためにも惚れ薬を開発せねば・・・
(空になったマイ湯飲みを白衣の内ポケットに入れると席を立ち、食堂の出口へと向かおうとして・・・)
・・・うおぉ!? ごぉ・・・
(誰かが水を溢していたらしく、濡れた床で足を滑らせ、テーブルに後頭部を強打。そのまま床に倒れるとピクピクっと体を痙攣させて・・・いたがしばらくするとむくっと起き上がって)
ちょうちょだ・・・ちょうちょを捕まえるのだ!
(そう口走ると走り去っていく)

83 :名無し生徒:2006/10/30(月) 20:34:41 ID:???
保守だ!

84 :通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 01:15:55 ID:???
保守。

85 :名無し生徒:2006/11/03(金) 20:57:19 ID:???


(さて、日を少し経て数日後。
 「パイロット養成所」の正門を出て暫く歩いた所に、一軒の喫茶店がある。
 養成所に食事の配達などをしている事もあり、生徒・教官を問わず利用客が多い店だ。

 その扉を、一人の生徒が開いた。)

――カランコロン

「こんにちはー。」

(カウンターの女店員に軽く挨拶すると、その女生徒は思うところありげに店内を見回し始めた。)

86 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 21:09:21 ID:???
>>85
(カウンター席の一角に、作業着姿の男がいた。
 食事をしているのか、頬がモゴモゴと動いていて・・・)

「んぉ?」

(一瞬だけ口の動きを止め、女生徒の方向を見る。)

87 :名無し生徒:2006/11/03(金) 21:15:52 ID:???
>>86
(女生徒――といっても、控えめに言っても少女の様な容姿の女性だからだが。

 特に誰に話しかけるわけでもなく、注文もせずにキョロキョロと周囲を見回している。
 どうやら養成所の人間を探している様だが、制服が厳密に定められていない養成所だ。
 新入生である女生徒には、挙動だけで生徒や教官だと分かるには―――

 ――作業服姿のその男の姿は、大分救いになった様では、ある。)

「あ―――!、―――」

(とは言っても、恐らく根が人見知りするタイプなのだろう。
 色々な人間が集まる養成所には、当然色々な性格の人間が集まる物だ。

 話しかけようとしても声が出ない、そんな様子だ。)

88 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 21:24:52 ID:???
>>87
(懐のポケットからメガネを取り出し着用。
 口の中の物を飲み込み席を立ち・・・近付いてくる、男。)

「いよーぅ!お元気してるぅ?」

(手を挙げそう声をかけてくる・・・甲高い。
 とにかくその声が目立つ目立つ。周囲の目を集める集める。)

89 :名無し生徒:2006/11/03(金) 21:31:41 ID:???
>88
「ひぁあっ!?は、はい!元気です!」

(ビシィッ、となって挨拶。
 大きな声なのでこっちにも周囲の目を集める集める。
 それに気付いて、周囲にぺこぺこと頭を下げながら。)

「え、えーと………貴方が養成所の整備長さん、ですよね?」

(上目遣いでおずおずと、訊いて来る。
 口ぶりからして、整備長を探しに来た様だ。)

90 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 21:39:21 ID:???
>>89
「応ともよっ!整備班長、ジェイク・ヴァンドレッドとは俺を置いて他に居ないッ!!
 俺こそが、この俺こそがぁぁぁぁっ!!!」

(バックにめらめらと燃え滾る炎。
 名乗っただけでこうもアツくなる物なのかと、目前の少女ひいては周囲の客に思わせるほどに

 盛り上がっている。)

「・・・して、何か用?」

(唐突に炎を鎮め思い出したように少女に向かって問う男)

91 :名無し女生徒:2006/11/03(金) 21:48:46 ID:???
>90
「良かった、格納庫に行ったらこちらだと伺ったので…。


 あぁ、失礼しました!
 私、この度整備科に転入になった者でして…
 失礼とは思いましたが、ご挨拶させて頂こうと思ったんです。
 入学時の手続きミスで科目が総合戦技科になっちゃってて……」

(……要するに。
 入学手続きのミスで違う科目に入れられていた新入生が、ようやく元の科目に戻って来た。
 その為、整備長である男の下へ大急ぎで報告に来たという事らしい。
 生徒数が多い養成所ならではのトラブルだが、
 時たまこういった小さな事件が起こる事で、養成所の人間は周囲の人間と関わりを持つのである。)

92 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 21:58:20 ID:???
>>91
「おーおーそうかそうか、そうかぁ・・・災難だったなぁ。
 いや礼儀正しいこって。感心感心。

 あぁまぁまぁ、立ち話もなんだ。飯でも食うついでに身の上話でも聞かせてくれや。
 後でメンバーにも紹介せにゃならんだろうしな。」

(そう言ってカウンターへ誘導、何とも軽いノリの人物である。)

93 :名無し女生徒→見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 22:03:47 ID:???
>>92
「有難う御座います。
 けど、目上の方や先輩には礼儀を守れって言われてますから!」

(動く度に、青色交じりな銀髪のツインテールがよく揺れる。
 言われるがままにカウンター席に座ると、カウンターの女店員に簡単な軽食を注文した。)

「…ですが、身の上話と言われても…何からお話したら良い物か…」

94 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 22:15:33 ID:???
>>93
「うむ、アンタは世渡り上手になる気がするぜっ!

 あーあーそんな重かったりかたっくるしい話じゃなくてもいいのいいの。
 出身は何処だとか、趣味は何だとか。
 軽く自己紹介するノリだ、ノリ!」

95 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 22:22:03 ID:???
>>94
「有難う御座います!」

(…とは言っても、ここまで元気だと逆に大変な気さえもする。
 明朗だとか前向きなのとは違うが、とにかく元気な女性の様だ。)

「私の出身ですか?地球の欧州です、スイスの方ですね。
 趣味は機械いじり、といっても整備科じゃ大した特徴になりませんね。
 強いて言えば貯金です!」

96 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 22:28:07 ID:???
>95
「ほうほう、んじゃ何か、重力無かったりあるいは低かったりすると不思議な感じとかするもん?
 貯金かぁ、うん貯金は将来への投資といっても過言じゃない。
 今の内にした方がいいさも無いと俺のように溜めた傍から自費改造に消えるという・・・・」

(マシンガンのように早口で喋っていたのが、ジャムでも起こしたか急に止まる。)

「・・・そういやぁ、名前、なんてぇのよ?聞き忘れてたが。」

97 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 22:40:09 ID:???
>>96
「あ……ごめんなさい、私ったらまたうっかりしちゃいましたね。
 名前はクリスティネです、クリスティネ・クラウス。
 呼び方は……クリスとかクラウとか、ご自由にどうぞ?

 それと重力が低いのは平気ですけど…私、ゼロ重力って全然駄目で。
 宇宙酔いが酷いんですよね、宇宙に出ると。」

(そう言って、バツが悪そうに笑う。
 確かに、仕事内容を考えるとあまり適正的に宜しいとは言えない。
 そして次の一言で)



「……あ、それと歳は…今年で27になります。」

(場が凍った。)

98 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 22:46:01 ID:???
>>97
「ふむふむ・・・OK、人の顔と名前、覚えるのだけは得意なんでな。
 宜しく頼むぜ、クリスティ。

 ああ、まぁそういうのもあるよなぁ。
 そこんとこは慣れるしかないと思うぜ・・・うん。」

(苦笑いを返して。
 まぁお互い頑張ろうや、と口を開こうとして。)

「・・・・・ぬわぁにぃっ?!」

(その口は全く別の言葉を発した。
 それだけでは飽き足らず、塞がらなくなった。)

99 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 22:50:44 ID:???
>>98
「それは…良かったです。
 暫くはこのまま頑張ってみるつもりなんですけどね?


 しかし私の場合、大抵は皆さん一度で覚えて頂けるんですが…何ででしょうね?」
(それは年齢と外見のインパクトが大き過ぎるからである。)


「えぇっ!?な、なんでそんなに驚くんですか!?」

(重ねて言うがこの女性。
 何処からどう見ても十代半ばを少し過ぎた程度にしか見えない。)

100 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 22:54:07 ID:???
>>99
「あ、あー、いやー・・・」

(一つ、深呼吸をしてから、少女の目を覗き込み)

「マジ?」

101 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 22:54:52 ID:???
>>100
「えぇ……マジですよ?」

(これ異常ないほどの真摯な瞳で)

102 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 23:00:08 ID:???
>>101
「ほぁぁぁぁ・・・・なるほどねぇ、不思議なもんだぁね、世の中ってのは。
 いやなに、27つーたらもちっと顔立ちも整ってて・・・あいや失礼、別にアンタの顔が悪いって言ってるんじゃないぞ?
 ただなんだ、世間一般観点から言ったら大きく逸脱しててだなぁ・・・・
 いやなんともビックリしちまってどうもすいません本当に。

103 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 23:03:41 ID:???
>>102
「???」

(頭の上に疑問符が三つ。
 どうにも何故誤謝っているのか理解出来ていない様子だ。
 何故なら今までに驚いていた人々も、皆直接的な表現を何とか避けていたからだ。)

「いえ、よく驚かれますから気にしないで下さい。
 確かにこの髪型じゃあ、子供っぽく見えちゃいますよね♪」

(問題は髪型だけじゃあ、無い。)

104 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 23:11:44 ID:???
>>103
「あー・・・いや、うん。まぁいいわ。27ね。

 んー・・・そうさなぁ・・・・MSとか、機械に興味を持ち始めたのは、いつぐらいからなんよ?」

(そう言った後におもむろに壁の時計を見る。)

105 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 23:14:51 ID:???
>104
「はい、27です♪」

(これ以上無いほど真摯な瞳で。)

「MSに興味……ですか?
 故郷の方の軍隊に入った頃ですから…19くらいでしたね。
 整備長こそ、何時くらいからなんですか?」

(つられるように、こちらも壁の時計を見る。)

106 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 23:23:21 ID:???
>105
「ほほう?なるほど、そういやぁスイスは永世中立国・・・・
 一国程度に攻められたくらいじゃぁ簡単には落ちないような軍が求められるもんなぁ。

 んぁ、俺か?
 そうさな、年齢的に言えば中坊の頃だったか・・・
 ヘリに変形する奴、ありゃドムリアットだったかな、その編隊が変形する所を見たんだ。
 それがいやに格好よく見えてな、それがMSへの関心の始まりだったなぁ・・・」

(年寄りがする昔話のような響きを伴って。
 思い出すように、目を瞑る男。)

107 :なんかキモい生徒:2006/11/03(金) 23:27:44 ID:???
(カランコロンカラン、と古きよき音の鳴る扉を開けてぬぼーっと入ってくる生徒が一人。
 やけにデカい。ひょろりと縦に細長くて何かキモい。
 適当な椅子を二つ横に揃え座るが、それでもどこか心許ない。
 しかし、生徒はそれで大丈夫と判断したか店員に向けて注文をする)

              ∩
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      ( ´Д`)//  < マスター! とりあえずバーボン!!
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108 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 23:29:35 ID:???
>106
「といっても、国の形は混線後の混乱で大分崩れちゃいましたけどね。
 どうにも就職が上手くいかなかったので、仕事を探していたら軍隊に……と。」


「ナルホド、可変モビルスーツ……
 そういえば整備長、失礼ですが年齢はお幾つですか?」

109 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 23:31:39 ID:???
>107
「あ、先輩!こんにちは!
 やっと元の科目に戻れましたよ!」

(そう言って、席から立ち上がり大きく一例。
 いや、やはりどう見ても十代半ばだろう君と突っ込みを入れたくもなる程だ。

 カウンターの女店員は、静かに頷くとバーボンのグラスを出して来た。)

110 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 23:37:28 ID:???
>>108
「ま、そりゃ仕方ねぇわな。
 あんなの予想して対処マニュアル容易しろったって予想できねぇだろうし・・・
 どこも同じさ。

 ん、俺か?今年で独身暦33年の大魔導師への一歩を歩み始めては居るが、何か関係有るか?」

>>107
「てめぇこんな時間から酒なんか飲み腐ってんじゃねぇぞ
 しかもテキーラだと?度数が高いわ腎臓好き好んで悪くするんじゃねぇ体は大事にしやがれっ!!

 休憩中なだけだからこっちは我慢してるっつーのに・・・・!!」

(指導かと思いきや私怨だった)

111 :なんかキモい生徒:2006/11/03(金) 23:40:53 ID:???
>>109
「おう新入生! なんだ、元の科目って前まで違う学科にいたのか?
 おっちょこちょいな事山の如しだな!」

(そう言いながら出されたバーボンをぐいっと一口)

>>110
「整備長! 飲みたい時に飲むってのが俺の流儀だぜ!
 例え明日朝にバイトが入ってようと、これから授業があろうと飲みたいなら飲むんだ!
 それが人生後悔しない生き方だ!」

(別の意味で絶対後悔しそうな言い分です)

112 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 23:42:34 ID:???
>>110
「確かに、違う世界…で良いんでしたっけ?
 そんなのがいきなり一つの世界になった、なんていったら誰だって驚きますよね。



 ごめんなさい!」

(五秒ほどの静寂の元。
 物 凄 い 大 き な 声 で 勢 い 良 く 、 謝った。)
>111
「はい!何だか私、元々は総合戦技コースじゃなかったんですよね!
 先日はご迷惑おかけしました!」

(本当に良く頭を下げる娘――もとい女性である。)

113 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/03(金) 23:49:31 ID:???
>>111
「・・・・どーなっても知らんぞー」

(冷めかけているコーヒーをずず、とすする。)

>112
「それどころか普通だったら絶対信じやしねぇだろうなぁ。
 ま、そういう特殊な環境下でなきゃこういう職にもつけない・・・
 まさに、数奇な星の巡り合わせって所か。



 な、ななな、なんだぁっ?!」

(慌てて周囲を見渡す男。
 奇な物を見る目が「男に」向けられている。

 それもそうである。
 公衆の面前でこんな大声で「少女に」謝られるような男など滅多に居ない訳で・・・)

114 :なんかキモい生徒:2006/11/03(金) 23:54:03 ID:???
>>112
「気にするな新入生!
 困った時はお互い様だ!
 だから今度俺が困った時は何か頼む!」

(そう言って頭を下げる女性に、やたら長い手でボディー・ランゲージ。
 頭を上げるよう促す)

>>113
「あえて飲むあたりが俺の持ち味!
 後先なんて考えない、これ、人類の知恵」

(そしてもう一口ぐいっと)

115 :見た目幼い新入生:2006/11/03(金) 23:57:35 ID:???
>>113 整備長
「そうですね、私だって…
 何も無ければ普通に就職して結婚して、お母さんになってたかも知れません。
 尤も、」



「いえ、ですからその……嫌な事を訊いてしまって申し訳ありません!」
(そして「少女の姿をした」女性は尚も平謝り。
 30代独身という辺りに、誤解とも言える申し訳無さを感じている様子だ。)

>>114 なんかキモイ生徒
「そう言ってくれると、助かります!
 では今度は私が頑張る番ですね、まずはコクピットですか!?」

(頭を上げて、ニッコリスマイル。立ち直りが早い。
 しかし公衆の前面とは言え、謝ってる時以外は殆ど笑っているのはすごいぞ。)

116 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/04(土) 00:02:28 ID:???
>>115
「いやええ嫌な事というか別にそんな気にしてないといえば嘘にはなるがそんな落ち込むとかそういうわけじゃなく
 寧ろここまで来るとある種のステータスというべき物にいやそうじゃなくって

 とにかく頭上げてください」

(床に下り土下座で返す。)

117 :なんかキモい生徒:2006/11/04(土) 00:05:41 ID:???
>>115
「そうだな! 俺の入れるようなコクピットを用意してくれると確かに助かる。
 何せこの体だからな、何をするにしても窮屈で仕方が無い」

118 :見た目幼い新入生:2006/11/04(土) 00:10:01 ID:???
>>116
「ううぅ………」

(何とか頭を上げる、流石にそこまで迷惑はかけられない。
 しかし泣いてはいない物の泣きそうだ、いや本当にショックだったのだろう、何かが。)
>117
「了解しました!
 地球じゃあやらせて貰えなかった様な改造も出来ますからね!
 まずはガンタンク意外で何とかしてみます!」

119 :なんかキモい生徒:2006/11/04(土) 00:14:09 ID:???
>>118
「そう言ってザクタンクを持ってくるなんていう、
 ベタなボケは必要ないぞ」

(先読みzktnk)

120 :CV:千葉繁な整備長:2006/11/04(土) 00:17:44 ID:???
>>118
「ふ、ふぅ・・・・(珍妙な噂が飛び交いそうだなこりゃ・・・)」

「ま、なんだ。近いうちに歓迎会でも開くと思うから、仲良くやろうぜ?
 ほんじゃま、俺は残りの仕事片付けにいくとするかな・・・」

(代金をカウンターに置き、席を立つ男。
 カウンター下の荷物を肩に引っさげる。)

121 :見た目幼い新入生:2006/11/04(土) 00:23:30 ID:???
>>119 なんかキモイ生徒
「大丈夫です、ワッパとか持って来たりもしません!


 所で…先輩自身は、何か改造して欲しい機体とかは無いんですか?
 私も一通りの機体なら頭に入ってますけど…」
>>120 整備長
「わ、わかりました!お疲れ様です!

 歓迎会も楽しみにさせて貰いますね、待ってます!」

(元気良くそう言って、その背中を見送る。)

122 :なんかキモい生徒:2006/11/04(土) 00:29:25 ID:???
>>120
「ういース! お疲れしたー!」

(礼をしながら言う。
 しかし、無駄にでかいので礼をするのも一苦労だ)

>>121
「そうだな………ジオンのドムやネオジオンのドライセン。
 そういった感じの、重MS系統がいいな」

123 :見た目幼い新入生:2006/11/04(土) 00:31:44 ID:???
>>122
「なるほど、ドムですか……私みたいな新人にはまだまだ手が出ませんけど…
 そうか、先輩なら手が届く範囲なんでしたね。

 となると…まずはカクピットの拡張でしょうか…」

(何やらまじめに考え始めました。)

124 :なんかキモい生徒:2006/11/04(土) 00:36:46 ID:???
>>123
「まぁ、努力すればギリギリ手が届くくらいだろうな。
 駄目なら駄目でザクやジムにすればいいし。

 ああ、コクピットを俺が入りやすいようにしてくれればそれだけで文句無い。
 それだけが俺の望みだ」

(そう言い、グラスに残ったアルコールを全て飲み干した。
 そして、立ち上がりのそのそと扉の前まで行き)

「それじゃあまたな。
 改修出来そうになったら呼んでくれ、新入生。

 あ、マスター、とりあえずツケでお願いね」

(それだけを言い残すと、なんかキモいこの生徒も去っていった)

125 :見た目幼い新入生:2006/11/04(土) 00:40:21 ID:???
>>124
「分かりました、入り口と…内装の改修ですね?
 では…整備長にも後で相談してみましょう、目処がついたら連絡しますね!


 はい、お疲れ様でしたー!」

(そう言って見送り。
 何時の間にか綺麗に食べ終えた軽食のおかわりを注文する見かけ幼い少女実年齢27歳であった。)

126 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/04(土) 16:41:35 ID:???
「随分とまぁ、手足の長い奴もいたもんだねぇ……」

先ほどすれ違った、なんか見た目的にキモかった生徒のことを思い出す。
別段、不快感は湧いてこない。
見た目こそ個性的だが中身は普通の人間なのだろう。
火星には、それだけ様々な人種が集まるという事だ――

――ふぅ……

漏らした吐息、背中をシートに預けて見上げた空は砂塵に染まって赤い。
風が強くなってくる前に、もう一走りぐらいは出来そうだった。

127 :格納庫:2006/11/04(土) 22:42:36 ID:???

一方、こちらは養成所で使用されるMSが用意されている格納庫だ。
当然格納庫は養成所の敷地内にあり、その規模は生徒数に比例して中々に大きい。
一般生徒用の格納庫ではジンやザク、ジム等のポピュラーな機体を見る事が出来るが、
教官の専用機体などは、また独自の改良や特徴が現れている機体もあったりする。



そんな格納庫の中、作業をするでもなく周囲を見回している青年が居る。

128 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/04(土) 22:45:22 ID:???
「参ったねぇ……一体何処に居るのやら。」

(感じからして、教官を探しに来た新入生という訳では無さそうだ。
 恐らくは>>107の生徒と同じ様に、最低限の経験は積んでいる生徒だろう。)

「あー………誰かヒマそうなやつは…っと。」

129 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/04(土) 22:58:55 ID:???
(格納庫に一機のMSが入ってくる。旧ザク・・・UC世界初の実戦型MSだ。
その旧ザクは所定の位置に停止するとコックピットが開き、パイロット降りてくる)
んー、今日の生徒たちはなかなかだったな。
旧ザクが傷だらけになってしまったわい。
(旧ザクの装甲は傷だらけだ。どうやら、先ほどまでMSでの格闘戦の授業をしていたらしい)

>>128
(っと、格納庫内で周囲を見渡している青年に気が付き)
ん? お前さん、どうしたんだ? 誰か探しているのか?

130 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/04(土) 23:05:30 ID:???
>>129
「あぁ教官、総合戦技科のリヒャルト・ユルゲンスです。」

(優男然とした風貌が、一見して目に付く青年だ。
 とは言っても、外見だけで推し測れるほどに養成所の人間は無個性ではない。)

「いや何、ちょっとデートの相手を探しに。

 というのは冗談で、俺が申請してた機体が届いたらしいんですけど…
 担当の整備員の姿が見えないんですよ、受領も出来ないんで困ってるんです。」

(青年は視線をずらして、50メートルほど後方を示す。
 なるほど、シートがかけられたままの中古機体が一機、格納庫に横たわっている。)

131 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/04(土) 23:13:42 ID:???
>>130
総合戦技のユルゲンスか。
私は総合戦技の教官やってる三船だ、宜しく。

デートの相手だとぉ?
羨ましいなこいつ〜

って、機体の受領しに着たのか。
担当の奴がいないのか・・・私が受け渡しの手続きをするわけにも行かんし・・・
うむ・・・

132 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/04(土) 23:21:17 ID:???
>>131
「ハハハ、何言ってるんですか三船教官。
 教官の方はどうだか知りませんけど……俺二期生ですよ?何度もお会いしてますよ。」

(苦笑交じりにそう答えて、背後の機体を見つつ。)

「ええ、デートでも良いんですけどこれは参ったモンです。
 整備長に頼んで手続きしても良いらしいんですけど…連絡がつかないらしくて。

 待ってるのも性に合わないんで、少し探そうと思いましてね。」

133 :通常の名無しさんの3倍:2006/11/04(土) 23:26:43 ID:???
ズズゥン……ッ

格納庫の入り口付近から、何か巨大なモノが倒れる地響きのような音がした。
MSトレーラーがその傍に止まり、重機で何かを吊り上げて運んでいく。
立ち込める土煙が晴れた後には真紅の量産型アストレイ。
自力でハンガーまで歩くその装甲には、黄色と橙色とを使ってファイヤーパターンが書き込まれている。
脚部、腕部、そして背部。
それぞれでハンガーに固定された機体の両目が光を失い、運転が停止したことを告げた。

134 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/04(土) 23:35:44 ID:???
>>132
あれ、そうだったけ?
うむぅ・・・最近、物忘れが・・・まあ、いいか。

ふむ・・・探すの手伝おうか?
次の授業まで時間あるし暇だし。

135 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/04(土) 23:38:51 ID:???
>>134 白衣の教官
「まぁ、俺の方から話しかけた事は無いっすからね。仕方ないっすよ。

 しかしいや…教官、流石にそれは申し訳ないですよ。
 それにホラ、相手が可愛い女の子だったら教官の前で誘うってのも出来ないですし」

(にこやかな笑顔で、そんな事を言っていた刹那―――)

>>133 
「って……うぉ……!?」

(突然の轟音に驚き、目を見張る。

 一目見て、目立つ機体だった。
 無論、目立つと言っても悪い意味ではない、鮮やかな真紅。
 描かれたファイヤーパターンや機体色を考えると生徒―――
 ――まかり間違っても昨日今日入ったばかりの新入生では無いだろう。
 養成所では、機体にあれだけの塗装を施すのも改造の内だ。)

「さっき運ばれてったアレも気になるけど……誰のだったっけな…」

【アレが得物なら………もしや、噂に聞く…?】

136 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/04(土) 23:40:33 ID:???
>>133
うおぉ? 地震か!?

って、転倒事故かいな。
まったく、どういう運転しているのやら・・・
それに派手な塗装だのぉ〜
(ハンガーに固定されるファイヤーパターンの量産型アストレイを眺めながら白衣のポケットから薬瓶を取り出すと中にはいってた錠剤を取り出し、飲み込んで)

137 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/04(土) 23:54:26 ID:???
>>135
話しかけられてなかったら覚えてないよな・・・

いやいや、暇だから構わんよ。
それに可愛い子だったら私が誘うし
(薬瓶を懐にしまいながらなんか楽しそうに言って)

138 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/04(土) 23:57:03 ID:???
コックピットのハッチが開く。
昇降用のワイヤーを伝って降りてきたのは、黒のパイロットスーツを着込んだ人物だ。
駆け寄ってきた整備兵と何やら遣り取り。
頷く整備兵に片手を軽く挙げたのは謝意を示したものだろうか。
他数名の整備スタッフが慌しく動き出すのを見届けてから、その人物は漸く頭を覆うヘルメットを脱いだ。

ふわり

解放されたダークレッドの髪が踊り、ハンガーの照明を受けて一瞬だけ燃え上がるような輝きを見せる。
その下には白い肌。
ブラウンの大きな瞳が先ほどまで自分の乗っていた機体を見上げている。

スカーレット・エスター・マーヴェリック。
昨年度の養成所火星支部次席卒業生であり、6ヶ月間の研修の後、
半年前に今度は教官としてかつての学び舎の門を叩いた女性である。

139 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/04(土) 23:59:06 ID:???
昨年度→一昨年度

ひゃあ

140 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/05(日) 00:02:19 ID:???
>>137
「ま、中には生徒全員の顔と名前覚えてる人も居ますけど…
 相当な少数派でしょうしね、気にする事は無いですよ。

 ハッハッハ、となると余計に手伝わせる訳には。
 どうしてもと言うなら、声をかけるのは俺が先ですよ?」

(そう言って、とりあえず一旦機体の方に戻りましょうと言って歩き出す。
 二人が歩いて行く道は>>138、その教官の機体の真正面であった。)

>>138
「あぁ……やはりマーヴェリック教官でしたか。
 ご苦労様です!」

(こちらの教官の事も、この青年は知っているのだろう。
 通りすがりながら、頭上の女性へとそんな言葉をかけていた。)

141 :背の低い少女訓練生:2006/11/05(日) 00:18:24 ID:???
(そんな光景の格納庫の片隅。
 ラフな格好でMSの足を拭いている、髪のいささか長すぎる少女がいた。

 ひたすら無言に。装甲についた、土や砂埃を拭き続けている。
 話し声も振動も、お構い無しといった所である。)

142 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/05(日) 00:19:27 ID:???
>>140
ハンガーからひょいと飛び降りたところに、丁度彼からの声が掛かった。
声の主が誰かはすぐに分かった。
耳にかかるボブカットの髪をかき上げ、振り返ってニッと笑う。

「よう、リヒャルト。
 わざわざアタシをお出迎えかい?」

開口一番からかうような台詞が飛び出す。
挙動、体つき、表情。
そのどれもがしなやかで気まぐれなネコのそれを思わせるものだった。

143 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/05(日) 00:19:45 ID:???
>>140
私は人の名前をおぼえるのは得意と言うわけではないし苦手と言うわけでもない、普通と言うところだ。
まあ、化学式を覚えるのは得意なんだがね・・・

分かった分かった、先に声をかけるのは譲るから手伝わせてもらうぞ。
(っと、ユルゲンスと一緒に歩いて>>138の前にまで来て)

>>138
えっと・・・マーヴェリック教官でしたかな。
お疲れ様、さっきは地震かと驚きましたよ。

それにしても・・・鮮やかと言うか目立つカラーリングですなぁ〜

144 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/05(日) 00:25:59 ID:???
>>141 背の低い少女訓練生
【アレは……誰だったか。
 何処かで見た覚えが………】

>>142 赤い髪の教官見習い
「ハハハ、そう言ったら喜んでくれるんですか?
 喜んでくれるなら、次からはそうしますよ!」

(一旦立ち止まって返す言葉は快活に、笑う様に。
 妙にサッパリした感じの印象を与える振る舞いだ。)

>>143 白衣の教官
「ま、得意なモンが覚えられりゃあ良いと思いますよ?

 それじゃぁ…すみませんが頼みます、教官。」


145 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/05(日) 00:30:05 ID:???
>>144
「ってことは別の用事だね。
 さしずめ新しい機体でも見に来たってところかい」

>>143
と、リヒャルトの隣にもう一人、白衣を羽織った男がいるのに気付いて。

「ああ、そいつは済まなかったね。ちょいと騒がしちまったかな?」

些かバツが悪そうな顔で謝りつつ、目の前の人物についてすぐさま記憶を辿っていく。
さて誰だったか。
少なくとも自分がアシスタントをした教官ではないようだが……。

「で……ええっと、お宅、どちらさんさね」

146 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/05(日) 00:39:23 ID:???
>>144
そうだな、私は本業は科学者だから化学式を覚えられればいいんだ。

うむ、任せたまえ。 因みに探してるのは彼女かね?
>>141を指差して聞いて)

>>145
まあ、驚いた以外に被害は無いからいいさ。

私は姓は三船、名は弥勒。本業は科学者だが訳あってパートタイムながら教官をしている。
故に正規の教官ではないのでもしかしたら会うのはこれが初めてかもしれないな。

147 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/05(日) 00:46:25 ID:???
>>145 赤い髪の教官見習い
「ええ、お察しの通りです。
 発注してた機体が来たんで受領しに来たんですけど、受け取り担当者が居ないんすよ。
 もう直ぐ来るらしいんで、待ってた所です。」

(いつの間にか、探す事から待つ事に切り替えたらしい。)

>>146 白衣の教官
「教官……総合戦技の教官ですよね………?」

【いや、確かに科学の講義は凄い分かり易かったが!】

「ん、違いますけど……確かに可愛いですね、彼女。」

(と言いつつ、>>141の少女へ注意を移す。)

148 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/05(日) 00:53:37 ID:???
>>146
「なら良かった。
 アタシゃスカーレット・マーヴェリック。
 教官つってもまぁだ一人じゃ授業も持たせちゃ貰えない、しがない見習いの身分さね」

愚痴るでもなくサッパリとした口調。

「ミフネっつーとジャパニーズだね。
 ま、一つ宜しく頼みますよ、ミフネ教官」

>>147
「はあん、そういう事」

発注したのはどんな機体だい、と訊こうとして。
目の前の2人が揃って視線を向けた先に釣られて彼女も目を向けた。

「おや、あの子は……」

どっかで見た様な記憶がある。
しかしながら思い出せない。

149 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/05(日) 01:00:45 ID:???
>>147
うむ、パートタイムながら総合戦技の教官をしているがなにか?

違ったか?
うむぅ・・・となると誰なのやら・・・
(他にいないかキョロキョロと辺りを見回して)

>>148
スカーレット・マーヴェリック見習い教官か。
その内、正式に教官になれるさ。

ああ、じゃぱにーず・・・日本出身だ。
ハハハ・・・こちらこそ宜しくだよ、マーヴェリック教官。

150 :背の低い少女訓練生:2006/11/05(日) 01:04:42 ID:???
>>144,146
「・・・・」

(2人分の視線までは何事も無いようにMSを拭き続けていたが───)

>>148
「・・・・?」

(流石に3人目となると無視し切れなかったのか、視線が来る先を見る少女。)

151 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/05(日) 01:13:25 ID:???
>>148 赤い髪の教官見習い
「ええ、溜め込んだ単位使った機体ですからさっさと試したいんですけどね。
 多分、受け取ったら訓練でお会いできると思いますよ。

 その時はお手柔らかにお願いします、教官。
 教官のアストレイに斬られるのは怖い。」

>>149 白衣の教官
「教官、化学式でモビルスーツは動かせませんよ……」

(青年の頭の中では、キーボードか何かで化学式を打ち込むと
 妙にけったいな起動をしながらわしゃわしゃと動き回る機動兵器の図が展開されつつある。)

>>150 背の低い少女訓練生
「お…こっち向いてくれたか……うん、確かに可愛いフロイライン(お嬢さん)だ。」

(軽ーく、挨拶。
 距離がある割には、相手の顔から何までしっかりと見えている様だ。)

152 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/05(日) 01:21:11 ID:???
>>149
「そりゃどーも。
 ま、気長にやっていくつもりさね。
 急いてはコトを仕損じる、ってのはそっちの国の言葉だろ?」

ちょっとの間が空く。
やがて開いた口から漏れる、言葉の語調は何処か遠い響きを感じさせるような……。

「中途半端な教官にはなりたくないしね」

そんな一言だった。

>>150
返ってきた視線に目と目が合い、

「ひょっとして邪魔しちまったかな?」

軽く手を振ってから目線を戻した。
彼女の事は後で名簿を調べてチェックしておこう。

>>151
「マシンが喜ぶような乗り方、してやれると良いねぇ。
 そういう相手にならアタシも容赦なくぶち込んでやれるよ」

意地の悪い笑み。

「ま、原型をとどめておく程度には手加減してやるから、安心しな」

153 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/05(日) 01:31:01 ID:???
>>151
はははは、流石に化学式でモビルスーツを動かせれないよ。
昔、地球の養成所で習ったからちゃんと操縦できるし授業も問題なくやっているよ。
(苦笑しながらそう言うもののこの男ならやりかねないだろう・・・)

>>152
それを言うなら「急がば回れ」だな。
まあ、意味は同じみたいなものだがね。
(彼女の遠い響きを感じさせる一言に男の「アブナイ」目が一瞬普通の目になって)
そうだね、教官になるのなら中途半端ではなく、しっかりしたのになった方がいいに決まってるからね。
何事も、中途半端にはなるなとある人も言ってましたからな・・・

154 :橙髪の女整備兵:2006/11/05(日) 01:31:11 ID:???
 格納庫の奥の方から一人の少女が走ってきた。
 整備課の女生徒、ユズ・バレンティノである。
>151
「リ……リヒャルト・エンゲルスさんですね!」
 いきなり名前を言い間違える失礼な小娘。
「申請のあった機体の、これが受領手続きの書類です!」
 バインダーを差し出す。

155 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/05(日) 01:46:23 ID:???
>>152 赤い髪の教官見習い
「ええ、願わくば。
 念願の機体ですからね、この際思い切りぶち込んで頂ける様にはなりたい訳で。


 お願いしますよ。」
(苦笑交じりに。
 目の前の教官の技量ならば、自分とその機体など訓練装備ででも真っ二つに出来るだろう。
 無論そこで"真っ二つにしない"のも、教官としての能力なのは言うまでも無いが。)


>>153 白衣の教官
「いや、それなら良いんですけど……

 …しかしまぁ、自分で言っといてなんですけど、面白そうではありますね。
 化学式入力して動かすモビルスーツ。

 っと……教官、どうやら尋ね人の御到着みたいです。お手数かけちまいましたね。」
(そう言う青年の瞳は、格納庫の奥へと何時の間にか向いていた。)

>>154 ユズ
「はい、俺がリヒャルトですよっと。
 けどエンゲルスは地球に居た俺の叔父さんだよ、俺はユルゲンス。」

(やんわりと名前の間違いを指摘しつつ、書類を受け取る。
 あらかじめ用意していたサインを始め、必要事項を手早く記入していった。)

「……よし…これで良いね、後はこれを提出する訳だ。

 さて…アレは地球から搬入されたばかりの中古だから、まだまだ仕様変更が済んでない…
 確か火星仕様への改修にはもう数日かかる予定だったか。

 それじゃ、これ(書類)出してくるよ、後でもう一度来る。」


(地球で使用されていた様な機体は、火星ではやはり完全な性能を発揮するのは難しい。
 火星仕様への仕様変更は、その星で長くMSに乗る者にとっては必要不可欠な作業だ。

 そう言って、書類の中から事務室向けへの書類を抜き出し、
 その場の一同に丁寧な挨拶を済ませると、青年は格納庫の外へと歩いて行った。)

156 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/05(日) 01:50:52 ID:???
>>155
「アタシにぶち込もうって気概はないのかい?」

クククッと喉を鳴らして笑いながら、去っていく姿を見送った。

>>153
「ニホンゴってのは奥が深いねぇ……。

 じゃ、アタシゃそろそろ失礼しますよ。
 いつまでもパイロットスーツってワケにも行かないんでね」

(・∀・)ノシ

* * * * *

ミフネもまた何かの事情を抱えているのか。
一瞬覗いた瞳の奥の深い色は、そう感じさせるに充分で。

されどココは火星。
過去なんてものにはガンダリウム1ミリグラムの価値も無い場所。
当人だけがその価値を知るソレを、誰もが抱えていて当然の世界なのだ。

だから、肌を伝うシャワーの温水と共に、
その感傷を洗い流すことをスカーレットは迷わず極自然に選んでいた――

157 :橙髪の女整備兵:2006/11/05(日) 01:52:26 ID:???
>155
「あ……!
 す、すいませんごめんなさい!」
 自分の間違いを謝罪する。

「……はい、そうです!
 そっちはリヒャルトさんが事務室に出す方で、こっちの書類がうち(整備班)の控え。
 そしてこれが……」
 書類を改める。サイン漏れや下記間違いが無いかなど。

「じゃあ私も下準備にかかりますんで!では!」
 又格納庫の奥に戻る。

158 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/05(日) 02:05:10 ID:???
>>155
確かに面白そうだな・・・
よし、整備に掛け合って試してみるか。
(後日、本当に整備班に話を持ちかけたのだが却下されたのだった・・・)
尋ね人は見つかったか・・・うむ、また機会があれば会おう。
(リヒャルトを見送りながらその先を見て・・・)
あ、可愛い子ではないか・・・って、この前あったな。
ま、いいか。

>>156
日本語は漢字ひらがなカタカナ・・・多分、最も難しい言葉だろうな。
うむ、パイロットスーツは蒸れやすいからな。
早く着替えるといい・・・では、さらばだ。
(スカーレットを見送ると白衣の男も格納庫を後にして・・・向かうは養成所の敷地の外れの実験小屋。
そろえた材料で頼まれた惚れ薬を作るつもりのようだ。


1時間後、三船の実験小屋は爆発を起こしたそうだ)

159 :名無し教官:2006/11/09(木) 18:45:02 ID:???
保守だ!

160 :名無し管制科教官@通信機:2006/11/11(土) 23:15:03 ID:???

『各員、聞こえるか。
 こちらは後方の戦術管制科 教官だ。
 間もなく依頼人から通達されたエリアに到達する。
 再度目的を確認するから、よく聞いて欲しい。』

(養成所の人間達が駆るモビルスーツのコクピット、後方よりそんな通信が入る。
 正面モニターに視線を移せば、遥か遠方に炎上する小さな都市が見えた。

 火星の大地にも劣らぬ赤い炎。
 それを囲む様にして、数機のモビルスーツ―――遠目に見る限りでも、ザク・タイプが闊歩している。
 前方に在るのは、この無法地帯と化した戦場だ。


 養成所の人間がこの様な所へ向かっているのには、無論訳がある。
 平たく言えば、炎上している前方の都市が"ある施設"を守る為、
 近隣の都市――そして養成所に助けを求めた為。
 それに応える形で派遣されて来たのが、今通信を聴いている彼・彼女達だ。)


『目標の数は確認できないが、機種はザク・タイプが数機。
 他、歩兵等の補助戦力が確認されている。

 近隣からの支援はまだ時間がかかるが、此処で叩き潰す勢いで望んで欲しい。
 ただし決して無理はしない事、以上だ。
 交戦エリア突入まで残り一分、各機、質問はあるか?』

161 :黒装束@ジム・クゥエル:2006/11/11(土) 23:48:37 ID:???
(ベース・ジャバーに乗る黒いジムが、火星の表面を駆ける。
 ジム・クゥエル。かつてティターンズが開発した、ジムのマイナーアップバージョン・・・

 その胸、コクピットに居るのはいささかモビルスーツには似合わない、忍者装束の・・・恐らく、男性。
 鼻歌の声から推察するに、男だとすれば声はやや高めだろうか。)

>>160
「あ、教官、質問ですー。
 都市部への被害って、どのくらいまで許容ですかねー?」

(通信回線でわざわざ手を上げて質問する男性)

162 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/11(土) 23:48:51 ID:???
 火星の赤き大地を疾駆する、養成所所属のMSタンカーがMSを放出する。
 その中に、赤茶系のスプリットパターンを施したシグーがいた。
 通常の装備の代わりに120mmザクマシンガン改とグフ用のガトリングシールドを装備している。
>160
「ザク・タイプか……ビーム兵器は装備していないだろうが、機数不明と言うのは不安だな。
 仕方が無い、自分で見てくればいい。

<通信・管制科教官>
 自分はありません。

……レイ・ザ・バレル、シグー、出ます!」
 共に小隊を組んだ、デザートザクとバクゥを引き連れ、出撃。

163 :名無し管制科教官@通信機:2006/11/11(土) 23:59:36 ID:???
>>162
『先方からの通達では、都市の中央部にあるプラントだけは死守せよとの事だ。
 無論だが居住区画への被害も最低限に抑える様に努力しろ。


 既に都市の防衛部隊は、防壁と砲台を残して壊滅状態だ。
 防衛区画への被害は気にせずにやって構わないとの通達も来ている。』
>>162
『了解。
 状況の推移はこちらでも伝えるが、臨機応変に対応する事。以上だ。

 援軍が来るまでは持ち応えてくれ。』

164 :盗賊達@陸戦型ザク×3:2006/11/12(日) 00:04:27 ID:???
>>162

(シグーを小隊長とした三機編隊が出撃する。
 進行方向正面、荒野の只中で都市に向けて砲撃を行うモビルスーツが二機。
 そしてそれを護衛するのは一機だ。

 まだ、三機の接近には気付いていない。)


【敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲装備)×2】
行動:都市部へ砲撃中。
【敵部隊:陸戦型ザク(ザクマシンガン装備)×1】
行動:砲撃中の味方二機を護衛中。接近するシグー達には気付かず。

165 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/12(日) 00:52:20 ID:???
>164
 それを、岩山の影に隠れ、デザートザクが頭部に増設したシュノーケルスコープで覗き見る。
 まだ距離はあるが、どうやら先制攻撃が出来そうだ。

「都市部への被害を抑える意味でも、長物(マゼラ砲装備機)から倒すべきだな」
「そうだな、コマンドル。
……カニンガム、9時半方向に進みつつ、そのミサイルポッドで砲撃組に範囲攻撃してくれ。
 直後に俺とコマンドルでその2機に波状攻撃を仕掛ける。

 護衛機が俺たちに向かって来たら俺が相手をするから合流しろ。
 だが、そっちに向かったら、すまんが堪えてくれ、カニンガム」
 デザートザクに乗ったラテン系ドレッドヘアのコマンドルと、バクゥを操るスキンヘッドのカニンガムに当座の指示を出す。

 バクゥが動いたのが3秒後、残りはその1秒後。

【バクゥ前期型(ミサイルポッド装備)】
盗賊から見て岩山の右に飛び出てマゼラ砲装備の2機にミサイル攻撃。
【シグー、デザートザク(ZZ版)】
岩山の左から出て、同じくマゼラ砲装備の2機に120mmマシンガンで攻撃。

166 :盗賊達@陸戦型ザク×3:2006/11/12(日) 21:46:10 ID:???
>>165

(彼らが発射体制に入ろうとした途端、マゼラトップ砲装備のザク二機が移動を始める。
 より都市に接近して効果的な砲撃を行おうとした為らしいが…結果的に、
 それが彼らの命をこの場では救う事となった。
 ミサイルアラートに反応し、慌てて回避行動を始めるザク二機。
 左右から襲い掛かる攻撃にもかかわらず、早めの移動と――簡素ながら増加装甲を施した機体に助けられ、被害は薄い。)

なんだこいつら!何処から沸いて出やがった!

(散発的な砲撃の目標を新たに現れた三機に向けながら、マゼラトップ砲装備のザクは距離を取り始める。
 マシンガンを装備した護衛機は慌てる事無く、マシンガンの銃弾をばら撒いて三機の動きを抑えようとしている。)


【敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲装備)×2】 被害無し
行動:接近する三機へ散発的な砲撃中。
【敵部隊:陸戦型ザク(ザクマシンガン装備)×1】 被害無し
行動:砲撃中の味方二機を護衛中。接近するシグー達に弾幕を展開中。


[注・このスレに於いて、こういった戦闘等の場合……攻撃等に対する被害は、それを受ける側が決定します。
  攻撃を行う側が全て決めてしまっては大変ですからね。
  "どういった攻撃"を、"どういった方法"で回避して、"どんな結果になった"か。
  この点を明記する形で、戦闘等は進行します。無論他の場面でも有効かも知れません。

  詳しくは、後述するリンク先にて!]

167 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/12(日) 22:17:26 ID:???
>166
「く……仕留め損なったか」
『どうする!奴らを分断するか?』
『いや、それでは挟撃を喰らうぞ』
 3機は適度に弾幕を張りつつ、敵と距離を保って回避機動を取った。

「こうなったら……俺が弾幕を引き受ける、お前達は砲撃を止めてくれ!」
『分かった!』『了解!』
 四脚のバクゥとジェットスキー装備のデザートザクがその機動性を活かし、マゼラ砲装備のザク2機と距離を詰める。
 それに同調するようにシグーは標的になるのを覚悟の上で護衛のザクにザクマシンガンとシールドガトリングを乱射、弾の量で押し切ろうとする。

【シグー】損害軽微
ザクマシンガンとシールドガトリングでザクマシンガン装備のザクに攻撃。
【バクゥ、デザートザク】損害無し
ランダム回避機動を取りつつ、ミサイル及びザクマシンガンでマゼラ砲装備のザク2機に攻撃。

168 :ポーカーフェイスな男子生徒@ハイゴッグ:2006/11/12(日) 22:24:34 ID:???
他のMSに遅れて到着したMSが一機。
火星の大地に適応出来るようマイナーチェンジをしたとはいえ、
元が水陸両用のMSでは他のMSに比べ足が遅れるのも無理もない事。

「………敵は、どこかな」

特徴的なフォルム。
腰を落とした低姿勢のまま、ハイゴッグは周囲にいるはずの敵機の反応を探していた。

169 :盗賊達@陸戦型ザク×3:2006/11/12(日) 22:33:23 ID:???
>>167

他の町からの増援にしちゃあ早過ぎる……
しかもこの不揃いな機体構成……コイツら、正規軍じゃあ無ぇな!?

お前ら、散開しつつ一機づつ仕留めろ!
こっちの増援が来るかどうかわかんねぇぞ!

(激を飛ばしつつ、部下の二機に指示を飛ばす護衛のザク。
 三機ともそれなりにマシンガンの攻撃を受けているが、まだ問題は無い。

 自らは適度にシグーへと牽制射撃を行いつつ、残る二機へと追い立てる様な射撃を行う。
 他の二機よりは、中々に腕が立つパイロットらしい。

 それに呼応する様な形で、マゼラトップ砲を装備したザク二機は、
 包囲散開する形でデザートザクへと砲撃を集中する。
 追い立てられた一機に、全ての攻撃が集中する形のコンビネーション。
 盗賊とはいえ、そこそこの技量がある連中の様だ。)

さっさと済ませて仕事に戻んぞ!俺達の取り分が減っちまう!

(金には汚い様だが。)


【敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲装備)×2】 損害軽微
行動:デザートザクへ、マゼラトップ砲による猛烈な集中砲火を開始。
【敵部隊:陸戦型ザク(ザクマシンガン装備)×1】 損害軽微
行動:砲撃中の味方二機を援護中。
   シグー&バクゥに申し訳程度の牽制を行いつつ、デザートザクに集中射撃。。


170 :盗賊@ジム:2006/11/12(日) 22:49:52 ID:???
>>168
ハイゴッグのセンサーは別の反応を発見するだろう。
反応の方向を見れば岩場にジムが一機、こそこそと隠れている。
どうやらザクたちとは違う盗賊が火事場泥棒目的で様子を伺っていたようだ。
「うーん、見つかったな・・・しゃあない、いっちょやったるべ」
ジムもハイゴッグを探知したらしく、岩場に隠れながらブルパップマシンガンを撃ち始めた。

171 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/12(日) 22:55:17 ID:???
>169
『うへっ、俺に来るのかよっ!』
『コマンドル、しばらく引き付けろ!』
 想定外の集中攻撃に対し、完全に回避機動を取るデザートザク。
 そんな彼を援護すべく、バクゥがマゼラ砲装備のザクの背後を取ろうとする。

「……コマンドルには悪いが、1機中破で3機撃墜なら」
 一方のシグーはザクマシンガンを仕舞い、重斬刀を引き抜いた。

【デザートザク】損害軽微ナレド増大中
左腕でコクピットを庇う様にしながら回避機動。
【バクゥ】損害無し
マゼラ砲装備のザクの背後を取るようにしてミサイル攻撃。防御は捨て気味。
【シグー】損害軽微
グフシールドで防御しつつも、マシンガン装備のザクに接近して白兵戦を試みる。

172 :ポーカーフェイスな男子生徒@ハイゴッグ:2006/11/12(日) 22:58:27 ID:???
>>170
「………そこ?」

反応のあった方面に振り向いた途端、降り注ぐ弾丸の雨。
改修したハイゴッグのクロー、両腕をクロスさせてその手甲の部分で弾丸を受け止める。
受け止め切れなかった弾丸が機体に当たるが、岩場に隠れながらのマシンガンの射撃程度では簡単に落ちはしない。
クロスさせていた右腕を下ろし、岩陰の辺り目掛けて狙いを定める。
外付け式のロケットランチャーがジムを襲った。

【ハイゴッグ】損傷軽微
マシンガンをクローで防御。ロケットランチャーで岩場にいるジムに攻撃。

173 :盗賊達@陸戦型ザク×3:2006/11/12(日) 23:07:47 ID:???
>>171

よし良いぞ、動きの遅い一機を集中して仕留めるんだ!
お前達二人は、そいつらを抑えろ!

(護衛のザクはヒートホークを引き抜き、振り抜かれた重斬刀へと刃を合わせる。
 加熱しきっていない刀身は刃を溶かす事も無く拮抗した。
 すかさず脚部スラスターを噴射して体当たりを行いつつ、右手のマシンガンを発射する。


 バクゥに背後を取られたザクは慌てて反転するも、思わず盾代わりにした
 マゼラトップ砲をその射撃により破壊される。
 が、パイロットは肝が据わっているのだろう―――左腕にヒートホークを構えると、
 右腕で二個の対モビルスーツ用クラッカーを立て続きに投射した!)


【敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲装備)×1】 損害軽微
行動:デザートザクへ、マゼラトップ砲による猛烈な集中砲火を継続中。

【敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲→ヒートホーク装備)×1】 損害軽微
行動:バクゥの攻撃によりマゼラトップ砲破壊。
   ヒートホークに持ち替え、バクゥに対してすかさずクラッカーを投射開始。

【敵部隊:陸戦型ザク(ザクマシンガン装備)×1】 損害軽微
行動:シグーに対し格闘戦を開始。
   タックル等を織り交ぜた上で、マシンガンとヒートホ−クによる攻撃が加えられる。

174 :盗賊@ジム:2006/11/12(日) 23:10:18 ID:???
>>170
「当たってるのに効いていないっぽいな・・・やっぱ、安物だからかな?
って、どわぁ!?」
飛んでくるロケット弾に岩場に隠れる。
っが、ロケット弾が直ぐ側の岩に着弾し、飛び散る岩で装甲に軽い損傷を負ってしまった。
「あぁ・・・修理代、高いんだぞ! お前も修理代で赤字で塩ご飯食べる身になれ!」
岩場から飛び出るとランダムに横に動きながらマシンガンをフルオート射撃で撃ちまくる。

【ジム】損傷軽微
ロケット弾を回避するも着弾で飛び散った岩で損傷。岩場から出てマシンガンでハイゴッグを射撃。

175 :盗賊@ジム:2006/11/12(日) 23:11:07 ID:???
(すんません、>>170じゃなくて>>172でした)

176 :都市:2006/11/12(日) 23:17:55 ID:???

……何とか間に合ってくれた、か。

炎上する都市の中、そのほぼ中央に位置する行政の為の施設の中で男――
――その町の市長たる男は呟いた。
ミノフスキー粒子によりレーダー・通信はかく乱され状況は混沌としているが…
防衛区画からの有線通信により、状況の推移は報告されている。

「市長、重砲の排除により…敵勢力が僅かながら弱体化しています。
 しかし防衛区画はそう長くは持ちません、脱出の準備をお願いします。」

ご苦労。
しかし君は私が脱出して……"アレ"の機能を失った責任を取れと言うのかね?

(報告してくれた秘書にそんな言葉を浴びせてやると、彼は絶句した。無理も無い。
 彼とてこの町にある"あの施設"の価値は知っている。
 あれが野蛮な人間の手に渡る事だけは、この火星という星の為にも良くない筈だ。)


『(しかし……新設されたばかりで練度の低い此処の部隊だけではそう長くは保つまいな……)』

(戦術スクリーンの中。
 都市防衛隊の一部隊を示すアイコンが、また一つ消えた。)

177 :ポーカーフェイスな男子生徒@ハイゴッグ:2006/11/12(日) 23:20:12 ID:???
>>174
「………………」

ランダムに当てられるマシンガンに、片腕を上げて防御をしつつ間合いを計る。
クローで防御しているとはいえ、所詮は簡易シールド。
このまま食らってばかりでは危険だろう。

「………………」

瞬間、ハイゴッグが視界から消える。
―――いや、消えたのではない。
姿勢を低く………地表を滑るようにして弾丸を回避しながらジムへと突進する。
マシンガンを受けすぎた為か速度は然程出てはいない。
しかし、大きく後ろに振りかぶった右腕と赤く光るモノアイが不気味さを醸し出す。
そのまま一気にジムの眼前に迫ると、振りかぶっていた右腕を突き出した。

【ハイゴッグ】損傷軽微
マシンガンを受けて動きが鈍く。
ジムに向けてクローを使った突進攻撃。

178 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/12(日) 23:35:08 ID:???
>>176
「アレ……ってのは何なんだい?」

艶めかしくも凛とした声がした。
振り返れば一人の女性――年の頃は二十歳ぐらいだろうか。
瓦礫を舐める炎より尚赤い髪、灰で煤けた白い防弾コートの下にはタイトな黒のライダースーツ。
女性らしいメリハリのある曲線の中にしなやかさと強靭さが窺える、鍛えられたパイロットの体だ。

「アンタらを逃がしてやろうかと思ってたんだけど、
 どうやらそうは行かない事情って奴があるみたいだねぇ」

何処かネコ科の獣を思わせる大きな瞳が厳しい表情で2人を見つめていた。

「その辺のトコ、聞かせて貰うよ」

179 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/12(日) 23:39:43 ID:???
>173
「ぐっ!」
 体当たりで一瞬動きの止まるシグー。
 続くマシンガンの攻撃によりガトリングを破壊された為、残骸を切り離す。
「こ、この……
 重斬刀とヒートホークで押し合う。
 機体重量ではシグーが勝っているが、時間がたてばヒートホークが重斬刀を焼き切る事になる。
「これでもか!」
 マシンガンの攻撃を受けつつもシールドの先端でボディブローのようにザクを殴りつける。
 だが、本命はシールドの裏に隠された3連装35mmガトリング砲、これをほぼ零距離で撃ち込む事だ。

「そ、そろそろ弾切れになる筈……」
 門数が減ったとはいえ、デザートザクに降り注ぐマゼラ砲はいまだ脅威だ。
 今はただ、ひたすらに回避機動を取り耐えるしかない。

「まず一つ……!?」
 主武装を破壊した事で油断してしまい、そのクラッカーを避け切れず、右前足にダメージ。
 止むを得ず足を止め、目の前のザクに残りのミサイルを集中砲火。

【シグー】シールドガトリング破壊、機体各部に被弾
3連装35mmガトリング砲による零距離射撃をマシンガン装備のザクに試みる。
【デザートザク】損害小
回避に専念。
【バクゥ】右前足にダメージ
ヒートホーク装備のザクに対し、ミサイルでの集中攻撃。

180 :市長@都市行政区:2006/11/12(日) 23:44:20 ID:???
>>178
「―――あぁ、私にはこの町を逃げる訳にはいかない義務がある。

 我々を逃がして……という事は、君は養成所の人間かね?
 素晴らしいね、仕事が速くて丁寧なのは実に良い。」

(思わず身構える秘書を軽く掌で制しつつ、市長である男―――
 齢50代後半という所か、まだまだアグレッシヴな印象を与える中年男は口を開く。)

「あぁ、そうだな………質問には答えよう。
 この町の中央にある巨大プラント………先程も言ったが、
 あそこは奴等のような人間の手に渡る……或いは間違って破壊される事は許されない代物でね。
 この町は元々、あれを守る為の拠点として新しく作られたばかりの物だ。」


(……実の所、市長の言うとおりこの町の歴史は長くない。
 つい最近作られたばかりのこの町は、中央にある"科学工場を中心とした工業都市"として、
 周囲の大概の人間には認知されている。)


「君。
 この星で大事な物資が何かは……分かるかね、無論答えは一つではないが。」

181 :盗賊@ジム:2006/11/12(日) 23:47:20 ID:???
>>177
「消え・・・た・・・?」
ハイゴッグが視界から消えるたことに一瞬と惑う。
そして気がつく・・・相手が速度こそあまり出ていないものの姿勢を低くして滑るようにこちらに突進してくる事に・・・
まだスピードが出ていない・・・これなら間合いに入る前に間に合う。
銃口を向け、トリガーを引き絞る。



銃口は沈黙したままだった。
ついさっきまで乱射と言っていいぐらい撃ちまくってたから弾切れになってしまっていたのだ。
「あ・・・弾切れ・・・うわぁ!? オカアチャーーン!!」
予備のマガジンを持ってはいるが間に合わない。
そして、気がついたときにはハイゴッグが目の前・・・
とっさに左腕に装備したシールドで防御しようとするも遅く、ハイゴッグのクローはシールドにかすり、ジムの左胸に突き刺さった。
クローの直撃を受けたジムは後方に吹き飛ばされ、左腕が肩から?げ、右手からもマシンガンは吹き飛んでしまう。
そのままジムは仰向けに倒れ、そのまま動く気配は無くなった。

【ジム】損傷大・行動不能
クローが左胸に直撃し、左腕がもげた。同時に右手からマシンガンを離している。
そのまま後方に仰向けに倒れ、パイロットが気絶したのか死んだのか内部が壊れたのか動かない。

182 :ポーカーフェイスな男子生徒@ハイゴッグ:2006/11/12(日) 23:52:24 ID:???
>>181
「………終わり?」

倒れ、動かぬジムを見据え………近づき、そう呟く。
何の感情も点らぬ瞳は虚空を見つめている。

「ねぇ………戦いたいんだけど」

爪先でジムの足に触れる。

「………ねぇ?」

183 :盗賊達@陸戦型ザク×3→2:2006/11/12(日) 23:54:45 ID:???
>>179


ちぃ…っ、やる!
だがこの程度で死んでやってたまるかよ、お宝が目の前なんだぜ!
(咄嗟の判断。
 シールドを打ち込まれたザクのパイロットは、脚部に思い切り力を込める事で射線から外れた。
 しかしザクの敏捷性では完全とはいかない。
 ザクマシンガンを持った左腕が打ち抜かれ、動かなくなった。
 しかし構わないとばかりに、そのまま右腕のヒートホークをシグーの胴体へと叩き込む!
 既に刀身の加熱は十分だ。)

(クラッカーを投射していたザクは回避行動が遅れ、ミサイルの直撃を受け撃破される。
 しかしその直前に新たに投下されたクラッカーは健在だ。
 脚部を損傷したバクゥへと容赦無く降りかかる三発のクラッカー。
 更には回避に専念しているデザートザクから照準を外したもう一機が、
 今度はそんなバクゥに向けて砲撃を放って来た!)

敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲装備)×1】 損害軽微
行動:デザートザクからバクゥへ目標変更。
   クラッカーの炸裂に呼応してマゼラトップ砲による砲撃開始。

【敵部隊:陸戦型ザク(ヒートホーク装備)×1】 撃破
行動:バクゥのミサイルの直撃によりコクピット破壊、撃破。
   撃破直前にバクゥへと投射されたクラッカー三発は健在。

【敵部隊:陸戦型ザク(ザクマシンガン装備)×1】 中破
行動:シグーに対し格闘戦を展開中。
   加熱済ヒートホーク使用。

184 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/12(日) 23:59:42 ID:???
>>180
「スカーレット・エスター・マーヴェリック。
 使いっぱしりの見習い教官さね――」

嘯く彼女の後ろには一台のエアロバイクが停められていた。
俗にワッパと呼ばれたマシンの系譜に連なる中型のソレで彼女はココまで来たのだろう。
瓦礫が行く手を遮り炎が大気を揺らめかせる中、
市長を感心させるほどの早さでエアロバイクを使い辿り着いてみせたその腕前、並の者ではない。

「――で、重要なモノって言やぁ……そうさね、水かい?
 それか……重力って答えもありかもねぇ」

質問に答えつつ、軽く居住まいを直して市長と向き合う。
仮にも一つの都市と其処に住まう人々の命を預かり統べる相手、
相応の敬意を持って相対するべきだと知らぬスカーレットでは無かった。

185 :盗賊@ジム:2006/11/13(月) 00:07:16 ID:???
>>182
爪先で足を触れられたジムは動かない・・・が、コックピットハッチが開いた。
「ひ、ひえぇぇ〜〜!! ヤバイよこれ凄くヤバいよ!」
開いたコックピットハッチからノーマルスーツ姿のパイロットがかなり慌てた様子では出でてくる。
よく見ればコックピット内は異常を示す赤いランプで赤く照らされ、どこからか煙まで出ている。
それにクローで突かれた左肩の損傷箇所からは激しく火花が飛び散り、蒸気か煙が大量に出ている。
「俺のジムが・・・でも、命より大事なのはないからにげる!」
這い出たパイロットは直ぐ近くに自分を撃破したハイゴッグがいるにもかかわらず、赤い大地に降り立って愛機から全力疾走で箸って離れようとしている。

186 :ポーカーフェイスな男子生徒@ハイゴッグ:2006/11/13(月) 00:12:52 ID:???
>>185
「………………」

出てきた人影も気になったが、今は目の前のジムの方が先だ。
直感的にこれは危険だと思ったのか、
猛スピードでジムから離れだす。
無論、足元にいる人影など少しも気にせずに。

187 :市長@都市行政区:2006/11/13(月) 00:15:06 ID:???
>>184
「申し遅れた。
 私はこの都市の市長を勤める、ウーデルという者だ。
 まずは組織として養成所の人間に…救援に駆け付けてくれた事、私から感謝の意を表したい。」

(そう言って、スカーレットの返答を聞くウーデル市長。
 そして答えを聞くと、彼は満足そうに小さく頷いた。)

「その通り…君は聡明だ、フロイライン・マーヴェリック。

 あのプラントは表向きこそ化学工場だが、本来は水精製用の専用プラントだ。
 それも、あれだけでこの都市の周囲の水事情を大きく改善出来る程に高性能なね。
 そしてそれ故に貴重品であり…恐ろしいまでの高級品だ。
 元々はそれを隠す為、表向きは何の変哲も無い工業都市として発表されていたのだが… 

 …だが、今この都市を襲撃している奴等はアレの正体に気付いてはいない。
 どうやら単純に略奪の為だけに来たらしいが…マズイ事に戦力はこちらを上回っていた。。

 ……さて、これだけ言えば君の様な聡明な人間には分かるだろう。
 アレを失うと言う事が、どれだけの悪影響をこの都市の周囲に及ぼすか。」


「私は、そんな事をする訳にはいかない。
 だからフロイライン、どうか私達を助けてくれないだろうか。」

(落ち着いた、誠実な瞳で。)

188 :盗賊:2006/11/13(月) 00:26:14 ID:???
>>186
「やばいよヤバイヨやば過ぎるよ! って、こっちくるなぁーー!? きゃぁぁーー!!」
今や大量の煙を吐き出す元となった愛機から必死に逃げていればこっちに向かってくるハイゴッグにパニックになる。
直ぐ側まで来るハイゴッグ。そして・・・コケた。
ハイゴッグのバーニアに煽られてこけたのだ。

ハイゴッグが安全な距離に達した時、ジムは大爆発した。
機体は火の玉と化し、辺りに部品が飛び散る。

ただ、悪運が強いのだろうか。
パイロットはこけたのが窪みだったお陰で爆風を逃れ、破片に当たる事無く無事だった。

189 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/13(月) 00:28:51 ID:???
>>187
親子ほども年上の相手から向けられた、
思わぬ真摯な言葉と眼差しに些かバツの悪そうな笑みを浮かべて

「よしなって、ミスター。
 そんな真面目な顔でお願いされるほど、アタシゃご大層な人間じゃ無いんだからさ――」

まるで敬意というものに慣れていないかのようにそう言ってから頷いた。
そして、もう一度エアロバイクにまたがると、

「――了解、ちゃーんと引き受けたよ。
 で、アンタらはやっぱりココに留まるのかい?
 アタシのマシンならあと2人ぐらい軽く乗せられるけどさ」

190 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/13(月) 00:31:38 ID:???
>183
《ガキィッ!!》
 脇腹に叩き込まれるはずだったそのヒートホークはしかし、シールド裏から滑り落ちたヒートサーベルによって阻まれる。
「残念だったな」
 重斬刀を左手に持ち替え、右手でヒートサーベルを拾い上げようとするシグー。

「くぅっ、ここまでか……」
 クラッカーの爆炎の中で更に爆発。だが、マゼラ砲の手応えは無い。
 煙が晴れた時、そこにあったのは切り離されたミサイルポッドの残骸。
 満身創痍とはいえ身軽になったバクゥは、一旦後方に下がろうとする。

「……チャンス!」
 そしてデザートザクは、虎の子のロケットランチャーを取り出し、マゼラ砲装備のザクに発射!

【シグー】損害小
左手に重斬刀、右手にヒートサーベルを装備しようとしている。
【バクゥ】損害中、ミサイルポッド喪失
撤収開始。
【デザートザク】損害小
ロケットランチャー装備、マゼラ砲装備のザクを砲撃。

191 :ポーカーフェイスな男子生徒@ハイゴッグ:2006/11/13(月) 00:34:04 ID:???
>>188
「………………」

ジムが爆発したのを確認する。
彼のポリシーは敵は必ず殺すというものなのだが、
先ほどの爆発でジムのパイロットは死んだものだと、彼は思ったらしい。

「これでまた一歩、英雄に近づけたかも………」

か細い声でそう呟くと、
戦闘中も全く変わる事の無かった無表情で再び戦地に向かっていった。

192 :市長@都市行政区:2006/11/13(月) 00:34:44 ID:???
>>189
「ハッハッハ……真面目なだけが取り柄な物でね。
 有難う、君の様な存在が居てくれる事が、私は嬉しいよ。」

(そう言って、ウーデル市長は踵を返して戦術モニターを見つめ直す。
 小さな都市だ、そう前線から遠い訳でも無い。)

「お気遣いは有難いが……私はここで防衛部隊の指揮を執らなければならない。
 其処まで世話を焼かせてしまう訳にはいかないよ。


 外の事は頼んだよフロイライン、我々は…此処から戦う。」

193 :盗賊達@陸戦型ザク×2:2006/11/13(月) 00:40:06 ID:???
>>190

あっ、テメェッ!
○○○野郎のクセに…ンな事までしやがるか!

(即座にタックル、サーベルを拾わせる事は邪魔したいのだろう。
 同時にヒートホークを掬い上げる様にして、再び胴体へと振るっている。)

(マゼラトップ砲を装備したもう一方のザクは冷静その物だ。
 武装を失い撤収を開始したバクゥを追わず、ミサイルランチャーを構えるデザートザクへ照準をずらす。
 ミサイルが数発着弾した後、やはりマゼラトップ砲を破壊したが……

 それでも尚、既に数発の砲弾がデザートザクへと飛翔している。)

194 :盗賊:2006/11/13(月) 00:44:31 ID:???
>>191
「あぁ・・・俺のジムが・・・」
コケたパイロットは起き上がると自分の愛機の残骸を見て呆然とした。

しばしの間、そこに立ち尽くしていたがヘルメットを脱ぎ、もはや遠くに小さく見えるほど離れて行ったハイゴッグに向かって吼える。
「覚えてろよ! 何時か、このお返しは必ずしてやる!」
火星の空に盗賊の声はただ、空しく響いた。

195 :防衛状況@都市正面:2006/11/13(月) 00:44:47 ID:???

(この都市は、正面を砲台が設置された防壁が守り、
 背後は火星特有の極めて大きい起伏による、天然の防壁――山によって囲まれている。
 無論、現在都市の正面では襲撃中の盗賊と防衛部隊の砲台とが激しい戦闘を行っているのだが…


 唯の砲台と、旧式とはいえそれなりの数を誇るモビルスーツ部隊とでは質が違う。
 偽装の為に最小限の部隊しか配備していなかった防衛側の不手際もあるが、
 いずれにせよ防衛側が圧倒的な不利な戦況には変わりない。



 少なくとも、外部から別のファクターが現れない限り、都市が堕ちるのは間違い無い。)

196 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/13(月) 00:54:28 ID:???
>>192
「――オーケイ、ミスター。
 それならアタシゃ教え子のケツを引っ叩きに行くとするかね」

グリップを握り込む。
モーターの駆動音はエグゾーストと呼ぶには些か物足りなく、しかし確かに力強くその動きを伝えてくる。
小さく舞い上がる粉塵、浮かび上がる真紅のエアロバイク。

「See you again!」

そして彼女は一陣の赤い風となった。
スカーレットの名の如く、瓦礫も炎すらもまるでものともせずにあっという間に駆け抜ける、紅色の疾風――

今漸く最後の一枚、伏せられたジョーカーが開かれようとしていた。

197 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/13(月) 00:57:04 ID:???
>193
「ぬぅ!」
 拾おうとして身を屈めていた事が幸いし、タックルを耐える。何しろ自重は勝っているのだ。
 何とか右手に掴んだヒートサーベルを、振るうまでの余裕は無いと判断し、左足を踏み込んで……

「……しまった!」
 左の脛にヒートホークが食い込んでしまった。中途半端な体勢のまま左手の重斬刀を振り下ろす……

「こ、こいつら……プロだぜ!」
 咄嗟に撃ち切ったランチャーを放り投げ、マゼラ砲の殆どは防いだものの、1発が左肩アーマーを粉砕。
 右手に再びマシンガンを持ち、最後の数射を敵のザクに叩き込む。

【シグー】左足にダメージ
不安定な体勢ながら、重斬刀による斬撃。
【デザートザク】左腕機能停止
マシンガンによる攻撃。

198 :盗賊達@陸戦型ザク2→1:2006/11/13(月) 01:05:54 ID:???
>>197
(互いに不安定な体制からの攻撃。


 ――しかしザクのパイロットにとって不幸だったのは機体の重さ。
 そう、シグーの方が重量で勝る故に……体制が立て直されるのも、僅かに早い。
 振り下ろされた重斬刀は腕を砕き胴に達し。
 推進剤その他諸々に引火して大爆発を起こし、機体を丸ごと吹っ飛ばした。)

(しかしもう一方のザクは未だ健在だ。
 相手の段数が残り少ないと踏んだか…残された最後の武器――ヒートホークに持ち替え、
 装甲の厚さを頼りに真っ直ぐに直進、切り伏せにかかる!)


【敵部隊:陸戦型ザク(ヒートホーク装備)×1】 撃破
行動:シグーの攻撃により大破、推進剤爆発により大爆発を起こす。
【敵部隊:陸戦型ザク(マゼラトップ砲→ヒートホーク装備)×1】 小破
行動:ヒートホークに持ち替え、デザートザクに突撃。


199 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/13(月) 01:23:19 ID:???
>198
「くっ!手間取りすぎだ……」
 眼前の敵は倒したものの、シグーは満身創痍の状態だ。
 特に、最後に敵の爆発に呑まれたのが痛かった。

「これで最後……ってか!」
 デザートザクにもヒートホークはあるが、片腕の使えない状況で切り結ぶのは不利だ。
 ジェットスキーを吹かして引き離す。目指すは味方のシグー、彼が最後まで残した90mmマシンガンを受け取る為に!

【シグー】中破
身動き出来ず。味方のデザートザクに90mmマシンガンを渡そうとする。
【デザートザク】小破
シグーから90mmマシンガンを受け取って最後のザクを倒そうとする。

200 :盗賊達@陸戦型ザク1:2006/11/13(月) 01:29:20 ID:???
>>199

……ッ、!?
野郎…倒しきれて無ぇだと……あんの○○○野郎!

(回避行動に転じようとするが既に遅い。
 既に加速はかけられているのだ、ザク程の質量・重量がある物体はそう簡単には止まれない。
 弾数が少なければ問題は無かったが…十分な弾薬を思い切り正面から叩き込まれたのだ、
 そう簡単に、耐えられる訳が無い。

 こちらも腰に巻いた増加推進剤タンクと予備弾薬に引火し……
 こちらはデザートザクからやや離れた位置で、大爆発を引き起こした。


 陸戦型ザク、全滅。)

201 :金髪白皙の生徒@シグー:2006/11/13(月) 01:44:16 ID:???
>200
 当面の敵は倒した。
 だが、これで最後だと思う程彼らは楽観主義者ではない。

 何より……

「戦果はザク3機、こちらは……120mmと90mmの弾倉を一つずつ、シールドガトリング全損、左脚破壊……」
『俺だって左腕はじめ全身ガタガタだし、ランチャー捨てちまったし……』
「バクゥのミサイルポッドも大きいな……」

……当初の予定と比べて、被害が大きすぎた。今回は赤字かもしれない……

202 :名無し管制科教官@通信機:2006/11/13(月) 21:37:34 ID:???

『"実習中"の生徒及び"指導中"の教官機へ。
 都市防衛司令部より入電だ。


 都市周辺の脅威(遠距離砲撃可能な敵)は排除された。
 現在正面ゲート前に敵残存勢力が集結中、これを攻撃されたしとの事だ。


 敵戦力は重モビルスーツ三機以上、ザク数機。
 幸い敵はこちらの情報を完全には掴んでいない、これを強襲して撃滅せよ。
 無論、損傷機は後退しても構わない。

 尚、都市防衛隊の砲台から支援射撃が受けられる、有効に活用せよ!』


(後方の管制官からの通信。
 なるほど、機体の望遠モニターで確認してみると……正門前の戦闘は激しい。
 防衛側の戦力は貧弱そのものだが、それでも防壁並びに遠隔操作の無人砲台は未だ健在。
 指揮官が優秀なのだろう。


 対する襲撃側の機数ははっきりとは分からない。
 だが、おかしい。
 現在気象状態はそう悪くはない、風も殆ど無いと言ってもいいだろう。

 だと言うのに、正門前のその一帯だけが……妙に砂塵が多い。
 戦闘中だという事を考慮しても、だ。)

203 :通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 22:33:20 ID:???
sage

204 :砂塵:2006/11/16(木) 21:33:23 ID:???
>>202補足)

養成所の機体が管制官の指示に従い正門前の主戦場を視界に納めると、
そこに違和感を伴って現れたのはその"砂塵"だ。


砂塵が巻き上がっている範囲は広いが、密度は妙に高い。
高さはMSの巨体を何とか隠せる程度だが……時折砂塵の切れ間から見える物がある。
黒っぽくて重厚な、数機のモビルスーツのシルエット。


防衛部隊の無人砲台はそのシルエットにも砲弾を放っているが効果は薄い。
逆に内部から応射されるバズーカの砲弾により次々と撃破されている様だ。

205 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/16(木) 22:21:05 ID:???
>>202>>204
「オペレーター、状況はどうなってる――

 ――そうかい、じゃあアソコの連中をしばくのはアタシの役目ってトコだね」

巻き起こる砂塵を辛うじて視認できる距離にある、小高い砂丘にスカーレットは居た。
炎上する施設の中を駆け抜けた真紅のエアロバイクは所々煤けて黒く汚れている。
そのシートに跨ったまま、彼女は遠く正門前を見据えて舌打ち一つ。

「……ホバーの影響か、それにしちゃちょいと派手だねぇ」

呟くと、インカムのマイクに向かって尋ねた。

「そっちからアレの正体は分からないかい?」
 

206 :名無し管制科教官@通信機:2006/11/17(金) 07:12:01 ID:???
>>205
「そうしてくれると助かるね、教官。」

(オペレータの声、先程までの男性教官の声だ。)

「現在パッシブ・ソナーによる音紋分析を行っているが…
 内部で機動兵器がホバーによる移動を行っているという事は判明した。
 恐らく、それにより砂塵が巻き上げられているのだろう。

 その兵器にもどうやら規格外のアウトローな改造が施してあるらしく、
 音紋パターンからの機種特定も出来ていない。。
 ただ…音紋の重複度合いから考えて、モビルスーツの数自体はそう多くはないな。


 それと、至近距離で随伴している支援車両――ホバートラックの類が何両か要る様だ。
 あの砂塵が妙に広範囲に広がっている理由はこれだろうな。
 ただ、恐らく内部の視界は非常に悪い。
 その証拠にあの中に居る連中、撃たれた後に撃ち返しているだけだ。


 どうやら連中…このまま安全に防壁まで移動した後、都市へ進入するつもりだな。
 密着されてしまえば、あの防壁では止められない。
 その後は……考えたくも無い。」

207 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/18(土) 21:42:47 ID:???
>>206
「All right.
 そいつは考えなくて良い。
 要らない心配はアンタの髪の毛、薄くするだけさ。
 ジャパニーズ・ビショップに転職希望ってんなら話は別だけどね――」

エアロバイクだけが走り去り、丘の上にはスカーレット一人が残る。

バイクは自動操縦。
設定されたルートに従い、AIに導かれ何れ養成所に辿り着くだろう。

インカムに向かい軽い口調で話しかける彼女。
膝をつき、屈み込んだ彼女の手が何かに触れたその瞬間。

「――そうじゃないなら、精々気張ってアタシらをサポートしとくれよ!」

丘が一気に盛り上がった。
いや、違う。
今まで丘に見えていたソレは――

「アタシと、アタシのマシンをね!」

――火星仕様の迷彩パターンを施された、MS用防塵マントに包まれた一機のMS!!

208 :名無し管制科教官@通信機:2006/11/18(土) 22:04:56 ID:???
>>207 赤い髪の教官見習い
「…髪の毛はよけ…――――了解した。

 敵勢力の規模は測定可能だ、 好きな様に暴れ周ってくれ。」

(そう言いつつ、既に手元のコンソールを操作している教官。
 まずは通信相手である"彼女のマシン"、続いてその友軍に当たるモビルスーツ達。
 彼・彼女達が砂塵の中で同士討ちを誘発しない様、警告を発するのだ。

 勿論、仮に状況が変化すれば、通信によっても情報の伝達を行ってくれるだろう。)

209 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/18(土) 23:07:56 ID:???
>>208
マントを払う。
厚い布地の下から現れたのは、真っ赤な装甲に金色でファイヤーパターンを施したMS。
装甲の上に薄く積もっていた砂がマントと共に落ち、機体の鮮やかな色彩を露わにした。
その下に見える布のようなカバーは火星仕様の防塵加工が施されている事を示している。
額から伸びるV字のアンテナ、淡い緑のツインアイは紛れも無くガンダムタイプの証だ。

「さぁて、一つ派手に踊ってみせるとするかねえ……」

両足が交互に砂地を踏み締め歩き出す。
肩に担ぐように持つのは、カバーに覆われた巨大な得物。
まるで無造作に、真紅のMSは小さな砂嵐の只中たる正門へと向かっていった。

210 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/18(土) 23:09:06 ID:???
 さて、盗賊たちの中に1機、他と毛色の違ったMSがある。
 そいつは、火星各地で荒っぽい急ぎ働きをする事で知られた盗賊集団『炎の時計隊』から助っ人として派遣されてきた機体だ。
 そのファイアワラビーは背中に火炎放射器を背負ったまま、ホバーで砂塵を掻き乱すのに余念が無かった。
>204
「さて、ボス。そろそろいいんじゃねぇか?
 俺ァ砂遊びは飽きちまったよ」
 右手に火炎放射器、左手にバズーカを持たせた機体の中で、焦らされ続けたその男は強請る様な声の通信を送った。

211 :砂塵:2006/11/18(土) 23:31:01 ID:???
>>209

(砂塵の直ぐ近くまで来ると……成る程、内部には数機の機影が確認出来る。
 熱源を探知する事も容易い…目に付くだけでモビルスーツが三機、まだ居るだろう。

 接近する小さな熱源がこれまた三つ、武装した車両の類だろう。
 気付いてはいない(何故なら撃って来ないからだ)が、補足されれば間違いなく攻撃される。
 位置情報とこちらの機数をしっかり報告された上で、だ。)

212 :盗賊頭@???:2006/11/18(土) 23:37:15 ID:???
>>210

《通信》
「よう兄ちゃん、助っ人はありがてぇが――お前さんとて俺達の団の掟は知ってんだろう?
 こちとら其れなりに手段ってもんを講じてんだ、
 お前が飛び出しても、誰も助けになんていかねぇぞ。


 それに、お宝は目の前で――それさえ頂いちまえば奴等(注・ここでは養成所の事)
 も此処に留まる理由なんて無ぇだろうさ、目の前の獲物を取りゃあいいんだ。」

(ノイズ交じりの酷い無線だが、会話自体に支障は無い。
 他の盗賊団からの今回限りの助っ人である男に対して、どうもこの盗賊頭は面倒を覚える。
 何せ自分達からしてみれば異分子だ、無下にも出来ないが、不安要素には変わりない。


 そんな気持ちを押し殺して、盗賊頭は再び部下へと前進を命じた。)

213 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/18(土) 23:43:20 ID:???
>>211
「成る程、こいつは確かに厄介だ」

ホバーが巻き起こす、もうもうと立ち込める砂煙はまるで幾重にも重なるヴェールのようだった。
統率の取れた動きで組織的に立ち回れば、ホバーによってこのような芸当ができるとは……

(ちょいと、どうにかする手段を考えないとね)

だが立ち止まらない。
MSの腕の動きで後続の機体に散開及び待機を支持すると、尚も砂嵐の中へと進んでいく。
その歩みが速まる。
赤いMSは砂のヴェールの中を敵機のシルエット目掛け、一気に加速して駆け出した!

214 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/18(土) 23:48:49 ID:???
>212
「へぃへぃ、分かってますよ。
 それに、ボスに逆らった奴の始末は何処だって共通だァ」
 おそらく、盗賊頭が感じる面倒の1割か2割は、この余所者の、いちいち唇を曲げているような訛りから来るものだろう。
 そしてなんだかんだと言いつつ、この助っ人も頭に従っている。

 今のところは。

215 :盗賊パイロット@ドム・トローペン:2006/11/18(土) 23:50:02 ID:???
>>213
(急速で移動した事によって、索敵にかかる事無く進入出来たのは幸運か。
 加速して駆け出した先に居たのは一機の重モビルスーツつだった。

 都市防衛隊の散発的な砲撃で撃破出来なかった筈だ、
 そこにいたのは高機動かつ重装甲、荒野での戦闘においてはそれだけで
 脅威となる要素を十分に兼ね備えたモビルスーツ、ドム・トローペン。)

「うな………コイツ……何時の間に!?」

(突然視界に飛び込んで来る機影に、トローペンのパイロットは狼狽した。
 まさかこんなに早く敵が侵入してくるとは思わなかったのだろう、
 鈍いとも言える動作で、スカーレットの機体へとラテーケン・バズを向け始める。)


「――敵しゅ―――!」

216 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/18(土) 23:57:29 ID:???
>>215
「ああ、敵さね」

その勢いのままに機体をぐっと沈め、更に踏み込んだ足を軸に半回転。
ラケーテン・バズが射線上にスカーレットの機体を捉える前に、
肩に担いだ長物をまるで金属バットの如く砲身を持つ腕の下、脇腹へと叩きつけた。

217 :盗賊頭@???:2006/11/18(土) 23:59:16 ID:???
>>214
「分かっているのならば、それで良い。
 …どうも嫌な予感がする、下らん口を利いていないで仕事をしろや、兄ちゃん。」

(直感的に、嫌な予感がした。
 "嫌な感じ"は通信相手の声を聞いているだけでも十分感じていたが…
 予感まで発展したのはたった今だ、静か過ぎると。


 盗賊頭は後席に座る服頭に、戦闘準備の指示を飛ばした。)

218 :盗賊パイロット@ドム・トローペン:2006/11/19(日) 00:09:29 ID:???
>>216
「う―――あぁぁああぁああッ!?」

(最後まで言い切れた――例えそれが意味を成していなくても――のは良かったのだろうか。
 とにかく、悲鳴交じりの敵襲を告げる声は大質量のぶつかり合う音にそれこそ正に

 "叩き潰された"。

 堅牢な装甲を誇るドム・トローペンの防御力故に両断こそされないが、
 その質量と加速度から生み出される運動エネルギーは、中の人間を容易に行動不能にする。
 音や衝撃…そういった諸々の何かが、機体かパイロット、いずれかの体の何処かを殺すのだ。)




(尤も、直ぐに敵機が終結を始めた。

 戦闘体制を整えたドム・トローペン二機が、並列走行でスカーレット機へ迫る。
 更に足元には、地球連邦軍で使用されていたホバートラック数台が接近中だ、
 後部荷台には、対モビルスーツ用ロケットを構えた盗賊兵がこちらを狙っている。)


:ドム・トローペン×2:
行動:急速接近中。

:武装ホバートラック×5:
行動:周囲を高速移動しながら、歩兵によるミサイル攻撃を開始。
   攻撃頻度は高いが、火線の密度は薄い。

219 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 00:17:15 ID:???
>217
「しかしまぁ……どうしなすった?」
 又何か減らず口を利きかけたが、頭の『嫌な予感』と言う発言に目付きが変わる。

「……新手、ですかぃ?」
 この、金属分を含んだ砂塵の中ではレーダーも音響ソナーも役に立ちにくいが、それでも全く無いよりはましだ、と注意を向ける。
 必要とあれば、火炎放射器も何時でも発射出来る状態にしている。
>218
「ッだぁ?」
 異変を受けて、ファイアワラビーも敵に向き直る。ただし進路は変えずに。
「ボス、新手を火あぶりにしますか?予定通り獲物を頂きやすか?」

 ちなみに、このファイアワラビーは、本来GMに近い設計思想であるドートレスを母体としながら、改修によってMS-06シリーズのコンセプトを植え付けられた、『隠れた名機』だ。

220 :盗賊頭@???:2006/11/19(日) 00:21:21 ID:???
>>219
「こういう事だ、お前さんはこのまま前進しな。
 こんな時に真っ先に飛び込んで来るのは中々の手練か、或いは只のバカかだ。


 それにどうやら、段々無人砲台の砲撃が正確になって来てやがる。
 そしてお前さんは助っ人だが同時にお客さんだ、ヤバイと思ったら…
 そのご自慢の機体でとっととお前さんのボスの所に帰るこった。」

221 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 00:33:05 ID:???
>220
「へぇ、それじゃぁ……行かせて貰いますぜぇ!」
 再び向きを変え、プラントの入り口を目指す。

 ホバーで踊るように回避機動を刻み、バズーカや火炎放射器を砲台に叩き込む。

 そして、壊滅状態の防衛区画に踏み込む……

222 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/19(日) 00:37:24 ID:???
>>218
「押っ取り刀でお出ましかい?」

成る程良い手だ、と彼女は思った。
単機で突っ込んできた相手を包囲し火線の集中する中に晒す。
仕留められれば良し、叶わずとも直にトローペン2機で挟撃なりへと持ち込める。
定石といえば確かに定石だ。
効果的な戦法であるのは間違いない――
――但し、相手が彼女でなかったのなら、だが。

沈んだままの姿勢からスクッと立ち上がり、迫る2機のドム・トローペンを真正面に見据える赤い機体。
如何に薄い密度とは言え、対MS弾頭による攻撃に晒され続ければ被害の程度は少しでは済まなくなる。
故に。

「そらよっ!」

先ほど一機を仕留めた巨大な得物を地面へと叩き付け、質量のままにめり込ませ。
衝撃で飛び散る土と砂煙が目をくらませた一瞬、跳躍。
叩きつけた板状のソレをスターターブロックの如く踏み台にして、一気に包囲網を抜け並列で奔るドム・トローペンの間へと飛び込んだ!
深く膝を曲げ着地の衝撃を緩和、更なる機動へのバネへと変える。
両手には逆手に抜き放った2本の対装甲ナイフ。
銀色の鈍い光を放つ二振りの刃を以って先ずは右、鋭い切っ先二つが脚部付け根目掛け突き立てられる!!

* * *

行動:撹乱→跳躍→右側ドム・トローペンへ対装甲ナイフ×2にて攻撃(狙い:脚部付け根破壊による機動力の低下)

223 :都市防衛部隊:2006/11/19(日) 00:38:14 ID:???
>>321

砂塵を抜けると、そこは一面の瓦礫であった。
一見危険は無い様に思えるがそれでいて、既にこの都市の市長であるウーデルは防衛陣地を構築している。
こn周囲一帯は、貧相ながらも地雷などが仕掛けられたトラップゾーンでもあるのだ。


そしてその位置情報は友軍である養成所の機体には送信されている。
つまり、ここで待ち伏せされている可能性も高い。

無論、ファイアワラビーに乗る彼があずかり知る所では無いが…。

224 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 00:39:13 ID:???
(砂塵から少し離れた岩陰にザク2のバリエーションの一つ、F2モデルが隠れている)
管制、こちら養成所の三船教官だ。
状況は粗方聞いたが更新された状況はあるか?
無ければこれより攻撃を開始する。
(バズーカを小脇に抱えながら様子を伺っている)

225 :名無し管制科教官@通信機:2006/11/19(日) 00:43:18 ID:???
>>224
「確認している。

 そちらの現在地は、都市防衛区画の直ぐ近くだ。
 無人砲台に設置されたカメラよりの情報によれば、敵勢力の一機が防衛区画に進入した。
 これを補足・撃破して欲しい。

 尚周囲はトラップ・エリアだが…トラップの位置と種類等の情報はそちらに常に送られる。
 上手く利用して、確実に撃破してくれ。オーバー。」

226 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 00:48:42 ID:???
>>225
管制、こちら三船。
こちらでもホバータイプのが一機、砂塵から離れて防衛区画に入るのを目視した。
ドートレスの・・・ワラビー型だ。
砂塵の中はスカーレット嬢と他の連中に任せて私はワラビーを相手にする。

三船弥勒、参る!
(岩陰から躍り出るとファイアワラビーを追って防衛区画へと進んでいく)

227 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 00:51:57 ID:???
>223
「……伏兵でもいるンかと思ったが……」
 周囲を見渡し、一見それらしい様子は無いと見て取ると、火炎放射器から燃料を吐き出し、周囲にばら撒いた。
 ついで、改めて火を吐き、燃料に着火する。こうする事で隠れている敵を炙り出そうと……

 どーん、どどーん

「うぉ、地雷か!」
 並みのMSより耐火性能は向上しているとはいえ、爆風に巻き込まれるのは御免こうむりたい。
 と言う事で燃料を撒いて火をつけ、地雷を処理していく。
 ついた火はホバーで吹き消しながら進んでいくが……

「やべぇ、燃料の減りが早えぇや」とんだ地雷踏みである。

228 :盗賊パイロット達@ドム・トローペン×2:2006/11/19(日) 00:57:55 ID:???
>>222
「跳んだ――だとう!?」

(ホバートラックの盗賊達は何が起こったのかを理解出来ずに混乱したが、
 一部始終を見ていたドムのパイロットは状況"だけ"は把握した。
 敵が居る事を分かっていたというだけで、先程のパイロットとは大きな違いとなったらしい。


 しかし咄嗟に反応した所で、既に行われた攻撃は止められない。
 防御しようとした所で完全に止められる筈も無く、二機ともその足の走行を削られる。
 脚部を根元から殺されなかったのは、彼らなりに必死に動いた結果という事か。)

「何だ今のは、コイツ……!
 いきなり沸いて出て来やがって、今更現れて救いの天使気取りかよ!?」

(咄嗟の判断か、右側のドムがホバーの出力を引き上げて押しつぶす様なタックルをかける。
 その意を汲んだ左側のドムは、ラテーケンバズの砲口をスカーレットの機体に向け、引き金を引いた。)

:ドム・トローペン×2:
戦闘相手行動結果:左右共に、脚部装甲に大ダメージ。機動性は低下せず。

行動(右側):ホバーの出力全開による、突き飛ばす様な体当たり(タックル)
行動(左側):上記タックルにより対象がひるむ事を期待し、ラテーケンバズを照準・発射。


:ホバートラック×5:
戦闘相手行動結果:四両は混乱中。一両は衝撃により転倒し、戦闘不能。

229 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 01:07:25 ID:???
>>227

みーつけた!
(追いかけてたF2のセンサーがワラビーを捕捉する。
すかさず、外部スピーカーのスイッチを入れ・・・)
我が名は三船弥勒・・・いざ。尋常に勝負!
(宣言するとすかさずバズーカを構え、砲口からロケット弾を放つ。
バズーカの砲弾は少しふらふらしながら真っ直ぐにワラビーへと向かっていく)

【ザク2F2】
行動:ワラビーの後方からバズーカを発射。
ロケット弾は少し遅いが真っ直ぐにワラビーに向かっている。


230 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 01:17:05 ID:???
>229
「んなっ!?
 み、ミフネ……だとぅ!?まさか……実在したなんて!」
 素直に驚愕する。何しろミフネといえば、剛勇無敵で音に聞こえた伝説のサムライ(彼の主観です)。
 その名を名乗るからには……

「ち、近寄られたら……斬られる!」
 180度反転し、滅多矢鱈に火を吐きながら遠ざかろうとする。ロケット弾もその炎に飲まれた。
 少々地雷を踏んだってお構いなし。

【ファイアワラビー】脚部に若干の損傷
地雷を踏みつつもザクから遠ざかるように移動。
同時にザク及びその周囲に火炎放射。

231 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/19(日) 01:26:58 ID:???
>>228
「良い動きだ、アンタらの機体も喜んでるよ!」

至近距離から迫るタックル。
ウェイトの差を考えれば致命傷ともなりかねないその一撃を、左へのサイドステップでやり過ごす。
そのまま脚部に更なる一撃を加えようとして――

「!」

咄嗟に身を沈め、もう一歩のステップで迫る砲弾を辛うじて回避した。
頭部バルカンでも付けておくんだったと少しばかり後悔しながら、後方に回った2機へと機体を向けて一息。
可能ならばタックルを避けた勢いで追撃にまで及びたかったが、生憎と射程外へ逃れられている。

さて、と……。
コックピットの中で次なる一手を模索するスカーレット。
格闘戦用の武装しか持たない彼女の機体では、機動力と砲撃を武器とするドム系のMS2機を相手にするのは少々厄介だ。
だから奇策を用いて散開される前に仕留めておきたかったのだが――結果的には失敗だった。
2機のパイロットの腕前と連携とを過小評価していたという事か。

「あとどれくらいかねぇ……」

そんな事を呟きながら、スカーレットは自らの機体を少しずつ後退させていった。

* * *

行動:回避→少しずつ後退

232 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 01:40:09 ID:???
>>230

あら・・・なーんか、動揺しちゃって・・・
何かと勘違いしたか?
(横っ飛びに炎を避け、距離をとろうとするワラビーを地雷の多いエリアに追い込むように移動しながらバズーカを3連射する。
三船機のバズーカには最初の一発以外はある程度進むと炸裂し、子弾を撒き散らす拡散弾が装填されていた。
その拡散弾の子弾は一発の破壊力は小さいが多数の子弾がワラビーに降り注ぐ)

【ザク2F2】状態:ちょっと装甲こげた
行動:地雷の多いエリアにワラビーを追い込むように動きながらバズーカから拡散弾を発射。
拡散弾は途中で炸裂し、大量の子弾となってワラビーに降り注ぐ。

233 :盗賊パイロット達@ドム・トローペン×2:2006/11/19(日) 01:47:09 ID:???
「そっち、行けるか。」

「あぁ、こっちも振り回された時の余波で少しばかり装甲がイってるけどな。
 ったく……アイツが先にやられちまったからな…」

「またさっきみたいなのをやられちゃ、かなわねぇ。
 危険だがやるしか無ぇ、かな。」

「かな。飛び道具も無いみたいだし……気をつけろよ。」


(そんな会話が手短に交わされた後、後退するスカーレット機を追って二機が移動を開始する。
 先頭を行く一機はバズーカを装備しているが…背後に隠れた一機の装備はヒートソードだ。

 一機(A)が中距離からバズーカの砲弾を放つと同時に進行方向から横方向に外れる。
 そしてもう一機(B)が、バズーカの砲弾に追従する様にスカーレット機へと迫る。
 そして間合いに入るタイミングで、横薙ぎにヒートソードを振り払う。

 更に横方向に外れた一機(A)がそのタイミングに合わせて援護射撃。
 本来は三人でこれをやる物らしいが、一人が先だって撃墜されてもこの動き。
 よく訓練されている――恐らく軍人崩れの類なのだろう、このパイロット達は。)


:ドム・トローペン×2:
行動:二機が縦方向に並んで、スカーレット機へ急速接近。

行動(前側:A):急速接近後、バズーカによる射撃を行い進路を変える。
       後側(B)の攻撃に合わせて援護射撃。

行動(後側:B):前側(A)の射撃に続いてヒートソードによる近接攻撃。

234 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 01:59:48 ID:???
>232
「う……うわぁぁっ!」
 拡散弾を焼き払っている最中に、火炎放射器の燃料が切れる。
 背中の燃料タンクをパージし、投げつけるようにして防御。

 だがしかし、地雷原に追い込まれて立ち往生。

 ファイアワラビーが『隠れた』名機止まりなのは、こういった場合の押しの強さに欠けるのが原因の一つである。

「くそ、くそ、くそ!」
 右手でビームサーベルを引き抜きつつ、左手のバズーカをこちらも三連射。

【ファイアワラビー】損害小、特に足回り
火炎放射器燃料切れ、ザクに対しバズーカ三連射(通常型の榴弾)。
ビームサーベルを準備。

235 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/19(日) 02:11:15 ID:???
>>233
「ま、アタシゃ戦いの上手い方じゃ無いけどね」

潜り抜けた戦場の数、其処から来る経験の度合い。
若干二十歳に過ぎないスカーレットにそれらが不足するのは致し方の無い事だ。
だが――

迫る初撃の砲弾を斜めに踏み込んでかわし、
其処へ襲い掛かるヒートソードの一撃を――
右のナイフで受け止め更に低く踏み込み、
そのバネを生かして伸び上がるように、左のナイフの腹で腕ごと大きく弾いて跳ね上げる!

上手く崩せたのならばそのまま援護射撃への盾に。
そうで無いのなら回避運動と更なる一撃を見舞う布石を兼ねて。
サーベルの軌道を逆に辿るようにドム・トローペン(B)の脇から後ろへと回り込み、

背後から装甲の隙間目掛けて刺突一閃、スピードを乗せてぶちかます!!

* * *
行動:ナイフでガード→武器弾き→回り込み→タマ取ったるアタック

236 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 02:16:46 ID:???
>>234

火炎は燃料切れか?
・・・やば、こっちもバズーカが弾切れだ。
(弾切れを起こしたバズーカを捨て、マシンガンに持ち替え・・・)
っと、今度はそっちがバズーカか?
・・・・・・来る!
(飛んで来るワラビーのバズーカ弾を避ける。
っが、最後の一発は明らかに直撃コースだ。

とっさにトリガーを引き絞り、MMP−80 90mmマシンガンの銃口から銃弾を吐き出させる。
銃口から吐き出された銃弾は直撃コースのバズーカ弾に命中し、バズーカ弾を爆発させた。
F2に破片が降り注ぐがそのままワラビーに銃弾を浴びせる)

【ザク2F2】状態:損害小
行動:弾切れのバズーカからマシンガンに持ち替え、バズーカ弾を回避。
拡避け切れない最後の一発をマシンガンで撃ち落し、破片を浴びながらマシンガンでワラビーを掃射する)

237 :盗賊パイロット達@ドム・トローペン×2→1:2006/11/19(日) 02:22:32 ID:???
>>235
(重ねて言うが、ドム・トローペンのパイロットとて素人ではない。
 だからこそ、この場合見事にその攻撃を受けたのは――
 絶対にかわせまいと思っていた攻撃をかわされ、ましてや見事な反撃をされた為。
 
 つまりは両者を比較してスカーレットという人間の強さが上回っていたという単純な話だ。
 背後から装甲の隙間へと一閃を打ち込まれたドム・トローペン(B)は沈黙する。
 一方でドム・トローペン(A)は(B)を救う事を諦めたか、
 それに射撃を当ててしまう事にも躊躇せずに、後退しながらバズーカを五発ほど放って来た。)


「…こいつはいよいよ以って…逃げる算段をした方が良さそうだな、オイ…!」


(見れば、ホバートラックが何時の間にか居なくなっていた。)


:ドム・トローペン×2→1:
行動(前側:A):徐々に交代を開始。
        友軍(B)への被害を恐れずにバズーカを発射している。
行動(後側:B):背後からの攻撃を受け沈黙、戦闘不能。

238 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 02:33:09 ID:???
>236
「ちぃぃっ、他の連中はまだかよ!」
 バズーカの最後の2発を放つと、発射筒を投げ捨てる。1発は撃ち落されたがもう1発はザクへ!

 それはそれとして、全身に90mmを浴びつつも瓦礫の上(普通はビルが残骸になる前に地雷を仕掛けたりしない)を飛び跳ね、逃げ回る。
 到底来そうに無い味方の増援を信じて。

【ファイアワラビー】損害中
バズーカの最後の1発がザクに飛んで行く。
自身は飛び跳ねながら回避専念。


239 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/19(日) 02:38:51 ID:???
>>237
「女にぶち込まれる気分はどう――なんてねぇ」

沈黙した敵機にそう語りかけ、すぐさま残る1機に目を向ける。
気付けば既にホバートラックの姿は無い。
最早留まる意味は無いと、迷わず撤退を選んだのだろうか。
最後の1機であるドムのパイロットも、今や残弾を気にせずにばら撒きながら後退を始めていた。

「退くなら退きな。
 男が女に後ろからFuckされたとあっちゃあ、
 いっそ去勢しちまった方が良いぐらいだもんねぇ」

共有回線を開き、そう声を掛ける。
妖しい色香と凄みを感じさせる、艶めかしい女の声。

「頼みの綱の砂煙はもう使えない。アンタらの負けだよ――」

240 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/19(日) 02:40:34 ID:???
>>239補足
行動:敵機(B)を盾に砲弾防御→通信

241 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 02:52:10 ID:???
>>238

バズーカも弾切れか?
武器が無いなら取るべき手段は二つだ。
逃げるか・・・降参するかだ。

あ、サーベルがまだあったか。
(マシンガンの弾が切れる。
それは丁度、バズーカ弾が真っ直ぐに飛んでくるのと同時だった。
マガジン交換の操作をしながら僅かに機体を動かす。
直後にバズーカ弾が機体を掠り、直ぐ側のビルの残骸に着弾する。
弾の破片とビルの破片がザクの装甲を叩き、傷つけるがそれに構わず、マガジン交換が済んだマシンガンを構え、ビルの残骸に登って飛び回って回避しようとするワラビーの着地する寸前を狙ってマシンガンを放つ)

【ザク2F2】状態:損害は小と中の間ぐらい
行動:マシンガンのマガジンを交換しながらバズーカ弾を回避するも着弾した際の破片により損傷。。
残骸の上に上がるとワラビーの着地する寸前を狙って射撃)

242 :盗賊パイロット達@ドム・トローペン×2→1:2006/11/19(日) 02:54:06 ID:???
>>239
「なっ――女だと……!?

 ………畜生このアマ、舐めたアネしてくれると思ったら…
 ようやく合点がいったぜ、お前ら…この近くのパイロット養成所の奴だな?
 あー畜生……道理で強ぇ訳だな、オイ………」

(対して返される声は…思ったより若い声だ、
 まだ青年と呼んでも良い年の頃、腕前に似合わぬ青さと未成熟さが読み取れる。)


「わぁーったよ、文句は言わねぇ、退くよ!
 後ろからこっちのケツにブチ込むんじゃねーぞ!?」

(そんな捨て台詞を残して、バズーカを投棄すると砂塵の中へと突っ込んで行く。
 元来た方向、撤退したのだろう。)


ドムトローペン:撤退。

243 :盗賊頭@メルザ・ウン・カノーネ(ザメル):2006/11/19(日) 02:56:01 ID:???


―――ちぃ、と思う。
雇い入れた傭兵どもは各々勝手に撤退し、虎の子のトローペンは一機だけが帰還。
現在自分の機体の周囲に居るのは、役目を終えて戻ってきたホバートラック六両だけだ。
思わず悪態をつきたくなるが、それを今言ってはならない事は分かっていた。

故に盗賊頭であるこの男は『何だこの様は』という悪態を胸の中に閉じ込めて、
この場で自分達にとって最良の結果を齎す方法を必死になって考えたが――

――そんな事は、考え出す前からとっくに決まっていたのだ。


「服頭、信号弾――三号を上げろ、早くな。
 続いて680mmカノン砲発砲用意だ、逃げるぞ!」


(命令どおりに、信号弾がもう大分薄くなった砂塵を突き抜けて打ち出された。
 それが示すサインは只一つ、"全員逃げろ、とにかく逃げろ。"の一言に尽きる。
 早い話が責任放棄であるが、防壁内部で戦う者に撤退を知らせるにはこれしか無かったのだ。


 それと同時に、砂塵を突きぬけ六両のホバ−トラックが疾走して逃げて行く。
 そしてそれらを護りつつ撤退していくのは……ドム・トローペンが一機。
 そして盗賊頭の乗るホバー式重砲撃モビルスーツ、「メルザ・ウン・カノーネ」。
 通称ザメル、ドム以上に厚い装甲と攻撃力を持つ、小さな陸上戦艦である。)


(どうやら速力を大幅に強化しているらしい。
 管制官からの指示により、逃亡した襲撃者達の追撃は行わない事となった。
 無論手配はするが、取りあえずこの場は収まると言う事だ。)

244 :炎の時計隊@ファイアワラビー:2006/11/19(日) 03:00:22 ID:???
>241
「くぅ!」
 この敵を相手にして、隙を見せたが彼の敗因。
 着地の瞬間に蜂の巣にされ、糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた。

 そして地雷原に倒れこみ、バラバラに吹き飛ぶ……

【ファイアワラビー】撃墜
地雷原に落とされた。

245 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/19(日) 03:09:14 ID:???
>>244
やったか・・・
生きてたらいいが死んでたら成仏せい。
な〜む〜「チーン」
(どこから取り出したのか、仏壇にある鐘を取り出して鳴らしてる)

管制、こちら三船。ワラビーの始末は完了した。
これから帰還する。
(地雷を避けてバズーカを回収すると養成所へと帰還していく)

246 :都市:2006/11/19(日) 21:17:15 ID:???

「終わったようですね、市長。」

あぁ、その様だ。
…さて、我々は我々の残りの仕事を片付けるとしようか。
防衛部隊仕官に通達、被害状況を確認し逮捕者を連行、
"上"への報告は私が済ませる。

それと………

「養成所への感謝、ですね?」

………うむ、その通りだ。

247 :後日談:2006/11/22(水) 22:18:01 ID:???

―――それから数日経って、今回の事件は結末を迎えた。
一時は陥落寸前の非常事態に陥った事もあり、"都市"の上層部は
科学プラントの正体が飲料用水の精製プラントである事を公表した。
それに伴う防衛部隊拡張予算が承認されるのに、時間は必要なかった。


また、一度それが公表されてしまえば、それに伴う諸々の事態も進行する。
襲撃を行った盗賊団に関しては周囲一帯に於ける手配が非常に強固な物となり、
仮に逮捕されれば決して軽い刑では済まされない事は、誰の目にも明らかだった。
知らずに襲撃したとはいえ、それを赦す事は良しとはされなかった訳だ。



無論、都市を陥落の危機から救った養成所にも恩賞が出た。
諸所の事情から、その活躍が大々的に報道される事こそ無かったが―――

養成所の人間が撃破した敵機の残骸――その有益なパーツ類は全て養成所の取り分となり、
報酬に関しても、各員の働きに応じた追加報酬が僅かながら上乗せされた。
乗機を手酷く破壊された者ならともかく、そうでない者にとっては中々の収入だ。
また市長からは、出撃したパイロット一人一人へと感謝の書面も郵送されて来た。
それも、一人一人の活躍に応じた手書きの手紙が、だ。





…とりあえず、此度の事件はこれにて落着。
ここは『パイロット養成所』、そんな事件や騒動を経験しつつ、
何時か達人と呼ばれる者を目指したり、目指さなかったりするそんな場所。



※そんな、このスレッドへの新しい参加者大歓迎。
 質問等は、こちらへどうぞ。

・パイロット養成所管制室
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/288/1162695718/l50

248 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/26(日) 00:18:16 ID:???
>>247
「世は全てこともなし、と。
 とりあえずは目出度し目出度しってトコかね」

Tシャツにダウンジャケット、ジーンズといった装いは全て古着。
ダークレッドの髪をボブカットに切り揃えた彼女の名はスカーレット・マーヴェリック。
養成所にて教官(見習い)を務めている。

今日は丁度オフの日だ。
先日の一件で特別に有給休暇を与えられた彼女は、
養成所に隣接するクレイドルのカフェにて久々にゆったりとした時間を過ごしていた。

249 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/26(日) 00:26:50 ID:???
「……しっかし、どうにもモビルスーツってのは慣れないな……。」

(そんな"パイロット養成所の生徒"としては問題のあるぼやきを漏らしつつ、
 カフェへと入店して来た青年が一人。
 教官であるマーヴェリックの知った顔、>>128の青年である。)

「……っと教官、こんにちは。
 先日の活躍は聞いてますよ、凄かったそうじゃないですか。」

(青年は顔見知り且つ教官である相手の姿を認めると、
 相手のゆったりとした時間を壊さない程度には気を遣いながら、
 聞き知った武勇への賞賛の言葉を送って来た。

 口ぶりからすると、この男は出撃しては居なかった様だ。)

250 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/26(日) 00:34:45 ID:???
>>249
「ん?
 ああ、リヒャルトかい、奇遇だね」

掛けられた声に振り向き、相手の顔を確認してから。

「ありゃアタシの手柄じゃないよ。
 マシンの性能のお陰さね、アタシゃマシンの言うとおりに動いただけさ」

手にしていた手紙をそそくさと懐に仕舞いながらそう言った。

251 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/26(日) 00:40:36 ID:???
>>250
「…マシンの言うとおりに……ですか?」

(頭の脇に、小さな疑問符。
 言葉の意味も、指している内容も何となくは理解できるが…
 それが自分自身の感覚としては想像出来ない、と。そんな疑問符だ。)


「ぁー…って言う事は教官は…MSに乗る時は何時もその、マシンの声ってのを?」

(店員の視線に気付き、適当な飲み物を注文しつつ。)

252 :白衣の教官@ザク2F2 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/26(日) 00:41:29 ID:???
水銀 コバルト カドミウム〜♪
鉛 硫酸 オキシダン〜♪
シアン マンガン バナジウム〜♪
クロム カリウム ストロンチュウム〜〜♪
(青年に続いてカフェに入店したのは白衣を羽織ったこの男・・・
何故か、何本もの毒々しい色の液体の入った試験管をジャグリングしながら・・・)

>>250
おお、マーヴェリック教官ではないか。
この前の騒ぎでの活躍、耳にしましたぞ〜

>>251
っと、この前の青年・・・確か、リヒャルト君だったな。
どうだね、頑張っておるかね?
(二人に気がつくとジャグリングしながら挨拶して)

253 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/26(日) 00:45:46 ID:???
>>252
「あぁ、三船教官じゃないですか。
 ええ…お蔭様で苦戦してる所です、折角の機体も……
 中々上手く扱えてないのが本当の所ですよ。」

(参ったとばかりに、苦笑して。)

「…しかし教官、飲食店でそれ(試験管入りの薬物)はヤバイんじゃ?」

254 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/26(日) 00:49:04 ID:???
>>251
相手の怪訝そうな顔に、目を細めながら手元を見て、ちょっとだけ苦笑して

「ま、モノの喩えさね。
 敢えて言うならそんな感じって程度、そんなマジな顔して捉えるような話じゃないよ」

>>252
「おや、ミフネさん。こりゃまた奇遇……

 ……って。
 一応飯の店でそういうのは止めた方が良いんじゃないかい?
 万一落っことしでもしたらコトだよ」

255 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/26(日) 00:58:16 ID:???
(名前、変えるの忘れてた・・・_| ̄|●)
>>253
苦戦しているのか。
まあ、簡単にMSに乗れるようになるなら養成所は必要ないからね。
なに、時間が掛かるが少しずつ慣れて上達していけばいいさ。

>>253>>254
これかね?
これはこの前、とある若者に頼まれて作った惚れ薬なんだ。
飲んでも無害(?)なものだし、落っことしても爆発なんて起きない(はず)から大丈夫だが・・・うむ、仕舞うとするか。
(店員の「何してるんじゃ!?」と言う視線に気が付き、試験管をキャッチすると白衣のポケットに仕舞う)

256 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/26(日) 01:06:55 ID:???
>>254 赤い髪の教官見習い
「あぁ――何だ、そういう事でしたか。
 ……いや参ったな、恥ずかしい顔を見られちまいました。

 ですがまぁ、それにしたって立てた手柄は事実ですし見事なモンでしたよ。
 いや本当に。

>>255 白衣の教官
「教官、これでも俺……二回生ですよ?
 一年以上も居るのにディンの操縦も習熟出来ないってのは…ヤバイですよ。俺。



 ……所で教官、それが割れたら何ですか、俺達は教官に惚れるんですか…?」

(……リヒャルトが怯えている、というかどちらかと言えばヒいている視線だ!)

257 :橙髪の女整備兵:2006/11/26(日) 01:11:29 ID:???
「ふわぁ〜〜、疲れたぁ……(首や肩を回しながら来店)

 あ、コーヒー一つ、ホットで」
>255
 その試験管を、見てしまった。
「……教官、『また』爆発させないで下さいよ?」

258 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/26(日) 01:16:03 ID:???
>>255
「惚れ薬」という言葉に胡散臭そうな顔を一瞬だけ覗かせ、
しまったのを見届けてから

>>256
「よしなっての。
 アタシを褒めたって単位は出ないよ?

 ま、アタシの乗ってるのは仮にもガンダムだしさ。
 ガンダムに乗る以上あれぐらいはやって見せないと、教官としての威厳って奴も保てないワケさ。

 それに、アタシなんかより学生達の方がよっぽど頑張ってたよ。
 死者も無し、怪我人も大したこと無い、んで見事撃退果たしてみせたってんだから、上出来過ぎる結果だと思わないかい?」

259 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/26(日) 01:18:18 ID:???
>>256
ふむ・・・まあ、そういう者が時には大化けすることもあるというではないか?
それに地道に頑張れば上達する事もある。


あ、割れても大丈夫だ。
計算では直接、口から飲まない限り効果はない。
だから、安心したまえ。
(怯えてるっつーか引いているリヒャルト爽やかな笑みで大丈夫だと言う・・・)

>>257
やあ、整備の方、お疲れ様。

ははは・・・大丈夫大丈夫♪
ポケットに仕舞ったから落っことして爆発することはないし計算上ではこの薬は衝撃を与えても爆発しないのだよ。

260 :橙髪の女整備兵:2006/11/26(日) 01:23:44 ID:???
>259
「成程、爆発『は』しないんですね?
 代わりに教官のポケットが溶解するとか?」
 なんて信用の無い教官なのだろう。

「そう言えば、こないだミフネ教官が落としたワラビー、あれ、『炎の時計隊』の一味だったそうですね」
 彼女も火星生まれの火星育ち、その悪名は色々聞いている。

261 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/26(日) 01:26:27 ID:???
>>257 橙髪の女整備兵
(や、お疲れ。

 そう言って、ナチュラルに素敵な微笑と共に軽ーく挨拶してみせる)


>>258 赤い髪の教官見習い
「確かに、こう言っては何ですけど、あの"ガンダム"に乗っている以上…
 乗り手は強い者あって欲しい…そう言うのは、ありますね。

 ……しまったな、俺とした事が…そんな事を見落としてたとは。
 ええ、上出来過ぎる結果だと思います。」

>>259 白衣の教官
「だとしたら、良いんすけどね……」

(どうにも不安を拭い切れない深刻な表情、
 憂いを帯びたその表情は―――――)

「(安心出来ねぇーーーーッ!?)」

(三船教官の怪しすぎる発言により、直ぐに引き攣った笑みへと変わった。)

262 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/26(日) 01:36:28 ID:???
>>260
溶解もしないしない♪
ちゃーんとゴムの蓋をしているから漏れないし強化ガラスだから簡単には割れないから安心したまえ。
(薬の事で信用されてないのに気が付いてないらしく笑みを浮かべたまま答えて)

こないだのワラビー? ああ、あいつか。
「炎の時計隊」? こっちに着てから何度か聞いた事があるな。
盗賊でもかなり強い連中だとか・・・

>>261
ハハハ・・・本当に安全だよ。計算上はね。
まだ、人で試してないけどね♪
(相手が不安がってるのを知ってか知らずか、爽やかな笑みを浮かべて安全だと言い張って)

263 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/11/26(日) 01:43:10 ID:???
>>261
「そ、アタシが落としたのはあの連中の精々2機だけ。
 ガンダム乗りとしちゃ当然の結果って奴だろ?」

言って立ち上がり、リヒャルトの席の後ろに回ると。

「まあ、もしアンタのお眼鏡に適う結果だったならさ。
 ちょいとココの勘定、引き受けてくれないかねえ……財布忘れちまってさぁ。

 勿論タダでたぁ言わないよ。

 後で、キモチイイコトさせてあげるからさ……」

少女のような愛らしさを僅かに残す美貌とアンバランスな、艶めかしい声で耳元に囁きかけ、
リヒャルトの上着の内ポケットに細くしなやかな指先を滑り込ませる。
そのまま指先に挟んでいた伝票をねじ込むと、喉を転がすように笑いながら軽く手を振り店を後にしたのだった。




リヒャルトはすぐに気付くだろう。
ねじ込まれた伝票には、一緒に一枚のチケットが挟み込んであったことを。

因みに至って健全なマッサージ専門店の割引券だったりするのは内緒だ。
とりあえず、ソコに行けばコリがほぐれてキモチイイコトになるのは間違いないだろう――



尚、後日ちゃんとカフェオレの代金をリヒャルトに払ったのは言うまでも無い。

264 :橙髪の女整備兵:2006/11/26(日) 01:49:01 ID:???
>261
「お疲れ様でーす!」
 疲れていたはずなのに元気良く返事を返す。
「ところで……(小声で)
 リヒャルトさんも、その……アレを?」
 白衣の教官の薬の事を言いたいらしい。
>262
「……だといいんですけどね。
 ほら、風呂場用の洗剤に『ゴム栓に使うな』って書いてあるじゃないですか!」
 何を口走っているのやら。
「ん〜〜、炎の時計隊はですね……いっぱいいるんですよ!

 聞けば私が生まれる前から火星に居たとか居ないとか。
 で、あちこちにその名前を持つ盗賊集団がたくさんあって、強い所も弱い所もあるらしいです。
 何年か前にある傭兵がそのうちの一つを全滅させたところ、その後数ヶ月にわたって他の時計隊が報復の為の襲撃を仕掛け続けて、その人遂には廃業したとか。
 教官……気をつけて下さいね?」
 あまり心配しているように見えないのは気のせいだろうか?

265 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/11/26(日) 02:00:14 ID:???
>>264 橙髪の女整備兵
「いや、俺も見たのは今が初めてだし聞いたのも初めてだ。

 …いや、効果が確かでくれるって言うんなら使うかも知れないけどね。」
(苦笑交じりに。)

>>263 赤い髪の教官見習い
「――それもとびきりのを、ですね
 ええ…それ位なら構いませんよ、何せ他ならぬ教官の為ですから。」

(柔和な微笑みで、表向きはその艶かしい声に動じた様子は無い。
 ねじ込まれる伝票にも抵抗は無く、代金を立て替える事は問題無い様だ。
 しかしその実―――――)


「(………ヤバイな、今のは少しドキドキしてたぞ、俺。)」

(この"少し"が、とても少しでは無いのは言うまでも無いだろう。)




「……そんじゃ二人とも、俺ももうそろそろ失礼します。
 午後から外(火星の荒野)に出て実習なんで、もう行かないと。
 それじゃ。」

(軽く手を挙げて、こちらは豹が走り去るかのように駈けて行く。
 因みに訓練から帰った後、キッチリとキモチイイコトは経験したそうだ。
 尤も、初めてなのでそれなりには痛かった様だが。)

266 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/26(日) 02:02:40 ID:???
>>264
うーん・・・確かにゴム栓に使うなってあったな。
後でコルクの栓に代えておくか。

ふむぅ・・・そんな連中とは・・・
まあ、大丈夫だ。
私は逃げる(と言うか脱走)事に関してはこの養成所で一番だ。
それに・・・着たら着たらでこの惚れ薬の実験台にするまでだよ。
(相手がそんな連中だろうとこの男は何も心配していないようだ)

>>263
気持ち良いことってなんだろうね〜?
(そう呟きながら見送って)

>>265
・・・
(このスケベ目〜っと言うような視線を向けながら見送って)

267 :橙髪の女整備兵:2006/11/26(日) 02:07:51 ID:???
>265
「ふ〜〜ん」
 視線が冷たい。冷え切っている。
「はいはいごゆっくり」
 後に残るゴシップは……多くは語るまい。
>266
「い、いやコルクはもっと危ない気がします!」
 あわてて止める。
「……な、何だか色々と……敵が可哀そう……」
 思わず胸元で十字を切ったり。

268 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/11/26(日) 02:21:20 ID:???
>>267
そう?
じゃあ、ゴム栓のままにしておくか。

まあ、流石にそんな事はしないよ。
とっ捕まえて牢屋にでも放り込んでおくさ。

でも、薬の実験したいな・・・
(緑茶を飲み干すとそう呟いて)

っと、時間だ。採掘しに行くか・・・
(どこから取り出したのか、安全第一と書かれた安全ヘルメットをかぶって)
今度、ザクの改造頼むかもしれないから私のつけで好きなのを頼んでおいてくれたまえ。
では、さらばだ!
(そう言い残してカフェを後にしていく)


269 :橙髪の女整備兵:2006/11/26(日) 02:33:32 ID:???
>268
「……は、はぁ……」
 何処から突っ込んでいいのかよく分からないらしい。
「……教官の……ツケ!(目を輝かせる)
 分かりました。不肖、ユズ・バレンティノ、その時が来ましたら……!」
 最敬礼で見送り、その後メニューを上から順に制覇するのであった……

270 :名無し生徒:2006/11/28(火) 20:12:46 ID:???
教官、保守するんで単位下さい!

271 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 00:28:15 ID:???
いつもならば素通りする事も珍しくない路線バスが、養成所の前で停車する。
バスから降車した人影は一つ。
片手にスーツケースを持ったその人物が降りるや否や、
バスはそのろくに順守されていないダイヤを思い出したかの様に走り去って言った。
人影が門脇の守衛室によると、中に居た男と二・三の言葉を交わすと養成所の敷地へと足を踏み入れる。
顔写真付きの事前通達に背くのは、守衛の役割では無いのだろう。

その人はなおも歩を進めた。
戸惑い気味ながらも躊躇わずに向かう先は、おそらく職員室。
歩み続ける彼女の耳に、次第と養成所特有の喧騒が聞こえてきた。

そろそろ誰かとすれ違い始めるかもしれない。
そうなれば、彼女の外観は良くも悪くも目立ち始めるだろう……

272 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 00:36:22 ID:???
>271
廊下の向こう側から歩いてくる青年が一人。
その体のデカさ故に一歩一歩の幅がやたら大きく、
こちらもある種目立つ存在である。
っていうか何かキモいです。

273 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 00:46:13 ID:???
>272
(その悪目立ちする生徒を見ても、彼女は一歩も怯まなかった。
 臆することなく彼に近づき、「たおやか」と言う表現に相応しい仕種で声をかける)

……申し訳ありません。道をお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?

(声をかけてきた女性の容姿は、とても目立つものだった。
 その黒く長い髪は頭部から肩にかけて真っ直ぐに線を描いている。
 それは硬さとは対極にある、凡人ならば並ならぬ手入れと努力によって手に入れられる筈の柔軟さ故のしなやかな直線。
 そしてその服装は、一見すれば和服の様にも見えるが材質などが正式な和服とは異なり、
 特に腰から下のシルエットと裁断はむしろチャイナドレスに近い。
 だが、全体に施された模様や上半身のデザインからはやはりジャポネスクを感じずには居られない。
 そして、それらの全てよりも彼女が視線を集めるのは、その美しい菫色の目であり──)

職員室にお伺いする手筈になってるのですが、こちらを行った先で間違いありませんでしょうか?

(それ故に目立つ、瞳孔が開ききった光を反射しない右目だった)

274 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 00:55:19 ID:???
>>273
「あいあい?」

下から声をかけられ、思い切り見下げる。
ありえないくらい身長が高い為に、
人に声をかけられると下を見るというのは最早彼にとって条件反射のようになってしまった。

「ああ、こっちで間違い無いぞ。うん。
 新入生か?」

275 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 01:02:40 ID:???
>274
そうですわね……新入生と言えば新入生ですし、違うと言えば違いますわ。
追々、その辺りのフクザツな事情については他の方から説明して頂けるかと。

……あ、あらあら、駄目よイタズラしては。

(眼前の生徒と話してた女性が、いきなり彼の足元に向かって声をかける。
 だが、何をどうひいき目に見た所で其処に声をかけて話しかけるべき対象は見当たらない)

276 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 01:11:16 ID:???
>275
「把握した。

 ん?何かいるのか?」

(足元を見ようと腰を下ろし、姿勢を屈める。
 この体勢になりようやく女の顔を見る事が出来たが、
 一瞬訝しげに目を見ただけでそれ以上は特に顔を見るでもなく、
 足元を見やる。
 ―――特に何も無い)

「さては霊的な何かか―――!?」

(そう口早に小さく叫ぶとジャンプし飛びのこうとする。
 そして天井に頭を打って思い切りガチンといい音を立てると、
 重い音を立てて地面に座り込んだ)

277 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 01:15:28 ID:???
>276
それが霊的なモノなのかどうかは存じませぬが、
わたくし、人には見えないモノが見えるようでして──

(そこまで喋ってから、生徒の並ならぬ様子にようやく気付く)

……あ、あの、お具合、大丈夫でしょうか?

278 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 01:19:26 ID:???
>277
「人には見えないモノか………。
 ああ、いや、大丈夫、全然大丈夫なんだが―――」

(頭を振りながら足元を見)

「その人には見えないモノってどんな形してんの?
 知能とかってあんの?」

279 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 01:24:46 ID:???
>278
その時々によって、イロイロな姿をしてますので、見た目については
「これ」と形容出来るものではございませんの……

ただ、知能はそれなりに有ると思いますわ。
少なくとも、わたくしの呼びかけには割合素直に応じて頂けますし

(そう言って笑顔を見せる。少なくとも、一見した限りでは嘘をついてる様子は無さそうだ)


……あぁ、だからそんなトコロによじ登ったら危ないですわっ。

(……それだけに、質が悪そうなのだが)

280 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 01:29:46 ID:???
>279
「は、把握した………。
 もうひとつ………もうひとつだけ質問させてくれ。
 その見えないモノってのはどこにでもいるものなのか?」

(ぎこちない笑みを返しながら、呟くようにそう問う。
 ただ、恐れているという風ではない。
 何か、その見えないモノがいては困るというような表情だ)

281 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 01:39:17 ID:???
>280
んん……

(指を口元にあてて考え込む。「艶っぽい」と言う表現がよく似合う仕種だ)

多分、何処にでもありふれているのでは無いかと……
わたくし、長い事「彼ら」を見なかった日はございませんし。

282 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 01:49:49 ID:???
>281
「うわぁぁぁ!」

頭を抱えて悲痛な叫びを上げる。

「という事はあの日の恥ずかしいポエムも、
 あの日のブリッジ自家発電もみんな見られていたという事か!? 」

地に伏せ、泣きながら地面を叩き悲しみを吐露する。
確かにそんなものが存在するとしたらプライベートもへったくれも無くなってしまう。
大変だぜ肝井さん! どうする肝井さん!!

ここで肝井さんにあるひらめきが!!

「次生まれ変わる時にその見えないモノになったら―――。
 覗きし放題!!」

発想の転換!
見られる側でなく、見る側へとシフトチェンジ!
常人離れした思考回路!そこにシビれるアコガれるゥゥ!!

283 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/11/29(水) 01:54:21 ID:???
>282
え、と……
見られていたとしても、わたくしに其が伝わる訳ではございませんから、安心してくださいな。

(害意無く、ニッコリと笑う)

では、わたくしは諸用もございますし、失礼いたします。
また後日、お会い致しましょう。

(そう言って再度笑顔を見せると、職員室の方へ向かって歩き始める)

284 :なんかキモい生徒:2006/11/29(水) 01:59:38 ID:???
>283
「君に伝わる伝わらないはどうでもいい。
 よくわからないものが俺の恥ずかしプライベートを覗いているというのがだな。

 ―――ああ、次生まれ変わる時よくわからないものになりてぇ〜。
 覗き放題。 何と浪漫溢れる言葉か」

座り込んだまま女にひらひらと手を振り見送ると、
どうすれば生まれ変わった時にそのよくわからないものになれるのか、
本気で思案をはじめた彼であった。

285 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2006/11/30(木) 17:23:11 ID:???
昼下がりの養成所。
格納庫の一画に堆く積み上げられた資材コンテナ群がある。
今朝方新たに積み重ねられたそれらは、格納庫の広く取られたスペースに日々複雑な迷路を作り上げている。
さながら貿易港の様な感じのソコこそが、彼女のお気に入りのスポットであり、安息の地であり。
午前の講義を終えて夕方まで時間がある時や、姉が不在の時は大抵ここで一人お昼寝タイムなのである。

透き通るような若葉色の髪をした少女。ニムルート・G・ラスフォルテは、
そのコンテナの一つの上で足をブラブラとさせながら、遠くを見詰めていた。
養成所の生徒たる証である少し大きめな制服も今は傍らに置かれ、
彼女の髪と同じ色をした特徴的なワンピースが通風孔の風を受けてゆらゆら揺れている。
しかし、普段ならば健やかな寝息の一つ聞こえているハズが、
今日だけはただただ彼女の視線は一点に。格納庫のハンガーの一つに注がれていた。

型式番号RGM-79FP、その機体は『ジムストライカー』と言った。
被せられた巨大なシートの隙間から覗く鈍色の屈強たる装甲に施された色彩は深緑、その迷彩柄。
ニムルートにとって、それは心惹かれる大きな要素の一つでもある。
新型の支給機というモノが搬入される日には、他の生徒同様、
大抵物珍しそうにこの場から眺めているものではあったが、
事前に聞いた情報が為にマシンカタログを興味無さそうなフリをしつつ、ちゃっかり自分の分を確保してまでそれを待った事は無い。

「……ふぅん。」

思わず漏れる言葉はどこか素っ気が無い。
しかし、彼女を知るものならばその僅か抑揚篭る嘆息は十分にからかう事が可能な要素だった。
ケータイ端末を取り出してカタログ情報を引き出す。
表示されたのは勿論、今現在メンテナンスベッドで横たわっているあの新型である。

「……カナールの過程もやっと終わるし。
 あれは絶対……ニムが貰うんだから。」

作業スタッフと生徒達の群集を見下ろして少女は呟く。
端末の画面上には『格闘戦想定機』という文字が浮かんでいた。

286 :黒髪のお医者さん:2006/11/30(木) 23:37:57 ID:???
「うん、この程度の傷なら消毒と化膿止めだけで大丈夫だね」

『え?
 あの、ナノマシン治療でパパッと……』

「そこまでやるほどの怪我ではないよ。はい、次の人どうぞ」

そんなぁと落胆する青年を追い立てるように、若い医師は次の患者に診察室へ入るよう声を掛けた。
彼の名はヒビキ。
温和そうな顔つきに黒い髪と黒い瞳。
見るからに東洋系の人種だと分かる。
白衣の下に着たブルーのワイシャツは皺一つ無く、彼の持つ育ちの良さそうな印象をより強めている。
彼は半年前にどうにか研修医の身分から脱出し、先ごろ火星の養成所附属病院に赴任してきたばかりの新人医師だ。
担当は主に外科。
人手不足故に他の領域も兼任せざるを得なかったりするが、本人は良い経験だと思っているようだ。

「次の人、どうぞー?」

287 :ポーカーフェイスな男子生徒:2006/11/30(木) 23:47:53 ID:???
>286
「………………」

無言で入ってくる一人の少年。
こちらも、医師と同じく黒い髪に黒い瞳を持った東洋人らしい。
服装はよくも悪くもワイルドな、野性味溢れるデニムジャケットにジーンズ。
しかし、背丈がかなり低い上、若干童顔な為に少々似合っていない。

少年は腕まくりした袖の裏、擦り傷になった場所を医師に見せながら、
無言で治療をするように視線で物を言う。

288 :黒髪のお医者さん:2006/11/30(木) 23:55:12 ID:???
>>287
「はい、じゃあ傷口を見せて貰うよ。
 ……特に異物が残っている様子も無い。
 出血もほとんど止まっているね、これなら消毒だけで充分だ」

殺菌用の低刺激性薬剤を沁み込ませたガーゼで軽く傷口を拭くと、
もう大丈夫とばかりに電子カルテを打ち込み始めた。

「訓練中の怪我かな、それともプライベートで?」

289 :ポーカーフェイスな男子生徒:2006/11/30(木) 23:58:31 ID:???
>288
「………別に、言う必要は無いかも」

眉を顰めて医師にそう言うと、形だけの一礼をして席を立つ。
極端に人嫌いらしい。

290 :黒髪のお医者さん:2006/12/01(金) 00:13:19 ID:???
>>289
その返答に思わず苦笑が漏れる。

「必要があるから訊いているんだよ?」

特に気を悪くした様子も無く、椅子をクルリと回して穏やかな眼差しを少年へと向ける。

「状況次第で保険の適用額だとか、色々変わってくるからね。
 どうしても言えない事情があるのなら話は別だけど、そうでないのなら教えて欲しいな」

291 :ポーカーフェイスな男子生徒:2006/12/01(金) 00:17:59 ID:???
>290
その言葉を聞き、特に感情を見せる訳でもなく。

「………プライベート」

それだけの言葉を呟く。
必要以上の言葉は彼の口から発せられないらしい。

292 :黒髪のお医者さん:2006/12/01(金) 00:24:11 ID:???
>>291
「ありがと。
 一週間も掛からずに塞がると思うけど、
 もし化膿してくるようだったらいつでもまた来ると良いよ」

再びカルテに打ち込みながら、

「ここのドアは深夜でもない限りいつでも開いてるからね」

一切の詮索も無しのままに何気ない様子でそんな事を言った。

293 :ポーカーフェイスな男子生徒:2006/12/01(金) 00:28:42 ID:???
>292
「………多分、もう来ないよ。
 次は失敗しないから………」

小さく、ぼそぼそと消え入りそうな声でそれだけ言うと、
少年は診察室から出て行った。

294 :黒髪のお医者さん:2006/12/01(金) 00:34:05 ID:???
>>293
「お大事に――

 ――次は、か。一週間もすればまた来るだろうね、あの様子じゃ」

溜息をつきながら次の患者の入室を待つ。
かつて師事した彼の恩師ならば、
あの少年の心ですら一杯の珈琲と共にほんの少しだけ開かせてみせたりしたのだろうか。
けれどもヒビキにはまだそこまでの人生経験は無く――

「――ドクター・ハーゼンバーグ、心ってのは難しいですね」

写真立の中の恩師に向かって、ヒビキは珈琲ほどには苦くない笑みを零したのだった。

295 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 20:54:12 ID:???
昼下がりの養成所。
普段から確かに機械音や整備兵たちの忙しない声が響き渡っている格納庫だったが、今日は一際である。
ざわざわと耳障りな喧騒と人は群れで囲いを作り上げ、その中心に何を据えているのか。

ピョコンピョコンと黒い二房の長い黒髪を揺らしながら、
その一団の最後尾で跳ねるように背伸びする少女。ヘリオーネ・B・ベルネリア。

「うーん、見えないよぉ…」

情報は得ていた。今日は新しい支給機の受領搬入日なのである。
事前に配られた生徒向けのマシンカタログには数十機の珍しい機種が並んでいたのを思い出す。
そして今目の前に在るであろう新型は、丁度生徒達の休み時間にハンガー入りしたコトもあり、
暇を持て余す生徒達を野次馬へと変えて一つのコミュニティを形成するに至っているのである。
最前列では賞賛の声が上がり、続いて論争の声が、後方になるにつれて不満の声が入り混じっていた。

「んーっ
 んーっ
 ん〜〜〜っ


 ……はぁ」

来るのが遅すぎたのだ。
そう割り切って、集団から少しはなれたコンテナの上にひょいっと腰掛けてヘリオーネは溜息をついた。

296 :見た目幼い整備科生徒:2006/12/02(土) 21:06:00 ID:???
(そんな格納庫に、新しく一両のホバートレーラー
 [※中古のホバートラックに、中古の半ホバー式トレーラーを連結させた物]が入って来る。

 ――別に新しい機体でも運び込まれたのか?
 そんな期待を以ってそちらに視線を移した者が次に抱くのは落胆の気持ちだ、
 贔屓目に言っても、その荷台に載せられているのは墜落して損傷したらしいディン一機だったのだから。

 パイロットらしい青年は一足先に荷台を飛び降り、何やら整備科の詰め所まで走って行った。)


(一方、トレーラーの運転席に座る女性――と言っても見た目は少女だ――は、
 >>295、少女の腰掛けたコンテナの直ぐ脇にトレーラーを停めると、
 気さくに声をかけて来た、因みにトレーラーは車輪走行に切り替えてある。)


「どうやら、新しい機体は搬入終わってるみたいですね。
 ………残念、私も貴女と同じで早く見たかったんですけどね。」

(…着ているツナギから、整備科の生徒だと言う事は分かる。
 被った帽子からはみ出ている蒼銀のツインテールが、やけに印象的な女性だ。)

297 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 21:14:49 ID:???
>296
「ふー、確か近接戦仕様の機体だって話でしたけど…
 もうちょっと早く着ていれば――」

ぶつぶつと頬杖をつきながら後悔を口にしつつ、
じぃっと一団を眺めていた少女にはその女性に掛けられた声は紛う事の無い不意打ちだった。

「って、ほぇ?
 …あ、えーと、こ、こんにちは♪」

ワンテンポ遅れて笑顔を繕い同じくツインテールを揺らすヘリオーネ。
更に数瞬置いて言葉を続けた。

「メカニックの方ですか?
 ですよねー、やっぱり新型って聞いちゃうとワクワクしちゃいますよね、えへへ」

そう言ってこのままじゃ失礼だろうとコンテナから飛び降りて女性の傍にまでやってくる。

「えっと、あの機体は模擬戦で損傷したものとかですか?」


298 :見た目幼い整備科生徒:2006/12/02(土) 21:22:42 ID:???
「どうも、整備科一回生のクリスティです。

 …ええ、特にこの養成所は色んな機体がありますからね。
 生徒さんには高級な機体は余りありませんけど、とても種類が多いから楽しいです。」

(と、名乗った女性もまたトレーラー(の、ホバートラック部分)の運転席から降りて来る。
 ……えらく、身長が、ちっちゃい。)

「え?あぁ……そうですよ。
 飛行訓練中にバックパックが砂塵でやられちゃったらしくて…
 姿勢制御に失敗して、頭から墜落しちゃったみたいです。

 今回収して来たんですけどね、パイロットさんは始末書書かされてます。」

(苦笑交じりに。
 …確かに、模擬戦どころか唯の飛行訓練でここまで機体を壊すのは問題だ。)

299 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 21:36:52 ID:???
>298
「私はヘリオーネ・B・ベルネリアって言います♪
 なんか仰々しいですから、気軽にヘリオンって呼んで下さると嬉しいです。」

と、はつらつとした調子で自己紹介をすると、少女は握手を求めた。
…ところで、少し驚く。

「.oO(少し屈んでする握手なんて失礼すぎ.…ますよねぇ…)」

と失礼に感じながらも、
なんというか彼女の胸中には抱きしめたい衝動というモノが芽生えていた。

「・・・こほん、改めてよろしくです、クリスティさん。
 それにしても砂塵を食べちゃいましたか…事前の処理が甘かったとかでしょうか?
 でもここのメカニックの方々は腕もいいし…珍しいですよね?」

300 :見た目幼い整備科生徒:2006/12/02(土) 21:41:25 ID:???
>>299
「はい、それでは親しみを込めてヘリオンさん、と。」

(それはそれは親しげな口調で。
 握手にもキッチリ応じる辺り、礼儀正しい小動物の様な印象を与える。)

「ええ、それなんですが……何でもいきなり砂嵐が発生したそうで。
 他の人達は上手く回避出来たらしいんですが……
 このディンのパイロットさんだけは、失敗しちゃったみたいです。

 それに、まだ単位不足で簡易的な改修しか済んでませんから…
 これはまた、早急に直さないといけません。」

301 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 21:43:22 ID:???
ディンからやや遅れて入ってきた一機の黒いMS。
顔こそガンダムタイプのようだが、機体自体はジム系の量産機に近い構造をしているのが見て取れる。
U.C80年代にティターンズ内に存在したT-3と呼ばれる試験部隊、
その代名詞とも言えるMS「ヘイズル」を火星仕様に改造すれば丁度こんなMSになるのだろう。
唯一つ、ヘイズルには絶対無かったモノがこの機体にはあった。
左のカメラアイを挟むように上下に走る、傷のような外装の欠損。
故にこの機体の持ち主は、登録コードをこう名付けた。

スカーフェイス、と――

302 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 21:49:15 ID:???
>300
「はい、お願いします♪」

握り返した手の幼さに、
キュンとするオトメ心。
ああ、抱きしめてみたい…と思いつつかぶりを振るい己を律する。
笑顔を返し、心を正す。失礼なのはダメなんです、が信条であった。

「ディンのパイロットさんも災難ですね…さっき走っていかれましたよね、
 なんかこう、不憫ですね……頑張っていただきたいですけど、、」

あはは、と渇き気味に笑ってふぅ、と溜息をつく。
きっと貰い溜息だろう。

「あ、えっと。
 これからそのディンの修理なんですよね、人手って足りてますか?」

と不意に少女はツインテールをピョコピョコ動かしながらそんな事を尋ねてきた。

303 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 21:53:16 ID:???
>301
「…?」

と、視線を移した先にその機体を見る。
そしてそれがハンガーに掛けられると始めて違和に気付いた。

「フェイス部分にキズ…?」

首を傾げる。
ソコだけが損傷しているように見受けられたからだ。

304 :見た目幼い整備科生徒:2006/12/02(土) 21:56:25 ID:???
>>302
(にっこりと微笑んでみせる。
 目の前の女生徒は知らないのだ、目の前の一見少女の様な女性はその実…
 れっきとした成人、それも先日27歳になったばかりだと言う事を。)

「まぁ……本人も"自業自得だ"と反省していらした様ですし、
 次からはこんな失敗はしないって、さっきからずっと話してましたからね。
 何でも学科やシミュレータの方で頑張るとか。


 ……え、もしかして手伝って頂けるんですか?
 パイロットさんも手伝ってくれるそうですけど……もしそうなら助かります、
 今は…新しく搬入された方に先輩方はかかりっきりですから……。」

>>301
「…あら……アレは確か……?」

(無論、見覚えはある機体だった。
 一応養成所が保有している殆どの機体の事は頭に入っていた故に。

 …しかし、データでは知っていても……実際に、その"傷"には目を引かれる物があった。
 あくまでなんとなくではあるが…。)

305 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 22:03:46 ID:???
>304
「はいっ
 そちらが宜しければですが、勉強にもなりますし、
 何よりお二人をお助け出きれば、と思いまして。
 時間も大丈夫ですからね。…急なコトではありますけど、何かの縁だと思っていただければ♪」

そう言って微笑む。
たとえ初対面の相手だろうが困っていそうだと感じたら、
逡巡すら許さず手を貸そうとするのがこのヘリオーネという少女だった。

「えっと、ところで…あの機体も損傷機、なんですか?」

>301の機体を指差して、尋ねる。


306 :金髪のお嬢様:2006/12/02(土) 22:06:02 ID:???
コックピットハッチが開く。
ヘルメットを脇に抱え、昇降用ワイヤーを伝って降りてくるのは一人の少女だった。
年の頃は16〜18ぐらいか。
煌く金色の髪をアップにし、其処から背中に流している。俗に言うポニーテールというやつだ。
機体と同じダークブルーのノーマルスーツに、鮮やかな金が映える。
揺ぎ無い意思を感じさせる青い双眸は、宝石のように綺麗だった。

高慢な優等生として、生徒ならば大半はその名を聞いたことがあるだろう。
或いは成績優秀者リストで常に上位に位置する彼女の名前を見たことがあるだろう。

駆け寄ってきたメカニックに短く指示を出し、
颯爽とシャワールームへ歩き出した彼女の名は、カナデ・ノースウィンドという。

307 :見た目幼い整備科生徒:2006/12/02(土) 22:10:22 ID:???
>>305
「助かります、正直私もまだまだ不慣れな点がありますから…」

(そう言って、軽く頭を下げる。
 ペコペコという感じの仕草が、何とも愛らしい。)


「いえ……確かあの機体はあれで普通、デフォルトだったと思います。
 私は理由までは聞かされてないんですけどね。
 確かパイロットの方は………あぁそうだ――」

>>306
(と、丁度そこまで言った所でコクピットハッチが開いて――)
「――カナデ・ノースウィンドさんです。
 先日の成績優秀者リストでも上位だった。」

(見つめる視線は、羨望の眼差しだ。)

308 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 22:19:23 ID:???
>306
「あ、あの人は…!」

その反応、ヘリオーネは彼女を知っていた。
というよりは。

「カナデさんのMSだったんですねぇ
 実機を見たの、はじめてです。」

少しぽーっとした感じで一人呟く少女の顔に浮かぶ羨望。
カナデ・ノースウィンドという偶像が周囲に描き出す両極端のイメージの内の、
憧れという形をヘリオーネは彼女に抱いていたらしい。

しかし降りてきた彼女に近づこうとはしない。
どうやらまだ詰まる所の雲の上という距離感を感じているらしい。
見送ることだけを、ヘリオーネはした。
小さくお疲れ様ですね、と呟きつつ。

>307
「…っ」

衝動を抑える。衝動を殺す。衝動を昇華する。
こくこくと何度も頷き、自身の衝動にケリをつける。
そうしたあとで、改めてカナデとカナデの機体を交互に見詰めて呟いた。

「…ノーマルスーツが凄く似合ってますよねぇ。いいなぁ…」

どうやら二人が抱いている感情は同種のものであるらしかった。

309 :見た目幼い整備科生徒:2006/12/02(土) 22:25:33 ID:???
>>308
「ええ、私も見るのは初めてです。
 確か登録コードはスカーフェイス……噂に聞くとおりに"キズ"があるんですね。


 何か、良いなぁ………」

(ぽー、っとした憧れの視線。
 思わず二人して見入ったまま、動かぬ何かになろうとした所で。)


『お待たせして申し訳ない、クリスティさん。』
(目の前の損傷機のパイロットである金髪の青年が、戻って来た。
 どうでも良いが、始末書書いてたにしては異常に早い。)

310 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 22:31:42 ID:???
>309
「スカーフェイス、なんかカナデさんのイメージとはどこか違いますけど、
 そんなの勝手なイメージですもんね。
 うーん、かっこいい…ですねぇ」

一間置いてやってきた青年に気が付き、
ヘリオーネは反射的に頭を下げて笑い掛ける。

「えっと、貴方が“さんどすとーむ”さんですか?」

と、冗談を交えて挨拶をする。

「私はヘリオーネって言います。
 この度クリスティさんと一緒にお掃除のお手伝いをさせて頂こうかと思いまして。
 迷惑でなければ是非♪」

そう言って握手を求める。

311 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/02(土) 22:40:07 ID:???
>>310
「ハハハ…異名を取る程に、俺は強くは無いなお嬢さん。
 …まぁ確かに、ここまで無様な壊れ方では…そんな渾名を頂いても仕様が無いけどね。」

(丹精な顔に参ったとばかりの苦笑を浮かべ、差し出された手を素直に握り返す。
 グラブをはめたままの手は、少々硬い。)

「――グラブのままで失礼…。

 あぁ……それは有難いな、助かるよお嬢さん。
 俺は総合戦技コースのリヒャルト・ユルゲンス、宜しく。」


『ん、どうやらリヒャルトさん的にも良いみたいですね。
 それじゃちょっと作業の準備してきますから待ってて下さいね、
 急いで済ませちゃいますからー』

(再び礼をして、とてとてと駆け出していくクリス。
 作業用の機材をとりに行ったり、使用許可を申請したりするのだろう。)

312 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 22:46:26 ID:???
>311
「はい、よろしくです♪」

とてとて走っていくクリスティを見送りながら少しの時間を持て余すように、
ヘリオーネはその場に座り込み、傷ついたディンを見上げるようにする。

「それにしても、災難でしたね〜。」

313 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/02(土) 22:51:23 ID:???
>>312
「あぁ…けどまぁ、自業自得なんだけどな………
 いや、今回のは今までで一番ヤバかったな、落ちた場所岩場だったし。」

(……因みにこの男、最新の成績順位では中の上である。
 しかし実機を使う訓練となると、途端にこうした失態が多くなるのだ。)


「…そう言えばヘリオーネ、君の機体は?
 先程少し見た感じ…あの搬入された機体を見に来た様子だったけど。」

314 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 23:00:18 ID:???
>313
“ヘリオン”で良いですよ、と先に微笑み。

「私の機体ですか?今はF102格納庫にあります。
 黒いドートレスなんですけど、私もリヒャルトさんと同じでよくミスしちゃって人のコト言えないんです。
 というかリヒャルトさん、よくご無事でしたね、それってすごいと思いますよ?」

苦笑。

「えっと、搬入された機体にも少し興味はありました。
 ジム・ストライカー、近接戦適性がある訓練生にとっては憧れて然る機体だと私も思います。
 ですけどやっぱり一年乗っていると愛着が湧いてしまいますよね、初支給でしたし。
 一応私も皆と同じで選定中ではあるんですけど、テストに受かる自信も無いですからねぇ…」

ふぅ、と溜息。
こんなところです、と笑う。

315 :金髪のお嬢様:2006/12/02(土) 23:02:17 ID:???
シャワールーム。
板で区切られたブース、下から覗く白いふくらはぎを水流が伝い落ちていく。
水を吸った金髪は重く湿って肌に張り付き、肩や背中を走る金色の筋のようにも見える。
バルブを閉め、ホッと一息。
掛けておいたタオルを取ろうとして――

「え?」

――タオルは誰かの手によって奪い取られていた。
節くれだった手が白いタオルを放り投げ、ブースの扉を開こうとする。

「……どういうつもりかしら?
 今ならまだ穏便に済ませてあげても良いのだけれど」

『なぁーに、今日の模擬戦のお礼をと思ってねぇ』

皮のジャケットを着た、見るからに柄の悪そうな男がそう言いながらブースに足を踏み入れた。
顔には好色そうな笑み。
その瞳が自分の体を嘗め回すように上下するのを見て、カナデは慌てて腕で体を隠した。

「そう。 アソコまで散々にやられたなんて貴重な経験、確かにお礼も言いたくなるでしょうね。
 でもちょっと後にしてくれないかしら。
 貴方の汗臭さが移りそうなの。
 折角洗ったのにもう一度シャワーを浴び直さなきゃいけなくなるでしょう」

あくまで強気の姿勢を崩さず彼女は目の前の男を小ばかにしたように睨みつける。
男のこめかみの辺りが引き攣ってピクリと動いた。
そのまま両腕で勢い良くカナデの肩を壁へと押し付け、激昂した声で叫ぶ。

『……っ調子に乗るなよコーディネーター!
 遺伝子弄られた化け物の癖して優等生気取りかよ、ええ!?

 ヘッ、流石、カラダの方も遺伝子弄っただけあって随分な優等生じゃねえか。
 ちょいと楽しませてもらうぜ。
 男を舐めるとどんな目に遭うか、俺がお返しにじっくりレクチャーしてやるぜ!!』

316 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/02(土) 23:07:34 ID:???
>>314
「いやまぁ……俺は慣れてるから、墜落するのは。
 俺、自慢じゃないけど脱出の評価はかなり高いからね。

 して成程…君の機体はドーントレスか、ヘリオン。
 うん……愛着が出るってのは分かるよ、
 俺のディンも受領したばかりだけど…もう沸いてるしね。
 本当はもっと上手く扱ってやりたいんだがなぁ………。」


「そう言えば…戻るまでに少し話したんだけど……
 クリスティさんとは話したのかな、彼女…あれで経験豊富らしい。
 直すんなら、是非御指導頂きたい所だね。」

317 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 23:15:07 ID:???
>316
「ふふ、それって本当に自慢じゃないですけど、
 個人的には教わりたいスキルですよ?」

微笑。
ディンを再度見上げて。

「私も支給機選定試験で頑張ったお陰で、
 少し良いドートレスから始められたんです。
 きっとこのディンもリヒャルトさんの腕に応えてくる子になってくれると、なろうとしてると思いますよ。」

ピョコピョコ動くツインテールが原理は不明だが視覚的に面白い。
ヘリオーネは終始微笑みを絶やさない。
親近感を覚え易いタイプの人間ではあるようだ。

「へぇ〜、見た感じは、私より小さく見えるんですけど…あ、えっと背じゃなくてお歳がですよ?」

何を無意味に取り繕うのか。
やはり彼女が自分よりも年下かも、と思っているようだ。

318 :赤い髪の教官見習い:2006/12/02(土) 23:16:45 ID:???
>>314>>316
「おーい、アンタたち。
 シャワールームのドアが開けっぱなしなんだけどさ。
 使ったらちゃんと閉めとかないとダメじゃないか」

遠くから見つけた見知った顔にそう声を掛け、

「……っと、悪いね。
 どうやらアンタたちじゃなかったみたいだ」

髪の湿っていない彼らの様子を見て過ちを悟り、
軽く詫びてきたのは赤い髪の女教官。
半年前に赴任してきた新任の、スカーレット・マーヴェリックだ。

「ったく、誰が使ったんだい?
 衛生管理指導不行き届きって叱られるのはアタシらさね」

やれやれと肩を竦め、シャワールームに通じる出口へと彼女は視線を遣った。

319 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 23:22:11 ID:???
>318
「え?あ、スカーレット教官、こんにちはであります。」

既に講義を受けた事があったかそれとも情報として知っていたのか、
彼女に慌てて敬礼してきょとんとなるヘリオーネ。

「あ、ホントですね。
 さっきカナデさんが行ったきりだったと思ったんですけど、
 私、閉めてきますね。」

と、シャワー室の方をみやるなり進んでドアを閉めに行こうとする。

320 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/02(土) 23:24:06 ID:???
>>317
「いやぁ……体が勝手に動くと言うか、な。
 教えられたら良いとは思うんだが、俺自身どうした物かと。

 …へぇ、俺は一回生の頃はシミュレータと学科で単位を貯めてね、
 二回生になってから漸く手に入れた機体なんだよ、あのディンは。
 もう直ぐ単位が出るから、今度はもう少しはマシにしてやりたい。」


「あぁ、やはり聞いてないのか。

 しかしこれは……俺が勝手に言って良い物じゃ無い……いや、平気か。
 ヘリオン、彼女はああ見えても27歳だそうだよ。
 何なら聞いてみると良い。」

(随分とあっさりと告げました、このドイツ人は。)

>>318
「え……教官、シャワールームですか?

 …あぁ…確かに空いてますね。そういやぁさっき誰かが入っていくのは見ましたが。」

(と、特に理由は無しに>>319、ヘリオンの後について行く。
 無論下心とかは皆無で。)

321 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/02(土) 23:29:27 ID:???
ああ、死ぬかと思った・・・
発掘してたら崩落して危うく生き埋めになる所だった・・・

シャワー浴びてくるべ。
>>319>>320に続いて頭の上からつま先まで土で汚れ、土に汚れた白衣を羽織。安全ヘルメットを被った男がシャワー室へとあるいていく))

322 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/02(土) 23:29:41 ID:???
>>319-320
「そうかい? 悪いね、手間かけさせてさ」

言った手前自分も行くよと彼女らについて歩き出す。
途中、通り掛かった整備兵に挨拶がてら声を掛けてみたところ、返ってきたのは――

『ああ、そう言えばさっき、Bクラスの男子生徒が入っていきましたよ。
 ホラ、あのガラの悪さで有名な奴、名前なんでしたっけ、アイツですよ』

――途端に生まれる危惧。

「まさか!」

323 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 23:30:16 ID:???
>320
「27!?」

ビックゥ!とツインテールはピーンと張って、
はわわとなるヘリオーネ。そんな!?といった顔をするが。

「は、はい…からかわれてるどうかは本人に聞けば解かりますよね、
 にわかには信じられないんですけど…失礼ですけど。」

自分の見る目がおかしいという事になるからだろうか、やはり信じられないようだ。
そんなこんな話しながらシャワー室の前までやってきて、

「誰か使ってらっしゃいますか〜?」
と室内に声を掛けた。シャワーの音はしない。ただ未だ残る熱気だけが肌を湿らせる。

324 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/02(土) 23:34:59 ID:???
>>323
「ハハハ……俺も最初聞いた時は驚いたよ。
 ――あぁ、本人に聞く時は俺から聞いたってのは伏せる方向で。」

(苦笑交じりの軽い空気。
 しかし―――――)

>>322
「―――――何ですと?」

(その通りがかりの声を聞いて、直感的に何かが強張る。)

325 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/02(土) 23:39:35 ID:???
>>322>>324

・・・何となくトラブルの予感がするのは気のせいかな?
急いだほうがいいかも知れんな・・・
(322と324に向かって安全第一とかかれたヘルメットを脱ぎ、頭をかきながら言って)

326 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 23:41:23 ID:???
>>323-325

ガタンッ

何かが倒れるような音が、女子更衣室の向こうのドアから聞こえてきた。
耳を澄ませば水の流れるような音も聞こえてくる。
ロッカーは使用中のが一つ。
恐らくはスカーレットのものだと推測できるだろう。

しかし、床には――泥のついた靴の足跡が点々とドアの向こうまで続いていた。
シャワーを浴びるのに靴を履いたままで、という人物はまずいない。
ならば、その足跡と整備兵の証言が意味するところは――

327 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/02(土) 23:45:18 ID:???
>322

「…!」

ピクンと何かを感じ取ったように、

>326

「いけない…」

瞬時に意識を切り替えるように、差ながら刀剣の使い手の如き表情と共に。

>322
>324
>325
「皆さん!」

この場の皆が感じ取っただろう、言葉はいらない。
ヘリオーネはシャワー室へと滑り込んだ。

328 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/02(土) 23:47:09 ID:???
>>326
「―――確か、中に居るのはカナデ・ノースウィンド嬢だった筈だな。」

>教官
「教官、御願いします!」

(そう叫ぶと同時に、既に男――リヒャルトもシャワールームへと飛び込んで行く。
 平時なら問題だが、今の状況でそれを咎める人間は居ない。)

329 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/02(土) 23:52:07 ID:???
>>326>>327>>328

生き埋めになりかけた後なのにトラブルか・・・
カオスだな・・・
(そう呟くとこの男もシャワー室に入っていく)


330 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 00:01:33 ID:???
>>327-329
「!」

『ちいっ!』

突如駆け込んできた複数の足音と声に、
男は忌々しげな舌打ちをしてドアの方へと顔を向けた。
下ろし掛けていたズボンを急いで引き上げ、カナデのカラダから離れる。
頭に血が上ったままにコトに及ぼうとして、ドアを閉めるという初歩的な配慮まで忘れていたのか。

クソ。
お終いだ。
レイプ未遂までやらかした上はもうこの養成所にはいられない。
どれもこれもこのクソアマが悪いんだ。
殺してやる。
せめてコイツだけは――

『ぅぎゃあっ!?』

未だシャワーの水音が流れるブースから、男の悲鳴が聞こえてきた。

331 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 00:05:38 ID:???
>330
やっぱり。
男の悲鳴を聞いて確信に変わる、
と同時に疑問が生まれる。
男の悲鳴?女の悲鳴ではなく?
では今襲われているのは―――

「―――カナデさん、無事ですか!?」

揃って奥へと踏み込む、そこには―――?

332 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/03(日) 00:07:34 ID:???
>>330
>>331
「―――――。」

("男の悲鳴"に僅かばかりの疑問を抱きつつ、踏み込む。
 自分の眼で確認すれば、おのずと解かる物もあるだろう。)

「オイ、生きてるか!?」

揃って奥へと踏み込む、そこには―――

333 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/03(日) 00:09:46 ID:???
>>330

!?
大丈夫か!?
(悲鳴を耳にして最悪の事態が頭の中をよぎる。ヘルメットを手にしたまま奥へと走り・・・
あれ、何で男の悲鳴が?っと思いながら・・・・)

334 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 00:17:55 ID:???
>>331-332
踏み込んだ彼らが見たものは――

『ぐぅ……このクソアマッ』

乳房と秘所を両腕で覆い隠しながら足元を睨むように見下ろす金髪の少女と、
彼女の足元に股間を押さえて蹲り呻き声を上げる、Bクラスの問題児の姿であった。
彼の服は今やシャワーの水流をモロに受けて水浸し。
髪も濡れそぼったままのその姿は、彼が行なおうとした行為にある意味似つかわしい、惨めなものであった。

「盛りのついた野良犬にはそんな姿がお似合いよ。
 去勢してやれないのが残念だわ」

そう言って、足の甲で男の顎を蹴り飛ばす。
短い悲鳴の後、排水溝に流れ込む水流に赤い血が僅かに混じり出した。

335 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/03(日) 00:23:33 ID:???
>>334
「―――――。」

(あぁ、そういう事か。
 と、思考が妙に冷めて行くのが分かった。
 それを眺める目線は冷たく、血を流す男には何の情けも浮かばない。)

「……さて、こういうゲスな輩は放置するとして…教官も居るしな。」

(とりあえず―――、男は目の前の壁に引っかかっているタオルを手に取った。
 血を流す男はともかく、金髪の少女のその姿には思う所があったのだろう。)


「―――ん。」
(適当な頃合で目の前の少女――カナデへと、その大きめのバスタオルを渡す。)

336 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 00:24:30 ID:???
>334
「―――えっと」

凛と佇む美少女、
惨めに這い蹲る男。

なんという光景だろうか。
既に問題は解決しているようで、自分たちは場違いで、
しかも大の男がなす術も無く目の前を舞った非現実。

「―――とりあえず、タオルです。どうぞ?」

ヘリオーネは逆に冷静に至っていた。

337 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 00:27:32 ID:???
>335
と、ここですかさずリヒャルト達の前に出るのが女子の務めと言わんばかりに。

「えっと、
 アフターのアフターフォローは私とスカーレット教官でしますから、
 とりあえずリヒャルトさんと三船教官は外にお願いします。」

ね?
と笑顔で。

338 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/03(日) 00:27:36 ID:???
>>334
「……まあ、最悪の事態はどうにか免れたみたいだねぇ。
 ふう……ヤレヤレ。
 とっとと拭かないと風邪引いちまうよ」

床に落ちていたバスタオルを生徒達が手渡すのを見届けると、
ミフネの方へ顔を向けて

>>333
「ミフネさん、とりあえず保安部に連絡して貰えるかい?
 コイツの――」

親指でくいっと蹲る男を指差し

「――身柄を引き渡さなきゃなんないからね」

339 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/03(日) 00:29:13 ID:???
>>334

・・・無事だったか。
(無事な金髪の少女の姿にとりあえずほっと安心して)
自業自得とは言え・・・うむぅ・・・
(そして股間を押さえてうめき声を上げる問題児の姿に思わず股間を押さえてしまって)

とりあえず、裸じゃなんだからこれを・・・
(羽織っていた白衣を脱ぎ、少女に渡し・・・渡した後に突然、倒れてしまう)

340 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/03(日) 00:34:43 ID:???
>>337
「あぁ、頼むよヘリオン。
 こうなったら俺の出番は――このゲスを運び出す事みたいだ。

 それと三船教官もな……オラ、手前も何時までもへたってんじゃ無ぇよ。」
(そう言って、素直に反転すると何故か倒れた三船教官に唖然としつつ、
 その身体を引きずってシャワールームの外へと運び出す。
 倒れた男を軽く拘束しておくのも忘れない。
 

 保安部への連絡は、教官の名前を出してこの男が済ませた様だ。)


「教官、しっかりして下さい。教官?」

341 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/03(日) 00:37:13 ID:???
>>337
出たいのは・・・やまやまなんだけど・・・
(仰向けに倒れたまま、かすれた声を漏らし)

>>338
連絡したんだけど・・・白衣・・・が無いと力が・・・
(ぐったりとしたままで)

>>340
ありがとぉ・・・

342 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 00:38:39 ID:???
>>335
「……親切には礼を述べるべきでしょうけれど。
 そのデリカシーの無さを非難する言葉しか思い浮かばないわ」

高慢と彼女が言われる所以を、リヒャルトは垣間見たのかもしれない。
しかしそれだけで言い表せるような類いの人間でない事もまた、
クールな振る舞いでは隠し切れない僅かな恥じらいの様子から伝わっただろう。
気丈な態度を見せる彼女の手は、バスタオルを受け取る一瞬だけ、僅かな震えを覗かせていた。

>>336-337
「ありがとう」

短くお礼の言葉を述べて、受け取ったバスタオルを手早く体に巻き付けた。
ホッとしたように肩から力が抜けていく。
>>339でミフネから渡された白衣を丁重に断ると、ブースの壁にもたれかかる様に背中を預けた。

「私を嫌う連中は、一体どちらに同情するのかしらね」

楽しみで仕方ないわ、と呟いて薄く笑うカナデ。
男に掴まれていた両肩が赤くかすかに腫れている様は、確かに痛々しいものであった。

343 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/03(日) 00:43:15 ID:???
>>342
「あぁ…それは失礼した。
 確かに俺以外に女性が居るのだから、その方が適切だったな、済まない。」

(そう言って、倒れている三船教官を引きずってさっさと出て行く青年であった。
 気分を害した様子は無かったが、言葉に何時もの軽さも無い。
 特別見知った仲でも無いカナデにしてみれば、それこそ知った事では無いだろうが。)

>>341
(で、携帯から保安部への連絡を済ませ、倒れたままの教官へと視線を落とす。)
「教官…しっかりして下さい、白衣がどうしたってんです?
 医務室行かんとマズイっすか?」

344 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 00:46:35 ID:???
>340
「はい、頼まれました。
 あとでちゃんと行きますから、私の分の作業は残しておいて下さいね?」

と冗談を交えてリヒャルトを見送る。

>342
「はい♪」

とどこか嬉しそうに微笑んで、
すぐに不謹慎だったかもと表情を戻し。

「念の為、メディカルチェックを受けておきませんか?
 肩の手のあと、痛々しいです。
 それに少し擦り剥いてるみたいですから…」

切なそうに、心底心配そうに、ヘリオーネはカナデを気遣う。
何より心を落ち着かせませんか、と最後に付け加える。


345 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/03(日) 00:47:36 ID:???
>>343
白衣を着ないと・・・何故か力が出ないのだ・・・
(ぐったりとしたまま、無気力そうな顔で小さい声で答える。
どこからか、己はアンパンマンか!?とかちょっと違うぞとかつっこむ声が聞こえたのは気のせいだろう)

346 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/03(日) 00:52:09 ID:???
>>345
「―――。」

(何ですかそれは、と言おうとして止める。
 どうもつい数十秒前までの空気と毛色が違い過ぎると言うか、
 「アレ?俺ってこういうキャラだったっけか?」的な感慨と言うか。

 とりあえず周囲を見渡す、当然だがここは格納庫。
 科学防護服はあっても白衣なんか置いてない、
 まさか今からシャワールームには入れない、入ったら自分はそれこそ婦女子の敵だ。)

「……教官、すみませんが今しばらくの辛抱です。
 保安部の人間が来たら俺が医務室か、貴方の部屋まで運んで行きますから。
 或いは誰かに頼んでみましょう。」

347 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 00:59:03 ID:???
>>344
「ありがとう」

目の前の少女の優しい言葉と気遣いに、ふっと息を漏らして。
目を伏せ、小さな声で再度、感謝の言葉を呟いた。

「大丈夫よ。
 火星で生きるってコトは、
 こうした危険と隣り合わせだっていう事ぐらい私も理解しているから……」

振る舞いはあくまで気丈。
小さな震えも収まり、いつもどおりの強気で不敵な笑みを浮かべて彼女は答える。

「もう知ってるみたいだけれど、一応名乗っておくわね。
 私はカナデ・ノースウィンド。貴女は?」


348 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/03(日) 01:05:33 ID:???
>>346

部屋に・・・予備の白衣が・・・
(どうやら、自分で取りに行こうと思ったらしく、のそのそっと這っていくこの男。
・・・うがぁ・・・
(・・・格納庫の出入り口で気が付かなかった生徒に踏まれてるが心配ないだろう)

349 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 01:07:02 ID:???
>347
「…カナデさんはやっぱり強いですね。
 でも、こんなことあっていいはず、無いですよ?」

そう言って少し目を伏せ、もう一度カナデの顔を見詰める。
・・・ふと、また見とれていたらしく自己紹介への反応が遅れるが慌てて胸に手を当てそれに応えた。

「えっと、私はヘリオーネ・B・ベルネリアって言います。
 …実はですね、私もカナデさんに憧れる人たちの一人だったりするんです。
 こんなキッカケでお話出来るなんて、すごく不本意なんですけどね。」

苦笑。

「良かったらヘリオンって呼んで下さい。
 あ、とりあえず、カナデさんが着替え終わるまでは入り口で見張っておきますね。」

野次馬が来るとも限りませんし、と付け加えて微笑む。
 

350 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/03(日) 01:13:10 ID:???
>>348
「………大丈夫かよ、教官。」

(頼むから、これ以上他所の部署に迷惑かけないで下さいよ――?
 そう思わずには居られないリヒャルトであった。)


「さて、仕事はせんとね……。」
(そうして、シャワールームへの扉の前に立って保安部の人間が来るまで待つ。
 そろそろ機体整備の準備も整う頃だが、そちらよりも優先順位は高い様だ。

 先程の、タオルを手渡される時の少女の手の震えが…
 妙に印象に残っていたのも理由だろう。)

351 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 01:23:15 ID:???
>>349
「ヘリオーネ……ヘリオン……。
 少し変わった響きの名前ね」

飾らず、正直な感想を述べて、ヘリオンの微笑に同じ種類の表情を返した。

「ええ、お願いするわ。
 有象無象に見せてやれるほど、私は自分の体に向けられる視線に寛容じゃないのよ」

丁寧に髪を拭き、てきぱきと服を身につけていくカナデ。
スポーツタイプの下着の上からブラウスとチノパン、そしてベスト。
豊かな胸が。
引き締まった腹部が、腰が。
一枚ずつ身につけているものが増えて行くたび、彼女の肢体の肉感的な艶やかさが覆い隠されていく。
まるでクールな鎧を纏っていくよう。
もう一枚のタオルを肩に掛けて、濡れた髪が服につかないようにして。
漸く、彼女の着替えは終わったのだった。

352 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/03(日) 01:27:40 ID:???
>>348
「ん?」

通り掛かったスカーレット、手にしているのはミフネの白衣。
カナデに渡した筈の白衣は、彼女が丁重に断ったためにスカーレットに預けられることになったのだ。
とりあえず持ち主に返そうとミフネの姿を探し歩き回っていた彼女は、
足元に転がる彼の姿に訝しがりつつもしゃがみ込み。

「そんなところで寝ていると風邪を引いちまいますよ。
 ほら、お預かりしてた白衣、置いておきますから――」

そう言って彼の上に折り畳んだ白衣を乗せると、事後の雑事を済ませるべくスッと立ち上がって歩き出した。

353 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 01:29:48 ID:???
>351
ちらちらと見やる視線の先、終始クールな美少女の着替え姿。
思わずごくりとなってしまう。
そして自分の方を見て、その憧れは溜息へと変わった。

「えっと、お疲れ様です、お着替えは終了のようですね。
 でも、本当に大丈夫ですか?しつこいようですけど、無理はしないで下さいね。」

と釘を刺すように、軽くあしらい辛いくらい心配そうな瞳が覗く。

354 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/03(日) 01:41:07 ID:???
>>352

・・・・・・ジュワ!
(通りかかったスカーレットに白衣をのせられ、彼女が去った後に突然飛び起きて)
ふふふ・・・ふははははは!!!
力が・・・力が戻ってきたぞぉぉ!!
(空中で白衣を着て、着地すると周囲の視線も気にする事無く高笑いを上げる白衣の男)
さてと、お茶飲んで煎餅食って発掘の続きをするとするか・・・
ハハハハハ!!!
(高笑いを上げながら颯爽と去っていく)

355 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 01:43:22 ID:???
>>353
「ヘリオン」

凛とした声が更衣室に響き渡る。

「私が大丈夫だと言ったの。それで充分でしょう」

見つめ返す瞳には最早些かの揺らぎも見受けられない。
強い、とヘリオンが評した印象そのままに、真っ直ぐに背筋を伸ばして彼女に歩み寄る。

「……。
 でも、貴女の気持ちが嬉しいのも本当よ」

周りには誰もおらず、今は2人っきりの空間だ。
故に普段は他人に見せたりはしない穏やかな表情で、カナデは軽くヘリオーネを抱き締めていた。
数秒程度の抱擁を終えると、スッと離れていつも通りの態度に戻り。

「今日のお礼はいつか必ずするから。
 それと……困ったことがあったら、私に言いなさい。
 それなりの頭はあるつもりだし、きっと力になってあげられると思うわ」

それはきっと、ヘリオンにだけ分かるような類いの、カナデ本来の優しさの現れ方だったのだろう。

356 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 01:52:27 ID:???
>355
「―――、
 
 あ…えと…」

数瞬のハズの抱擁がその何倍もの時間に感じられ、
全てを包み込まれたように感じたのは果たして錯覚なのだろうか。
彼女のその瞳が、その言葉が、その姿が、自信が抱いたそれら全てが杞憂であると納得させてしまった。
ふわりと薫る残り香に少し目を細め、ヘリオーネはこくりと頷いていた。

「…はい、解かりました。
 カナデさんがそうといえばそうなんだって、今ので解かりました。
 
 え、えへへ、なんだか夢のようです。
 貴女とこんなにお話出来るだけじゃなくて、そんなコトまで言って貰えるなんて。
 ですけど、お礼なんていらないですよ。
 私は何もしていませんし、カナデさんの強さの勝利だったわけですしね。」

微笑。

「ですけど、困ったことがあったら相談させてもらうかもしれません。
 その時は、是非お願いしますね?」

そう言って指きりの仕草をする。

357 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 02:02:37 ID:???
>>356
「謙虚なのね、貴女は」

あくまで慎ましやかなヘリオンの態度に苦笑とも言える表情を見せる。
けれどもそこに負の感情は何ら存在せず、
あるのはちょっとした気安さとでも言おうか、そんな色合いの代物だ。

「謙虚なことは美徳とは限らないわよ?」

彼女達が訪れなければあの男に隙は生まれなかったかもしれない。
そうならば今頃は凛としたカナデではなく、
男に組み敷かれて穢されたカナデとしてヘリオンの前に在っただろう。

勿論、感謝の気持ちはそれに関してだけではないのだが……。
カナデはそれ以上を伝えようとはしない。

「こう見えて私は結構気まぐれだから。
 頼みごとがあるなら早めに伝えるのをオススメするわ」

差し出された小指にそっと自らの小指を絡め、
優しい眼差しでカナデはヘリオンと指切りを済ませたのだった。

358 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/03(日) 02:08:29 ID:???
>357
「へ?あ、うー…それは大変ですね、
 お願い事が出来たらすぐにいう事にします!
 あ、それと、私ってそんなに謙虚なんでしょうか…」

よく言われるらしい。
100パーセント天然性謙虚症なのだが。
指切りを終えた小指をぽーっと眺めつつ。

「もー絶対この小指は洗いません……」

突っ込み待ちなのか?

「とと、それじゃあもう少しそこまでご一緒させて下さい。
 そうすれば私も完全にこの事は気にならなくなりますから、ね?」

と徐にカナデの手を取って首を傾ける。

359 :金髪のお嬢様:2006/12/03(日) 02:15:11 ID:???
>>358
「謙虚よ。
 私が高慢なのと同じくらい明らかにね」

喉を鳴らすような笑い声。
ヘリオンからの同行の申し出には素直に頷き、
荷物の入ったショルダーバッグを肩に掛けると、手を取られるに任せたまま外へと歩き出した。

保安部の働きにて周囲に野次馬の類いは殆どおらず。
故に、ヘリオンはカナデの穏やかさ、優しさを垣間見た数少ない人間の一人となったのだった――

360 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 20:27:55 ID:???
(作業中以外の火種は厳禁の格納庫、その入り口に立って煙草を吹かす。
 件の暴漢は駆けつけた保安要員が連行し、自分の仕事は無くなった。
 三船教官の事も少し気になるが、心配する事も無さそうだ。

 時間にして数分程度といった所だろう、漸くシャワールームからあの二人が現れた。
 流石に顔は合わせ辛いが―――幸い、二人の様子は険悪という訳でも無さそうだ。

 どうやら杞憂だったか、携帯灰皿に残った煙草を押し込み、自らの壊れた愛機へと向かう。)

「……気になって待ってはみたけど、そうそう視えて来る物でも無いか。

 ―――俺の観察眼も堕ちたかな……?」

(あの手の震えは、噂に聞いていた人柄の中に見え隠れする何かだったのか。
 或いはあの時、また違う選択をしていれば――それを自分は識れたのか。


 ――と、そこまで考えて。
 リヒャルト・ユルゲンスはその思考が無意味であり、またとても失礼な思考である事を自覚する。

 いささかの反省を心に刻み、いい加減彼を待ちかねているであろう
 あの整備科の女性の元へと、青年は向かう事にした。)

361 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 20:49:58 ID:???
>360
十数分ほど経過しただろうか。
リヒャルト・ユルゲンスが、
予想外の出来事で待たせてしまってであろう、
整備部門生徒のクリスティと合流を果たし、作業の段取りを確認し合っている頃合にヘリオーネは現れた。

「おっ待たせしましたぁー♪ きゃは☆」

何故か、非常にご満悦名様子で、だ。

「さぁさぁ、お二人とも?
 テキパキとディンくんの修理をしちゃいましょー?」

きっと、如何に表情を取り繕った所で、
ピョコンピョコンと感情の起伏を忠実にトレースするであろうその双房のテールは隠し切れないコトであろう。
なんとも、とても解かり易い娘である。

362 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 21:35:10 ID:???
『あぁ…どうもヘリオンさん、お手数かけますー』

(コクピットの中から女性の声、どうやらクリスティは中で作業中の様だ。)

「いやいや……悪いね、助かるよ本当に。

 しかし何かな、何やらご機嫌な様だけど。」

(一方、コクピットハッチの上で段取りを確認していたリヒャルトは作業服姿だ。
 一目でその嬉しそうな様子に目がいったらしく、思わずそれを問うてしまう。

 とりあえず見た感じ、作業をする準備は整っているらしい。
 三人が出来る作業を考えると、そう時間はかから無さそうだ。
 本格的な内部機構の修理等は、整備科の仕事となる。)

363 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 21:41:40 ID:???
>362
「いえいえ、私こそ無理言って手伝わさせて頂くわけですから〜♪」

昇降機に乗り込み作業ポイントに向かいつつ、
上で作業する二人を見上げながら笑顔で手を振るヘリオーネ。

「気のせいですよ〜?」

明らかに気のせいじゃないのだが、リヒャルトの問いをかわし、
欄干に掛かっていた作業着に袖を通す。
大きめなので普段着の上からでも難なく着衣出来た。

「あは☆」

どこの恋する乙女だろう?

364 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 21:59:49 ID:???
「………ふむ。」

(どうにもその様子を見て、容姿に似つかわしいニヤニヤ顔で。
 しかしそれでいて嫌味ではない不思議な笑みを浮かべつつ。)

「誰が相手で何があったかは知らないが―――


 ――恋かな、ヘリオン。(ニヤリ)」

(ぶっちゃけ過ぎである。)

365 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 22:05:03 ID:???
>364
ニコニコ顔で工具鞄を肩に下げ、
整備キャップをキュッと決めて、さぁいざ!

「……はぇ!?」

という所で、リヒャルトのそのずばり過ぎる言葉に停止するヘリオーネ。
数瞬で硬直は解け、顔を真っ赤にはわわとオモシロイ状況にさせ、
両手を振ってちがうちがうと意思表示をする。

「えと、ちがっ、違いますよぅ!」

首もふるふると振って違うというところをアピールするも。



366 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 22:09:12 ID:???
>>365
「なるほど、図星か。」

(そう、ポツリと呟いて)

「ハハハ……いや、ゴメンよヘリオン。
 余りにも面白かった物でね、つい言ってみたくなったんだ。

 俺、そういうのには縁が無いからさ。」

(苦笑交じりの謝罪だが、特別弄り倒したいとかそういう意図は無いらしい。
 恐らくは、本当にその言葉の通り、興味本位で言っただけなのだろう。
 或いは悪意の無い嘘なのかも知れないが。)

367 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 22:14:49 ID:???
>366
いえ、と何かを言い掛けそこで止まる。
きょとん、としてリヒャルトの顔を見詰めている。

「えっと……それは意外、です。」

客観的に見れば目の前の男は十分に均整の取れた顔であるし、
雰囲気にも接し易さがある。口調も言動もどこか達観しており甲斐性も持ち合わせていそうなものなのに。
そう言われてしまっては疑問符しか浮かばない。
ヘリオーネ自身はただリヒャルトの見た目年齢的に恋とか普通にしてそうだなぁ程度に思っていたのだが。

368 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 22:23:40 ID:???
>>367
「ん?あぁ――そっか。」

(一瞬間を置いて、しまったとばかりに視線が宙を泳ぐ。
 コクピットの中から差し出された、破損箇所と修理方法を示したリストを受け取りつつ、
 どうした物かと一瞬思案した後、青年は口を開いた。
 別に重苦しいとか悲哀が篭っているとか、マイナスの感情が働いている訳では無かったが。)

「縁が無い、と言うかね。
 俺は学校にも行かずに通信教育受けてたし、火星に来る前までは軍人だったし。
 人と話すのは好きだけどさ、女の子と話す機会なんてのが無かったのさ。

 …いや、あんまり今日会ったばかりのコに言う様な話でも無いよな。

 ただ…意外って言ってくれたのは嬉しいな、ありがとう。」

(と、そこで返って来たのは微笑み。
 この辺りが、この青年が周囲に与える印象の所以なのかも知れない。)

369 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 22:31:17 ID:???
>368
手は動かしながらも、ほう、とリヒャルトから視線が離れない。
彼が語った過去の遍歴は見た目に反したものではあった。
なるほど、だから。と思い切れる所は無かったが、逆にそれが興味を惹く。

「いえ…、」

ありがとうに対しての応え。
頬を擦り機械油を拡げながら、少し照れた様子で呟く。

「私も、実はそうなんです。
 いえ、私は孤児院に居たんですけどね、そこじゃ皆家族同然でしたから、
 恋愛なんて、とても。」

それに。
と付け加え。

370 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 22:39:59 ID:???
>>369
「まぁ……見た目通りに気楽に生きてるけどね、俺は。
 人並みに幸せも悲しみも経験したつもりだけど、そもそも余裕は無かったよ。」

(リストに目を落とし、それをヘリオンにも手渡す。
 一見しただけで遣るべき作業がすぐに分かる、良い指示内容だ。)

「……ふむ。 かぞく、か………

 こっち(火星)には、どれくらいに?」

(手近なメンテナンスハッチをこじ開け、こちらも修理を開始する。)

371 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 22:46:20 ID:???
>370
「はぅ…」

それに、の続きを雰囲気の流れで言おうとしたが華麗にかわされ少しへこむ。
気を取り直すようにリストを受け取りきちんと目を通していく。
ふむふむと一人頷き、なるほどとリストを欄干に設置された簡易テーブルの卓上に置いて修理作業を再開する。

「えと、私ですか?
 私は生まれた時から、…正確には物心ついた時からここに。
 ですからマーシャンと言っても差し支え無いんですよ。
 1Gコミュニティでしたから、身体は地球育ちの人と同じくらい丈夫ですけどね?」

にっこり笑ってツインテールを揺らす。
メンテナンスハッチとにらめっこしつつなリヒャルトには見えていないだろうが。

372 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 22:58:06 ID:???
(髪、油が付かない様にな。と、不意に青年が口にする。
 …どうやら見えていない様でいて、しっかりと視界には入れているらしい。
 どういう理由か分からないが―――。

 そして少しばかりへこんでいる少女の様子に僅かばかりの罪悪感を覚えつつ、
 こちらも言葉は返して行く。)

「成程、という事は火星に済んでいる時間は俺の何倍にもなる訳だ。


 ……しかしあれだな、ヘリオンこそ…養成所で浮いた話が無いのが不思議だよ。
 俺がさっきああ言われたからという訳じゃ無いけど、
 そういう誘いとかは無かったのかい?
 いや、勿論言いたくなければ答えなくても良いんだが……。」

(その疑問も、ある意味当然であるかも知れない。
 目の前の少女の髪型はツインテール、それもとびきり美しい黒髪だ。
 容姿も充分に可愛らしい、本人が特別それを望まなくても、
 今まで一度も交際の申し込みや、それに準じる物を受けなかったのだろうかと言う疑問だ。)

373 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 23:08:16 ID:???
>372
そうなりますね、と微笑んで。

「ですが私は火星の狭い範囲しか知りませんし、
 知識の面ではリヒャルトさんとも大差は無いと思いますよ、それほど過酷な環境だったわけでもありませんし。」

ふと、少し孤児院時代の事を思い出す。
物心がついた時、そう、その時私は10歳だったと思う。
それから私が始まったのだ。
ふふ、と笑い、どうしても途中で途切れる追憶に区切りをつけた。

「きっと、何時も忙しそうにしてて駆け抜けてきたから…ですね。
 リヒャルトさんとおんなじだと思います。暇とか、ありませんでしたし。」

苦笑。


 

374 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 23:14:26 ID:???
>>373
「ん――――――。」

(そういう物かな、と思いつつ、破損した部品を取り替えつつ簡単な補修を済ませる。
 比較的損傷の軽い部分をクリスティが選んでくれているおかげで
 (本人は幾分か専門的且つ機械的に重要な部分を担当しているが)、
 リヒャルトとヘリオンの作業は、それなりのスピードでこなせる物となっている。

 故に、作業が終わるのもそう先の事ではない。)

「―――じゃあアレだ、今日この後…ヒマかな?」

(唐突に。)

375 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 23:20:36 ID:???
>374
「あ、リヒャルトさん三番プラグ取って頂けますか?
 あとフィルタークリーナーはどこにありましたっk」

と作業を続けていた中、不意にリヒャルトはヘリオーネに言った。

「…えと…
 あ、はい。大丈夫です、けど?」

きょとんとした様子ながらも特に思い当たる急務も無く。
半ば脊髄に返答を任せヘリオーネはその意味も理解する前に頷いていた。

376 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 23:29:07 ID:???
(無言で三番プラグを渡し、作業服からフィルタークリーナーを取り出しつつ)

「いやほら、今は折角余裕もある事だし、と思ってね。

 まぁ何だ…予行演習程度にはなるかも知れないよ、俺なんかでもね。」

(見れば、その表情は大真面目である。
 先程まで容貌は優男然としていて、とても真摯には見えなかったのだが、
 今この時は妙に誠実な印象が、その顔へと重なった。)

377 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 23:37:46 ID:???
>376
ありがとうございます、と礼を言いつつも、
リヒャルトを注視している為どこか生返事である。

「えと…私と、リヒャルトさん…が?」

うーんと一考。
暫時の思考。
そしてやっと理解に至り…

「―――はぅ!?」

ぼんっ
と赤くなるのもヘリオーネだ。

378 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 23:40:47 ID:???
>>377
「そう、俺とヘリオンが。」

(大真面目な顔、そして急に破顔して)

「抵抗があるなら…そうだな、この整備のお礼って事で一つ。
 俺はどちらでも良いけど、どうかな?」

379 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/04(月) 23:45:03 ID:???
>378
「い、いへ!て、ていこうなんて……」

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ…
声を裏返らせながら、視線を泳がせ、鼓動を抑えようと努めても…

「はぅぅ……」

如何せん、こういうのには本当に慣れておらず。
しかし本心にも素直であるべきで…

「お、おねがい…しますっ」

思いっきり俯いて赤面した顔を隠す仕草は非常に女の子チックであった。

380 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/04(月) 23:55:54 ID:???
>>379
「ハハハ…ん、それは良かった。

 それじゃあ今日一日、僭越ながら君のお相手を勤めさせて頂くよ。」

(誘いに対する了承の返事を聞いて、青年はにっこりと微笑んだ。
 無論個人的な喜びもあるが、その様子がとても可愛らしかった為だろう。
 何とも気恥ずかしい物があったが、とにもかくにも喜んで貰えた様なのが嬉しかった。

 自分で振った話題とはいえ、やはりしみじみした話題より――こういう空気の方が良い、と思う。


 そうして、青年は再び作業を開始する。
 時折整備科であるクリスティに手助けを頼みながら進める作業、
 心なしか、青年が作業をこなしていく作業は先程までも速い様な気がした。

 どうせなら、楽しい時間は長い方が良いのだから。)

381 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2006/12/05(火) 00:01:13 ID:???
>380
「えと…れ、れんしゅうとはいえ、
 わたしこゆのハジメテですので、がっかりさせちゃうかもしれないので、えと、えと…はぅ、、、」

人差し指と人差し指を突っつかせてもじもじと。
もうそればかりが頭の中で膨らんでとても作業どころではないのだが、
そこはヘリオーネ。努力家たるそのストイックな性格は頭と身体の動きを切り離して修理だけはキチっとこなしたという…

「はぅ…」

382 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 00:08:14 ID:???
では、後をよろしくお願いいたします。

(しずしず、と言う擬音の似合う仕草で女性が職員室から出てくる。
 長く艶やかな黒髪、腰元からかなり大胆なスリットの入った裾の長い和風の服。
 華やかな菫色の瞳。
 良くも悪くも目立つ、先日にも養成所を訪れていた女性だった)

……今日は、少し所内を見てみましょうか。

(そう呟くと、まずは人の多そうな食堂へと歩きはじめる)

383 :超前向きな女生徒:2006/12/06(水) 00:15:00 ID:???
>382
後方より駆けてくる女生徒らしき人物が一人。
少女に出せるスピードの限界の速度で廊下をひたすらに走っている。

「もがもげもがもがー!!」

何か叫んでいるが、口に何か銜えているらしく聞き取れない。
とにかく、その女生徒はどこか急いだ様子で廊下をただひたすらに走っているのであった。

384 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 00:19:47 ID:???
>>382
辿り着いた先の食堂では、一人の若い女性が丁度厨房の中を覗き込み、必死に拝み倒しているところだった。
燃えるような赤い髪をボブカットにした彼女は、
やがて両手で一枚の皿を持って安堵の表情を浮かべながら近場の席へと座る。
皿の上には大き目のお握りが二つ。
急須にお湯を注ぎ、ほうじ茶を淹れて皿の横に置くと両手を合わせて小さく「いただきます」のポーズ。

貧乏暮らしを常とするスカーレットの、恒例の昼食風景であった。

385 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 00:26:32 ID:???
>383
(振り返ると少女が走っている。いや、寧ろ駆けている。
 そんな彼女が、塞がれているなりにも何かを叫んでいた)

……あらら?

(避けた方が良いのだろうか、と考えるほど悠長な女性でもない。
 すぃ、と流れる様な動きで廊下の端に寄ると、彼女の口元を観察しつつ見送る)

随分とお急ぎでしたが……どうなされたのでしょう?


>384
(まるで青春の象徴の様に駆け抜けた少女を気にかけつつ、食堂へと辿り着く。
 興味深く、と言うよりは懐かしむと言った様子で周囲を見渡し、その赤い髪を目に留めると
 ゆっくりとした動作で彼女の正面へと歩き、柔らかい笑顔で声をかける)

こんにちは。そして初めまして。
お邪魔でなければ、お向かいよろしいでしょうか?


386 :超前向きな女生徒:2006/12/06(水) 00:31:16 ID:???
>384
びたーん! と大きな音を立てて食堂の扉を開くと、

「もがひゃん! おがもひょもひょ………げふげふ」

口にそれを銜えたままでは喋り難いとようやく気づいたのか、
それを口から一旦引っこ抜き。

「おばちゃん! 親子丼とラーメン大目で一つずつッス!!」

大目と言うと大盛りよりちょっと少ないが、その分大盛り料金はかからないという必殺技。
しかし場所によっては大盛り料金をちゃっかり取られるので素人にはオススメできない。
そして、セルフサービスの水を三つほどコップに入れたあと席に置き、
料理を受け取って口に銜えていたものをトレイに一旦置いて席についたところで。

「あっ、教官ッス!」

ようやく横に座っている人物に気づく。

>385
「んあ、どうぞ、どうぞッス!」

自分が聞かれている訳でもないのに答える。

387 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 00:32:23 ID:???
>>385
耳に飛び込んできた聞き覚えのない声。
麗しい響き、とでも言うのだろうか。
その声に顔を上げれば目に飛び込んできた、
しっとりとした佇まいの女性からの申し出を断る理由も特に無く、
スカーレットはお握り(紀州梅入り)に齧り付いたまま頷いて見せた。

388 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 00:36:06 ID:???
>>386
「――」

左手に持ったお握りをはむはむこくこくしつつ、右手で軽く挨拶。

389 :超前向きな女生徒:2006/12/06(水) 00:49:52 ID:???
>388
「ん、ちゃッス!」

親子丼をかっくらい、ラーメンのスープで流し込みながらもぐもぐしつつ右手で挨拶。
その後、額に巻いていた鉢巻を一旦解き、背負っていたリュックの中から新しいものを食べながら器用に巻いていく。
新しく巻かれた鉢巻に書かれていた文字は『快食快便』。
後ろ二文字はないわぁ。

390 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 00:52:54 ID:???
>386
あら、ありがとうございます。

(彼女の勢いの良さとズレ具合に驚くことも無く、笑顔で礼を言う。
 しかし、ついついトレイの上の「物体」に一瞬だけ視線を向けてしまった)

>387
(彼女の頷きを見ると椅子に座って)

事務員さんから、
「まずは彼女に挨拶すると良いよ。何せ分かりやすくてすぐ見つかるから」
とお伺いしたのでお声をかけさせて頂きました。
スカーレット・エスター・マーヴェリックさん、で間違いないでしょうか?
わたくし、本日からから養成所MS科にお世話になる、『ラナ・ウォング』と申します。
至らぬことも多いと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

(そう言って彼女は軽く礼をする。だがその整った礼節の裏に怪しさが無いわけではない。
 『ラナ・ウォング』。そう名乗った時、彼女の口調は綺麗な英語圏の発音で名乗った。
 その意味を日本語にすれば「間違えたラナ」。偽名でしかありえない名前だ
 それはともかくとしても、瞳孔が開ききった彼女の右目は
 相席する程度の近さで見るとどうしても他人に妙な印象を与えがちである)

391 :超前向きな女生徒:2006/12/06(水) 00:58:36 ID:???
>390
「ん? 食べるッスか?」

と言い、リュックから取り出したるは置かれた『モノ』と同じもの。
といっても、流石に食べくさしではない。
ちゃんと皮も被ってる新しいものである。

「どうぞッス」

ぽん、と彼女の前にそれを置く。
黄色い果物の王様。バナーナ。

392 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 01:02:16 ID:???
>>389
ハチマキの文字に草臥れたような顔を一瞬覗かせる。

>>390
「ラナ・ウォング、ね。
 ……。
 如何にもアタシゃスカーレットさね。
 ま、所詮アタシは見習いの身、そんな堅苦しく構える必要なんてないよ」

一瞬だけ眼光が鋭さを帯びてラナへと向かった。
ただそれもほんの一瞬だけ。
火星という場所においては、出自やら経歴やら正体やらにさほど意味も価値も無いのである。
必要に迫られる直前にでもまた思い出せば良い。
そんな判断で、スカーレットは目に篭った力をふっと緩めたのだった。

393 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 01:13:12 ID:???
>391
あらあら、よろしいのですか?
では、お言葉に甘えて……

(目の前のバナナを手に取ると、胸元から服の内側に入れる。
 どこからどうみても、あくまで「和風」でしかないその服の内側に
 バナナを収納するスペースが有る様には見えないが、バナナは何処かに収まったようだ)

……ところで、あの、そのハチマキは一体?

(あまり物事に動じなさそうな彼女が僅かに困ったような顔をして問いかける)

>392
いえ、別段構えていると言う訳でもございませんわ。
元よりわたくしはこういった話し方で暮らしてますのよ。
養成所のお世話になると決まったときに、矯正しようかとも思ったのですが
長年使い続けたものは中々変えられませんで……
それに、スカーレットさんは教官見習いなら、わたくしは生徒「でも」ある身の上ですし。

(奇妙な言い回しだが、それは決して聞き間違いではなかった)

394 :超前向きな女生徒:2006/12/06(水) 01:18:59 ID:???
>392
「ん? どうかしたッスか?」

自分のせいとは全く思わないらしい。

>393
「このハチマキッスか?
 えーっと、確かよく食べる事はいい事だっていう意味らしいッス。
 今の自分にピッタリッス」

あながち自分にピッタリという点では間違いじゃない。

「じゃ、自分はこれにて失礼するッス」

見ると、トレイの上にあった丼はいつの間にか綺麗に中身が無くなっている。
その上、無残に散らばっているバナナの皮の数は1つや2つでは無い。
なんという食いしん坊。

「それじゃ、教官、ラナさん、また今度ッス!」

言うが早く、トレイの上にあったバナナの皮をちゃんとゴミ箱に入れ、
額のハチマキを『快食快便』から本来、いつも巻いているもの。
『狙撃一筋』と書かれたそれに変えると、トレイを直してから再び来た道を戻っていったのだった。
無論、全力疾走で。

395 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 01:19:25 ID:???
>>393
「そうかい?
 それが地だってんなら、それで良いんだけどね。
 別に気に喰わないって言ってるワケじゃないんだ、気を悪くしないでおくれよ」

異形とまでは言わぬものの、
美しい中にあって其処だけが異質さを放つ「目」。
その目の持ち主が放った言葉の中の不自然さに、気付かぬスカーレットではなかった。

「ところでアンタ、生徒『でも』って言ったね。
 するとアンタは二足の草鞋を履いてるクチかい?」

396 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 01:30:55 ID:???
>394
え、えぇ……まぁ概ねにはそうなりますが…………

(真実は人を傷つける。彼女はそれを知っている。
 だが沈黙は時に裏切りになる。彼女は故に躊躇する。
 その一瞬で少女はまた風になってしまった)

狙撃……一筋、ですか。

(その一言を感慨深げに呟いて見送る)

>395
それは安心致しました。
やはり、この言葉遣いが一番落ち着きますので。

(「二足の草鞋」という言葉に一瞬だけ反応する。余りにも些細で、その胸中を読むのは難しいが……)

……えぇ。ただ、わたくしはちょっと特殊な例となります。
わたくしの正式な肩書きは「客員待遇教官」と言いまして、
恐れ多くも殆どわたくしの為に新設した役職のようなものらしいですわ。
その実態は、「授業料代わりに講義する生徒兼教官」というところでしょうか。
だから、ここでのわたくしは「教わる者」であると同時に「教える者」でもあるのです。
二足の草鞋、と呼べるかどうかは怪しいところなのですけど。

(胸元に右手を添えて微笑む。これからの生活に本当に心が弾んでるのだろう)

397 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 01:41:05 ID:???
>>394
「喰ってからすぐ走ると体に良くない……ってもう聞こえないか」

やれやれと肩を竦めつつ、
指についたご飯粒をぺロリ、パクリと口の中へ。

>>395
「客員待遇教官」

聞き慣れない言葉を反芻するように繰り返し、
その後に続いたラナの説明に耳を傾け。

「なぁるほど。
 それじゃアンタ、中々に貴重なことをココの連中に教えられるんだろねぇ。
 アタシもこっそり講義中に紛れ込んじまおうかねぇ」

自分の思い付きにククッと喉を鳴らして笑いながら立ち上がり、

「ラナ教官、ま、一つこれからよろしくお願いするよ。
 教室ん中に赤い髪を見つけた時には、ちょいと大目に見といてくれよな」

お絞りで拭った右手をスッと差し出した。

398 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 01:50:19 ID:???
>397
教官とは言っても、野で慣らした「実技」以外は粗末なものですわ。
スカーレットさんの御期待にそう為には、それ以外でも努力しなければなりませんわね。

ともあれ、わたくしの方こそよろしくお願いします。
座学ではまだまだ学ぶことの多過ぎる身ですから。

(笑顔で右手を差し出す。
 整って上品な良い笑顔であるからこそ、光の無い右目は異様な違和感を感じさせた)

399 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/06(水) 02:03:29 ID:???
>>398
「アタシだって学生時代は実技で点数稼いでたようなもんさね。
 座学よりよっぽど重要だと思うよ。
 それなりの経験があるってんなら、ホントにアタシも講義を受けちまおうかねぇ――」

操縦の天才は必ずしも戦闘のエキスパートを意味しない。
特異な素質ゆえに並外れた操縦能力を持つスカーレットも、
実際の戦闘に於いて重要な意味を持つ「経験」というものの欠如は自らの欠点として無視できないでいるのだ。
故にこの言葉は数割程度の本気交じりだったりするのだが……。

「――っ」

光の無い右目が、不意に自分を見透かしてくるような錯覚に襲われ、
スカーレットは僅かに背筋を冷たいものが走ったのを感じた。
その悪寒を追い出すように、未だ熱さの残るほうじ茶を喉に流し込み、

「そんじゃ、アタシは午後の講義の準備に行って来るよ」

食器を下げて彼女はその場から歩き出したのだった。

400 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 02:11:26 ID:???
>399
「はい、お勤め頑張って下さいませ」
笑顔でスカーレットを見送り、ラナ・ウォングはセルフサービスの恩恵に与るために席を立った。
元の席に戻り、茶を口にして一息をつくと、彼女は自分の足元に目をやって呟く。
「……いいえ、駄目ですよ。此処では大人しくしてましょうね?」
昼休みの喧騒。スカーレットと話し込んでいた事で、彼女の退席と同時に
周囲が向けていたラナへの興味はいったん打ち切られていた。

故に、彼女が虚空へ呟いた事実はまだ誰の知るところともならなかった。

401 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 22:50:06 ID:???
(格納庫の入り口から中を覗き込み、一歩中に入ってまた見渡す。
 あてもなく散策している様にも、探し物ないし探し人をしている様にも見える仕草だ)

……ええっと…………

(何にせよ、少々困っているようには見える。
 傍から見れば、その困った様子も絵になって居るのだろうが)

402 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/06(水) 22:54:08 ID:???
>>401
「如何されましたか?
 何かお困りの様ですけど……」

(と、女性の背後から声をかける人間がいた。
 振り向けば、見た目の歳にして大体10代初めの少女の姿。

 その実20半ばを少し過ぎているという詐欺紛いの体だったりするのだが、
 とにもかくにも一見しただけで分かるのは整備科の生徒である事だ。)

403 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 23:06:08 ID:???
>402
(話しかけてきた少女に笑顔を浮かべつつ振り向き、綺麗な仕草で一礼する)

あ……初めまして。
わたくし、今日から「客員待遇教官」として養成所のお世話になります、ラナ・ウォングと申します。
まだ教鞭を取るのは少し先となります故、所内の施設を見て回っていたところですわ。

(一度、格納庫内を見渡して)

お伺いしたところによると、わたくしのMSの納入予定がはっきりしていないそうですわね。
ここ数日で、搭乗者不明の機体が納入されたりはなさってませんでしょうか?

(小首を傾げつつ尋ねる。外観は大人びた魅力の持ち主なだけに、
 その仕草は子供らしくも奇妙な色気がある。
 結局はそれすらも「大人な女性」と言う印象の一因なのだが)

404 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/06(水) 23:11:33 ID:???
>>403
「あぁ……貴女が、お話は伺ってますよ。
 整備科一回生のクリスティ・クラウスです。」

(対するこちらは、外見はどう見ても子供なのに口から出る言葉は
 正しく成人の其れである。
 可愛らしいツインテールの髪型といい、目の前の女性とはまた違う意味で"違う"。)

「あぁ、ラナさんの機体については私も聞かされてはいるんですけど……
 ここ数日は機体の搬入が続いている物で、ちょっと(搭乗者不明の機体の)数が多いんです。


 一応、一覧をごらんになりますか?」

405 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/06(水) 23:18:22 ID:???
話し合う二人組にも、何かが走る音が聞こえているはずだ。
ドタドタドタと足音が鳴ると思うと、急に音が止み最後に大きくドスン、と音がする。
そちらの方を見やると………。

「ブーン♪」

手を広げ、ドタドタと走り回り一定速度に達するとジャンプして着地する少女の姿が見えるだろう。

406 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 23:18:27 ID:???
>404
そうでしたの……では、お手数で無ければ見せて頂けませんか?

(クリスティの口ぶりに彼女が驚いた、ないし感心した様子はない。
 ただ、話してみれば分かるだろうが、
 彼女にはと驚いたり慌てふためく様子が想像しづらい空気がある)

407 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/06(水) 23:25:16 ID:???
>406
「ええ、ちょっとお待ちを………はい、こちらになります。」

(肩から下げていた作業用機材の鞄の中から、電子端末を取り出して。
 キーを何度か叩いてラナへと見せて来る。
 見るとそこには、書類の不備や搭乗者の退学等、諸々の理由で乗り手の居ない機体のリストがあった。
 大抵は新入生でも手が出る様な機体ばかりだが、
 中には何機か、上等なクラスに属する機体があった。

 流石にガンダムクラス……とはいかないが、そんな一覧が掲示されている。)

「今の所、この中に無いのであればまだ搬入されていないかと思いますが……
 どうです?」

(と、言った所で。)
>>405
「――――え……っと………?」

(汗)

408 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/06(水) 23:33:45 ID:???
>407
「うぇ?」

向けられた視線に気づき、立ち止まる。
しばしポケッと突っ立っていたが、回転の遅い脳味噌がようやく回り始めると、
自分のさっきまでやっていた事と視線の意味を知り、
瞬時にその頬どころか顔全体を真っ赤に染めて飛び上がり、頭をかかえて地に伏せる。

「うぇー、すみませんごめんなさい。
 今の見なかった事にして見なかった事にしてうぉわうぇーん」

真っ赤っ赤になりながらなきそうな声でそう叫ぶ。
それにしてもこの少女、ノリノリである。

409 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/06(水) 23:40:56 ID:???
>>408
「―――えーっと…―――。」

(沈黙。
 光に真空の宇宙空間を150万キロ程旅させた所で、漸く思考やらが纏まったらしく。)

「――はい、それではその様にするとしましょう。

 それでは……えーと、貴女も何か格納庫に御用ですか?
 今なら作業も休止中ですから…中には普通に入れますけど。
 それとも人をお探しか何かでしょうか?」

(どうやら落ち着いて、仕切り直すことにしたらしい。)

410 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 23:41:44 ID:???
>405
……?

(振り向いた先に、両手を広げ飛び回る少女の姿。
 それを見て彼女は――)

あらあら、飛ぶならば
あちら(2mくらいあるコンテナ。ご丁寧に上まで駆け上がるのに丁度良さげな装甲板が立てかけてある)
からの方がきっと爽快ですわよ?

(――なんて言ってのけた)

>407
では、失礼して……

(電子端末をまじまじとみつめ、リストを流していく。そしてあらかた見終えたあと、ため息を一つ)

……難しいですわね。
具体的に何が納入される、というのを伺っていたわけではございませんし……
教官とも生徒ともつかない身分ゆえ、どんな機体が回ってきてもおかしくないですもの。
ただ――

(リストの中の一つをピックアップし)

許可を頂けるなら、こちらなどはわたくしに合いそうですわね。

(詳細を表示させる。そこにはC.E.系列機の中でも有名な「アストレイ」の姿が映っていた。
 それも、M1の型番が付かないプロトタイプでフレームは濃い紫をしている)

411 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/06(水) 23:50:33 ID:???
>409
「うぇー………す、すみません」

頭を抱えていた手を外し、今だ地に伏したまま顔だけ上げてそう言う。
顔はまだ赤い。なんという赤さだ。具体的には大気圏突入していたガンダムぐらい赤い。

「あ、あの………一応御用です。
 えっと、その、新しいMSを受領したんで、
 それを見に来たんです、えっとその、うぇー」

もじもじくねくねしながら言いつつ、パニくった頭では言葉も紡げない。
それでもなんとか用件は言えた。なんとか。

>410
「うぇー、あんなところから飛んだら死んじゃいます。
 無茶です」

首を全力で振り振りして拒否。

412 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/06(水) 23:53:42 ID:???
>>410
「成程……事情は存じませんが、それは大変な事ですね。」

(と、端末で示された機体名を見る。
 頭の中で検索をかけると……確かに、数日前に搬入されたその機体は覚えている。
 プロトタイプアストレイの、それも紫のフレーム。
 段々と明瞭な記憶が、蘇って来た。)

「あぁ……その機体なら覚えてますよ。
 一度組み上げた後、三番ハンガーの奥に待機させてあります。
 稼動状態にはなってませんけど、直ぐに作業は始めますので。」

>>411
「いえいえ、見なかった事にしますからご安心を。」

(ニッコリ、と微笑んで。
 しかしその言葉を聞いて、幾許か真面目な表情になって。)

「えーと……了解しました。
 それではお名前と機体の名前をお願い出来ますか?」

413 :黒く長い髪の女性:2006/12/06(水) 23:58:01 ID:???
>411
大丈夫ですわ。




人間、意外と10mくらいならどうにか耐えられますわよ?

(耐えるだけならね)

>412
後ほど、支給される機体について詳細を伺ってまいりますわ。
まだその子に乗ると決まったわけでもございませんし、
細かい作業はそれからお願いしようかと。

414 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 00:03:18 ID:???
>412
「あ、あ、はい!」

いつまでも地に伏せていた体を起こすと、全体にビッと力を入れ。

「名前は、ケイト=コート、です!
 機体はその、ザ、ザクスピードなんですけど………。
 入ってます? ちゃんと………」

前半は体に力を入れていた為、なんとかなったが、
後半になるにつれじょじょに言葉に力が失われていく。
最後あたりなんて蚊の鳴くような声でしか聞こえません。

>413
「そ、そうなんですか?
 へぇー……物知りさんなんですね」

なんか変な方向で関心されていらっしゃる。

415 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/07(木) 00:06:54 ID:???
>>413
「はい、それではその様に。
 こちらでも班長さん達と、作業の段取りは検討しておきますので。
 何時でも仰って下さいね。」

「それでは、ちょっと遅れましたが……
 これから宜しくお願いしますね、ラナさん?」

(そう言って、何とも親しげな笑みを向ける。
 見上げる様な形となるそれが、何とも無警戒だ。)

>>414
「あ、ケイトさんですね。御待ちしてましたよ。
 ザクスピードなら今朝方搬入されたばかりです、
 搭乗者が決まっていたので…もう動かせる様になってますね。

 ……ふふふ、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
 珍しい機体でしたけど、ちゃんと万全の状態にしてありますから、ね?」

416 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 00:12:32 ID:???
>415
「え、えへへ……そうですか、よかったぁ」

まだ少し緊張しているようだが、少しだけ笑みを見せる。

「あれ? でも、ザクスピードって珍しい機体なんですか?
 私申請の時に可変機って頼んで、それじゃあ一番安いこれにしろって言われたんですけど」

417 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 00:13:09 ID:???
>414
ただし。

(真面目な顔になって)

受身の取り方次第ですわ。
わたくしの知り合いは、落ち方が悪かったのでしょう、骨盤が完全に砕けてしまって
直立できない体になってしまいましたし……

(一見すれば真剣だが、どうみてもケイトをからかっているようにしかみえない)

>415
はい、こちらこそよろしくおねがいします。
ですが、そんな風に振舞われてしまうと別の意味でもヨロシクしたくなってしまいますわね。

(その台詞を言うときにはすでに「きゅっ」と小さい彼女を抱え込んでいる。
 兎か何か愛玩系動物を抱えるのと同じようなノリで)

418 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 00:16:46 ID:???
>417
「………………。
 ………………。
 ………………!! 」

しばし頭の中でシミュレートしてみて、悲惨さにガクガクと震えだす。
からかわれているとも知らず、すべての言葉を真に受ける。
素直というより、ただの馬鹿である。

419 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/07(木) 00:17:22 ID:???
>>416
「ええ、中々使っている方を見ないと言うか……
 多分、知名度の所為かなとは思うんですけど。

 けど、折角ですから大事にして下さいね?
 ご相談頂ければ改造なんかも受け付けますので。」

>>417
「え?」

(と、そこでこう「きゅっ」と。
 抵抗する事も(注・間も)無く、「きゅっ」とやられる事となる。)

「え、あの…ラナさん……!?ちょ…!?」

420 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 00:23:04 ID:???
>418
つまり、高いところには気をつけましょう、という事ですわね……

(さも深刻そうに。最初に高い所を勧めたのは誰だ)

>419
あら、ごめんなさい。

(我に返ってクリスティを解放する)

失礼いたしました。わたくし、可愛いものに目がないもので……

(口元を隠して楽しそうに微笑む)

421 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 00:26:48 ID:???
>419
「そうなんですかー。
 確かに、私も教えてもらうまで知らなかったなぁ。

 はい、ありがとうございます。大切にします………。
 
 って、うぇ、うぇうぇ!?」

突然目の前で行われた甘美なるそれを目にし、
奇声を上げて後ろに下がる。めっちゃ下がる。これでもかと下がる。

>420
「そそそ、そうですね」

額に滲んだ汗を拭きながらそう返す。
先ほど見たなんかそっち系っぽいのが頭を過ぎっていてなんかもう必死だ。

422 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/07(木) 00:31:56 ID:???
>>420
「い、いえ………」

(と、慌ててとてとてと佇まいを直して、向き直る。
 特に気分を害した様子は無いが。)

「ただ、ちょっとビックリしました……」

(ビックリしてたのは本当だ、割とテンパっていた。)

>>421
「落ち着いてください、ケイトさん………」
(というか自分が落ち着くのが先だ、笑顔が引き攣っている。)


「それじゃ、丁度良いですし…ケイトさんのザクスピードの整備に行って来ます。
 そろそろ私も作業しないと、班長さんや共感さんに怒られてしまいますから。

 それじゃあお二人とも、また後程。」

(そう言って、荷物を持って格納庫へと入って行く。
 向かうのは宣言通り、ケイトの搭乗するためのザクスピードだ。

 決して、逃げた訳では無い。
 確かにそっち方面の趣味は無いのだが。)

423 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/07(木) 00:34:32 ID:???
「はぁ……」

何やら溜息をつきつつ預金残高と睨めっこする貧乏教官(見習い)が一人。

「機体運用資金を生活費に回せたら、どんだけ贅沢できるんだろねぇ」

身に纏うのは古着ばかり。
彼女なりにコーディネートして、結構良い感じの装いとなってはいるのだけれども。
センスの良いジャケットやパンツの新品がショーウィンドに並んでいるのを見ると、
ちょっと欲しくなっちゃったりすることもままあるのだ。

そんな、倹約生活まっしぐらの彼女が今回、格納庫を訪れた理由とは――!?

単純に、新たに自機に搭載したCIWSの確認の為であった。

424 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 00:35:18 ID:???
>422
はい、お勤め頑張ってくださいませ。

>421
……どうかなさいました?

(笑顔で振り返る。その笑顔の向こう側に
 「ターゲットロックオン」とばかりの気配を感じるのは気のせいだろうか)

425 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 00:40:41 ID:???
>422
「う、は、はい!」

そうだ、落ち着け。落ち着いて素数を数えるんだ。

「う、あ、え、っと、よ、よろしくお願いします。
 ほ、他の皆さんにもよろしくお願いしますって言ってたって伝えてください」

そう言ってぺこりと頭を下げる。
しかし、その最中頭の中では素数ではなく奇数を数えていた。

>424
「うぇあ、な、何でもありませんよ?」

ぶんぶんぶんぶんと必死で手を振っております。
マッハ2です。

>423
「生活費にまわせたら毎日ケーキとか食べられますね」

ここで彼女が言うケーキとは、なんかこう切り取られた感じのアレではなく、
クリスマスケーキ的な丸い感じのアレの事である。

426 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 00:45:22 ID:???
>423
……あら?
おはようございます、スカーレットさん。
何やら気鬱そうですが、どうかなさいまして?

>425
あら、そうですの?

(にこにことしているが、その視線は一向にケイトから逸れない。
 彼女の、瞳孔が開ききってハイライトが無い菫色の右目は獲物を見つけた獣の様で。
 あぁ、今日はこんなにも――)

(――少女が、可憐だ)



(……逃げたほうがいーかもね?)

427 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/07(木) 00:49:44 ID:???
>>425
「おや、聞こえちまったか」

少々気恥ずかしそうに笑いながら、
端末を懐に仕舞ってケイトの方へと歩いてくる。

「ハハハ、アタシゃケーキよりいっぺん、『和菓子』って奴を食べてみたいねぇ。
 それも大量生産品じゃなくてさ。
 『京菓子』ってんだっけ? あんな感じの奴を、こう、畳の上で――」

>>426
「おぉや、アンタもいたのかい。
 なに、ちょいと『金は天下の回り物』ってニホンの言葉の信憑性を疑ってたトコさね」

軽く天井を仰いだりしつつ。

「ココには慣れてきたかい?」

428 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 00:53:18 ID:???
>426
「うぇ………」

尋常でない気配を感じる。
しかも、真正面の女の人から。
逃げなくてはいけない、自分の本能がそう警告しているのだが―――。
金縛りにあったように動けない。
なんという蛇に睨まれた蛙。
どうみても格好の獲物です、本当にありがとうございました。

>427
「和菓子………?
 あー、えっと、一度食べた事があるなぁ。
 丸くて白い、えーっと………おもちだっけ?」

頭の片隅に残っている記憶を呼び起こす。
中に黒い甘いのが入っていてとてもおいしかった気がする。

「………もう一度食べたいなぁ」

ケイトー!よだれー!よだれー!!

429 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 00:59:56 ID:???
>427
いえ、その言葉は間違いでは無いですわよ。
ただ単に、「天下」の範囲が空の上より狭いだけの事ですわ。

そうですわね……

(ちらり、とケイトを見つつ)

慣れたというにはまだ日が浅いですが、充実した日々を過ごせそうな予感はしてますわ(にっこり

>428
(ゆっくりとケイトに近づく。ゆっくり、ではあるのだが、逃げられそうにない重みがある。
 そして彼女の背後に回ると――)

……養成所というのは、聞き及んでいた以上にスバラシイ所ですわね。

(なでなで。抱きつく、と言うことは無く、左手は肩の上。
 ケイトの真後ろに立って女性としてはやや長身のその身を活かし上からその頭を撫でている)

430 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/07(木) 01:10:26 ID:???
>>428
「そうそう、そういうのだよ。
 ま、餅ならこの辺でも手に入るんだけどね。
 京菓子って奴は見た目も綺麗でさ、でも派手じゃないんだ。
 ニホンのワビサビ文化って奴の究極じゃないかとアタシゃ思うね!」

スカーレット・マーヴェリック。
日本文化にかぶれた外国人の典型である――のかもしれない。

>>429
「なるほどねぇ。
 アタシゃ天下の外ッ側にいつの間にか放り出されてたってワケかい」

溜息。

「充実した日々が過ごせそうってのは良いことさね。
 火星(ココ)じゃ地球ほど色々やれるコトがあったりはしないからね、
 如何に毎日退屈せず過ごすかってのは、火星で過ごす上じゃ結構重要だよ――」

言葉の途中から、少し呆れたような顔へと表情が変わっていき……

「――アンタ、そっちの趣味かい……?」

431 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 01:15:15 ID:???
>429
「………………」

頭を撫でられる感触が気持ちよく、
不意に後ろを見上げればやさしそうな顔で撫でてくれている女性。
再び前を向き、目を閉じる。
幼い日にはいつも、両親にこうやってもらっていた事を思い出し、
少しだけホームシックな気分になりつつも。

「えへへ………」

笑みを見せる。
っていうか懐いた!早い、落ちるの早いよケイトさん!

>430
「ニホンですかぁ………。
 んー………えっと、ニンジャさんとフジさんがお腹を切ってテンプラのゲイシャさん?」

絵に描いたようなエセ外国人の知識!

432 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 01:20:29 ID:???
(似非和服を着ている割には、目の前の間違ったニホン観の展開を正さない女→(1)

>430
いえ、「女性」ではなく「可愛いもの」に。

(にっこりと。ケイトを撫で愛でるのが心底楽しいとばかりに)

>431
ふふふ……

(その様を他人が見たら、あまり似ない親子かと間違えるかもしれない。
 それほどに彼女の浮かべる慈愛の表情は絵になっていた。
 それくらい、その表情に「慣れている」のだ)

433 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/07(木) 01:34:42 ID:???
>432
しばし頭を撫でられ、目がじょじょにとろんと落ちてくる。
ああいかん、このままでは!

「ふぁ〜〜………」

大きなあくびを一つする。
めちゃめちゃ心地よかったらしく、思わず眠くなってきてしまった。
目をごしごし、と一度擦り、撫でていた手をどけると。

「寝ます。おやすみなさい」

舌ったらずな口でそれだけ言い、ふらふらふら〜っとどこかへと歩み去る。
医務室か適当な部屋にでも向かったのか。
どちらにしろ、少女はすぐに眠りに落ちるだろう。
眠りに入るまでの時間最短0.7秒という世界タイの記録を保持する彼女ならば。

434 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/07(木) 01:43:31 ID:???
>>431
「アンタ、いつの時代の人間さね……」

流石に日本文化に関する理解は、スカーレットの場合遥かに現代的である。
尤も、やはりところどころ齟齬があったりするのだが。

>>432
「可愛いもの、ねぇ……」

――ッ!?

言葉にしがたい微妙な違和感。
しかしその違和感も、

>>433
「寝過ごしたりするんじゃないよ♪」

無垢な少女の様子に目を移したと同時に、雲散霧消してしまった。
そして再び記憶の奥底へと沈殿していく。

「そんじゃ、今日はこの辺で大人しく帰るとするかねえ。
 ラナさんも程ほどにしときなよー」

小さくあくびを漏らしつつ、スカーレットもまた帰途へとついたのだった。

435 :黒く長い髪の女性:2006/12/07(木) 01:52:52 ID:???
>433
(後を追いたい衝動をぐっとこらえて)

は、はい、おやすみなさいませ。

>434
はい。では、また後日……


(うやうやしい礼でスカーレットを見送り、大人しく自分も帰路へ。
 そのさなか、感心した様な、確認するような口調で呟く)

……勘が良いだけなのか。それとも、わたくしの気の緩みなのでしょうか。
探られようとも知られようとも、決して困る訳ではございませんが……

(呟きのか細さにあわせるように、そっと右目に手を)

……おいそれと、振り切れるものではございませんわね。
せっかくの、新しい場所と暮らしだと言うのに。

436 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/08(金) 23:04:49 ID:???
(さて、場面と時間は移り変わって。
 ここは養成所の敷地より少しはなれた場所にある喫茶店、
 安くて美味く、それでいて店内も綺麗と三拍子揃った店だ。
 そして何より最も近場にある飲食店という事もあり、養成所の人間がよく利用している店だ。)


「……ふぅ、取りあえずはお客さんも減ったわね。」

(そのカウンターの中で、ウェイターの制服を着込んだ女性店員が一息ついている。
 時間は丁度三時過ぎ、丁度客足も途切れた頃合だ。)

437 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/08(金) 23:11:12 ID:???
(そんな喫茶店に男が一人、入ってくる。
養成所の白衣のバカ・・・じゃなくて教官の三船だ)
>>436
店員さん、日本茶となんか甘いもの頼む。
(店員に注文しながら席に座ると手にしていた何か分厚い本を読み始めて)

438 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/08(金) 23:15:17 ID:???
>>437
「いらっしゃいませー。」

(お約束、しかしこれを忘れてはいけない来客時の対応。
 手早く日本茶を用意して、奥の冷蔵庫から大福二つを取り出して、教官へと出す。
 利用者の数に比例して、メニューの幅が異常に広いのもこの店が人気な理由だ。)

「今日はお仕事は終わりですか、教官。」

(…と、注文の品を出してからきっかり30秒後。
 余りにもヒマらしい店員は、凄まじく淡白な口調でそんな話題を切り出した。)

439 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/08(金) 23:29:34 ID:???
>>438
ありがとう。
ここのお茶は日本茶に限らず、紅茶でもウーロン茶でもいい香りだな。
(出されたお茶を一口飲むとそう感想をいいながら「解りやすいフロイトの精神分析学」という題名の本を読んでて)

うん、今日は授業を一回やった後は成績管理だけで早く終わったからおやつにしようと思ってね。
発掘の方も掘りすぎて照明が足りないからお休みだし・・・今日はゆっくりとお茶を飲んで過ごすことにしたよ。
(淡白な口調の店員に本から顔を上げて答える・・・この男も暇そうだ)

440 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/08(金) 23:35:23 ID:???
>>439
「ありがとう御座います。
 と言ってもウチのは店長の自慢なんで……葉とかは正直私は選べないんですけどね。」

(因みに。
 目と鼻の先にある養成所が設立されて以来、この店は営業しているが…
 養成所や近隣の住民は、この店の店長の顔を知らない。ちょっとした謎だ。)


「あぁ…そういえば生徒さんから聞きましたね、『ミフネ教官が何か発掘してる』と。
 何か研究でも?」

(やたら淡白な口調の割には、ヒマという事もあってかよく喋る。
 無論失礼にならない程度には、であるが。)

441 :なんかキモい生徒:2006/12/08(金) 23:47:52 ID:???
「おいーす」

そう言いながら巨体をなるべく縮こまらせ、
狭い(彼からすれば)扉から入ってくるなんか大きくてキモいのが一人。

「一番安い飲み物と安くて量のある食べ物、なんか頼む」

それだけを店員に言うと、ドカッと椅子に座り込んだ。

442 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/08(金) 23:53:15 ID:???
>>440
いい舌をしているよ、ここの店長は。
このお茶の葉はコロニーで栽培されたものだが乾燥する際の湿度や温度を絶妙に調整する事により味と香を最高級品種に匹敵させた素晴らしい一品だ。
(飲んだだけでどんなお茶葉を使っているのか分かるのか?
見たことの無い店長のセンスのよさを褒めてて)

私は本業は科学者なんだ。
専攻はエネルギー物理学で今、ある研究をしていてね。
私の計算では火星の地下にはとある元素を含む物質が埋まっててそれが最もある可能性が高いのが養成所の地下なのだよ。
(よく喋る店員に吊られてこの男も喋る。
「頭がおかしい」「精神病院から脱走してきた」等の噂がある男だが真顔で普通っぽく喋っている・・・今は)

443 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/08(金) 23:58:07 ID:???
>>442
(ハハハ、と微笑む。
 おの店員は店長の事は当然ながら知っている。

 しかし現在、この店のアルバイトの受付などはすべてこの店員が行っており…
 ほかの従業員は、店長の姿を知らない。
 それはもう、この店員を店長と間違えそうになる位に。)

「成程、つまりその交換条件として教鞭を振るっている訳ですか。

 ……ふむ、流石は養成所。いろんな人がいる物ですね。」

>>441
「はい、いらっしゃいませー。」

(……これでも、正直その外見に驚いてはいるのだ。
 けど今は仕事だから、決して「うわ」とか思わない。
 それにまぁ、しっかり注文している以上はお客様である。)

「お待たせしましたー。」

(飲み物は、水(無料)。
 出された食べ物は大き目のサンドイッチ、結構な量があるが、安い。)

444 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/09(土) 00:04:59 ID:???
>>441
おお、何時ぞやの若者ではないか。
元気にしていたかね?
(入ってきた図体の大きい生徒に気がつけば声をかける)
所で、例の物は一応は完成しているだがね・・・

>>443
ああ、発掘する許可を得る為にパートタイムながら教官をしているんだ。
世の中、いろんなのが居るが養成所ほどカオスな場所は私は知らないね。
まあ、楽しい所でもあるがね。

実は助手と一緒に発掘作業をする予定だったんだが火星に来る途中ではぐれてしまってね。
彼女、元気にご飯食べてるかな・・・


445 :なんかキモい生徒:2006/12/09(土) 00:06:09 ID:???
>443
「おう、すまんな店員。
 では、いただきます」

言うが早く、ぐびぐびと水を飲んでからサンドイッチを一口で食べていく。
体がこんなナリなので、食べる量も常人とは比べ物にならない。

「すまん、おかわりだ」

一皿をぺろりと平らげ、空になった皿を突き出してそう言う。

>442
「ん? おお、博士!?」

ガタタンッ、と椅子を大げさに揺らせて立ち上がる。
本来は教官のはずなのだが、彼の中ではもう博士として認識されているらしい。

「博士、頼んでいた例の薬はどうなりましたか。
 うまくできましたか!? どうなんスか!?」

興奮しつつ、早口で捲くし立てる。
例の薬とは、いつぞや頼んだ惚れ薬の事である。

446 :なんかキモい生徒:2006/12/09(土) 00:07:34 ID:???
>444
「おおお!! マジッスか!?
 で、それはどこに!? どこにあるんスか博士!?」

巨体が迫る。迫る。
なんかもう必死すぎて痛いぜ、キモい人。

447 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/09(土) 00:15:58 ID:???
>>444
「あぁ、その辺り養成所はおおらかですからね。
 ウチの出入りも、仕事のよしみで大分楽ですし。」

(この店は、養成所内の整備科等に弁当の配達を行っている。
 食堂の混雑が予想される時などは、直接格納庫に食事を用意したほうが良いからだ。
 そういった都合で、この店員は養成所の内部情報もそこそこに知っているのである。)

「助手さん、ですか。」

>>445
「はい、ちょっとお待ちを。」

(一旦、カウンターの奥へと引っ込む。
 出されたのは、先程までより二割ほど多めに盛られたサンドイッチの皿。
 水に至ってはボトルで運んで来た。)

「どうぞごゆっくり、こちら(二割分)はサービスです。」

448 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/09(土) 00:25:18 ID:???
>>445
とりあえず、落ち着きたまえ。
一応は完成したが・・・問題がある。
(真剣な顔をしてキモい生徒を落ち着かせ、懐から毒々しい色の液体の入った試験管を取り出して説明を始めるこの男。
博士と呼ばれたが本当に博士であるのだ。エネルギー物理学の)
まず、この薬は他の物と混ぜる事が出来ない。
他のものと混ざると何が起こるか分からないんだ。
つまり、何かに混入しておくことができない。

そして・・・何よりもテストを行ってないから実際に効果があるのか分からないんだ。
計算上では効き目があるはずなんだが・・・世の中、カオスだから何が起こるか分からん。

>>447
うん、おおらかで良い所だよ。
まあ、MS乗りなんて実戦で何時死ぬか分からないからこの養成所はおおらかなんだろうね。
そういえば、この店は弁当の配達をしていたな。
整備の手伝いをしたときに食べさせてもらったが美味しかったな・・・
(何時、死ぬかもしれないMS乗りを育てる場所ゆえに養成所はおおらかなのだろう)

最高の助手でね、彼女のお陰で昔やってた研究はかなりの成果を上げたよ。
まあ、居たらちょっとやりづらい事もあるがね・・・

449 :なんかキモい生徒:2006/12/09(土) 00:32:44 ID:???
>447
「ひゃっほう! グッジョブ!」

ガシッ、と親指を立ててGJのポーズ。
席につくと、今度は比較的ゆっくりしたペースで食べ始める。

「うむ、さっきは急いでたからよく味あわなかったが、
 なかなかに美味! 実にグッジョブ!」

更にもう一度GJのポーズ。
ついでに水もガブ飲みしておく。

>448
「ふむふむ、なるほど………」

こちらも真剣な顔で聞き入る。
といっても、元が間抜けな面をしているので真剣な顔をしてもどこか間抜けな感じなのだが。

「何かに混入して飲ませる事が出来ないってーと、
 ジュースとかに入れて自然にっつーのは無理か。
 まぁ、そこら辺は力押しでもなんとかなるところだぁな。

 テストは………犬猫とかじゃ駄目なんスか?」

450 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/09(土) 00:38:41 ID:???
>>448
「あぁ、お口に合った様で何より。
 お代は十分に頂いてますから……その分、満足頂けていれば幸いです。」

「やりづらい事?」

>>449
「いえ、折角ですので。
 あぁ…美味しいですか、それは良かった。」

(と、その女店員は微笑んでみせる。
 そこでふと思い至った所があったらしく。)

「……お客様、そちら(二人の話題となっている薬物)は……。」

(ほかのお客様のご迷惑に、とでも続けるべきだろうか。
 尤も、今は他に客が居ないので"気になる"程度の事しか言えないが。)

451 :なんかキモい生徒:2006/12/09(土) 00:44:25 ID:???
>448
「ん? え? ああいやいや、この薬は………」

あわてた様子で手を振り、さてどう誤魔化そうかと思案。
しかし、この青年もご多忙に漏れず馬鹿らしく、
いい誤魔化し方が思い浮かばない。
故に。

「くか、き、き………」

口元に人差し指を持ってゆき。

「禁則事項です♪」

きんもーっ☆

452 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/09(土) 00:51:11 ID:???
>>449
うむ、直接飲ませるしかないんだ。

この薬は人間に使うのを前提で作ったからな・・・
犬猫では効果が分かるか分からないし何が起こるか分からんときている・・・

仕方が無い、何処から盗賊を拉致って来て人体実験でもするか。
この前の騒ぎで捕まえたのも居たはずだからそれでやるとするかな・・・
(真剣な顔なのだが・・・次第に目がヤバくなってきている)

>>450
例えば・・・夜更かししたり酒飲んで酔っ払ってドンちゃんしたりとか風呂を・・・掃除とかだな。
(風呂を覗くと言いかけたのだが相手が女性なのを思い出し、訂正して)

とりあえず、この薬は一応は無害(なはず)だ。
物を溶かしたりもしない(はずだ)し爆発だってしない(はずだ)から安心したまえ。
(手にした試験管を店ながら安全だと言い張る三船・・・
その毒々しい色のどこが安全なのだろうか?)

453 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/09(土) 00:54:39 ID:???
>>452
「あぁ……研究以外の、私生活が大変だった、と……。」



「ええ、無害だと言うなら構いませんが……
 一応、他のお客様がいらっしゃったら隠して下さいね。
 色とか、色々と危ないんで。」
(白衣の男性が毒々しい色の何かが入った試験管片手にお茶を飲む光景。

 確かにシュール、かつ怖い。)

>451

「――――――――。」

(ヒいてる、店員さんがヒいてるよ肝井さん!肝井さん!)

454 :なんかキモい生徒:2006/12/09(土) 00:57:22 ID:???
>452
「OK、任せてくれ博士。
 頼んだのは他ならぬ俺だからな。
 誰か捕まえるのは俺も協力するぜ」

人体実験を止めないあたり、彼の必死さが伝わるであろう。

>453
「そんなに引かなくたっていいじゃない。
 俺だってぶりっ子するよ。
 人間だもの」

それにしてもこの青年、ノリノリである。

455 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/09(土) 01:12:34 ID:???
>>453
私生活ってのは誰だって大変だよ。
ご飯作ったり洗濯したり家の掃除したり白衣を修繕したり・・・

この薬、直接飲まないと効果ないし落としても簡単には割れない強化ガラスの試験管だから落としても大丈夫だ。
まあ、お客が着たら隠すよ。
(確かに今のままでも十分シュールだが、作ってる時はもっとシュールな光景を見れただろう・・・
何たって、大鋸まで何やら怪しい材料を煮詰めて作ってたのだから・・・)

>>454
ふふふ・・・よろしい。
とりあえずは二人は必要だな。
一人は薬を飲む係りでもう一人は惚れられる係りだ。
出来れば男女の方がいいが・・・・無理だと思うから二人とも男で構わん。
(怪しい笑みを浮かべながら人体実験をどうやるか考え、話していくこの男・・・本当に危ないぞ、誰か止めろよ)

456 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/09(土) 01:17:25 ID:???
>>454
「――あー……はい。」

(うん、確かに今のは自分が失礼だったと思う。
 素直に認めて。)
「それでは、そういう事に。」

(見なかった事にする辺り、最早淡白だとかそういう問題では無い気もする。)

>>455
「ええ、それはそうなんですけど……

 すみません、そうして頂けると助かります。」

(何だかよく分からないが、彼女――黛 薫の胸中にデジャブとして現れる語句。
 その名は「メホホ・ブルササンG」。
 何となく、その薬物を見ているとそんな言葉が浮かんでしまう彼女であった。
 いい加減思考がループ仕掛けたところに、不意に店の奥で電話が鳴った。)


「……あ、いけない。
 すみません、ちょっと失礼しますね。」

(そう言って、店の奥へとたったと入っていった。
 男性二人の直接的な会話は、耳に入れてなかった様だ。)

457 :なんかキモい生徒:2006/12/09(土) 01:24:17 ID:???
>455
「フヒヒヒ、異論は無しですぜ。
 それで万事上手くいけば………よろしく頼みますぜ博士」

なんかもう口調が小悪党だ。

>456
「フヒヒヒ、待っていろ。
 この薬が完成した暁には養成所内外問わずありとあらゆる女性のケツをブリーン!してやるぜ。
 無論、可愛い子限定で」

小声で店の奥に向かう店員のケツを突き刺すような視線で見ながら言う。
それにしてもキモいお方だ。


「では博士、俺もちょっと所用があるんでこれにて失礼。
 とりあえず適当な実験台になってくれそうな人間も探しときます。
 んじゃ、これにて失礼」

礼儀正しく、博士にお辞儀をし、代金をキッチリ丁度レジに置く。
希望に満ち溢れている彼は、実に爽やかなキモい顔で立ち去っていった。

458 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/09(土) 01:30:57 ID:???
>>457
ふふははは・・・お主も悪よのう。
だが、度が過ぎると痛い目にあうこともあるから気をつけるのだぞ。
(キモい生徒との会話に夢中になってたのか、店員が店の奥へ入っていったのに気がつかず)

ん、実験台を探しておいてくれ。
私も色々と準備しておくよ・・・
(この男も代金を払うと危ない高笑いを上げながら去っていく)

459 :弦楽の女学生:2006/12/09(土) 23:45:10 ID:???
「そろそろ、来る頃かしらね。」

(此処は、養成所の廊下だ。何の変哲も無い。
 傍らにベンチと飲み物の自販機が置いてある以外は何も無い場所、
 そこに佇み、何者かを待っているらしい少女が居た。

 腰まで伸ばした絹の様な髪の色は、新雪の如き純白で。
 半比例する様に地味な色彩の服装に覆われた姿が印象的だ。
 傍らの壁面に立て掛けているのは、何か大きな楽器のケースだろうか。)

「ちょっと早かったかも知れませんねぇ…。
 待たせちゃうよりは良いですけど。」

(何時の間にかずれかけていた眼鏡を直しつつ、呟く。
 待ち人は未だ来たらず――しかしそうでない人間とて、この場所は通るのだが。)

460 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2006/12/09(土) 23:54:12 ID:???
>459
「あ、お姉ちゃん…ニムのコト待った?」

それから五分ほど経った後だ。掛けられた声。
傍らに視線を移せば、肩で息をし申し訳無さそうな顔で見詰める少女の姿があった。

「申請に手間取っちゃって……」

ちょこんとベンチに腰掛けると、溜息を吐き、
少女――ニムルート・G・ラスフォルテは、何時も通りの気だるそうな表情に戻るのであった。

「はぁ、…めんど。」

461 :弦楽の女学生:2006/12/10(日) 00:02:46 ID:???
>460
「いいえ?全然。
 大丈夫よニム、そんな顔をしないで、ね?」

(その申し訳無さそうな顔を見て、何とも慈愛に満ちた表情で見つめる少女。
 お姉ちゃん、と呼ばれるに相応しい表情ではあるが…
 二人の容姿は、決して似ては居ない―――――。)

「――確か、新しい機体の申請だったかしら…?」

(ベンチに腰掛けた少女にそんな声をかけつつ、
 純白の髪を持つ少女――エレナ・イグレシアは傍らの自販機から、
 通貨による等価交換によって計二本の柑橘飲料を入手していた。)

462 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2006/12/10(日) 00:11:27 ID:???
>461
「うん。
 これで後は獲得試験を受けるだけ。
 まぁそれが一番面倒なんだけど。」

もう一度溜息。
不意に梳き上げる少女の髪は若葉色。
その瞳は深緑の彩が宿っていた。

「お姉ちゃんはもう決まったの?新しい支給機。
 カナールも悪くないけどどうせならもっと訓練機っぽくないのが絶対良いし。」

そう親しげに続ける少女の顔には僅か浮かぶ笑み。
それは決してオーバーではなく、装いでもなく、自然なものなのであると、
少女を少しでも知る者ならば理解出来るだろうか。

「あ。ニムはそっちの柚子が良い。」

姉と慕う少女が手にしたジュースのラベルを見るなり、指を差す。

「お姉ちゃんそれ前飲んでたよね?ニムはまだだから…だめ?」

463 :弦楽の女学生:2006/12/10(日) 00:22:18 ID:???
>>462
「頑張りなさいね。
 ……と言っても、ニムの事だから私が言わなくても頑張っちゃうかな?」

(ふふふ、と微笑みながら。
 目の前の少女が望んだ方のジュースを渡す。
 特に何も言わないが、ダメと言わない以上は良いのだろう、この場合は。)

「ええ、私は決まったわよ。
 中古だけど……私は陸戦型ジムが貰えそうなの。
 確かニムが申請した機体はジム・ストライカーだったかしら?」

(手元に残ったオレンジジュースのプルタブを押し開けつつ。)

464 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2006/12/10(日) 00:32:58 ID:???
>463
ありがと、と控えめに微笑んで口を付け始める。

「……ニムは、お姉ちゃんに付いてけるくらいには、頑張るし。」

柚子ジュースの独特な風味に少しむっとしながらもコクコクと飲むあたり、
こんな些細な所でも発揮されるのだろう、先天性の負けず嫌いというものは。

「うん。ジム・ストライカー。
 ニム向きかなって思ったから、何となく。
 へぇ、お姉ちゃんは陸戦型ジムなんだ?ホントならもっと上目指せると思うのに?
 …まぁ、お姉ちゃんらしいけど。」

今エレナが飲んでいるのはニムのいつもの、と言える程の定番である。
毎回何かあれば飲み物を貰っているニムも、この後どこからか喫茶店の無料クーポンなんかをくすねて来ては、
ちゃんと恩返しをする。それが姉妹間の有意義なギブアンドテイクだった。

465 :弦楽の女学生:2006/12/10(日) 00:43:27 ID:???
>>464
「本当だったら、モビルスーツに乗らなくても良い暮らしが出来れば…
 ニムに危険な事はさせなくて済むのだけど、ね。」

(ぽつり、と呟いて。)

「うん、結構迷ったんだけど……状態の良いのが手に入るって聞いたから。
 それに整備の人にお願いして、色々と細かい所を改良して貰うつもりよ。
 だから…そう、見た目ほどには控えめじゃ無いかもね。」

(…まぁ実際の所。
 彼女は砲撃戦を得意としている訓練生だが……
 事実、彼女がこの度申請した陸戦型ジムの仕様は大した物である。
 簡単に言うと、とてつもなく堅牢且つ鈍重な機体であったのだ。
 それも筋金入りの。)

「それに私も一応コーディネイターだけど…クォーターだし、
 体の中身はニム達と全然変わらないものね。」

466 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2006/12/10(日) 00:54:57 ID:???
>465
「…。」

呟きに返す言葉は無い。
二人にしては既に解かり切っている事情と言うものも確かにあった。
じぃっと見詰めるジュースのラベルの文字もどこか頭には入ってこなかった。

「お姉ちゃんも結構大胆なトコあるもんね、ニムなんかより。」

小さく笑って。

「それじゃ、ニムの申請が通ったら模擬戦で馴らしてみよ?
 お姉ちゃんなら良い相手になってくれるし、負けても悔しくないし。」

ニムとしては後者が結構大きかった。

「でも養成所ってコーディネイターとかそゆのあんまり“あどばんてーじ”にならない気がする。
 ふつーで強いのいっぱいいるし。反則。
 でもまぁニムは同期の人には負けるつもり無いけどね?」

お姉ちゃんもだよね?と。
なんだかニムたちの周囲はみんな敵!思考を持つニムルートさんだ。
競争心は割りとあるらしい。基本ダウナーなのに。

467 :弦楽の女学生:2006/12/10(日) 01:20:06 ID:???
「そうかしら?
 "結構"と言われても……私は何時でも何時もどおりのつもりなのだけれど、ね。
 確かに私は負けるのは嫌だし、養成所の人は強い人が多いから――
 ――うん、大胆にならないといけない時はあるかも知れないわ。」


「それにそうね…模擬戦についてはええ、そうしましょう。
 ニムが手伝ってくれるのなら、私も助かるわ。
 勿論ニムの手助けになる、というのも大きいけどね。

 だけど、あんまり私だけっていうのも良くないわよ?ニム。」

(と、そう言って飲み終わったジュースの空き缶を傍らのリサイクルボックスへ。
 ついでに傍らの―――小柄な人間ほどもある――楽器ケースを手に取って、席を立つ。
 何処かへ向かうとしたら――無論まだ何処へも行かないが――寮の自室か。
 エレナは既に、今日の講義もアルバイトも終わっている。)

468 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2006/12/10(日) 01:27:49 ID:???
>467
「無理ー。
 ニムにはお姉ちゃんしか居ないもん。」

少なくとも今は。
親しい友人の一人も居ない。
姉に迷惑が掛からない範囲で当たり障りの無い人間関係をするニムルートであるから、
必要最低限の会話なのである。それでは友人が出来るハズも無い。

「さてと、
 それじゃ予定通りケース置きに行ったら二人で買い物、だよね。
 早くいこ?」

同じように飲み終え空き缶はぽいっと。
見事ボックスにそれが入ると、逸る気持ちを少しだけ表に出すように姉の手を引いた。

469 :弦楽の女学生:2006/12/10(日) 01:36:39 ID:???
>>468
「そう―――――。」

(ほんの僅かながら、心が痛むのを感じた。
 自らを姉と慕ってくれる眼前の少女は、こんなにも可愛らしいと言うのに…
 親しい友人の一人も居ないのだ。
 いずれ解決されるべき問題であるとしても、今其れを成してやれない自分が不甲斐無いと思う。
 見方を変えればエゴに過ぎないと言う事はよく承知していても、
 そんな心の痛みを、如何しても消せないエレナ・イグレシアであった。)


「………ええ、行きましょう。」

(だからせめて表情には表さず。
 この一時は、不要な感情は少しの間だけしまっておこう。
 手を引かれるままに、大きな楽器ケースを抱えて歩き出した。


 願わくば、自分以外にも――この娘に心を開かせる存在が現れてくれる事を。)

470 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 22:04:25 ID:???
(教官であり生徒であるラナ・ウォングは、図書館に姿を見せることが多い。
 この日も彼女は何やら目当ての本があるのか、図書室の中を巡っていた)

………………見当たりませんわね。

471 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 22:11:26 ID:???
(一方、パイロット科 総合戦技コースで偵察兵としての訓練を受ける男。
 その男――リヒャルト・ユルゲンスも、非常に図書館を利用する頻度が高い男だ。
 外見やそこから生まれる噂等に比して意外ではあるが、彼自身はそれを気にしていない。)

「何かお探しですか、教官?」

(だからそう、つい見かけた女性――それも最近少し話題の新任教官が、
 何か探している様なのを見かけて、思わず声をかけたりもする。

 無論、図書館という場所柄声は然程大きくは無いが。)

472 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 22:17:28 ID:???
>471
あら、こんにちわ。

(うやうやしく一礼してから、いつもよりは曇った表情で)

少し前に、「地球の養成所」に勤めていた方が書かれた本が有ると聞いて、
先ほどから探しているのですけど見当たらなくて……
「MS戦術概論」というタイトルの本なのですが、見かけませんでしたか?

473 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 22:23:59 ID:???
>>472
「どうもこんにちは、総合戦技科のリヒャルトです。」

(と、何やら顎に手をやって考え込む動作。
 記憶の引き出しを開けたり閉めたりしているのだろう。)

「MS戦術概論………すみません、著者名は分かりますか?
 確か、見た事がある様な気がします。」

(話題作りの為の嘘、では無さそうだ。
 尤も、愉快犯でも無い限り嘘をつく理由は無いのだが。)

474 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 22:29:07 ID:???
>473
えぇと、確かAzfeelとかAsfietとか、そういう響きだったと思うのですけど、
少し正確には覚えてないですわね……
司書さんに聞いた限りでは、貸し出し中では無いそうなのですが……

(言いながら書架に目を向ける。似たようなタイトルなら幾つか見受けられたが、
 著者名は明らかに違いそうなものばかりだった)

475 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 22:35:40 ID:???
>>474
「ここの蔵書量は中々に多いですからね。
 ましてやMS関連の蔵書となると…半端な量では無いから仕方ない。

 …ふむ、アズ……アズフィー………あぁ、何となく覚えがあります。
 見た目とかは覚えてませんけど……何なら、一緒に探しますよ。
 確か、このもう少し奥の方にあったと思います。」

(そう言って、奥の書架へと目線を移す。
 ……でっかい書架が沢山、続いている。
 リヒャルトが示しているのは奥から三番目位の書架だろうか。)

476 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 22:39:41 ID:???
>475
よろしいのですか?
でしたら、少しお言葉に甘えてしまいましょうか。

(笑顔を見せると、彼が示した辺りの書架へと歩み寄り)

では、わたくしはこちらからあの辺りを探してみようと思います。
リヒャルトさまには、あちらから先をお願いしてもよろしいでしょうか?

477 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 22:44:44 ID:???
>>476
「ええ、構いませんよ。
 まさかこれで『では俺はこれで』とはいきませんし。」

(と、頼まれた書架へと移動し、タイトルを視線で追って確認し始める。
 いささか視線の動きが早過ぎる気もするが。)

「しかし、地球の養成所教官の本ですか…。

 ゆくゆくは教官も、そういう本とか出せる様に?」

478 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 22:58:37 ID:???
>477
いえ、わたくしは本を執筆できるほど、
理路整然と「戦い」を把握してる訳ではございませんから。
ここに客待教官としてやってきたのも、在野で身に着けた「腕」ばかりではなく
改めて「学」も身に付けたいと思ったからなのです。

わたくし、MSを直接駆る事ならばそれなりにこなせますけど、
それを人様にお教えするとなると些か不安もありまして。
ですから、自分が学ぶのと併せて先達の書かれた本を参考にしようかと。

(書架を目で探しながらとうとうと語る。穏やかながら、その横顔は楽しそうだ)

……あら?
リヒャルトさま。すみませんがそちらの一冊を取って頂けませんか?

(そう言って彼女が指差した先に、背表紙に何も書かれていない一冊の本が有った)

479 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 23:03:36 ID:???
>>478
「あぁ確かに、自分では理解してても人に教えるのは難しい。
 ましてや"戦い"ともなれば、それはそうでしょうね。
 俺も、自分の趣味に関してなら―――

 ――っと…はいはい、これは……。」

(手近にあった踏み台を寄せて、その一冊の本を取る。
 一瞥した後にふむと頷くと、そのまま目の前の女性へと差し出した。)

480 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 23:16:12 ID:???
>479
(受け取った本の表紙を見る。其処には「MS戦術概論」と記されており、
 彼女がうろ覚えだった著者名も記されている。
 だが、一見した限りは真っ当な教本であり、背表紙に何も記さない類の
 ある種「遊び」を込めるような本には見えなかった)

…………?

(そして改めて背表紙に目を向ける。そして初めて目にした真実は
 この本の背表紙が「印刷されていない」のではなく「擦り切れている」のだということ。
 本を開き、内容を簡単に見てみる。
 くたびれて柔らかい紙、誰かか私物の如く引いた下線、付箋の残した糊汚れ。
 決して古い本では無いにも関わらず、其処には多くの人間が使ったと分かる「歴史」があった。
 その事に、知らず彼女の口元が笑みを浮かべる)

……探して正解でしたわ。
これは……とても良い本ですのね。

481 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 23:20:07 ID:???
>>480
「……そうですね。

 やっと思い出しましたよ、その本……俺も読んだ事があります。
 一回生の頃にですけど……そうか、やっと思い出した。」


「ええ……とても良い本でした。」

482 :黒く長い髪の女性:2006/12/11(月) 23:27:17 ID:???
>481
(改めて冒頭から読み始める。内容自体はとても初歩的なもので、
 まがりなりにも教官として採用される彼女でも十分教えられる内容ではある。
 だがそれでも彼女は興味深そうに一枚一枚ページをめくっていく。
 その様子は、瞳孔の開いた菫色の右目と相まって物凄く本に没頭しているように見えた)

483 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/11(月) 23:31:28 ID:???
(まぁ実の所。
 現在このリヒャルト・ユルゲンスという青年はMSの戦闘に関してはダメである。
 そんな彼にとっても初歩的で、またそれ故に重要な事が理解し易く書いてある、
 彼が言う場合の"良い本"とは、そういう意味だ。)

「……それじゃ、目的の物も見つかりましたし俺はこれで。
 また何か探す物があれば言って下さいよ、
 俺に分からないまでも…お手伝い程度なら出来ますんで。」

(そう言って一礼すると、手近な棚から何冊かの本を抜き出してカウンターへと向かう。
 手馴れた感じで貸し出し作業を済ませると、青年は静かに図書館から出て行った。

 書架に書かれた分類は"天文学"。
 航宙管制官を志望する生徒等が借りる物だが………。

 少なくとも、青年は本に没頭している女性の邪魔をするつもりは無さそうだった。)

484 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/12(火) 22:16:55 ID:???
さて、時と場所は移ってここは養成所の格納庫だ。
整備班の実習も一通り終わったのか、格納庫に作業中の喧騒は無い。
しかし自らの機体を自主的に整備するパイロット候補生やその教官、
或いはその他諸々の用事で、格納庫に足を運ぶ人間が絶える事は無い。


「……………うーん……。」

(そんな中、一機のガンダム・タイプを前にして佇む整備科の女生徒が一人。)

485 :金髪のお嬢様:2006/12/12(火) 23:24:01 ID:???
>>484
何をしているの、と声を掛ける程に親しくは無く。
またそうするだけの整備科生徒への関心も持たぬ故に、
そのMSの向こう側にある自分の機体の整備状況を確認すべく、横を通り抜けようとする少女。
髪は色素の薄い金色、その髪をアップにして垂らし、肌は雪のように白い。
カナデ・ノースウィンド。
高慢な優等生、傲慢なコーディネーター、成金一家のご令嬢。
彼女を評する言葉は常にそんなものばかり。

「ガンダム……」

しかしその声、その眼差しは常に凛として響き、輝き、聞く者見る者の耳目を惹き付けるのだ。

486 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/12(火) 23:24:54 ID:???
>484
「どうしたのー?」

ぽえー、としたとてもとても能天気な声が後ろからかかる。
振り向けば、そこにオイル塗れになった少女が立っている。

487 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/12(火) 23:29:25 ID:???
>>486
「あぁ、ケイトさん……」

(声に応じて振り返ると、そこには見知った少女が居た。
 礼儀正しく一礼して)

「ええ……ちょっと、良いなぁって思いまして。
 私、ガンダムの整備ってやった事無いんですよ。」

>>485
「あら……カナデさん、スカーフェイスなら間も無く整備完了だそうですよ。
 今、班長が急いでやってますので。」

(どうやら連絡する様頼まれていたのか、視界の恥に止まったカナデへも声をかける。)

「…?どうしたんですか?」

488 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/12(火) 23:34:42 ID:???
>485
「ガンダムー?」

その声に反応し、頭上を見上げる。
うむ、なるほど。角っぽいのがついてて目が二つある。
確かに何かでこういうのを見た覚えがある。
どこで見たとか、どういったものかとかは今ひとつ思い出せないけど。

>387
「へー、そうなんだぁー」

といっても、この少女、未だガンダムがどういったMSなのか、
どのような意味を持ったMSなのか全く知らない。
というか思い出していない。
ので。

「ところでガンダムってなぁに?」

とりあえず聞いておかねばなるまいて。

489 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/12(火) 23:42:40 ID:???
>>488
「何、と聞かれると…ちょっと説明に困りますね。
 言うなれば強いモビルスーツの代名詞と言いますか……。
 外見としては二本のツノみたいなアンテナがあって、口みたいな突起があって――」

(ちょっと困った様な表情で、律儀にも説明する。
 色々と細かい定義はあるが、まぁ分かりやすい方が良いとでも判断したらしい。)

「――性能が高かったり特殊な機材を積んでたりする分、
 どうしてもコストが高くなっちゃうんですけどね。
 私はザフト系や、ザンスカール系の量産機しか整備した事がありませんでしたから。」

490 :金髪のお嬢様:2006/12/12(火) 23:43:15 ID:???
>>487
自分の呟きが相手に聞こえていた事に気付き、
ポニーテールを揺らして立ち止まる。

「そう。スケジュール通りね」

ちらっと自分の機体に目線を向け、慌しく駆け回る整備兵たちの様子に頷く。
今自分の目の前に在る機体へとそのまま目線を移すと、カナデは掛けられた問いの言葉に簡潔に応じた。

「別に。
 ただ、ガンダム・タイプは珍しいからつい立ち止まってしまっただけよ」

>>488
彼女の事は多少知っていた。
名前はケイト。
何でも先の大戦の折、相応に活躍した夫妻の一人娘らしい。
尤もカナデはそれ以上の事を知らなかったし、知ろうともしなかったが――

491 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/12(火) 23:49:29 ID:???
>>490
「本当はもっと早く仕上げたいんですけどね…すみません。」

(申し訳無さそうな様子が嫌でも伝わって来る。
 彼女自身は別に関係無いのだが、性分と言うものだろう。)

「確かに……生徒用の格納庫では珍しいですよね。

 そういえば、カナデさんのスカーフェイスもガンダムフェイスの様でしたね。
 胴体はジム・タイプみたいでしたけど、あれはもしかして……?」

(恐らく、彼女はヘイズルを知らないのだろう。
 或いは、知ってはいても其れがまさにその物なのか、判別出来ていないのか。)

492 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/12(火) 23:52:35 ID:???
>489
「へー、普通のMSとは違うんだ。
 そうだよねぇ、あんまりこんなの見た事ないもんねぇ」

うんうん、と何度か頷いてみる。

「んー、でもじっくり見てみると確かに強そうだねぇ。
 ザクとかジムとかじゃ相手にならなさそうだもん」

そりゃそのMSはやられメカですから。

>490
「うん?」

なんとなく、視線を感じて目を向ける。
瞬きを数度。
ちょっと考えてみるが見られる意味もわからず。
しかし、何か思い出したように、ああと頷くと。

「こんにちわー♪」

そうだ、挨拶を忘れてたぜ。
うっかりしてたぜ!

493 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/13(水) 00:00:09 ID:???
>>492
「いえいえ…確かに強力な機体ですけど、ジムやザクでも戦えますよ。
 そうじゃないと、パイロットの皆さんが訓練する意味が無くなっちゃいます。

 昔の地球の養成所では、予算が潤沢だった事もあって…
 生徒さんの分までガンダムの改造機を沢山保有していた、って話も聞いていますけどね。

 我々は余り余裕もありませんから…余程腕の立つ生徒さんじゃないと乗せて貰えません。
 量産型なんかになると、もう少しだけ数が増えて来るんですけどね。」

(そう言って、再び視線をガンダムへと向けて。)

「――そういう訳で、私としてもこういうのは整備させてくれない訳です。」

494 :金髪のお嬢様:2006/12/13(水) 00:03:38 ID:???
>>491
「アナタが謝ってもしようがないでしょう」

簡潔に。
苦笑とも取れる小さな笑みを覗かせて言った。
別段苛ついているわけでもなく、不満があるわけでもない。
小馬鹿にしているつもりでも無ければ、恐らくこれが彼女の地なのだろう。

「下手な高級機よりも、堅実な量産機の方が信頼できるでしょう。
 だから私はあの機体を使うの。
 ガンダム・タイプの顔である理由……まあ、ちょっとした酔狂かしらね」

>>492
「……ええ、こんにちは」

少女のある意味天真爛漫な素振りに、やや面食らいながらも挨拶を返す。
どうにも苦手なタイプのようだ。

495 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/13(水) 00:09:58 ID:???
フフフ・・・フハハハHAHAHA!!!
(格納庫にエキセントリックな笑い声が響き渡る。
見れば生徒たちの横で養成所の問題多い教官、三船がレッドとシルバーでカラーリングされ、頭に何やら鶏冠が装着された旧ザクを眺めている)
伝説の戦士、ダン・モロボシの愛機を再現したこの美しさ・・・ふふふ・・・惚れ惚れする。

どうだね、君たち。
ガンダムよりもザクのほうがいいと思わないかね?
(危なさそうな笑みを浮かべたまま、側に居た生徒達に声をかける)

496 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/13(水) 00:11:36 ID:???
>493
「へー、それじゃあ私でも倒せるかなー。
 この、えーっと………ガ、ガンダム?」

早く名前くらい覚えましょう。

「そんなにコストとか、そういうのが高いんだ、これ。
 顔くらいしか違いがわかんないんだけどなぁ。

 うぇ? 整備させてくれない?
 ??? どして?」

>494
「むーん?」

少女の反応に少し唸る。
何か間違えたであろうか、
普通に挨拶した(つもり)だけで警戒されているような気がする。
しばしうんうん唸っていたが、やがてはっちゃける。

「そっかそっか、自己紹介がまだだったもんね。
 私はケイト、ケイト=コートです。 あなたは?」

そうか、自己紹介だ!
そいつを忘れてたとはうっかりだぜ!

497 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/13(水) 00:15:04 ID:???
>495
なんというパロディ。
見た瞬間にワクワクしてしまった。
この機体は間違いなく歴代シリーズ屈指の名作。

「教官さん、ダン・モロボシさんって誰ですか?」

例え相手が問題多き教官であろうと退かぬ媚びぬ省みぬ。

498 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/13(水) 00:18:41 ID:???
>495
「あぁいえ、私は整備科ですのでそいういうのはノーコメントで……」

(突如現れた危なさげな男by白衣着用。
 勿論何者かは知っているが、それでもヒいてしまったのは事実であり。

 やんわりと質問を回避してしまった!)

>>494
「あ、はい……それは…そうですね。」

(言われて気付いたのか、しまったとばかりに恐縮する。
 カナデという女性のそれが地ならば…
 この辺りもまた、クリスティという女性の地なのだろう。)

「確かにそれは言えてますね、運用面の柔軟性も無視出来ませんし。
 しかし酔狂ですか……分かりました、
 もし他にも何か改造したい点なんかあれば仰って下さいね。
 大抵の伊達や酔狂は形にしてみせるって、先輩方も言ってますから。」

(と言っても、現在カナデのスカーフェイスで作業している人間は真面目な物だ。
 しかし、いざ改造となれば……どんな勢いで作業するのか分からない。

 実際格納庫の端には、明らかに改造の方向性を間違えたザク等が転がっている。)


>>496
「訓練して、頑張れば倒せますよ。
 幾ら強いと言っても――攻撃を受ければ、ガンダムだって壊れますから。
 まぁ…顔に関しては一種のステイタスですね。」

「だって、一機一機が高いですから。
 実績を積まないと、危なっかしくて任せられないんですよ」

(苦笑交じりに答えて、腕時計を見る。表情から察するに、どうやら仕事の様だ。)

「――っと、すみません皆さん。そろそろ回収に行かなきゃいけないんで…失礼します!」

(極めて礼儀正しく、それでいて尚且つ元気一杯におじぎをすると、
 格納庫の入り口に駐車していたホバー・トレーラーへと乗車する。
 手早くエンジンを始動させると、トレーラーは車輪走行のまま、
 野外訓練フィールドへと走り出して行った。
 訓練生の回収時刻が迫っていたのだ。)

499 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/13(水) 00:27:27 ID:???
>>497
その昔、とあるコロニーが宇宙海賊連合に襲われた時にそのコロニーを守った戦士たちの一人だ。
この旧ザクはそのダン・モロボシの使っていた機体を再現して武装もオリジナルと同じ物を使っている。
と言っても頭部の「あいすらっがー」と「エメリウム」だけで後は普通の銃火器を装備するがな。
(早速、生徒に解説を始めるこの男・・・)

>>498
まあ、整備科は多種多彩な機体を扱うのが分かるからコメントしなくてもいい。
だが、感謝しているよ。
旧ザクをこれに改造するのを整備科に頼んだからな・・・
整備科一同に今度、私の手料理を振舞うよ。

っと、行ってしまったか・・・



500 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/13(水) 00:32:50 ID:???
>498
「そうだよねぇ、流石にヒートホークで斬っちゃえばなんとかなるよねぇ。
 ………ザクのマシンガンじゃ装甲抜けないかもしれないけど」

チラ、とガンダムを見てそう呟く。
ケイト=コート、搭乗機体ザクスピード。
弱点、絶対的な火力不足。

「そうなんだぁ。
 やっぱり、そういう点は私たちと同じなんだね」

うんうん、と頷いて。

「あ、うん、いってらっしゃい!
 お仕事がんばってねぇー」

バイバーイ、と手を大きく振って別れのご挨拶。

>499
「へー、それじゃあ凄い人なんですね。
 コロニーの人たちのヒーローだぁ。

 あいすらっがー? えめりうむ?
 な、なんですかそれ? 聞いた事無い武器なんですけど」

501 :金髪のお嬢様:2006/12/13(水) 00:34:18 ID:???
>>496
「カナデ・ノースウィンド」

しまった、既にペースに呑まれている。
律儀に名乗り返してから気付き、カナデは少々不快そうに眉根を寄せた。
ケイトが自分の名前を知らなかったというのはさして驚くほどの事でも無いのかも知れない。
これほどに無垢ならば、悪評でその大部分が成り立つような噂など耳に留まらないのだろう――

>>498
「私は今の機体に満足しているから」

余計な改造はこれ以上必要ない、と断りつつ話題に上った自機をもう一度眺めた。
既に作業は殆ど終わり、組まれた足場や機材が片付けられ始めている。
とすればこれ以上油を売る理由は無い。
クリスティが慌しそうに駆けて行く足音を背中に聞きながら、カナデもまた歩き出した。
午後は実習だ。
火星の大型害獣を標的としたハンティング。
言ってしまえばMSを使った一種のゲームの如き授業である。
だが、どんなにゲームじみた内容であっても、カナデ・ノースウィンドにとって手を抜くような理由にはならない。
狙うは、常に一番の結果なのだから――

502 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/13(水) 00:42:10 ID:???
>>500
ああ、凄い人たちだよ。
コロニーのヒーローと言うわけではないぞ
彼らなら、たとえ襲われたのが地球や火星の小さな町であったとしても命懸けで守るだろう・・・

あいすらっがーはあの鶏冠みたいなのものだ。
取り外すことができ、接近戦でのナイフとしてだけではなく、ブーメランとしても使えるのだよ。
伝説ではガンダムタイプのMSを2台纏めて切り裂いたとか・・・

エメリウムは額の所に装備された小型の高出力レーザー砲だ。
高出力と言うがサイズゆえにまあ、威力と射程の向上したヘッドバルカンと言った所だ。
(先ほどのエキセントリックさと危なさはどこへやら・・・真面目な顔で説明している)

503 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/13(水) 00:48:40 ID:???
>501
「あっはは、カナデちゃんかー。
 んっと、えーっと、それじゃあ呼び方はどうしよっかなー………」

無論、あだ名を考えるのに夢中で
不快そうにしているカナデの事など目に入っていない。
そして、ようやく意識を戻した時、既にカナデの後姿しか見えなく。

「あー! え、えーっと、それじゃあまたねー、カナデちゃーん!
 またねー!」

ぶんぶんぶんぶん、と反応が返ってこない為にいつもより大目に声を張り上げ手を振り振り。
なんて恥ずかしいヤツだ。

>502
「へぇー………。
 取り外しが出来るんだぁ、あの頭。
 っていうか、凄い武器ばかり積んでるんですねぇ」

感心したようにザクを見上げていたが、
やがてハッと気づくと腕時計を見やる。
そうだ、自分も授業があるじゃないか、いつまでものんびりやってる訳にはいかない。
おまけに身体はオイル塗れだ。
早くシャワー浴びて支度をしなければ。

「え、えっと教官さん、色々と教えてくれてありがとうございました。
 ちょ、ちょと急いでるんで私この辺で失礼しまーすっ!」

言うが早く、ピューッという効果音が聞こえそうな速度で駆けていく少女。

504 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/13(水) 00:54:45 ID:???
>>503
まあ、固定武装はこの二つだけで後は普通のザクマシンガンやヒートホークを使うがな。

っと、急いでいたのか。
私もこの超七式の慣らし運転をするんだった。
さらばだ、授業で会おう。
(かけていく少女を手を振って見送ると自分のカスタマイズされた旧ザク改「超七式」に乗り込み、訓練フィールドへと向かっていく)

505 :黒く長い髪の女性:2006/12/13(水) 23:44:41 ID:???
(生徒たちが一服する場所としても有名な、芝生と植樹で彩られた養成所の一画に現れる。
 しかしその格好はもはやトレードマークともなった和風衣装ではなく、
 ジャージにロングスパッツと言う運動装であった)

……このところ、ろくに動かしてませんでしたわね。
酷くなまってなければ良いのですけど。

(養成所にはトレーニングルームが設立されていた筈である。
 しかし彼女は、なぜかこの屋外を選んで体を動かすつもりのようだ)

506 :超前向きな女生徒:2006/12/13(水) 23:55:17 ID:???
>505
女性の前を一人の少女が走り抜けようとする。
年がら年中着ている青いジャージに、青いロングのポニーテール。
そして、額に巻いた鉢巻。
養成所屈指の馬鹿として悪い意味で有名な少女。

この辺りはこの少女の日課であるランニングのコースである。

507 :黒く長い髪の女性:2006/12/13(水) 23:58:49 ID:???
>506
(横切った彼女の姿に、ふと悪戯心を刺激される。
 呼吸を整え、構えを揃え、心身を揃え、動きを確認する意味でも、ややゆっくりとした動きで――)

「ズドン」

(周囲の人間が十分に興味を惹かれるほど、大きい打撃音が響いた)

508 :超前向きな女生徒:2006/12/14(木) 00:03:38 ID:???
>507
「ッス?」

そして、ご多忙に漏れず大きい打撃音がした方向に振り向く少女。
その場に止まってはいるものの、足はまだ定期的に繰り返し足踏みをしている。

509 :黒く長い髪の女性:2006/12/14(木) 00:08:30 ID:???
>508
(見れば、日ごろの彼女の物腰からすれば意外な程に
 腰を深く構えて右手を突き出した姿が見える。
 だが、その右手は明らかに虚空へ掲げられており、
 打撃出来そうな物は一歩二歩で届く様な距離には無かった)

…………

(そして、ゆっくりとラナは姿勢を正す。ボクシングともカラテとも違う構えに)

510 :超前向きな女生徒:2006/12/14(木) 00:15:14 ID:???
>509
「ッスー?」

とすると今の打撃音はなんだったのだろうか、と考えてみる。
無い知恵絞って。

1.服の下に得物を持っている。
2.あれは打撃音でなく似て非なる何かの音である。
3.そもそも打撃音なんてしなかった。空耳である。
4.実は気づかぬうちにしていた自分のデカイ屁の音である。

「難しい問題ッス………。
 とりあえず1でFAしとくッス」

むーん、と唸りながらそう小さく呟く少女。
誰か4番に突っ込んであげてください。

511 :黒く長い髪の女性:2006/12/14(木) 00:18:56 ID:???
>510
(悩んでいる彼女の様子を見て、笑みを浮かべる)

……何やらお悩みの様ですが、如何なされましたか?

(もちろん、彼女が悩んでいる理由などお見通しなのだが……)

512 :超前向きな女生徒:2006/12/14(木) 00:27:15 ID:???
>511
「いや、さっきの音がなんだったのかなって思ってるだけッス。
 んー………ちょっと失礼ッス」

そう言うと、女性の側まで近づきぺたぺたと女性の身体を触り始める。
えらく不躾だ。
そして、特にこれといって服の下に得物っぽいものを持ってないと数秒で気づくと。
今度は鼻をヒクヒクさせて辺りのにおいを嗅ぐ。

「うーむ、1と4は無しっぽいッスね………。
 あ、身体ベタベタ触ってすまねッス」

そして再び悩む。
可能性が高そうだった1と4が消えた事で答えがわからなくなってしまった。

513 :黒く長い髪の女性:2006/12/14(木) 00:30:18 ID:???
>512
いえいえ、どうぞ。

(一通り彼女の体を調べたなら分かるかもしれない。
 日ごろは袖の長い服に包まれてて分かりづらいが、
 その体は一般的な女性とは一線を画した鍛えられ方をしていた)

先ほどの音でしたら、確かにわたくしの立てた音ですわ。
勿論、この身一つで、です。

(にっこりと、からかう様に楽しそうな笑顔を浮かべる)

514 :超前向きな女生徒:2006/12/14(木) 00:37:52 ID:???
>513
しかして、無論、この少女も日ごろから一般的な女性の身体を
ぺたぺたと触っていた訳ではないので、彼女の身体の鍛え具合とかそういったものを感知出来る訳も無く。
もし仮にわかったところで、
おそらくは答えに行き着けないであろう辺りがこの少女が少女たる所以。

という訳で。

「そろそろ解答編の方頼むッス。
 このままじゃ事件が迷宮入りしちまうッス」

なんか探偵物とかでよくある名探偵に事件解決を頼んでいる無能な刑事さんみたいな事を言い始める。

515 :黒く長い髪の女性:2006/12/14(木) 00:48:14 ID:???
>514
……では、どうぞ解答を御覧あれ。

(自然体に体を整えると、へその前あたりで両手を揃え僅かに腰を落とす。
 そして、僅かに左足を上げると――)

「ズドン」

(その左足を地に打ちつけ、その反動で飛び出したかのように、
 しかし綺麗に右半身が前へ右手が正面へ突き出される)

…………

(そして、一拍おいて右手を引き戻すと姿勢を正し)

……是が種明かしですわ。

(にこり、と)

516 :超前向きな女生徒:2006/12/14(木) 00:53:43 ID:???
>515
「うぉぇぁッス!!」

間近で見たその光景の迫力に声を上げる。
声を上げたあと、しばし呆然としていたがやがてハッと意識を取り戻すと。

「お、おおお!! すっげぇッス!!」

両手を必死に叩いてやたらに大きな拍手を送る。
解答がわかったのとなんか凄いのを見れたのとが混ざり合ってとんでもなく感情が高ぶっているようだ。

「すっげぇッス! 何スかこれ、一体何スか!?
 アレッスか、武道とか武術とかなんかそういうヤツッスか!?」

517 :黒く長い髪の女性:2006/12/14(木) 01:02:34 ID:???
>516
(彼女の騒ぎぶりに、驚いているようだ)

昔、少々習ったものでして、ですから、その……

(周りの注目を浴びることにか、それとも思わぬ賞賛からか。顔を赤くして俯いてしまう)

あ、その、それ程大したものでもございませんわ。
ですから、少し落ち着いてくださいませ…………

518 :超前向きな女生徒:2006/12/14(木) 01:15:54 ID:???
>517
「えー? 今のが凄くないんスか?
 じゃあもっと凄いとどんな音するんスかね?」

はしゃぐのは若干収まってきているが、それでもまだハイテンション。
更に女性に今のヤツの事を聞きだそうとするが―――。
目に入った時計の針を見て、少女の口が一瞬止まり、再び動き出す。

「ッスー!! もうこんな時間ッスか!?
 しまったッス、うっかりしてたッス、やばいッス!
 バイトの時間に遅れるッスー!!」

額に巻いていた鉢巻を取り替えながらそう叫ぶ。
新たに巻いた鉢巻に書かれた文字は『商売繁盛』

「ッスッス、それじゃ自分はこれにて失礼するッス!
 凄いもん見せてもらってありがとッス!
 それじゃ!!」

ビッ、と右手を上げてそれだけ言うと、
少女はそりゃもう怒涛の勢いで走り去って行った。
まるで台風。実にトロンベ。

519 :黒く長い髪の女性:2006/12/14(木) 01:18:28 ID:???
>518
あ、は、はい。行ってらっしゃいませ……

(猛烈な勢いで走りさる彼女を見送ると、自分もそそくさと退場していく)

520 :超前向きな女生徒:2006/12/15(金) 22:55:52 ID:???
養成所内部、シミュレータールームの一角。
一人の少女が壁際にもたれかけ、口をもぐもぐと動かしていた。
手にはバナナ。
曰く、

「汗かいたからとりあえず栄養補給ッス」

らしい。
それにしてもよくバナナを食う人だ。

521 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/15(金) 23:00:09 ID:???
「ん、お疲れ。」

(そこに現れるこの男、差し出した左手にはバナナジュースのボトル。
 右手に下げているのはライフルケースだろうか。
 シミュレータールーム備え付けの極めて厳重なロッカーにそれを一時収めつつ、
 知り合いでもある少女に声をかけてみる、差し入れのついでに。)

「調子はどうさね?」

522 :超前向きな女生徒:2006/12/15(金) 23:07:14 ID:???
>521
「こりゃどうもッス、先輩!」

バナナジュースを受け取り、口をつけるとそのまま一気に飲み干す。
んっぷはぁ! と口を離すとジャージの袖で口元を拭い、男の質問に答える。

「あー、まぁ、ボチボチッスかねェ。
 No.1スナイパーへの道は遠く険しいッス」

この少女、名はサリクス=フォーリティスという。
通称さっちゃん、またはさっちん。
夢はでっかく、No.1スナイパーを目指す天下無敵のおばかさん。
でも、実力はまだまだのようで。

523 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/15(金) 23:14:51 ID:???
>>522
「そっか、悪くないなら何よりだ。」

(さて、そんなさっちゃんこそサリクスと何処となく親しげなこの男。
 志望進路は偵察兵だが、その過程として狙撃の訓練は受けている。
 そんな関連で、少し前からサリクスとは交流があるのである。

 因みにモビルスーツ戦の腕はともかく、座学と狙撃術にかけては中々の物だ。)

「俺も今、(シューティング)レンジの方で少し撃って来た所だよ。
 サリクスは、やるのかい?」

(言われて見れば、確かに首元辺りから硝煙の匂いがする。
 伏射からライフル射撃の訓練でもしていたのだろう。)

524 :超前向きな女生徒:2006/12/15(金) 23:22:36 ID:???
>523
「いやー………やってみてェんスけど。
 今はとにもかくにもこっちが命ッスから」

シミュレーターを見ながらそう言う。
無論、生身でのライフル射撃にも興味はあるが、今の所はMSの方を優先しているようだ。
金が無い為、ライフルを買えないというのも理由としてはあるのだろうが。

「でもかっけェッスね、やっぱ、ライフル!
 モデルガンなら一応持ってるんスけどねー」

525 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/15(金) 23:28:03 ID:???
>>524
「あー……まぁ、こればかりは支給されるってのは稀だしなぁ。
 けどまぁ、サリクスも二回生になる頃には手に入ると思う。

 余り焦って、自分に馴染まないの買っても困るしな。」

(基本的な技術の習得などは別として、狙撃兵は自分にあったライフルを使用する。
 使用する銃弾や銃の大きさ、反動や重量など…最も自分が狙い易い物を使うのだ、
 それを見つけるのは容易な事ではない。
 無論、自分が銃に合わせる事も可能ではあるが。)

「そういえば、サリクスの機体は……ザクスナイパーだったか?」

526 :超前向きな女生徒:2006/12/15(金) 23:35:45 ID:???
>525
「ッスス、了解ッス!
 もし買う事になった時は一緒に探してくれるとありがたいッス!」

白い歯を見せてニカッと笑いながら言う。
なんて図々しい子。

「ん、そッスよ。ザクスナイパーッス」

ザクTスナイパーカスタム。
低コスト低燃費な超初心者向けの狙撃用機。
備え付けのスナイパーライフル以外にこれといった武装を持っていないのだが、
逆にサリクスにとってはそっちの方がありがたいらしい。

527 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/15(金) 23:43:51 ID:???
>>526
「ん、了解。
 可愛い後輩の頼みとあらば喜んで、とね。」

(なんて付き合いの良い男であろうか。)

「そうか、間違ってなかったか。
 成程……確か"宇宙世紀"で、局地的に使用されてたザクTの改造機だったな。
 良いね、ああいうシンプルな機体は無茶が利くだろう。」

(…ザクTは、機体構造上ある程度の衝撃等によるダメージには強い。
 一方彼が乗っているのはディン、構造上衝撃には弱い。
 その分機動性では勝っている訳だが…余裕で墜落する彼には、その堅さが羨ましいらしい。

 実の所、彼も単位を使い切っているので機体の更新が出来ないのである。)

528 :超前向きな女生徒:2006/12/15(金) 23:51:27 ID:???
>527
「あっはは、今から楽しみッスね」

オラワクワクしてきたぞ! そんな顔をしています。
どうでもいいけどその為にはお金貯めないとね。

「いや、でも先輩の……えーっと、ディンッスか?
 あっちはあれじゃないッスか、色々武装が多いッスっしょ?
 自分のは特にこれといってスナイパーライフル以外に無いッスし………」

というより、もし仮にザクスナイパーにその他の武装があった所でその武装は使われないだろう。
このさっちゃん、壊滅的なまでに狙撃以外の能力が低いのである。
通常射撃、近接格闘、回避運動、ついでに航空機適正。
唯一及第点に近い点数を出せるのが狙撃だけなのである。

「敵に見つかって近づかれたり相手側にも狙撃機や砲撃機がありゃ自分は終わりッスね。
 まぁ、そうならないように先手必勝で狙い撃ちするのが自分の流儀ッスけど」

どこからその自信がくるんだろう。

529 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/16(土) 00:00:46 ID:???
>>528
「ライフルのみだと武装が無くて、武装を積むと今度は弾がな…。」

(彼のディンは、狙撃仕様機としての改修を施されている。
 当然武装としてはスナイパーライフルを携行するが……
 その弾倉は両腰のウェポンラックに収納するので、
 弾薬を携行しようとすると他の武装を携行出来ないのだ。
 その逆も然り。
 多様な状況を想定して武装を多種携行しようとすると、予備の弾薬を装備出来ないのだ。)

「まぁ、狙撃兵ってのは大なり小なりの差異こそあれそういう戦い方をする物だしな。
 撃たれない様にする方法ってのは色々とあるけど……まぁ、一つ一つ身に付ければ良いさ。」


「折角だ、少しやるかい?

(見れば丁度シミュレータが、二人分開いた。)」

530 :超前向きな女生徒:2006/12/16(土) 00:09:07 ID:???
>529
「ッスね」

うんうん、と男の言う事に同意するように首を上下に振る。
自分が目指すのは天下無敵の狙撃兵。
ならば、他のものなど不要也。
それもどうかと思うけど。


「んおっ、いいッスね!
 今日は絶対に勝つッスよー!!」

ジャージの袖を捲くり、鉢巻をギュギュッと締め直す。
額に輝く狙撃一筋の文字。
顔にビシィッと力を入れて精一杯の真剣な顔にするとシミュレータの方へ歩いてゆく。

531 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/16(土) 00:13:51 ID:???
>>530
「俺だって、これに関してはお願いされても手は抜けないな。」

(軽ーく笑って、ロッカーに四重もの鍵をかけて歩き出す。
 シミュレータに入り込み、データベースから自分の機体のデータを読み込ませる。

 未だ実機ではボロボロだけど、
 せめて互いに磨き合う事が出来れば、少しはマシになるかも知れない。
 自分に教えられる事なら教えよう、そう思いつつ。
 柄にも無い本気を出す事になるのは、何時もの事である。)

532 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 08:16:29 ID:???
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/288/1166310884/l50
「パイロット養成所管制室」、スレッドの説明や新規参入、その他質問はコチラ!

533 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 22:41:24 ID:???
保守

534 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 23:01:43 ID:???
以下
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/288/1166619787/l50
>>1-9より続行となります

535 :弦楽の女学生:2006/12/20(水) 23:08:14 ID:???
>>534リンク先>>9
「フフフ…さて、どちらがお姉さんなんでしょうね?」

(何とも微笑ましい光景に、微笑を浮かべたままの顔が更に緩む。)

「私にも妹みたいな存在は居ますけど……
 中々御二人の様にはいかない、かな?」

(ほんのちょっとだけ寂しそうな微笑だ。)

536 :フラ者&超前向き:2006/12/20(水) 23:14:17 ID:???
>535
サ「へぇー、妹ちゃんッスか!」
ケ「会ってみたいねー。
  どんな子なのかなー?」

無論、この二人は彼女の言う妹のような存在を知らない。
故に彼女の寂しそうな微笑の意味するところもわからないのであった。

537 :弦楽の女学生:2006/12/20(水) 23:18:42 ID:???
>>536
「ええ、と言っても血の繋がった妹とかじゃ無いんですけどね。
 養成所の生徒ですから…もしかしたらお会いになってるかも知れませんね。」

(と、そこで一旦言葉を切って。)

「……あら、これ美味しいですね?」

(何となく口にしたエクレアの美味しさにときめいていらっしゃる様です。)

538 :フラ者&超前向き:2006/12/20(水) 23:23:58 ID:???
>537
ケ「そっかそっかー、それじゃあどこかで会ってるかもしれないねー」
サ「会ってなかったとしたら、是非とも会ってみたいもんッスね」

養成所お友達100万人計画、やっちゃっちゃおうとか言い出しそうな二人。


ケ「あはっはー、おいしい? よかったー」
サ「けーちゃんの作るお菓子はおいしいッスからねー」

どうやらそのエクレアはケイトの手作りらしい。
というよりも、この場に出てるお菓子のほとんどが。
しかしこの量。いささか作りすぎである。

539 :弦楽の女学生:2006/12/20(水) 23:33:43 ID:???
>>538
「けど結構人見知りする娘ですから……
 その時は、どうか気を悪くしないで下さいね?」

(と、その美味しいエクレアをはむはむと口に運びつつ。
 決してがっついているとかそういう訳ではないが、美味しく食べているのは疑い無い。
 実の所このエレナという女性、甘い物大好きなのである。
 どれ位かと言うと「激☆」が付く位の甘党。
 そうしてほんの少しの間に、その手に持っていたエクレアが口の中へと収まった。)

「ええ、本当に美味しかったですよ。
 ケイ……いや、けーちゃんの手作りなんですね。
 実機訓練前だから、私は余り食べられないのが残念ですけど………。

 普段はこれ、全てお二人で食べてるんですか?」

(いやまさかそんな事は無いだろうと思いつつ、ふと聞いてみる。
 この二人なら友達は多そうだ、とも思っているのだけれど。)

540 :フラ者&超前向き:2006/12/20(水) 23:44:05 ID:???
>539
ケ「へぇー、恥ずかしがり屋さんなんだね」
サ「ススス、可愛いじゃねッスか」

人見知り=恥ずかしがりと勘違いしたらしい。
実物を見た時どのようなリアクションをするかお楽しみに。


サ「あー、いや、二人っつーかッスね………」

そう言い、チラリと左を見る。

ケ「ほとんど私が食べちゃう、かな………えへへ」

照れたようにほっぺたをかきながら。
サリクスの方は無論、食いしん坊であり甘いものもそれなりに食べる。
(一番食べるのはバナナであり、一日の消費量は一房を大きく超える)
だが、このケイトの甘いものの好き度は尋常ではない。
具体的には。。。

ケ「朝昼三時晩晩晩晩晩晩晩....................................」

ぜっっっっったい、すぐ死ぬ。
糖尿病的な意味で。

541 :弦楽の女学生:2006/12/20(水) 23:53:16 ID:???
>>540
「ああ、まぁ……仲良くしてくれれば幸いです。」

(苦笑の成分を他聞に含んだ微笑み。
 「参りましたね」とでも言いそうな感じだが、口には出さない。)

「ハハハ…それはちょっと食べ過ぎですよ、けーちゃん。
 私も甘い者は大好きだけど、それじゃあ体を壊しちゃうわよ?
 それに太っちゃったら、素敵な男の人を見つけた時に大変ですしね。

 さて、そろそろ行きましょうか。
 もう格納庫の方の準備も終わっている頃合でしょう。」

(フフフ、と冗談めかして言ってはいるが、半分は本気な様に見える。
 それが本気か冗談かは分からないが、とりあえずエレナは席を立ち、
 手近な食器を片付け始める。)

542 :フラ者&超前向き:2006/12/21(木) 00:01:00 ID:???
>541
ケ「うん、仲良しさんになるよー!」
サ「今度は四人でバナナ食う―――もとい、茶飲むッス!」

それは本心からの願い。


ケ「うぇ、うぇー………大丈夫だよぉ。
  あの人は、えっと、ケイトが太っちゃっても好きでいてくれるもん。
  ………多分」

あの人を思い出し、幼少の頃の気分に戻って一人称がケイトに戻っている。
あの人のくだりは妄想ご自由にどうぞ。

ケ「でもやっぱり健康に悪いし、なるべく食べる量減らす。
  具体的にはケーキ1パウンドくらい」
サ「じゃあ自分は逆にバナナ増やすッス、具体的には一房くらい」

言いながらこちらも席を立ち、散らかしたバナナの皮とお菓子などを各自片付けていく。

543 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/22(金) 23:04:10 ID:???
ここは養成所内にある談話室。
大きく開放的なスペースに、娯楽用の雑誌やドリンクなどが設置されている。
その一角、隅の隅。
目立たない場所に一人の少年がソファーに腰掛け、本を読んでいる。

544 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/22(金) 23:14:47 ID:???
>>543
と、少年の耳には恐らく耳障りであろう音が飛び込んで来る。
誰かの靴音。

彼が視線を本から上げると。

「や、少年。元気かな?
 出来ればお願いを聞いて欲しいんだけど。」

どう見ても、教官でも生徒でも無い妙齢の女性が少年の顔を覗き込んでいた。
着ている服装からして、出入りの飲食店の店員だろうか。

545 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/22(金) 23:18:39 ID:???
>544
「………………」

言われて、無言で立ち上がり本を鞄に直す。
表紙にはレトロな旧世紀の特撮ヒーローの絵が描かれてあった。

「………………」

無言。
とりあえず話せ、と言いたいらしい。

546 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/22(金) 23:24:34 ID:???
>>545
「いや、悪いね。
 第七職員寮ってどの辺りだったか教えてくれないかな。
 配達頼まれてるんだけど…実はそこ、初めての場所でさ。」

どうやら弁当の配達らしい、時間を確かめると…確かにそろそろ食事時。
学食に飽きた、尚且つ独身の男性職員等にしてみればある意味での生命線だろう、弁当。
それが、女性の背後の集配カートに大量に入っている。


因みに第七職員寮は、この建物内を少し歩いて奥まった所にある。
初めての人間が迷うのも無理は無い場所だ。

547 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/22(金) 23:28:28 ID:???
>546
「………………」

無言でどこかを指差す。
第七職員寮………の方角ではない。
その指が指した先にあったのは、この養成所の簡易的な地図。
なるほど、確かに現在地と第七職員寮の場所が書かれてある。
しかし少年、いささか思いやりの精神にかけるぜ。

548 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/22(金) 23:32:37 ID:???
>>547
「…ん、ありがと。」

肩をすくめて地図を確認、軽ーくふむふむと頷いて。

「それと……もし良かったらで良いんだけど…運ぶの手伝ってくれないかな?
 いや、助けると思ってって言ったら虫の良い話だけどさ。」

(一方で、中々に図々しい事を仰る女性の様です。
 少年が知らないとはいえ、普段の淡白さが嘘の様に。)

549 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/22(金) 23:36:56 ID:???
>548
「………………」

無言で頷く、肯定。
面倒な用事はさっさと済ませようとばかりに女性の背後にある集配カートの一つ。
一番"軽そう"なものを手に目的地に向けて移動を始める。

550 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/22(金) 23:41:46 ID:???
>>549
「あ、ありがとね。」

(……少年の体に、結構な重量感。

 結構、重い。
 一体どんな弁当なのか、というか見えない部分にどれだけ入ってるのか分からないが。重い。

 どれ位かと言うと、"こんな重い物を二つも何で引っ張って来れるんですか"クラスの。
 といってもまぁ、健康な肉体を持つ少年程の男性ならば問題無く運べるレベルだろう。)

「…ちょっと重いかな?いや、ほんとホメンね、
 けどおかげで助かるよ。えーっと………?」

(名前を聞いていない事に気付いたらしい。)

551 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/22(金) 23:51:03 ID:???
>550
「………………」

額に滲む脂汗。
予想以上に重い。辛い。
この少年、身体は小さくひょろひょろとしており、身長も155あるかないかといったくらい。
とても力があるようには見えず。
というか、実際、力は殆ど無い。
よって、かなり辛い。

「………南」

女性の問いに答える。苗字だけ。
下の名前を教える事は無かろう、と思ったらしい。
しかし髪や瞳の色を見る限り、生粋の日系人のようだ。

552 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/22(金) 23:55:39 ID:???
>>551
「ハハハ、大丈夫かな?」

(一方、こちらの女性は少年よりは幾分か元気そうだ。
 見た目は線も細く、非力そうに見えるのだが……どうも体力はそこそこあるらしい。
 何か、やっていたのだろうか。

 と言っても、少年の手助けが助かると言うのは本当だろう。
 そうでなければわざわざ手助けを求めたりはしない)

「じゃあ、南くんで良いのかな。
 私は黛、黛 馨(マズユミ カオル)って言うの。
 貴方も日系人なのね。」

(一方、こちらも血筋は日系人の物らしい。)

553 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/23(土) 00:01:59 ID:???
>552
「………大丈夫」

頷く、肯定。
しかし、額に滲む脂汗。


「………………」

頷く、肯定。
だが日系人だからといって親近感が沸いたとかそういう訳でもないようだ。
まるで目の前の女性の名前などどうでもいいかのようにため息を小さく吐く。

554 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/23(土) 00:07:09 ID:???
>>553
「そう?なら良いけど……。」

(汗、キッチリ見られてバレてます。
 けど、少年が大丈夫だと言う以上は何も言わない、鬼だ。)

「そう……所で貴方は一回生かしら?
 私もここ数年は地球に帰ってないから、貴方みたいな人に会うのも久しぶりよ。」

(溜息を殆ど意識していないのか、それとも単純に弄りたいのか。
 どちらにせよ、普段店でカウンターに入っている時と比べて…よく喋る。)

555 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/23(土) 00:11:03 ID:???
>554
「………………」

で? っていう………。
と言いたげな顔をして女性を見る。
一応、一回生というところで肯定の意味を込めて頷きはしたが、
後半部分に関しては全くのノーコメント、というよりノーリアクション。

556 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/23(土) 00:16:34 ID:???
>>555
「いやね、君にはまだ分からないだろうけどさ。

 こういう星に十年近くも済んでると、生まれが同じってだけで嬉しくなるのよ。
 ましてや、こういう施設に関わってると余計にね。」

(どうにも不穏な発言な気がする、何か普通ではない様な。

 しかしふと視線をずらすと――第七職員寮、到着だ。)

557 :ポーカーフェイスの男子生徒:2006/12/23(土) 00:21:36 ID:???
>556
「………そう」

特に関心した風でなく、それだけ呟く。
普通でないような発言であったとしても、それを特に気にするでもない。

第七職員寮の前にカートを置くと。

「じゃあ」

それだけを言い、踵を返した。

558 :淡泊な店員さん ◆IrisHEvfBI :2006/12/23(土) 00:28:49 ID:???
>>557
「あぁ…ありがとね、南君。
 ――あぁそうだ、コレはお礼だから!」

(踵を返して歩みだそうとする少年に向けて、よく冷えた清涼飲料水を投げて渡す。
 流した分の汗はこれで、という事だろうか。

 少年がそれを受け取るのを見て、聞こえない様に小さくふぅと溜息をつく女性。)


「―――どうにも危なっかしい子だなぁ、しかし私の時は――――。」

(誰にも聞かれず、そんな呟きが漏れる。
 しかしやがてふんと呟きを区切ると、気を取り直した様に二つのカートと共に、
 職員寮へと突撃して行った。)



(因みに、帰りにも迷ったのだが。)

559 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 21:46:06 ID:???
さて、大分養成所での整備にも慣れて来た一回生の女生徒。
今日は実習の場所を移って、何時もとは違う格納庫へと作業の手を伸ばしている。


整備実習も終わり、休憩時間を利用して格納庫内の機体を観察する。
その途上、その女生徒はとある機体の前で足を止めた。

「……………ドリ…ル……?」

見上げたその機体――ドム・トローペンか――には、
巨大な其れが装備されていた。

560 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 21:58:15 ID:???
>559

ガコン、という鋼の開口音がした。
見上げる先、単眼の重装甲が聳えている。
その少女のような整備兵が外観から感じ取った違和はそれが持つ得物だけでは無いだろう。

あきらかに、通常のドム・トローペンと呼ばれる機体の隔壁解放プロセスとは異なって、
その胸部は開け放たれたのだから。

分厚い胸部前面装甲が真ん中から左右に分割されるようにスライドし、
その中心から球体がせり出す。
ここに来て更なる違和。
それがいわゆるイジェクションポッドだったとしても、
彼女が知っている規格の者より数倍は巨大であった。

ならば、と。
一体今あの中に在るモノは、どのようなモノなのだろうか。
そして、まるで気化したドライアイスの煙が噴出すようにして、鋼の球体は開放される。

目を疑う光景。
機体と比較すれば解かるその“何か”の規格外のサイズ。
四肢はある。人型だ。
だがその貌はどうだ。
機械である。

「・・・・・・・・・・・・フシュー・・・・・・・・・・・」


風鳴り、呼吸音。

―――悪夢が顕現化した瞬間である。

561 :黒髪のお医者さん:2006/12/23(土) 21:58:45 ID:???
>>559
「浪漫らしいよ」

いつの間に現れたのか。
フランネルのスーツに白衣を羽織った、黒い髪の青年が彼女の横へと並ぶように立った。
火星の養成所にて、医務室に勤務しているお医者さんだ。
細い目に柔和な顔立ちでいつも笑顔のように見える彼は、生徒達から「ヒビキさん」と呼ばれ親しまれている。

「ドリル、大剣、ライフル。
 男の子が一度は憧れる武器さ」

562 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 22:05:51 ID:???
>>561
「あぁ、貴方は…確か医務室のヒビキ先生…でしたよね?

 そういう物なんでしょうか…?」
(確かに、全く以って理解出来ない訳じゃ無い。
 しかしやはり、浪漫という物はそう簡単に同調出来る物ではないらしく、
 疑問符を伴った表情で、ヒビキへと顔を向ける―――)

>>560
(――と、その一連の音によって視線が正面へと引き戻された。
 機械的なギミックにも少なからず興味は引かれたが)

「………え?」

(出て来た者を見て、女生徒は作業服を着た石像と化した。)

563 :黒髪のお医者さん:2006/12/23(土) 22:13:08 ID:???
>>562
「そういうものなんだよ、男の子っていうのはね」

笑みに混じった苦味は自分自身の少年時代を顧みてのモノか。
訝しげな少女の視線に答えたヒビキは、
仕方ないさとでも言いたげに軽く頭を振って目の前の鋼鉄を見上げた。

「尤も――」

その眼前で繰り広げられる光景(>>561)。
話には聞いていたが、実際に目の当たりにすればやはり多少の驚きは禁じえない。
少しの間を置いた後、彼はこう付け加えた。

「――『彼』がアレを選んだ理由は浪漫以外のところにあるだろうけどね」

564 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 22:13:49 ID:???
そして悪夢は、土足で現実を浸食する。

スッとその巨躯が傾いだイメージ。
斃れかけるようにそれは不意に地上十数メートルの高さから落下した。

――ズズンッ!!!

見ている側にはまるでストップムービーのようである。
空中でぐるんと回転し、墜落したそれは今、膝立ちの状態で目の前に在った。

その後ろ上方、オートで体内へと格納される球体コックピット。
全てを終えて、悪夢を産み出したる単眼の巨人の瞳からは、完全に光が消え去った。

565 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 22:18:03 ID:???
>>563
「な、成程……」

(流石に返答を受けて何時までも固まっている程気が弱くは無い。
 立ち直るのは意外と早かった。
 まだ多少困惑してはいるが。)

「となると…やっぱり実用的な面、でしょうか…。」
>>564
「こ、こんにちは………」

(目茶苦茶、おそるおそるといった感じで何とか挨拶。
 膝立ちの状態で静止している巨体に、せめて声くらい掛けないとマズイと思ったのか。

 まぁ、人並みの少女並みには驚くのだ。)

566 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 22:27:10 ID:???
>565
ゆっくりと立ち上がる悪夢。
耳に届く風鳴り、それは呼吸音。
深淵を描き出す眼窩にふと光が灯った気がした。
その貌が、少女のような整備兵に向いた。

「・・・・・・」

瞬時に距離を詰めたかのようなイメージで、
クリスの前に悪夢は聳えた。
見下ろす双眸。
あまりにも巨大。
圧迫感、戦慄、どれもそんなレベルではない、が。

「・・・・・・・・・エメト、」

暫しの間。
永遠にも等しい恐怖感を孕んだ時間を打ち破る、電子音……声。

「・・・・・・・頼ム。」

聞き間違いか空耳でないのなら、確かに“それ”は人語を喋った。

567 :黒髪のお医者さん:2006/12/23(土) 22:29:09 ID:???
>>565
「だろうね。
 さて、あまり休憩が長いと医局長に怒られるし、
 僕はそろそろ医務室に戻るとするよ」

誰かに強制されて、という理由はまず考えられない。
故に趣味・伊達・酔狂といった要素を除けば残るのは実用方面のみとなる。

「彼に直接尋ねてみるのも面白いかもしれないよ。
 馬には乗ってみよ、人には会うてみよ――それじゃあね」

白衣の裾がふわりと広がり、歩き出した彼の体に優しく纏わりつく。
そのまま颯爽と通路口へ向かい――
途中、配線に躓いて転びそうになったりしつつヒビキさんは医務室へ戻っていったのでしたとさ。

568 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 22:35:59 ID:???
>>567
「は、はい……」

(確かに其の通りだとは思ったので、返答はごく素直な物だ。
 転びそうになった後姿に僅かな心配を覚えつつ、とりあえず女生徒は正面のそれに向き合った。)


>>566
「………はい?」

(聞き間違いだろうか、とりあえず思考を加速させてみる。
 エメトという固有名詞には覚えがあった、名前だけならば機体のリストで見ている。
 とすると目の前の巨体が言った何かが聞き違いでないのなら。)

「えーと……私に整備して欲しい、っていう事なんですか?」

(恐る恐る、聞いてみた。
 その電子音、何よりその外観に圧倒されつつも。)

569 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 22:42:45 ID:???
>567
「・・・・・・・・」

風鳴り、呼吸音。
ただその背を見詰めるようにする巨人。
思う所の有無は外からではやはり到底窺い知れるものでは無い。

>568

「・・・・・・・」

風鳴り、呼吸音。

「・・・・・・整備員・・・・・・・違ウノカ?」

少し首を傾げるように。
じっと少女のような整備兵を見詰めながら問うて来る。
恐らくこの巨人は、
演習を終え、事後処理を終え、コクピットを空ける。
あとはメカニックの仕事だと、下りてきた先にツナギを来た小さな少女がいた。
少し変だとは思ったが、彼女もまたメカニックなのだろうと認識し、頼んだつもりだったのだろう。

570 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 22:48:02 ID:???
>>569
「え、あぁ……いえ、これでもれっきとした整備員です。」

(漸く思考が纏まった。
 詰まるところ目の前の人物は極端に無口で特異な風貌を持っていれど…
 頼んでいる事自体は、普通の人間とそう変わりは無い様だった。

 そして幸いな事に、エメトは彼女が扱っても良い機体の中に入っている。
 無論一般的な整備の範疇までで、それ以上は上級者たちの出番だが。)

「分かりました、今日からこちらでも作業が出来る様になったので…精一杯やらせて頂きます。

 えーと、私はクリスティ・クラウスと言います。貴方のお名前は……?」

571 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 22:58:15 ID:???
>570
「・・・・・・」

風鳴り、呼吸音。

「・・・・・・ソウカ・・・・頼ム。」

コクリと、それにしても大きな頷きを伴って電子音声は響いた。

「・・・・・くりすてぃ・・くらうす・・・・・・」

吟味するようにその名を反芻して、
独特な呼吸音を以ってして間を取ると、

「・・・・・・“アイアンマスク”・・・・・」

そう、呟いた。

572 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 23:06:26 ID:???
>>571
「アイアンマスクさん………ですか?」

(失礼にならないレベルで、首をかしげる。
 自らの倍はあるのでは無いかと思う程の巨体を誇る人物に名前を尋ねたら、
 正しく其の顔面に供えられた"鋼の仮面"を形容するかのような言葉を返して来た。

 可愛らしい名前とはいかずとも、せめて威丈夫を感じさせる様な名前を想像していたのだが。)

「分かりました。それと私の事はどうぞ、呼び易い様に呼んで頂いて結構です。

 それと気になったのですが…あのドリルは、アイアンマスクさんの好み…なんでしょうか?」

(随分早速な質問である。)

573 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 23:14:15 ID:???
>572
「・・・・・・・・・」

風鳴り、呼吸音。
コクリ、とただ頷くのみ。

アイアンマスク―――それがこの奇妙な男の通り名であった。
養成所でもその特異な外見から、話題になった事もある。
本名はおろか、年齢、経歴、の素性全てが謎の仮面男。
何故、如何して、コレが養成所に存在しているのか。
それは養成所七不思議の一つとして位置づけられる程であった。

「・・・・・・、
 ・・・・・・・違ウ」

不意に投げかけられた少女に問いに対しての、否定。

「・・・・・・削ル」

おずおずと、続けられる言葉。

「削リ易イ・・・・・・・・ソレダケ。」

瞬間。
男の後ろに聳える鋼から、
何かが捩れる、そんな螺旋律が聞こえたような気がした。

574 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 23:23:13 ID:???
>>573
「――――――。」

(色々と、気になる点はある。
 新人という事もあり、その七不思議は知らなかったが…まぁ間もなく、
 それも他の誰かから聞かされる事になるだろう。

 それよりもまず気になっていたのは。)

『(…削るのが好き……?)』

「削る…ですか。
 分かりました、しっかりやっておきましょう。」

575 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 23:36:33 ID:???
>574
「・・・・。」

低いうなり声。思考音。
上手く説明できない、もどかしさ…か?

「・・・・・・。」

風鳴り。呼吸音。

その特異故に誤解を受ける。
否定もしなければ肯定も出来ず。
男はただ一言にこそ意味を乗せた。
あとは受け取る側に任せるのだ。
だいたい、このような存在を深く理解しようとする者など居ないのだから。

「・・・・・頼ム。」

不意に見上げる先の愛機。
エメトの意味する所は「真理」。
旧い伝承を辿れば、その意味合いが紐解けるのだが…それはまた別の機会になることであろう。
男は深く息を吸って、吐き出した。

576 :見た目幼い整備科生徒@格納庫 ◆ChrisHeJBM :2006/12/23(土) 23:40:00 ID:???
>>575
「了解、それでは早速作業にかからせて貰いますね。」
(作業帽を軽く被り直し、軽く一礼する。
 幸いな事にドム・トローペンならば彼女には整備可能だ、
 もしこれが彼女に扱えない物ならばさっさと投げてしまったに違いないが…)

「作業が完了し次第連絡しますので、其の時は感想、是非聞かせて下さいね?」

(どうやらこの女生徒は、アイアンマスクに興味を持ったらしい。
 幼げな笑顔を残してそれだけ告げると、返事も待たずに整備作業を開始した。)

577 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2006/12/23(土) 23:47:12 ID:???
>576
「・・・・・。」

風鳴り、呼吸音。
立ち尽くす異形の徒。
返事を返せぬまま、頬に当たる仮面の甲を掻く様な仕草。
低い唸り声が、困惑を意味していたかどうかは定かではない。

578 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 22:03:39 ID:???
(さて、その数日後。
 当日に内にエメトの整備を無事に終えた筈の女性は、
 何故か養成所の医務室へと向かっていた。

 心なしか頬が高潮している辺り、風邪でも引いてしまったのだろうか。)

「…うぅ…情けないですねぇ…。」

(寒気を抑える為に今日は私服、それもしっかりと着込んでいる。
 そんな姿のまま、医務室へ井たる通路を歩いているのだ。)

「(ぁー……頭がぼぉっとしてますねー…)」

579 :黒髪のお医者さん:2006/12/24(日) 22:07:27 ID:???
>>578
『兄さん、好い加減にしてください!』

彼女の目指す先、即ち医務室の方から聞こえてきたそんな怒声。
いつもよりやや大股歩きで出てきた人影は、優等生として有名なカナデ・ノースウィンドだった。
チラリとクリスの方を見ると、少々気まずそうな表情を一瞬だけ浮かべてすぐに廊下の向こうへ消えていった。

580 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 22:12:21 ID:???
>>579
「(………はぇ……?)」

(一体どうしたのだろう、という危惧を抱きつつ、
 熱に悩まされる頭では思考が上手くは纏まらない。
 普段ならば少し時間をおくなりしてたずねるべきなのかも知れなかったが、
 そこまでの配慮が出来なかった事もあるのか。)

「すみません……ヒビキ先生、今…大丈夫でしょうか…?」

(そんな言葉と共に、半病人が医務室のドアをノックした。)

581 :黒髪のお医者さん:2006/12/24(日) 22:18:32 ID:???
>>580
構わないよ、という言葉が返ってくるより先に自動ドアがシュッと開いた。
ドアの向こうには苦笑を浮かべている黒い髪の青年の姿。
椅子の背もたれに体を預けるようにして、何処か疲れたような顔を見せている。

「ははは、もしかしてちょっと恥ずかしいところを見せちゃったかな?」

羽織った白衣も心なしか草臥れているようだ。

582 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 22:20:59 ID:???
>>581
(いえ、と力無い声で反射的に答えつつ。
 素直に医務室の中へと歩を進める。)

「えぇと……今の方はカナデ・ノースウィンドさん…ですよね…?」

583 :黒髪のお医者さん:2006/12/24(日) 22:29:38 ID:???
>>582
「そうだよ。
 色々と有名らしいね、あの子は……」

仕方ないな、と言うように肩を竦めつつクリスに席を勧める。

ヒビキ。
日系の血筋、研修を終えて間もない新人の医師。
腕は中々のものらしいが、流行のナノマシン治療を殆ど使わないという点が一部に評判が悪い。
着ているものや珈琲の趣味から育ちの良さが窺える。
そんな情報は広まっているが、逆に言えばそれ以上の情報は誰も知らない。
名前も、出身も――

その彼を、カナデは「兄さん」と呼んでいた。

584 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 22:35:42 ID:???
>>583
(こくりと頷いて、勧められるままに椅子へと腰掛ける。
 口頭で簡単に自らの症状――恐らくは作業疲れによる風邪――を説明した所で。)

「あの…もしかして、先生はカナデさんのお兄さん…なんですか?
 失礼な事を聞いているのなら、ごめんなさい…。」

(気になって仕方ないという程では無いにせよ、ひっかかる点はあったのだろう。
 何時もならばこんな失礼な事は訊かないが……
 熱に浮かされた頭が、そんな慎重さを剥ぎ落としてしまっているのか。)

585 :黒髪のお医者さん:2006/12/24(日) 22:42:46 ID:???
>>584
クリスの申告を電子カルテに打ち込みながら、彼は軽く頷いた。

「そうだよ、僕もノースウィンドの人間なんだ。

 気にしなくて良いよ、別に知られても拙いような事は一切ないしね」

ノースウィンドインダストリー。
15年前の大戦終結後から数年で急激に業績を伸ばした財閥の傘下にある新興の会社だ。
その経営者に連なるカナデの兄ということである。
成金だの何だのと宜しくない評判もある会社だが……。

586 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 22:52:36 ID:???
>>585
(加えて細かい事柄――発祥時期等もかいつまんで説明しつつ)

「そうですか…それは知りませんでした。

 ノースウィンドと言いますと…ここ10年程で大きくなって来た企業の方なんですね。
 私も地球で軍に居た頃はよくお世話になってましたよ。」

(そう言って微笑む。
 軍で世話になっていたという事は、軍事方面での製品を利用した事があるのだろう。
 この場合の微笑みは、少なくとも現場で使う分には良い製品を供給されていたという事か。
 悪評についてはこの女性の場合、さして問題とは思っていないのだろう)

587 :黒髪のお医者さん:2006/12/24(日) 23:02:56 ID:???
>>586
「よく知ってるね」

柔和な笑みを浮かべて振り返る。
ベルトのついた小さな検査器具を、
クリスの腕を取って軽く巻きつける――
脈拍、血圧、体温などのバイタル関連の数値が瞬く間にカルテへと打ち込まれていった。

「毎度ありがとうございます、って言うべきかな?」

器具を外してケースに仕舞いながら、
改めて各種データを検証していくヒビキ。
クリスとの会話を続けながらも、その横顔は医師としての真剣さを存分に見せている。

「うん、疲れから来る風邪だね。
 温かくしてゆっくり休めば2、3日程度で治るかな。
 勉強に一生懸命になるのは良いけれど、色々参ってしまわない程度にね」

588 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/24(日) 23:13:33 ID:???
じんぐるべーるじんぐるべーるすずがなるー
きょうはたのしい〜・・・
(音程の外れた歌を歌いながら通路を歩く白衣のきょうじ・・・じゃなくて教官。
医務室の前に来れば医務室のドアをノックして)
医者さん、いますかの〜?

589 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 23:13:38 ID:???
>>587
「ええまぁ、これでも一応職業軍人でしたから。」

(答えつつも、診察に邪魔にならない程度の発声量なのは何だかんだで気を遣っているのか。
 一旦言葉を切ると再び熱っぽさが体中を駆け巡って来たが、
 それに耐えつつ、目の前の青年の真剣な横顔をぼぉっと眺める事にする。)

「そうですか……分かりました。
 幸いお休みは頂いてるんで……頑張って完治させる事にします。
 どうしても頑張り過ぎちゃうのが悪い所だって、昔からよく言われるんですよ…」

(苦さがほんの僅かに含まれた微笑み、実際彼女は少々働き過ぎるフシがある。
 鮮やかな輝きを誇る蒼銀のツインテールも、今は僅かながらに色が褪せている様に見えた。)

590 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 23:16:01 ID:???
>>588
「…あれ……今の声は……」

(覚えのある教官の声だった。)

591 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/24(日) 23:36:41 ID:???
(自動ドアが開き、白衣の男が入ってくる。
白衣を着ているから医者と言うわけではない。
この男の本業は自称「天才科学者」だが養成所の生徒と教官一同の認識は「危ないマッドサイエンティスト」だった)
医者の先生、地球から持ってきた薬が無くなりかけてるんでくれないか?

>>590
ん、君は確か・・・整備科の・・・
風邪かね? この時期は流行るそうだからあまり無理をしたらいかんぞ。

592 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2006/12/24(日) 23:49:52 ID:???
>>591
「ええ、ちょっと無理がたたったみたいです。
 ……それと教官、医薬品を医療目的以外で医療関係者から調達するのは法に触れると思うんですけど…」

(彼なりのジョーク交じりの挨拶と受け取ったのだろうか、やんわりと指定しつつ席を立つ。
 診察してくれたヒビキ先生から今後二三日の事について少しばかり細くの注意を受けると、
 そのまま一礼して、医務室の出口へと向かう。)

「…それに教官、診察中なんですから…気をつけて下さいね?
 教官は男性なんですから。」

(そう告げて、三船教官の脇を抜けて行く。
 "何に気をつけろというのか"、それは直接的には言わないが―――
 どうやら性差に由来する事情らしいのは、最後の其れで理解出来る。)

593 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/25(月) 00:07:49 ID:???
>>592
いや、ちゃんと地球で貰った処方箋持ってるから・・・
あれ、どこ行ったっけ?
(白衣のポケットに手を突っ込んで地球に居た時に『主治医』から頂いた処方箋を出そうとするもどこに入れたのか分からなくなってたようだ。
ごそごそっとポケットをかき回し、お菓子やら缶のお茶やら試験管やらどうやってポケットに入れてたのか不思議なほど色々出して探してて)
診察中? んで私は男で君は女・・・あ、なるほど。

って、私はなんて事をぉォーーー!!
(下手したら聴診器を使ってるところに遭遇したかもしれない事に罪の意識が生まれたのか、壁に頭を打ちつけてる)

594 :通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 22:22:32 ID:???
hosyu

595 :情景@クレイドル 正面物流”管理”ゲート:2006/12/27(水) 22:22:57 ID:???
『"キャラバン"が来たぞーーー!!!』


その日、養成所の一日はこの誰が発したかも分からない一声から始まったと言って良いだろう。
此処でいうキャラバンとは、この火星に点在するクレイドル――都市を結び、
熱核ホバーで走行する一種の装甲列車の様な物だ。
当然"パイロット養成所"に向かう以上…その荷物には生活物資の他


機動兵器その物や、そのパーツや武装等が積み込まれている。
並の輸送機等とは比べ物にならない規模の物量が、だ。


当然それだけの荷物の受け取りには人手が必要であり、
養成所では整備・パイロット・その他を問わず……
手の空いた者には、機材運搬の手伝いが求められていた。

596 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 22:29:55 ID:???
「よいしょ………」

ここにも一人、機材の運搬をしている少女がいる。
父親譲りの赤い髪の毛に母親譲りのフライトジャケット、
無駄に伸ばし染めたもみあげにてんで成長しない幼児体型。
養成所の馬鹿代表、ケイト=コートさん19歳である。

「どっこいしょー………っと」

しかし、19歳にしてはせりふが親父くさい。

597 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/27(水) 22:34:39 ID:???
>>596
「〜〜〜〜♪」

さて少女の向かう先、彼女が機材を積み込もうとしているホバートラック
(地球連邦軍の装備しているアレとは違う)
の運転席横、運送業者から渡されたチェックリストを確認している青年がいる。

「あぁ、それもコイツに積み込むのかい?」
(少女の姿を認めると、確認とばかりにそんな言葉が飛び出した。)

598 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/27(水) 22:43:02 ID:???
はい、ではわたくしの分はここに押印しておきますわね。
では、養成所までの運搬をお願いいたします。

(ラナ・ウォングは運搬その物ではなく、元より調達予定だった類の物資運搬の整備に回っていた。
 「養成所」ではその伝統的な気質のせいか、予定外の調達や予想外の重複がしばしば見受けられる。
 悪意に根ざした行動では無いせよ、金銭的にも物資的にも少々痛い問題だ。
 そう言った「手違い」、特に重複調達を避ける為の人員には万全を期しておきたいのだろう)

……お待ちください。
こちらの汎用潤滑油は既に送りましたわね。
その代わりに向こうの「サックリソーダ」のコンテナを積んで頂けませんか?

599 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 22:48:17 ID:???
>597
「はーい、そうですよー………っと」

運んできた機材を置いてため息。
この少女、養成所に通っている上に趣味でスポーツをしているだけあって体力だけはそこそこのものだ。
しかし、いささか運んできた荷物の量が多すぎる。
肩も腰も痛い痛い。

と、言っていられる場合でもなく。
新たな荷物を運びに再び行かなくては、
と振り向いたところで先ほど声をかけてきた青年の顔が目に映る。
先ほどは荷物で前方がよく見えなかったが………。
これは………なんという………。

「あ………あ………」

瞬時に朱に染まってゆく顔。
全身から汗が噴出し、アドレナリンとかビタミンCとかが分泌しはじめる。
友人のサリクスを通して何度かお話をした事はあるその人。
が、未だ慣れない。
Aマイナークラス(彼女の別の友人曰く)の青年を真正面から見て話を出来る事が出来ない。
ゆえに!

「うひゃー」

顔を真っ赤にしたままよくわからないうめき声を上げて駆け出し、
荷物をとりに行こうとしたところで………。

「ぅわぁぁぁん」

転んだ。すってんころりんと、綺麗に、美しく。
10点をあげたいくらいの見事なコケっぷりだった。

600 :ザクタンク:2006/12/27(水) 22:50:00 ID:???
(指示に従って黙々と物資を降ろし、積み替える作業用MS・・・だが、動きが妙に荒っぽい)

601 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/27(水) 22:53:35 ID:???
>>599
「…ちょ……ケイト、大丈夫かー!?」

(何で駆け出したのかとか、分からない事は色々とあるけれど。
 とりあえずこちらも駆け出して、美しいまでに見事なコケっぷりを見せた少女に追いつく。)

「そんな所でコケると危ないぞ?
 作業中の機体だって居るんだから……」
>>600のザクタンクに向けて大きく手を振りつつ、自分の足元に人がコケているのをアピール。
 何とも滑稽な光景だがそれはそれとして

 >>598、彼女の目の前である。)

602 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 22:59:18 ID:???
>601
「ひーん………だ、大丈夫です、大丈夫………うぇあ!?」

思いっきり転んだ為、服が泥だらけ。
いや、まぁ、こういう作業をするのだから汚れてもいい服を着ているのだからそれはいい。
が、問題は。

「わーわーわーわー!」

したたかに鼻をぶつけた為に流れ出る鼻血。
急いでポケットティッシュを取り出して鼻に詰めながら、ザクタンクと青年に向かってごめんなさいと頭を下げる。
なんとも情けない。
こうしている間も近くに青年がいてガラスのハートがバクバクである。
そして………。

>598
「うぇー………ずみまぜん、傷テープとか物資の中にないでふか?」

目の前にいた女性に声をかける。
擦りむいて膝が痛い痛いな感じになっているらしい。

603 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/27(水) 23:02:33 ID:???
>601
あら、ユンゲルス様。
ケイトさんを追い回してるところでしょうか?
それとも、突発的お笑い芸人症候群ですか?

(本気なんだか冗談なんだか読めない笑みで)

>602
申し訳ありませんが、搬入予定の物資を今ここで勝手に使うわけには参りませんの。
ですから、

(懐に手を入れて何かを取り出す。出てきたのはハンドサイズの救急箱)

どうぞこちらをお使いくださいませ。

604 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/27(水) 23:08:35 ID:???
>>602
「大丈夫なら良いんだが……まぁ、気をつけてな。」

「(……はて、俺なんかしたっけか……?)」
>>603
「…どちらも違います教官、更に言うなら名前も。


 それとも何ですか、突発的お笑い芸人症候群…かかってた方が良かったんですか…?」

(どうやら本気と取ったらしい。
 救急箱を見ながらバツが悪そうに。)

605 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 23:12:39 ID:???
>603
「ぅあ、ありがとうございまふ」

先ほどから妙に舌が回っていないのは、どうにも鼻に詰めているティッシュのせいらしい。
それにしてもこの構図、実にシュール。

>604
「は、はい、気をつける。気をつけまふから、はい」

そう言い、少しだけ青年と距離を取る。
ついでに顔も背ける。
泥だらけになった上に鼻に詰め物をしている顔なんて、まぁ、見せたくはない。

606 :ザクタンク:2006/12/27(水) 23:13:15 ID:???
>>601
モノアイを点灯させて気が付いたのをアピール


そして変わらず、ラブコメを横に黙々と作業をしていたのだが
休憩時間でもないのに、その場を立ち去ろうと後退を始める

手には・・・キャベツや白菜など、甘味の強い葉モノ野菜が詰ったコンテナががっしりと握られている

607 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/27(水) 23:18:10 ID:???
>604
ふふ、ごめんあそばせ。少々いたずらが過ぎましたわね。
ケイトさんの慌てぶりと転びぶりがお見事だったもので、つい。
どちらかと言えば、発症したのはケイトさんの方でしょうけど。

>605
(すすす、とケイトの後ろに寄って、その特徴的な袖で彼女の顔を周りから隠してしまう)
鼻の根元の辺りを、呼吸が出来なくなるように抑えてくださいませ。
そうすれば、余程の事でもない限りは二・三分で収まりますわ。

>606
……お野菜の、コンテナ、ですわね?
わざわざ、ザクタンクで運ぶ程の物でしょうか……?

608 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 23:26:50 ID:???
>606
「………しょうだ、今晩はお鍋にひよう」

とりあえず持っていったコンテナを見て中身から連想して今晩の夕食を決定する。
今朝見てきた冷蔵庫の中身を思い出し、買い足すものをシミュレートし始める。
なんという主婦。

>607
「うひゃ?」

いきなり袖で顔を隠され、戸惑うが彼女の意図を把握すると。

「あ、ありがひょうございます」

と呟き、彼女の言った通りに鼻の根元を押さえ始める。
しかし、二・三分は結構長い、特にこういう待ちの姿勢の時は。

609 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/27(水) 23:28:08 ID:???
>>605
「あ、あぁ………しかしケイト。

 俺……何かしたか?」

(むっちゃくちゃ誤解されている、
 悪意とかは持たれていないが、誤解されている。

 まぁ、顔を直視しない様にしているのは流石と言うべきか。
 酷い顔など、見られたくは無い物だ。)

>607
「まぁ確かに傍目からすれば今のは面白かったでしょうが…」
(小声。)

「あぁ、確かに凄い運び方ですね。」

610 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/27(水) 23:33:18 ID:???
>608
どういたしまして。
女の子が可愛く居られるようにするのは周りの義務ですもの。

>609
先ほどからの動きを見ている限りですと、お野菜が傷んでしまいそうですわね。
もちろん、お野菜の詰め方次第なのですが……

611 :ザクタンク:2006/12/27(水) 23:34:00 ID:???
>607

聞こえるはずがないその声が聞こえたのか、
ザクタンクの動きが一瞬緩慢になって、キャタピラが縁せきにぶつかり停止

「ブ・・・ブモモー!(翻訳:ち、感づかれたか!)」

コックピットから出てきたのは―――どこからどうみてもゴーグルを付けた白黒の牛だ

目撃した者達の空気が一瞬凍りついた

612 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 23:40:28 ID:???
>609
「うぇうぇうぇ、ううん、いえ、ぜんぜん、そんな、なんでもないでふ。
 リヒャルトひゃんは全然、ほんと、いい人です」

日本語でおk。
と言いたくなるような言葉を紡ぐ。
相手に悪い気持ちさせたかと思うとそりゃもうほんと悪い事したなと深く反省。
されどこのいい男の前ではテンパってしまう病はそう簡単に治せず。
なんかもう色々と混乱しているようだ。
こういう時、いつでもハイテンション&ゴーイングマイウェイな友人が酷く羨ましい。

>610
「うぇうぇうぇ、どどどどどどうも、ありがとうございます」

可愛くいられるようにと言われてどもる。お世辞だよ。
そろそろ三分経った。
きゅぽん、と鼻詰めを抜いてみると………なるほど、確かに止まっていた。

「あの、ありがとうございました。
 もう大丈夫です」

>611
「!!」

その牛を見た瞬間、少女に電撃が走った。

「か………可愛い!!」

ケイト=コート、趣味、動物園に行く事。ふれあい広場で遊ぶ事。犬猫鳥とにかく色んな動物を世話する事。
総じて、動物が大好き。

613 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/27(水) 23:44:20 ID:???
>>612
「そうか……それなら良いんだが…」

(何とも深刻な表情で呟くリヒャルトさん。
 なんでその台詞が聞き取れたのかとか気にしてはいけない、
 何度か話している内に、それと無く理解出来る様になったのだろう。

 それはそれとして、こうしている内にもしっかりと運搬作業は進んでいる。)

>>611
「……って、はい………?」

(一瞬、確かに凍り付いて)
>>610
「…教官、今のは見ましたね?
 きっと新手のUMAか、それとも着ぐるみ嗜好の変質者だと思うんですが…

 捕まえます……よね?いや、むしろ捕まえても良いんですよね…?」

614 :謎の牛:2006/12/27(水) 23:49:24 ID:???
>612
「!」
食肉にされる以外の不安を感じたのか、ゴーグルを投げ捨ててMSから飛び降りた

>613

「フモッフ!(翻訳:これでも食らえ!)」

火炎瓶ならぬ胡椒瓶を気が付いた人間達に投げつけると、
白菜を一つ奪取し、口にくわえて四足走行で市街地の方角へ撤退を始める

速度的には、自転車並の時速30km程度は出ているだろう
徒歩ではとても追いつける気配ではないことはたしかだ

615 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/27(水) 23:50:44 ID:???
>612
……いえ、まだ駄目です。

(再度懐に手を入れて、次に出てきたのはハンカチ。
 そのハンカチでケイトの顔を拭く)

はい、これでよろしいですわ。

>611
…………


あらあら、火星生まれだと牛もお利巧さんになるのですね?

(割と本気で言ってるようだ。しかも牛より、目を輝かせているケイトの方に注目している)

>612
そうですわね……
「この子達」も警告してますし、少なくともお野菜の正当な所有権は持ってないようですわね。
捕まえる必要性はともかく……コンテナは返して頂かないと困ってしまいますわ。

616 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/27(水) 23:56:56 ID:???
>615
「うあ、うぇー、あ、ありがとうございます」

ちょっと子供っぽいな、などと思いつつ。
素直に感謝の意を伝える。

>613
「うん、いいんです!」

そして、グッジョブのポーズ。
鼻血も止まり可愛い牛(ケイト視点)を見て元気百倍。
事の外、この少女非常に単純である。

「って、つ、捕まえてどうするんですか!?
 私のお家じゃ狭くて一緒に暮らせませんよ!?
 ………お引越しも、多分無理だし」

牛と暮らすつもりか。臭そうだな、おい。

>614
「ああー! 待ってぇーーーー!!
 ………って、みぎゃーーー!!」

その時、胡椒瓶が、破裂した。
舞う胡椒。鼻に入る。クシャミ。クシャミ。クシャミ。
目が痛い。鼻が痛い。むずむずする。クシャミ。

「あ、あうあうあ………うぇえーーー………ックション!」

盛大なクシャミをしながら、胸に下げたホイッスルを口に含む。

「ふぇっ、と、止まってぇぇぇーーー!!」

ピィィィィィーーーーー!!
と、けたたましい笛の音が辺りに響き渡る。
牛さんにも聞こえているはずである。

617 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 00:00:05 ID:???
>>614 謎の牛
「………!?

 決定だ、コイツ…絶対中身が居るに違い無い……!」

(むせ返りそうになるのを、咄嗟に取り出したハンカチで口元を押さえて何とか回避。
 凄まじい速度で市街地――へと逃走を開始した牛を見やりつつ、
 落ち去られた白菜は、キッチリと確認していた。)

>>616 フライトジャケット
「あぁ…いや、別に暮らすとかそういうのじゃ無くてな。
 野菜とか持って行かれるのはマズイだろうな、と。」

(表情とかから苦労人臭が漂い始めている。
 無理も無い。)

>>615 黒く長い髪の女性
「どうやら白菜一個損失、みたいです。
 …参ったな、あの足じゃあ追いつけない。

 …しかし……"この子達"、ですか………?」

(その言葉が意味する所は良く分からなかったけれど、
 少なくともコンテナの損害は白菜一個で済んだらしい。)

618 :謎の牛:2006/12/28(木) 00:09:21 ID:???
>616
「ブモモー!?」

笛の音で飼い慣らされていた時代を思い出したのか、さらに加速
砂煙を巻き上げながら、建物が多い区画へと消えていく

619 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 00:09:25 ID:/py3vdOZ
>616
(咄嗟にケイトをかばおうとするが、間に合わない。
 とりあえず、涙やらアレコレをぬぐう為に新しいハンカチを渡す)

>617
追いつけない、では済みません。追いつかなければならないのです。

(それは、普段の彼女とは明らかに違う硬い口調だった)

>616
ケイトさんの友愛に泥を塗った落とし前……

(近くでアイドリングしていたオープンバギーに駆け寄ると、周囲の目も気にせずに飛び乗る。
 物理法則と空気抵抗に則り、服の裾が際どく翻ると同時にバギーが急発進する)

高くつきますわよ!!

(そして世にも奇妙な走る牛と和服美人とのカーチェイスが始まった)

620 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 00:16:26 ID:???
>617
「ぶえっくしょ! あ、そそ、そうでひゅね。
 でみょ、なんじぇひゃくしゃ、ひゃっきゅしょい! びぇっくしょい!」

ガードしてなかった分、とんでもなく胡椒を吸ってしまったようである。
言葉が全然紡げていない。

「な、なんで白菜にゃんかもってたんでひゅかに。
 おなかしゅいて、ひゃっくしょい! びゃーーーっくしょい!!」

女の子なんだからもうちょっと可愛くクシャミしようよ。

>619
「ひゃ、ありがとうございま……っくっしょい!!

 ………って、えぇぇぇぇ!?!?」

ハンカチで顔を拭き拭き、している間に走り去る和服美女。
シュール、シュール過ぎるぞ!!

>618
「あー、うあー、どうしよう、どうしよう………。
 えーっと………んっと、とにかく………」

走る。
無論、これで追いつけるわけはないのだが、自分だけ指を銜えて待っているだけという訳にもいくまい。

621 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 00:19:17 ID:???
>>620
「うん、俺も白菜は変だと思うんだ。」
(何時の間に持ってきたのか、走り出すケイトの脇にエレカを寄せつつ。
 こちらも、指を咥えて見ているという訳にはいかないのだ。)

「俺だったら、もっと栄養価の高い物を選ぶと思うんだよな。
 或いは何も考えてられなかったのかも知れない。」

>>619
「――初めて会った時から変わった女性だとは思ってたけど。


 ……いや、凄いな。
 白菜一個でアレ……それとも、本当にケイトの為なのか…?」

622 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 00:26:35 ID:???
>620
「んー、でも、確かにおかしいのはおかしいです。
 牛さんって沢山ご飯食べるから、白菜一個なんかじゃ足りないんですよ?
 ………それに、白菜食べるなんて話、聞いた事ないし。
 でも、要は草だから食べるのかな………。
 あ、失礼します」

そう言い、エレカに乗り込む。
走るよりエレカに乗った方が速い。

「かっこいいですよねー………」

こちらは変わった女性、というよりも格好いい女性として映っているらしい。

623 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 00:42:07 ID:???
ひゃはははは!!
(奇声を響かせながらエレカの後方から走ってくるのは自転車・・・それもママチャリ。
乗ってるのは白衣の奇人じゃなくて変態じゃなくて教官の三船だ)
晩御飯のステーキとすき焼きとバーベキューと焼肉と牛丼とその他もろもろの元、どこだぁぁーーー!!
(どうやら、牛さんの事を聞きつけたらしく物凄い勢いでペダルをこいでエレカに追いついた)

624 :謎の牛:2006/12/28(木) 00:45:44 ID:???
>619 >623
「・・・ブモ・・・」
このとき、牛は火星にはマトモな人間はいないと悟ったとか悟らなかったとか

街中の裏路地を疾走中

625 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 00:46:10 ID:???
>>622
「あぁ、何せ四つの胃に詰め込むだけ詰め込む程なんだろう?
 あれだけ運動する奴だ、仮に本物の牛に連なるモノだとしてもアレじゃ足りない。
 つまる所、また奪われるかも知れない訳だ。
 それは困るから……教官には何とか捕まえるなりして欲しいんだが…」

(既に大分離されつつある、アクセルを踏み込んだ所で)

>>623
「……………はい?」

(「ちょっと待て教官そのママチャリそういった構造してんだ
  いやそれ以前にもういった場合他に持ってくるもとい乗って来る物が
  というか食う気満々かよというか他人のフリだ、他人のフリ―――!?」

 あ、リヒャルトさんとりあえずソフト無視の姿勢に入りました。
 アクセルを思い切り踏み込んでおります。)

626 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 00:52:46 ID:???
>625
「そっかー、そうですねー。
 確かに、一度覚えちゃうと何度でもやっちゃいますから。
 動物ってかなり賢いですし」

捨て猫や捨て犬に餌を上げて、何度も何度も家に来られるようになった経験あり。
というかその真っ最中である、この少女。

>623
「うわぁ………教官さん、すごく速いナリィ………。
 って、食べちゃだめぇぇぇぇ!!」

突っ込みどころはそこか!?

627 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 00:53:27 ID:???
>624
追いすがる追いすがる。
シートベルトをしていないにも関わらず、車体が傾くような急カーブの連続である。
重ねて言うが彼女が乗り回しているのはオープンボディのバギー。
一歩間違えれば、放り出されて大惨事になるにも関わらず、
その運転には微塵の躊躇も感じられない。

「お待ちなさい、そこな牛!!」

628 :謎の牛:2006/12/28(木) 00:58:24 ID:???
>627
「モ・・・」(翻訳:チッ)

「モモーッ!」(これならどうだ!)

本当に止まる、それもかなり急に。
そして建物の壁を蹴り、ジャンプ、空中で反転、今まで来た道を戻り始める。

629 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 01:02:39 ID:???
>628
しっ!!

(それは罵倒の言葉などではなく、一瞬の呼吸合わせ。
 その一息と共に、ハンドルとブレーキを絶妙に手繰る。
 余りに急なブレーキは車体に前方への慣性を与え、これまた急なハンドリングは車体にロールを加える。
 その結果――)

「……どしゃん」

(前輪一つで錐もみターンを決めるバギーが一台。その進行方向は完璧に反転していた)

630 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 01:03:38 ID:???
>>626
「其の通り、こちらの事情を考えてくれないからタチが悪い。
 町の外の荒野に生息してる原生機械生物、
 あちらの凶暴性と比べれば大分マシなのかも知れないが……
 現に俺達も今、こうして走り回ってる最中だしなぁ……っとケイト、掴まれ。」

(唐突に、急ブレーキ)

>>628
(で、その進行方向で急停止しているエレカが一台な訳で。
 そしてもし仮にエレカを飛び越えても、その後ろには三船教官が居るのだ!)

631 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:05:54 ID:???
>>牛
ビフテキの元よ、お前の居場所は分かるぞぉ・・・
(ヤバそうな笑みを浮かべて白衣をはためかせながらペダルをこぐこの男・・・
NTと言うわけじゃないが遥か先の牛の居場所を感じるようだ・・・本能でね)

>>625>>626
わはははは!! 若者よ、晩御飯の為にあの牛を追うぞ!
今夜のおかずはハンバーグだぁ! ターボォ全開じゃぁぁーー!!
(アクセルを主っきりターボの掛け声で更に加速するママチャリ・・・
乗ってるバカが凄いのか、それともママチャリが凄いのか・・・アクセルを踏み込んだエレカの後ろにピッタルとくっ付いてる)



632 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 01:07:58 ID:???
>630
「え、え、え、はははは、はい!」

掴まれと言われて、とっさにリヒャルトの腕にしがみ付く。
そりゃもうぎゅっとだ。
しかし、残念ながら乳の感触は無い。
貧乳なんだ、彼女。すまないリヒャルト。

「………って、な、なんだってーーーー!?」

牛VSお姉さん。
世紀の大戦を見て驚く。
なんかもうさっきから驚いてばかりだ。

633 :謎の牛:2006/12/28(木) 01:08:51 ID:???
>629-631
「・・・・・・・・・」
このとき牛は、白菜を手放すことを決意したという

「モモモモモー」(翻訳:ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい)

ボンッ

白い粉がまき上がって、辺りの視界をゼロにする。
人畜無害な特別細かい小麦粉に、少々の添加物を混ぜた煙玉だ。

そして、気配ごと消え去る牛、
後には小麦粉を被った歯型付きの白菜だけが残されていた。

634 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:09:28 ID:???
>>630
自転車は急には止まれないぃぃーー!!
ジュワ!
(エレカの後にぴったりくっついたママチャリはブレーキをかけるもエレカに追突。
そのまま乗っていた男は空中に放り出されて・・・飛んで行く先には牛君が)

635 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 01:12:44 ID:???
>633
……あら?

(いまだ慣性の残る車体は加速していない。故にブレーキを踏んで踏みとどまるが……)

>634
(牛とぶつかると言う選択肢のない彼の飛翔方向には、剛健なバギーが待ち構えている訳で)

636 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:14:33 ID:???
>>633
そらーらーをこえてぇ〜〜〜
さらばだ晩御飯ーーー・・・
(男は飛んだ・・・飛びすぎた。勢いがありすぎて牛の上空を飛び越していった。
気配を消す牛に別れを告げながら弾道軌道の落下コースに入る・・・そして・・・)

あべし!?

(頭から地面に落下した)

637 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 01:16:41 ID:???
>>634 白衣の教官
「………狙い通り、だ。」

(それは"後から考えた言い訳"という名の、自己正当化である。)

>>633 謎の牛
「…目晦ましか、いよいよもって本当に牛な気配が希薄になって来たな。

 まぁ、これで暫く手出しは無い…か?」

>>632 フライトジャケットの女生徒
「あぁ…いきなりで済まない、ケイト。

 ……しかしアレだな、今更ながらに養成所の教官って凄いよなぁ…」

(胸の感触とかは全然気にしてない様で、嬉しいやら悲しいやらで。
 そしてその発言の信憑性はともかく、今彼の眼前に居る二人の教官はやはり、
 相当に"凄い"と、彼は思うのだ。)

638 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:18:07 ID:???
>>635
(落下した先は剛健なバギー・・・男の叫び声と共に何かとても痛そうな鈍い音が響き渡る)
・・・・・・
(バギーに直撃したこいつは地面に仰向けに倒れたまま、体をピクピクと痙攣させてる・・・・多分、大丈夫だろう)

639 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 01:22:29 ID:???
……まぁ、十分お仕置きにはなったでしょうし、それで由と致しましょう。

>638
ええと……ミフネ様の頑丈さは存じてますが…………
このままで、よろしいのでしょうか?

>637
…………

……わたくしとした事が、御恥ずかしい所をお見せしてしまいましたわね。

(僅かに赤くなった顔を、袖で隠す。どうやら、冗談や謙遜のつもりではなさそうだ)

640 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 01:22:55 ID:???
>633
「あー!!」

消えた牛さんのいた場所に、エレカを飛び出し急ぐ。
粉のついた白菜を持ち上げ、粉を指先で掬って………舐める。

「ペロ………これは青酸カリ!」

バーローwwwww

「んー………でも、なんで牛さんが小麦粉なんか?
 っていうか牛さん消えちゃった………?
 どうやって?」

真実はいつも一つ。

>634-636
「………うわぁ」

もうなんか、言葉に出来ない。

>637
「そうですねぇ、凄いですねぇ………」

凄いとしかいいようは無いのだろう。
というか、貧困なボキャブラリーじゃこれ以上の言葉は出てきません。

641 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 01:28:19 ID:???
>>639 黒く長い髪の女性
「いえ…そんな事は、御疲れ様でした。」

(一方で、こちらも社交辞令の類では無い様だ。
 …彼も二回生、養成所の"校風"はよーく理解しているのだろう。)

「さて、そろそろ戻りましょう。
 そろそろ物資の搬入も終わる頃合ですし、三船教官を休ませないと。」

>>640 フライトジャケットの女生徒
(と、そこで)ケイトへと視線が移ったらしく。)
「あぁ、凄いとしか言い様が無い。

 …しかしケイト、本当に青酸カリだったら…君は今のそれで死んでるよ。」
(冷や汗、そして軽く身振りでエレカへの移乗を促す。)

>白衣の教官
「教官、生きてますかー?」
(とりあえず、担ぎに行く。)

642 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:28:35 ID:???
>>639が心配し、>>640が言葉にできない状態の白衣の男・・・)
うぼぉぁぁ・・・頭がガンガンする・・・
(今まで、虫の息の瀕死みたいにピクピクって痙攣してたのに突然、ムクッて起き上がった)
何でこんな所にいるんだ・・・?
確か、グラタン作ろうとしていた・・・何かが出たってのが聞こえて・・・その後は・・・

643 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 01:31:01 ID:???
>641
「えへへ、ごめんなさい。
 テレビで見て一度やってみたかったんです」

言いながら、エレカに乗車する。

644 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 01:31:50 ID:???
>641
そう言って頂ければ、気がらk――

>642
(無言でその首に神速の手刀を入れる。決して強くは無いが、確実に昏倒する場所を狙い撃ちだ)

あらあら、どうやらまだ安静にしていたほうがよろしいようですわね?

645 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 01:33:01 ID:???
>>643
「そ、そうか……なら良いんだ、驚いたけどね。」
(本当に焦っていたのは内緒だ。)
>>642
「(――き、記憶障害―――――ッ!?)」

646 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 01:35:06 ID:???
>>644
(それを見て、(相手が女性だと言う事はしっかり分かっているけれども)サムズアップ。
 ナイス過ぎる対応だと、その動作が物語っている。
 ナイス、手刀。)

「よし、帰りましょうか―!」

(物凄い晴れやかな顔だ、すべての面倒が片付いた時、人は時に凄い顔で笑う。
 その好例だ。)

647 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 01:35:35 ID:???
>642
「うーん、大丈夫なのかなー………」

エレカからひょっこり顔を出して白衣の教官を見る。
………うん、きっと大丈夫だろう。
ギャグキャラはすぐ回復するはず。

648 :食堂のオバチャン:2006/12/28(木) 01:36:03 ID:???
そして、戻った一行のたどり着く養成所内の大衆食堂

「あらあらみなさん、遅かったですね。物資搬入おつかれ様でした。

ウフフ、今日の日替わり定食は特別にすき焼きにしたんですよ
ちょっと補給の後で良い牛肉がたくさん手に入ったので私もがんばっちゃいました」

何名かの職員・生徒達が既に食べているそのテーブルでは、
見るからに新鮮そうな赤身の綺麗な牛肉がグツグツと煮えてピンクへ、黒ずんだ白へと色が変わっていっている
まだ厨房に残っている肉の量を見るに、牛一頭分はありそうだ

649 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:36:04 ID:???
確か・・・白と黒で・・・角があって・・・モーモー・・・
うごぉ!?
(もうチョイで思い出せそうな所で>>644からの手刀を受けてその場に崩れ落ちた)

650 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2006/12/28(木) 01:40:50 ID:???
>646 >647
資材搬入もそろそろ終わってしまいましたわね。
このまま、直接養成所に戻る事に致しましょう。

>648
(何か言いたそうだがしかし感情の読めない曖昧な笑顔を浮かべて)

……あらあら?

(取りあえず、彼女は夕食に牛以外を選ぶ事にした)

651 :フライトジャケットの女生徒:2006/12/28(木) 01:41:41 ID:???
>648
「わーい、やったーすき焼きだー!」

早速割り箸を手にし、食すケイト。
先ほどまで自分が追っていたものの事など忘れているのか、
はたまたそれとこれとは別の話なのか。
或いは、この肉がアレであるという事を考えれるほどの知能を持っていないのか。

いずれにせよ、凄くおいしそうに食べている。
ここまで食べてもらえれば牛も本望であろう。

652 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 01:45:33 ID:???
>>648
「…………………」
(何とも、悩ましげな表情を浮かべて。)

「……すみません、何時ものお願いします。」

(何時もの―――当たり障りの無い、口になじんだ料理を選び>>651、ケイトの横で食べ始める。
 この後数日間、彼が自発的に牛肉を口にする事は無かったとか。)

653 :食堂のオバチャン:2006/12/28(木) 01:47:35 ID:???
>650 >652
「はぁ・・・牛肉、以外ですか
わかりました、適当に作りますから、ちょっと待っててくださいね」

まもなく出てくる別のメニュー

>651
「まさか、あんなところで新鮮な牛肉が手に入るなんて・・・とってもラッキーでした」

ホクホク顔ですき焼きをがっつく生徒達を見守るオバチャン
そして、無名な生徒の一人がオバチャンに聞く

「・・・この牛肉の入手ルートですか?・・・秘密です♪」

牛の生死は、結局闇の中である

654 :白衣の教官 ◆p8TfmeO3EQ :2006/12/28(木) 01:50:54 ID:???
>>648
あぁ・・・あたまがずきずきするーー
(流石に戻ってからは意識を取り戻したのか、割れそうに痛い頭を左手で押さえながら右手で口に錠剤を放り込みながら食堂へ入ってきて)

・・・おば・・・いや、おねーさん。
すき焼き、美味しく頂かせてもらいます!
(美味しそうなすき焼きを目にすれば食道のおばちゃんをおねーさんと呼んで席に着く。
この男、完全に牛を追いかけていたときとは脳味噌が切り替わってるようだ)
うまぁぁいぃ!!
(自分がグラタンを作ろうとしていたことも忘れて美味しさのあまりに涙を流しながらすき焼きを食べ続ける)

655 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 22:01:19 ID:???
「しかしまぁ……変な事もあったけど、無事に届いて良かったな。」

養成所の格納庫は、先日の"キャラバン"によって齎された物資により―――
何時にも増しての修羅場、雰囲気的にはむしろ鍛冶場の様相を呈している。
そんな中にあって、格納庫のやや奥まった所では……今まさに一つのコンテナが開放され、
その中に収められた銃器――無論モビルスーツ用の――がクレーンで吊り下げられていた。


モビルスーツ用対装甲スナイパーライフル、固有名称は『Jena』。
形式としては極めてオーソドックスな、光学照準を利用した実体弾使用の長銃。
自らの搭乗機へとそれが装備される様を見上げるのは一人の青年だ、
やっと改修にかこつけた、未だ乗りこなせぬ自分の愛機。

これで少しは戦える。
何処と無く嬉しそうなその視線は、きっと嘘では無いのだろう。

「………『イエナ』、か…。」


656 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 22:13:06 ID:???
>>655
「恋人の名前かい?」

茶化すような台詞を、からかうような口調で放つのはダークレッドの髪の女性。
しかしその眼差しは穏やかにライフルへと向けられている。

657 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 22:22:24 ID:???
>>656
「ハハハ…いやまさか、居ませんよ。

 相棒の名前、ですかね。
 別の言い方をすれば…憧れの場所の名前って言い方も出来ますけど。」

(突然のそんな台詞にも別段驚いた風は無く、視線はライフルから教官へと移っている。

 …青年は姓名から分かる様に、出身は我々の世界で言う所のドイツ人に当たる。
 Jena(イエナ、或いはイェーナ)は、歴史の古い群独立市だ。
 精密光学機器の製造会社がある事でも、その界隈の人間には有名である。)

658 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 22:28:47 ID:???
>>657
「相棒?
 それじゃあダメだ。
 良い男ってのは女を抱くように銃を握るんだよ」

自分を見る男の視線をさして気にも留めず、
何処か意地悪そうな笑みを浮かべて彼女は言った。

659 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 22:33:17 ID:???
>>658
「それは…手痛いお言葉で、教官。」

(思わず、青年の顔にバツが悪そうな苦笑が浮かぶ。
 そういう概念に関しては、見た目に比して未成熟なのだろう。)

「ただまぁ……努力はしましょう、理解出来なくも無いですし。

 しかし何ですか、というと…『良い女』の場合はどうなるんですか?
 例えば教官の場合は…確か以前は『声を聞く』って仰ってましたけど。」

660 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 22:38:39 ID:???
>>659
「知りたいかい?」

そこで初めてリヒャルトと視線を合わせると、
一歩下がって片足で地面を軽く蹴ってクルリと回り、

「女を抱くのが趣味って女が、広い世界にゃごまんといるのさね」

冗談とも本気ともつかない、艶を帯びた流し目を送ってきた。

661 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 22:44:12 ID:???
>>660
「成程、それは確かに。

 …しかし、教官には敵わないな。」

(一見、何と言う事も無い笑みを返している様に、見える。
 しかしその実、その流し目に平常心を保つのに必死な青年であった。

 まぁその辺りは人生経験の差だろう、とは彼自身も思っているのだが。)

662 :お菓子みたいな名前の教官:2006/12/28(木) 22:45:41 ID:???
「んっふっふー♪新しいグリップに新しい銃身ー」
そこをリヤカーにMMP-80(90mmマシンガン)の部品を積んで通り過ぎようとする隠れ年増

>660
"ああ、この人もそっち系なんだ"とでも言いたげな生暖かい視線を送りながら真横を通過していく

663 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 22:50:39 ID:???
>>661
「ま、アタシゃ今んとこ、男と女のどっちにも興味は無いけどね」

ククッと喉の奥で転がすような笑い。
人生経験の差というよりは、居住環境の差とでも言うべきか。
彼女が間借りしている建物にて営まれている、とある商売の影響なのは間違いないだろう。
『門前の小僧、習わぬ経を読む』という奴である。

>>662
別段気に留めた様子も無い。
所詮冗談なのだから、聴かれて拙いことなど一切無いのだ。

664 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 23:00:04 ID:???
>>663
「あー……そうでしたか。

 しかしまぁ、それはそれとして教官のダムドレッド―――
 あれに乗って戦う時って、どんな感じなんですか?」

(一方こちらも、自分のとある"趣味"に関してなら相当な物なのだが――
 それはまた別の時に表現される事もあるだろう。

 そしてこの問いは――彼は実戦での近接戦闘を経験した事が無いらしい。
 失礼(と彼は思っている)な想像をした後だけに、少々強引な話題の転換な気もするが。)

>>622
(軽く一礼して、見送る。

 教官の名前が思い出せないのだ。)

665 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 23:04:43 ID:???
>>664
その問いを向けられて、沈黙という形で少しの間を挟んだ後。
耳に掛かった髪を指先で払う動きのさり気なさと共に、

「気持ち良いね」

と、彼女は当たり前のように言った。

「アイツとアタシとは相性が良いんだよ。
 だから乗ってて気持ち良いのさ」

666 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 23:09:18 ID:???
>>665
「―――――。」

(『気持ち良い』。
 その言葉を聞いて、青年は数秒の間沈黙して何やら考え初める。
 理解し難いという様子では無かったが…"関心"以上の何かがある。)

「――良い、ですね。

 俺も、気持ち良く飛べれば――もっと上手く飛べるのかな。」

(最後の一言は、少しばかり自嘲染みた響き。
 しかしその大部分は、単純に目の前の教官への憧れだ。)

667 :お菓子みたいな名前の教官:2006/12/28(木) 23:14:08 ID:???
>664
既に銃の分解作業が始まっており、敬礼になんて気が付いちゃいない

「今度はドラムマガジンとかもつけられるようにしたいねー」

声は覚えていても、生徒達が名前を思い出せないのもそれはそうだろう
NT専用武装の使い方を教える手前、普段は衛星軌道周辺での訓練などを担当している
あまり火星の養成所の本家本元であるここにはいないのだ

668 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 23:15:35 ID:???
>>666
「飛ぶのは嫌い?」

青年の懊悩に気付いてか気付かずしてか。
ブラウンの瞳で天井越しに火星の空を見上げながら、
スカーレットはそう尋ねた。

669 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 23:21:01 ID:???
>>667
「(本当、誰だったかなー……
  顔も声も覚えてるんだがなぁ……)」
(などとは、彼も思っているのである。
 人並み以上の記憶力はあるつもりなのだが。)

>>668
「好きですよ、星を見るのが好きな物で。」

(即答だった。

 ――イエナは、かつて世界唯一のプラネタリウムの生産会社があった町だ――。)

670 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 23:26:52 ID:???
>>669
「じゃあ飛べるさ。
 いつか、気持ちよく空をね」

目線を下ろし、迷いの無い答えに満足そうに頷き返す。

「空を飛んで、星を見て――確かにソイツは気持ち良いだろうねぇ」

671 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2006/12/28(木) 23:37:21 ID:???
>>670
「――どうも、そう言って頂けるなら…頑張りますよ、俺。」

(そう言って視線を上げる、機体に取り付く整備科の生徒・教官達の姿。
 もう間もなく装備の換装も終了し、彼の愛機の強化も終わる。)

「見つめるなら見つめるで、どうせなら思い切り近づいてやりますよ。
 眼の良さだけが自慢な物で。」

(微笑む顔は、幾分か晴れやかだ。
 実の所乗り込ます自身は無いのだが…乗りこなしてやろうと言う気概は手に入れた様だ。)

「有難う御座います、教官。
 早速……行って来ますよ、整備の連中には叱られてしまいますが―――。」

(言うやいなや、キッチリとした敬礼をサッと施し、機体の方へと歩き出す。
 見れば整備も終わっているのか、直ぐにでも自主訓練が可能な様だった。)

672 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2006/12/28(木) 23:40:40 ID:???
>>671
歩き出した背中を見送りながら彼女はふと首を傾げた。
星を見たいのなら何故。

「何でアンタは火星に来たんだい?」

呟く声は届かない。
答えは容易に想像がつくものだったから、
疑問は疑問として発せられなかったのであろう。

(ま、頑張りな)

心の中で軽く青年の夢を応援しながら、スカーレットもまた己の職分の為に歩き出したのだった。

673 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/01(月) 00:29:15 ID:???
保守

674 :名無し生徒:2007/01/01(月) 12:03:28 ID:???
新年を祝う養成所の生徒・教官達。
酒が入ったり入らなかったり、酔い潰れたり酔い潰れなかったり。
騒いだり騒がなかったり―――そんな、年明け。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/288/1166619787/11-57

675 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/02(火) 23:03:49 ID:???
火星に於ける養成所は、一つの共同体――即ちクレイドルの中核を成している。
多くの生徒や職員が集まり、日々の生活を送るのだ。
当然消費される物資や利用される社会資源は膨大な量となり、
其処には養成所を中心とした経済のサイクルが発生する。
つまりクレイドルそれ自体が、一つの学園都市として機能しているのだ。

そんなクレイドルの、幾つかの区画のうちの一つにその場所はあった。
主要区画から遠く離れ、滅多に訪れる者のいない静かな空間。
大気中の成分濃度調整用に植えられた、鬱蒼と茂る木々の中に数多の石碑が佇んでいる。
墓碑だ。

兵器であるMSを扱い、戦う術を学ぶ場である以上は死の危険と常に隣り合わせである養成所。
当然の事ながら訓練の過程で命を落とす者もいる。
そうした志半ばで死んでいった者たちを弔うべく、いつの頃からかこの場所に石碑が建てられるようになった。
火星に住まう人間にはワケありの場合が多い。
家族や親戚など、弔ってくれる縁者がいない遺体の冥福を、せめて学友や師の手で祈ってやろう――
そんな想いを持つ有志たちが費用を出し合い、また養成所にも掛け合った結果がこの場所だった。


ざあっ......


大気循環システムの気まぐれが生んだ一陣の風が、広葉樹の枝を揺らしざわめかせる。
鳥の囀りが時折聞こえてくる他は、そうした木々の生み出すざわめき程度しか物音のしない静かな場所。
その、枝振りの良い一本の木の下に独り佇む人影があった。

676 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/02(火) 23:07:07 ID:???
通り過ぎる風が赤い髪を撫でていく。
頬に掛かりそうになるそれを手で押さえながら、彼女はしゃがみ込んで足元に手を伸ばす。
指先がそっと触れたのは、地面に埋め込まれた一枚のプレートだった。
60cm四方程度の大きさの金属片でできた飾り気の無い板。
周りの草に埋もれてしまわないよう、少しだけ高く盛られた土の上に味気ないその姿を晒している。
其処に刻まれた名前を大切そうに呟きながら、一文字ずつ人差し指でなぞっていった。

「アタシが女として魅力的だとか、華やかだとか――笑っちゃいますよね?
 ガサツで、筋金入りの不良生徒だったアタシがそんな風に言われる日が来るなんて……」

もう片方の腕に抱えていた花束をそっと置き、彼女はスッと立ち上がった。
胸の奥の痛みに耐えるように、右手が豊かな二つの膨らみの間をぐっと押さえつける。
柔らかな反発の向こうから自らの鼓動が伝わってくる。

一陣の風が木々を揺らし、草を撫で、プレートの上を通り過ぎていった。

「また来ます。
 楽しい事があったらその時に――今日はこれで失礼します」

ライダースーツを着込んだ彼女はそう言って一礼すると、くるりと踵を返して墓所へと続く森の路を引き返し始めた。

677 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/04(木) 22:56:41 ID:???
「………ふーむ。」

(――養成所のシミュレータールームは、かなりの性能を誇る事で有名だ。
 無論、それ相応の資金が投入されているのには理由がある。
 実機を使う場合と比べて圧倒的に対費用効果が高い事や、
 この世界の技術力ならば実際の物とかなり近い水準での訓練が出来る事などがそれだ。

 まぁそれはそれとして。
 一人の青年がシミュレータールームの端末機――他人の訓練風景や、
 そういった諸々のデータを管理する為の端末と考えればいい――の前に立っていた。)

「………何だよ、これ。」

(その表情は、驚きと違和感がそれぞれ半々の力によって占められていた。)

678 :黒装束な人+黄色いハロ?:2007/01/04(木) 23:26:07 ID:???
>>677
黒「おやおやぁ?」
黄「ん〜?どうしたぁ、サスケぇ?」

(入口の方から、二つの声が聞こえてくる。
 一つは高めだが男と判別できる声で、一つは物凄く・・・渋い。)

黒「いえね、あそこに何やら小難しい表情をしていらっしゃる男の人が。」
黄「あーあー、きっとこのパイロット養成所での複雑な人間関係、特に恋愛で悩んで居るのだろう。
   若いっていいねぇ・・・」
黒「端末の前でそんな事考えるってどんな暢気な人なんですかそれは」
黄「ま、外見からじゃ何考えてるか人ってのは判断できねぇからなぁ。
   案外俺たちの想像できないドロドロした愛憎劇でも頭ン中でシミュレートしてても・・・
   おおそうだ、そんな奴はいつ暴走するとも限らん今すぐに宣伝してこよう」

(・・・・何やら青年にとってとてつもなく不都合な会話が聞こえてくる)

679 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/04(木) 23:30:22 ID:???
>>678
「オイちょっと待てというか待ってくれ、そこの黒い服の人と球体。
 生憎そんな妄想する程には人付き合いに困ってないぞ。」

(ただでさえ人間関係が大事な世の中だ――とか思ったかはまた別として。
 とりあえず不都合な話には釘を刺したがる青年である。
 特に愛憎劇がどうこうなんて噂を広められたらたまったモンじゃ無いのだ。)

「ちょっと、昔のデータを見させてもらってね。
 ……改めて見ると正直化け物揃いって感じだと驚いてたんだ、昔の先輩方は。」

680 :黒装束な人+黄色いハロ?:2007/01/04(木) 23:41:38 ID:???
>>679
黒「おやこれは失礼」
黄「おうそうかそうか頑張れ若造!     ツマンn・・・んー?ボク知らない何も知らない」

(流れるような動作で手を振る球体・・・
 中々精巧に出来ている「人間らしい」動作である。)

黒「それはまた興味深い、一体どんな・・・・」
黄「えーとここか、ここがええのんか?」
黒「って勝手に何やってるんですか音速さん!」

(いつの間にか端末の前で誤ったキーを押そうとしている。素早い。そして迷惑。)

681 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/04(木) 23:54:01 ID:???
>>680
「おっと、それは遠慮して貰おうか球体――音速さん、で良いのかな?」

(咄嗟の反応、とりあえず手――というか球体その物をがっしと掴んで端末ガード。
 無駄に素早いぞ、この青年。)

「名前とかは分からないんだけどさ、乗ってる機体とかも凄い。
 どうにもウィングガンダムゼロの改造機らしいんだが……
 見た感じ、乗ってるだけで身体壊しそうな機動が多くてね。

 おかしい、って言うべきなのかなって思ってさ。」

(そういう事情で、>>677のような表情になっていたらしい。
 青年が端末を2〜3操作すると、直ぐ真上のモニターにデータが表示される。)

682 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 00:33:25 ID:???
(データを見ると、成程確かに成績としては凄まじい者があった。
 それが生徒の物か教官の物かは分からないが―――。

 ややあって球体を連れた黒装束の少年が去り、青年は手近な椅子へと腰を下ろす。
 既に時間にして六時間以上――途中でシャワー等の休憩は取っているが――、
 改修した自分の機体のシミュレートを行っているのだ、いい加減疲れている。


 そろそろ帰ろうかと思った矢先、人の気配を感じた。)

683 :金髪のお嬢様:2007/01/05(金) 00:39:44 ID:???
「――あら、居たの」

冷えた言葉と共に、開いたブースの扉から一人の少女が姿を現した。
何の感情も感傷も含まない、単なる事実の確認としての台詞。
リヒャルトに対して向けた視線にも特別な意味は一切無く……。

684 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 00:48:29 ID:???
「――うん、居るの。」

(返す言葉は軽やかに、といっても特に悪意とかは無い。
 とりあえず火を付けかけた煙草を戻して、仕舞い込む。

 もう少し休んでから自室に戻ろうかと考えていたのだが………)

「そちらも訓練かな。
 今しがた教官が来て、○×から△○までのシミュレータは不調だから使うなとの事だ。」

(ただ座しているのもアレなので、取り敢えず事務的な事だけを伝えてみる。
 勿論だが、言っている内容は事実である。
 恐らく今頃、担当の教官が急いで張り紙でも作っている事だろう。)

685 :金髪のお嬢様:2007/01/05(金) 00:53:04 ID:???
>>684
「そう」

短く応じる。

「吸えば?」

煙草を仕舞い込む青年に、気遣いは無用と促す。
カナデ自身はすぐにその場を後にするつもりであった。

686 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 01:02:59 ID:???
……あらあら、もしかして順番待ちでしょうか?

(「使用中止」の流れだけが聞こえていたのだろうか。
 室内にたむろする人の多さからちょっとした勘違いをしたようだ)

687 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 01:03:01 ID:???
>>685
「ん、悪いね。」

(それを聞いて、咥えなおして火を付ける。
 ……ここ何年かで広まった、複流煙の出ない(正確には極めて少ない)煙草だ。)

「しかし。」

(そこで一旦視線を外して、再び戻して。)

「――俺、君に何かしたかい?
 何か気に入らない事があるんなら、聞かせてくれると有難い。」

(特に気分を害しているとか、そういう様子ではない。
 つまる所この青年は単純に、目の前の女性の素っ気無い行動を――
 自分に何らかの非がある故だと、本気で考えているらしい。)

688 :金髪のお嬢様:2007/01/05(金) 01:12:22 ID:???
>>686
困惑気味な青年からの問いに、
一瞬きょとんとしてからカナデはクスリと笑った。

「自意識過剰なのね、貴方。
 私は普段からこんなものよ――」

リヒャルトの勘違いをからかうように、細めた目で一瞥する。

>>685
「いいえ、使えますよ。
 何台か不調で使用禁止になっているというだけです」

入室した彼女にそう告げ、軽く一礼するカナデ。
その仕草には確かに敬意が感じ取れた。

689 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 01:19:12 ID:???
>688
(カナデの一礼に恭しく返礼する。彼女の中では自分もまた同列の生徒であるからだ)

なら、順番待ちの書類に記名する必要は有りませんわね。
……少し、失礼します。

(その発言とは裏腹に、先ほどまで優男が使っていた端末に歩みよると何やら操作を始める。
 傍から覗いた範囲で汲み取れるのは、かなり昔のデータを漁っているようだった)

690 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 01:23:10 ID:???
>>688
「――む、そうか?
 …そういう事なら変な事を言ってしまった、申し訳無い。」

(そういう物かと納得顔で、勘違いした事に素直に謝る。
 実際自意識過剰だと(言われたからとはいえ)分かっているので、
 そう言われた以上、素直に納得出来てしまうのだろう。

 極端な話、素直過ぎる感が決してしなくはない。)

>>689
「………ん………?

 随分昔の物を調べるんですね、ラナさん。」
(といっても、この青年も先程まではそうだったのだが。)

691 :金髪のお嬢様:2007/01/05(金) 01:32:50 ID:???
>>689
ラナの作業に、何をしているのかと少しだけ興味が湧いた。

>>690
「謝る必要は無いわ。
 貴方にどう見えたかなんて、私には大して意味が無いもの」

カナデ・ノースウィンドという少女は、
リヒャルト・ユルゲンスという青年に対して本当に興味が無いようだ。

692 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 01:35:48 ID:???
>>691
「……………。」

(…流石に面食らったのか、黙る。
 悪意とか全然無かった分、余計に刺さったのだろう。)

693 :お菓子みたいな名前の教官:2007/01/05(金) 01:39:18 ID:???
バキンッ

金属がねじ切れるような音と共に、取ってがついた床板が、
シミュレータールームの決して低くはない天井にめり込む

「いやぁあぁああああ!?」

顔を煤だらけにして、床板が吹き飛んだ穴、つまりは配線用のハッチから飛び出し、
手近なところにいる生徒(>>692)に飛びつくいい年した大人

「ゴゴゴ、ごご、ゴキ、ゴキ○リー!」

そう、火星のクレイドルにすらにすら黒光りする害虫Gは生息しているのだ


694 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 01:39:33 ID:???
>690
えぇ。
リヒャルト様、いつか図書室で一緒に探して頂いた本をお覚えですか?
あの本を書かれた方のデータが残って無いかと――

(はたしてそのデータは長い「検索中」とおう表示の末に、彼女の前に提示された。
 著者が行った全てのシミュレートが残っている訳では無いだろうが、
 それでもそのデータは一個人にしてはかなりの量が保存されている)

……これ、ですわね。間違いありませんわ。

>691
(カナデの視線に気づいているのか否や。ともあれ彼女は探し当てたデータの中から
 比較的後期のデータの一つを選ぶと再生を始める)

………・・・。

(序盤こそ、さして注目すべき所は無かった。
 だが、その戦場にてその人が他機との交戦距離に踏み込んだ瞬間――)

――ッ。

(それは傍から見れば、上手く避けているだけにしか見えない動きである。
 だが、その動きを見たラナ・ウォングは、息を引きつらせる様に己の驚愕を外聞に晒した)

695 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 01:46:11 ID:???
>>694
「あぁ、あの人でしたか…ええ、覚えていますよ。」

「(………ふむ。)」
(と…その再生されたデータを傍目から観察している時―――)

>>693
「……あー、不調ってソレの所為だったんですか、教官。」

(飛びつかれ、抱きつかれ。
 彼とてその無害な害虫――ゴ○ブリの事なら知っている。
 ただまぁ、人が驚いている分には幾らか冷静にいられる訳で。

 とりあえず、ハッチを閉じて教官を自分から丁寧に引き剥がす。)

「というか教官、大丈夫ですか。」

696 :金髪のお嬢様:2007/01/05(金) 01:46:45 ID:???
>>694
データに残されたそのパイロットの技量が優れているのは察しがついた。
優秀な生徒か、或いは教官の中の誰かだろうか。

しかしながら、映像がラナを驚愕せしめた場面へと転じる刹那、
突如吹き飛んだ床板にカナデは気を取られてしまったのだった。

>>692-693
一言。

「仲が良いのね」

697 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 01:48:27 ID:???
>>696
「いや、全然。」

(引き剥がしながら即答。
 実際付き合いがある訳でも無く、第一青年は教官の名前すら知らない。)

698 :お菓子みたいな名前の教官:2007/01/05(金) 01:54:21 ID:???
>>695
「・・・ううん、違うの」

落ち着きを取り戻しつつあっても、まだ興奮しているのか、
やたら大きく首を横に振って答える
では、さっきのゴキブリはなんだったのだろうか
>>696-697
「あ、本当にごめん、いきなり抱きついて・・・」


「ショート原因はネズミよ、ネズミ」

抱きついてからもずっと握っていた右手を開けてみせる
分厚いゴム手袋に握られていたのは――黒焦げの小動物であった

「電源ケーブルの上でこんがりローストされててね・・・
それをむしゃむしゃゴキブリが食べてて・・・うっぷ・・・」

699 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 01:57:14 ID:???
……あ、…………は。

(動悸を抑えるように胸元を手にやる。思わず振り向いた先で自分に注目している者は見当たらない。
 深く息を吸い、ゆっくりと吐き出していく。
 武道に慣れたその身は、思うよりも早く平静を取り返してくれた)

>697
あらあら、それではいけませんわよリヒャルトさま。
そういう時は優しくなだめて差し上げないと、掴めるものも掴めませんわ。

(からかうような、それでいで和やかな笑顔でしれっと)

700 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 02:03:33 ID:???
>>698
「…いや、それは別に気にしてないから良いんですが。

 しかしネズミですか――って、とりあえずそれを何とかしましょう。
 ぁーっと………」
(手近にあった用具箱から分厚いゴミ袋(無論、黒色)を取り出しつつ。
 因みに一応二枚だ、教官が○○したりしたら困るので。)

>>699
「…ラナさん、貴女にとって俺は…
 今の俺は、一体何を掴もうとする男に見えているんですか……?」

(なだめるというか介抱している様な光景だが気にしてはいけない。
 答えるのはとてもとても爽やかな笑みで。
 けど何か悲しそうな成分もちょっとだけ混ざって。)

701 :お菓子みたいな名前の教官:2007/01/05(金) 02:14:31 ID:???
>>700
「あ、ごめん。ゲ○袋の分まで・・・こっち見ないでね」

釘を刺してから、食道を逆流しつつあったモノと、
黒焦げのネズミ、ゴム手袋を処分、口を厳重に縛ってゴミ箱に投げ入れる

「やれやれ・・・男の人じゃ狭くて入れないからって、なんで私がこんなことを・・・」
疲れきったという様子で、近くのシミュレーター端末に手をかけて俯く

「あれ・・・私、なにしきこの部屋に来たんだっけ?」
本来の目的を忘れて雑事に追われていたらしい

702 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 02:28:42 ID:???
>700
わたくしの言葉はあくまでも一般論から照らした言葉に過ぎませんわ。
リヒャルト様の内に確たる信義がございますなら、
どうぞ外野のざわめきに流されませぬよう。

(くすくす、と思わず漏れる笑い声を隠そうとして隠しきれてない。
 恐らくではあるが、彼とラナの関係はほぼ定位置を見出したと見れるだろう)

703 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 02:34:04 ID:???
>>701
「ん、頼まれても見ませんよ――」

(しっかりと他所を見て。一応更に加えて耳も塞いで。
 やっと一連の行動が終わったかなーって辺りで視線を戻して。)

「…まぁそれはそれとして、ご苦労様です。
 しかし教官、流石にそれは分かりかねますね…」

(と、こんな具合にある程度の余裕を回復した所で)


>>702
「……ラナさん、其れが誰から借りた言葉であれ……
 言った言葉には責任が伴う、という事をお忘れ無く。

 まぁ…確かにあなたの言う通りだとは思いますが。」
(多少強気で言い返してみても、
 やはりこの女性には完膚なきまでに弄られる運命にあるらしい。
 『orz』という感じのオーラをこれでもかと纏わせてしまった辺り、
 どうやら現状での関係は…これで確定しているのは疑い無い。)

704 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 02:42:03 ID:???
>703
ええ、勿論。責任在ればこそ認められる自由ですもの。
どうぞ、リヒャルト様も思うままに?

(にっこり)

705 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/05(金) 03:00:15 ID:???
>>704
「…………ええ、分かってます。
 大丈夫ですよ、俺は何時だって自分に正直に生きてますから。
 無論責任は自分に取れる範囲で、ですが。」

(先程より幾分かはダメージが少なかったのか、その言葉は真面目な物だ。
 あながち、青年の中にある大事な"何か"を刺激してしまった様だが――
 ――とりあえず今は関係が無さそうな様子では、ある。)

「――さて、それじゃ俺は失礼します。
 …昨晩は寝てないんで、いい加減寝かせてもらいますよ、では。」

(と、一転して何時もの軽い調子へと物腰が変わる。
 まるで何時かの空模様の様だが――とにもかくにも青年は、
 軽く挨拶した後に、シミュレーター室を出て行った。)

706 :黒く長い髪の女性 ◆Ranawa0ufU :2007/01/05(金) 03:36:48 ID:???
>705
あら、それはよろしくありませんわね。
どうぞきっちり体を休めてくださいませ。

……さて、わたくしも遊びに来たわけではございませんでしたので、これにて失礼致しますわ。

(優男を見送るとシミュレーターの中へと入る。
 そこは全方を樹脂と鉄とで囲んだ一種の閉鎖空間。
 その中に座す者は外との関わりをほぼ間接的かつ意図的なものにする。
 つまり、彼女の呟きを聞き取れる者は皆無)

まさか……あの方も「見える」方だったのでしょうか……・・・…?

(呟きの後で、一瞬の躊躇いと共に自らの挑戦の矛先を定める。
 間断なくシミュレーターは彼女が挑むべき相手を顕現させた。
 それは機械と電脳の上に在る虚構、模造された贋技。
 しかして一度知りえれば、確かに威圧を具現する圧倒の在)

……全技は駆れぬこの身なれば、その技の葉末ですら惜しいでしょう。
ですが、どうぞ未熟者の我侭と諦めてその端を御披露願います。
わたくしの邪推が違わぬならば――

(シミュレーション開始。その交戦まではまだ一拍)

――えぇ、一度まみえれば事足りますでしょう。
   貴方が、わたくしと同じ「あの世」を知る者なのならば……!!

(それは偉業に挑む有象無象の中において更には仮初の一戦。
 しかし彼女の胸中を波立たせる尋常ならぬ一合として始まった)

707 :お菓子みたいな名前の教官:2007/01/05(金) 22:31:08 ID:???
「そうだ、思い出した
宇宙に出る予定の生徒の訓練記録見に来たんだよ、私は」

悩むこと10分以上、最近記憶力の減退が気になる三十路過ぎ。

ともあれ、宇宙というのは生半可な訓練で連れて行くと命に関わるのは事実である。
端末に備えつけられたキーボードを叩いたり、カード形状の記憶媒体を読ませること数度。
ようやくそれらの映像が教職員用の端末に再生され始める。
画面を4分割して4人分を同時に見ていることを除けばなんら普通だ。

708 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/05(金) 23:13:28 ID:???
「今日の作業は終わり、っと。
 しかし流石は養成所ね、数はともかく…機体の種類が段違いだわ。」

(養成所の格納庫で、そんな呟きを漏らす女性が居る。
 幼児体型にツインテール…どう見ても子供にしか見えないが、
 着ているのは整備科の生徒が着用している作業用ツナギ。
 そして彼女の視線の先には、何機もの鋼の巨人――モビルスーツが立っていた。
 今しがたまで、彼女達が整備していたモビルスーツ。)

「アイアンマスクさんのエメトに……リヒャルトさんの新しい機体。
 改造機体も多いから、嫌でも応用も覚える訳ね………。

 …肝井さんのコクピットも、そろそろ最終案出さないとなー…」

(そこに並んでいたのはジオン公国軍のドム・トローペンに…
 Z.A.F.Tのディン、地球連邦軍のジムコマンド等と言った多種多様なMS。
 細かい改造を好き勝手に加えられた機体も多く、
 少しばかり想像すれば、それら全てを扱わなければならない整備科の苦労は思い浮かぶだろう。)

709 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 11:38:11 ID:???
>708
「・・・・。」
ふしゅるるる。じっと見詰めて。

見れば、その“エメト”と名付けられたドム・トローペンのパイロット、
通称「アイアンマスク」と呼ばれる悪夢のような体躯をした鋼の巨漢が、
少女のような整備兵に向かって控えめに手招きをしていた。

“エメト”に加えられた改修措置はそれなりに大規模なものであった。
装備面に関して言えばマイナーチェンジの域を出ず、それほどでも無いのだが。
何せ屈強を通り越した“ポーラベア”のような人外がMSに乗るというのだから、
まず収まるべきコクピットをまるごと換えるほか無い。
そして新設されたそれは可能な限り機構を単純化して、
コストを抑えつつ整備性を高める形で外観的にも見事纏められた上、
気密性、耐弾性をきちんとクリアしたこれはひとえに養成所技術陣の高い技術力が成せる業と言えた。

十人十色を体現する勝手気ままなMS群。確かにその整備は大変だ。
それ故に、少しでもメカニックの負担を減らそうと、または自分の機体を把握しておくという意味合いでも、
こうして自ら空いた時間を乗機の調整と整備に費やす生徒も中には居るようである。


710 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 20:28:47 ID:???
>>709
「…あら、どうしたのかしら……?

 はいはーい、今行きますよー!」
(小声でそっと呟いた後、気を取り直して大きな声で返答する。
 とてとてと走って来る姿はいささか滑稽だったが………

 少なくとも、この女生徒は彼――アイアンマスクを見て、最早怯える事も無い様だ。)

711 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 21:04:02 ID:???
>710
「・・・・。」
風鳴り。呼吸音。

男のコミュニケーションは独特だ。
独特すぎさえした。
聞こえてくるのは風鳴りとなって耳に届く呼吸の音。
それは言葉ではなく、セリフが紡がれるまでの“間”であった。
一体どんなに永く付き合えば、その意図するところが一度ではっきり解かる様になるのだろうか。
そんな事を思わせる巨漢のその視線は、丁度エメトの脚部、開け放たれたハッチに向けられていた。

「・・・・。」
ふしゅるるる。困ったように。

男は体格に似合わぬ繊細で精密な作業を可能とする。
しかし、単純であるこの状況を覆られずにいた。
何故か。
パイプの隙間にあるコードの断裂を修復するにはどうしてもその巨大な手が隙間に入ってゆかないのである。

「・・・・・・・・・・・・・・頼ム。」
おろろろん・・・情けなく風が鳴った。

712 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 21:15:21 ID:???
「………あ、はい。
 こればっかりはしょうがないですよね、アイアンマスクさんは。」

(納得した表情で、手早くハッチへと取り付き修復作業にかかる。
 細かい作業、手馴れた手つきだ。

 体が小さい故…という訳でも無いだろうが、細かい作業の方が本質的に得意な様だ。)

「これなら、すぐに出来ますよ♪」

713 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 21:23:18 ID:???
>712
「・・・・。」
風鳴り。呼吸音。

少女のような整備兵が難なくこなしてゆくその作業風景を、
どこか感心したようにじっと見詰めて、息を吐く。

「・・・・・・・ソウカ。」

返される電子音声。
鉄仮面の頬に当たる部分を掻きながらどこか申し訳無さそうに唸るのだった

714 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 21:27:59 ID:???
>>713
「ええ、まぁこういう所は……普通にやってても手が届きにくいんで――っと。
 はい、出来ましたよ。」

(成程、確かに断線箇所は手際良く修理されている。
 元々得意と言うのもあるのだろうが、狭い所でも全然平気なのは彼女にとって得らしい。)


715 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 21:34:55 ID:???
>714
気付けば修理も終わっていて、
感嘆の息を軽く吐く頃には少女のような整備兵の笑顔がそこにあった。

「・・・・・。」
風鳴り、呼吸音。

彼女が身を引いた奥にある修理箇所を確かめるように覗き込む。
そして頷き、再びその顔を覗き見た。

「・・・・・・済マナイ。」

素直に頭を、ゆっくりと下げた。

716 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 21:42:09 ID:???
>>715
(その笑顔は、屈託の無い笑みと言って差し支えない。
 自分に出来る事を誰かの変わりに出来るなら、それは喜ばしい事なのだろう。)

「………さて。
 そういえば、他に何処か手の届かないとか…そういう場所はありませんか?
 折角ですから、宜しければお手伝いしますよ?」

717 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 21:46:29 ID:???
>716
「・・・・。」
ふしゅるる。少し頭を捻るようにして。

ざっと頭の中に機体概図を構築してみる。
問題があった箇所は一つずつ消してゆき、最後はこの少女のような整備兵に解決してもらった。
レッドコンディションからグリーンコンディションに塗り替えられるイメージが開ける。

「・・・・・大丈夫ダ。」

そう言ってもう一度頭を下げた。

718 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 21:48:18 ID:???
>>717
「そうですか?
 それなら……私は今日の作業はこれで終わり、ですね。

 アイアンマスクさんは?」

719 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 21:53:43 ID:???
>718
「・・・・。」
風鳴り。呼吸音。
静かに労いの意味も込めて頷き肯定を示す。

「・・・・・・俺゛モ、・・・・モウ、何モ無イ・・・・。」
講義は午前のみ、空いた時間を割り当てた整備作業。
彼女のお陰で予定よりも早く終わった。
故に現在の自分にこれ以上の行動予定は無かった。

720 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 21:57:49 ID:???
>>719
「そうですか。
 それなら………折角ですし、昼食にしましょうか。
 今の時間なら空いてるでしょうし、アイアンマスクさんもそろそろお疲れでしょう?」

(どうやら、彼がどれ位格納庫に居たのか、作業時間などは覚えていたらしい。
 この提案は完全な思い付きであるが、誘うだけならば何の抵抗も無いのだ。
 何故なら彼女は見た目よりも遥かに年長であり、年相応の社交性も持ち合せている。)

721 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/06(土) 22:02:16 ID:???
>720
「・・・・・・・ソウダナ。」

なるほど、というように呟き、
一人すたすたと歩いていこうとする。

722 :食堂のオバチャン:2007/01/06(土) 22:02:49 ID:???
今日の"A定食"は"焼き魚""B定食"は"メンチカツ"です

と、入口のメニュー票に書かれている食堂

「〜♪」

おばちゃんは、鍋で何かを煮ているようだ

723 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 22:05:32 ID:???
>>721
(おっと、という事が彼には聞こえただろうか。
 少女の様な姿をした女性が、直ぐ後ろをとてとてとついて来た。

 そしてややあって、食堂へと到着する)

>>722
「A定食お願いしますー……って、あれ?
 (焼き魚とメンチカツでおなべ……何か汁物かしら?)」

724 :食堂のオバチャン:2007/01/06(土) 22:21:05 ID:???
>>723
「ああ、この鍋のものですね?――詳しくは秘密です、明日の朝ご飯に使うんですよ」

決して悪い香りではないのだが、ないのだが
何か危険な物のように本能が訴えてくるような、そんな不思議な香りが厨房を満たす

「A定食ですね。焼き魚と、おひたしと、味噌汁と、ご飯と、はい、どうぞ。
味噌汁とご飯は、いつも通りお代わり自由ですから、
あっちの鍋と保温ジャーから、好きな分だけ食べてくださいね」

程なくして、おぼんに乗せられたA定食が目の前に出てくる。

725 :見た目幼い整備科生徒 ◆ChrisHeJBM :2007/01/06(土) 22:24:15 ID:???
>>724
「あ、はい…分かりました。
 それじゃあ、頂きますね。」

(とりあえずは素直におぼんを受け取って、アイアンマスクと共に適当な席に着く。
 適当な間を置いて食べ始めたは良いが―――

 ―――どうしても、如何してもあの鍋の中身が気になる。)

「(…何なのかしら、本当に。)」

(厨房から、意識が外せない。
 初めて嗅ぐ香りだったのだ。)

726 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 20:06:32 ID:???
hoshu

727 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2007/01/09(火) 18:09:24 ID:???
幾つもの巨大な筐体が階層に別けられ円周状に配置されている広大な空間。
其処は、他に類を見ない程の規模を誇る養成所火星支部のシミュレーションドーム。
PM18:20―――幾つかの筐体には明かりが点いている。

「―――何…?」

ニムルート・G・ラスフォルテは今まさにシミュレーター戦闘訓練の只中に在った。
彼女が駆りし機体は受領を間近に控える“ジムストライカー”。
――そのスペックデータ。
近接戦に於いては無類の戦闘力を発揮するエース向けの特化型の機体である。
また、少女は槍術を得意とし、その操縦技術にも定評を得つつあり、同ランク内での戦績には敗北の数字は無かった。
お誂え向きな機体に、確かな才能。今の自分ならば譬え上級生を相手取っても負ける気がしない。
そう、ニムルートは驕っていたのかも知れない。


「一体何なの、“アレ”……っ!?」

何故、どうして。
焦りが焦りを産む。
空を切るビームスピアの光芒がどうしようもない無力感を煽った。
ジムストライカーに対するは白いダガーL。
――そのカスタムタイプ。
自機と似た得物、巨大なグレイブを持って、
事も無げに槍の一撃を躱した彼は、それを頭上で回転させる。
冷静さを欠いた少女には当然敵機の立ち振る舞いに隙を見付ける事は出来ない。

≪ねぇキミさ、動きが段々悪くなってるみたいだけど……大丈夫ぶ?≫

不意に、人影だけのサウンドオンリーの表示から聞こえてきた、軽薄な男の声。
それに、ニムルートの苛立ちはあっさりと頂点を越えてしまった。

「―――うるさい、黙ってェ!…………ムカツクっ!!」

≪おわ!?女の子の声!?≫

終には声を荒げて通信を遮断する。
すぐさま身を僅か下げると、騎士突撃(ランスチャージ)の構えにて勢いに任せて推進力を爆発させた。

「―――――ぁ、」

決着は一瞬後。
リーチを測って穂先を躱し、その柄にシールドを滑り込ませたダガーLはそのまま上方へとスピアを弾く。
得物を失い体勢さえ崩されたジムストライカーの無防備な腹部に食い込んだのは、グレイブの灼熱となった矛先だった。

728 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/09(火) 18:55:10 ID:???
「へえ、良い動きじゃないのさ」

白いダガーLが見せた、鮮やかな往なしと続く一撃に感嘆する。
少女が遮二無二仕掛けた突撃も悪くは無かった。
悪くは無かったのだが――

惜しいな、とスカーレットは思う。
これがシミュレーションで無ければ、機体の息吹すら感じ取れただろうに。
恐らくは彼女一人にしか理解できない、目の前の光景から来る勿体無さのようなモノを胸に、
赤髪の女教官はよっと声を出して立ち上がった。

勝者にも、そして敗者にも興味はあったのだが、生憎と時間が差し迫っている。
教官というものは仮令見習いであっても――否、見習いだからこそやたらと忙しい時期があるのだ。

ま、機会がありゃ一度、ちょいと相手してやっても良いかねぇ。
声に出さないそんな呟きを残して、
スカーレット・エスター・マーヴェリックは見習いゆえの雑事に追われる夜を迎えたのだった。

729 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2007/01/09(火) 19:48:23 ID:???
開け放たれた筐体のキャノピーから飛び出したのは小柄な少女。
若草色の煌びやかな髪を振り乱し、甚くご立腹な様子で真っ直ぐに別の筐体に歩んでゆく。

ガンッ

と。やや埋没するように機能を停止しているシミュレーターのキャノピーにニムルートは乱暴に乗り付ける。
睨みつける様に登録シリアルコードを確認すると、
怒りを堪えて堪えて堪え尽くした挙句の蠱惑的な微笑みと共に、もう一度キャノピーを踏みつける。

『―――えっと、さっきの子?…怒ってる?
 出来ればここから出たいんだけど……』

機能も停止して薄く透過されたキャノピー越しにくぐもった声が聞こえる。
中に乗っているのは先ほどの対戦相手、あの白いダガーLのパイロットであった。

「は?勝ち逃げ?許すわけないし。」

普段のダウナーな彼女ならばここまで相手に迫る事も無いのだが、
今日だけは違っていた様だ。
それはつまり、新型機の力とそれを慣らし感じを掴み始め力におぼれ始めていた矢先に、
そんな自分をこうも容易く降すような実力を見せ付けられ、しかもそれがいけ好かないタイプの“異性”であるのならば、

「蹴りの一つも入れたくなるし!」

うがー、とニムルートが吼える。
しかしもう一度筐体内を見やってみれば何故かニコニコとした男の顔がある。

「…気持ち悪い。何なの?……とりあえずリベンジするんだから早く起動し直して。」

『無地のローライズパンツか、こいつは良い。
 ちょっと色が見え辛いけど、ナイス角度。』

「―――――!!」

ガンッ!
ガン!ガン!ガン!!

730 :ポーカーフェイスな男子生徒:2007/01/09(火) 20:22:13 ID:???
「………………」

筐体を蹴っている少女を怪訝な目で見ながら、近くを通り過ぎる少年が一人。
しかし特にこれといった行動を起こさないのが英雄クオリティ。

731 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 20:32:06 ID:???
(少し離れているところに男が鎮座していた。
 その半リーゼント気味に出っ張っている頭で表情がよくわからないが・・・
 頭をたれ、何か数式的な物をブツブツと呟いている・・・・)

>>729
「・・・・・」

(ぴた、と止まる低い数式念仏。

 数瞬後)

「 じ ゃ か ま し い ぞ 
        青   二   才   が   ぁ   あ   あ   ぁ   !   !   」

(目を血走らせて怒号を上げる男)

732 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 20:39:22 ID:???
一方で、青年の"訓練"は退屈極まる。
一般的な戦闘シミュレーターとは異なる、基本操作の演習の発展系。

火星軌道上の廃棄宇宙ステーションを出発し、
火星第一の衛星――フォボスへと移動するシミュレーション。
設定する難易度が高くなればなるほど、より多くの障害が起こる仕組みだ。

しかし青年が今やっているのは最低難度、基本的な操縦・航法さえ把握していれば、
まず失敗する事などあり得ない難易度だ。
それを彼は、自らの愛機――宇宙空間でも運用可能に改修したディンで行っているのだ。



実の所、彼はこの訓練だけに関しては……かなりの高難度までクリアする事が出来た。
位置座標計が機能を停止しようと彼は、目的地までの方角を求められたのだ。
勿論、それは超能力の類では無く――彼の努力、そして多分に趣味による所が大きかった。



で、充分に余裕を持ってシミュレーション・クリア。
青年が個人情報を記録したIDを手にシミュレータから出て来ると―――


「…何事だよ。」

733 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2007/01/09(火) 20:41:26 ID:???
>730

ガン!ガンガンガン!!ガガン!
鳴り響くキャノピー打撃音。少女は周囲に気付く様子も無い。

>731
怒号が響き渡り、そして音はピタりと止む。
片方の振り下ろされざる足をそのままに、ゆっくりと整備長の方へと少女の顔が向けられた。


一瞬だけ交差する視線。
その先にはそれで人を殺せそうな、そんなステキな表情があった。


ガン!ガン!ガン!ガガン!

『あれ?ソコに居るのはジェイクのおっさん?
 おーいちょっと助けてよーい!俺だよ!俺ー!』

再び叩かれ始めたキャノピーの打撃音に混じって男の声が響いたのであった。


734 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 20:47:19 ID:???
>>733
(しかし、そんな表情にも男は臆さない。
 寧ろ額に浮く血管が更に増え・・・)

「上等切ってんじゃねぇぞ・・・・
 こちとらこんなナリでも整備の長と書いて整備長だ・・・
 潜ってきた修羅場の数が違うんだよ・・・」

>>732
「おい、そこの若ぇの!」

(唐突に視線が青年に振られる。)」

735 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 20:54:22 ID:???
>>734
「何すか?」

(直ぐに来る、素直だ。
 彼なりに、何かトラブルなのは分かったらしい。)

「見た感じ、彼女が暴れてるみたいですけど…。」

736 :ポーカーフェイスな男子生徒:2007/01/09(火) 20:54:40 ID:???
>>733
「………………」

足を止め、少女を見る。
明らかに不快感を露にした、冷たい視線だ。

「………………」

といって、特に何をするでもないのが英雄クオリティ。

737 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 20:59:47 ID:???
>>735
「この騒音、そして時間を追う毎にちょっとづつ凹んでるあのシミュレータを見て・・・
 てめぇは。どう思う。おい。」

(話してる内容は至極まともである・・・が。
 表情・・・と、あと外見が凄まじい事になっている。
 短くはあるがそれとわかる無精髭。
 凄まじく黒々しい目の下のクマ。
 ならびに充血ってレベルじゃないほど赤くなった目。
 極めつけはそのなで肩になった体全体から発する何かの負のオーラ・・・)

「一応、あれが壊れたら修理するのも俺たちって事を加味して考えてもらえると嬉しいんだが・・・

 なぁ?」

(ある意味こっちも、『危険』)

738 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 21:06:11 ID:???
>>737
「正直に言うと、さっさと逃げたい所ですね。
 ――っと、まぁそういう訳にもいかないみたいですけど。」

(やれやれ、といった感じで視線を外す。
 正直、こういうのの解決ってのは大いに苦手なのだが。)

「……しかし、あの中の奴には悪いですけど。
 アレ、開けてやれば解決するんじゃ無いですか?
 そうすれば、あの子もソイツだけをやるでしょうよ。」

(等と冗談めかして言っている間にも、真面目に考えてはいるのだ。)

739 :陽気な中級訓練生 ◆ONE/63NTL6 :2007/01/09(火) 21:06:12 ID:???
「埒があかないか、よいしょっと。」

プシュン、という空気の圧縮音と共にキャノピーは骨組みだけを残し消え去るように無くなった。
これはナノマシン技術によるスクリーンシステム装備の防護膜だからというカラクリがあるのだが、
足を叩きつけるべき地面を無くした少女にとっては不意打ち他ならない。
小さな悲鳴と共にシートの中へと転落し、中に乗っていた男に抱きとめられる。

「ごめんごめん、とりあえずギャラリーも出てきちゃったし落ち着こうか、ね?」

と微笑みかけるこの男。
知る者は知っているだろうか、養成所パイロット育成部門のミドルクラスが上位ランカー。
クレハ・ナラノハの名前を。

740 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 21:10:49 ID:???
>>739
(と、言っている蕎麦から開いた様子。
 それを見て、とりあえず真剣に思考するのを青年は止めて)

「………お……?」

(どうやら、彼の事は知っている様だ。)

741 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 21:12:42 ID:???
>>738
「まぁ、確かにそうだ・・・
 事実、今まさにあいつぁそれをやった・・・

 だが、そういう機転がきかねぇ奴らばっかりだったとする。
 時間が経ち、そうこうしてる間に暴走!整備科を呼べ!
 駆り出される俺たち!そうして仕事が増えていってだ!!

 ここ一番と言う時・・・万が一、億が一!」

>>736
「そこのてめぇっ!!」

(甲高い声でガンつけをし、指名する。)

「そう、さっきから傍観決め込んでるてめぇだ・・・
 もしも整備のミスでお前の機体のチューニングが不完全なまま。
 出撃させられたらっ!!

 てめぇはどうなる!」

742 :陽気な中級訓練生 ◆ONE/63NTL6 :2007/01/09(火) 21:18:00 ID:???
>740
「あは、どーも。
 悪いね、センパイ。」

軽く挙手して挨拶がてら頭を下げるクレハ。
どうやらお互いに認識があると見える。
一方でニムルートはと言うと、
突然の出来事とクレハのやんわりと柳のようなフォローのせいでまだきょとんとしている。

>741
「うぃッス、班長どん。
 まぁまぁそう隔靴しないでくれよ、大したことじゃ無かったんだからさ。
 今回は俺がわりーの。この子を責めないでやってくれる?
 俺の顔に免じてさ。」

と少女を起こして同じく立ち上がりながらジェイクに近づきウィンクする。
更に寄って耳打ちし、

『今度美味い酒差し入れるからさ、今回はチャラで良いでしょ?』

と付け加えて肩を叩いた。

743 :ポーカーフェイスな男子生徒:2007/01/09(火) 21:20:12 ID:???
「………………」

よくわからないがとりあえず音は止んだ。
という事で、これ以上彼が気にする事は何も無く。
何のリアクションも取る事もなく、英雄さんはなるべく集団から離れた場所にあるシミュレーターに乗り込もうとする。
ポーカーフェイスはクールに去るぜ!

>>741
「………………」

さっさと乗り込みたいのを邪魔されたりだとか、
怒鳴られるのが凄くウザったいだとか色々含め、
にらみつけかえしながら。

「………知らないよ、そんなの」

知らないのか。

744 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 21:24:23 ID:???
>>741
「班長、なればこそ今…貴方が行くべきだったと思いますが。」

(この青年、割と容赦無い。)

「…まぁ、とりあえず今は済んだ様ですね。」

>>742
「いや、気にしなさんな。
 むしろ俺よりも班長が重症みたいだ。

 …で、そちらのお嬢さんは大丈夫なのかな?」

745 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 21:28:44 ID:???
>>743
「きぇあああああああ!!
 どいつもこいつもコンチクチョーーーー1!!」

(爆発した)

「・・・・・はぁぁ〜ぁ・・・・」

(一瞬で意気消沈。
 再び椅子にどっかと座り込み、頭を垂れる。)

>>742
「送るタイミングはよく考えろ・・・
 修羅場中に呑んだりしたら大変な目に合うのは俺やお前だけじゃねぇんだ・・・」

(さっきの念仏声で、ギリギリ聞こえる音量である。
 それなりに楽しみにはしてるようだ。)

>>744
「・・・ああ、そうだな、そうだけどよぉ・・・
 もうなぁ・・・仕上げ直前ってところで・・・・畜生・・・・」

(ひどく、ネガティブになっている・・・)

746 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2007/01/09(火) 21:30:08 ID:???
>745

「……。」

聞こえてくるのは異性どもの好き勝手な言い分。
吼える整備長に困った様子の青年生徒。
関わりたくなさそうな少年生徒に今目の前で自分のコトをフォローしてるらしい軽い男。

はぁ、と溜息。
すっかり冷め切ってしまっていた。
カッとなるのも早いが、冷めるのもまた早い少女はもう既にどうでも良くなってきていた。

「……。」

突然、ニムルートはクレハの前に出て整備長のジェイクを見上げると、
次の瞬間にはぺこりと頭を下げ、

「…迷惑掛けました、以後気をつけます。」

と。どこか淡々とした口調であるが、素直に謝罪の言葉を口にしたのであった。
それに面食らうのは勿論クレハである。

747 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 21:35:29 ID:???
>>746
「・・・・・・・・」

(少しの間の後)

「もういい、もういいんだ・・・今やってる仕事ぁ一からやり直せば済む事だから・・・
 ただ、まぁ・・・・余計な仕事増やすような真似は、謹んでくれりゃ、それでいいんだ・・・
 それに、こんな所でプロット組み上げてる俺も悪いっちゃ悪いしなぁ・・・・」

(最後にへっ、と・・・自分に対して笑い、再び念仏のように何かを呟き始める。

 相当キているようではあった・・・)

748 :ポーカーフェイスな男子生徒:2007/01/09(火) 21:36:06 ID:???
「………………」

とりあえず、もう謝罪の言葉あったしこれで一件落着でよくね?
みたいな事を思ってる適当な顔である。
関わりたくないならさっさとどこか行けばいいのに、
まだこの場に留まってるのは少なからず野次馬根性が働いている証拠なのか。

749 :陽気な中級訓練生 ◆ONE/63NTL6 :2007/01/09(火) 21:38:15 ID:???
>744
「おっさんは何時もって感じですけどね、今日はちょっと三割り増しでイライラしてましたけど。
 浮き沈みが激しくて見てて飽きませんね、あはは。」

あっけらかんと笑う。

「あの子なら…ほら。
 案外素直なトコもあるみたいですよ、パンツも素直でしたし。」

ガンッ

「…ですからあー、と、、…すいませんセンパイってのは覚えてたんですけど名前失念しちゃって。
 リ、リヒャなんとか…なんて呼べば良いですかね?」

頭のカチューシャを弄りながら、バツが悪そうに申し訳なさげに微笑むクレハ。

>745
「あんたらの苦労はパイロットである俺らが一番わかってるし、
 どれだけ依存してるか解からない位で感謝してるんだ、だからそう腐らないでくれよなぁおっさん?
 あと物はちゃんと打ち上げのタイミングで差し入れますからさ、安心してよ。
 これで楽しみ出来てよかったじゃない?ねえ?」

ぽんぽんと慰めるように肩を叩くクレハ。

750 :陽気な中級訓練生 ◆ONE/63NTL6 :2007/01/09(火) 21:42:57 ID:???
>748
そんな少年によっと掛けられる声。

「悪かったね、下らないコトに巻き込んじゃって。
 キミ、一回生?見ない顔だけど…まぁ俺が男に興味が無いだけかもしれないけどさ。」

あはは、と笑って。

「とりあえずあの子に代わって謝らせて貰うよ。
 それで、と……これからシミュるの?頑張ってね(o^-')b」

決して手ほどきとかしてあげようとしない上位ランカーだ。

751 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 21:42:58 ID:???
>>745
「……………まぁ、何ですか班長。

 俺が言うのも何ですが、養成所ではよくある話ですから、慣れましょう。
 皆、分かってますから。」
(遠い、眼差し。)
>>749
「んー…まぁ確かに、班長には悪いけどな。

 ん?
 あぁ……リヒャルト、リヒャルト・ユルゲンス。
 よく間違われるから気にするなよ、クレハ。

 …さて、そちらのお嬢さんは?」

752 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 21:49:34 ID:???
>>749
「・・・・大人だなぁ、お前ぇはよぉ・・・
 機械に向き合って長ぇ俺よりか、よっぽど付き合いがうめぇやな・・・

 こんちくしょうっ」

(がばと背中側から首に腕を回し、そのまま脇を絞りに懸かる)

753 :ポーカーフェイスな男子生徒:2007/01/09(火) 21:50:47 ID:???
>>750
「………別に」

何が別になのか。
とにかく、少年にとってこういう明るいクラスの人気者的存在は苦手な人物であり。
その言葉を交わしただけで、そそくさと逃げるようにシミュレーターに乗り込んだのだった。
ポーカーフェイスは今度こそクールに去るぜ。

754 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2007/01/09(火) 21:52:15 ID:???
>747
「そうですか。

 ………機体のコトでも感謝はしてますから、頑張って下さい。」

素っ気無くはあるが、
素直ではない少女にフォローを入れさせる程に、彼は疲れ切っているように見えた。

>749
「…今度、そのコト言ったら許さない。」

ワンピースの裾をキュッと掴み隠すようにして、ぷいっと顔を背ける。

>751
「ニムルート・G・ラスフォルテ。一回生です。
 名前は覚えなくて良いです。迷惑をお掛けしました。」

淡々淡々と最低限の言葉だけを並べて紹介を済ませる少女。
ペコリと頭を下げてさっさと歩いて行こうとする。

755 :陽気な中級訓練生 ◆ONE/63NTL6 :2007/01/09(火) 21:59:38 ID:???
>751
「よっしゃ、じゃあリヒャ兄と慕わせてもらいますよ♪
 いや最近どうも物忘れが激しくて…トシですかねえ?」

これが素なのだろうか、聊か…ではある。

「(>>754)……ですってさ。
 ところでニムちゃん、リベンジはどーするの?
 俺は別に構わないけど、苛烈な愛も冷めちゃった?」

と引き止めるようなコトを口にしアホなコトもしれっと言うクレハ。

>753
「ヒュゥ、クールな少年だぜ。
 ありゃ大成するね、統計的に。」

などと、閉じられるキャノピーを見詰めながら渋く言ってみせる男であった。

>752
「はは、まさか。
 ただ俺は楽しくやれればそれで良いってだけだって前にも言ったじゃない?
 それに整備科に差し入れするのにもちゃんと下心あるんだよ?
 ちょっと狙ってる娘が居てさ、その娘とどんちゃん出来るなら惜しくないっていうか。」

(o^-')b
みたいな顔をする。素なのだろうか。

756 :金髪のお嬢様 ◆Xw009TOP.U :2007/01/09(火) 22:08:11 ID:???
喧騒の最中、少し離れたブースのハッチが静かに開く。

「……兄さんの馬鹿……ッ」

思わず口をついて出た悪態。
誰かに聞かれてしまわなかったかと辺りに視線を巡らせ、誰もこちらを見ていないのを確認。
クレハたちの賑やかな様子を、横目にチラリと見て溜息をつき、
カナデは出口に向かい歩き出した。

757 :CV:千葉繁な整備長:2007/01/09(火) 22:10:55 ID:???
>>755
「あーわかったようわかった、あいつだなうん。
 とにかくなんか丸め込まれた感じがして僕チンとーっても 気にくわあああん!」

(首をぎゅー、と絞める。)

>>754
(謝ったのが損かとも思えるくらいに一瞬で元気になっていた)

758 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/09(火) 22:11:31 ID:???
>>754
「ん、了解。
 …けど、今回みたいなのが続けば自然と覚える事になると思うな。
 まぁ宜しく頼むよ、ラスフォルテさん。」

(と、軽く手を挙げて見送ろうとして。)
>>755
「まぁ、呼び方は任せるよ。
 相当変な呼び方じゃ無い限り、俺は気にしないからさ。」

(で、何とも品の良い表情でニヤリと微笑んでみせる。
 何処と無く、この二人は波長が合う様な気がしないでも無い。)

「じゃ、そろそろ俺もシミュレーション戻るよ。
 ……そうだな、適当な頃合でそちらに乱入するかも知れない、その時は頼むよ。」

(軽ーい調子でそう言って、こちらも奥まったシミュレータの一つへと向かう。
 どうやら彼の頭の中では、ニムがクレハの誘いに乗る事は確定事項らしい。
 途中のターミナルで先程の航法訓練のレベルを一気に引き上げると、
 そのまま意気揚々と、且つ静かに乗り込んで行った。)

759 :万事億劫な女生徒 ◆s4E.NIMU.I :2007/01/09(火) 22:15:57 ID:???
>757
「…。」

はぁ、と短い溜息。
まぁ、どうでもいいや、と内心思うニムルートであった。

>755
「―――、」

不意にざわ、と空気が震えた。
瞬間、ニムルートの身体が霞むように消える。
クレハの本能が警鐘を鳴らす。
嫌な感覚は背後から迫り―――

「―――クレハは、ニムって言うなー!!」

ドバシィ!!

彼女のしなやかな脚線から繰り出されたる蹴撃にクレハの身体はぎゅるるんと螺旋を描き吹き飛ぶ!
男の悲鳴は歪に捩れてドームに轟いた!
危ないのは位置的に巻き込まれかねないジェイクだ、だがそんなコトはお構いなしにクレハは確かに吹き飛んで!
ニムという愛称、これはニムルートが心を許したモノのみが呼ぶこと叶うマジカルネーム。
そう、知らずの内にクレハは禁忌に触れてしまったのだ。

760 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/09(火) 22:23:23 ID:???
>756
カナデが出口を通ってドームのエントランスに出た時だ、
前方から見覚えある双房の長い黒髪を揺らした少女が歩いてくる。
どうやらあちらはすぐに気付いたようである。
小走りにて近づき、何時ものように目を輝かせながら挨拶をしてくる。

「こんばんは、カナデさん☆
 えっと、今上がりでしたか?お疲れさまです♪」

カナデの気も知らないで、本当に何時も通りに。

761 :金髪のお嬢様 ◆Xw009TOP.U :2007/01/09(火) 22:40:16 ID:???
>>760
その明るさが、僅かばかり苛立ったカナデの心には、果たして吉か凶か。
駆け寄ってくる明るい声の主が見知った顔だと気付くと、
カナデは眉間にやや皺を寄せて俯き加減に立ち止まった。
両腕を軽く組みつつ右手の細い指先は形の良い眉の間に当てられ、傍からは何やら思案に明け暮れているようにも見える。

やがて、脱力したようにフッと両手を下げ、
彼女はいつも通りのクールな顔でヘリオンに応じた。

「久しぶりね。
 頼みごとはもう決まったかしら?」

762 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/09(火) 22:48:44 ID:???
>761
「はい、お久しぶりです。
 中々会えなくて、そのコトすっかり忘れちゃってました。」

苦笑。
控えめな微笑は歳相応の愛らしさを含んで。

「うーんと、
 ああ、でも頼みごとはあの時にもう決めてたんですけどね。
 えっと、それはズバリ……カナデさんとお友達に!
 ……なんて、頼むことじゃないですよね、これは。」

もう一度苦笑。
どうやらカナデと面と向かうと無条件で上がったままのテンションが空回りするらしい。
普段なら、そう、普段ならその様子も滑稽の映るのかもしれないが、果たして。

763 :金髪のお嬢様 ◆Xw009TOP.U :2007/01/09(火) 23:16:16 ID:???
>>762
少女の持つ愛らしさは、仄かにささくれ立っていた心に優しく沁みていくようだった。
正直に言ってしまえば心地良い。
カナデがこんな気持ちになったのは、本当に久しぶりの事だ。
つられて思わず微笑を浮かべてしまう。

「友……達?」

2色に塗り分けられた彼女の世界に、久しく無かった第三の色。
ヘリオーネの言葉は、彼女にとってそれほどに意外なものであった。
だからこそ。
心地良さを戒め、封じようとカナデの意思が鎖のようにその色を縛っていく。

「……。
 そうね、貴女がそれで良いというのなら」

但し、と付け加えた。

「貴女がその価値を示し続けられる間だけね」

自分にとって価値のあるものだけを傍に置き、
その価値が無くなれば仮令親族であろうと容赦なく切り捨てる。
新興であるが故に、ノースウィンドの一門に徹底された冷たい論理は
カナデの心の奥底にも深く影響を与えていた。

「ただの物珍しさだとか憧れだとかでそんな台詞を口にするなら、私は容赦しないわ」

彼女は違っていて欲しい。
心のどこかでそう思う自分を抑え、冷えた言葉を残して金髪の少女は足早にその場を後にした――

764 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/09(火) 23:32:25 ID:???
>763
気品高い残り香だけを残し、気高き少女は立ち去った。
後に佇むのは振り返ることも、続けられるはずだった言葉も忘れたヘリオーネ。
カナデの容赦の無い言葉に打ちのめされたわけではない。
ヘリオーネは悲壮に顔を歪ませているわけじゃないのだから。
それよりも今はカナデの言葉の意味を知りたかった。

「……。」

胸に手を当て考える。
自分にあるのは物珍しさより憧れだ。
高嶺の存在、雲の上の存在だったカナデ・ノースウィンドと会話している自分がウソのようだと今でも思う。
けれど、心の底では憧れが段々と薄れ、彼女を身近に感じてしまう自分が居て。
それは恐れ多くて、でも彼女はきっとそういう扱いを嫌っていて。
彼女の気高さ以外の、優しさを垣間見た私だから解かる。
あの優しさは、あの優しさに触れるにはこの手段しかないのだ。

「あなたが友達に価値を望むと言うのなら、
 私は、きっと努力を惜しみませんよ、カナデさん…」

もしも彼女と自分が対等になれたなら、きっと彼女は笑ってくれる。
そんな確証の無い考えが、しかしヘリオーネはそれを信じたかった。

765 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 07:59:14 ID:???
hosyu

766 :金髪のお嬢様 ◆Xw009TOP.U :2007/01/15(月) 20:21:06 ID:???
「定期保守作業ね」

767 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 18:00:20 ID:???
保守、参加できなくてすまねぇ

768 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 20:10:48 ID:???
へぇ・・・はじめてきたけどなかなかいいとこじゃないの・・・

769 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/18(木) 21:30:05 ID:???
――なんて事だ、と思わず自分を叱咤したくなる時がある。
例えば自分自身の責任で、何か惜しい物を逃した時――今がそれだ。

「まさかこの俺が風邪とはなぁ………」

正確には風邪ではない、厳密には違うが一種の風土病の様な物だ。
ここ最近、上層大気が安定しているのを良い事に観測に精を出し過ぎたらしい。
気を抜いた瞬間、体の失調感はあっという間に増大して病に落ちた訳だ。
まったく、らしくない失態だと思う。

おかげで、ようやく選考に通った航法の空間実地練習――
――要するに宇宙空間での航行訓練への参加も取り消しになってしまった。
健康管理に気を遣えないと判断されてしまったら、次の選考はまた先の事になるだろう。
全く、らしくない。
地上から眺めるよりもずっと近い――それでも尚遠いあの星の海に、
久しぶりに躍り出られる機会を逃してしまったと言う訳だ。
そして恐らく、自分に残されたそう長くない時間をも浪費している。


そこまで考えて、青年は思考を止めた。
正確には止められたのだが――つまる所、高熱で意識が飛んだのだ。

770 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/19(金) 23:26:46 ID:???
(―――で、それから数日後。
 やっと自由に起き上がれる様になった青年は活動を再開している。
 精力的に講義には出ているし、傍目には完全復活にも見えるが……)

「………寒。」

(座学から寮への帰路、微妙に風邪の再発を懸念する青年である。
 とりあえず他人にうつす程ではないので、薬を飲む為にもまずは腹を膨らませねば。
 そういう理由で、青年は食堂へと向かっていた。)

771 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/19(金) 23:52:59 ID:???
>>770
「おや、もう具合は良いのかい?」

食堂では丁度、遅めの昼食を終えたスカーレットがほうじ茶を啜っていたところであった。

772 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/19(金) 23:57:53 ID:???
>>771
「ええ、お蔭様で。
 …宇宙空間の実習落としたんで、色々と駆け回ってる所ですよ。」


「ただ、ちょっと無理しすぎたっぽいんで少し休もうと思って。
 今日は講義も無いですしね。」

(心なしか、顔色は悪い。)

773 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/20(土) 00:04:05 ID:???
>>772
「そうさね、休んどきな。
 アンタにゃ検査だなんだで拘束される日々が待ってるんだ。
 今から病人が無理しちゃロクなコトになんないよ」

ずずーっ

「復帰できんのは再来週辺りかねぇ……ご愁傷様」

774 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/20(土) 00:13:55 ID:???
>>772
「ええ、全く……風土病なんてかかるモンじゃ無い。
 訓練には出られない、人には滅多に合えない、何より星が見れない。
 加えて言えばアレです、デートも出来ないんですから。」

(とりあえず受け取ってきた粥を腹に入れつつ。
 実際、明日からは病院で検査が始まるので復帰は大体それ位になるのだ。)

「さっさと済ませて戻って来ますんで、その時は宜しくお願いしますよ。」

775 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/20(土) 00:22:34 ID:???
>>774
「火星ってのはまだまだ未知の世界だからねぇ。
 自分のせいでクレイドル一つ全滅なんてなるよりゃマシだって思っとくんだね」

ずずーっ

お茶を啜りつつ、ほうと溜息を漏らして手を伸ばす。
その指が捉えたのは……白くてふわりとした大福であった。

776 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/20(土) 00:29:04 ID:???
>>775
「ええ…それは勿論、死ぬなら一人で死にますよ。」
(一つ、溜息。
 頭でも感情でも理解してはいるのだが、やはり色々と病床というのは嫌なのだ。
 特に彼の先ほどの供述の三行目辺りが。)

「……ところで教官、それ…何です?」

(…この男は大福、知らないらしい。
 今さっきまで食ってたのは梅干入りの粥だったのだが………。)

777 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/20(土) 00:35:18 ID:???
>>776
「アンタがデートしたい相手ってのを教えてくれたら、こっちも教えてやるよ」

大福を口に運びつつ極自然な口調で。
微妙に口元がにやついてたりするが(゚ε゚)キニシナイ!!

778 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/20(土) 00:48:04 ID:???
>>777
「む……それは参ったな。
 そうですね、したい相手は多いですけど………難しいな、俺には過ぎた花ばかりですから。
 強いて選ぶとしたら、総合戦技のニムルートですかね。
 年の差はさておき、彼女は見ていてとても愉快な気分になりますから。」

(明らかに照れ隠しだと分かる辺り、ちょっと損な体質なのか。
 顔が高潮しているのは、それが嘘では無いにせよ真意では無いからだろう。

 気恥ずかしさ故か、青年はそのまま席を立った。)

「いや失礼、ちょっと興奮し過ぎたみたいです。
 復帰したらまた改めてお伺いしますんで、覚えてたら教えて下さい。」

(そうして、食器を戻しに歩き出す。
 いささか性急なきらいはあるが、要するに本当に恥ずかしかったのだろう。)

779 :赤い髪の教官見習い ◆RED/9VJvCc :2007/01/20(土) 00:54:39 ID:???
>>778
「へぇー。
 アンタも中々どうして隅に置けないねぇ色男ぉ」

ククッと喉の奥を鳴らして笑う。
他人が色恋沙汰で赤面する様というのは、実に楽しいものである。

「こいつはニホンのトラディショナル・スイーツでね。
 ダイフクって名前の菓子さね、覚えときな」

だから勿体つけるのはココまでにして、あくせくと動く青年にずばり教えてやったのだった。、

780 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/20(土) 14:02:45 ID:???
(そうして翌日、青年は検査の為にクレイドル内の病院へと入院した。
 既に予め受けていた初期検査で、人への感染の可能性が極めて低い――
 ――少なくとも、既知の重病では無い事が確認されてはいたし、
   それ故、普通に養成所内を歩き回れていたのだが。
 やはりそれではスカーレット教官の言う通り、念には念を入れなければならないのだ。

 本人にしてみれば気の乗らない事ではあったが……
 この金髪の青年は、見た目に反してその実極めて真面目である。)

『規則だから仕方が無いさ。』

(それだけ言って、病院へと向かって行った。)

781 :黒髪のお医者さん:2007/01/20(土) 16:49:40 ID:???
ここは養成所の一角に設けられたリラクゼーションルーム。
更にその中の、やたらと気密性の高い一室だ。

中では肌も露わな男達が、立ち上る熱気を受けて肌を汗に濡らし、
時折苦痛とも快楽とも取れる呻き声をあげている。
身につけているのは最低限の布地のみ。
引き締まった肉体に玉の様な雫が浮かび、流れ落ち、足元を濡らしていく。

つまりここは紳士の社交場――

――サウナであった。

782 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/20(土) 17:00:36 ID:???
サウナの内部というのは大抵目をやらせて過ぎ行く時間と流れ行く汗を紛らわせる、
テレビモニターなんかがあるものだ。
耐熱板越しに見るそれはこのようないわば極限状況にあって、
唯一この行為が苦行ではなく娯楽の一環なのであると認識させてくれるモノのように感じられる。

だが、今この場に於いてそれに視線が注がれる事は躊躇われた。


「・・・・。」
フシュー…灼熱の吐息。

何故、“コレ”が“ココ”に。
屈強な漢達の中に在って尚屈強。尚異質。
アイアンマスク、その威容。

「・・・・・。」
風鳴り。呼吸音。
流れ落ちる取り巻きの冷や汗。

この熱さを表しているのかは知らないが……そのマスクは赤銅色に変わっていた。

783 :黒髪のお医者さん:2007/01/20(土) 17:09:16 ID:???
>>782
「……暑そうだね……」

赤銅色に変わったその仮面を見上げ、
感嘆するように呟くのは養成所医務室勤務の医師、ヒビキである。
特に違和感を感じるでもなく、極自然に隣の異形を見上げる彼。
サウナルームの常連であるヒビキは、最初の頃こそ驚きを隠せなかったものの、
立ち込める湯気の中で何度か見かけるうちに巨漢の異形に慣れてしまっていた。

彼とアイアンマスクとが隣り合って座っている様は、
まるで大人と子供のような対比だ。
ヒビキ自身、決して体格に恵まれていないワケでは無いのだが――比較対象があまりに規格外なのだから仕方ない。

「後でちゃんと水分を取るんだよ」

滝のような――アイアンマスクの体格を以ってすれば文字通り滝の如く流れ落ちる――汗を見て、
お医者さんでもあるヒビキはそう忠告したのだった。

784 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/20(土) 17:21:19 ID:???
>783
「・・・・・。」

ゆっくりとした動作で見下ろすアイアンマスクとヒビキの視線が重なる。
押し黙るように言葉は発されないまま、取り巻きには緊張さえ走る。
が。

「・・・・・・。」

素直に。
本当に素直に、コクリと頷き低い唸り声を上げるのだから拍子抜けである。

「・・・・暑イノ・・・・・・・悪クナイ。」

熱い吐息に乗せた電子音声は閉鎖空間に良く響く。

しかし誰か気付かないのか。
サウナルームの扉が開校当初より大きく作り直されている事実に。
ここだけではない。アイアンマスクの為に(せいで?)いくつかの施設は一部作り直されていた。
気付けばいつの間にか前と形が変わっている……学園内風景の七不思議であった。

785 :黒髪のお医者さん:2007/01/20(土) 17:27:39 ID:???
>>784
「気が合うね。
 僕もサウナはうんと暑いほうが好きなんだ」

妹や家族は残念ながら理解してくれないけどね、と苦笑しつつ。
周囲の緊張やら微妙な空気やらをさして気にも留めないまま、彼はもう一度座りなおした。
その拍子に汗の雫が顎から伝い落ちる。

「よし、同志を発見した記念に、あとで珈琲牛乳で乾杯でもしようか。
 モチロン僕のオゴリだよ――但し、君の体格でも一本だけにしておいてもらえるかな?」

786 :アイアンマスク ◆EMeTHh/K1M :2007/01/20(土) 17:32:32 ID:???
>785
「・・・・。」
風鳴り。呼吸音。
少し嬉しそうに、ほんの少しだけ早く頷く。
まったく些細過ぎる変化である。

そうした所で手に持ったハンカチのようなサイズにさえ見えるタオルで、
鋼鉄のマスクを拭うのである。

ジュウ…

染み込んだ汗をホットプレートのようになった仮面の表面で蒸発させる。
なんだろう、取り巻きからすればSAN値が下がりそうな現実が目の前に在った。

787 : その1 ◆LQuJQGt0rY :2007/01/20(土) 22:19:55 ID:???
―いよいよ・・・だな
青年は到着が近いことを知らせるアナウンスを聞く
青年ががこの地に流れ着いたのは―受け入れ先が火星に決まった事から始まる
何処にでもいそうな平凡な学生、ただ違うのは―


そろそろだな・・・
手持ちなどの確認OK
アナウンスは目的地を告げ紹介に入る
事前情報ではクレイドルの項で「ぷいにゅ」と言うキーワードを見たがなんとも無いぜ
世界が混線していた以上何が起こってもおかしくは無いのだんでさておき
風景に見入っていた。大地が近づき重力を感じる

到着したことを告げるアナウンスを聞き人々が動き出す
それとなく「では、はじめるか」呟いた。

788 : その1 ◆LQuJQGt0rY :2007/01/20(土) 22:39:32 ID:???
相棒と荷物コンテナを受け取り港を出る前に
出発の準備と機体チェックを行う
システムOK、起動モードを選択
今回はセーブモードで起動
今回は目的のクレイドルまで行く事と機体の慣らし運転
後もう少しで目的地
ここから先何が待つかは知らない
何事も無いかもしれないしそうでないかも知れない
それでもやる事は変わらない―

そして青年は一歩一歩目的地へ向かって行った。不恰好ながらも

789 : その1 ◆LQuJQGt0rY :2007/01/20(土) 23:16:00 ID:???
砂嵐の中機体を駆り砂と岩の大地を進む
砂塵対策も問題ないようだ
少しバーニアをふかしてホバー走行の真似事をしてもみる
余りふかし過ぎないように調整しつつ進む・・・
飛ぶのは難しいか?と青年は考えた
今ホバーで試した時点で流されるのだ
下手に飛ぼうとするとクレイドルに直撃追突と言う目も当てられない事態は避けたかった
でもこの砂嵐が変則地形の入り口…という噂もある。あくまでもだが
砂嵐の中飛ぶ事は自殺行為に近い。ましてや若葉マークの粋のヒヨッコだ
そんなこんなでクレイドルの町の前に着きました

ざんねん、今回は余り飛べなかった

790 : その1 ◆LQuJQGt0rY :2007/01/20(土) 23:47:10 ID:???
♪扉のー向こうへー

曲者の類も出ず、何事も無くクレイドルの街中で一休みしている青年(ご一行?)
何人か青年達?を見ている。と言うのも青年の機体が機体だからだ
SDF91しかも「目」付の上にカスタマイズ仕様だ。珍しい機体とも言っていいだろう。(*休止モードででちゃんと目閉じてるし)
体勢を整え準備も終わり、最大の目的地である養成所を探す事を再開。
青年は相棒を起動させる荷物を運びつつ歩くさまは子供のお使いに似ている
ちなみに学校側からは連絡メールも着ていないようだ
「では養成所(目的地)に行きますか」
彼の拠点となる街を散策しつつ・・・

いくら高性能オートマッピング+エリア記憶機能を積ん(だ機体)でも
余計なとこまで歩いてしまうのは人の常か世の常か?
はさておき、若干の寄り道をしつつ青年は思う
これから先の生活が平々凡々のものとなるか
波乱に満ちた高難易度のものになるか
あくまでも大きな声で言えない都市伝説の類とされているのは
仕事の選び方には気をつけましょうね、と言う教訓なのかもしれない
ああ、後モニターされているかどうかにも気をつけ…ることできねーよ
と一人問答とか何とかやっているうちに目的地へようやく着いた。
実にどれぐらいかかったか?と言うぐらいに

791 :  ◆LQuJQGt0rY :2007/01/20(土) 23:58:18 ID:???
閑話休題

街中はずれの何を思ったのか青年は回りを確認して飛んだ
「へぇ・・・初めてきたけどなかなかいいとこじゃないの・・・」
飛行とはいえない跳躍にも見えるがぐるっと周りを見渡すように着地
小一時間問い詰められるかもしれないけど特に何事も無く
青年は満足しつつ先へ行く


んで今養成所の前…さて―

792 :白髭の老教官:2007/01/21(日) 00:14:27 ID:???
>>791
「おんやぁ?
 随分と珍しいモンに乗っておるのう、お前さん。
 見かけん顔じゃが、もしかして今日来る予定じゃという新顔かのう?」

(青年が見渡すや否や、見るとそこには一人の老人の姿があった。
 背筋はぴんと伸びているが、逆に伸び過ぎな感もある見事な白髭が目に付く男性だ。
 恐らく、養成所の職員か教官なのだろう。)

793 :  ◆LQuJQGt0rY :2007/01/21(日) 00:28:21 ID:???
>>792
青年は機体から降り
「はじめまして、本日からお世話になる―です。それとこいつは、SDのF91です。」
まずは挨拶。書類は出しているが社交辞令だ。青年にとってはむしろここからである。(何のだ)
「関係者の方と御見受けしますがどちら様ですか?」
(青年少し気負い気味かもしれない。F91と呼ばれたマシンとは、対称的にも見える。)

794 :白髭の老教官:2007/01/21(日) 01:03:10 ID:???
>>793
「うむ、良い返事じゃ。
 さっきも言ったが中々面白い機体に乗っておる様じゃな、
 その上挨拶もしっかり出来ておるなら、結構な事じゃて。」

(ホッホッホ、と快活に笑う老人。 顔付きからして日系人だろうか。)

「おおうその通り、ワシはこの養成所でモビルファイターの教官をやってる者じゃ。
 皆はジジ教官とか呼んでおるのう。

 さて、その口ぶりじゃとお主は今着いた所じゃな。
 まずは事務室じゃろうが……一緒に行くかね?
 養成所は始めてじゃと、迷い易いからのう………。」

795 :  ◆LQuJQGt0rY :2007/01/21(日) 01:22:31 ID:???
>>794
「わかりました。それではお願いします」
(青年は老教官の話を聞き、少し考えた後に2つの点に気がついたが、うなづきながら少し考えた)
「ところで駐機場はどこですか?」

796 :白髭の老教官:2007/01/21(日) 01:26:31 ID:???
>>795
「うむ、ついてくるとええ。
 ちと遠いからの、何でも聞くとええぞい。」


「あぁ、駐機場は……ホレ、建物の玄関の直ぐ右側に看板が見えるじゃろ?
 プチモビ用ので済まんが、通常の機体用の格納庫は今作業中じゃからな。
 ワシは建物の入り口で待っておるから、
 早く大事なそいつを停めてくるんじゃな、ホッホッホ。」
(振り返って、自分の背後にある看板を指し示しながら。)

797 :  ◆LQuJQGt0rY :2007/01/21(日) 01:45:06 ID:???
>>796
「入るかどうかはここの規格外でなければ大抵問題は無いと思いますよ。
問題があれば又来るかもしれませんが、止めてきますね。」

青年はそう言うと(寝てぼけている?)F91に乗り込む、
F91の「瞳(?)」がパッチリ開き、ハッチが閉じる
「では」と青年が言うとF91は少し変な歩き方をしているが
その分静かな足音だ。少し時間がかかりそうだが…

798 :白髭の老教官:2007/01/21(日) 01:51:13 ID:???
>>797
「まぁ大丈夫じゃと思うぞい、高さとかも問題無さそうじゃし。
 うむ、それでは待ってるでな、ゆっくり来るとええ。
 どうせ明日までは色んな手続きやら案内やらで潰れるでな。」

(そう言って、先に建物の入り口へと移動しておく。
 この後は事務室で書類の確認やらを済ませた後………
 青年が寮住まいであれば寮への案内、注意事項の伝達等を行う事になる。
 年度の初めに纏まった人数が出入りする通常の学校とは違い、
 人の出入りが比較的激しい"養成所"では、これは彼らにとっては割と普通の業務でもあった。)

799 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 20:38:41 ID:???
「これでよし…っと」

額に浮かんだ健康的な汗をタオルで拭い、
整備帽のつばを上げながらヘリオーネ・B・ベルネリアは、
愛機ドートレスM型を爽やかな笑顔で見上げた。

800 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 20:45:54 ID:???
「よーし、思ってたより早く済んだな。」

(直ぐ近くで、似た様な声を上げるのは検査入院を終えたばかりの青年だ。
 結果は幸いな事に異常無し、結局問題にはならない物だった。

 そういう訳で、彼は以前の趣向返しとばかりに目の前の少女の手伝いをしている訳である。)

801 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 20:49:21 ID:???
>800
「これもリヒャルトさんのお陰です♪」

本当にありがとう御座いました。
と帽子を取ってぺこりとお辞儀する少女。
そして顔を起こすと、少し申し訳無さそうに口元に手をやりながら、

「でも体調は本当に大丈夫でしたか?
 検査入院ってお聞きした時はビックリしちゃって…」

802 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 20:56:11 ID:???
>>801
「いや、俺だって色々と得る物はあるからさ、気にしないで良いさ。」

(苦笑交じりにそのお辞儀へと答えて。
 その申し訳無さそうな顔は、少々心地が悪いらしい。)

「あぁ…心配には及ばないよ。
 実際病院では検査ばっかりだったけど、体調はすこぶる良かったしね。
 いや、驚かせて済まなかったと思うんだが……。」

803 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 21:03:24 ID:???
>802
「それで今朝お会いした時は色々質問攻めしちゃったわけです。
 えへへ…ごめんなさい。」

頬を掻きながら苦笑。
リヒャルトの気持ちを察してか、それともやっと納得したのか。
もう先ほどのような辛気臭い顔はしていない。

「あは、得る物ってやっぱりメカニックスキルですか?
 クリスさんたちの負担を減らす意味合いで言えば優先させたい技能ですよね。」

それに私、結構好きだったりします。こういうの。
と、付け加えてヘリオーネは笑う。

804 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 21:12:20 ID:???
>>803
「いや、俺としても君と話すのは楽しいからね。
 正直言うと、質問攻めってのも悪い気はしなかったよ。」

(………真顔、どうやら割と本気の様だ。)

「そうだね、俺も機械とか弄るの結構好きだし。
 それにほら、この前のお返しもしたかったからさ。」

(因みに、機械を弄るのが好きというのは本当だ。
 といっても、どちらかと言うとアナログな物の方だが―――

 とりあえず、軽いんだか軽くないんだかよく分からない男である。)

805 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 21:18:08 ID:???
>804
「え、…わ、私と話すのがですかっ?」

真顔な上にいきなりそんなコトを言われるのだから、
たとえそれが社交辞令でも、少し声が上擦ってしまうのはヘリオーネのデフォである。

「お、お返しなんてそんな…私はお節介なだけですよ。」

苦笑。

「それに、お返しというのなら先日の、
 その……あの時のエスコートだって私がお礼を言わなきゃいけない方だと思いますし…」

もじもじ。

806 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 21:24:09 ID:???
>>805
「うん、普通に楽しいね。

 あぁ、先日のあれはなぁ…ホラ、俺も楽しんでたしな?
 という訳で、今日のでチャラって事で一つ。」

(苦笑交じりに作業帽を取ってパタパタと。)

「まぁそういう事なら…これからも誘ってしまって良いのかな?」

(と、そんな調子で何て事を言いやがりますかこの優男は。)

807 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 21:29:04 ID:???
>806
「そ、そうですか!
 で、ではそうしましょう!」

あははは、と笑って雰囲気を誤魔化そうと努める初々しさである。
とはいえ対応が不自然なので押せばこの通り、

「……リヒャルトさんの時間と合いさえすれば、その。」

俯き加減で人差し指を合わせながらぼそぼそと。

808 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 21:40:04 ID:???
>>807
「よし、そうと決まれば。
 それじゃ、近い内に誘わせて貰うよ。」

(その様子を横目に見ながら、にこりと微笑んでみせる。
 ……間違い無い、この男…素だ!)

809 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 21:48:14 ID:???
>808
「そ、それじゃ今度は私がプランを考えておきますね!」

と、何やら進言してくるが、
それにも理由があっての事らしい。

「…こんな機会でもなければ、
 一人で行く事の無い場所ばかりですから…そういう意味でもやっぱり、ありがたいです。」

そう言って微笑むヘリオーネは本当に楽しそうである。

入学して一年、碌に友人とも付き合わず没頭してきた訓練の日々。
彼女の中に在る“コンプレックス”は、漸く一人の男を前にして、
少しではあるが、ヘリオーネに息抜きをする事を許した、という事なのだろう。

810 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 21:55:24 ID:???
「ん、それは有難いな。

 分かった、せっかくの機会だから楽しませられると嬉しいね。」

(素直に、その楽しそうな表情を喜んでいる青年である。
 彼自身、決して障害に余裕のある身の上では無いが―――
 彼もまた、それを素直に喜ぶ程度の事は出来ている。

 ほんの僅かな気恥ずかしさを隠す様に、視線をずらして遠くに見える自らの機体を見た。)

811 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 22:02:22 ID:???
>810
「…リヒャルトさん。
 今度、一緒に外でトレーニングミッション、しませんか。」

遠く、その視線を追うようにしてヘリオーネは呟く。

「―――私も何時かはあの子のように羽ばたきたいなぁ…」

一陣の風が格納庫を吹き抜ける。
髪に靡く双房を梳き抑えながら、ふと漏らした言葉に込められた感慨。
真意は知れない。
だが、意味が強いものであるとだけは少女の雰囲気が知らせていた。

812 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 22:10:47 ID:???
「あぁ…俺で良ければ、勿論。

 俺も、アイツを上手く飛ばせてやりたいんだがな――」

(その風は、等しく青年の短い金髪をも撫でていく。
 無論彼にもその言葉の真意は計れないが―――)

「羽ばたく…か――俺は火星の赤い空は好きじゃないけど、
 それでも飛び立つのは、気持ち良いよな。」

(ただそれでも、その意味の強さが幾分か気になった様で。
 青年はその言葉を心の隅に留めておく事にした。)

813 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 22:18:53 ID:???
>812
「ありがとう、ございます。
 リヒャルトさんならすぐにでも出来ると思いますよ?」

振り向き際に微笑んで、
欄干にもたれ掛かるようにして再度愛機を見上げる。

「そうですか?私は結構好きなんですよ。
 と言っても、私は火星の赤色しか知らないのですけど。
 …きっとリヒャルトさんはこれ以上の空を知っているから、そう仰るんでしょうね。」

少し羨ましそうに、されど誇るように。
物心ついた時から火星の空を眺め、ガラス張りの天井を見詰めて来た、
ヘリオーネにとっての空は、それなりの意味があるものらしかった。

814 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 22:24:30 ID:???
>>813
「ありがとう。
 実を言うと蒼い空も特別好きって訳じゃ無いんだけどね。
 まぁクレイドルの中でこそ空は青いけど……

 俺が好きなのは、光と闇色の空さ。

 元々はその為にパイロットになったんだがなぁ………」

(一緒になって少女の愛機を見上げながら。
 違う空を見上げながら、それなりの意味があるという一点に於いて、
 きっとこの時、二人の思っている事は似ていた筈だ。)

815 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 22:32:12 ID:???
>814
「光と闇色の…空。」

少し考えるような仕草をしてリヒャルトの顔を覗き見る。

「もしかして。それ、宇宙の事ですか?」

なんだか私なんかよりずっとロマンチックですね、と微笑む。
そういえば最初会った時に趣味を聞いたような覚えもある。
なるほど、と納得し、素直に彼の愛する空の事を思い浮かべていた。

816 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 22:38:21 ID:???
>>815
「そう、宇宙。
 好きなのは闇よりも光の方だけどね。
 俺、地球に居た頃はそっち関連の仕事やってたからさ。」

(それ以上の事を言おうとして、青年は言葉を切った。
 これ以上の事を言ってしまうのは、まだ何となく早過ぎる気がしたからだ。)

「そういえば、ヘリオンは宇宙に出た事は?」

817 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 22:46:54 ID:???
>816
「地球ですかぁ…やっぱりマーシャンとしては憧れますねぇ」

青年が話を区切った事はごく自然に受け入れ、それ以上尋ねる事も無い。
ただ話題が移ったのならそれに応えるだけ。

「えっと…私は“多分”無いです。
 ずっと地方の孤児院暮らしでしたから、
 養女として引き取られるまでは他のクレイドルやアーバンにも行った事は無かったですね。」

んー、と上を見上げながら考える仕草。
言い回しが少しおかしかったが概ね頷ける内容ではある。

818 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 22:51:26 ID:???
>>817
「人間、自分に無い物・持ってない物に憧れる…って事かな。

 成程、そういえばそうだった。

 しかし……"多分"…?
 あぁ、いや…言いたくないなら言わないでくれ、スマン。」

(言ってから「あ。」と言う様な表情。
 慌てて取り繕う様は滑稽ですらあるが………。)

819 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 23:02:30 ID:???
>818
「あは、それは私もあると思います♪
 こー見えても結構ミーハーらしいですから、ある子曰くですけど。」

苦笑。
そして自分の何気ないセリフから慌てているらしい、
そんなリヒャルトの様子を見てこちらも慌ててそれを否定するように両手をぶんぶんと振る。

「あ、す、すみません!
 別にそんな大したことではないのでそんな顔しないで下さい。」

ね?とか一瞬可愛さを前面に押し出すような仕草をしてお茶目してみるも、
そのせいで更に空気が変わるので後悔しつつ続ける。

「えっとですね、私には10歳以前の記憶が無くて、
 もしかしたらそれより前は他の場所で暮らしてた可能性があるって先生に聞いていたものですから。
 そうだとしたら普通はちょっと気になるコトじゃないですか、けど私にとってそれほどでもないので……ええと、これってヘンでしょうか?」

不安げな表情で上目遣い。
しかし、言い出しにくいことを普通に言うものだからペースが形成しずらい娘ではある。

820 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 23:13:38 ID:???
「………ふむ、記憶が。
 そうだね、普通は気になるけど…君が気にしてないなら…良いんじゃないかな。
 特別変、っていう事は無いと思うよ、俺は思わないし。

 しかし、気にならないってのは凄いなぁ。
 …やっぱり、今や先の方が大事だから、かな?」

(ヘリオンの言葉に、何故か感心している様子の青年である。
 失礼にならない程度に興味を持ったらしく、微妙に話題を転換しつつ問いかけて来た。)

821 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 23:20:55 ID:???
>820
「そうですね、そうなのかもしれません。
 ただ――」

少し、ほんの少しだけ表情に翳を落とし。

「何故か一つだけ微かに憶えている……誰かの言葉の記憶があるんです。」

ふぅと、吐き出すように呟き。

「“失望”されたんです。
 ですから、私は今を努力し先に研鑽しているんだなって、そこまでは自覚してるんですよ。」

えへへ、と苦笑。
そこにもう翳は無いと言うのに。

822 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 23:37:04 ID:???
>>821
「―――そっか。
 ヘリオンが努力家なのは、それが理由か。

 ……そういう事なら、トレーニングの方も手は抜けないな。
 何があったかは分からないが、精一杯手伝わせて貰うよ。」

(意外な程に真面目な顔――どころか、機体を見上げながらそういう姿は真摯その物だ。
 どうやら彼なりに何かを感じ取った結果、そういう態度へと至ったのか。)

「努力した人間が報われない、そんなのは嫌だからさ。
 俺に手伝える事だったら、手伝うよ。」

823 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/21(日) 23:47:57 ID:???
>822
「―――えとっ
 …こちらこそ、宜しくお願いしますっ!」

自分の為に手伝ってくれると言ってくれた人が居る。
その事が嬉しかった。
何故か顔が赤くなって、鼓動が早くなってくる。
そんなに真剣な顔で見詰めないで下さい。
やっぱり、恥ずかしいです…。

「……はぅ。」


824 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/21(日) 23:56:40 ID:???
「俺も実を言うとね、高みを目指す理由はあるんだ。

 唯それは君とは違う物だから……せめて君には進んで欲しいからね。」

(特別、恥ずかしがってる少女を弄る様な事もせず。
 何とも真摯な表情でそんな言葉を口にする青年だ。
 どんな理由なのか、決して言おうとはしないけれども、
 ただそれはどちらかと言えば――何かを強く望んでいる、そんな感じの口調だった。
 それも何か、酷く凶暴な成分を僅かながらに孕んでいる……そんな雰囲気。)

「……ん、作業疲れかなヘリオン、顔が赤いよ。
 そろそろ行こうか、ずっと作業してたから昼食、まだだろう?」

(と、一瞬後には普段どおりの青年で。
 まるで先程までの雰囲気が、何か幻の様に感じられた。)

825 :努力家な女生徒 ◆BELL/gw8.A :2007/01/22(月) 00:11:13 ID:???
>824
「えと……そうですね、ご一緒させて頂きます。」

繕い直して微笑む。
そして作業着を脱いで更衣室へ。
シャワーを済ませ、手際良く着替えを済ませながら、
ふと思い返す、彼の一瞬見せたあの表情。

力強く、意思を持った瞳。
大きさ望みを湛えた口元に、少しだけ怖いものを憶えた。
彼は決してその先を言うことは無かった。
私は、この短期間で彼に過去を話すまで、彼を近しく思っている。
あの目に嘘が見付からなかったからだ。
そんな彼を知りたいと思う反面、
無理をして本質を聞けば、離れてしまうかもしれない距離を感じる。
まだ遠いと感じるからこそ、少しずつ教えてもらおう。
そうすれば、きっと良い友達にもなれるかもしれない。
お互いを知り合っている、そんな友達に。

「はぁ…難しい。
 私、友達作りヘタだなぁ。。。」

826 :優男っぽいお兄さん ◆SternIiXmU :2007/01/22(月) 17:57:21 ID:???
――正直な所、マズかったかなとも思う。
幾らあの少女に親しい空気を感じ取ったといっても、
あの様な話を切り出すのは流石に早過ぎたかも知れないと。
何時もの自分だったら、打算的とは言わないまでも…
アレを言わない程度の知恵は働いていただろうに。

「――しかし……。」

ただ、自分が言うのも変な話だが―――
どうもそれは彼女の持っている"何か"の所為なのかも知れない。
実際、彼女がああもあっさりと自分の過去――それも決して、普通の物ではない――
それを語る事が無ければ、自分も決してあんな事は言わなかった筈だ。

…勿論他にも理由はあるが、これは少しばかり反省しなければならないだろう。
端から見れば性急以外の何物でも無い、どうせなら健全な友人関係にしたい物だ。

何と言っても、自分に与えられた時間は決して多くは無いのだから。
その為に他の誰かに、自分の問題を背負わせてしまう訳にはいかない。

「昔からの物とはいえ………この性格は嫌になるね。
 …こんなんだから何時も後悔ばかりしてるんだぜ、リヒャルト。」

(…鏡に映りこんだ自分にそう呟いて、青年は素早く上着へと袖を通した。)

827 :黒髪のお医者さん:2007/01/22(月) 22:02:22 ID:???
「ん……」

遠い昔の夢から目覚めた僕は、
目に映った風景に違和感を覚え、続いてここが自室ではなく医務室だという事を思い出した。
そう言えば昨日はつい、夜遅くまで文献を読み耽ってしまったのだった。
ネットで拾った作者不明の論文。
だが、これがまた独特の視点に基づいた、実に面白い品だった訳で。
……とは言え、夜更かししてしまうのは正直自制が足りなかったと思う。
ましてや夜更かしの挙句、机に突っ伏して寝入ってしまうなんて――

「またカナデに怒られるかな」

苦笑いと共に時計を見る。
医務室を開ける時間まではまだ少々あるか――僕は珈琲メーカーをセットして、シャワールームに向かった。
医務室の中に設けられたソレは、当直などで泊り込む時にお世話になるモノだ。
熱いシャワーを浴びて、淹れたての珈琲を飲めば、
もやが掛かったみたいに重くはっきりしない脳味噌もしっかり目覚めるだろう。

早速脱衣所で服を脱ぎ始めた僕は、これから起こる事になど全然思いを巡らせていなかったのだった。

828 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 22:08:37 ID:???
>>827
『すみませーん、ヒビキ先生はいらっしゃいますかー?』

(と、丁度彼がシャワーを浴び終える頃――廊下から声が聞こえた。
 若い女性の声だ。)

829 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 16:40:07 ID:???
保守ですよー

830 :  ◆LQUA.mYpRY :2007/01/24(水) 21:47:57 ID:???
老教官に案内して貰ってから一言
「あ、本名聞くの忘れた」
Daaaaa!またやっちまった\(^o^)/


ようやく各種手続きも終了、仮住まいもなかなか良いものである(ちゃんとやれ)
申請は旧ザクを予定、
(最も危険な罠の一つ、の不発弾?)派閥問題が残ってる
派閥問題で思い出したが男女関係はどうなんだろうとこっそり見ていたが
いいふいんき(←ちゃんと変換すべきでないし、むしろ無粋)も一部確認できた
男女抗争の脅威は今んとこ無い様である

―んで現在は土台作り中と言う段階だ

ステータス
新入り生徒

搭乗機
―(申請中)
足(日常で使うほうの機体 これがやられるとアウト)
SDF91(基本装備+CPU回り強化?)

831 :  ◆LQUA.mYpRY :2007/01/24(水) 21:48:46 ID:???
今はちょうど自由に動ける時間なのでいろいろ回ってみますか

「ここがシャワー室か(拠点近いし俺は使わないけど)」
伝聞系だが修羅場がどうとかって聞いた
ここは不発弾だらけの最も危険な地帯。御用心

でも構造がわから無いから、足が大事である
この辺は刑事の基本と一緒か、と彼は思う

832 :小悪魔風の女生徒:2007/01/24(水) 21:56:06 ID:???
>831
「おい、ソコのお前。」

物珍しそうに各施設を巡っている青年の背後から、
不意に掛けられた声がある。

「お前だよオマエ。
 ヘンにキョロキョロしやがって、新人か?」

振り返ってみると、
そこには少々ビジュアルアイデンティティに富み過ぎた女の子?が踏ん反り返るように立っていた。

833 :  ◆LQUA.mYpRY :2007/01/24(水) 22:01:23 ID:???
無論進入禁止区域に間違って入り込む事だってあります
そこらへんは俺が何とかするしかないが
それでは次のフロアを回りますか

バックパックとか他の生徒と比較して、それなりとに重装備なんで目立つかも知れんが


―と思ってた矢先だから困る
俺はいった「ええ、新人ですが何か?」/ -ω-ヽ

834 :小悪魔風の女生徒:2007/01/24(水) 22:13:48 ID:???
>833
「…何か?
 とか言われてもこっちは困るんだがよ、
 新人なら新人らしく、しおらしくしたらどうなんだ?」

そういってツカツカと歩いてくる女の子。
よくよくその姿を見てみると、やっぱり変わっている。
まずは服装。空調が整っているからこそ出来る、ヘソ出しーのモモ見せーのラフ極まりない改造野戦服。
肌の色は褐色で、髪の色は紺色。瞳は金色をしており、おかしいのが丁度ファンタジーなどで見られるエルフのように横に尖がっている。
更にその特徴を助長させるのは頭部左右に備わったカール掛かった突起物である。

「ああ、これか?こいつは角の髪飾りだ。」

青年の視線に気付いたか、角飾りに触れながらのたまう。
そう、例えるならこの少女は、悪魔っぽかった。ビジュアルが。

「しっかしでけえ荷物しょってんなァ…新人のフリして暴力主義者がテロるつもりじゃねえのかよ?」

ハンっと笑う、尊大な…どう見ても青年より年下の少女。

835 :  ◆LQUA.mYpRY :2007/01/24(水) 22:23:55 ID:???
・・・・まあ、わかってたんだがね

「・・・テロねぇ・・・それは業者の仕事なんだな、」

フル装備時には『お前山登りに行くのか?』と言われた事だってあります
まあ今回は背負い物とカメラが入りそうなショルダーバッグ装備

「んでもって誤解されんよう言っとくが俺はそんなつもり無い」
青年にとってもそんなつもりも糞も無い、学びにきたのだ

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